JP2004257201A - 水栓のハンドル - Google Patents
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Abstract
【課題】浴室や洗面所などで使用するシャワー付き水栓の切替ハンドルにおいて、回動操作が滑らかで止水時や吐水操作時に節度ある操作感及び操作音が得られ、繰り返し操作してもその操作感及び操作音が損なわれず、耐久性を備えた構成としたことを特徴とする水栓のハンドルを提供することを目的とする。
【解決手段】水栓本体またはシャワーからの吐水及び止水操作を行う切替ハンドルを水栓本体に設け、水栓本体または切替ハンドルの何れか一方に弾性部、他方に係合部を備え、切替ハンドルの操作時に操作感を有するシャワー付き水栓において、水栓本体側に弾性部を設け、切替ハンドル側に止水時に弾性部と係合する凹状の止水用係合部を設け、その止水用係合部の両端に凹部を設け、凹部は、止水用係合部の遠方側を緩やかな角度で形成した第一傾斜を、近傍側に第一傾斜より角度の急な第二傾斜を形成する。
【選択図】 図3
【解決手段】水栓本体またはシャワーからの吐水及び止水操作を行う切替ハンドルを水栓本体に設け、水栓本体または切替ハンドルの何れか一方に弾性部、他方に係合部を備え、切替ハンドルの操作時に操作感を有するシャワー付き水栓において、水栓本体側に弾性部を設け、切替ハンドル側に止水時に弾性部と係合する凹状の止水用係合部を設け、その止水用係合部の両端に凹部を設け、凹部は、止水用係合部の遠方側を緩やかな角度で形成した第一傾斜を、近傍側に第一傾斜より角度の急な第二傾斜を形成する。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は浴室や洗面所などで使用する水栓で、吐水口の開閉あるいは切替操作を行う水栓のハンドルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、浴室や洗面所などで用いるシャワーを備えた水栓は、水栓本体内に設けた湯水の混合室にシャワー側流出口と本体側流出口を設け、かつ混合室内に1つの開閉ハンドルの回動操作によりシャワー側、本体側の流出口双方を閉弁するかまたはどちらか一方を開弁する開閉弁を設けている。そして、水栓本体と開閉ハンドルのどちらか一方に係合部を設け、他方に係合部に弾性係合する弾性部を設け、開閉弁がシャワー側、本体側の流出口を閉弁する位置で係合部と弾性部とが係合して、その係合により得られる感触とクリック音が使用者に伝わって切替状態を認識させるものがある。
(例えば特許文献1を参照のこと)
【0003】
特開平3−288075公報
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような従来の技術では、開閉ハンドルを繰り返し使用すると、水栓本体内に設けた係合部と開閉ハンドルに設けた弾性部とが、摺動により係合部の角部が摩耗することにより緩やかな角度に変化し、弾性部が係合部に収まる際、係合部に瞬時の反発力が得られにくくなり、めりはりの利いた開閉ハンドルの節度ある操作感や操作音が損なわれるおそれがある。
【0005】
これを防ぐため、係合部を耐摩耗性の高い金属製にすることが考えられる。しかしながら、この場合、開閉ハンドルの操作を行うと金属製の係合部と金属製の弾性部が接触しながら回動するため、摩擦抵抗が大きく、開閉ハンドルの滑らかな操作感が阻害されてしまう。さらに、摩擦により肉厚の薄いばねが摩耗し、最悪の場合、割れて破損してしまうことがある。
また、係合部は凹状で1箇所設けているので、止水時には操作感や操作音が使用者に伝わるが、吐水時には弾性部が水栓本体の内周に押された状態となるため、節度ある操作感や操作音が得られないという問題もあった。
【0006】
そこで、本発明では上記の問題点を解決するために、浴室や洗面所などで使用するシャワー付き水栓の切替ハンドルにおいて、回動操作が滑らかで、止水時や吐水操作時に節度ある操作感及び操作音が得られ、繰り返し操作してもその操作感及び操作音が損なわれず、耐久性を備えた構成としたことを特徴とする水栓のハンドルを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
水栓本体またはシャワーからの吐水及び止水操作を行う切替ハンドルを水栓本体に設け、水栓本体または切替ハンドルの何れか一方に弾性部、他方に係合部を備え、切替ハンドルの操作時に操作感を有するシャワー付き水栓において、水栓本体側に弾性部を設け、切替ハンドル側に止水時に弾性部と係合する凹状の止水用係合部を設け、その止水用係合部の両端に凹部を設け、凹部は、止水用係合部の遠方側を緩やかな角度で形成した第一傾斜を、近傍側に第一傾斜より角度の急な第二傾斜を形成したことを特徴とする。
