JP2004251589A - コンロ - Google Patents
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Abstract
【課題】上方開放部が天板で覆われた本体ケースを具備するコンロであって、前記本体ケース内には、前記天板に開設させたバーナ用開口に対して上下方向の所定位置に炎孔部を位置決めさせた状態で、ガスバーナが収容されているコンロに関し、本体ケース(2)の底板(23)の温度が高くならないようにすること。
【解決手段】ガスバーナ(10)(11)は、本体ケース(2)の底板(23)上に設置され且つ所定の高さを有するバーナ支持台(1)に載置される構成とし、バーナ支持台(1)を、前記ガスバーナ(10)(11)を構成している材質の熱伝達率以下の熱伝達率を有する材質から構成したこと。
【選択図】 図1
【解決手段】ガスバーナ(10)(11)は、本体ケース(2)の底板(23)上に設置され且つ所定の高さを有するバーナ支持台(1)に載置される構成とし、バーナ支持台(1)を、前記ガスバーナ(10)(11)を構成している材質の熱伝達率以下の熱伝達率を有する材質から構成したこと。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコンロに関するもので、例えば、本体ケースの下方に収納スペース等の空間を設ける形式のドロップインコンロや、コンロ台に載置して使用するテーブルコンロに適用することができる。
【0002】
【従来の技術】
システムキッチン等において用いられるコンロは、図5に示すように、調理台や流し台に連続するカウンタートップ(31)に形成した開口(30)に、制御装置やガスバーナ(20)等が収容された上方開放の本体ケース(2)を吊持させる、所謂、ドロップインコンロが一般的である。
【0003】
特に、同図に示すものは、本体ケース(2)が浅く形成されたタイプのものであり、前記制御装置を操作する操作部(21)は天板(22)上に配設されている。又、本体ケース(2)から熱気や煮こぼれが下方に漏れるのを防ぐために、前記本体ケース(2)の構成壁には透孔等は設けられていない。
この種ドロップインコンロでは、上記したように、本体ケース(2)を浅く構成することにより、ドロップインコンロの下方に空間(S)を確保することができる。前記空間(S)内に引き出しや扉等を設けることにより、前記空間(S)は収納スペースとして利用することができ、又、空間(S)をそのまま前方に開放させた状態にしておくことにより、車椅子での調理が可能なシステムキッチンとなる。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−42763号公報
【特許文献2】
特開2001−161469号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のものでは、前記本体ケース(2)は浅く形成されていることから、ガスバーナ(20)の燃焼部から底板(23)までの距離が短く、前記燃焼部からの輻射熱やガスバーナ(20)自体からの熱伝導によって、前記底板(23)が過熱されてしまう。底板(23)が過熱されて底板(23)の温度が高くなると、前記空間(S)の上方部分の温度が高くなってしまい、前記空間(S)を収納スペースとして利用する場合には、最上段の引き出し内が熱せられ、前記引き出し内に収納させる樹脂製品が熱変形してしまう等の不都合がある。
又、コンロ台等に載置して使用するテーブルコンロでは、本体ケースの底板が過熱されると、コンロ台の載置面が熱的悪影響を受ける不都合がある。
【0006】
本発明は、『上方開放部が天板で覆われた本体ケースを具備するコンロであって、前記本体ケース内には、前記天板に開設させたバーナ用開口に対して上下方向の所定位置に炎孔部を位置決めさせた状態で、ガスバーナが収容されているコンロ』において、前記本体ケースの底板の温度が高くならないようにすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
*1項
上記課題を解決するための本発明の技術的手段は、『前記ガスバーナは、前記本体ケースの底板上に設置され且つ所定の高さを有するバーナ支持台に載置され、
前記バーナ支持台は、前記ガスバーナを構成している材質の熱伝達率以下の熱伝達率を有する材質から構成されている』ことである。
上記技術的手段は次のように作用する。
ガスバーナは、本体ケース内において、その炎孔部が天板に開設させたバーナ用開口に対して上下方向の所定位置に位置決めされた状態で収容されており、このガスバーナの配設位置を変えることなく、前記ガスバーナと本体ケースの底板との間に所定高さのバーナ支持台を設ける構成としたから、前記本体ケースの底板からガスバーナの炎孔部までの距離は、前記バーナ支持台を設けない従来の構成のものに比べて前記バーナ支持台の高さ分離れて位置する態様となる。従って、前記炎孔部に形成される炎からの輻射熱が底板に届きにくくなる。
