JP2004255986A - ドア開放機構 - Google Patents

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JP2004255986A
JP2004255986A JP2003048022A JP2003048022A JP2004255986A JP 2004255986 A JP2004255986 A JP 2004255986A JP 2003048022 A JP2003048022 A JP 2003048022A JP 2003048022 A JP2003048022 A JP 2003048022A JP 2004255986 A JP2004255986 A JP 2004255986A
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door
side panel
button
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opening mechanism
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JP2003048022A
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Yoshimasa Misonoo
良正 御園生
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

【解決手段】ドア開放機構17では、サイドパネル14にヒンジ15を介して開閉可能にドア16を取り付け、ドアラッチでドアをロックすることができ、ドアは、外面45に凹部のない湾曲面とし、サイドパネルに且つドアラッチ近傍にドア開のためのボタン式スイッチ23を設け、このボタン式スイッチは、ボタンの外面が、非操作時にサイドパネルと略面一になるように位置を決めた。
【効果】ドアの外面に凹部およびハンドルを設ける必要がなく、ドアの空力性能の向上を図ることができる。ドアのデザインの自由度を増すことができる。ボタン式スイッチを押してドアのロックを解除した際に、ドアが手に当たらず、ドア開操作の操作性の向上を図ることができる。サイドパネルの空力性能を維持することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はドアに電気式のロック解除を採用したドア開放機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
前記国際特許分類を調査分野として、先行技術文献情報の調査を実施したが、該当する文献を見出すことはできなかった。本発明が、ごく細部構造に係るものであることがその理由であると思われる。
そこで、本発明者等は、先行技術文献情報に代えて、従来の技術を図面を用いて説明する。
【0003】
図5は従来のドア開放機構の説明図であり、従来のドア開放機構は、ドア101に電気式のロック解除を採用したもので、ドア101の外面102に形成した凹部103と、ハンドル104と、スイッチ105を有し、手106でハンドル104を矢印aの如く引くと、ハンドル104の端部107でスイッチ105が作動し、モータ(図に示していない)でドア101のロックを解除する。つまり、ハンドル104を引いた瞬間に、ロックは解除され、ドア101を開けることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記図5の従来のドア開放機構では、ドア101の外面102に凹部103を成形するとともに、ハンドル104を凸状に設ける必要があり、凹凸によって空力性能は低下し且つデザインの自由度を高め難かった。
また、ドア101のハンドル104を引いてスイッチ105の信号でロック解除すると、ドア101の内周囲に取り付けたウエザストリップの弾性により、ドア101は矢印bの如く少し飛び出す。個人差によってハンドル104をゆっくり動かした場合、飛び出したドア101が指108に当たることがあり、操作性が悪かった。
【0005】
そこで、本発明の目的は、ドアの空力性能の向上を図り、ドアのデザインの自由度を増し、ドア開操作の操作性を向上させたドア開放機構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1では、サイドパネルにヒンジを介して開閉可能にドアを取り付けたドアラッチでドアをロックすることのできる車両において、ドアは、外面に凹部のない湾曲面とし、サイドパネルに且つドアラッチ近傍にドア開のためのボタン式スイッチを設け、このボタン式スイッチは、ボタンの外面が、非操作時にサイドパネルと略面一になるように位置を決めたことを特徴とする。
【0007】
ドア開放機構では、ボタン式スイッチを押すと、ドア解除とともにドア周囲のウエザストリップの弾性でドアは小さな角度で開き、開いたドアの内側に手を入れてドアをさらに開くことができる。つまり、ドアの外面に凹部およびハンドルを設ける必要がなく、ドアの空力性能の向上を図れる。
