JP2004255778A - 廃プラスチックの処理装置および処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】廃プラスチックの見掛密度を格段に高めることができ、十分な減容化を図ることのできる、廃プラスチックの処理方法、および、その処理方法を実現するための廃プラスチックの処理装置を提供すること。
【解決手段】攪拌造粒式の造粒装置(機械攪拌式(回転軸垂直式)の混合攪拌装置を兼ねる)からなる攪拌処理部2と、空気圧式のプレス装置からなる圧縮処理部3とを備える処理装置1を用いて、まず、廃プラスチックを攪拌処理部2のタンク6内に投入して、回転翼20により破砕しながら剪断し、これによって減容されるとともに昇温された廃プラスチックの処理物を、次いで、圧縮処理部3の圧縮室33に投入して、プレスシリンダ31により圧縮し、廃プラスチックを、見掛密度の高い塊状体として得る。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、廃プラスチックの処理装置および処理方法に関し、詳しくは、廃プラスチックを減容化するための廃プラスチックの処理装置および処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、プラスチックからなる発泡材などは、その見掛密度が極めて低く、非常に嵩張るため、廃棄処理においては、これを減容化することが種々提案されている。
【0003】
たとえば、特開平5−92429号公報(特許文献1)には、発泡プラスチックを細かく破砕する回転切断刃体と、その回転軌跡内に位置し回転切断刃体の通過開口を有する固定刃体とを有する投入ホッパー、ホッパー内で破砕された発泡プラスチックを送出するスクリューコンベアとから成り、同スクリューコンベアは、送出部位周囲に加熱体、及び放出側先端に細断手段とを有しており、スクリューコンベア内で破砕された発泡プラスチックを溶融造粒化して放出し、細断手段で細かく切断する、発泡プラスチックの減容機が提案されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−92429号公報
【発明が解決しようとする課題】
しかし、発泡材を、粉砕して溶融造粒化するのみでは、十分な減容化を図ることができず、また、細断手段で細かくすると、粒状となって粒と粒との間の隙間により余計に嵩張り、効率のよい廃棄処理を実現することができない。
【0005】
また、上記の減容機は、発泡プラスチック専用であり、他のプラスチックの減容には不向きである。
【0006】
さらに、加熱体で加熱し溶融まで行なうと、エネルギー消費が増大し、ランニングコストの上昇が不可避となる。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、廃プラスチックの見掛密度を格段に高めて、十分な減容化を図ることができ、さらには、種々の廃プラスチックを低コストで減容することのできる、廃プラスチックの処理方法、および、その処理方法を実現するための廃プラスチックの処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、廃プラスチックの処理装置であって、廃プラスチックが投入される攪拌槽、および、前記攪拌槽内に設けられる攪拌羽根を備える攪拌処理部と、前記攪拌槽において処理された廃プラスチックが投入される圧縮室、および、前記圧縮室に投入された廃プラスチックを圧縮するための圧縮手段を備える圧縮処理部とを備えていることを特徴としている。
【0009】
このような構成によると、まず、廃プラスチックを攪拌槽に投入して、攪拌羽根によって処理し、これによって減容されるとともに昇温された廃プラスチックを、次いで、圧縮室に投入して、圧縮手段により圧縮することができる。つまり、攪拌処理部において、減容された廃プラスチックを、さらに、圧縮処理部において、廃プラスチックの温度が高いうちに圧縮するので、非常に高い見掛密度まで廃プラスチックを減容化することができる。また、圧縮後には、廃プラスチックを、見掛密度の高い塊状体として得ることができるので、その後の処理における廃プラスチックの取扱性の容易化を図ることができる。また、このような廃プラスチックの処理装置によれば、種々の廃プラスチックを低コストで減容することができる。
【0010】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記攪拌羽根は、回転軸と、前記回転軸に対して直交方向に回転する回転翼とを備えていることを特徴としている。
【0011】
このような構成によると、攪拌槽に投入される廃プラスチックを回転翼による剪断力によって、昇温し収縮させることができる。そのため、攪拌処理部において、効率よく、廃プラスチックの減容化および昇温を図ることができる。
【0012】