【0008】
又、ガスバーナ自体の熱は、バーナ支持台を介して本体ケースの底板に間接的に伝達されるが、前記バーナ支持台は、ガスバーナを構成している材質の熱伝導率以下の熱伝導率を有する材質から構成されているため、ガスバーナ自体が過熱されてもこの熱が前記底板に伝わりにくいものとなる。又、ガスバーナからの伝達熱は、バーナ支持台に於ける熱分散や雰囲気中への放熱により、一層底板に伝わりにくいものとなる。
【0009】
*2項
上記課題を解決するための他の発明の技術的手段は、『前記ガスバーナは、前記本体ケースの底板上に設置され且つ所定の高さを有するバーナ支持台に載置され、
前記バーナ支持台と前記底板との境界部分、又は、前記ガスバーナと前記バーナ支持台との境界部分に、断熱材が配設されている』ことである。
このものでは、ガスバーナ自体が過熱された場合でも、ガスバーナからの熱は前記断熱材で遮断され、底板へ熱伝達されることはない。
【0010】
*3項
上記課題を解決するための他の発明の技術的手段は、『前記ガスバーナは、所定の高さを有するバーナ支持台に載置され、前記バーナ支持台の下端部は、前記底板に部分的に設けられた隆起部の頂面に固定されている』ことである。
バーナ支持台の下端部は、ガスバーナからの伝達熱で温度上昇しているが、この温度上昇したバーナ支持台の下端部は、本体ケースの底板に形成された隆起部の頂部に固定されており、これにより、該固定部の温度も高くなっている。従って、前記隆起部の裏側に位置する凹み部の最奥部に、前記温度上昇した固定部が存在している。よって、本体ケースの底板の下方に人の手が差し込まれることがあっても、この手が前記隆起部の裏側の凹み部内に入りにくく、昇温した隆起部の頂部に触れる心配が少ない。又、バーナ支持台の熱は、前記隆起部の頂部から基端部に伝達される途中で放熱や熱分散によって冷えるから、本体ケースの下方に差し込まれた手が底板に触れても安全である。
【0011】
*4項
上記1項又は2項において、『前記底板には隆起部が部分的に設けられ、前記隆起部の頂面に前記バーナ支持台の下端部が固定されている』ものでは、1項,2項の発明の作用に加えて、更に上記3項の発明の作用が重畳的に発揮され、これにより、本体ケースの底板の加熱が一層効果的に防止される。
【0012】
【発明の効果】
本発明は上記構成であるから次の特有の効果を有する。
上記1項のものでは、前記ガスバーナを構成している材質の熱伝達率以下の熱伝達率を有する材質からなるバーナ支持台を介して、ガスバーナを、本体ケースの底板から離反させた状態に配設するようにしたから、炎孔部からの輻射熱が前記底板に届きにくくなる上に、前記ガスバーナ自体の熱も前記底板に伝達されにくくなる。よって、前記底板の温度が過度に上昇することがない。従って、例えば、本発明をシステムキッチンのドロップインコンロに適用するときには、該ドロップインコンロの下方に収納スペースを設ける場合には被収納物が熱変形する不都合がなくなる。又、車椅子対応のシステムキンチンとして利用する場合でも、安全に使用することができる。
一方、本発明をテーブルコンロに適用する場合には、本体ケースの底板がコンロ台の載置面を加熱することによる熱的悪影響を抑制することができる。
【0013】
2項のものでは、ガスバーナ自体からの熱は断熱材で遮断できるようにしたから、ガスバーナから底板への熱伝導を確実に遮断することができ、底板の温度上昇を確実に防止することができる。
【0014】
3項のものでは、本体ケースの下方に差し込まれた手が本体ケースの底板に接触したときでも熱くない。
【0015】
4項のものでは、上記1項又は2項の発明と、3項の発明の効果を重畳的に発揮する有効なコンロが得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、上記した本発明の実施の形態を図面に従って詳述する。
本発明実施の形態のドロップインコンロは、図1及び図2に示すように、前後方向に長い略長方形皿状の本体ケース(2)を、その上方開放端に周設させたフランジ部(24)でカウンタートップ(31)の開口(30)の周縁に係止させることにより、前記開口(30)内に吊持して使用するものであり、各図の向かって左側がコンロの前方を示している。又、前記本体ケース(2)の上方開放端は、天板(25)で被覆されている。
【0017】
