JP2004258045A - クロック信号供給装置およびその制御方法 - Google Patents

クロック信号供給装置およびその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 外部の処理ユニットの状態を監視して適切な周波数補正を可能にする。
【解決手段】 RTC−IC10は温度補正要求信号入力端子12を有し、この補正要求入力端子12には、装置のCPU100の動作を検出するCPU動作検出回路104から温度補正要求信号Aが入力される。RTC−IC10に温度補正要求信号Aが供給された場合、切換回路13は切換信号BをLレベルからHレベルに切換え、補正回路15にて基準クロック信号CLKの周波数補正を行う。これにより、装置内温度が変化した場合であっても周波数補正を行うことができ、RTC−IC10から出力される時刻信号Cの周波数誤差を低減する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、動作モードと待機モードとを有するマイクロコンピュータ等に用いて好適なクロック信号供給装置およびその制御方法に関する。
例えば、複写器、ファックス等のOA機器、パーソナルコンピュータ、このパソコンの周辺機器等のOA機器、テレビ、ビデオ、エアコン等の電化製品等には、時計機能或いはタイマ機能を具備したものがある。これらの装置には基準クロック信号(例えば、32.768kHz)によって駆動される時刻&カレンダ機能を有するRTC(Real Time Clock)−ICが搭載され、このRTC−ICからは時刻信号が出力される。
例えば、これらの装置の一例としてファックを例に挙げて説明する。
このファックスは、例えばメインスイッチによってオン/オフ駆動され、オフのときには、ファックス本来の機能動作を一切停止し、RTC−ICによる時刻計時のみを行う待機状態となり、オンのときには、本来の機能動作を行う動作状態となるものである。
ところで、RTC−ICには、その殆どが32.768KHzのXカット音叉型水晶振動子が使用され、この型の水晶振動子の共振周波数は、大きな温度依存性を持っていることが一般に広く知られている。しかも、前述したファックス等においては、動作状態で装置本来の機能動作を行うことにより、ヒータや光源の熱によってRTC−ICの周囲温度が待機状態時に比べて大幅に上昇することになる。
このため、RTC−IC内の水晶振動子の共振周波数が大きく変化し、出力される時刻信号に狂いが生じてしまうことがある。
本発明は、以上の問題に鑑みてなされたものであり、外部の処理ユニットの状態を監視して適切な周波数補正を行うことのできるクロック信号供給装置およびその制御方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、一定の周波数の基準クロック信号を発生する基準クロック信号発生手段と、周囲温度の変化による周波数変動の補正(温度周波数補正)を行うか否かを決める温度補正要求信号が入力される温度補正要求信号入力部と、前記温度補正要求信号に基づき、前記温度周波数補正を禁止状態から動作状態、動作状態から禁止状態に切換える切換信号を出力する切換信号出力手段と、周波数補正に用いられる補正データを、前記切換信号が切換わってからの経過時間に対応させたデータとして予め記憶する記憶手段と、前記切換信号が切換わった場合に、前記経過時間に対応した補正データに基づいて前記基準クロック信号の周波数を補正する補正手段と、を具備した
ことを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のクロック信号供給装置において、前記補正手段は、前記基準クロック信号の周波数を補正する緩急回路と、前記時間に対応した補正データを読出し、前記緩急回路に出力する制御レジスタと、を具備したことを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1記載のクロック信号供給装置において、前記補正手段は、前記基準クロック信号の周波数を補正する緩急回路と、前記時間に対応した補正データを読出し、前記緩急回路に出力する制御レジスタと、前記緩急回路から出力されるクロック信号を時刻信号に変換する時計レジスタと、を具備したことを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項2または3記載のクロック信号供給装置において、前記制御レジスタは、前記切換信号が切換わってからの時間を計時し、時間に応じた補正データを前記記憶手段から読出して確定し、この補正データを前記緩急回路に出力することを特徴としている。
請求項5記載の発明は、一定の周波数の基準クロック信号を発生する基準クロック信号発生手段と、周囲温度の変化による周波数変動の補正(温度周波数補正)を行うか否かを決める温度補正要求信号が入力される温度補正要求信号入力部と、当該クロック信号供給装置内の温度を検出する温度検出手段と、前記温度補正要求信号に基づき、前記温度周波数補正を禁止状態から動作状態、動作状態から禁止状態に切換える切換信号を出力する切換信号出力手段と、周波数補正に用いられる補正データを、複数の温度に対応させたデータとして予め記憶する記憶手段と、前記切換信号が切換わった場合に、前記温度に対応した補正データに基づいて前記基準クロック信号の周波数を補正する補正手段と、を具備したことを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項5記載のクロック信号供給装置において、前記補正手段は、前記基準クロック信号の周波数を補正する緩急回路と、前記温度に対応した補正データを読出し、前記緩急回路に出力する制御レジスタと、を具備したことを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項5記載のクロック信号供給装置において、前記補正手段は、前記基準クロック信号の周波数を補正する緩急回路と、前記温度に対応した補正データを読出し、前記緩急回路に出力する制御レジスタと、前記緩急回路から出力されるクロック信号を時刻信号に変換する時計レジスタと、を具備したことを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項6または7記載のクロック信号供給装置において、前記制御レジスタは、前記切換信号が切換わってからの温度検出手段からの温度を読込み、この温度に応じた補正データを前記記憶手段から読出して確定し、この補正データを前記緩急回路に出力することを特徴としている。
請求項9記載の発明は、一定の周波数の基準クロック信号を発生する基準クロック信号発生手段と、周囲温度の変化による周波数変動の補正(温度周波数補正)を行うか否かを決める温度補正要求信号が入力される温度補正要求信号入力部と、当該クロック信号供給装置内の温度を検出する温度検出手段と、前記温度補正要求信号に基づき、前記温度周波数補正を禁止状態から動作状態、動作状態から禁止状態に切換える切換信号を出力する切換信号出力手段と、前記切換信号が切換わった場合に、前記温度検出手段からの検出温度に対応する検出温度信号を外部に出力する温度信号出力部と、前記検出温度信号に対応した補正データが外部から供給される補正信号入力部と、前記供給された補正データに基づいて前記基準クロック信号の周波数を補正する補正手段と、を具備したことを特徴としている。