【0008】
これによれば、切替ハンドル内周部に凹状の止水用係合部の両端部に連続した凹みを設けているので、切替ハンドルの繰り返し操作によって生じる係合部と弾性部の摩耗によって止水用係合部が削られて緩やかな傾斜面になることもなく、凹部と止水用係合部に段差が生じた状態となる。
そのため、弾性部が凹状の止水用係合部に収まった際、瞬時の反発力が得られ、めりはりの利いた切替ハンドルの節度ある操作感や操作音が長期間に渡り継続できる。
また、吐水口が閉の状態から吐水を開始する際も節度ある操作感及び操作音を得ることが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明の切替ハンドルを備えたシャワー装置を示した図である。図2は、切替ハンドルを示した図である。図3は、弾性部と係合部の係合状態を示した図である。
【0010】
本発明の切替ハンドル1は、略円筒形状で形成されたハンドル本体2の下部に操作時の摘み部3、正面には、止水や切替状態を示す表示インデックス4が取り付けられ、ハンドル本体2の内周側には、樹脂製のリング5を設けて構成している。
【0011】
ハンドル本体2の内周の中央部には、ハンドル本体2をシャワー装置本体20に固定するための固定部6を設け、ハンドル本体2の内周面7で摘み部3側方向には、リング5の位置決めを行うための突起(図示しない)を設けている。
【0012】
固定部6の中心には、貫通孔6aを設け、シャワー装置本体20側となる面には、後述する軸22が収まるように凹部6bを設けている。
【0013】
リング5の内周には、凹状の止水用係合部9、その両端には連続するように凹部10が設けられ、止水用係合部9の遠方側には、緩やかな角度で形成した第一傾斜10aを、近傍側に第一傾斜より角度の急な第二傾斜10bを形成している。また、リング5には、ハンドル本体2に所定の方向に取り付けるための切り欠き部(図示しない)を設け、ハンドル本体2の突起と切り欠き部の位置が合致するようにして、リング5をハンドル本体2に圧入して取り付けられる。
【0014】
一方、シャワー装置本体20には、切替ハンドル1の回動操作により吐水、止水を行うシリンダーバルブ21が収容されており、このシリンダーバルブ21には、切替ハンドル1の操作力を伝達するための軸22が備えられている。さらに、シリンダーバルブ21が収容されたシャワー装置本体20上には、円周上に表示インデックス4を固定する突起23を設けた円筒状の台座24が取付けられ、袋ナット25にてシャワー装置本体20に固定して取り付けられている。
台座24のシャワー装置本体20側には、弾性部材としての板バネ28を挿入する切り欠き部24aを、外周面24bに開口部27を設けている。板バネ28は、台座24の切り欠き部24aから挿入し、開口部27から略凸状に形成された板バネ28の凸部28aが突出するように組み付けられている。
【0015】
上記のように構成した切替ハンドル1とシャワー装置本体20の固定は、ハンドル本体2に設けた固定部6の凹部6bにシリンダーバルブ21に設けた軸22を挿入した後、ハンドル本体2の固定部6に設けた貫通孔6a、スピンドル30を介して固定ビス29で軸22に固定する。その後、表示インデックス4を所定の方向に向けるため、台座24に設けた突起23に嵌合、固定して切替ハンドル1が形成される。
【0016】
このような構造の切替ハンドル1で吐水を行うとき、使用者は、切替ハンドル2の摘み部3に手を掛けて左右の何れかの方向に回動させる。これによって、リング5に設けた止水用係合部9の内周面が、板バネ28に当接するとともに、止水用係合部9の内周面によって板バネ28の凸部28aが押しさげられた状態になっている。このとき、板バネ28の凸部28aは止水状態時に比べると台座24からの突出量は低くなっている。
この状態からさらに回動すると、止水用係合部9と凹部10の間に生じる山部5cが板バネ28の凸部28a上を通過する。このとき、板バネ28の凸部28aの突出量は最小となる。山部5cが通過して、凹状の係合部10に差し掛かると板バネ28の弾性力で、凸部28aが、台座28から再び突出して、使用者に節度感を伝えることになる。その後、板バネ28の凸部28aは、再び、リング5の内周面5dに押さえつけられた状態でリング5は回動される。
【0017】