前記本体ケース(2)に収容させるガスバーナは、本体ケース(2)の前方側に位置する大バーナ(10)とその後方に位置する小バーナ(11)の2つであり、前記大バーナ(10)のさらに前方には、これら大バーナ(10)及び小バーナ(11)の点火消火をそれそれ制御する制御装置(12)(13)が配設されている。又、天板(22)の前部には上方に突出する操作部(21)が設けられており、該操作部(21)によって、前記制御装置(12)(13)が操作され、これにより、大小両バーナ(10)(11)への点火・消火や火力調節が行なえるようになっている。
【0018】
前記大バーナ(10)及び小バーナ(11)は、それぞれ、本体ケース(2)内に収容されているベンチュリ(10a)(11a)と、前記天板(25)に設けたバーナ用開口(25a)から露出されている前記ベンチュリ(10a)(11a)の上端に配設されるバーナボディ(10b)(11b)と、前記バーナボディ(10b)(11b)上に載置され且つ前記バーナボディ(10b)(11b)の上端との間に炎孔部(10d)(11d)を形成するバーナヘッド(10c)(11c)とから構成されている。
【0019】
ベンチュリ(10a)(11a)は、全体が鋳物で製作されており、横方向に延びている筒部の先端の吸気口(B)には、燃料ガスの供給用ノズル(14)が差し込まれ、前記筒体内で、前記燃料ガスと一次空気とが混合されて、上方のバーナボディ(10b)(11b)へ送られる。
【0020】
尚、この実施の形態のものでは、本体ケース(2)の深さは、前記大小両バーナ(10)(11)の高さの約2倍程度の深さに形成されていると共に、底板(23)には、部分的に隆起部(26)が形成されている。そして、この隆起部(26)に、前記大小両バーナ(10)(11)を載置させるためのバーナ支持台(1)の脚板(15)の下端が固定される。
【0021】
本実施の形態に用いられるバーナ支持台(1)は、全体が、例えば、ステンレスのように、鋳物よりも熱伝達率の低い金属によって製作されており、図2に示すように、大バーナ(10)及び小バーナ(11)のベンチュリ(10a)(11a)が両方共載置可能な大きさの矩形の載置面(100)を頂面とし、その対向する二辺から脚片(15)が延長形成された構成であり、前記脚片(15)の下端からは、延長片(16)がそれぞれ外方へ向かって延長形成されている。
【0022】
一方、本体ケース(2)の底板(23)には、直線状に延びる隆起部(26)(図3参照)が形成されており、該隆起部(26)の頂面には、断熱材(17)を介して延長片(16)が全域的に重ね合わせられ、該重ね合わせ部がボルト(18)によってネジ止めされている。これにより、バーナ支持台(1)が、本体ケース(2)の底板(23)に固定される。
又、前記載置面(100)に、大小両バーナ(10)(11)のベンチュリ(10a)(11a)に設けられている脚部(10f)(10f)(11f)(11f)がビス(h)(h)でネジ止めされて固定される。
【0023】
前記バーナ支持台(1)上に載置された状態にて、前記大小両バーナ(10)(11)のバーナボディ(10b)(11b)の上部に位置する炎孔部(10d)(11d)が天板(25)から上方へ露出するように、本体ケース(2)の深さ、前記隆起部(26)及びバーナ支持台(1)の高さは、所定の寸法関係に設定されているものとする。又、各隆起部(26)に、バーナ支持台(10)の下端の延長片(16)が対応するように、隆起部(26)相互間の距離と、両延長片(16)間の距離は略一致するように設定されている。
尚、長期の使用に伴う変形を防止する為、前記断熱材(17)は、耐熱性のセラミックや硬質ゴム等、硬い材質からなるものが望ましい。
【0024】
この実施の形態のものでは、大小両バーナ(10)(11)を、バーナ支持台(1)の高さ分だけ、本体ケース(2)の底板(23)から離反する態様に配設されていることから、バーナヘッド(10c)(11c)とバーナボディ(10b)(11b)との間の炎孔部(10d)(11d)の炎による輻射熱が、本体ケース(2)の底板(23)に伝わりにくいものとなる。又、各バーナ(10)(11)のベンチュリ(10a)(11a)自体が過熱された場合でも、前記ベンチュリ(10a)(11a)が直接載置されているバーナ支持台(1)は、ステンレスのような、ベンチュリ(10a)(11a)を構成している鋳物よりも熱伝達率の低い材質から構成されている上に、バーナ支持台(1)と底板(23)との間には、断熱材(17)を介在させていることから、前記ベンチュリ(10a)(11a)の熱が底板(23)に伝達されることはない。
【0025】
このように、本体ケース(2)の底板(23)は、輻射熱又は伝熱によって過熱されることがないから、本体ケース(2)の下方に、収納スペース又は車椅子対応用の空間(S)を設けても、被収納物が熱変形する心配がなく、又、底板(23)の裏側に直接触れてもあまり熱くないから安全である。
【0026】
