JP2004254982A - ブレーカ復帰装置及びそれを用いた調理器 - Google Patents

ブレーカ復帰装置及びそれを用いた調理器 Download PDF

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Mitsuyuki Ikeda
光行 池田
Atsuo Katayama
敦夫 片山
Hideki Koyama
秀樹 幸山
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Abstract

【課題】部品点数が少なくて済み、使用者の使い勝手も向上するブレーカ復帰装置及びそれを用いた調理器を提供する。
【解決手段】モータ2を内蔵する本体1と、この本体1から露出する入操作部と切操作部13aを有してモータ2を駆動停止するスイッチ機構12と、モータ2が過負荷状態になった際に通電を遮断すると共に復帰用操作部20を有するブレーカ19と、切操作部13aの操作に連動してブレーカ19の復帰用操作部20を操作する連動機構(突起21)とを備えた。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、モータの焼損を防止するブレーカの復帰装置及びそれを用いた調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、果物や野菜等を牛乳やスープ等の液体と粉砕混合してジュースやスープを生成するミキサー等の調理器において、調理中に、材料を入れた容器内で材料がうまく対流せずカッターがロック状態となった場合などには、モータに過負荷がかかった状態になり、この状態が継続するとモータが焼損する畏れがあるため、モータに過負荷がかかった場合に強制的に通電を遮断してモータの破損を防止するブレーカと、このブレーカを復帰させるための復帰手段(リセットボタン)を備えたものが知られている。
【0003】
また、ミキサー等の調理器においては、一般的に、運転スイッチ(入ボタン)を操作状態,すなわち押圧状態に保持するための保持機構(ロック手段)が設けられているが、上記の如く、ブレーカが作動して通電が遮断された後、再度調理を行うためにリセットボタンを操作する際、運転スイッチが操作状態に保持されたままでブレーカが復帰操作されると、突然モータが駆動されてカッターが回転し、危険である。
【0004】
このような危険を回避するため、リセットボタンを押圧することにより、ブレーカの復帰操作と運転スイッチの保持解除操作とを同時に行うように構成し、リセットボタンを押した際に運転スイッチをOFF状態とすることにより、突然カッターが回転して使用者が怪我するなどの不都合を防止し、安全性を向上できるように構成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
実開昭60−86242号公報(図2)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の構成では、モータの入・切ボタンの他にリセットボタンの部品が必要となり、部品点数が多くなることに加え、使用者の使い勝手も悪いという課題があった。
【0007】
そこで、本願発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、部品点数が少なくて済み、使用者の使い勝手も向上するブレーカ復帰装置及びそれを用いた調理器を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために、本願発明によるブレーカ復帰装置は、モータが過負荷状態になった際に通電を遮断するブレーカの復帰用操作部を、前記モータの駆動を停止する切操作部の操作に連動して操作する連動機構を備えたことを特徴とするものである。
【0009】
一方、本願発明による調理器は、モータを内蔵する本体と、この本体から露出する入操作部と切操作部を有して前記モータを駆動停止するスイッチ機構と、前記モータが過負荷状態になった際に通電を遮断すると共に復帰用操作部を有するブレーカと、前記切操作部の操作に連動して前記ブレーカの復帰用操作部を操作する連動機構とを備えたことを特徴とするものである。
【0010】
また、前記入操作部を操作状態に保持すると共に切操作部の操作によって入操作部の操作状態が解除されるロック手段を有することを特徴とするものである。
