JP2004254063A - ジョブ実行装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】送信ジョブの予約および前記送信ジョブの予約の解除が可能なファクシミリ装置1で、通常はジョブの予約キャンセルに際してユーザ認証が必要であっても、最後に送信ジョブが予約されてからジョブの予約のキャンセルがあるまでの時間を制御部10が計時し、得られた計時値が時間設定部21で設定される所定の値に達していない場合にはジョブの予約のキャンセルの前のユーザ認証を不要にする。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、予約された送信ジョブに基づいて送信処理を行うファクシミリ装置のように、ジョブの予約を受け付け、予約されたジョブを順次実行するジョブ実行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリ装置のように入力されたジョブを順次実行するジョブ実行装置に実行すべきジョブを入力する場合において、既に他のジョブが実行されているときには、この入力に係るジョブは予約という形でジョブ実行装置本体が有する記憶部に記憶される。そして、最近では、この記憶部の容量が増大化しており、多くのジョブの予約が可能となっている。
【0003】
ところが、予約可能のジョブの数が増加すると、事後的に予約したジョブについての予約を解除(キャンセル)したい場合に、解除すべきジョブの特定が容易でないときがあり、誤って他人が行ったジョブの予約を解除してしまう虞があった。
【0004】
そこで、従来技術の中には、ジョブの予約を解除する際に本来解除すべきでない予約が解除されることを防止するため、予約に係るジョブの内容を示すデータに、予約したユーザのIDやパスワード等の個人識別情報を付加しておくとともに、予約の解除に際して前記個人識別情報を用いたユーザ認証を行うことによって、予約した本人以外はこの予約について解除を行うことができないようにしているものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
すなわち、特許文献1に記載のファクシミリ装置は、IDコードを入力すると、そのIDコードに対応するユーザの予約に係るジョブのみを表示して、表示されたジョブから任意にユーザが解除すべき予約に係るジョブを選択するようにしているため、誤って他人が行った予約を解除してしまうことを確実に防止することができる、とされていた。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−125832
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の特許文献1を含む従来技術のように、使用状況のいかんにかかわらず個人識別情報を用いたユーザ認証を行い、適正に認証を完了させることが予約の解除を行うための条件となる場合には、特に認証の必要性がなくてもユーザ認証を行うことを余儀なくされ、予約の解除を迅速に行うことが不可能になり、ジョブ処理装置の利便性を低下させてしまうという問題がある。すなわち、上述の特許文献1に構成では、ユーザ認証を行っている間に、本来ならば迅速に解除されるべき予約に係るジョブが実行されてしまうという不都合が生じ得るのである。
【0007】
この発明の目的は、他人のジョブの予約を解除してしまうことを確実に防止するとともに、必要な場合にのみユーザ認証を行うことで、迅速かつ的確にジョブの予約の解除を行うことが可能なジョブ実行装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は以下の構成を備えている。
【0009】
(1)実行すべきジョブの予約、および前記予約の解除を受け付ける受付部と、前記予約の解除を行う前に当該解除を指示するユーザの認証を行い、前記認証ができない場合には前記予約の解除を禁止するユーザ認証部と、を備え、前記受付部を介して予約されたジョブを実行するジョブ実行装置において、
最後にジョブの予約を受けた後に経過した時間を計時する計時部と、
前記計時部の計時値が所定の値に達するまでは前記ユーザ認証部を無効化する認証制御部と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