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記回転翼には、刃部が設けられており、前記攪拌槽には、固定刃が設けられていることを特徴としている。
【0013】
このような構成によると、刃部と固定刃とによって、廃プラスチックを効率よく破砕することができる。そのため、廃プラスチックを破砕する前処理を必須とせず、効率のよい減容化を図ることができる。
【0014】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の発明において、前記攪拌槽と前記圧縮室との間には、前記攪拌槽において処理された廃プラスチックを、前記圧縮室に分散させながら投入するための分散手段が設けられていることを特徴としている。
【0015】
このような構成によると、分散手段によって、処理された廃プラスチックを、分散させながら圧縮室に投入することができるので、処理された廃プラスチックを、圧縮室に偏ることなく投入することができる。そのため、圧縮室に投入された廃プラスチックを、圧縮手段によって偏ることなく圧縮することができるので、圧縮後において得られる塊状体の崩れを防止することができる。
【0016】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の発明において、前記圧縮室および前記圧縮手段が複数設けられていることを特徴としている。
【0017】
たとえば、容量の大きな1つの圧縮室において、圧縮手段により廃プラスチックを圧縮すると、得られる塊状体が大きくなり過ぎて、却って、その後の取り扱いに不便を生じる場合がある。
【0018】
しかし、このような構成によると、圧縮室および圧縮手段が複数設けられているので、つまり、取り扱いの容易な大きさの塊状体を得るための容量に設定される圧縮室および圧縮手段を複数設けることができるので、効率のよい廃プラスチックの減容化を図りつつ、取扱性に優れる塊状体を得ることができる。
【0019】
また、請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の発明において、前記圧縮処理部には、廃プラスチックを冷却するための冷却手段が設けられていることを特徴としている。
【0020】
このような構成によると、冷却手段によって廃プラスチックを冷却することができるので、圧縮された廃プラスチックを、容易に剥離させて排出することができる。
【0021】
また、請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の発明において、前記圧縮室内において圧縮された廃プラスチックを、押し出して排出するための押出手段を備えていることを特徴としている。
【0022】
このような構成によると、排出時には、押出手段によって、圧縮室内において圧縮された廃プラスチックを押し出すことができるので、作業性の向上を図ることができる。
【0023】
また、請求項8に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれかに記載の発明において、前記攪拌処理部と前記圧縮処理部との間には、前記攪拌処理部において処理された廃プラスチックを、前記圧縮処理部に搬送するための搬送手段が設けられていることを特徴としている。
【0024】
このような構成によると、搬送手段によって、攪拌処理部において処理された廃プラスチックを圧縮処理部に順次搬送することができるので、処理効率の向上を図ることができ、大量の廃プラスチックを処理することができる。また、攪拌処理部と圧縮処理部の間に搬送手段を介在させることによって、これら攪拌処理部および圧縮処理部の配置の自由度を高めることができる。
【0025】
また、請求項9に記載の発明は、廃プラスチックの処理方法であって、廃プラスチックに剪断力を与えて、廃プラスチックを減容および昇温する工程、減容および昇温された廃プラスチックを、圧縮する工程を備えていることを特徴としている。
【0026】
このような方法によると、まず、廃プラスチックに剪断力を与えて、廃プラスチックを減容および昇温した後、その廃プラスチックを圧縮する。つまり、減容された廃プラスチックを、さらに、その温度が高いうちに圧縮するので、非常に高い見掛密度まで廃プラスチックを減容化することができる。また、圧縮後には、廃プラスチックを、見掛密度の高い塊状体として得ることができるので、その後の処理における廃プラスチックの取扱性の容易化を図ることができる。また、このような廃プラスチックの処理方法によれば、廃プラスチックを溶融させずに行なえるため、種々の廃プラスチックを低コストで減容することができる。
【0027】
また、請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、廃プラスチックに剪断力を与えて、廃プラスチックを減容および昇温する工程において、廃プラスチックを破砕することを特徴としている。