【0011】
さらに、前記ブレーカを前記スイッチ機構のスイッチベースに取り付けたことを特徴とするものである。
【0012】
また、前記ブレーカを前記切操作部の脚部の近傍に取り付け、前記切操作部の脚部に前記ブレーカの復帰用操作部を押圧する押圧部を形成したことを特徴とするものである。
【0013】
また、前記本体を略円錐台状に形成し、その側面から入操作部と切操作部が露出するように本体内に取り付けられたスイッチ機構の下部空間に前記ブレーカを配置したことを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明に関する実施形態をミキサーを例として図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
図1,図2に示すように、本実施形態のミキサーは、駆動源であるモータ2等を内蔵する略円錐台状の本体1と、この本体1上に載置されるボトル台3と、このボトル台3に下部開口側が着脱可能に密閉装着され、側面側に取手部4を有すると共に上部開口が蓋5で開閉自在に密閉されるミキサーボトル6等から成っている。
【0016】
本体1の上面には、モータ2の回転軸7が突出し、この回転軸7にジョイント部材8が取り付けられている。
【0017】
また、ボトル台3の上面には、カッター9が設けられて、このカッター9の回転軸10がボトル台3の下面に突出してジョイント部材11が取り付けられており、このボトル台3を本体1上に載置することにより、本体側ジョイント部材8とボトル台側ジョイント部材11が係合して、モータ2によりカッター9が回転駆動される。
【0018】
このように、ボトル台3に着脱可能に密閉装着されるミキサーボトル6内でカッター9が回転することにより、ミキサーボトル6内に投入された調理材料を切削対流させるようになっている。
【0019】
一方、本体1内の前部には、モータ2への通電を制御するスイッチユニット(スイッチ機構)12が斜め上向きに傾斜した状態に取り付けられている。このスイッチユニット12には、本体1前面側に斜め上向きに露出して、モータ2の駆動を停止するための切ボタン13aと、モータ2を連続駆動するための入ボタン13bと、モータ2を断続駆動するためのフラッシュボタン13cが備えられている。
【0020】
上記切ボタン13a,入ボタン13b,フラッシュボタン13cは、図6に示すように、スイッチユニット12にそれぞれ対応して設けられた脚部14a,14b,14cの上端に各々取り付けられており、各脚部14a〜14cに装着されたバネ(図示せず)により本体1前面から突出する方向に付勢されている。
【0021】
また、これら切ボタン13a,入ボタン13b,フラッシュボタン13cには、各々下部外周に鍔部15が形成されており、本体1外面に液体をこぼした場合でも、本体1と各ボタン13a〜13cとの隙間から浸入した液体がスイッチユニット12にかかるのを防止して、接触不良等の故障の発生を防止できるようになっている。
【0022】
上記スイッチユニット12には、図6,図7に示すように、水平方向に摺動可能なロックレバー16が取り付けられて、図示しないバネにより図6,図7の右方向に付勢されている。そして、モータ2を連続駆動する入ボタン13bを押圧することにより、入ボタン13bの脚部14bに形成された突部17bがロックレバー16の傾斜部16bを押圧してロックレバー16を左方向に摺動させ、傾斜部16bの下側に形成された凹部16dに引っ掛かることにより、入ボタン13bが押圧状態に保持されるようになっている。また、この状態において、切ボタン13a又はフラッシュボタン13cを押圧することにより、それらの脚部14a,14cに形成された突部17a,17cがロックレバー16の対応する傾斜部16a,16cを押圧してロックレバー16を左方向に摺動させることにより、入ボタン13bの突部17bがロックレバー16の凹部16dから外れて入ボタン13bの押圧状態が解除されるようになっている。
【0023】