請求項10記載の発明は、請求項9記載のクロック信号供給装置において、前記補正手段は、前記基準クロック信号の周波数を補正する緩急回路と、前記温度に対応した補正データを読出し、前記緩急回路に出力する制御レジスタと、を具備したことを特徴としている。
請求項11記載の発明は、請求項9記載のクロック信号供給装置において、前記補正手段は、前記基準クロック信号の周波数を補正する緩急回路と、前記温度に対応した補正データを読出し、前記緩急回路に出力する制御レジスタと、前記緩急回路から出力されるクロック信号を時刻信号に変換する時計レジスタと、を具備したことを特徴としている。
請求項12記載の発明は、請求項10または11記載のクロック信号供給装置において、前記制御レジスタは、前記切換信号が切換わってからの温度検出手段からの検出温度信号を温度信号出力部を介して外部に出力し、検出された温度に対応した補正データを前記補正信号入力部を介して読込み、この補正データによって前記緩急回路を制御することを特徴としている。
請求項13記載の発明は、請求項2、3、6、7、10または11のうちいずれかに記載のクロック信号供給装置において、前記緩急回路は、論理緩急回路であることを特徴としている。
請求項14記載の発明は、請求項2、3、6、7、10または11のうちいずれかに記載のクロック信号供給装置において、前記緩急回路は、容量緩急回路であることを特徴としている。
請求項15記載の発明は、請求項1、2、3、5、6、7,9、10または11のうちいずれかに記載のクロック信号供給装置において、前記基本クロック発振手段は、圧電振動子と、この圧電振動子から安定した信号を取り出すための発振回路とを備えたことを特徴としている。
請求項16記載の発明は、請求項15記載のクロック信号供給装置において、前記圧電振動子は、水晶振動子であることを特徴としている。
請求項17記載の発明は、請求項15記載のクロック信号供給装置において、前記圧電振動子を除く構成部品がICチップとして構成されていることを特徴としている。
請求項18記載の発明は、請求項17記載のクロック信号供給装置において、前記ICチップおよび前記圧電振動子が一体としてモールド封止されていることを特徴としている。
請求項19記載の発明は、請求項17記載のクロック信号供給装置において、前記ICチップおよび前記圧電振動子が一のパッケージに収納されていることを特徴としている。
請求項20記載の発明は、一定の周波数の基準クロック信号を発生する基準クロック信号発生器と、周囲温度の変化による周波数変動の補正(温度周波数補正)を行うか否かを決める温度補正要求信号が入力される温度補正要求信号入力部と、前記温度補正要求信号に基づき、前記温度周波数補正を禁止状態から動作状態、動作状態から禁止状態に切換える切換信号を出力する切換信号出力回路と、周波数補正に用いられる補正データを、前記切換信号が切換わってからの経過時間に対応したデータとして予め記憶する記憶回路と、を具備したクロック信号供給装置の制御方法であって、前記切換信号が切換わった場合に、切換わってからの経過時間を計測する工程と、前記計測された経過時間に対応した補正データを前記記憶回路から読出す工程と、読出された補正データによって、前記基準クロック信号の周波数を補正する工程と、を備えたことを特徴としている。
請求項21記載の発明は、一定の周波数の基準クロック信号を発生する基準クロック信号発生器と、周囲温度の変化による周波数変動の補正(温度周波数補正)を行うか否かを決める温度補正要求信号が入力される温度補正要求信号入力部と、当該クロック信号供給装置内の温度を検出する温度検出回路と、前記温度補正要求信号に基づき、前記温度周波数補正を禁止状態から動作状態、動作状態から禁止状態に切換える切換信号を出力する切換信号出力回路と、周波数補正に用いられる補正データを、複数の温度に対応させたデータとして予め記憶する記憶回路と、を具備したクロック信号供給装置の制御方法であって、前記切換信号が切換わった場合に、前記温度検出回路からの温度を読込む工程と、前記読込まれた温度に対応した補正データを前記記憶回路から読出す工程と、読出された補正データによって、前記基準クロック信号の周波数を補正する工程と、を備えたことを特徴としている。
請求項22記載の発明は、一定の周波数の基準クロック信号を発生する基準クロック信号発生器と、周囲温度の変化による周波数変動の補正(温度周波数補正)を行うか否かを決める温度補正要求信号が入力される温度補正要求信号入力部と、当該クロック信号供給装置内の温度を検出する温度検出回路と、前記温度補正要求信号に基づき、前記温度周波数補正を禁止状態から動作状態、動作状態から禁止状態に切換える切換信号を出力する切換信号出力回路と、前記切換信号が切換わった場合に、前記温度検出回路からの検出温度に対応する検出温度信号を外部に出力する温度信号出力部と、前記検出温度信号に対応した補正データが外部から供給される補正信号入力部と、を具備したクロック信号供給装置の制御方法において、前記切換信号が切換わった場合に、前記温度検出回路からの検出温度信号を温度信号出力部を介して外部に出力する工程と、検出された温度に対応した補正データを前記補正信号入力部を介して読込む工程と、読込まれた補正データによって、前記基準クロック信号の周波数を補正する工程と、を備えたことを特徴としている。
本発明に係るクロック信号供給装置は、外部の処理ユニットの状態を監視して適切な周波数補正を可能にする。
次に、図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
[1] 第1実施形態
[1・1] 第1実施形態の大略構成
図1は、第1実施形態によるRTC−IC10が搭載された装置として、例えばファックスを例示し、駆動電圧VCCの供給経路を示している。
このRTC−IC10は、ファックスに限らず、例えば、複写器等のOA機器、パーソナルコンピュータ、このパソコンの周辺機器等のOA機器、テレビ、ビデオ、エアコン等の電化製品等に搭載されている。そして、RTC−IC10は、これらの装置に対して時刻信号Cを供給するものである。
まず、RTC−IC10の周辺回路、特に駆動電圧VCCの供給経路について説明する。
CPU100は装置本来の機能動作を司るもので、図示しないRAM、ROM等が備えられ、入力側にはスイッチ101および各種機能を設定するスイッチが接続され、出力側には液晶パネル(いずれも図示せず)を駆動するLCD(液晶ドライバ回路)102および各種機能を動作させるドライバ回路等が接続されている。
このCPU100は、スイッチ101がオン状態にある動作モードにあってはRTC−IC10から供給される時刻信号を受け、LCD102を介して液晶パネルに年月日および時刻を表示させ、一方スイッチ101がオフ状態にある待機モードにあってCPU100が司る機能動作を停止させるものである。