【0008】
また、ドア開放機構では、ドアの外面に凹部およびハンドルを設ける必要がなく、ドアのデザインの自由度を増せる。
【0009】
ドアは、外面に凹部のない湾曲面とし、サイドパネルに且つドアラッチ近傍にドア開のためのボタン式スイッチを設けたので、ボタン式スイッチを押す手はサイドパネル側に位置し、ボタン式スイッチを押してドアのロックを解除した際に、ドアが手に当たらない。従って、ドア開操作の操作性の向上を図れる。
【0010】
ボタン式スイッチは、ボタンの外面が、非操作時にサイドパネルと略面一になるように位置を決めた構成なので、サイドパネルの空力性能を保てる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るドア開放機構を採用した車両の側面図であり、車両11は、前輪12と、後輪13と、サイドパネル14と、サイドパネル14にヒンジ15を介して開閉可能に取り付けたドア16と、ドア開放機構17と、を備える。21はドア16を開ける際に手を掛ける操作部を示す。
【0012】
ドア開放機構17は、サイドパネル14に取り付けたボタン式スイッチ23と、ロック装置24と、ボタン式スイッチ23の情報および予め設定した情報に基づいてロック装置24を制御する制御手段25とを備える。
【0013】
図2は図1の2−2線断面図であり、サイドパネル14、サイドパネル14に設けたボタン式スイッチ23およびドア16を示す。
サイドパネル14は、アウタパネル27とインナパネル28とを溶接で一体的に固定し、ライニング31を取り付けたものである。32はサイドパネル14の外面を示す。
【0014】
ボタン式スイッチ23は、ボタン33の外面34が非操作時にサイドパネル14の外面32と略面一になるように位置を決めることができるものである。なお、詳細な仕様は任意である。
ボタン式スイッチ23の取り付け位置は、操作部21の近傍であり、高さをH(図1参照。例えば、約830mm)に設定し、操作部21からの距離をS(例えば、約50mm)に設定した。
【0015】
ドア16は、アウタパネル36と、アウタパネル36と溶接で一体的に固定したインナパネル37と、インナパネル37に取り付けたウエザストリップ41およびライニング42と、ドア開側端部43の車室側面44に設けた操作部21と、操作部21に設けた指掛け部材16aと、を有する。
指掛け部材16aの材質は樹脂である。
【0016】
ドア16のアウタパネル36は、図1に示すように外面45に凹部のない湾曲面に成形した。
ウエザストリップ41は、インナパネル37に取り付ける嵌合部46を形成し、この嵌合部46から連ねてリップ部47を形成したものである。リップ部47は弾性的に変形した状態でサイドパネル14に密着する。
【0017】
図3は本発明に係るドア開放機構のロック装置の斜視図であり、ロック装置24は、サイドパネル14に取り付けたストライカ48と、ドア16内に内蔵したドアロック51と、このドアロック51を作動させるロックアクチュエータ52とからなる。
【0018】
ドアロック51は、既存の構成であり、詳しい説明は省略するが、ドアラッチ53を有し、ドアラッチ53はストライカ48に押されて回り、ストライカ48に掛止することで、ロック状態を形成する。
【0019】
ロックアクチュエータ52は、既存の構成であり、具体的な説明は省くが、ドア16を開く場合には、ボタン式スイッチ23の情報ならびに制御手段25(図1参照)の情報でドアロック51のドアラッチ53を回してストライカ48との掛止を解除することでロック解除を行う。また、ドア16の施錠、予めドア16の解錠も行う。ドア16の施錠・解錠の構成は任意であり、例えば、既存のインテリジェントキーで施錠・解錠を行い、解錠しない場合は、ボタン式スイッチ23を押してもドア16を開けることはできない。
【0020】
次にドア開放機構の作用を説明する。
図4(a)〜(c)は本発明に係るドア開放機構の作用図である。
(a)において、ドア16を閉じた状態からボタン式スイッチ23を指55で押すと、制御手段25(図1参照)の情報でロック装置24のロックアクチュエータ52(図3参照)は作動してドアラッチ53(図3参照)を回す。
【0021】
(b)において、ドアラッチ53(図3参照)が回ると、ロックが解除さるのとほぼ同時に、サイドパネル14に弾性的に変形した状態で密着していたウエザストリップ41は復元力(矢印▲1▼の方向)でドア16を矢印▲2▼の如く小さな角度θだけ開く。
【0022】
このように、ドア開放機構17では、サイドパネル14に且つドアラッチ53(図3参照)近傍にドア開のためのボタン式スイッチ23を設けたので、ドア16のロックを解除した際に、ドア16が手(指55)に当たらない。従って、ドア開操作の操作性の向上を図ることができる。
【0023】
(c)において、開いたドア16の操作部21に手(指55)を掛け、ドア16を矢印▲3▼の如くさらに開けることができる。すなわち、ドア開放機構17では、ドア16の外面45に凹部およびハンドルを設けなくとも、ドア16の開操作を行うことができる。