この構成においては、計時部によってジョブ実行装置に対して最後にジョブの予約がされた時から現在までの経過時間が計時されており、前記計時部の計時値が予め定められた所定の値に達するまでは、認証制御部によって前記ユーザ認証部が動作しないようにされている。
【0011】
したがって、あるユーザによるジョブの予約が完了してから、他のユーザが当該ジョブ実行装置に対する操作が可能になるまでに少なくとも必要となる時間を前記所定の値として設定することにより、前記計時部の計時値が前記所定の値に達するまでに当該ジョブ実行装置に対して予約の解除を行える者は、最後にジョブの予約を行ったユーザ以外にはいないという前提が成立し、最後にジョブの予約を行ったユーザと予約の解除を行うユーザが同一であることが推認されるため、必要以上にユーザの認証をすることなく、迅速かつ的確な予約の解除が行われる。
【0012】
(2)前記認証制御部は、前記計時部の計時値が所定の値に達するまでは、ユーザ認証を行うことなく最後にジョブを予約したユーザに係るすべての予約についての前記予約の解除を許可することを特徴とする。
【0013】
この構成においては、前記計時部の計時値が前記所定の値に達するまでに当該ジョブ実行装置に対して予約の解除を行える者は、最後にジョブの予約を行ったユーザ以外にはいないという前提に基づいて、前記計時部の計時値が前記所定の値に達するまでの間においては、当該ユーザについての認証がなくても当該ユーザが行ったすべての予約について予約の解除が許可される。
【0014】
したがって、予約の解除を行うユーザが特定されている場合に、当該ユーザの予約に係るジョブを全て表示画面等に表示させて当該ユーザに予約の解除を欲するジョブを一括して選択させる等により、さらなる予約の解除の迅速化が実現される。
【0015】
(3)前記所定の値を任意に設定するための時間設定部をさらに備えたことを特徴とする。
【0016】
この構成においては、ジョブ実行装置の配置位置や使用状況に応じて、適宜、上述のジョブの予約の完了から他のユーザによる操作が可能になるとされる時間が調整される。したがって、上述の前記計時部の計時値が前記所定の値に達するまでに当該ジョブ実行装置に対して予約の解除を行える者は、最後にジョブの予約を行ったユーザ以外にはいないという前提が覆ることが確実に回避されるため、より的確なジョブの予約の解除が行われる。
【0017】
(4)実行すべきジョブの予約、および前記予約の解除を受け付ける受付部と、前記予約の解除を行う前に当該解除を指示するユーザの認証を行い、前記認証ができない場合には前記予約の解除を禁止するユーザ認証部と、を備え、前記受付部を介して予約されたジョブを実行するジョブ実行装置において、
装置本体に対する操作が可能な位置にユーザが存在するか否かを検出する検出部と、
最後にジョブの予約を受けた後に、前記検出部の検出値に変化がない場合には、前記ユーザ認証部を無効化する認証制御部と、を備えたことを特徴とする。
【0018】
この構成においては、検出部によってジョブ実行装置に対して最後にジョブの予約を行ったユーザが、当該予約の完了後も依然として装置本体に対する操作を行うことが可能な位置にいるか否かが検出され、検出部が当該予約を行ったユーザの存在を検出している間は、認証制御部によって前記ユーザ認証部が動作しないようにされている。
【0019】
したがって、前記検出部の検出結果により最後にジョブの予約を行ったユーザと予約の解除を行うユーザが同一であることが推認される状態において、必要以上にユーザの認証を行うことがないため、迅速かつ的確な予約の解除が実現される。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図を用いて本発明のジョブ実行装置の実施形態であるファクシミリ装置を説明をする。なお、本発明のジョブ実行装置が後述するファクシミリ装置に限定されることはなく、本発明のジョブ実行装置は、ジョブの予約を受け付け、予約されたジョブを順次実行していく他の装置にも適用することが可能である。
【0021】
図1は、第1の実施形態に係るファクシミリ装置1の構成の概略を示すブロック図である。同図に示すように、ファクシミリ装置1は、制御部10、操作部11、表示部12、符号化部13、復号化部14、RAM15、ROM16、印字部17、原稿読取部23、センサ22、時間設定部21、ジョブデータ記憶部20、ジョブ管理部19、および通信制御部18を備えている。
【0022】