CPU動作検出回路104は、スイッチ101のオン/オフ状態を検出し、オン状態にあるときにHレベルの温度補正要求信号AをRTC−IC10の温度補正要求信号入力端子12に供給するものである。
主電源103は、商用電源(図示せず)からの商用電力を変圧・整流することによって、例えば5Vの駆動電圧VCCを生成するものである。この駆動電圧VCCはCPU100およびRTC−IC10の高電位側電源端子17に供給される。
バックアップ電源105は駆動電圧VCCを発生するバッテリィからなり、この駆動電圧VCCをRTC−IC10の高電位側電源端子17に供給するものである。
主電源103の出力側に整流器106が接続され、バックアップ電源105の出力側に整流器107が接続されている。この整流器106、107は、互いの電源に駆動電圧VCCが供給されるのを防止するものである。
このように、通常主電源103から供給される駆動電圧VCCによって、CPU100およびRTC−IC10は駆動され、主電源103からの供給が停止したときのみ、バックアップ電源105からの駆動電圧VCCがRTC−IC10に供給される。そして、RTC−IC10は、主電源103或いはバックアップ電源104から駆動電圧VCCが常に供給されることにより、動作状態に保たれる。
[1・2] RTC10の構成
次に、RTC−IC10について説明する。
ここで、RTC−IC10は、例えば音叉型水晶振動子からなる振動子Xおよびこの振動子Xから安定した基準クロック信号CLK(例えば、32.768kHz)を取り出すための発振回路OSCからなる基準クロック発振器11と、CPU100のモードに基づいたCPU動作検出回路104からの温度補正要求信号Aが入力される温度補正要求信号入力端子12と、この温度補正要求信号Aに基づき、定常周波数補正から温度周波数補正、または温度周波数補正から定常周波数補正に切換える切換信号Bを出力する切換回路13と、温度周波数補正に用いられるデータテーブル14A、14B(図4参照)として予め記憶する記憶回路14と、切換回路13から出力される切換信号Bが切換わった場合、データテーブル14A、14Bの補正データに基づいて基準クロック信号CLKの周波数を補正した上で時刻信号Cを出力する補正回路15とを備えている。
RTC−IC10は、図3に例示する如く、圧電振動子Xを除く構成部品をICチップ16として構成し、さらにICチップ16および圧電振動子Xをモールド封止した構成となっている。そして、外部に露出する端子は、温度補正要求信号入力端子12、高電位側電源端子17、出力端子18およびGND端子となっている。そして、高電位側電源端子17を介して駆動電圧VCCが常に供給される。また、補正回路15から出力される時刻信号Cは、出力端子18を介してCPU100に供給される。
ここで、定常周波数補正とは、CPU100が待機モードにある場合、予め決められた定常補正データX0を用いて補正回路15による周波数補正を行うことであり、温度周波数補正とは、CPU100が動作モードにある場合、後述する処理によって補正回路15によって周波数補正を行うことである。
[1・3] 補正回路15の構成
周波数の補正を行う補正回路15は、図2に示すように、基準クロック信号CLKの周波数を補正する論理緩急回路21と、切換信号Bおよびデータテーブル14A、14Bからの補正データを受けて論理緩急回路21を制御する制御レジスタ22と、論理緩急回路21から出力される信号を時刻信号Cに変換する時計レジスタ23と、を具備して構成されている。
ここで、制御レジスタ22は、切換回路13からの切換信号Bが切換わった場合、この際の時間を計時する計時機能と、この時間に応じた補正データをデータテーブル14A、14Bから読出す機能と、この補正データを緩急データとして論理緩急回路21を制御する機能とを備えている。
ここで、論理緩急回路21は、分周回路と緩急データに基づいてシフトするシフトレジスタ(いずれも図示せず)とを備えている。この論理緩急回路21は、シフトレジスタによって所定のタイミングで分周回路の状態を適宜操作することによって、分周回路に供給される基本クロック信号CLKに対して遅れ或いは進み方向の論理緩急を行い、周波数補正を行うものである。なお、特開平9−127272号公報等に記載されているため、その詳細については省略するものとする。
[1・4] データテーブル14A、14Bの説明
図4に示すデータテーブル14A、14Bは記憶回路14に予め記憶されたもので、データテーブル14Aは切換信号BがLレベルからHレベルに切換わった場合の補正開始時における温度周波数補正に用いられるものであり、データテーブル14Bは切換信号BがHレベルからLレベルに切換わった場合の補正終了時における温度周波数補正に用いられるものである。
ここで、データテーブル14A、14Bの生成について説明する。
RTC−IC10は、音叉型水晶振動子等からなる振動子Xを有する基準クロック発振器11を備え、この音叉型水晶振動子は、一般に図5に示すような周波数温度特性となる。
この図5の特性線図では、横軸に温度(℃)、縦軸に周波数安定度Δf/f(ppm)を示したもので、この場合25℃時の周波数を基準とし、周囲温度の変化による周波数変化を示したものであり、この周波数安定度は下記の(1)式によって表される。
Δf/f=a(θT−T)・・・(1)
ここで、仮に上記(1)式で示される温度特性だけを考えた場合、もし装置内温度が25℃から40℃まで上昇したとすれば−7.875ppmの周波数偏差を生じ、RTC−IC10から出力される時刻信号Cによって表示される時計は、年差約4分の遅れとなってしまうことになる。
次に、装置内の温度上昇(下降)について説明する。
図6は、装置が待機モードから動作モードに切換わった場合の時間に対する温度上昇を実線で示し、動作モードから待機モードに切換わった場合の温度下降を点線で示している。図示の如く、装置が動作モードに切換わってから所定時間tsが経過した後に安定した温度(例えば、70℃)になり、ファックスが待機モードに切換わってから所定時間te経過後に安定した温度(例えば、25℃)になることが分かる。即ち、モードが切換わった場合には、温度が安定するまでに時間が掛かり、このため、その温度毎に信号の周波数補正が必要になる。
これらのことを加味した上で、図4のデータテーブル14A、14Bが作成され、出荷時に例えば外部コントローラ等によって記憶回路14に書き込まれることになる。
このデータテーブル14A、14Bについてさらに詳述する。
まず、装置が待機モードから動作モードに切換わった場合の温度周波数補正に用いられるデータテーブル14Aは、切換タイミングから計測された開始時間tsがts1未満では殆ど温度が変化していない。このため、補正データは、待機モード時の定常周波数補正に用いられる定常補正データX0とし、その後ts1、ts2・・・と開始時間が経過する毎に、図6の温度Tと図5の周波数温度特性から各開始時間に対応した開始補正データをXs1、Xs2・・・とし、装置内温度Tが最高温度で安定した場合、即ち開始時間tsn以降は一定の補正データXsnとする。