吐水状態から止水状態に回動する場合は、板バネ28の凸部28aは、リング5の内周面5dに押さえつけられ状態でリング5が回動され、止水用係合部9と凹部10の間に生じる山部5cに近づくにつれて第一傾斜10aにより板バネ28の凸部28aの突出量は上昇する。そして、第一傾斜10aから第二傾斜10bに差し掛かり山部5cが通過すると凸部28aの突出量は低下する。
さらに、止水用係合部9が板バネ28の凸部28a上にきたとき、凸部28aの突出量は、再び上昇するとともに、使用者に節度感を伝えることになる。
【0018】
【発明の効果】
浴室や洗面所などで使用する水栓の水栓本体またはシャワーからの吐水及び止水操作を行う切替ハンドルを水栓本体に設け、水栓本体または切替ハンドルの何れか一方に弾性部、他方に係合部を備え、切替ハンドルの操作時に操作感を有するシャワー付き水栓において、回動操作が滑らかで止水時や吐水操作時に節度ある操作感及び操作音が得られ、繰り返し操作してもその操作感及び操作音が損なわれず、耐久性を備えた構成としたシャワー付き水栓の切替ハンドルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の切替ハンドルを備えたシャワー装置を示した図である。
【図2】切替ハンドルの構成を示した図である。
【図3】弾性部と係合部の係合状態を示した図である。
【符号の説明】
1 切替ハンドル
2 ハンドル本体
3 摘み部
4 表示インデックス
5 リング
6 固定部
7 内周面
9 止水用係合部
10 凹部
20 シャワー装置本体
21 シリンダーバルブ
22 軸
23 突起
24 台座
25 袋ナット
27 開口部
28 板バネ
29 固定ビス
30 スピンドル
【発明の属する技術分野】
本発明は浴室や洗面所などで使用する水栓で、吐水口の開閉あるいは切替操作を行う水栓のハンドルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、浴室や洗面所などで用いるシャワーを備えた水栓は、水栓本体内に設けた湯水の混合室にシャワー側流出口と本体側流出口を設け、かつ混合室内に1つの開閉ハンドルの回動操作によりシャワー側、本体側の流出口双方を閉弁するかまたはどちらか一方を開弁する開閉弁を設けている。そして、水栓本体と開閉ハンドルのどちらか一方に係合部を設け、他方に係合部に弾性係合する弾性部を設け、開閉弁がシャワー側、本体側の流出口を閉弁する位置で係合部と弾性部とが係合して、その係合により得られる感触とクリック音が使用者に伝わって切替状態を認識させるものがある。
(例えば特許文献1を参照のこと)
【0003】
特開平3−288075公報
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような従来の技術では、開閉ハンドルを繰り返し使用すると、水栓本体内に設けた係合部と開閉ハンドルに設けた弾性部とが、摺動により係合部の角部が摩耗することにより緩やかな角度に変化し、弾性部が係合部に収まる際、係合部に瞬時の反発力が得られにくくなり、めりはりの利いた開閉ハンドルの節度ある操作感や操作音が損なわれるおそれがある。
【0005】
これを防ぐため、係合部を耐摩耗性の高い金属製にすることが考えられる。しかしながら、この場合、開閉ハンドルの操作を行うと金属製の係合部と金属製の弾性部が接触しながら回動するため、摩擦抵抗が大きく、開閉ハンドルの滑らかな操作感が阻害されてしまう。さらに、摩擦により肉厚の薄いばねが摩耗し、最悪の場合、割れて破損してしまうことがある。
また、係合部は凹状で1箇所設けているので、止水時には操作感や操作音が使用者に伝わるが、吐水時には弾性部が水栓本体の内周に押された状態となるため、節度ある操作感や操作音が得られないという問題もあった。
【0006】
そこで、本発明では上記の問題点を解決するために、浴室や洗面所などで使用するシャワー付き水栓の切替ハンドルにおいて、回動操作が滑らかで、止水時や吐水操作時に節度ある操作感及び操作音が得られ、繰り返し操作してもその操作感及び操作音が損なわれず、耐久性を備えた構成としたことを特徴とする水栓のハンドルを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
水栓本体またはシャワーからの吐水及び止水操作を行う切替ハンドルを水栓本体に設け、水栓本体または切替ハンドルの何れか一方に弾性部、他方に係合部を備え、切替ハンドルの操作時に操作感を有するシャワー付き水栓において、水栓本体側に弾性部を設け、切替ハンドル側に止水時に弾性部と係合する凹状の止水用係合部を設け、その止水用係合部の両端に凹部を設け、凹部は、止水用係合部の遠方側を緩やかな角度で形成した第一傾斜を、近傍側に第一傾斜より角度の急な第二傾斜を形成したことを特徴とする。
