JP7308004B2 - 車両構造 - Google Patents
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Description
車両に対して開閉自在に取り付けられる開閉部材と、
前記開閉部材の開閉を操作する操作部と、
前記開閉部材の外面における前記操作部の近傍に開口する凹部と、を備え、
前記凹部の開口縁は、前記車両の上側の縁部と、前記車両の下側の縁部とを有し、
前記下側の縁部の曲率半径が前記上側の縁部の曲率半径よりも大きい。
実施形態1の車両構造は、車両に対して開閉自在に取り付けられる開閉部材を備える。実施形態1では、図1に示すように、開閉部材がバックドア1である場合を例示する。実施形態1の車両構造は、バックドア1と、操作部2と、凹部3とを備える。実施形態1の車両構造の特徴の一つは、図2に示すように、凹部3の開口縁における下側の縁部32の曲率半径が上側の縁部31の曲率半径よりも大きい点にある。図1は、実施形態1の車両構造において、開閉部材であるバックドア1を車両の後方から見た正面図である。図2は、凹部3の開口縁の中心を通り、車両の上下方向に沿う図1中の(II)-(II)線で切断した部分を示す縦断面図である。図3は、凹部3の開口縁の中心を通り、車両の左右方向(車幅方向)に沿う図1中の(III)-(III)線で切断した部分を示す横断面図である。
バックドア1は、車両の後部に回動自在に取り付けられることによって、開閉可能である。バックドア1は、車外側に配置されるアウタパネル10と、車内側に配置されるインナパネルとを有する。本例では、バックドア1の車外側の外面に、ライセンスプレート4が取り付けられるプレート取付部14が設けられている。プレート取付部14は、アウタパネル10における車幅方向の中央に位置する。プレート取付部14は、車両の前方に向かって内側に凹む凹部で構成されている。プレート取付部14は、車幅方向に沿って形成された上縁部15を有する。プレート取付部14の上縁部15における車幅方向の中央に、ライセンスプレート4を照明するライセンスランプ5が埋め込まれている。ライセンスランプ5は、上縁部15の下面からライセンスプレート4に向けて光を照射する。
操作部2は、バックドア1の開閉を操作する部品である。操作部2は、バックドア1の車外側に設けられている。本例の場合、操作部2は、図1に示すように、プレート取付部14の上縁部15の下面であって、ライセンスランプ5から車幅方向に離れた位置に配置されている。具体的には、アウタパネル10における車幅方向の中央より右側に操作部2が位置する。操作部2は、図2に示すように、上縁部15の下面に配置されているため、ユーザがバックドア1の外面を後方から見たとき、ユーザからは見えない。
凹部3は、バックドア1の外面における操作部2の近傍に開口する。凹部3は、操作部2の位置を示す目印として機能する。凹部3は、ユーザがバックドア1の外面を後方から見たとき、目視できる位置に設けられている。本例の場合、凹部3は、図1、図2に示すように、アウタパネル10の外面のうち、プレート取付部14の上縁部15に繋がる上側の面11に形成されている。また、凹部3は操作部2の近傍に位置する。凹部3は、例えば、操作部2から5cm以内の位置に設けることが挙げられる。更に、凹部3は、操作部2を通る上下方向の線上に位置することが好ましい。
凹部3の開口縁の形状は特に限定されない。凹部3の開口縁の形状とは、凹部3を正面から見たときの開口縁の形状である。凹部3の開口縁の形状は、例えば正方形、長方形、台形、円形、楕円形などが挙げられる。本例では、図1に示すように、凹部3の開口縁の形状が正方形である。
凹部3の断面の形状は特に限定されない。車両の上下方向に沿って切断した凹部3の縦断面の形状は、例えば正方形、長方形、台形、三角形、半円形などが挙げられる。また、車幅方向に沿って切断した凹部3の横断面の形状は、例えば正方形、長方形、台形、三角形、半円形などが挙げられる。本例では、図2、図3に示すように、凹部3の縦断面及び横断面の形状が台形状である。
凹部3の開口縁は、図2に示すように、車両の上側の縁部31と、車両の下側の縁部32とを有する。凹部3の開口縁における下側の縁部32の曲率半径R2は上側の縁部31の曲率半径R1よりも大きい。下側の縁部32の曲率半径R2が上側の縁部31の曲率半径R1よりも大きいことで、ユーザがバックドア1を外から見たときに凹部3が目立ち難くなる。凹部3が目立ち難いので、凹部3によるバックドア1の見栄えへの影響が小さい。上側の縁部31の曲率半径R1及び下側の縁部32の曲率半径R2とは、凹部3の縦断面における曲率半径である。