一方、装置が動作モードから待機モードに切換わった場合の温度周波数補正に用いられるデータテーブル14Bは、切換タイミングから計測された終了時間teがte1未満では殆ど最高温度で変化していない。このため、補正データは、切換タイミング時の温度Tに対応した開始補正データXsnとし、その後te1、te2・・・と時間が経過する毎に、図6の温度Tと図5の周波数温度特性から各終了時間に対応した終了補正データをXe1、Xe2・・・とし、装置内温度Tが常温で安定した場合、即ち終了時間tsm以降は定常補正データX0とする。
このように、図4のデータテーブル14A、14Bは、装置内の温度上昇或いは下降に応じた時間に対応させた補正データXによって作成されるものである。
[1・5] 制御レジスタ22の動作
次に、制御レジスタ22の動作について、図7の流れ図を参照しつつ説明する。
実際には、制御レジスタ22は、ロジック回路によって構成されているが、処理動作を明瞭にするために、ここでは流れ図を使って説明する。
まず、この制御レジスタ22は、装置が待機モードにある場合、即ち常温にある場合には、定常補正データX0を論理緩急回路21に供給し、この論理緩急回路21は受け取った定常補正データX0を緩急データとして論理緩急を行い、クロック信号CLKの定常周波数補正を行う。
ここで、装置のスイッチ101がオフ状態からオン状態に切換わり、CPU100が待機モードから動作モードに切換わった場合、CPU動作検出回路104はHレベルの温度補正要求信号AをRTC−IC10の温度補正要求信号入力端子12に出力する。そして、切換回路13は、温度補正要求信号入力端子12を介して供給された温度補正要求信号Aを受け、切換信号BをLレベルからHレベルに切換える。これにより、温度周波数補正処理を開始する。
まず、制御レジスタ22は、開始タイマtsをリセットしてスタートし(ステップS1)、記憶回路14からデータテーブル14Aを読出す(ステップS2)
次に、制御レジスタ22は、開始時間tsが時間ts1になったか否かを判定し(ステップS3)、時間ts1に達していない場合(ステップS3;NO)には、定常補正データX0を緩急データとして論理緩急回路21に供給する。そして、論理緩急回路21は、補正データX0を緩急データとして論理緩急処理を行う(ステップS4)。
これにより、論理緩急回路21は、開始時間tsが時間ts1に達するまでの間、常温における定常周波数補正を行い、補正した信号を時計レジスタ23に出力し、時計レジスタ23は、この信号を受けて時刻信号Cを出力端子18から装置のCPU100に供給する。
一方、開始時間tsが時間ts1を経過した場合(ステップS3;YES)には、予めデータテーブル14Aによって決められた時間ts1、ts2・・・毎に対応した開始補正データXsを読出し、この開始補正データXsを緩急データとして論理緩急回路21に供給する。そして、論理緩急回路21は、補正データXsを緩急データとして論理緩急処理を行う(ステップS5)。
これにより、論理緩急回路21は、時間ts1、ts2・・・に対応した開始補正データXs1、Xs2に基づいた温度周波数補正を行い、補正した信号を時計レジスタ23に出力し、時計レジスタ23は、この信号を受けて時刻信号Cを出力端子18から装置のCPU100に供給する。
制御レジスタ22は、開始時間tsが装置内温度が最高温度で安定する時間tsnに達したか否かを判定し(ステップS6)、達していない場合(ステップS6;NO)には、ステップS5の処理を繰り返し、達した場合(ステップS6;YES)には、装置内温度が安定しているため、開始補正データXsnを緩急データとして論理緩急回路21に供給する(ステップS7)。そして、論理緩急回路21は、補正データXsnを緩急データとして論理緩急処理を行う(ステップS7)。
その後、制御レジスタ22は、切換回路13からの切換信号Bを監視し(ステップS8)、切換信号BがHレベルからLレベルに切換わるまで、即ち装置が動作モードから待機モードに切換わるまでステップS7の処理を続行する。
スイッチ101がオン状態からオフ状態に切換わり、装置が動作モードから待機モードに切換わった場合、即ち切換回路13から出力される切換信号BがHレベルからLレベルに切換わった場合には(ステップS8;YES)、制御レジスタ22は終了タイマteをリセットしてスタートし(ステップS9)、記憶回路14からデータテーブル14Bを読出す(ステップS10)
次に、制御レジスタ22は、終了時間teが時間te1に達するまでの間、終了補正データXenを緩急データとして論理緩急回路21に供給し、最高温度における周波数補正を行い、補正した信号を時計レジスタ23に出力し、時計レジスタ23は、この信号を受けて時刻信号Cを出力端子18から装置のCPU100に供給する。
一方、終了時間teが時間te1を経過した場合には、予めデータテーブル14Bによって決められた時間te1、te2・・・毎に対応した終了補正データXeを読出し、この終了補正データXeを緩急データとして論理緩急回路21に供給する。そして、論理緩急回路21は、補正データXeを緩急データとして論理緩急処理を行う(ステップS11)。
これにより、論理緩急回路21は、時間te1、te2・・・に対応した終了補正データXe1、Xe2・・・に基づいた温度周波数補正を行い、補正した信号を時計レジスタ23に出力し、時計レジスタ23は、この信号を受けて時刻信号Cを出力端子18から装置のCPU100に供給する。
制御レジスタ22は、開始時間teが装置内温度が常温で安定する時間temに達したか否かを判定し(ステップS12)、達していない場合(ステップS12;NO)には、ステップS11の処理を繰り返し、達した場合(ステップS12;YES)には、装置内温度が常温になっているとして温度周波数補正を終了する。
その後、制御レジスタ22は、定常補正データX0を緩急データとして論理緩急回路21に供給し、論理緩急回路21は、定常補正データX0を緩急データとして論理緩急を行い、通常周波数処理を行う。
[1・6] 第1実施形態の効果
このように、本実施形態によるRTC−IC10は、温度依存性の高い圧電振動子Xを用いた場合であっても、温度補正要求信号入力端子12に入力される温度補正要求信号Aによって装置の動作状態(動作モード或いは待機モード)を監視し、装置動作状態が切換わった場合、制御レジスタ22からは緩急データとしての補正データを論理緩急回路21に漸次可変にして供給する。
これにより、装置内の温度変化に拘わらず、論理緩急回路21は周波数の安定した信号を時計レジスタ23に供給し、この時計レジスタ23から出力端子18を介して外部のCPU100に時刻信号を供給する。この結果、RTC−IC10から出力される時刻信号の信頼性を高めることができる。
[1・7] 第1実施形態の変形例
