JP2004261237A - 遠隔操作玩具、並びにその拡張ユニット、移動体及び付属装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コントローラから移動体に赤外線を利用して信号を送る構成に関して何ら影響を与えることなく、移動体から情報を発信して遊戯の興趣を高めることが可能な遠隔操作玩具を提供する。
【解決手段】ユーザの操作内容に応じたコード信号を赤外線に乗せて送信するコントローラ2と、コード信号に基づいて駆動制御される移動体3とを備えた遠隔操作玩具1において、移動体3の移動範囲内に設けられ、少なくとも一つの被検出要素26を含んだ標識25と、移動体3に設けられ、被検出要素26を検出する検出装置21と、検出装置21による被検出要素26の検出に応答して所定の検出信号を電波に乗せて送信する送信装置22と、検出信号に基づいて移動体3の状態を判別し、その判別結果に基づいて所定の処理を実行する処理実行手段31とを設ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コントローラから移動体に赤外線を利用して信号を送信して移動体を制御する遠隔操作玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】
赤外線を利用した遠隔操作玩具として、複数のコントローラがそれぞれに割り当てられたID情報を交換して各コントローラの送信時期を互いに重ならないよう調整し合うことにより、複数組のコントローラと移動体(模型)とを同一場所で同時に使用可能としたものが提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の遠隔操作玩具では、移動体からコントローラへの信号の伝達は行われていない。その理由の一つとしては、コントローラと移動体との間で赤外線を利用して双方向に通信を行った場合、コントローラ及び移動体の送信時期の周期が延び、特にコントローラの入力操作に対する移動体の応答性の劣化が懸念されるためである。しかしながら、移動体からコントローラ側に何も情報が得られなければコントローラ側では移動体の状態を判断できず、移動体の状態に応じた視聴覚効果の発生といった演出を必ずしも的確に行うことはできない。
【0004】
そこで、本発明はコントローラから移動体に赤外線を利用して信号を送る構成に関して何ら影響を与えることなく、移動体から情報を発信して遊戯の興趣を高めることが可能な遠隔操作玩具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0006】
本発明の遠隔操作玩具(1;51)は、ユーザの操作内容に応じたコード信号を赤外線に乗せて送信するコントローラ(2;52)と、前記コード信号に基づいて駆動制御される移動体(3;53)とを備えた遠隔操作玩具において、前記移動体の移動範囲内又は前記移動体のいずれか一方に設けられ、少なくとも一つの被検出要素(26;67)を含んだ標識(25;65)と、前記移動体の移動範囲内又は前記移動体のいずれか他方に設けられ、前記被検出要素を検出する検出装置(21;56、57)と、前記検出装置による前記被検出要素の検出に応答して所定の検出信号を電波に乗せて送信する送信装置(22;58)と、前記検出信号に基づいて前記移動体の状態を判別し、その判別結果に基づいて所定の処理を実行する処理実行手段(31;61)とを備えることにより、上述した課題を解決する。
【0007】
本発明の遠隔操作玩具によれば、電波を利用して移動体から検出信号を送るようにしたので、コントローラから移動体に向けて送られるコード信号との混信に配慮する必要がない。検出装置が標識の被検出要素を検出した場合に、その検出に応答して検出信号を電波で送るようにしたので、少なくとも被検出要素が設けられた位置に移動体が達したことを処理実行手段で判断でき、その検出と対応付けて何らかの処理を行うことにより、移動体からの情報送信が行われない従来例と比して遊戯の興趣を高めることができる。被検出要素の検出時に検出信号を送るだけで足りるので送信装置も簡素化される。従って、送信装置を移動体に搭載したときには移動体の小型化に有利であり、送信装置の消費電力の削減にも効果がある。特に送信装置の電源が電池(23)の場合に電池寿命の改善に効果がある。
【0008】
本発明の好ましい第1の態様においては、前記標識(25)が前記移動体(3)の移動範囲内に、前記検出装置(21)及び前記送信装置(22)が前記移動体にそれぞれ設けられ、前記処理実行手段(31)は、前記コード信号と前記検出信号とに基づいて前記移動体の状態を判別し、その判別結果に基づいて所定の処理を実行する。
【0009】
コード信号には移動体に対する動作指示が含まれているのでこれを参照すれば移動体がどのように動作しているかを判断し、その動作と検出信号との組み合わせによって移動体の状態を具体的に判断することができる。従って、移動体の状態に応じた処理の内容も多様化でき、さらに興趣を高めることができる。
【0010】
