JP2004252703A

JP2004252703A - Ｐｏｓシステムにおけるディスプレイ表示方式

Info

Publication number: JP2004252703A
Application number: JP2003042206A
Authority: JP
Inventors: Masakazu Ito; 正和伊藤
Original assignee: NEC Infrontia Corp
Current assignee: NEC Platforms Ltd
Priority date: 2003-02-20
Filing date: 2003-02-20
Publication date: 2004-09-09
Also published as: US20050240480A1

Abstract

【課題】店舗の種類や形態に応じて適切なコメント、文章、画像（混在を含む）を任意の場所に配置表示可能とするＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式を提供する。
【解決手段】ディスプレイ画面上に表示される店舗で扱う商品情報に基づいてＰＯＳ処理を実行するＰＯＳシステムにおいて、店舗毎に設定されている文字、画像、写真のいずれか、またはこれらの合成情報を任意に生成して画面の所定個所に表示させる。
【選択図】図１

Description

【発明の属する技術分野】
【０００１】
本発明は、ＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式に関し、例えば、ファーストフードやレストラン等の店舗で使用され、各店舗特有な情報を任意に表示でき、効率的な運用を可能とするＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】
ＰＯＳシステムは、スーパーやファーストフード店等、種々の店舗において使用されており、リアルタイムで売上情報等の各種情報を取得できるので、販売戦略上も重要である。
【０００３】
従来のＰＯＳシステムのディスプレイとしては近年液晶が使われることが多く、液晶画面上に透明電極を配置し、この透明電極に印刷形成された商品や処理等に対応付けたキーを指でタッチすることによりタッチされたキーを特定するように構成されている。
【０００４】
画面に表示されるＰＯＳディスプレイの売上画面は、図８に示すように、通常、売上画面全体を示すキートップ（Ｋｅｙｔｏｐ）、処理ボタン群を示すキーグループ（ＫｅｙＧｒｏｕｐ）、処理／売上ボタンを示すキー（Ｋｅｙ）、見出し／コメントを示すラベル（Ｌａｂｅｌ）及び明細フィールドを示すアクティブウインドウ（ＡｃｔｉｖｅＷｉｎｄｏｗ）等から構成されている。
【０００５】
ＰＯＳディスプレイ画面に配置できるボタン数の制約のため、複数の画面で必要なキー項目に対応させているが、このときの各画面の単位がキートップである。キートップには、キーグループ、キーが配置され、キーグループはキーグループの座標情報で規定される位置に表示され、キーグループに属するキー、ラベル等の情報をもつ。アクティブウインドウは、例えば、売上時の１会計情報の表示フィールドを指し、会計見出し（お客情報）、売上明細、会計情報の３フィールドで構成することができる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式では、上述の如く、画面上の固定場所に見出しの文字情報が表示されるだけである。一方、店舗形態や各店舗には特有の要望があり、表示形態にも格別なものが必要な場合もあるが、かかる要望には柔軟に対応できない。
【０００７】
本発明の目的は、店舗の種類や形態に応じて適切なコメント、文章、画像（混在を含む）を任意の場所に配置表示可能とするＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式を提供することにある。
【０００８】
本発明の更に具体的な目的は、例えば、ＰＯＳの売上画面の視認性を良くするだけでなくサービスやセールストーク等のコメントを文章のほかに画像（混在を含む）を自由に配置することにより、接客時や処理時の間違いを発生しづらくするようにしたＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため、本発明によるＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式は、次のような特徴的な構成を採用している。
【００１０】
（１）ディスプレイ画面上に表示される店舗で扱う商品情報に基づいてＰＯＳ処理を実行するＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式において、
前記店舗毎に設定されている情報を任意に生成して、前記画面の所定個所に表示させるＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式。
【００１１】
（２）前記情報としては、文字、画像、写真のいずれか、またはこれらの合成情報である上記（１）のＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式。