又、バーナ支持台(1)を本体ケース(2)の底板(23)に固定させるためにボルト(18)を捻じ込む位置は、底板(23)の他の部分よりも高く設定された隆起部(26)としたから、前記天板(25)に設けられているバーナ用開口(25a)から、煮こぼれ等が本体ケース(2)内へ流れ込んできた場合でも、前記煮こぼれは、最終的には、底板(23)のうち、隆起部(26)の非形成域に到達することとなり、前記ボルト(18)が貫通している部分から前記煮こぼれが、本体ケース(2)の下方に落下する不都合はない。
【0027】
バーナ支持台(1)が熱伝達率の高い材料(例えば、鉄等)で構成されている場合、バーナ支持台(1)の下端の延長片(16)は大小両バーナ(10)(11)からの伝達熱で温度上昇し易く、これの下方の隆起部(26)の頂面近傍の温度もある程度高くなる。ところが、この高温状態にある前記頂面近傍は、隆起部(26)の裏側に位置する凹み部(260)(図1参照)の最奥部に位置している。従って、車椅子対応のシステムキッチンとして利用する場合でも、人の手が前記凹み部(260)内に入りにくく、高温部に触れる心配が少なくなる。又、バーナ支持台(1)の熱は、隆起部(26)の頂部から基端部に伝達される途中で放熱や熱分散によって冷えるから、本体ケース(1)の下方に差し込まれた手が底板(23)に触れても熱くなく、安全である。
【0028】
[その他]
▲1▼.バーナ支持台(1)が大小両バーナ(10)(11)の構成材料よりも熱伝達率の低い材料で構成されている場合は、大小両バーナ(10)(11)からの伝達熱がバーナ支持台(1)で遮断されて本体ケース(2)の底板(23)に伝わり難い。従って、かかる場合は、必ずしも断熱材(17)は設ける必要はない。これとは逆に、断熱材(17)を設ける場合は、バーナ支持台(1)を大小両バーナ(10)(11)の構成材料よりも熱伝達率の低い材料で構成する必要はない。
【0029】
▲2▼.上記実施の形態のものでは、断熱材(17)は、バーナ支持台(1)と本体ケース(2)の底板(23)との間に介在させるようにしたが、ガスバーナ(10)(11)の脚部とバーナ支持台(1)の載置面(100)との間に介在させるようにしても良い。
【0030】
▲3▼.上記実施の形態では、バーナ支持台(1)の下端部に設けられた延長片(16)に対してその長手方向全域に亘って重ねられる隆起部(26)を本体ケース(1)の底板(23)に形成した。これに対し、図2の点線で示すように、上記延長片(16)を固定するボルト(18)の頭部より一回り大きな頂面を有する円錐台形の隆起部(26’)(26’)を形成してもよい。
このようにすると、バーナ支持台(1)と本体ケース(2)の底板(23)は、円錐台形の隆起部(26’)でのみ部分的に接触するから、これら両者の接触面積、すなわち、熱伝達経路断面積が小さくなり、この点からも、ガスバーナから本体ケース(2)の底板(23)への熱伝達を抑えられることとなる。
【0031】
▲4▼.図1に現れる隆起部(26)(26)の両端を、これらと同様な構成を有する他の隆起部で連結し(想像線参照)、矩形枠状に隆起する隆起部を構成してもよい。
【0032】
▲5▼.上記実施の形態では、本体ケース(2)の底板(23)に設けられた隆起部(26)に、ボルト(18)を介してバーナ支持台(1)を固定したが、図4に示すように、本体ケース(2)の底板(23)から隆起する隆起部(26)に、逆L字状の係合爪(261)を切り起こし、これに、バーナ支持台(1)の下端の延長片(16)を係合させてもよい。
【0033】
▲6▼.上記実施の形態では、本発明をシステムキッチンのドロップインコンロに適用した場合を例示的に説明したが、本発明はコンロ台に載置して使用されるテーブルコンロに適用することもできる。この場合は、本体ケースの底板の過熱防止により、コンロ台の載置面への熱的悪影響を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のドロップインコンロの一部切欠横断面図。
【図2】本発明の実施の形態のドロップインコンロの天板を取り外した状態の平面図。
【図3】バーナ支持台の取付け部分を示す要部拡大断面図。
【図4】バーナ支持台(1)と本体ケース(2)の固定部の変形例の説明図
【図5】従来のドロップインコンロの一部切欠横断面図。
【符号の説明】
(1) ・・・・・・・バーナ支持台
(10)(11) ・・・・ガスバーナ(大バーナ、小バーナ)
(2)・・・・・・・本体ケース
(23)・・・・・・・底板
(31)・・・・・・・カウンタートップ
【発明の属する技術分野】
本発明はコンロに関するもので、例えば、本体ケースの下方に収納スペース等の空間を設ける形式のドロップインコンロや、コンロ台に載置して使用するテーブルコンロに適用することができる。
【0002】