【0028】
このような方法によれば、廃プラスチックを効率よく破砕することができる。そのため、廃プラスチックを破砕する前処理を必須とせず、効率のよい減容化を図ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の廃プラスチックの処理装置の一実施形態を示す概略構成図、図2は、その概略側面図、図3は、その概略正面図、図4は、その概略平面図、図5は、図2のA−A線矢視概略図、図6は、図2のB−B線矢視概略断面図である。
【0030】
この処理装置1は、プラスチックの廃材(以下、廃プラスチックという。)を減容化するために用いられる。この処理装置1で処理できる廃プラスチックは、特に制限されず、市販されている種々のプラスチックを処理することができ、たとえば、代表的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ABS樹脂、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、塩化ビニルあるいはポリウレタンなどのプラスチックなどが挙げられる。
【0031】
とりわけ、この処理装置1は、見掛密度の小さい(たとえば、見掛密度0.02〜0.03)廃プラスチックであって、たとえば、フィルム、シート、紐、発泡材、ゴム、パッキン、レザーなど、種々の形態の産業用または家庭用のプラスチック製品およびそれらの混合物を処理するために好適に用いられる。
【0032】
図1ないし図4に示すように、この処理装置1は、攪拌処理部2、圧縮処理部3および操作部4(図1にのみ示している。)を備えている。
【0033】
攪拌処理部2は、攪拌造粒式の造粒装置(機械攪拌式(回転軸垂直式)の混合攪拌装置を兼ねる)からなり、支持フレーム5と、その支持フレーム5上に設置される攪拌槽としてのタンク6およびモータ7を備えている。
【0034】
支持フレーム5は、後述する圧縮処理部3よりも高い位置で、タンク6およびモータ7を支持できるように設けられている。
【0035】
タンク6は、支持フレーム5上に設置され、図1に示すように、上部が開放される有底円筒形状をなし、底壁10および周側壁11を一体的に備えるとともに、その上部には、蓋部材9が設けられている。
【0036】
そして、このタンク6の上部開放部が、廃プラスチックを投入するための投入口12として形成されるとともに、その下部側方には、廃プラスチックの処理物を排出するための排出部13が設けられている。
【0037】
排出部13には、タンク6から連通して形成され下方に向かって開放される排出口14と、排出口14とタンク6との間を開閉するための投入ゲート15とが設けられている。投入ゲート15には、エアシリンダからなる開閉シリンダ16が連結されており、投入ゲート15は、その開閉シリンダ16の進退駆動により開閉動作される。
【0038】
また、このタンク6には、攪拌羽根17および固定刃18が設けられている。攪拌羽根17は、タンク6内の底部に設けられており、タンク6の底壁10の中央部を上下方向、すなわち、垂直方向に貫通する回転軸19と、回転軸19の上部において、回転軸19に対して直交方向、すなわち、水平方向に回転可能に支持される回転翼20とを備えている。
【0039】
回転軸19は、タンク6の底壁10の下方において、その下部が支持フレーム5に軸受21を介して回転自在に支持されるとともに、その上部がタンク6内に突出されている。また、支持フレーム5内において、回転軸19の下部には、後述するモータ7からの動力が伝達される従動プーリ22が、相対回転不能に設けられている。
【0040】
また、回転翼20は、回転軸19から径方向外方に向かって放射状に延び、刃部23を一体的に備えている。この回転翼20は、回転軸19の上部に嵌合され、タンク6内の底部中心から放射状に配置されている。
【0041】
固定刃18は、タンク6の周側壁11において、回転翼20と対向するように配置されており、周側壁11の周方向に沿って互いに所定間隔を隔てて複数設けられている。
【0042】
なお、このタンク6の周側壁11の外周には、熱媒が循環されるジャケット8が設けられるとともに、タンク6内には、タンク6内の温度を検知するための熱電対などからなる図示しない温度センサが設けられている。
【0043】
蓋部材9は、図4に示すように、投入口12を開閉するように、タンク6の上部に設けられている。
【0044】
モータ7は、図1に示すように、支持フレーム5上において、タンク6の側方に設置されており、そのピニオンシャフト24が支持フレーム5内に挿入されている。また、ピニオンシャフト24には、駆動プーリ25が相対回転不能に設けられている。
【0045】