上記第1の態様においてはさらに次のように遠隔操作玩具が構成されてもよい。
【0011】
前記移動体(3)の前記移動範囲内の複数の位置の各々に前記標識が設けられ、各標識には複数の被検出要素が前記移動範囲内の位置に応じて異なるパターンを形成するように設けられ、前記処理実行手段は、前記標識内における前記被検出要素のパターンに対応した前記検出信号のパターンに基づいて前記移動範囲内における前記移動体の位置を判別し、その判別した位置に応じて前記処理の内容を変化させてもよい。
【0012】
あるいは、前記移動範囲内に設けられた複数の構造物(27A、27B)の各々に前記標識が設けられ、各標識には複数の被検出要素が前記構造物の種類に応じて異なるパターンを形成するように設けられ、前記処理実行手段は、前記標識内における前記被検出要素のパターンに対応した前記検出信号のパターンに基づいて前記移動体が位置している構造物の種類を判別し、その判別した構造物の種類に応じて前記処理の内容を変化させてもよい。
【0013】
これらの態様によれば、移動範囲内の位置や構造物に対応付けられた処理を実現することができるので、遊戯の興趣をより高めることができる。
【0014】
前記処理実行手段は、前記検出信号を受信したときの前記コード信号に基づいて前記被検出要素の検出位置にて前記移動体が所定の動作状態にあるか否かを判別し、前記所定の動作状態にあるときに前記所定の処理を実行してもよい。動作状態を判別することにより、例えば移動体が動いているときと停止しているときとで処理を変える等、処理の内容に関して移動体の動作状態を反映させて多様な演出を行うことができる。
【0015】
前記移動体は軌道(4)上を走行する模型として構成され、前記標識は前記軌道上又は前記軌道の側方に設けられてもよい。前記模型は複数の車両(3a、3b、3c…)を連結して構成され、前記コード信号に基づいて前記模型を駆動する駆動ユニット(10)と、前記検出装置及び前記送信装置を含む前記検出信号の送信ユニット(20)とが互いに異なる車両(3a、3b)に搭載されてもよい。
【0016】
前記コントローラから発信される前記コード信号と前記移動体との対応関係が前記赤外線コード信号に含まれる識別コードによって区別されている場合には、前記送信装置から発信される検出信号と前記処理実行手段との対応関係を前記検出信号の周波数で区別することができる。
【0017】
本発明の好ましい第2の態様においては、前記標識(65)が前記移動体(53)に、前記検出装置(56、57)が前記移動体の移動範囲の少なくとも一部を検出範囲とするようにそれぞれ設けられ、前記処理実行手段(61)は前記検出信号の受信に応答して、前記検出装置の検出範囲の通過に対応付けられた処理を実行してもよい。
【0018】
この態様によれば、移動体の移動範囲内の特定領域に検出範囲を合わせておくことによりその特定領域を移動体が通過したことを検出して、その通過に対応付けられた処理を実現できる。従って、レースのように特定位置を通過することが要求される遊戯において特にその興趣を高めることができる。
【0019】
上記の第2の態様においては、前記標識が前記移動体の種類に応じて前記移動体の互いに異なる位置に設けられ、前記検出装置は前記標識の位置毎に検出部(57a〜57d)を備え、前記送信装置は前記検出部毎に周波数を変えて前記検出信号を出力してもよい。この場合には、標識の位置を変えることにより負空数種類の移動体の通過を互いに区別して検出して移動体の種類毎に異なる周波数の検出信号を送信できる。従って、複数種類の移動体が同時に使用されている状況でも本発明が適用できる。
【0020】
本発明の遠隔操作玩具においては、前記所定の処理が聴覚的又は視覚的効果の発生を含んでもよい。前記処理実行手段は前記コントローラ又は該コントローラに装着可能な拡張ユニット(30;60)に設けられてもよい。このような態様によれば、コントローラ又はその近傍において移動体の状態に応じた音や映像を出力させることができる。
【0021】
本発明のさらなる態様によれば、本発明は以下の遠隔操作玩具、拡張ユニット、移動体、付属装置として構成される。
【0022】
本発明の他の遠隔操作玩具(1)は、ユーザの操作内容に応じたコード信号を赤外線に乗せて送信するコントローラ(2)と、前記コード信号に基づいて駆動制御される移動体(3)とを備えた遠隔操作玩具において、前記移動体の移動範囲に設けられ、少なくとも一つの被検出要素(26)を含んだ標識(25)と、前記移動体に搭載され、前記被検出要素を検出する検出装置(21)と、前記移動体に搭載され、前記検出装置による前記被検出要素の検出に応答して所定の検出信号を電波に乗せて発信する送信装置(22)と、前記コード信号と前記検出信号とに基づいて前記移動体の状態を判別し、その判別結果に基づいて所定の処理を実行する処理実行手段(31)とを備えたものである。
【0023】