第1実施形態では、主電源103から高電位側電源端子17に常時駆動電圧VCCが供給されるようにしたが、図8に示すように、主電源103をスイッチ101によって駆動制御するようにしてCPU100を動作モードにするときに主電源103から駆動電圧VCCを供給するようにしてもよい。この場合、主電源103と整流器106との間に、装置の動作状態に対応した温度補正要求信号Aを発生する主電源検出回路110を接続すればよい。
このように構成される変形例においても、主電源103からの駆動電圧VCCがCPU100およびRTC−IC10の高電位側電源端子17に供給された場合、主電源検出回路110からHレベルの温度補正要求信号Aが温度補正要求信号入力端子12に供給されることになる。これにより、RTC−IC10内では、装置内の温度変化に対応した周波数補正を行うことができる。
しかも、この変形例では、装置が待機モードにある場合には、主電源103からの電圧供給を停止しているから、待機モード時における消費電力を大幅に低減することが可能となる。
[2] 第2実施形態
本実施形態によるRTC−ICの特徴は、ICチップ内に温度センサを持たせ、この温度センサから検出される温度に応じた補正データによって、温度周波数補正を行った点にある。なお、前述した第1実施形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
[2・1] 第2実施形態の大略構成
図9は、第2実施形態によるRTC−IC30の周辺回路、特に駆動電圧VCCの供給経路を示した図である。この供給経路については第1実施形態と同様であるので説明を省略するものとする。
[2・2] RTC30の構成
次に、RTC−IC30について説明する。
ここで、RTC−IC30は、基準クロック発振器11と、温度補正要求信号入力端子12と、切換回路13と、温度周波数補正に用いられるデータテーブル32A(図11参照)として予め記憶する記憶回路32と、装置内温度を検出する温度センサ33と、補正回路15とを備えている。
RTC−IC30は、第1実施形態と同様に、圧電振動子Xを除く構成部品をICチップ16として構成し、さらにICチップ16および圧電振動子Xをモールド封止した構成となっている。
[2・3] 補正回路15の構成
周波数の補正を行う補正回路15は、図10に示すように、論理緩急回路21と、データテーブル32Aからの補正データを受けて論理緩急回路21を制御する制御レジスタ22と、論理緩急回路21から出力される信号を時刻信号Cに変換する時計レジスタ23と、を具備して構成されている。
ここで、制御レジスタ22は、切換回路13からの切換信号Bが切換わった場合、温度センサ31からの温度を読込む機能と、図11に示すように読出した温度に応じた補正データをデータテーブル32Aから読出す機能と、この補正データを緩急データとして論理緩急回路21を制御する機能とを備えている。
[2・4] データテーブル32Aの説明
第1実施形態で述べた如く、音叉型水晶振動子の周波数は温度依存性を有している。このため、データテーブル32Aは、図11に示すように、装置内の温度Tに応じた補正データXによって作成されている。
[2・5] 制御レジスタ22の動作
次に、制御レジスタ22の動作について、図12の流れ図を参照しつつ説明する。
実際には、制御レジスタ22は、ロジック回路によって構成されているが、処理動作を明瞭にするために、ここでは流れ図を使って説明する。
まず、この制御レジスタ22は、装置が待機モードにある場合、即ち常温にある場合には、定常補正データX0を論理緩急回路21に供給し、この論理緩急回路21は受け取った定常補正データX0を緩急データとして論理緩急してクロック信号CLKの定常周波数補正を行っている。
ここで、装置のスイッチ101がオフ状態からオン状態に切換わり、CPU100が待機モードから動作モードに切換わった場合、CPU動作検出回路104はHレベルの温度補正要求信号AをRTC−IC10の温度補正要求信号入力端子12に出力する。そして、切換回路13は、温度補正要求信号入力端子12を介して供給された温度補正要求信号Aを受け、切換信号BをLレベルからHレベルに切換える。これにより、温度周波数補正処理を開始する。
まず、制御レジスタ22は、温度センサ31から装置内の温度Tを読込み(ステップS21)、記憶回路32からデータテーブル32Aからこの温度Tに対応した補正データを読出し(ステップS22)、この補正データXTを緩急データとして論理緩急回路21に供給する。そして、論理緩急回路21は、補正データXTを緩急データとして論理緩急処理を行う(ステップS23)。
これにより、論理緩急回路21は、装置内温度に対応した周波数補正を行い、補正した信号を時計レジスタ23に出力し、時計レジスタ23は、この信号を受けて時刻信号Cを出力端子18から装置のCPU100に供給する。
その後、制御レジスタ22は、切換回路13からの切換信号Bを監視し(ステップS24)、切換信号BがHレベルからLレベルに切換わるまで、即ち装置が動作モードから待機モードに切換わるまでステップS21以降の処理を繰り返す。
スイッチ101がオン状態からオフ状態に切換わり、装置が動作モードから待機モードに切換わった場合、温度補正要求信号AがLレベルになる(ステップS24;YES)。即ち、切換回路13から出力される切換信号BがHレベルからLレベルに切換わる。しかし、装置が動作モードから待機モードに切換わった場合でも、温度が急激に低下しない。
そこで、制御レジスタ22は、温度センサ31から装置内の温度Tを読込み(ステップS25)、この温度Tが室温であるか否かを判定し(ステップS26)、室温に達していない場合には(ステップS26;NO)、記憶回路32からデータテーブル32Aからこの温度Tに対応した補正データを読出し(ステップS27)、この補正データXTを緩急データとして論理緩急回路21で論理緩急処理を行わせる(ステップS28)。
一方、温度Tが常温になった場合には(ステップS26;YES)、この温度周波数補正処理を終了する。
そして、制御レジスタ22は、定常補正データX0を緩急データとして論理緩急回路21に供給し、論理緩急回路21は、定常補正データX0を緩急データとして論理緩急処理を行う。
[2・6] 第2実施形態の効果
このように、本実施形態によるRTC−IC30は、ICチップ16内に温度センサ31を持たせ、この温度センサ31によって装置内温度を検出し、この検出した温度に基づいてデータテーブル32Aから補正データXTを読出し、この補正データXTを緩急データとして周波数補正を行う。
これにより、装置内の温度変化に拘わらず、論理緩急回路21は周波数の安定した信号を時計レジスタ23に供給し、この時計レジスタ23から出力端子18を介して外部のCPU100に時刻信号を供給する。この結果、RTC−IC30から出力される時刻信号の信頼性を高めることができる。
[2・7] 第2実施形態の変形例
第2実施形態では、主電源103から高電位側電源端子17に常時駆動電圧VCCが供給されるようにしたが、図13に示すように、主電源103をスイッチ101によって駆動制御するようにしてCPU100を動作モードにするときに主電源103から駆動電圧VCCを供給するようにしてもよい。この場合、主電源103と整流器106との間に、装置の動作状態に対応した温度補正要求信号Aを発生する主電源検出回路110を接続すればよい。