【００１２】
（３）前記情報は、売上商品に対応して定まる情報である上記（１）のＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式。
【００１３】
（４）前記情報は、セールストーク、サービス内容、処理時の確認事項、処理の見出しのいずれか、またはこれらの組み合わせである上記（１）乃至（３）のいずれかのＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式。
【００１４】
（５）前記情報のフォントや色を他の画面表示とは異なる形態で表示させる上記（１）乃至（４）のいずれかのＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式の好適実施形態例について添付図を参照しながら詳細に説明する。
【００１６】
本発明では、店舗の種類や形態に応じて生成された適切なコメント、文章、画像、写真（混在を含む）の情報を任意の場所に配置表示可能とする。これらの情報は、汎用的で任意に作成可能な情報とされる。
【００１７】
図１は本発明によるＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式の一実施形態のディスプレイ表示画面例を示す図である。
【００１８】
画面上には、従来と同様なキーグループ、キーグループに属する各種キー、ラベル（見出し）等が所定位置に表示されている。所定キー操作により操作（動作）状態とされているアクティブウインドウが設定される。本例のアクティブウインドウは、左上画面の個別商品売上画面で、注文のあった（売上のあった）商品とその価格、売上商品金額、その合計額等が表示されている。
【００１９】
キーグループの例を説明すると、キーグループＧ１は売上処理選択キーが配置され、例えば、バーガー選択キー、ドリンク選択キー、サイド選択キー、会計選択キー、サービス選択キー等が含まれる。キーグループＧ２には、商品選択キーが配置され、その見出しとして上部に“バーガー”が表示され、“バーガーＡ〜Ｈ”の各種類が配置されている。また、キーグループＧ３には、上記本発明による格別なコメント、文章、画像、写真（例えば、注意事項としてのコメント、セールストーク）等の情報が表示される。これらの情報は、画面上の任意に決定される所定場所に表示される。画面の左上部には、売上商品数、金額、合計額等の情報が表示され、右下には数字入力用のテンキーが配置されている。
【００２０】
例えば、ファーストフード店舗での売上処理では、「この商品の注文を受けたら、この言葉をお客様に伝える。」というような接客を行っているが、アルバイト（不慣れな担当）に常時接客をさせることが多いため、セールストークの言い間違えや言い忘れが発生する可能性が大きい。また、慣れた店員でもサービスの変更、開始時には間違えることが間々ある。そこで、本発明では、サービス内容やセールストークの記述を情報として画面上の所定個所（図１のＧ３部）に表示する。
【００２１】
より具体的な例について図１を参照しながら説明すると、第１の運用例では、今週のキャンペーン商品の「バーガーＤ」（注文毎にコーヒー、紅茶の割引サービスあり）の注文を受けたら、「ドリンクがセット価格でお安くなっています。いかがですか。」等のセールストーク情報を画面上に表示させ、この情報を確認しながら店員がお客に伝え、購買意欲を湧かせるようにする。また、サービスとセールストークを忘れないように、画面上にサービス品の画像（コーヒー、紅茶）とコメント表示をすることもできる。
【００２２】
図２、図３及び図４には、図１の画面例における表示画像に関するデータ構成例が示されている。キーグループＧ１、Ｇ２及びＧ３の各キーのラベル（バーガー選択、ドリンク選択、サービス選択、バーガーＡ〜Ｈ等）、コメント、表示位置等のデータが表示される。図２と図３には、キーグループＧ１とＧ２における通常のキーに関する名称、表示位置等が表示される。図４にはキーグループＧ３における表示されるべきコメントや画像に関する名称、表示位置（座標）等が表示される。
【００２３】
次に、図５を参照しながら本発明によるＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式の第２の運用例についてレストランを適用店舗とした場合を説明する。キーグループＧ１にはランチ選択、ドリンク選択、サラダ選択、単品メニュー、会計選択が配置され、キーグループＧ２には、ランチＡ〜Ｄが配置され、キーグループＧ３には、本発明によるコメントや画像の表示が配置される。本例は、レストランでは、お客から注文を受け、ＰＯＳシステムで伝票を作成し、注文商品を登録するが、このとき、ＰＯＳシステムによる注文商品の登録時、上述のような店舗特有の情報（サービス内容）をディスプレイに表示させれば処理が確実且つ迅速に行えるようになり有益である。特に、期日限定サービスやランチサービス等の切り替わりの早いサービスでの間違い防止に、コメント表示は有効である。例えば、本日、ランチ時のサービス商品、ランチＡにはデザートが付くこととする場合、サービス品を忘れないように，画面にサービス品の画像（デザートの画像）とコメント（“本日は「ランチＡ」に特別にデザートが付きます。忘れずに出してください。”）と表示する。