上記スイッチユニット12は、前述したように、本体1内前部に傾斜した状態に配置されており、その下部空間を利用して延設されたスイッチベース(基板)18にブレーカ19が取り付けられている。このブレーカ19は、上部に復帰用ボタン20を備えており、調理中にミキサーボトル6内で材料がうまく対流せずカッター9がロック状態になった場合など、モータ2に過負荷がかかった状態が所定時間以上継続した際に、ブレーカ19が作動して強制的にモータ2への通電を遮断し、モータ2の破損を防止すると共に、復帰用ボタン20を押圧操作することによりブレーカ19が復帰して通電されるようになっている。
【0024】
上記ブレーカ19は、図5,図6に示すように、切ボタン13aの脚部14aの近傍に取り付けられており、切ボタン13aの脚部14aには、切ボタン13aの押圧操作に連動してブレーカ19の復帰用ボタン20を押圧する突起(押圧部)21が形成されている。
【0025】
上記構成において、調理する際は、ミキサーボトル6をボトル台3に螺合密着して本体1上に載置し、ミキサーボトル6内に調理材料を投入して蓋5で密閉してから入ボタン13bを押圧すると、入ボタン13bの脚部14bに形成した突部17bが前述したようにしてロックレバー16の凹部16dに引っ掛かって入ボタン13bの押圧状態が保持され、モータ2が連続駆動される。
【0026】
そして、調理中にミキサーボトル6内で材料がうまく対流せずカッター9がロック状態になった場合など、モータ2に過負荷がかかった状態になると、ブレーカ19が作動して通電が遮断され、モータ2が停止する。
【0027】
再度調理する場合には、先ず切ボタン13aを押圧することにより、図7に示したように、切ボタン13aの脚部14aに形成した突部17aがロックレバー16の対応する傾斜部16aを押圧してロックレバー16を図7の左方向に摺動させることにより、入ボタン13bの脚部14bに形成した突部17bがロックレバー16の凹部16dから外れて入ボタン13bの押圧状態が解除され、入ボタン13bはOFF状態となる。これとほぼ同時に、図5,図6等に示した切ボタン13aの脚部14aに形成した突起21がブレーカ19の復帰用ボタン20を押圧するので、ブレーカ19が復帰する。この状態で、入ボタン13bやフラッシュボタン13cを押圧するとモータ2が駆動するので、再度調理することが可能となる。
【0028】
以上のように、入ボタン13bの押圧状態のロックを解除する切ボタン13aの押圧操作に連動して、ブレーカ19を復帰させることができ、モータ2への通電が遮断されるのとほぼ同時にブレーカ19が復帰するので、突然カッター9が回転するような畏れがなくなり、安全で確実にブレーカ19を復帰させることができる。
【0029】
また、リセットボタン等を必要とせず、切ボタン13aの脚部14aに形成した突起21によりブレーカ19の復帰用ボタン20を押圧するという簡単な構造であるため、部品点数も極めて少なくて済み、省スペースかつ安価に実現できる。
【0030】
さらに、使用者にとって、切ボタン13aを押すだけで、ブレーカ19も復帰させることができるので、操作が簡単で、使い勝手が向上する。
【0031】
また、ブレーカ19をスイッチユニット12のスイッチベース18に取り付けたことにより、本体1への取り付け時にブレーカ19の取付位置の調整等が不要となるので、本体1の組み立てが容易になる。
【0032】
さらに、ブレーカ19を切ボタン13aの脚部14aの近傍に取り付け、切ボタン13aの脚部14aにブレーカ19の復帰用ボタン21を押圧する突起21を形成したことにより、切ボタン13aの押圧操作でブレーカ19の復帰用ボタン20を直接押圧することができるので、動作がより確実になる。
【0033】
また、本体1を略円錐台状に形成し、その側面から切ボタン13aや入ボタン13bやフラッシュボタン13cが露出するように本体1内に取り付けられたスイッチユニット12の下部空間を有効利用して、ブレーカ19を配置しているので、装置の小型化にとって有利となる。
【0034】
なお、上記実施形態では、本願発明をミキサーに適用した場合について説明したが、本願発明はこれに限らず、ジューサ等にも適用可能である。
【0035】
ところで、従来のミキサーにおいて、多くは電源コードが本体から出ているだけで、一時的にビニタイ(ビニール製の結束具)で束ねた状態で出荷されており、収納時、電源コードの取り扱いに困っていた(例えば実用新案登録第2599862号公報参照)。また、本体の底部や後部に内蔵したコードリールに巻き付けて収納するものもあったが、そうすると底部や後部に電源コードがくる分、本体の高さや奥行きが大きいものとなり、コンパクトさに欠けるという欠点があった(例えば特許登録第2840153号公報参照)。また、その他別部品で収納する方法もあったが、部品代の分コストが上がり、また、せっかくすっきりとした外観で本体が成り立っていても、別部品が突起物となって外観が損なわれたり、清掃が困難になるといった欠点があった。