本発明の拡張ユニット(30)は、ユーザの操作内容に応じたコード信号を赤外線に乗せて送信するコントローラ(2)と、前記コード信号に基づいて駆動制御される移動体(3)と、前記移動体の移動範囲内に設けられ、少なくとも一つの被検出要素(26)を含んだ標識(25)とを備え、前記移動体には、前記被検出要素を検出する検出装置(21)と、前記検出装置による前記被検出要素の検出に応答して所定の検出信号を電波に乗せて発信する送信装置(22)とが搭載された遠隔操作玩具に適用される拡張ユニットであって、前記検出信号を受信する受信手段(32)と、前記コード信号と前記検出信号とに基づいて前記移動体の状態を判別し、その判別結果に基づいて所定の処理を実行する処理実行手段(31)と、を備えたものである。
【0024】
本発明の移動体は、ユーザの操作内容に応じたコード信号を赤外線に乗せて送信するコントローラ(2)と、所定の移動範囲に設けられ、少なくとも一つの被検出要素(26)を含んだ標識(25)とを備えた遠隔操作玩具に適用され、前記コード信号に基づいて駆動制御される遠隔操作玩具用の移動体(3)であって、前記被検出要素を検出する検出装置(21)と、前記移動体に搭載され、前記検出装置による前記被検出要素の検出に応答して所定の検出信号を電波に乗せて発信する送信装置(22)と、を備えたものである。
【0025】
本発明のさらに他の遠隔操作玩具(51)は、ユーザの操作内容に応じたコード信号を赤外線に乗せて送信するコントローラ(52)と、前記コード信号に基づいて駆動制御される移動体(53)とを備えた遠隔操作玩具において、前記移動体に設けられ、少なくとも一つの被検出要素(67)を含んだ標識(65)と、前記移動体の移動範囲の少なくとも一部を検出範囲とするように設けられて前記被検出要素を検出する検出装置(56、57)と、前記検出装置による前記被検出要素の検出に応答して所定の検出信号を電波に乗せて発信する送信装置(58)と、前記検出信号に基づいて前記移動体の状態を判別し、その判別結果に基づいて所定の処理を実行する処理実行手段(61)と、を備えたものである。
【0026】
また、本発明の他の拡張ユニット(60)は、ユーザの操作内容に応じたコード信号を赤外線に乗せて送信するコントローラ(52)と、前記コード信号に基づいて駆動制御される移動体(53)と、前記移動体上に設けられ、少なくとも一つの被検出要素(67)を含んだ標識(65)と、前記被検出要素を検出する検出装置(56、57)と、前記検出装置による前記被検出要素の検出に応答して所定の検出信号を電波に乗せて発信する送信装置(58)とを備え、前記検出装置は前記移動体の移動範囲の少なくとも一部を検出範囲とするように設けられた遠隔操作玩具に適用される拡張ユニットであって、前記検出信号を受信する受信手段(60a)と、前記検出信号の受信に応答して、前記検出装置の検出範囲の通過に対応付けられた所定の処理を実行する処理実行手段(61)とを備えたものである。
【0027】
なお、上記の拡張ユニットはコントローラに対して装着可能としてもよい。
【0028】
本発明の付属装置(55)は、ユーザの操作内容に応じたコード信号を赤外線に乗せて発信するコントローラ(53)と、前記コード信号に基づいて駆動制御される移動体(53)とを備えた遠隔操作玩具(51)に適用される付属装置であって、前記移動体の移動範囲の少なくとも一部を検出範囲とするように設けられ、前記移動体毎に互いに異なる位置に設けられた複数の標識(65)内の被検出要素(67)をそれぞれ検出する複数の検出部(57a〜57d)を備えた検出装置(56、57)と、前記複数の検出部による前記被検出要素の検出に応答して所定の検出信号を電波に乗せて発信する送信装置であって、前記検出部毎に周波数を変えて前記検出信号を出力する送信装置(58)とを備えたものである。
【0029】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
図1〜図3は本発明の第1の実施形態に係る遠隔操作玩具を示している。この遠隔操作玩具1は、図2のコントローラ2から赤外線を利用して送られるコード信号に基づいて、移動体としての電車の模型3をレール4上で走行させるものである。なお、図2では4台のコントローラ2A〜2Dが描かれているが、いずれのコントローラ2A〜2Dの構成も同じであり、これらを区別する必要がないときはコントローラを参照符号2で代表する。
【0030】
コントローラ2はCPU5を備えている。CPU5は入力装置6に対するユーザの操作に応じた駆動制御情報を生成し、その駆動制御情報とコントローラ2A〜2Dのそれぞれに一義的に割り当てられた識別コード(ID)とを含む制御信号(コード信号)を発光回路7に出力する。識別コードは例えば1〜4のいずれかであり、駆動制御情報は模型3の走行方向及び走行速度の指令値を含む。一つのコントローラ2により複数の模型3を選択的に制御できる場合には、いずれの模型3を制御対象とするかを指定する模型選択情報が駆動制御情報に付加されることがある。発光回路7はCPU5から渡されたコード信号を所定のキャリア周波数の赤外線に乗せて送信する。赤外線のキャリア周波数は全てのコントローラ2A〜2Dで同一である。コントローラ2A〜2Dからのコード信号の混信を防ぐため、各コントローラ2にはコード信号を受信する受光回路8が設けられている。各コントローラ2のコード信号の送信時期は所定の周期(例えば200ミリ秒)内で互いに重ならないように識別コードに対応付けて予め割り当てられている。CPU5は受光回路8が受信したコード信号に含まれる識別コードを参照して自己の送信時期を特定し、その特定された時期に発光回路7からコード信号を出力させる。コントローラ2にはコード信号を有線で出力するための出力端子部9が設けられている。図2のコントローラ2以外の構成については後述する。