そして、ピニオンシャフト24に設けられている駆動プーリ25と、回転軸19に設けられている従動プーリ22とには、図示しないエンドレスベルトが巻回されている。そのため、モータ7の駆動によって、ピニオンシャフト24が回転されると、駆動プーリ25、図示しないエンドレスベルトおよび従動プーリ22を介して、その動力が回転軸19に伝達され、これによって、回転翼20がタンク6内において、固定刃18と対向する状態で水平方向に回転される。
【0046】
圧縮処理部3は、空気圧式のプレス装置からなり、支持台26と、その支持台26上に設置されるプレス部27と、そのプレス部27上に設けられる投入部28とを備えている。
【0047】
支持台26は、略矩形枠状をなし、プレス部27において圧縮された廃プラスチックの塊状体(図1において、仮想線Pとして示されている。)を取り出し可能に設けられている。
【0048】
また、この支持台26の内側には、受光部と発光部とを備えるビームセンサ60が、水平方向において対向するように設けられている。
【0049】
プレス部27は、図1に示すように、廃プラスチックの処理物が充填される充填ケーシング29と、充填ケーシング29内にスライド自在に設けられる2つの可動プレス30と、各可動プレス30を進退させる2つのプレスシリンダ31とを備えている。
【0050】
充填ケーシング29は、略矩形ボックス状をなし、図6にも示すように、その幅方向(圧縮方向と直交する方向)略中央部に、仕切壁32が設けられており、この仕切壁32によって仕切られた幅方向左右の2つの空間が、廃プラスチックの処理物が投入される圧縮室33としてそれぞれ画成されている。
【0051】
また、充填ケーシング29には、図5に示すように、その上壁に、略平面視長方形状の投入開口部34が、2つの圧縮室33を跨るように開口形成されている。また、図1に示すように、その底壁に、塊状体を排出するための排出口35が、2つの圧縮室33を跨るように開口形成されている。また、その前壁(プレスシリンダ31が接続される側)に、プレスシリンダ31のピストンロッド36を挿入するための前側開口部37が、各圧縮室33に対応して開口形成されている。
【0052】
なお、排出口35には、図1に示すように、排出ゲート38が設けられている。排出ゲート38には、エアシリンダからなる開閉シリンダ39が当接されており、排出ゲート38は、その開閉シリンダ39の進退駆動により開閉動作される。
【0053】
また、この充填ケーシング29には、図5にも示すように、各圧縮室33に対応して、その幅方向両側の上壁後方および後壁に、押出手段としてのエアシリンダからなる上部押出シリンダ40および側部押出シリンダ41がそれぞれ設けられている。
【0054】
各上部押出シリンダ40および各側部押出シリンダ41は、図1に示すように、各ピストンロッド42および43を、それぞれ各圧縮室33における下方および前方に進退させることができるように設けられている。
【0055】
また、この充填ケーシング29には、各圧縮室33内の温度を検知するための熱電対からなる図示しない温度センサが設けられている。
【0056】
また、各可動プレス30は、各圧縮室33の空間(閉断面)に対応した略矩形板状をなし、各圧縮室33内において、前後方向にスライド自在に嵌合されている。
【0057】
各プレスシリンダ31は、エアシリンダからなり、各圧縮室33に対応して、充填ケーシング29の前壁において前後方向に延びるように設けられている。また、各プレスシリンダ31は、そのピストンロッド36が、充填ケーシング29の前壁に形成される前側開口部37を介して、各圧縮室33内に進退可能に挿入されており、その遊端部には、各可動プレス30が連結されている。
【0058】
これによって、各プレスシリンダ31のピストンロッド36が進出すると、各可動プレス30が各圧縮室33内を後方に向かってスライド移動して、各圧縮室33内の容積が減少し、また、各プレスシリンダ31のピストンロッド36が退避すると、各可動プレス30が各圧縮室33内を前方に向かってスライド移動して、各圧縮室33内の容積が復元する。
【0059】
なお、このプレス部27においては、充填ケーシング29の後壁や各可動プレス30の内部に冷却手段としての通水孔61が形成されており、この通水孔61への通水によって、圧縮により塊状となった廃プラスチックの塊状体を冷却するようにしている。
【0060】
また、投入部28は、投入ホッパ44および分散手段としてのスライダ45を備えている。
【0061】
投入ホッパ44は、図1および図5に示すように、下方に向かって幅狭に開口形成される平面視略長方形の筒状(枠状)をなし、その開口部の上側が、タンク6の排出口14と対向配置され、その開口部の下側が、充填ケーシング29の投入開口部34に接続されている。
【0062】
また、スライダ45は、投入ホッパ44を前後方向に挟んで2つ設けられており、エアシリンダからなるスライダシリンダ46と、スライダシリンダ46によって駆動される分散部材47とを備えている。
【0063】