【0036】
そこで、本実施形態においては、前記構成に加えて、電源コードの収納を本体が大きくなることなく、また別部品を用いることなく簡易的に行うことを目的に、図8〜図15に示すように、本体1側面下部に収納口30が形成された収納部31を設けて、電源コード32を略円錐台状の本体1の外周に巻き付ける等して終端にある電源プラグ33の先端部を収納口30から差し込んで収納するようにしたものである。電源プラグ33の先端部が入る収納口30を有する簡易な収納部31を設けるだけで、電源コード32の終端の電源プラグ33を固定した状態にして簡単に収納することができ、今まで本体1の収納時に困っていた電源コード33の収納に役立つものとなる。なお、前記図1〜図7と同一符号は同一又は相当部分を示している。
【0037】
具体的に説明すると、本体1の外郭を成す本体ケース1aとボトムプレート1bの接合部において、本体ケース1aの下部開口縁に電源プラグ33の先端部外形より若干大きめの切欠きを形成して収納口30を設け、その奥にはボトムプレート1bから立ち上がる奥壁34を設けて一種袋状に収納部31を形成し、この収納部31に電源コード32の終端にある電源プラグ33の先端部を収めるようにする。
【0038】
上記収納口30の上下縁には対向する突起35,36を形成し、電源プラグ33が容易に抜けないようにする。各突起35,36は、手前側にR(丸み)を付け、奥側は略垂直になるように形成する。このように、突起35,36の手前側にRをつけることにより、電源プラグ33の差し込み時に入れやすくなり、奥側を略垂直とすることにより、抜けにくくなる。
【0039】
それに加えて、収納口30を形成した本体ケース1a側壁と奥壁34との間に、本体ケース1aから垂下するリブ37を設ける。このリブ37は、図9〜図11に示すように電源プラグ33の水平挿入状態時に、電源プラグ33の端子刃33aの上部水平面よりもリブ37下端が上に位置するように形成する。このリブ37下端が電源プラグ33の端子刃33aの上部水平面より下に位置した場合、電源プラグ33を収納口30に差し込むときに、リブ37に端子刃33aが当たって奥まで行きにくくなる。その対策として、リブ37下端の高さは端子刃33aの上部水平面より上方に位置した方が電源プラグ33を差し込み易くなる。
【0040】
また、図11に示すように、端子刃33aの先端部とリブ37との間隔Aと端子刃33aの全長Bとの関係から、リブ37を端子刃33aの全長Bの中央近傍付近より前方に位置させた。このようなリブ37を設けることにより、電源プラグ33が容易に収納口30から抜けるのを防止する。すなわち、リブ37の位置が収納口30に近くになればなるほど、後述の図12に示すように電源プラグ33が傾いた場合にリブ37下端の高さが同じであれば電源プラグ33の傾きが大きくなる。そのため、抜けない傾きを維持しようとした場合、リブ37の位置が手前になるほどリブ37下端の高さが下がり、前述したように電源プラグ33を差し込む時に端子刃33aがリブ37に当たりやすくなり、使い勝手が悪くなる。
【0041】
また、図11において、上下の突起35,36間の間隔Cは、電源プラグ33先端部の最大寸法Dと最小寸法Eの間,すなわちE<C<Dの関係となるように設定する。このように設定することにより、電源プラグ33を真っ直ぐに引っ張っても容易には抜けなくなる。このときの電源プラグ33の最大寸法Dは、電源プラグ33の先端部に表示された刻印によってできる高さであっても良い。
【0042】
さらに、図11に示すように、電源プラグ33が突起35,36と接触するところに位置するとき(一番手前に引っ張ったとき)、電源プラグ33の端子刃33aと奥壁34との隙間Fが微小,すなわち0より大きくかつ余り大きくならないように設定する。このF寸法が大きくなると、ガタつきが大きくなり、電源プラグ33が抜けやすくなる。
【0043】