【0031】
図1に示すように、模型3は互いに連結された複数の車両3a、3b、3c…を備えている。先頭の車両3aにはコントローラ2からのコード信号に基づいて模型3を駆動する駆動ユニット10が搭載されている。駆動ユニット10は、コントローラ2から発信されるコード信号を受信する受光回路11、車輪12を駆動する駆動装置13、受光回路11が受信したコード信号に基づいて駆動装置13の動作を制御する駆動制御装置14、電源電池15等を含んでいる。駆動装置13は動力源としてのモータを含む。駆動制御装置14は受光回路11から受け取ったコード信号に含まれる識別コードを判別し、その識別コードが自己に割り当てられている識別コードと一致するときにそのコード信号に含まれている駆動制御情報に対応した方向及び速度で駆動装置13を動作させる。模型3に割り当てられる識別コードはコントローラ2に対して割り当て可能な識別コードのいずれか一つと一致する。
【0032】
二番目の車両3bには検出信号の送信ユニット20が搭載されている。送信ユニット20は、車両3bの下面に取り付けられた検出装置21、送信装置(送信回路)22、電源電池23等を含んでいる。検出装置21は、レール4に設けられた標識25の被検出要素26を検出して所定の検出信号(オン信号)を出力する。このような検出装置21としては、マイクロスイッチ、フォトスイッチ等の各種のセンサを使用することができる。検出装置21としてマイクロスイッチを使用する場合、被検出要素26としてはマイクロスイッチと接触可能な凸部を設けることができる。検出装置21として反射型のフォトスイッチを使用する場合、被検出要素26としてはフォトスイッチからの光に対する反射率を高めた反射層を設けることができる。その他にも、検出装置21と被検出要素26との組み合わせは適宜に選択してよい。送信装置22は検出装置21からの検出信号を所定のキャリア周波数の電波に乗せてアンテナ22aから送信する。ここで使用されるキャリア周波数は模型3に割り当てられている識別コード毎に異なる。
【0033】
図3(a)に示すように、レール4上又はその側方には、例えば駅27A、踏切27B等の構造物が設置可能とされる。以下では、構造物を参照符号27で代表することがある。標識25の被検出要素(図3のハッチング部分)26は構造物27の種類に応じて異なるパターンを形成するように設けられている。パターンは被検出要素26の長さ及び個数を適宜に組み合わせて構成される。例えば、図3(a)において駅27Aの標識25は2つの短い被検出要素26と、1つの長い被検出要素26とを並べて構成されている。模型3が駅27に達するときは検出装置21が被検出要素26を順次検出することにより、図3(b)に示したパターンの検出信号が送信ユニット20から送信されることになる。被検出要素26の検出時がオンである。なお、検出信号のパターンにおけるオン状態の継続時間は模型3の速度に応じて異なる。構造物27の両側にパターンを反転させて標識25を設けているのは、模型3がいずれの方向から構造物27に接近しても同一構造物27に対して送信ユニット20から同一パターンの検出信号を出力させるためである。
【0034】
図2に示すように、コントローラ2の出力端子部9は拡張ユニット30と有線接続可能である。拡張ユニット30は、CPU31と、模型3から送信される検出信号をアンテナ32aを介して受信する受信回路32と、音声発生回路33とを備えている。拡張ユニット30の機能は後述する。拡張ユニット30はコントローラ2から分離されて設置されてもよいし、コントローラ2に対して着脱可能に設けられてもよい。さらに、コントローラ2の筐体内に拡張ユニット30が内蔵されてもよい。
【0035】
出力端子部9からのコード信号はCPU31に供給されるとともに、拡張ユニット30を通過してブースター信号ミキサー35にも供給される。ブースター信号ミキサー35は各コントローラ2の出力端子部9から出力されたコード信号を混合して複数のブースター36に分配する。ブースター36はミキサー35から送られたコード信号を増幅した上で、コントローラ2の発光回路7と同様に所定のキャリア周波数の赤外線に乗せて送信する。ブースター36はレール4が設置された領域の各所に分散して設置されている。このようなブースター36が使用されることにより、レール4の設置領域をコントローラ2の送信範囲を越えて拡大させることができる。
【0036】