このように構成される変形例においても、主電源103からの駆動電圧VCCがCPU100およびRTC−IC30の高電位側電源端子17に供給された場合、主電源検出回路110からHレベルの温度補正要求信号Aが温度補正要求信号入力端子12に供給されることになる。これにより、RTC−IC30内では、装置内の温度変化に対応した周波数補正を行うことができる。
しかも、この変形例では、装置が待機モードにある場合には、主電源103からの電圧供給を停止しているから、待機モード時における消費電力を大幅に低減することが可能となる。
[3] 第3実施形態
本実施形態によるRTC−ICの特徴は、ICチップ内に温度センサを持たせると共に、温度周波数補正に用いられるデータテーブルを外部の記憶手段に持たせた点にある。なお、前述した実施形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
[3・1] 第3実施形態の大略構成
図14は、第3実施形態によるRTC−IC40の周辺回路、特に駆動電圧VCCの供給経路を示した図である。この供給経路については第1実施形態と同様であるので説明を省略するものとする。
また、A/D変換回路50は、温度センサ31から出力される検出温度信号をデジタルに変換するもので、温度センサ31にA/D変換を持たせた場合には、不必要になるものである。
[3・2] RTC40の構成
次に、RTC−IC40について説明する。
ここで、RTC−IC40は、基準クロック発振器11、温度補正要求信号入力端子12、切換回路13、温度センサ31および補正回路15に加え、検出温度を外部に出力する温度信号出力端子41と、温度に対応した補正データを有する補正信号を入力する補正信号入力端子42とを備えている。
RTC−IC40は、第1実施形態と同様に、圧電振動子Xを除く構成部品をICチップ16として構成し、さらにICチップ16および圧電振動子Xをモールド封止した構成となっている。
[3・3] 補正回路15の構成
周波数の補正を行う補正回路15は、図15に示すように、論理緩急回路21と、補正信号入力端子42を介して外部から供給される補正データを受け、この補正データによって論理緩急回路21を制御する制御レジスタ22と、論理緩急回路21から出力される信号を時刻信号Cに変換する時計レジスタ23と、を具備して構成されている。
[3・4] CPU100の構成
本実施形態では、このCPU100に温度周波数補正を行うためのデータテーブル32Aが記憶されており、このCPU100は、温度センサ31から検出温度信号が出力された場合、この温度に対応した補正データをRTC−IC40の補正信号入力端子42に供給するものである。
制御レジスタ22の動作についての説明は、温度Tに対応した補正データXTを記憶回路32から読出す点と、外部のCPU100から読出す点で異なる他は、前述した第2実施形態における図12の流れ図とほぼ同一であるので、その説明を省略するものとする。
[3・5] 第3実施形態の効果
このように、本実施形態によるRTC−IC40においても、ICチップ16内に持たせた温度センサ31によって装置内温度を検出し、この検出した温度に基づいて外部のCPU100から補正データXTを読出し、この補正データXTを緩急データとして周波数補正を行う。
これにより、装置内の温度変化に拘わらず、論理緩急回路21は周波数の安定した信号を時計レジスタ23に供給し、この時計レジスタ23から出力端子18を介して外部のCPU100に時刻信号を供給する。この結果、RTC−IC40から出力される時刻信号の信頼性を高めることができる。
しかも、他の実施形態と異なり、温度周波数補正のためのデータテーブルをRTC−IC40内に設ける必要がないため、RTC−IC40を装置に組み込んだ後であっても、温度に対する補正データを新たに設定することができ、他の実施形態に比べて補正精度をより高めることが可能となる。
[3・6] 第3実施形態の変形例
[3・6・1] 変形例1
第3実施形態では、主電源103から高電位側電源端子17に常時駆動電圧VCCが供給されるようにしたが、図16に示すように、主電源103をスイッチ101によって駆動制御するようにしてCPU100を動作モードにするときに主電源103から駆動電圧VCCを供給するようにしてもよい。この場合、主電源103と整流器106との間に、装置の動作状態に対応した温度補正要求信号Aを発生する主電源検出回路110を接続すればよい。
このように構成される変形例においても、主電源103からの駆動電圧VCCがCPU100およびRTC−IC40の高電位側電源端子17に供給された場合、主電源検出回路110からHレベルの温度補正要求信号Aが温度補正要求信号入力端子12に供給されることになる。これにより、RTC−IC40内では、装置内の温度変化に対応した周波数補正を行うことができる。
しかも、この変形例では、装置が待機モードにある場合には、主電源103からの電圧供給を停止しているから、待機モード時における消費電力を大幅に低減することが可能となる。
[3・6・2] 変形例2
この実施形態では、温度センサ31からの検出温度信号を温度信号出力端子41を介して外部に出力し、補正信号入力端子42を介して外部から検出温度信号に対応した補正データを受け取るようにしたが、これに限らず、温度信号出力端子41および補正信号入力端子42に赤外線或いは電磁波等による通信手段を設け、この通信手段を用いてCPU100との間で信号の授受を行うようにしてもよい。
[4] 変形例
[4・1] 変形例1
なお、前述した各実施形態によるRTC−ICでは、基準クロック信号CLK1の周波数を32.768kHzとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく。任意に設定することも可能である。
また、前記実施形態では、CPUが待機モードにある場合、予め決められた定常補正データX0を用いた周波数補正(定常周波数補正)を行い、CPUが動作モードにある場合、可変する補正データを用いた周波数補正(温度周波数補正)を行うようにしたクロック信号供給装置を例に挙げて説明している。しかし、本発明はこれに限らず、CPUが待機モードにある場合には、定常周波数補正を行わずに、基準クロック発振器からの基準クロック信号CLKをそのまま出力し、動作モードにある場合に温度周波数補正を行うようにしてもよい。
[4・2] 変形例2
前記各実施形態では、温度補正要求信号入力端子12、出力端子18、温度信号出力端子41、補正信号入力端子42等を介して外部装置との間で信号の授受を行うようにしたが、本発明はこれに限らず、端子を複数にして外部の装置との間を所謂インターフェースによって接続させるようにしてもよい。
[4・3] 変形例3