凹部3の開口縁のサイズは、凹部3を視認可能なサイズであれば特に限定されないが、必要以上に大き過ぎないことが好ましい。凹部3の開口縁のサイズは、例えば2mm以上15mm以下、更に4mm以上10mm以下であることが挙げられる。凹部3の開口縁のサイズとは、凹部3を正面から見たときの開口縁の縦と横の各寸法における最大値である。本例の場合、縦の寸法とは、車両の上下方向に沿う方向の寸法である。横の寸法とは、車幅方向に沿う寸法である。例えば、凹部3の開口縁の形状が正方形である場合、縦と横の寸法は一辺の長さに等しく、縦と横の寸法が同じである。凹部3の開口縁の形状が円形である場合、縦と横の寸法は直径に等しく、縦と横の寸法が同じである。凹部3の開口縁のサイズが2mm以上であれば、ある程度近づくと凹部3を視認可能である。凹部3の開口縁のサイズが15mm以下であれば、遠ざかると凹部3がほぼ見えなくなり、凹部3が目立たない。凹部3の開口縁の形状が正方形又は円形で、開口縁の縦と横の各寸法が4mmである場合、老若男女を問わず、0.7m以内に近づけば十分に視認でき、2.0m以上遠ざかればほぼ見えないと一般的に知られている。本例では、開口縁の縦と横の各寸法が7mmである。
実施形態1の車両構造は、バックドア1の開閉を操作する操作部2の近傍に凹部3が設けられていることで、凹部3を目印として、ユーザが操作部2の位置を認識できる。また、凹部3の開口縁における下側の縁部32の曲率半径R2が上側の縁部31の曲率半径R1よりも大きいことで、凹部3を視認できながら、凹部3が目立ち難い。よって、凹部3による見栄えへの影響が小さい。したがって、実施形態1の車両構造は、操作部2の位置を判別し易く、見栄えも良好である。また、実施形態1の車両構造は、ランプなどを使用せずに凹部3を目印にすることから、構成が簡易であり、コスト、重量、生産性の点で有利である。
10 アウタパネル
11 面
14 プレート取付部
15 上縁部
2 操作部
3 凹部
31 上側の縁部
32 下側の縁部
33 左右の縁部
4 ライセンスプレート
5 ライセンスランプ
6 ロック装置
Claims (1)
- 車両に対して開閉自在に取り付けられる開閉部材と、
前記開閉部材の開閉を操作する操作部と、
前記開閉部材の外面における前記操作部の近傍に開口する凹部と、を備え、
前記凹部の開口縁は、前記車両の上側の縁部と、前記車両の下側の縁部と、前記上側の縁部と前記下側の縁部とを繋ぐ左右の縁部とを有し、
前記下側の縁部の曲率半径が前記上側の縁部の曲率半径よりも大きく、
前記左右の縁部の曲率半径が前記上側の縁部の曲率半径以上、前記下側の縁部の曲率半径以下であり、
前記凹部は、前記操作部の位置を示す目印となるサイズを有する、
車両構造。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2019118232A JP7308004B2 (ja) | 2019-06-26 | 2019-06-26 | 車両構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019118232A JP7308004B2 (ja) | 2019-06-26 | 2019-06-26 | 車両構造 |
Publications (2)
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JP2021003970A JP2021003970A (ja) | 2021-01-14 |
JP7308004B2 true JP7308004B2 (ja) | 2023-07-13 |
Family
ID=74097536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019118232A Active JP7308004B2 (ja) | 2019-06-26 | 2019-06-26 | 車両構造 |
Country Status (1)
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Citations (4)
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2019
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Patent Citations (4)
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JP2019077263A (ja) | 2017-10-23 | 2019-05-23 | 株式会社ユーシン | 車両用リヤモジュール装置 |
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