操作部11は、ユーザによる操作を検出して制御部11に対して出力する。ここでは、操作部11を介してユーザによるファクシミリ送信ジョブの予約(以下、単にジョブ予約という。)の解除(キャンセル)指示が行われ、また、ジョブ予約の際のユーザIDやパスワード等のデータが入力される。すなわち、操作部11によって本発明の受付部が構成される。
【0023】
表示部12は、ファクシミリ装置1の動作状態を表示するための表示パネルである。符号化部13は、ファクシミリ送信するデータを符号化する。復号化部14は、受信したファクシミリ送信に係るデータを復号する。
【0024】
RAM15は、揮発性の記憶領域であり、ファクシミリ装置1における主記憶領域として使用される。ROM16は、ファクシミリ装置1の動作に必要となるプログラムを格納している。印字部17は、受信したファクシミリ送信に係るデータを印刷する。原稿読取部23は、ファクシミリ送信される原稿の画像データを読み取りファクシミリ送信に係るデータを作成する。
【0025】
センサ22は、ファクシミリ装置1の近傍であって、ファクシミリ装置に対する操作を行うことが可能な位置(以下、操作位置という。)にユーザが存在するか否かを検出する。ここではセンサ22として赤外線センサを使用しているが、特にセンサ22の種類は赤外線センサに限定されるものではなく、温度センサ等を使用することも可能である。なお、本実施形態のセンサは、ファクシミリ装置1にジョブ予約を行ったユーザが、その後操作位置から離れたか否かを検出する。
【0026】
時間設定部21は、ユーザのジョブ予約が完了時からどのくらいの期間、ユーザ認証をすることなく当該ジョブ予約のキャンセルを受理するかを設定する際に使用される。つまり、あるユーザのジョブ予約の完了時から計時して時間設定部21により設定された時間が経過するまでは、他のユーザがファクシミリ装置1に対する操作を行うことはないものとしてファクシミリ装置1の動作が行われる。
【0027】
ジョブデータ記憶部20は、ファクシミリ送信、または受信に係るジョブデータを蓄積する記録媒体である。ジョブ管理部19は、ジョブデータ記憶部20に記憶されているジョブデータを管理するものであり、例えばジョブデータ記憶部20に記憶されている送信ジョブを所定の手順に基づいて送信処理する。通信制御部18は、ファクシミリ装置1を電話回線等に接続する際に使用する通信インタフェースである。
【0028】
そして、制御部10は、上述のファクシミリ装置1の各構成要素の制御を行う。さらに、制御部10は、最後にジョブの予約を受けた後に経過した時間を計時する本発明の計時部としての計時回路を備えている。また、制御部10は、予約の解除を行う前に当該解除を指示するユーザの認証を行い、前記認証ができない場合にはこの予約の解除を禁止する制御や、計時部の計時値が所定の値に達するまでは予約の解除にあたってユーザ認証を不要にする制御を行う。すなわち、制御部10によって本発明のユーザ認証部、計時部、および認証制御部が構成される。
【0029】
上述の構成において、ファクシミリ装置1を動作させる際には、ジョブ予約の操作開始前にユーザが自分のユーザIDとパスワードとを入力する。ファクシミリ装置1側では、このユーザIDとパスワードによって、ファクシミリ装置1に対する操作を行うユーザの認証を行う。なお、ファクシミリ装置1におけるユーザ認証の手法はこれに限るものではなく、例えば指紋等のバイオメトリクス認証や、IDカード等を用いた所有物による認証を行ってもよい。
【0030】
ファクシミリ装置1を用いて原稿データの送信を行う際には、例えばユーザが、送信するための原稿を原稿読取部23にセットし、また操作部11等を用いて送信先を設定し、操作部11の送信ボタンを押す。すると、ファクシミリ装置1は、原稿を原稿読取部23にて読み取り、画像データを符号化部13にて符号化してジョブデータ記憶部20に蓄積する。そして、ファクシミリ装置1は、例えば電話回線を通じて通信先との接続を確立する。接続を確立すると、ジョブ管理部19が、蓄積したデータを所望のタイミングにて通信制御部18および電話回線を介して通信先へと送信する。このような接続の確立、データ送信の詳細については後述する。
【0031】
一方で、ファクシミリ装置1がデータを受信する場合には、通信先からの接続要求に応じて、通信先と電話回線を介して接続される。そして、接続を確立すると、通信制御部18を介して受信した受信データをジョブデータ記憶部20に蓄積する。その後、ジョブ管理部19は、所望のタイミングにて復号化部14に受信データを復号させ、印字部17にて印刷させる。
【0032】