各スライダシリンダ46は、投入ホッパ44を前後方向に挟んで投入開口部34に対して対角に設けられており、各スライダシリンダ46のピストンロッド50が、互いに逆向きとなる方向で、投入開口部34の幅方向に沿って一方側から他方側に進退するように配置されている。
【0064】
各分散部材47は、各スライダシリンダ46のピストンロッド50の遊端部に連結されており、遊端部に連結されるアーム48と、そのアーム48に取り付けられる分散板49とを備えている。
【0065】
各アーム48は、各ピストンロッド50の遊端部から直交方向に延び、投入ホッパ44の前壁および後壁において幅方向に沿って開口形成される図示しない開口部から、投入開口部34と上下方向に対向するように、投入ホッパ44内に臨むように設けられている。
【0066】
各分散板49は、図6に示すように、断面略V字板状をなし、その尾根(稜線)部分が上方に向く状態で、図5に示すように、投入ホッパ44内において、投入開口部34と前後方向に沿って対向するように、各アーム48に取り付けられている。
【0067】
そして、投入開口部34に対して前側に配置されているスライダシリンダ46に連結されている分散部材47の分散板49は、図6に示すように、そのスライダシリンダ46のピストンロッド50の進退により、投入開口部34の幅方向に沿って、幅方向一端部と幅方向中央部との間を往復するようにスライドされる(図6において、往復範囲S1として示されている)。また、図5に示すように、投入開口部34に対して後側に配置されているスライダシリンダ46に連結されている分散部材47の分散板49は、図6に示すように、そのスライダシリンダ46のピストンロッド50の進退により、投入開口部34の幅方向に沿って、幅方向中央部と幅方向他端部との間を往復するようにスライドされる(図6において、往復範囲S2として示されている)。なお、これら分散板49は、後述するCPU51の制御により、ともに幅方向の同一方向に往復動作される。
【0068】
図1に示すように、操作部4には、この処理装置1を操作するための各種のスイッチなどを備える操作パネル52が設けられており、CPU51を内装している。このCPU51には、モータ7、タンク6内に設けられる図示しない温度センサ、投入ゲート15の開閉シリンダ16、充填ケーシング29に設けられる図示しない温度センサ、各スライダシリンダ46、各プレスシリンダ31、排出ゲート38の開閉シリンダ39、ビームセンサ60などが接続されており、CPU51によって、これら各部が制御されている。
【0069】
次に、この処理装置1を用いて、廃プラスチックを減容化して、廃プラスチックの塊状体を得る方法について説明する。
【0070】
まず、この方法においては、CPU51によるモータ7の制御により、回転翼20を高速回転(たとえば、周速20〜50m/sec)させた後、廃プラスチックを投入口12からタンク6内に投入する。廃プラスチックの投入量は、タンク6の容量にもよるが、たとえば、タンク6の容量が300Lである場合には、20〜25kg程度である。
【0071】
そして、投入された廃プラスチックに、回転翼20が高速回転された状態で、その刃部23と固定刃18とによって破砕されながら剪断力が加えられると、減容化が促進されるとともに、剪断による剪断熱によって廃プラスチックの温度が上昇する。
【0072】
その後、図示しない温度センサによって、タンク6内の温度が所定温度(たとえば、80〜160℃、好ましくは、85〜150℃)に到達したことが検知されると、CPU51の制御によって、各スライダシリンダ46が駆動され、続いて、開閉シリンダ16が駆動されることにより、投入ゲート15が開動作される。そうすると、タンク6内において減容された廃プラスチックの処理物が、投入ゲート15から投入ホッパ44内に投入される。なお、このとき投入される廃プラスチックの処理物は、たとえば、その外観形状が小さな団子状となり、その見掛比重が約0.2まで減容化された状態となる。
【0073】
そして、投入ホッパ44においては、各スライダシリンダ46の駆動により、各分散板49が、上記した往復範囲においてスライド動作されているので、投入された廃プラスチックが、各分散板49に当接して、投入開口部34に対して幅方向左右に振り分けられながら、投入開口部34から各圧縮室33にほぼ均等に投入される。なお、各分散板49の往復動作は、たとえば、20〜100往復/分となるように設定されている。
【0074】
そして、CPU51の制御によって、開閉シリンダ16が駆動されることにより、投入ゲート15が閉動作されるとともに、各スライダシリンダ46の駆動が停止され、続いて、各プレスシリンダ31のピストンロッド36が進出される。
【0075】
そうすると、各可動プレス30が各圧縮室33内を後方に向かってスライド移動し、各圧縮室33内に投入された廃プラスチックの処理物が圧縮される。なお、このプレスシリンダ31は、たとえば、3t程度のものが用いられ、圧縮時間は、たとえば、1〜10分、好ましくは、5分程度である。
【0076】