【００２４】
続いて、図６を参照して本発明によるＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式の第３の運用例について説明する。本例は、店舗における会計時のポイントカード、各種サービス券、会計金額をまとめたり分割したりと様々な確認や処理を行う場合に有効である。かかる店舗処理では、確認事項が複数有り、処理も煩雑になる。そこで、本例では、複数項目の確認内容を別々にコメント表示して、処理の確認を効率的に行えるようになる。例えば、会計時に▲１▼ポイントカードの確認、▲２▼サービス券の確認（受け取り）、▲３▼次回のサービス券を渡す（本日発行するサービス券がある）旨の表示を行えば効率的な処理を行うことができる。
【００２５】
更に本発明では、図７に示すように、上記表示の他に各処理ごとの見出しを格別な表示形態とすることもできる。例えば、フォントや色を変え、画像等を使用して、その画面機能の視認性を良くすることもできる。また、処理の見出しを、画像を添えて視認性をよくすることもできる。
【００２６】
以上、本発明のＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式の好適実施形態例を説明したが、これは単なる例示にすぎず、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることは勿論である。
【００２７】
【発明の効果】
上述の如く、本発明のＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式によれば、店舗の種類や形態に応じて適切なコメント、文章、画像（混在を含む）を任意の場所に配置表示可能で、当該画面を視認し易くなるため、各店舗特有の処理が適切且つ迅速に行えるようになる。例えば、サービスやセールストーク等のコメントを文章のほかに画像（混在を含む）を自由にコメント配置することにより接客時の間違いを低減したり、間違え易い処理に対しては固有のメッセージや画像を表示させることにより、エラー処理を低減したりすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は本発明によるＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式の一実施形態の表示画面例を示す図である。
【図２】図１の画面例におけるキーグループＧ１の表示画像に関するデータ構成例を示す図である。
【図３】図１の画面例におけるキーグループＧ２の表示画像に関するデータ構成例を示す図である。
【図４】図１の画面例におけるキーグループＧ３における表示されるべきコメントや画像に関する名称、表示位置等を表す図である。
【図５】本発明によるＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式の他の運用例についてレストランを適用店舗とした場合の表示画像例である。
【図６】本発明によるＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式の更に他の運用例についてレストランを適用店舗とした場合の表示画像例である。
【図７】本発明の実施形態における見出しを格別な表示形態とする場合の表示例を示す図である。
【図８】従来のＰＯＳシステムにおけるディスプレイの表示画面例を示す図である。
【符号の説明】
Ｇ１〜Ｇ３キーグループ

Claims

ディスプレイ画面上に表示される店舗で扱う商品情報に基づいてＰＯＳ処理を実行するＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式において、
前記店舗毎に設定されている情報を任意に生成して、前記画面の所定個所に表示させることを特徴とするＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式。
前記情報としては、文字、画像、写真のいずれか、またはこれらの合成情報であることを特徴とする請求項１に記載のＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式。
前記情報は、売上商品に対応して定まる情報であることを特徴とする請求項１に記載のＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式。
前記情報は、セールストーク、サービス内容、処理時の確認事項、処理の見出しのいずれか、またはこれらの組み合わせであることを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載のＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式。
前記情報のフォントや色を他の画面表示とは異なる形態で表示させることを特徴とする請求項１乃至４のいずれかに記載のＰＯＳシステムにおけるディスプレイ表示方式。