【従来の技術】
システムキッチン等において用いられるコンロは、図5に示すように、調理台や流し台に連続するカウンタートップ(31)に形成した開口(30)に、制御装置やガスバーナ(20)等が収容された上方開放の本体ケース(2)を吊持させる、所謂、ドロップインコンロが一般的である。
【0003】
特に、同図に示すものは、本体ケース(2)が浅く形成されたタイプのものであり、前記制御装置を操作する操作部(21)は天板(22)上に配設されている。又、本体ケース(2)から熱気や煮こぼれが下方に漏れるのを防ぐために、前記本体ケース(2)の構成壁には透孔等は設けられていない。
この種ドロップインコンロでは、上記したように、本体ケース(2)を浅く構成することにより、ドロップインコンロの下方に空間(S)を確保することができる。前記空間(S)内に引き出しや扉等を設けることにより、前記空間(S)は収納スペースとして利用することができ、又、空間(S)をそのまま前方に開放させた状態にしておくことにより、車椅子での調理が可能なシステムキッチンとなる。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−42763号公報
【特許文献2】
特開2001−161469号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のものでは、前記本体ケース(2)は浅く形成されていることから、ガスバーナ(20)の燃焼部から底板(23)までの距離が短く、前記燃焼部からの輻射熱やガスバーナ(20)自体からの熱伝導によって、前記底板(23)が過熱されてしまう。底板(23)が過熱されて底板(23)の温度が高くなると、前記空間(S)の上方部分の温度が高くなってしまい、前記空間(S)を収納スペースとして利用する場合には、最上段の引き出し内が熱せられ、前記引き出し内に収納させる樹脂製品が熱変形してしまう等の不都合がある。
又、コンロ台等に載置して使用するテーブルコンロでは、本体ケースの底板が過熱されると、コンロ台の載置面が熱的悪影響を受ける不都合がある。
【0006】
本発明は、『上方開放部が天板で覆われた本体ケースを具備するコンロであって、前記本体ケース内には、前記天板に開設させたバーナ用開口に対して上下方向の所定位置に炎孔部を位置決めさせた状態で、ガスバーナが収容されているコンロ』において、前記本体ケースの底板の温度が高くならないようにすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
*1項
上記課題を解決するための本発明の技術的手段は、『前記ガスバーナは、前記本体ケースの底板上に設置され且つ所定の高さを有するバーナ支持台に載置され、
前記バーナ支持台は、前記ガスバーナを構成している材質の熱伝達率以下の熱伝達率を有する材質から構成されている』ことである。
上記技術的手段は次のように作用する。
ガスバーナは、本体ケース内において、その炎孔部が天板に開設させたバーナ用開口に対して上下方向の所定位置に位置決めされた状態で収容されており、このガスバーナの配設位置を変えることなく、前記ガスバーナと本体ケースの底板との間に所定高さのバーナ支持台を設ける構成としたから、前記本体ケースの底板からガスバーナの炎孔部までの距離は、前記バーナ支持台を設けない従来の構成のものに比べて前記バーナ支持台の高さ分離れて位置する態様となる。従って、前記炎孔部に形成される炎からの輻射熱が底板に届きにくくなる。
【0008】
又、ガスバーナ自体の熱は、バーナ支持台を介して本体ケースの底板に間接的に伝達されるが、前記バーナ支持台は、ガスバーナを構成している材質の熱伝導率以下の熱伝導率を有する材質から構成されているため、ガスバーナ自体が過熱されてもこの熱が前記底板に伝わりにくいものとなる。又、ガスバーナからの伝達熱は、バーナ支持台に於ける熱分散や雰囲気中への放熱により、一層底板に伝わりにくいものとなる。
【0009】
*2項
上記課題を解決するための他の発明の技術的手段は、『前記ガスバーナは、前記本体ケースの底板上に設置され且つ所定の高さを有するバーナ支持台に載置され、
前記バーナ支持台と前記底板との境界部分、又は、前記ガスバーナと前記バーナ支持台との境界部分に、断熱材が配設されている』ことである。
このものでは、ガスバーナ自体が過熱された場合でも、ガスバーナからの熱は前記断熱材で遮断され、底板へ熱伝達されることはない。
【0010】
*3項
上記課題を解決するための他の発明の技術的手段は、『前記ガスバーナは、所定の高さを有するバーナ支持台に載置され、前記バーナ支持台の下端部は、前記底板に部分的に設けられた隆起部の頂面に固定されている』ことである。