また、図12に示すように、下側の突起36を支点に電源プラグ33の手前側が下に傾いた場合、端子刃33aが前述のリブ37に当たって傾きが制限される。この時、図中の寸法関係がG<Hとなる関係の時、ガタついても電源プラグ33は先に上側の突起35に当たって下側の突起36に電源プラグ33の先端部33bが引っ掛かってしまい電源プラグ33は抜けない。これは、電源プラグ33が電源コード32の自重で下に傾くため、通常状態において効果を発揮する。
【0044】
その逆に、図13に示すように、上側の突起35を支点として電源プラグ33の手前側が上に傾いた場合、先ほどとは異なり、傾きを規制するものはないため、電源プラグ33の先端部33b下側は容易に下側の突起36を越えることができる。この時、図中の寸法関係はG’<<H’=∞(下側が突起36を越えて規制するものがなくなるため無限大)となり、電源プラグ33を収納口30から容易に抜くことができる。これは、電源プラグ33を抜くとき手前側を上に持ち上げるようにするため、電源プラグ33を抜くときに効果を発揮する。
【0045】
また、本実施形態で使用する電源プラグ33の先端部には段差があるが、図14に拡大図示したように段差33cがテーパ状に形成されているので、図13に示すようにして電源プラグ33を抜くときには、上側の突起35が段差33cのテーパ面に沿って滑るため、抜きやすくなる。
【0046】
また、本実施形態においては、上記収納部31の底面側のボトムプレート1bに水抜き孔38を形成している。上述したように本体ケース1aが形成されると、電源プラグ33の収納口30が開いていることにより、外側より水が入りやすくなるため、収納部31底面に水抜き孔38を設けることで、収納口30から収納部31内入った水分を容易に外部に排出することができる。
【0047】
以上のように、本実施形態によれば、簡易な構造で電源プラグ33の収納や引き抜きができるようになる。また、別部品を使用しないのでコストが抑えられる。さらに、本体1の外表面に突起物もないので、外観が損なわれることがなく、清掃時にも容易に清掃できる。
【0048】
なお、上記実施形態では上側にのみリブ37を設けたが、下側にもリブを設けるようにすれば、下方向のガタつきを抑えることができる。この場合、上側のリブ37より手前に設けることにより、抜くときの影響を小さくできる。
【0049】
また、図15に示すように、電源プラグ33の端子刃33aが奥壁34に当たる前に、電源プラグ33の先端部33bが当たる位置に位置決めリブ39を設けると、奥壁34が電源プラグ33の端子刃33aによって傷つくのを防止することができる。
【0050】
また、これらのリブ37,39等の先端部の手前側にRをつけるようにすれば、電源プラグ33が更に差し込みやすくなる。
【0051】
【発明の効果】
以上のように本願発明のブレーカ復帰装置によれば、モータが過負荷状態になった際に通電を遮断するブレーカの復帰用操作部を、モータの駆動を停止する切操作部の操作に連動して操作する連動機構を備えたことにより、リセットボタン等が不要となるので部品点数が少なくて済み、切操作部を操作するだけでよいので操作が簡単で、使用者の使い勝手も向上する等の効果が得られる。
【0052】
一方、本願発明の調理器によれば、モータを内蔵する本体と、この本体から露出する入操作部と切操作部を有してモータを駆動停止するスイッチ機構と、モータが過負荷状態になった際に通電を遮断すると共に復帰用操作部を有するブレーカと、前記切操作部の操作に連動してブレーカの復帰用操作部を操作する連動機構とを備えたことにより、上記同様、リセットボタン等が不要となるので部品点数が少なくて済み、切操作部を操作するだけでよいので操作が簡単で、使用者の使い勝手も向上する等の効果が得られる。
【0053】
また、前記入操作部を操作状態に保持すると共に切操作部の操作によって入操作部の操作状態が解除されるロック手段を有するものであっても、安全で確実にブレーカを復帰させることができる。
【0054】
さらに、前記ブレーカを前記スイッチ機構のスイッチベースに取り付けたことにより、本体への取り付け時にブレーカの取付位置の調整等が不要となるので、本体の組み立てが容易になる。
【0055】
また、前記ブレーカを前記切操作部の脚部の近傍に取り付け、切操作部の脚部にブレーカの復帰用操作部を押圧する押圧部を形成したことにより、簡単な構造で部品点数も極めて少なくて済み、省スペースかつ安価に実現できる。また、切操作部の押圧操作でブレーカの復帰用操作部を直接押圧することができるので、動作がより確実になる。