図2は、送信処理においてファクシミリ装置1間に流れる信号を示す説明図であり、同図を用いて本実施形態におけるファクシミリ装置1による画像データの送信処理について説明する。同図に示すように、ファックス送信処理では、まず、通信制御部18が、受信側のファクシミリ装置(受信側の装置)との接続を確立する。
【0033】
すなわち、図2に示すように、送信処理においては、まず、通信制御部18が、コーリングトーン(以下、CNGという。)を受信側の装置に送信する。CNGを受信した受信側の装置は、通信制御部18に対して被呼局識別信号(以下、CEDという。)を送信し、続いて、非標準機能信号(以下、NSFという。)、発呼端末識別信号(以下、CSIという。)、ディジタル識別信号(以下、DISという。)を送信する。
【0034】
これらの信号を受けると、通信制御部18は、非標準機能設定信号(以下、NSSという。)、送信端末識別信号(以下、TSIという。)、ディジタル命令信号(以下、DCSという。)を受信側の装置に送信する。ただし、上述のNSFおよびNSSは送られない場合もある。
【0035】
DCSは、受信側の装置の能力を示す信号であるDISを元に、ファクシミリ装置1が持つ能力と共通の能力を選択することにより作成される。すなわち、DISとDCSのやり取りによって、受信側の装置と送信装置の能力交換を行い、この通信にて使用する符号化方式、データ信号速度(通信速度)等を決定する。
【0036】
図2に示すように、通信制御部18は、トレーニングを行う際、トレーニングチェック信号(以下、TCFという。)を受信側の装置に送信する。受信側の装置は、このTCFを正常に受信できなかった場合、トレーニング失敗(FTTという。)を返信する。そして、FTTを受けた通信制御部18は、通信速度を落として、再度、TSI/DCSを送出した後、TCFを送る。
【0037】
一方、TCFを正常に受信した場合、受信側の装置は、通信制御部18に対してCFR(受信準備確認信号)を返信する。これにより、通信制御部18は、トレーニングが成功したことを確認する。
【0038】
原稿読取部18は、原稿画像の読み取りを行い読み取った画像データをジョブデータ記憶部20に蓄積する。そして、符号化部13が、モノクロ符号化を行い、通信制御部18を介して受信側の装置へ送信する。そして、送信にかかる全ての原稿に対する送信が終了した後、通信制御部18が、受信側の装置との通信回線を切断し、通信を終了する。
【0039】
すなわち、図2に示すように、通信制御部18は、受信側の装置に対し、モノクロ符号化された画像データに応じた信号であるPIXを送信する。なお、図2に示す処理では、通信制御部18は、PIXの送信後に、マルチページ信号(以下、PPS−MPSという。)を送信するようになっている。これに対し、受信側の装置は、メッセージ確認信号(以下、MCFという。)を返信し、次ページ(第2ページ)の画像データの送信を促すように設定されている。
【0040】
そして、全画像データの送信を終えた後、通信制御部18は、手順終了信号(以下、PPS−EOPという。)を受信側の装置に送信する。これにより、受信側の装置は、全画像データの受信を確認し、MCFを返信する。その後、通信制御部は、受信側の装置に切断命令信号(以下、DCNという。)を送信して、通信を終了する。
【0041】
ユーザは、ファクシミリ装置1にファックス送信を行う原稿をセットし、送信先等を設定して、操作部11の送信ボタンを押すことによりジョブ予約を行う。
【0042】
ここで、複数のユーザによって連続してジョブ予約がされた場合、ジョブ管理部に蓄積される各送信ジョブの内容(送信ジョブ管理表)の一例を、図6(a)に示す。送信ジョブ管理表は、図6(a)に示すように、ジョブナンバー(ジョブNo)、パスワード、登録日時(ジョブ予約の日時)、およびジョブの進捗状態の各項目を含んでいる。なお、図には現れていないが、実際上送信ジョブ管理表には、送信先名、送信先FAX番号、送信枚数等のデータ項目が含まれている。
【0043】
本実施形態のファクシミリ装置1は、IDコード(個人識別情報:本人のユーザID、パスワード等)としてパスワードを用いている。また、図6(a)は、現時点においてファクシミリ装置1には、ジョブNo.001、002、および003のジョブが順次予約(登録)されており、ジョブNo.001のジョブが送信中であり、ジョブNo.002、003のジョブは待機中(予約)となっていることを示している。
【0044】