前記各実施形態では、切換回路13が、CPU動作検出回路104或いは主電源検出回路110からの温度補正要求信号Aを用いてCPU100の動作状態を待機モードであるか動作モードであるかを判定するようにした。しかし、本発明はCPU動作検出回路104或いは主電源検出回路110に限らず、例えば屋外に設置して使用する装置にRTC−ICを搭載した場合には、スイッチ101の動作によって温度補正要求信号Aを生成するもの、光熱センサからの出力信号、或いは各種制御信号であってもよく、要は装置内の温度環境が変わったことを検知できるものであればよい。
[4・4] 変形例4
前記各実施形態では、装置が駆動モードになったときに温度が上昇するときに温度周波数補正を行うようにした場合について詳述したが、逆に動作モード時に装置内温度が安定し、待機モード時に外界からの影響で温度が変化する場合には、温度補正要求信号AのHレベルとLレベル、或いは切換回路13のHレベルとLレベルを入れ替えることによって、容易に対応させることができる。
[4・5] 変形例5
前記各実施形態では、基準クロック信号CLKの周波数補正を論理緩急回路21によって行うものとして述べたが、基準クロック発振器11の出力側に容量アレイを持たせ、この容量を選択することによって周波数補正を行う容量緩急回路を用いるようにしてもよい。
[4・6] 変形例6
第1、第2実施形態では、記憶回路14に予めデータテーブルが記憶されているものとして述べたが、別途記憶回路14にユーザがデータを書き込むためのデータ書込端子を設けてもよい。この場合、外部のコントローラから書き込まれるデータは、装置の使用環境に対応させてユーザが設定することが可能となり、より正確な周波数補正を実現することが可能となる。
また、RTC−IC内に、コイル、赤外線等の光、無線による通信手段を設けるようにすれば、データテーブルはデータ書込端子を介さずに非接触でデータを書き込むことも可能となる。
第1実施形態のRTC−ICおよび周辺の電源経路を示すブロック図である。 同実施形態によるRTC−ICの構成を示すブロック図である。 同実施形態によるRTC−ICの斜視図である。 記憶回路に記憶されるデータテーブルを示す図である。 音叉型水晶振動子の周波数温度特性を示す図である。 装置内温度の時間に対応した上昇或いは下降を示す図である。 同実施形態による温度周波数補正処理を示す流れ図である。 第1実施形態の変形例によるRTC−ICおよび周辺の電源経路を示すブロック図である。 第2実施形態のRTC−ICおよび周辺の電源経路を示すブロック図である。 同実施形態によるRTC−ICの構成を示すブロック図である。 記憶回路に記憶されるデータテーブルを示す図である。 同実施形態による温度周波数補正処理を示す流れ図である。 第2実施形態の変形例によるRTC−ICおよび周辺の電源経路を示すブロック図である。 第3実施形態のRTC−ICおよび周辺の電源経路を示すブロック図である。 同実施形態によるRTC−ICの構成を示すブロック図である。 第3実施形態の変形例によるRTC−ICおよび周辺の電源経路を示すブロック図である。
符号の説明
10、30、40…RTC−IC(クロック信号供給装置)
11…基準クロック発振器
12…温度補正要求信号入力端子
13…切換回路
14、32…記憶回路
14A、14B、32A…データベース
15…補正回路
16…ICチップ
17…高電位側電源端子
18…出力端子
21…論理緩急回路
22…制御レジスタ
23…時計レジスタ
31…温度センサ
41…温度信号出力端子
42…補正信号入力端子

Claims (22)

  1. 一定の周波数の基準クロック信号を発生する基準クロック信号発生手段と、
    周囲温度の変化による周波数変動の補正(温度周波数補正)を行うか否かを決める温度補正要求信号が入力される温度補正要求信号入力部と、
    前記温度補正要求信号に基づき、前記温度周波数補正を禁止状態から動作状態、動作状態から禁止状態に切換える切換信号を出力する切換信号出力手段と、
    周波数補正に用いられる補正データを、前記切換信号が切換わってからの経過時間に対応させたデータとして予め記憶する記憶手段と、
    前記切換信号が切換わった場合に、前記経過時間に対応した補正データに基づいて前記基準クロック信号の周波数を補正する補正手段と、を具備した
    ことを特徴とするクロック信号供給装置。
  2. 請求項1記載のクロック信号供給装置において、
    前記補正手段は、
    前記基準クロック信号の周波数を補正する緩急回路と、
    前記時間に対応した補正データを読出し、前記緩急回路に出力する制御レジスタと、を具備した
    ことを特徴とするクロック信号供給装置。
  3. 請求項1記載のクロック信号供給装置において、
    前記補正手段は、
    前記基準クロック信号の周波数を補正する緩急回路と、
    前記時間に対応した補正データを読出し、前記緩急回路に出力する制御レジスタと、
    前記緩急回路から出力されるクロック信号を時刻信号に変換する時計レジスタと、を具備した
    ことを特徴とするクロック信号供給装置。
  4. 請求項2または3記載のクロック信号供給装置において、
    前記制御レジスタは、前記切換信号が切換わってからの時間を計時し、時間に応じた補正データを前記記憶手段から読出して確定し、この補正データを前記緩急回路に出力する
    ことを特徴とするクロック信号供給装置。
  5. 一定の周波数の基準クロック信号を発生する基準クロック信号発生手段と、
    周囲温度の変化による周波数変動の補正(温度周波数補正)を行うか否かを決める温度補正要求信号が入力される温度補正要求信号入力部と、
    当該クロック信号供給装置内の温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度補正要求信号に基づき、前記温度周波数補正を禁止状態から動作状態、動作状態から禁止状態に切換える切換信号を出力する切換信号出力手段と、
    周波数補正に用いられる補正データを、複数の温度に対応させたデータとして予め記憶する記憶手段と、
    前記切換信号が切換わった場合に、前記温度に対応した補正データに基づいて前記基準クロック信号の周波数を補正する補正手段と、を具備した
    ことを特徴とするクロック信号供給装置。
  6. 請求項5記載のクロック信号供給装置において、
    前記補正手段は、
    前記基準クロック信号の周波数を補正する緩急回路と、
    前記温度に対応した補正データを読出し、前記緩急回路に出力する制御レジスタと、を具備した
    ことを特徴とするクロック信号供給装置。
  7. 請求項5記載のクロック信号供給装置において、
    前記補正手段は、
    前記基準クロック信号の周波数を補正する緩急回路と、
    前記温度に対応した補正データを読出し、前記緩急回路に出力する制御レジスタと、
    前記緩急回路から出力されるクロック信号を時刻信号に変換する時計レジスタと、を具備した
    ことを特徴とするクロック信号供給装置。
  8. 請求項6または7記載のクロック信号供給装置において、
    前記制御レジスタは、前記切換信号が切換わってからの温度検出手段からの温度を読込み、この温度に応じた補正データを前記記憶手段から読出して確定し、この補正データを前記緩急回路に出力する