次に拡張ユニット30の機能を説明する。拡張ユニット30の受信回路32は、模型3の送信ユニット20から送信される各種のキャリア周波数の電波のうち、出力端子部9を介して接続されたコントローラ2の識別コードに対応するキャリア周波数の電波のみを受信する。CPU31は受信回路32から検出信号を受け取ると、その検出信号とコントローラ2から出力端子部9を介して取得したコード信号とに基づいて模型3の状態を判別し、その判別結果に応じた発音指令を音声発生回路33に対して出力する。音声発生回路33は種々の効果音をそのメモリ上に保持しており、CPU31から指定された効果音をスピーカ34から出力させる。
【0037】
拡張ユニット30の上記の機能はCPU31が図4に示した音声出力制御ルーチンを繰り返し実行することにより実現される。この音声制御ルーチンを実行することにより、CPU31は処理実行手段として機能する。
【0038】
図4の音声制御ルーチンにおいて、CPU31はまずステップS1で受信回路32が検出信号を受信したか否か判別し、受信していなければ今回のルーチンを終える。検出信号を受信しているときはステップS2へ進んで受信回路32から検出信号を取得して所定の受信用メモリ(不図示)に保存する。続くステップS3では検出終了か否かを判別し、終了でないときはステップS2へ戻って検出信号の取得を続ける。上記のように、標識25には複数の被検出要素16がパターン化されて形成されているので、検出信号を受信した場合には続けて次の被検出要素16に対応する検出信号が送信される可能性がある。従って、ステップS2、S3において例えば一定の時間継続して検出信号の有無を監視し、検出信号の変化がなくなったと判断したときにステップS3で検出終了と判断すればよい。検出終了を受けてステップS4に進み、出力端子部9から送られるコード信号から駆動制御情報を取得する。そして、ステップS5では駆動制御情報と検出信号とに基づいて模型3の状態を判別する。例えば、図3(b)に示したパターンを描くように検出信号が送られた場合、駆動制御情報から模型3の走行速度を取得して検出信号のオン時間を長さに変換し、検出信号のパターンに対応する標識25の被検出要素26のパターンを判別する。そして、標識25のパターンから模型3が駅27Aに達した状態であることが判別できる。あるいは、駅27Aに対応した標識25の検出と並行して、走行速度の低下や模型3の停止を指示する駆動制御情報が得られた場合には駅27Aに模型3が停止する状態と判別することができる。
【0039】
このようにして模型3の状態を判別した後にステップS6へ進み、判別した状態に対応した音声の出力を音声発生回路33に指示してルーチンを終える。音声発生回路33のメモリに効果音として駅名や各種の注意喚起のアナウンス音を保存しておけば、駅27Aへの模型3の接近や停止に対応した適切な音声をスピーカ34から出力させることができる。踏切27Bへの接近を検出した場合には駅27Aへの接近時とは異なる効果音(例えば踏み切り警報音、警笛音)を出力させる。このように模型3の状態に応じて適宜処理の内容が変更される。
【0040】
なお、以上のルーチンでは標識25の検出に対応して効果音を発生させたが、拡張ユニット30においては検出信号のみに基づいて模型3の状態を判別して効果音を発生させ、あるいは駆動制御情報のみに基づいて効果音を発生させることも可能である。前者の例としては検出信号のパターンの長短の比率から標識25の種類を特定して構造物27の通過や停止に対応した効果音を発生させる制御が考えられる。後者の例としては、模型3の発信や停止を駆動制御情報から判別して検出信号の有無に拘わりなく発信音や停止音を発生させる例が考えられる。拡張ユニット30は、音声出力による聴覚的効果の発生に代え、又は追加して、模型3の状態に対応した映像出力やランプ類の点滅等の視覚的効果を発生させてもよい。標識25は構造物27のない場所であっても、例えば特定の意味がある箇所に設けられてもよい。構造物の種類は様々な観点から定めてよい。例えば駅に関して駅名毎に別の標識25を付すことにより、駅名毎に構造物の種類が異なるものとして扱ってもよい。標識25はレール4上に限らず、検出装置21が対応可能であればレール4の側方にあってもよい。
【0041】
(第2の実施形態)
図5及び図6は本発明の第2の実施形態に係る遠隔操作玩具を示している。この遠隔操作玩具51は、コントローラ52A〜52Dのそれぞれから赤外線を利用して送られるコード信号に基づいて移動体としての自動車の模型53A〜53Dをコース54上で走行させてレースを行えるようにしたものである。なお、コントローラ52A〜52Dの構成は互いに等しく、これらを区別する必要がないときはコントローラを参照符号52で代表する。同様に、模型53A〜53Dの構成は互いに等しく、これらを区別する必要がないときは模型を参照符号53で代表する。コントローラ52からのコード信号の送信時期は第1の実施形態と同様に識別コードを利用して行われており、その説明は省略する。なお、識別コード(ID)には1〜4の4つの整数が使用されるものとする。
【0042】
この実施形態の遠隔操作玩具51の特徴は、ラップ管理装置55を利用して、各コントローラ52に取り付けられた受信ユニット60上で模型53のラップ数(周回数)を確認可能とした点にある。以下その特徴部分を説明する。