その後、ユーザは、例えば、送信先または送信原稿に誤りがあることに気が付いた場合には、ジョブ予約のキャンセルを行うためのキャンセルキーを入力してジョブ予約のキャンセルを行う。本発明では、このジョブ予約のキャンセルの処理手順を特徴としている。
【0045】
図3は、本実施形態のファクシミリ装置1の予約ジョブのキャンセルの処理手順を示すフローチャートである。まず、s1において、ファクシミリ装置1は、ユーザによる操作部11のキャンセルキー(ジョブキャンセルキー)入力を検出すると(s1)、ファクシミリ装置1の制御部10は、ユーザによる最後のジョブ予約、すなわち直近のジョブ予約が完了してから当該キャンセルキーの入力までの時間が、ファクシミリ装置の時間設定部21を用いて設定した所定の時間を超えているか否かを判断する(s2)。ここで、本実施形態のファクシミリ装置1においては、時間設定部21を用いて、所定の時間として20秒が設定されているものとする。なお、この所定の時間は、本実施形態の値に限定されることはなく、例えば、時間設定部21を用いてこの所定時間を10〜25秒の範囲で設定する等、所定時間は増減自在である。
【0046】
s2の判断工程において、制御部10は内部の計時回路での計時値が時間設定部21によって設定された所定の時間を超えている場合には、通常のジョブ予約のキャンセル処理を行うためにジョブ管理部6において管理されているジョブの一覧を表示部12に表示させる(s6)。
【0047】
この一覧表示の一例を図7(b)に示す。この予約ジョブの一覧表示は、ジョブ管理部の送信ジョブ管理表を参照して、ジョブNo、ジョブ予約の日時、ジョブの状態の3つの項目を表示しており、さらに、一覧表示の画面には、パスワードを入力するための欄が設けられている。
【0048】
次に、ユーザによって一覧表示の画面に基づいてキャンセルすべきジョブの選択が行われるが、制御部10は、各ユーザの選択の内容を受け付ける(s7)。例えば、図7(b)に示す一例では、ユーザがジョブNo.002をキャンセルすべきジョブとして選択している状態が示されている。
【0049】
さらに、ファクシミリ装置1は、パスワード入力画面を表示する(s8)。本実施形態においては、s7の工程においてジョブが選択されると、s8の工程においては、パスワード入力画面としてパスワード入力をするための欄にカーソルを移動させるという簡易な構成でユーザによるパスワード入力を受け付ける(s9)。
【0050】
次に、制御部10は、ジョブ管理部19に登録されているパスワードと、s9の工程にて入力されたパスワードとが一致するか否かを判断する(s10)。s10の判断工程においてパスワードが一致して正規のユーザであると認証された場合には、s7の工程において選択されたジョブ予約のキャンセルを行い(s11)、ジョブキャンセル処理を終了する。より詳細には、s11の工程において、ジョブ管理部19の送信ジョブ管理表における該当するジョブを消去するとともに、ジョブデータ記憶部20に蓄積された送信データを削除している。
【0051】
これに対して、s10の判断工程において、入力されたパスワードが一致しなかった場合には、パスワードが一致しなかった旨を表示部12に表示させる(s12)。このとき、ユーザから当該ジョブ予約のキャンセル処理を中止する旨の指示があるか否かを判断している(s13)。
【0052】
s13の検出工程においてジョブキャンセルを中止する旨の指示があった場合には当該処理ジョブ予約のキャンセルを終了する。これに対して、s13の判断工程においてジョブ予約のキャンセルを中止しない場合にはs8の工程に戻ってパスワード入力画面を表示させる。
【0053】
一方で、s2の判断工程において、制御部10内部の計時回路の計時値が所定の時間以下である場合には、制御部10は表示部12に図7(a)に示すようなジョブ予約のキャンセルを行う画面を表示させる(s3)。本実施形態のファクシミリ装置1は、最後のジョブ予約が完了してからジョブ予約のキャンセルの入力があるまでの間が所定の時間以下である場合には、送信ジョブ予約を行ったのと同じユーザがキャンセル処理を行うものとして、ユーザ認証を行わないようにしている。
【0054】
s3の工程においては、ファクシミリ装置1の表示部12に、最後のジョブ予約に係る送信ジョブの内容と、当該ジョブをキャンセルするか否かを選択させるための画面を表示させている。
【0055】