【0008】
これによれば、切替ハンドル内周部に凹状の止水用係合部の両端部に連続した凹みを設けているので、切替ハンドルの繰り返し操作によって生じる係合部と弾性部の摩耗によって止水用係合部が削られて緩やかな傾斜面になることもなく、凹部と止水用係合部に段差が生じた状態となる。
そのため、弾性部が凹状の止水用係合部に収まった際、瞬時の反発力が得られ、めりはりの利いた切替ハンドルの節度ある操作感や操作音が長期間に渡り継続できる。
また、吐水口が閉の状態から吐水を開始する際も節度ある操作感及び操作音を得ることが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明の切替ハンドルを備えたシャワー装置を示した図である。図2は、切替ハンドルを示した図である。図3は、弾性部と係合部の係合状態を示した図である。
【0010】
本発明の切替ハンドル1は、略円筒形状で形成されたハンドル本体2の下部に操作時の摘み部3、正面には、止水や切替状態を示す表示インデックス4が取り付けられ、ハンドル本体2の内周側には、樹脂製のリング5を設けて構成している。
【0011】
ハンドル本体2の内周の中央部には、ハンドル本体2をシャワー装置本体20に固定するための固定部6を設け、ハンドル本体2の内周面7で摘み部3側方向には、リング5の位置決めを行うための突起(図示しない)を設けている。
【0012】
固定部6の中心には、貫通孔6aを設け、シャワー装置本体20側となる面には、後述する軸22が収まるように凹部6bを設けている。
【0013】
リング5の内周には、凹状の止水用係合部9、その両端には連続するように凹部10が設けられ、止水用係合部9の遠方側には、緩やかな角度で形成した第一傾斜10aを、近傍側に第一傾斜より角度の急な第二傾斜10bを形成している。また、リング5には、ハンドル本体2に所定の方向に取り付けるための切り欠き部(図示しない)を設け、ハンドル本体2の突起と切り欠き部の位置が合致するようにして、リング5をハンドル本体2に圧入して取り付けられる。
【0014】
一方、シャワー装置本体20には、切替ハンドル1の回動操作により吐水、止水を行うシリンダーバルブ21が収容されており、このシリンダーバルブ21には、切替ハンドル1の操作力を伝達するための軸22が備えられている。さらに、シリンダーバルブ21が収容されたシャワー装置本体20上には、円周上に表示インデックス4を固定する突起23を設けた円筒状の台座24が取付けられ、袋ナット25にてシャワー装置本体20に固定して取り付けられている。
台座24のシャワー装置本体20側には、弾性部材としての板バネ28を挿入する切り欠き部24aを、外周面24bに開口部27を設けている。板バネ28は、台座24の切り欠き部24aから挿入し、開口部27から略凸状に形成された板バネ28の凸部28aが突出するように組み付けられている。
【0015】
上記のように構成した切替ハンドル1とシャワー装置本体20の固定は、ハンドル本体2に設けた固定部6の凹部6bにシリンダーバルブ21に設けた軸22を挿入した後、ハンドル本体2の固定部6に設けた貫通孔6a、スピンドル30を介して固定ビス29で軸22に固定する。その後、表示インデックス4を所定の方向に向けるため、台座24に設けた突起23に嵌合、固定して切替ハンドル1が形成される。
【0016】
このような構造の切替ハンドル1で吐水を行うとき、使用者は、切替ハンドル2の摘み部3に手を掛けて左右の何れかの方向に回動させる。これによって、リング5に設けた止水用係合部9の内周面が、板バネ28に当接するとともに、止水用係合部9の内周面によって板バネ28の凸部28aが押しさげられた状態になっている。このとき、板バネ28の凸部28aは止水状態時に比べると台座24からの突出量は低くなっている。
この状態からさらに回動すると、止水用係合部9と凹部10の間に生じる山部5cが板バネ28の凸部28a上を通過する。このとき、板バネ28の凸部28aの突出量は最小となる。山部5cが通過して、凹状の係合部10に差し掛かると板バネ28の弾性力で、凸部28aが、台座28から再び突出して、使用者に節度感を伝えることになる。その後、板バネ28の凸部28aは、再び、リング5の内周面5dに押さえつけられた状態でリング5は回動される。
【0017】
吐水状態から止水状態に回動する場合は、板バネ28の凸部28aは、リング5の内周面5dに押さえつけられ状態でリング5が回動され、止水用係合部9と凹部10の間に生じる山部5cに近づくにつれて第一傾斜10aにより板バネ28の凸部28aの突出量は上昇する。そして、第一傾斜10aから第二傾斜10bに差し掛かり山部5cが通過すると凸部28aの突出量は低下する。