バーナ支持台の下端部は、ガスバーナからの伝達熱で温度上昇しているが、この温度上昇したバーナ支持台の下端部は、本体ケースの底板に形成された隆起部の頂部に固定されており、これにより、該固定部の温度も高くなっている。従って、前記隆起部の裏側に位置する凹み部の最奥部に、前記温度上昇した固定部が存在している。よって、本体ケースの底板の下方に人の手が差し込まれることがあっても、この手が前記隆起部の裏側の凹み部内に入りにくく、昇温した隆起部の頂部に触れる心配が少ない。又、バーナ支持台の熱は、前記隆起部の頂部から基端部に伝達される途中で放熱や熱分散によって冷えるから、本体ケースの下方に差し込まれた手が底板に触れても安全である。
【0011】
*4項
上記1項又は2項において、『前記底板には隆起部が部分的に設けられ、前記隆起部の頂面に前記バーナ支持台の下端部が固定されている』ものでは、1項,2項の発明の作用に加えて、更に上記3項の発明の作用が重畳的に発揮され、これにより、本体ケースの底板の加熱が一層効果的に防止される。
【0012】
【発明の効果】
本発明は上記構成であるから次の特有の効果を有する。
上記1項のものでは、前記ガスバーナを構成している材質の熱伝達率以下の熱伝達率を有する材質からなるバーナ支持台を介して、ガスバーナを、本体ケースの底板から離反させた状態に配設するようにしたから、炎孔部からの輻射熱が前記底板に届きにくくなる上に、前記ガスバーナ自体の熱も前記底板に伝達されにくくなる。よって、前記底板の温度が過度に上昇することがない。従って、例えば、本発明をシステムキッチンのドロップインコンロに適用するときには、該ドロップインコンロの下方に収納スペースを設ける場合には被収納物が熱変形する不都合がなくなる。又、車椅子対応のシステムキンチンとして利用する場合でも、安全に使用することができる。
一方、本発明をテーブルコンロに適用する場合には、本体ケースの底板がコンロ台の載置面を加熱することによる熱的悪影響を抑制することができる。
【0013】
2項のものでは、ガスバーナ自体からの熱は断熱材で遮断できるようにしたから、ガスバーナから底板への熱伝導を確実に遮断することができ、底板の温度上昇を確実に防止することができる。
【0014】
3項のものでは、本体ケースの下方に差し込まれた手が本体ケースの底板に接触したときでも熱くない。
【0015】
4項のものでは、上記1項又は2項の発明と、3項の発明の効果を重畳的に発揮する有効なコンロが得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、上記した本発明の実施の形態を図面に従って詳述する。
本発明実施の形態のドロップインコンロは、図1及び図2に示すように、前後方向に長い略長方形皿状の本体ケース(2)を、その上方開放端に周設させたフランジ部(24)でカウンタートップ(31)の開口(30)の周縁に係止させることにより、前記開口(30)内に吊持して使用するものであり、各図の向かって左側がコンロの前方を示している。又、前記本体ケース(2)の上方開放端は、天板(25)で被覆されている。
【0017】
前記本体ケース(2)に収容させるガスバーナは、本体ケース(2)の前方側に位置する大バーナ(10)とその後方に位置する小バーナ(11)の2つであり、前記大バーナ(10)のさらに前方には、これら大バーナ(10)及び小バーナ(11)の点火消火をそれそれ制御する制御装置(12)(13)が配設されている。又、天板(22)の前部には上方に突出する操作部(21)が設けられており、該操作部(21)によって、前記制御装置(12)(13)が操作され、これにより、大小両バーナ(10)(11)への点火・消火や火力調節が行なえるようになっている。
【0018】
前記大バーナ(10)及び小バーナ(11)は、それぞれ、本体ケース(2)内に収容されているベンチュリ(10a)(11a)と、前記天板(25)に設けたバーナ用開口(25a)から露出されている前記ベンチュリ(10a)(11a)の上端に配設されるバーナボディ(10b)(11b)と、前記バーナボディ(10b)(11b)上に載置され且つ前記バーナボディ(10b)(11b)の上端との間に炎孔部(10d)(11d)を形成するバーナヘッド(10c)(11c)とから構成されている。
【0019】
ベンチュリ(10a)(11a)は、全体が鋳物で製作されており、横方向に延びている筒部の先端の吸気口(B)には、燃料ガスの供給用ノズル(14)が差し込まれ、前記筒体内で、前記燃料ガスと一次空気とが混合されて、上方のバーナボディ(10b)(11b)へ送られる。
【0020】
尚、この実施の形態のものでは、本体ケース(2)の深さは、前記大小両バーナ(10)(11)の高さの約2倍程度の深さに形成されていると共に、底板(23)には、部分的に隆起部(26)が形成されている。そして、この隆起部(26)に、前記大小両バーナ(10)(11)を載置させるためのバーナ支持台(1)の脚板(15)の下端が固定される。