図7(a)に示すように、ジョブ管理部19の送信ジョブ管理表を参照して、最後に投入した送信ジョブの内容は表示できる。ここでは、ジョブNo、ジョブ予約の日時、およびジョブの状態の3つの項目を表示しているが、これらに加えて送信先名、送信先FAX番号等を表示させてもよい。
【0056】
そして、制御部10ではユーザが当該ジョブ予約をキャンセルする旨を指示をするか否かを判断しており(s4)、s4の判断工程において「キャンセルする」が選択された場合には、該当するジョブをキャンセルして(s5)、ジョブ予約のキャンセル処理を終了する。より詳細には、s5の工程において、ジョブ管理部の送信ジョブ管理表における該当するジョブを消去するとともに、ジョブデータ記憶部20に蓄積された送信データを削除する。
【0057】
また、s4の判断工程において「キャンセルしない」が選択された場合には、そのままジョブ予約のキャンセル処理を終了する。なお、上述の一連の処理において、s5の工程におけるキャンセル処理は、該当ジョブが送信中の時にもキャンセルが可能であるが、この場合は、通信エラーとなる。ジョブ予約のキャンセルによる通信エラーが起きる事を望まない場合には、送信中のジョブ予約のキャンセルは行えないようにすればよいが、この場合は、一旦ファクシミリ送信が開始されると、該当ジョブのキャンセルが不可能になるという不都合が生じる。
【0058】
そこで、常にs5の工程におけるキャンセルが可能となるように、前記ファクシミリ装置1は、最後のジョブ予約から前記の所定時間経過した後に送信処理を行うようにしてもよい。また、ジョブ管理部19に入力されたジョブが一つのみの場合にのみ、最後のジョブ予約から前記の所定時間経過した後に送信処理を行うようにしてもよい。
【0059】
以上のように、本実施形態のファクシミリ装置1は、s2にてユーザによる最後(直近)の送信ジョブ投入からキャンセルキー入力までの時間が、予め設定した所定の時間を超えているか否かを判別し、この判別に応じて処理を異ならせる。
【0060】
特に、最後のジョブ予約の直後にキャンセル指示を行った場合には、パスワード入力のようなユーザ認証を行うことなく、ジョブ予約をキャンセルできるので、確実にジョブキャンセルを行うとともに、操作性を向上させたファクシミリ装置1を提供することが可能になる。
【0061】
次に、本実施形態の変形例として第2の実施形態について、図4に基づいて説明する。図4に示すフローチャートは、s2の工程を除き、図3に示すフローチャートと同様である。すなわち、図4に示すフローチャートでは、キャンセルキー入力の検出(s1)の後に、ファクシミリ装置1のセンサ22を用いて、ユーザによる最後のジョブ予約からキャンセルキーの入力があるまでの間に、ファクシミリ装置1に対してジョブ予約を行ったユーザが上述の操作位置から不在となったか否かを判別している(s2′)。
【0062】
s2′において、ユーザが不在となったと判別された場合には、s6の工程に進んで通常のジョブキャンセル処理を行う。s2′において、ユーザが不在とならず、ユーザがファクシミリ装置1の傍に居続けたと判断された場合には、s3に進んで上述と同様の処理を行う。なお、s2′の工程以外の各工程については、図3と同様であるので説明を省略する。このように、ファクシミリ装置1のセンサ22を用いてユーザの移動を検出して、ジョブ予約のキャンセルの際におけるユーザ認証の有無の判断を行う構成であってもよい。
【0063】
さらに、本発明の第3の実施形態について、図5に基づいて説明する。本実施形態における処理手順は、上述の図3に示す第1の実施形態における処理手順と比較すると、s3〜s5の工程の代えてs14〜s17の工程を採用している点が相違していることを除けば、その他の工程については第1の実施形態の同様である。
【0064】
本実施形態におけるユーザによるジョブ予約の状況の一例を、図6(b)に示す。図6(b)に示す送信ジョブ管理表の一例は、ジョブNo、ユーザID、パスワード、ジョブの状態の各項目を含んでいる。この一例においては、No.002のジョブ予約と003のジョブ予約とが、同じユーザ(matsu)によって行われている。ここでは、このユーザ(matsu)がジョブ予約のキャンセルを行うものとする。
【0065】
図5のフローチャートにおいて、キャンセルキー入力の検出(s1)の後に、ユーザによる最後のジョブ予約からキャンセルキーの入力があるまでの時間が、ファクシミリ装置1の時間設定部21を用いて設定した所定の時間を超えているか否かを判別する(s2)。
【0066】