その後、CPU51の制御によって、各プレスシリンダ31のピストンロッド36が退避されると、各可動プレス30が各圧縮室33内を前方に向かってスライド移動して、各圧縮室33内での圧縮が解放され、その後、CPU51の制御によって、開閉シリンダ39が駆動されることにより、排出ゲート38が開動作された後、各上部押出シリンダ40および各側部押出シリンダ41のピストンロッド42および43が、それぞれ、圧縮により塊状となった廃プラスチックの塊状体を押圧するように進出される。そうすると、その廃プラスチックの塊状体が、排出ゲート38から排出され、ビームセンサ60によって検知される。
【0077】
このようにして得られる廃プラスチックの塊状体は、たとえば、略矩形厚板状(たとえば、幅450mm×高さ400mm×厚さ85〜100mm)をなし、その見掛密度が、0.65〜0.8まで減容化された状態となる。
【0078】
このような処理装置1によると、廃プラスチックをタンク6に投入して、攪拌羽根17によって処理し、より具体的には、回転翼20により破砕しながら剪断し、これによって収縮し減容されるとともに昇温された廃プラスチックの処理物を、次いで、圧縮室33に投入して、プレスシリンダ31により圧縮することができる。つまり、攪拌処理部2において、減容された廃プラスチックの処理物を、さらに、圧縮処理部3において、廃プラスチックの温度が高いうちに圧縮するので、非常に高い見掛密度まで廃プラスチックを減容化することができる。また、圧縮後には、廃プラスチックを、見掛密度の高い塊状体として得ることができるので、その後の処理における廃プラスチックの取扱性の容易化を図ることができる。また、このような処理装置1によれば、回転翼20により、種々の廃プラスチックを処理することができ、また、ヒータなどの加熱装置を必須とせず、廃プラスチックを溶融させずに行なえるため、低コストで減容することができる。
【0079】
とりわけ、この処理装置1では、タンク6に投入される廃プラスチックを、回転翼20の刃部23と固定刃18とによって、効率よく破砕し、収縮により減容することができる。そのため、廃プラスチックを破砕する前処理を必須とせず、効率のよい減容化を図ることができる。
【0080】
また、この処理装置1では、タンク6の排出口14と、充填ケーシング29の投入開口部34との間に設けられる投入部28に、投入ホッパ44内に臨む2つの分散板49を備えるスライダ45が設けられており、各スライダ45の分散板49を往復動作することにより、廃プラスチックの処理物を、投入開口部34に対して幅方向左右に振り分けて、分散させながら各圧縮室33に投入することができる。そのため、廃プラスチックの処理物を、各圧縮室33に偏ることなく投入することができる。その結果、各圧縮室33に投入された廃プラスチックの処理物を、プレスシリンダ31によって偏ることなく圧縮することができるので、圧縮後において得られる塊状体の崩れを防止することができる。
【0081】
また、たとえば、容量の大きな1つの圧縮室33を形成して、1つのプレスシリンダ31により廃プラスチックの処理物を圧縮すると、得られる塊状体が大きくなり過ぎて、却って、その後の取り扱いに不便を生じる場合がある。しかし、この処理装置1のように、圧縮室33およびエアシリンダ31を複数(2つ)設ければ、取り扱いの容易な大きさの塊状体を得ることができるので、効率のよい廃プラスチックの減容化を図りつつ、取扱性に優れる塊状体を得ることができる。
【0082】
また、この処理装置1によれば、プレス部27における充填ケーシング29の各壁や各可動プレス30の内部に形成される通水孔への通水によって、圧縮により塊状となった廃プラスチックの塊状体を冷却することができるので、圧縮室33から容易に剥離させて排出することができる。
【0083】
また、この処理装置1によれば、排出時において、各上部押出シリンダ40および各側部押出シリンダ41によって、圧縮により塊状となった廃プラスチックの塊状体を押し出すことができるので、各圧縮室33からより一層容易に剥離させて、効率的な排出作業を確保することができる。
【0084】
なお、上記の処理方法において、プレス部27における充填ケーシング29の後壁や各可動プレス30の内部に形成される通水孔61への通水は、特に制限されず、処理作業の間、常時通水してもよく、また、圧縮時または圧縮後に間欠的に通水してもよく、さらには、充填ケーシング29に設けられる図示しない温度センサによって検知される廃プラスチックの塊状体の温度に基づいて、CPU51の制御により、通水および排出ゲート38の開閉を連動させて制御するようにしてもよい。
【0085】
また、上記の説明では、攪拌処理部2と圧縮処理部3とを、直接接続したが、廃プラスチックを大量に処理する場合には、たとえば、図7に示すように、圧縮処理部3を複数設けて、攪拌処理部2と各圧縮処理部3との間に、コンベア63を設けてもよい。すなわち、図7において、この処理装置1では、上記した攪拌処理部2と、複数の上記した圧縮処理部3と、コンベア63とを備えている。なお、図7において、上記と同様の部材には、同一の符号を示し、その詳細な説明は省略する。