【0024】
ボタン式スイッチ23の取り付け位置を操作部21の近傍にすることで、互いに接近し、ボタン式スイッチ23から操作部21への手(指55)の動きに無理がなく、操作性の向上を図ることができる。
【0025】
図4に示すように、ドア開放機構17では、サイドパネル14に且つドアラッチ53(図3参照)近傍にドア開のためのボタン式スイッチ23を設けることで、ドア16を開けることができ、ドア16の外面45に凹部およびハンドルを設ける必要がなく、ドアの空力性能の向上を図ることができる。
また、ドア16の外面45に凹部およびハンドルを設ける必要がなく、ドアのデザインの自由度を増すことができる。
【0026】
ドア開放機構17では、ボタン式スイッチ23は、ボタン33の外面34が、非操作時にサイドパネル14と略面一になるように位置を決めたので、サイドパネルの空力性能を維持することができる。
【0027】
ドア16のドア開側端部43の車室側面44に操作部21を設けたので、ドア16の外面45に手を掛けるための凹部およびハンドルを設ける必要がなく、よりドアの空力性能の向上を図ることができるとともに、ドアのデザインの自由度を増すことができる。
【0028】
ドア開放機構17は、インテリジェントキーで解錠を行い、その次に、ボタン式スイッチ23を押してドア16を開ける構成なので、ドア16が突然開くことはなく、ドア16と他のものとの干渉を防止することができる。具体的には、例えば、ドア16が開いた直後にものがサイドパネル14横を通過してドア16のドア開側端部43に達したときの干渉防止を図ることができる。
【0029】
尚、本発明の実施の形態に示した図1のドア開放機構17をドア16に取り付けた構成で説明したが、別のドア(左ドア)に取り付けてもよい。4ドアの場合には、4枚のドアに設けるのが望ましい。
ドア16をウエザストリップ41の弾性で開けたが、スプリングを併用または単独で用いることも可能である。
ボタン式スイッチ23の取り付け位置は、任意である。
【0030】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1では、ドアは、外面に凹部のない湾曲面とし、サイドパネルに且つドアラッチ近傍にドア開のためのボタン式スイッチを設けたので、ボタン式スイッチを押して、ドアを開けることができ、ドアの外面に凹部およびハンドルを設ける必要がなく、ドアの空力性能の向上を図ることができる。
【0031】
また、ドア開放機構では、ドアの外面に凹部およびハンドルを設ける必要がなく、ドアのデザインの自由度を増すことができる。
【0032】
ドアは、外面に凹部のない湾曲面とし、サイドパネルに且つドアラッチ近傍にドア開のためのボタン式スイッチを設けたので、ボタン式スイッチを押す手はサイドパネル側に位置し、ボタン式スイッチを押してドアのロックを解除した際に、ドアが手に当たらない。従って、ドア開操作の操作性の向上を図ることができる。
【0033】
ボタン式スイッチは、ボタンの外面が、非操作時にサイドパネルと略面一になるように位置を決めた構成なので、サイドパネルの空力性能を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドア開放機構を採用した車両の側面図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】本発明に係るドア開放機構のロック装置の斜視図
【図4】本発明に係るドア開放機構の作用図
【図5】従来のドア開放機構の説明図
【符号の説明】
11…車両、14…サイドパネル、15…ヒンジ、16…ドア、17…ドア開放機構、21…操作部、23…ボタン式スイッチ、32…サイドパネルの外面、33…ボタン、34…ボタンの外面、43…ドア開側端部、44…車室側面、45…ドアの外面、53…ドアラッチ。

Claims (1)

  1. サイドパネルにヒンジを介して開閉可能にドアを取り付けたドアラッチでドアをロックすることのできる車両において、
    前記ドアは、外面に凹部のない湾曲面とし、前記サイドパネルに且つドアラッチ近傍にドア開のためのボタン式スイッチを設け、このボタン式スイッチは、ボタンの外面が、非操作時に前記サイドパネルと略面一になるように位置を決めたことを特徴とするドア開放機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021003970A (ja) * 2019-06-26 2021-01-14 ダイハツ工業株式会社 車両構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021003970A (ja) * 2019-06-26 2021-01-14 ダイハツ工業株式会社 車両構造
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