【0043】
ラップ管理装置55は、ゴールライン54aの両端に配置された一対の発光ユニット56及び57と、受光ユニット57に接続された送信ユニット58と、送信ユニット58に接続された管理ユニット59とを備えている。図6(a)に示したように模型3には標識65が着脱自在に取り付けられる。標識65は軸66とその軸66の上端に取り付けられた被検出要素としての旗67とを備えている。コース54の路面54bからの旗67の高さは模型3に割り当てられた識別コードに応じて異なっている。
【0044】
図6(b)に示すように、発光ユニット56には識別コード1〜4に対応した4つの発光素子56a〜56dが高さを変えて設けられ、受光ユニット57には識別コード1〜4に対応した4つの受光素子57a〜57dが高さを変えて設けられている。発光素子56a〜56dは所定の検出光をゴールライン54aに沿って水平に射出する。受光素子57a〜57dはその検出光を受光し、検出光が遮られることによって所定の検出信号を送信ユニット58に出力する。発光素子56a〜56dのそれぞれから射出される検出光の路面54bからの高さは、対応する識別コードの標識65の旗67によって遮られる高さに調整されている。従って、例えばID4の模型3がゴールライン54aを通過した場合にはID4に対応した受光素子57dへの検出光のみが旗67で遮られて受光素子57dのみが検出信号を出力する。なお、標識65の軸66には受光素子57a〜57dが反応しないように受光素子57a〜57dの感度が設定されている。
【0045】
送信ユニット58は受光素子57a〜57dからの検出信号を所定のキャリア周波数の電波に乗せてアンテナ58aから送信する。ここで使用されるキャリア周波数は受光素子57a〜57d毎に異なっている。なお、管理ユニット59は受光ユニット57による旗67の検出状況の表示や送信ユニット58からの送信条件の設定等を行うためのものである。
【0046】
受信ユニット60は、送信ユニット58から送信される各種のキャリア周波数の電波のうちいずれか一つのキャリア周波数の電波のみをアンテナ60bを介して受信回路60aにより受信する。受信回路60aが受信するキャリア周波数は受信ユニット60が取り付けられるコントローラ52の識別コードに対応したキャリア周波数と一致させる必要がある。受信ユニット60はCPU61を内蔵する。CPU61は図7のラップ制御ルーチンを繰り返し実行することにより、処理実行手段として機能する。
【0047】
図7のラップ制御ルーチンにおいて、CPU61はまずステップS11で検出信号を受信したか否か判別し、受信していなければ今回のルーチンを終える。検出信号を受信しているときはステップS12へ進み、所定のメモリ上に保存しているラップ数に1を加算する。続くステップS13でラップ数を出力して今回のルーチンを終える。ラップ数は音声出力又はモニタ等への数値表示によって行うことができる。ラップ数以外にも、ゴールライン54aを通過したことの通知、周回数が予め定められている場合には残り周回数の出力等をステップS13で行ってもよい。
【0048】
なお、本実施形態においては受信ユニット60が拡張ユニットに、ラップ管理装置55が付属装置にそれぞれ相当する。受信ユニット60はコントローラ2から分離されて別の位置に設置されてもよい。コントローラ2の筐体内に受信ユニット60を内蔵可能としてもよい。
【0049】
上述した各実施形態は本発明の例示であり、本発明はこれらの実施形態に限定されることなく種々の形態で実施してよい。例えば、コントローラや模型の構成は種々変更可能である。以上の各実施形態では拡張ユニット30のCPU31、又は受信ユニット60のCPU61がそれぞれ処理実行手段として機能しているが、コントローラ2、52の内蔵CPUを処理実行手段として機能させることにより、拡張ユニットに相当する機能を実質的にコントローラ2、52の一部の機能として取り込んでもよい。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、検出信号を利用して少なくとも被検出要素が設けられた位置に移動体が達したことを判断し、その検出と対応付けて何らかの処理を行うことにより、移動体からの情報送信が行われない従来例と比して遊戯の興趣を高めることができる。しかも、検出信号は電波にて送るようにしたので、コントローラから移動体に赤外線を利用して信号を送る構成に関して何ら影響を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る遠隔操作玩具の模型側の構成を示す図。
【図2】第1の実施形態に係る遠隔操作玩具のコントローラ側の構成を示す図。
【図3】レール上の標識と構造物との配置の一例と、標識の検出信号のパターンとを示す図。
【図4】第1の実施形態において実行される音声出力制御ルーチンを示すフローチャート。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る遠隔操作玩具の概略構成を示す図。