さらに、止水用係合部9が板バネ28の凸部28a上にきたとき、凸部28aの突出量は、再び上昇するとともに、使用者に節度感を伝えることになる。
【0018】
【発明の効果】
浴室や洗面所などで使用する水栓の水栓本体またはシャワーからの吐水及び止水操作を行う切替ハンドルを水栓本体に設け、水栓本体または切替ハンドルの何れか一方に弾性部、他方に係合部を備え、切替ハンドルの操作時に操作感を有するシャワー付き水栓において、回動操作が滑らかで止水時や吐水操作時に節度ある操作感及び操作音が得られ、繰り返し操作してもその操作感及び操作音が損なわれず、耐久性を備えた構成としたシャワー付き水栓の切替ハンドルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の切替ハンドルを備えたシャワー装置を示した図である。
【図2】切替ハンドルの構成を示した図である。
【図3】弾性部と係合部の係合状態を示した図である。
【符号の説明】
1 切替ハンドル
2 ハンドル本体
3 摘み部
4 表示インデックス
5 リング
6 固定部
7 内周面
9 止水用係合部
10 凹部
20 シャワー装置本体
21 シリンダーバルブ
22 軸
23 突起
24 台座
25 袋ナット
27 開口部
28 板バネ
29 固定ビス
30 スピンドル
Claims (1)
- 水栓本体またはシャワーからの吐水及び止水操作を行う切替ハンドルを水栓本体に設け、水栓本体または切替ハンドルの何れか一方に弾性部、他方に係合部を備え、切替ハンドルの操作時に操作感を有するシャワー付き水栓において、水栓本体側に弾性部を設け、切替ハンドル側に止水時に弾性部と係合する凹状の止水用係合部を設け、その止水用係合部の両端に凹部を設け、凹部は、止水用係合部の遠方側を緩やかな角度で形成した第一傾斜を、近傍側に第一傾斜より角度の急な第二傾斜を形成したことを特徴とするシャワー付き水栓の切替ハンドル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003051947A JP2004257201A (ja) | 2003-02-27 | 2003-02-27 | 水栓のハンドル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003051947A JP2004257201A (ja) | 2003-02-27 | 2003-02-27 | 水栓のハンドル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004257201A true JP2004257201A (ja) | 2004-09-16 |
Family
ID=33116964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003051947A Pending JP2004257201A (ja) | 2003-02-27 | 2003-02-27 | 水栓のハンドル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004257201A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016044450A (ja) * | 2014-08-21 | 2016-04-04 | Toto株式会社 | 水栓装置 |
CN111001502A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-14 | 路达(厦门)工业有限公司 | 一种出水装置 |
-
2003
- 2003-02-27 JP JP2003051947A patent/JP2004257201A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016044450A (ja) * | 2014-08-21 | 2016-04-04 | Toto株式会社 | 水栓装置 |
CN111001502A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-14 | 路达(厦门)工业有限公司 | 一种出水装置 |
CN111001502B (zh) * | 2019-12-31 | 2023-12-15 | 路达(厦门)工业有限公司 | 一种出水装置 |
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