【0021】
本実施の形態に用いられるバーナ支持台(1)は、全体が、例えば、ステンレスのように、鋳物よりも熱伝達率の低い金属によって製作されており、図2に示すように、大バーナ(10)及び小バーナ(11)のベンチュリ(10a)(11a)が両方共載置可能な大きさの矩形の載置面(100)を頂面とし、その対向する二辺から脚片(15)が延長形成された構成であり、前記脚片(15)の下端からは、延長片(16)がそれぞれ外方へ向かって延長形成されている。
【0022】
一方、本体ケース(2)の底板(23)には、直線状に延びる隆起部(26)(図3参照)が形成されており、該隆起部(26)の頂面には、断熱材(17)を介して延長片(16)が全域的に重ね合わせられ、該重ね合わせ部がボルト(18)によってネジ止めされている。これにより、バーナ支持台(1)が、本体ケース(2)の底板(23)に固定される。
又、前記載置面(100)に、大小両バーナ(10)(11)のベンチュリ(10a)(11a)に設けられている脚部(10f)(10f)(11f)(11f)がビス(h)(h)でネジ止めされて固定される。
【0023】
前記バーナ支持台(1)上に載置された状態にて、前記大小両バーナ(10)(11)のバーナボディ(10b)(11b)の上部に位置する炎孔部(10d)(11d)が天板(25)から上方へ露出するように、本体ケース(2)の深さ、前記隆起部(26)及びバーナ支持台(1)の高さは、所定の寸法関係に設定されているものとする。又、各隆起部(26)に、バーナ支持台(10)の下端の延長片(16)が対応するように、隆起部(26)相互間の距離と、両延長片(16)間の距離は略一致するように設定されている。
尚、長期の使用に伴う変形を防止する為、前記断熱材(17)は、耐熱性のセラミックや硬質ゴム等、硬い材質からなるものが望ましい。
【0024】
この実施の形態のものでは、大小両バーナ(10)(11)を、バーナ支持台(1)の高さ分だけ、本体ケース(2)の底板(23)から離反する態様に配設されていることから、バーナヘッド(10c)(11c)とバーナボディ(10b)(11b)との間の炎孔部(10d)(11d)の炎による輻射熱が、本体ケース(2)の底板(23)に伝わりにくいものとなる。又、各バーナ(10)(11)のベンチュリ(10a)(11a)自体が過熱された場合でも、前記ベンチュリ(10a)(11a)が直接載置されているバーナ支持台(1)は、ステンレスのような、ベンチュリ(10a)(11a)を構成している鋳物よりも熱伝達率の低い材質から構成されている上に、バーナ支持台(1)と底板(23)との間には、断熱材(17)を介在させていることから、前記ベンチュリ(10a)(11a)の熱が底板(23)に伝達されることはない。
【0025】
このように、本体ケース(2)の底板(23)は、輻射熱又は伝熱によって過熱されることがないから、本体ケース(2)の下方に、収納スペース又は車椅子対応用の空間(S)を設けても、被収納物が熱変形する心配がなく、又、底板(23)の裏側に直接触れてもあまり熱くないから安全である。
【0026】
又、バーナ支持台(1)を本体ケース(2)の底板(23)に固定させるためにボルト(18)を捻じ込む位置は、底板(23)の他の部分よりも高く設定された隆起部(26)としたから、前記天板(25)に設けられているバーナ用開口(25a)から、煮こぼれ等が本体ケース(2)内へ流れ込んできた場合でも、前記煮こぼれは、最終的には、底板(23)のうち、隆起部(26)の非形成域に到達することとなり、前記ボルト(18)が貫通している部分から前記煮こぼれが、本体ケース(2)の下方に落下する不都合はない。
【0027】
バーナ支持台(1)が熱伝達率の高い材料(例えば、鉄等)で構成されている場合、バーナ支持台(1)の下端の延長片(16)は大小両バーナ(10)(11)からの伝達熱で温度上昇し易く、これの下方の隆起部(26)の頂面近傍の温度もある程度高くなる。ところが、この高温状態にある前記頂面近傍は、隆起部(26)の裏側に位置する凹み部(260)(図1参照)の最奥部に位置している。従って、車椅子対応のシステムキッチンとして利用する場合でも、人の手が前記凹み部(260)内に入りにくく、高温部に触れる心配が少なくなる。又、バーナ支持台(1)の熱は、隆起部(26)の頂部から基端部に伝達される途中で放熱や熱分散によって冷えるから、本体ケース(1)の下方に差し込まれた手が底板(23)に触れても熱くなく、安全である。
【0028】
[その他]