【0086】
コンベア63は、特に制限されないが、搬送方向に延びる、ベルトコンベア、フライトコンベア、バケットコンベアなどからなり、その搬送方向上流側一端部の上面には、投入口64が形成され、また、搬送方向途中の下面には、互いに所定間隔を隔てて複数の供給部65が設けられている。また、各供給部65には、この供給部65の図示しない供給口を開閉するための開閉ゲート66が設けられている。
【0087】
また、各圧縮処理部3には、投入部28の投入ホッパ44の上方に、受けホッパ67がそれぞれ設けられている。各受けホッパ67には、その内部にレベル計68と、その下端部に図示しない開閉ゲートとが設けられている。
【0088】
そして、このコンベア63は、その投入口64が、上記した攪拌処理部2のタンク6の排出部13の排出口14と対向し、各供給部65が、各圧縮処理部3に設けられる受けホッパ67と対向するように配置されている。
【0089】
そして、この処理装置1では、攪拌処理部2のタンク6の排出口14から排出される上記した廃プラスチックの処理物が、投入口64からコンベア63に投入されると、そのコンベア63により搬送され、各供給部65に至ると、開閉ゲート66の開閉により、レベル計68によって検知される所定量まで受けホッパ67内に投入される。
【0090】
その後、各圧縮処理部3では、各受けホッパ67に設けられる図示しない開閉ゲートの開閉により、投入ホッパ44内に廃プラスチックの処理物が投入され、上記した圧縮処理が実施される。
【0091】
このような処理装置1では、コンベア63によって、攪拌処理部2において処理された廃プラスチックの処理物を、各圧縮処理部3に順次搬送することができるので、処理効率の向上を図ることができ、大量の廃プラスチックを処理することができる。また、攪拌処理部2と各圧縮処理部3との間にコンベア63を介在させることによって、攪拌処理部2に対して各圧縮処理部3を適宜の位置に配置することができ、これら攪拌処理部2および各圧縮処理部3の配置の自由度を高めることができる。
【0092】
なお、上記の処理方法においては、攪拌羽根17による処理において、適宜、冷却のための水などをタンク6内に投入してもよく、また、その目的および用途に応じて、適宜、ジャケット8により加熱してもよい。
【0093】
また、上記の説明においては、図示しない温度センサによってタンク6内の温度を検知したが、温度と、タンク6内において処理される廃プラスチックの粘度とに相関がある場合には、温度センサによる温度検知に代えて、モータ7の発生電流値やトルクを検知するようにしてもよい。
【0094】
また、上記の説明においては、タンク6内に固定刃18を設けたが、廃プラスチックの大きさなどによっては、固定刃18を設けなくてもよい。
【0095】
また、上記の説明においては、各上部押出シリンダ40および各側部押出シリンダ41を設けたが、廃プラスチックの種類によっては、いずれか一方のみ設けてもよい。
【0096】
また、上記の説明においては、たとえば、プレスシリンダ31などの各種シリンダとして、エアシリンダを用いているが、その目的および用途によっては、油圧式シリンダを用いてもよい。
【0097】
また、上記の説明においては、各分散板49を断面略V字板状に形成したが、廃プラスチックの処理物を振り分けることができれば、その形状は特に限定されず、たとえば、平板状に形成して、これを各アーム48に傾斜状に取り付けてもよい。
【0098】
また、この処理方法において、たとえば、ナイロンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルムやポリウレタンゴムなどの溶融温度の高い廃プラスチックには、ポリエチレンフィルムなどの溶融温度の低い廃プラスチックを、それらの全量の30重量%以下の割合で混合することにより、減容化の促進を図ることができる場合がある。
【0099】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1に記載の発明によれば、非常に高い見掛密度まで廃プラスチックを減容化することができる。また、廃プラスチックを、見掛密度の高い塊状体として得ることができ、その後の処理における廃プラスチックの取扱性の容易化を図ることができる。また、このような廃プラスチックの処理装置によれば、種々の廃プラスチックを低コストで減容することができる。
【0100】
請求項2に記載の発明によれば、効率よく、廃プラスチックの減容化および昇温を図ることができる。
【0101】
請求項3に記載の発明によれば、廃プラスチックを破砕する前処理を必須とせず、効率のよい減容化を図ることができる。
【0102】
請求項4に記載の発明によれば、圧縮後において得られる塊状体の崩れを防止することができる。