s2の判断工程において、計時された時間が所定の時間以下であると判別された場合には本実施形態で特有のs14の工程へと移行するところ、s14の工程では、最後の送信ジョブと同一ユーザによるジョブの一覧を、表示部12に表示する。この表示画面の一例を図7(c)に示す。
【0067】
図7(c)に示すように、ジョブ管理部の送信ジョブ管理表を参照して、最後のジョブ予約を行ったユーザと同一人物であるユーザ(matsu)によるジョブの一覧を表示できる。ここでは、ジョブNo.002、および003のジョブが表示される。
【0068】
そして、s15の工程では、ユーザによるキャンセルするためのジョブの選択を検出する。例えば、図7(c)に示す一例では、ジョブNo.002のジョブ予約が選択されている。
【0069】
ここで、ファクシミリ装置1の制御部10では、ユーザがキャンセルするを選択するか否かが判断されており、表示画面の「キャンセルする」、または「キャンセルしない」に対する、ユーザによる選択を検出する。
【0070】
s16の判断工程において「キャンセルする」が選択された場合には、s17の工程に進んで、s15の工程において選択されたジョブ予約をキャンセルする。より詳細には、s15の工程ではジョブ管理部19の送信ジョブ管理表における該当するジョブを消去するとともに、ジョブデータ記憶部20に蓄積された送信データを削除する。
【0071】
一方で、s16の判断工程において「キャンセルしない」が選択された場合には、ファクシミリ装置1はジョブ予約のキャンセル処理を終了する。以上のように、本実施形態では、同一ユーザによる複数のジョブを表示して、その中からキャンセルするジョブを一括して選択できるため、より迅速なジョブ予約を実現することが可能になる。
【0072】
上述したように、本発明に係るファクシミリ装置1は、原則としてジョブ予約のキャンセルを行うためにはユーザ認証を必要しているが、ジョブ予約の完了直後にキャンセル指示を行った場合には、パスワード入力のようなユーザ認証を行うことなく当該ジョブ予約のキャンセルが可能であるため、確実なジョブ予約のキャンセルを行うとともに、操作性を向上させたファクシミリ装置1を提供することが可能になる。つまり、誤って登録した送信ジョブをすぐにキャンセルしたい場合に、一定時間まではパスワードの入力を省略して当該ジョブ予約のキャンセルが可能であるため、ファクシミリ装置1の操作性の向上が図られている。
【0073】
また、同一ユーザが複数のジョブ予約をしている場合、最後のジョブ予約だけでなく、他のジョブ予約も併せてキャンセル可能にしているため、まとめてジョブ予約をキャンセルしたり、多数のジョブ予約のうちの最初に入力した方のジョブ予約のキャンセルを行ないたい場合にも、迅速にジョブ予約のキャンセルが可能になるため、ファクシミリ装置1の操作性が向上している。
【0074】
さらに、センサ22を用いてファクシミリ装置1の使用後にユーザが移動したか否かを検出しており、ジョブ予約したユーザがファクシミリ装置1の操作位置から離れるまでは、最後に登録したジョブ予約のキャンセルを、パスワードなしで行えるようにしていることにより、ジョブ予約のキャンセルの前におけるユーザ認証の要否をより確実に行う判別することが可能である。
【0075】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
【0076】
(1)計時部がジョブ実行装置に対して最後にジョブの予約がされた時から現在までの経過時間を計時しており、前記計時部の計時値が予め定められた所定の値に達するまでは、認証制御部が前記ユーザ認証部が動作しないように制御していることにより、あるユーザによるジョブの予約が完了してから、他のユーザが当該ジョブ実行装置に対する操作が可能になるまでに少なくとも必要となる時間を前記所定の値として設定することにより、前記計時部の計時値が前記所定の値に達するまでに当該ジョブ実行装置に対して予約の解除を行える者は、最後にジョブの予約を行ったユーザ以外にはいないという前提が成立し、最後にジョブの予約を行ったユーザと予約の解除を行うユーザが同一であることが推認されるため、必要以上にユーザの認証をすることなく、迅速かつ的確な予約の解除を行うことが可能になる。
【0077】