【図6】第2の実施形態の特徴部分を示す図。
【図7】第2の実施形態において実行されるラップ制御ルーチンを示すフローチャート。
【符号の説明】
1 遠隔操作玩具
2A、2B、2C、2D コントローラ
3 模型(移動体)
3a、3b、3c 車両
4 レール(軌道)
10 駆動ユニット
20 送信ユニット
21 検出装置
22 送信装置
23 電源電池
25 標識
26 被検出要素
27A 駅(構造物)
27B 踏切(構造物)
30 拡張ユニット
31 CPU(処理実行手段)
32 受信回路(受信手段)
33 音声発生回路
34 スピーカ
51 遠隔操作玩具
52A、52B、52C、52D コントローラ
53A、53B、53C、53D 模型(移動体)
55 ラップ管理装置(付属装置)
56 発光ユニット(検出装置)
57 受光ユニット(検出装置)
57a〜57d 受光素子(検出部)
58 送信ユニット(送信装置)
60 受信ユニット(拡張ユニット)
60a 受信回路(受信手段)
61 CPU(処理実行手段)
65 標識
67 旗(被検出要素)

Claims (20)

  1. ユーザの操作内容に応じたコード信号を赤外線に乗せて送信するコントローラと、前記コード信号に基づいて駆動制御される移動体とを備えた遠隔操作玩具において、
    前記移動体の移動範囲内又は前記移動体のいずれか一方に設けられ、少なくとも一つの被検出要素を含んだ標識と、
    前記移動体の移動範囲内又は前記移動体のいずれか他方に設けられ、前記被検出要素を検出する検出装置と、
    前記検出装置による前記被検出要素の検出に応答して所定の検出信号を電波に乗せて送信する送信装置と、
    前記検出信号に基づいて前記移動体の状態を判別し、その判別結果に基づいて所定の処理を実行する処理実行手段と、
    を備えた遠隔操作玩具。
  2. 前記標識が前記移動体の移動範囲内に、前記検出装置及び前記送信装置が前記移動体にそれぞれ設けられ、前記処理実行手段は、前記コード信号と前記検出信号とに基づいて前記移動体の状態を判別し、その判別結果に基づいて所定の処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の遠隔操作玩具。
  3. 前記移動範囲内の複数の位置の各々に前記標識が設けられ、各標識には複数の被検出要素が前記移動範囲内の位置に応じて異なるパターンを形成するように設けられ、前記処理実行手段は、前記標識内における前記被検出要素のパターンに対応した前記検出信号のパターンに基づいて前記移動範囲内における前記移動体の位置を判別し、その判別した位置に応じて前記処理の内容を変化させることを特徴とする請求項2に記載の遠隔操作玩具。
  4. 前記移動範囲内に設けられた複数の構造物の各々に前記標識が設けられ、各標識には複数の被検出要素が前記構造物の種類に応じて異なるパターンを形成するように設けられ、前記処理実行手段は、前記標識内における前記被検出要素のパターンに対応した前記検出信号のパターンに基づいて前記移動体が位置している構造物の種類を判別し、その判別した構造物の種類に応じて前記処理の内容を変化させることを特徴とする請求項2に記載の遠隔操作玩具。
  5. 前記処理実行手段は、前記検出信号を受信したときの前記コード信号に基づいて前記被検出要素の検出位置にて前記移動体が所定の動作状態にあるか否かを判別し、前記所定の動作状態にあるときに前記所定の処理を実行することを特徴とする請求項3又は4に記載の遠隔操作玩具。
  6. 前記移動体は軌道上を走行する模型として構成され、前記標識は前記軌道上又は前記軌道の側方に設けられていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の遠隔操作玩具。
  7. 前記模型は複数の車両を連結して構成され、前記コード信号に基づいて前記模型を駆動する駆動ユニットと、前記検出装置及び前記送信装置を含む前記検出信号の送信ユニットとが互いに異なる車両に搭載されていることを特徴とする請求項6に記載の遠隔操作玩具。
  8. 前記コントローラから発信される前記コード信号と前記移動体との対応関係が前記コード信号に含まれる識別コードによって区別され、前記送信装置から発信される検出信号と前記処理実行手段との対応関係が前記検出信号の周波数で区別されていることを特徴とする請求項2〜7のいずれか1項に記載の遠隔操作玩具。
  9. 前記標識が前記移動体に、前記検出装置が前記移動体の移動範囲の少なくとも一部を検出範囲とするようにそれぞれ設けられ、前記処理実行手段は前記検出信号の受信に応答して、前記検出装置の検出範囲の通過に対応付けられた処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の遠隔操作玩具。
  10. 前記標識が前記移動体の種類に応じて前記移動体の互いに異なる位置に設けられ、前記検出装置は前記標識の位置毎に検出部を備え、前記送信装置は前記検出部毎に周波数を変えて前記検出信号を出力する、ことを特徴とする請求項9に記載の遠隔操作玩具。