    ことを特徴とするクロック信号供給装置。
  9. 一定の周波数の基準クロック信号を発生する基準クロック信号発生手段と、
    周囲温度の変化による周波数変動の補正(温度周波数補正)を行うか否かを決める温度補正要求信号が入力される温度補正要求信号入力部と、
    当該クロック信号供給装置内の温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度補正要求信号に基づき、前記温度周波数補正を禁止状態から動作状態、動作状態から禁止状態に切換える切換信号を出力する切換信号出力手段と、
    前記切換信号が切換わった場合に、前記温度検出手段からの検出温度に対応する検出温度信号を外部に出力する温度信号出力部と、
    前記検出温度信号に対応した補正データが外部から供給される補正信号入力部と、
    前記供給された補正データに基づいて前記基準クロック信号の周波数を補正する補正手段と、を具備した
    ことを特徴とするクロック信号供給装置。
  10. 請求項9記載のクロック信号供給装置において、
    前記補正手段は、
    前記基準クロック信号の周波数を補正する緩急回路と、
    前記温度に対応した補正データを読出し、前記緩急回路に出力する制御レジスタと、を具備した
    ことを特徴とするクロック信号供給装置。
  11. 請求項9記載のクロック信号供給装置において、
    前記補正手段は、
    前記基準クロック信号の周波数を補正する緩急回路と、
    前記温度に対応した補正データを読出し、前記緩急回路に出力する制御レジスタと、
    前記緩急回路から出力されるクロック信号を時刻信号に変換する時計レジスタと、を具備した
    ことを特徴とするクロック信号供給装置。
  12. 請求項10または11記載のクロック信号供給装置において、
    前記制御レジスタは、前記切換信号が切換わってからの温度検出手段からの検出温度信号を温度信号出力部を介して外部に出力し、検出された温度に対応した補正データを前記補正信号入力部を介して読込み、この補正データによって前記緩急回路を制御する
    ことを特徴とするクロック信号供給装置。
  13. 請求項2、3、6、7、10または11のうちいずれかに記載のクロック信号供給装置において、
    前記緩急回路は、論理緩急回路である
    ことを特徴とするクロック信号供給装置。
  14. 請求項2、3、6、7、10または11のうちいずれかに記載のクロック信号供給装置において、
    前記緩急回路は、容量緩急回路である
    ことを特徴とするクロック信号供給装置。
  15. 請求項1、2、3、5、6、7,9、10または11のうちいずれかに記載のクロック信号供給装置において、
    前記基本クロック発振手段は、圧電振動子と、この圧電振動子から安定した信号を取り出すための発振回路とを備えた
    ことを特徴とするクロック信号供給装置。
  16. 請求項15記載のクロック信号供給装置において、
    前記圧電振動子は、水晶振動子である
    ことを特徴とするクロック信号供給装置。
  17. 請求項15記載のクロック信号供給装置において、
    前記圧電振動子を除く構成部品がICチップとして構成されている
    ことを特徴とするクロック信号供給装置。
  18. 請求項17記載のクロック信号供給装置において、
    前記ICチップおよび前記圧電振動子が一体としてモールド封止されている
    ことを特徴とするクロック信号供給装置。
  19. 請求項17記載のクロック信号供給装置において、
    前記ICチップおよび前記圧電振動子が一のパッケージに収納されている
    ことを特徴とするクロック信号供給装置。
  20. 一定の周波数の基準クロック信号を発生する基準クロック信号発生器と、周囲温度の変化による周波数変動の補正(温度周波数補正)を行うか否かを決める温度補正要求信号が入力される温度補正要求信号入力部と、前記温度補正要求信号に基づき、前記温度周波数補正を禁止状態から動作状態、動作状態から禁止状態に切換える切換信号を出力する切換信号出力回路と、周波数補正に用いられる補正データを、前記切換信号が切換わってからの経過時間に対応したデータとして予め記憶する記憶回路と、を具備したクロック信号供給装置の制御方法であって、
    前記切換信号が切換わった場合に、切換わってからの経過時間を計測する工程と、
    前記計測された経過時間に対応した補正データを前記記憶回路から読出す工程と、
    読出された補正データによって、前記基準クロック信号の周波数を補正する工程と、を備えた
    ことを特徴とするクロック信号供給装置の制御方法。
  21. 一定の周波数の基準クロック信号を発生する基準クロック信号発生器と、周囲温度の変化による周波数変動の補正(温度周波数補正)を行うか否かを決める温度補正要求信号が入力される温度補正要求信号入力部と、当該クロック信号供給装置内の温度を検出する温度検出回路と、前記温度補正要求信号に基づき、前記温度周波数補正を禁止状態から動作状態、動作状態から禁止状態に切換える切換信号を出力する切換信号出力回路と、周波数補正に用いられる補正データを、複数の温度に対応させたデータとして予め記憶する記憶回路と、を具備したクロック信号供給装置の制御方法であって、
    前記切換信号が切換わった場合に、前記温度検出回路からの温度を読込む工程と、
    前記読込まれた温度に対応した補正データを前記記憶回路から読出す工程と、
    読出された補正データによって、前記基準クロック信号の周波数を補正する工程と、を備えた
    ことを特徴とするクロック信号供給装置の制御方法。
  22. 一定の周波数の基準クロック信号を発生する基準クロック信号発生器と、周囲温度の変化による周波数変動の補正(温度周波数補正)を行うか否かを決める温度補正要求信号が入力される温度補正要求信号入力部と、当該クロック信号供給装置内の温度を検出する温度検出回路と、前記温度補正要求信号に基づき、前記温度周波数補正を禁止状態から動作状態、動作状態から禁止状態に切換える切換信号を出力する切換信号出力回路と、前記切換信号が切換わった場合に、前記温度検出回路からの検出温度に対応する検出温度信号を外部に出力する温度信号出力部と、前記検出温度信号に対応した補正データが外部から供給される補正信号入力部と、を具備したクロック信号供給装置の制御方法において、
    前記切換信号が切換わった場合に、前記温度検出回路からの検出温度信号を温度信号出力部を介して外部に出力する工程と、
    検出された温度に対応した補正データを前記補正信号入力部を介して読込む工程と、
    読込まれた補正データによって、前記基準クロック信号の周波数を補正する工程と、を備えた
    ことを特徴とするクロック信号供給装置の制御方法。
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