(2)前記計時部の計時値が前記所定の値に達するまでに当該ジョブ実行装置に対して予約の解除を行える者は、最後にジョブの予約を行ったユーザ以外にはいないという前提に基づいて、前記計時部の計時値が前記所定の値に達するまでの間においては、当該ユーザについての認証がなくても当該ユーザが行ったすべての予約について予約の解除を許可することにより、予約の解除を行うユーザが特定されている場合に、当該ユーザの予約に係るジョブを全て表示画面等に表示させて当該ユーザに予約の解除を欲するジョブを一括して選択させる等の工夫をして、さらなる予約の解除の迅速化を実現することが可能になる。
【0078】
(3)ジョブ実行装置の配置位置や使用状況に応じて、適宜、上述のジョブの予約の完了から他のユーザによる操作が可能になるとされる時間を調整することにより、上述の前記計時部の計時値が前記所定の値に達するまでに当該ジョブ実行装置に対して予約の解除を行える者は、最後にジョブの予約を行ったユーザ以外にはいないという前提が覆ることを確実に回避できるため、より的確なジョブの予約の解除を行うことが可能になる。
【0079】
(4)検出部がジョブ実行装置に対して最後にジョブの予約を行ったユーザが、当該予約の完了後も依然として装置本体に対する操作を行うことが可能な位置にいるか否かを検出し、検出部が当該予約を行ったユーザの存在を検出している間は、認証制御部が前記ユーザ認証部が動作しないように制御することにより、前記検出部の検出結果により最後にジョブの予約を行ったユーザと予約の解除を行うユーザが同一であることが推認される状態において、必要以上にユーザの認証を行うことがないため、迅速かつ的確な予約の解除を実現することができる。
【0080】
よって、他人のジョブの予約を解除してしまうことを確実に防止するとともに、必要な場合にのみユーザ認証を行うことで、迅速かつ的確にジョブの予約の解除を行うことが可能なジョブ実行装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置1の構成を示すブロック図である。
【図2】ファクシミリ装置間における信号の通信状態を示す図である。
【図3】第1の実施形態におけるファクシミリ装置の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】第2の実施形態におけるファクシミリ装置の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】第3の実施形態におけるファクシミリ装置の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】ジョブ管理部におけるジョブの管理状態の例を示す図である。
【図7】ジョブ予約のキャンセル処理における表示部の表示内容の例を示す図である。
【符号の説明】
1−ファクシミリ装置
10−制御部
12−表示部
19−ジョブ管理部
20−ジョブデータ記憶部
21−時間設定部
22−センサ
Claims (4)
- 実行すべきジョブの予約、および前記予約の解除を受け付ける受付部と、
前記予約の解除を行う前に当該解除を指示するユーザの認証を行い、前記認証ができない場合には前記予約の解除を禁止するユーザ認証部と、を備え、前記受付部を介して予約されたジョブを実行するジョブ実行装置において、
最後にジョブの予約を受けた後に経過した時間を計時する計時部と、
前記計時部の計時値が所定の値に達するまでは前記ユーザ認証部を無効化する認証制御部と、を備えたことを特徴とするジョブ実行装置。 - 前記認証制御部は、前記計時部の計時値が所定の値に達するまでは、ユーザ認証を行うことなく最後にジョブを予約したユーザに係るすべての予約についての前記予約の解除を許可することを特徴とする請求項1に記載のジョブ実行装置。
- 前記所定の値を任意に設定するための時間設定部をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のジョブ実行装置。
- 実行すべきジョブの予約、および前記予約の解除を受け付ける受付部と、
前記予約の解除を行う前に当該解除を指示するユーザの認証を行い、前記認証ができない場合には前記予約の解除を禁止するユーザ認証部と、を備え、前記受付部を介して予約されたジョブを実行するジョブ実行装置において、
装置本体に対する操作が可能な位置にユーザが存在するか否かを検出する検出部と、
最後にジョブの予約を受けた後に、前記検出部の検出値に変化がない場合には、前記ユーザ認証部を無効化する認証制御部と、を備えたことを特徴とするジョブ実行装置。
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