  11. 前記所定の処理が聴覚的又は視覚的効果の発生を含むことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の遠隔操作玩具。
  12. 前記処理実行手段が前記コントローラ又は該コントローラに装着可能な拡張ユニットに設けられていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の遠隔操作玩具。
  13. 前記送信装置の電源が電池であることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の遠隔操作玩具。
  14. ユーザの操作内容に応じたコード信号を赤外線に乗せて送信するコントローラと、前記コード信号に基づいて駆動制御される移動体とを備えた遠隔操作玩具において、
    前記移動体の移動範囲に設けられ、少なくとも一つの被検出要素を含んだ標識と、
    前記移動体に搭載され、前記被検出要素を検出する検出装置と、
    前記移動体に搭載され、前記検出装置による前記被検出要素の検出に応答して所定の検出信号を電波に乗せて発信する送信装置と、
    前記コード信号と前記検出信号とに基づいて前記移動体の状態を判別し、その判別結果に基づいて所定の処理を実行する処理実行手段と、
    を備えた遠隔操作玩具。
  15. ユーザの操作内容に応じたコード信号を赤外線に乗せて送信するコントローラと、前記コード信号に基づいて駆動制御される移動体と、前記移動体の移動範囲内に設けられ、少なくとも一つの被検出要素を含んだ標識とを備え、前記移動体には、前記被検出要素を検出する検出装置と、前記検出装置による前記被検出要素の検出に応答して所定の検出信号を電波に乗せて発信する送信装置とが搭載された遠隔操作玩具に適用される拡張ユニットであって、
    前記検出信号を受信する受信手段と、
    前記コード信号と前記検出信号とに基づいて前記移動体の状態を判別し、その判別結果に基づいて所定の処理を実行する処理実行手段と、
    を備えたことを特徴とする遠隔操作玩具の拡張ユニット。
  16. ユーザの操作内容に応じたコード信号を赤外線に乗せて送信するコントローラと、所定の移動範囲に設けられ、少なくとも一つの被検出要素を含んだ標識とを備えた遠隔操作玩具に適用され、前記コード信号に基づいて駆動制御される遠隔操作玩具用の移動体であって、
    前記被検出要素を検出する検出装置と、
    前記移動体に搭載され、前記検出装置による前記被検出要素の検出に応答して所定の検出信号を電波に乗せて発信する送信装置と、
    を備えたことを特徴とする遠隔操作玩具用の移動体。
  17. ユーザの操作内容に応じたコード信号を赤外線に乗せて送信するコントローラと、前記コード信号に基づいて駆動制御される移動体とを備えた遠隔操作玩具において、
    前記移動体に設けられ、少なくとも一つの被検出要素を含んだ標識と、
    前記移動体の移動範囲内に設けられ、前記被検出要素を検出する検出装置と、
    前記検出装置による前記被検出要素の検出に応答して所定の検出信号を電波に乗せて発信する送信装置と、
    前記検出信号に基づいて前記移動体の状態を判別し、その判別結果に基づいて所定の処理を実行する処理実行手段と、
    を備えた遠隔操作玩具。
  18. ユーザの操作内容に応じたコード信号を赤外線に乗せて送信するコントローラと、前記コード信号に基づいて駆動制御される移動体と、前記移動体上に設けられ、少なくとも一つの被検出要素を含んだ標識と、前記被検出要素を検出する検出装置と、前記検出装置による前記被検出要素の検出に応答して所定の検出信号を電波に乗せて発信する送信装置とを備え、前記検出装置は前記移動体の移動範囲の少なくとも一部を検出範囲とするように設けられた遠隔操作玩具に適用される拡張ユニットであって、
    前記検出信号を受信する受信手段と、
    前記検出信号の受信に応答して、前記検出装置の検出範囲の通過に対応付けられた所定の処理を実行する処理実行手段と、
    を備えたことを特徴とする遠隔操作玩具の拡張ユニット。
  19. 前記コントローラに対して装着可能とされたことを特徴とする請求項15又は18に記載の拡張ユニット。
  20. ユーザの操作内容に応じたコード信号を赤外線に乗せて送信するコントローラと、前記コード信号に基づいて駆動制御される移動体とを備えた遠隔操作玩具に適用される付属装置であって、
    前記移動体の移動範囲の少なくとも一部を検出版とするように設けられ、前記移動体毎に互いに異なる位置に設けられた複数の標識内の被検出要素をそれぞれ検出する複数の検出部を備えた検出装置と、
    前記複数の検出部による前記被検出要素の検出に応答して所定の検出信号を電波に乗せて発信する送信装置であって、前記検出部毎に周波数を変えて前記検出信号を出力する送信装置と、
    を備えたことを特徴とする遠隔操作玩具用の付属装置。
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