【0056】
また、前記本体を略円錐台状に形成し、その側面から入操作部と切操作部が露出するように本体内に取り付けられたスイッチ機構の下部空間に前記ブレーカを配置したことにより、スイッチ機構の下部空間を有効利用しているので、装置の小型化にとって有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に関する実施形態としてのミキサーを示す正面図。
【図2】上記図1のA−A断面図。
【図3】上記図2の要部拡大図。
【図4】上記図2においてブレーカの復帰操作が行われた状態を示す要部拡大図。
【図5】同じく、ブレーカの復帰操作を切ボタン位置の縦断面で示す要部拡大図。
【図6】上記実施形態のスイッチユニットの正面図。
【図7】同じく、スイッチユニットの要部縦断面図。
【図8】上記ミキサーの電源コード側を示す斜視図。
【図9】同じく、その収納部を示すための縦断面図。
【図10】上記図9の要部拡大図。
【図11】同じく、各部の寸法関係を示すための要部拡大図。
【図12】同じく、電源プラグの手前側が下に傾斜した状態を示す要部拡大図。
【図13】同じく、電源プラグの手前側が上に傾斜した状態を示す要部拡大図。
【図14】収納口に形成された突起と電源プラグの先端部を示す要部拡大図。
【図15】他の実施形態を示す要部拡大図。
【符号の説明】
1 本体
2 モータ
3 ボトル台
6 ミキサーボトル
9 カッター
12 スイッチユニット(スイッチ機構)
13a 切ボタン
13b 入ボタン
13c フラッシュボタン
14a〜14c 脚部
16 ロックレバー
16a〜16c 傾斜部
16d 凹部
17a〜17c 突部
18 スイッチベース
19 ブレーカ
20 復帰用ボタン
21 突起(押圧部)
30 収納口
31 収納部
32 電源コード
33 電源プラグ

Claims (6)

  1. モータが過負荷状態になった際に通電を遮断するブレーカの復帰用操作部を、前記モータの駆動を停止する切操作部の操作に連動して操作する連動機構を備えたことを特徴とするブレーカ復帰装置。
  2. モータを内蔵する本体と、この本体から露出する入操作部と切操作部を有して前記モータを駆動停止するスイッチ機構と、前記モータが過負荷状態になった際に通電を遮断すると共に復帰用操作部を有するブレーカと、前記切操作部の操作に連動して前記ブレーカの復帰用操作部を操作する連動機構とを備えたことを特徴とする調理器。
  3. 前記入操作部を操作状態に保持すると共に切操作部の操作によって入操作部の操作状態が解除されるロック手段を有することを特徴とする請求項2記載の調理器。
  4. 前記ブレーカを前記スイッチ機構のスイッチベースに取り付けたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の調理器。
  5. 前記ブレーカを前記切操作部の脚部の近傍に取り付け、前記切操作部の脚部に前記ブレーカの復帰用操作部を押圧する押圧部を形成したことを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の調理器。
  6. 前記本体を略円錐台状に形成し、その側面から入操作部と切操作部が露出するように本体内に取り付けられたスイッチ機構の下部空間に前記ブレーカを配置したことを特徴とする請求項2ないし請求項5のいずれかに記載の調理器。
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KR100578748B1 (ko) 2004-12-30 2006-05-12 주식회사 엔유씨전자 전동형 식품가공기의 수동 리세팅장치
JP2010129216A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Zojirushi Corp 電気調理器のスイッチ構造
CN105816070A (zh) * 2015-01-28 2016-08-03 松下知识产权经营株式会社 电动烹调器
JP2020116238A (ja) * 2019-01-25 2020-08-06 タイガー魔法瓶株式会社 ミキサー

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