▲1▼.バーナ支持台(1)が大小両バーナ(10)(11)の構成材料よりも熱伝達率の低い材料で構成されている場合は、大小両バーナ(10)(11)からの伝達熱がバーナ支持台(1)で遮断されて本体ケース(2)の底板(23)に伝わり難い。従って、かかる場合は、必ずしも断熱材(17)は設ける必要はない。これとは逆に、断熱材(17)を設ける場合は、バーナ支持台(1)を大小両バーナ(10)(11)の構成材料よりも熱伝達率の低い材料で構成する必要はない。
【0029】
▲2▼.上記実施の形態のものでは、断熱材(17)は、バーナ支持台(1)と本体ケース(2)の底板(23)との間に介在させるようにしたが、ガスバーナ(10)(11)の脚部とバーナ支持台(1)の載置面(100)との間に介在させるようにしても良い。
【0030】
▲3▼.上記実施の形態では、バーナ支持台(1)の下端部に設けられた延長片(16)に対してその長手方向全域に亘って重ねられる隆起部(26)を本体ケース(1)の底板(23)に形成した。これに対し、図2の点線で示すように、上記延長片(16)を固定するボルト(18)の頭部より一回り大きな頂面を有する円錐台形の隆起部(26’)(26’)を形成してもよい。
このようにすると、バーナ支持台(1)と本体ケース(2)の底板(23)は、円錐台形の隆起部(26’)でのみ部分的に接触するから、これら両者の接触面積、すなわち、熱伝達経路断面積が小さくなり、この点からも、ガスバーナから本体ケース(2)の底板(23)への熱伝達を抑えられることとなる。
【0031】
▲4▼.図1に現れる隆起部(26)(26)の両端を、これらと同様な構成を有する他の隆起部で連結し(想像線参照)、矩形枠状に隆起する隆起部を構成してもよい。
【0032】
▲5▼.上記実施の形態では、本体ケース(2)の底板(23)に設けられた隆起部(26)に、ボルト(18)を介してバーナ支持台(1)を固定したが、図4に示すように、本体ケース(2)の底板(23)から隆起する隆起部(26)に、逆L字状の係合爪(261)を切り起こし、これに、バーナ支持台(1)の下端の延長片(16)を係合させてもよい。
【0033】
▲6▼.上記実施の形態では、本発明をシステムキッチンのドロップインコンロに適用した場合を例示的に説明したが、本発明はコンロ台に載置して使用されるテーブルコンロに適用することもできる。この場合は、本体ケースの底板の過熱防止により、コンロ台の載置面への熱的悪影響を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のドロップインコンロの一部切欠横断面図。
【図2】本発明の実施の形態のドロップインコンロの天板を取り外した状態の平面図。
【図3】バーナ支持台の取付け部分を示す要部拡大断面図。
【図4】バーナ支持台(1)と本体ケース(2)の固定部の変形例の説明図
【図5】従来のドロップインコンロの一部切欠横断面図。
【符号の説明】
(1) ・・・・・・・バーナ支持台
(10)(11) ・・・・ガスバーナ(大バーナ、小バーナ)
(2)・・・・・・・本体ケース
(23)・・・・・・・底板
(31)・・・・・・・カウンタートップ
Claims (4)
- 上方開放部が天板で覆われた本体ケースを具備するコンロであって、前記本体ケース内には、前記天板に開設させたバーナ用開口に対して上下方向の所定位置に炎孔部を位置決めさせた状態で、ガスバーナが収容されているコンロにおいて、
前記ガスバーナは、前記本体ケースの底板上に設置され且つ所定の高さを有するバーナ支持台に載置され、
前記バーナ支持台は、前記ガスバーナを構成している材質の熱伝達率以下の熱伝達率を有する材質から構成されていることを特徴とするコンロ。 - 上方開放部が天板で覆われた本体ケースを具備するコンロであって、前記本体ケース内には、前記天板に開設させたバーナ用開口に対して上下方向の所定位置に炎孔部を位置決めさせた状態で、ガスバーナが収容されているコンロにおいて、
前記ガスバーナは、前記本体ケースの底板上に設置され且つ所定の高さを有するバーナ支持台に載置され、
前記バーナ支持台と前記底板との境界部分、又は、前記ガスバーナと前記バーナ支持台との境界部分に、断熱材が配設されているコンロ。 - 上方開放部が天板で覆われた本体ケースを具備するコンロであって、前記本体ケース内には、前記天板に開設させたバーナ用開口に対して上下方向の所定位置に炎孔部を位置決めさせた状態で、ガスバーナが収容されているコンロにおいて、
前記ガスバーナは、所定の高さを有するバーナ支持台に載置され、
前記バーナ支持台の下端部は、前記底板に部分的に設けられた隆起部の頂面に固定されているコンロ。 - 請求項1又は2に記載のコンロにおいて、前記底板には隆起部が部分的に設けられ、前記隆起部の頂面に前記バーナ支持台の下端部が固定されているコンロ。
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