【0103】
請求項5に記載の発明によれば、効率のよい廃プラスチックの減容化を図りつつ、取扱性に優れる塊状体を得ることができる。
【0104】
請求項6に記載の発明によれば、圧縮された廃プラスチックを、容易に剥離させて排出することができる。
【0105】
請求項7に記載の発明によれば、排出時において、圧縮室内において圧縮された廃プラスチックを押し出すことができるので、作業性の向上を図ることができる。
【0106】
請求項8に記載の発明によれば、処理効率の向上を図ることができ、大量の廃プラスチックを処理することができる。また、攪拌処理部および圧縮処理部の配置の自由度を高めることができる。
【0107】
また、請求項9に記載の発明によれば、非常に高い見掛密度まで廃プラスチックを減容化することができる。また、廃プラスチックを、見掛密度の高い塊状体として得ることができ、その後の処理における廃プラスチックの取扱性の容易化を図ることができる。また、このような廃プラスチックの処理方法によれば、種々の廃プラスチックを低コストで減容することができる。
【0108】
請求項10に記載の発明によれば、廃プラスチックを破砕する前処理を必須とせず、効率のよい減容化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の廃プラスチックの処理装置の一実施形態を示す概略構成図である。
【図2】図1に示す処理装置の概略側面図である。
【図3】図1に示す処理装置の概略正面図である。
【図4】図1に示す処理装置の概略平面図である。
【図5】図2のA−A線矢視概略図である。
【図6】図2のB−B線矢視概略断面図である。
【図7】本発明の廃プラスチックの処理装置の他の実施形態を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 処理装置
2 攪拌処理部
3 圧縮処理部
6 タンク
17 攪拌羽根
18 固定刃
19 回転軸
20 回転翼
23 刃部
31 プレスシリンダ
33 圧縮室
40 上部押出シリンダ
41 側部押出シリンダ
45 スライダ
61 通水孔
63 コンベア

Claims (10)

  1. 廃プラスチックが投入される攪拌槽、および、前記攪拌槽内に設けられる攪拌羽根を備える攪拌処理部と、
    前記攪拌槽において処理された廃プラスチックが投入される圧縮室、および、前記圧縮室に投入された廃プラスチックを圧縮するための圧縮手段を備える圧縮処理部とを備えていることを特徴とする、廃プラスチックの処理装置。
  2. 前記攪拌羽根は、回転軸と、前記回転軸に対して直交方向に回転する回転翼とを備えていることを特徴とする、請求項1に記載の廃プラスチックの処理装置。
  3. 前記回転翼には、刃部が設けられており、
    前記攪拌槽には、固定刃が設けられていることを特徴とする、請求項2に記載の廃プラスチックの処理装置。
  4. 前記攪拌槽と前記圧縮室との間には、前記攪拌槽において処理された廃プラスチックを、前記圧縮室に分散させながら投入するための分散手段が設けられていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の廃プラスチックの処理装置。
  5. 前記圧縮室および前記圧縮手段が複数設けられていることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の廃プラスチックの処理装置。
  6. 前記圧縮処理部には、廃プラスチックを冷却するための冷却手段が設けられていることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の廃プラスチックの処理装置。
  7. 前記圧縮室内において圧縮された廃プラスチックを、押し出して排出するための押出手段を備えていることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれかに記載の廃プラスチックの処理装置。
  8. 前記攪拌処理部と前記圧縮処理部との間には、前記攪拌処理部において処理された廃プラスチックを、前記圧縮処理部に搬送するための搬送手段が設けられていることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれかに記載の廃プラスチックの処理装置。
  9. 廃プラスチックに剪断力を与えて、廃プラスチックを減容および昇温する工程、
    減容および昇温された廃プラスチックを、圧縮する工程を備えていることを特徴とする、廃プラスチックの処理方法。
  10. 廃プラスチックに剪断力を与えて、廃プラスチックを減容および昇温する工程において、
    廃プラスチックを破砕することを特徴とする、請求項9に記載の廃プラスチックの処理方法。
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