JP2004250220A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2004250220A JP2003044785A JP2003044785A JP2004250220A JP 2004250220 A JP2004250220 A JP 2004250220A JP 2003044785 A JP2003044785 A JP 2003044785A JP 2003044785 A JP2003044785 A JP 2003044785A JP 2004250220 A JP2004250220 A JP 2004250220A
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JP2003044785A
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Yoichi Ito
陽一 伊東
Shinji Imoto
晋司 井本
Hideomi Sakuma
英臣 佐久間
Hiroshi Yasuda
寛 安田
Akira Ishii
暁 石井
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

【課題】排出した被記録媒体を積載する手段の位置を下げて積載量を増やそうとしたことによる不具合の発生を防ぎ、良好な積載性を保つとともに、積載量を多くできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】排紙トレイ3は、ベース部3aの用紙Pの排出方向(x)中央に突部3bを有する。突部3bは、排出方向xと直交する方向(y)の幅w1が、用紙の幅w2よりも狭い。また、用紙排出方向先側に向かってだんだんに上昇する上面形状を有する。ベース部3aは突部3bよりも幅広で両端が段差をなす。この排紙トレイ3に対して用紙Pを排出すると、排出当初は排出方向に沿うカールが生じるが、用紙Pの先端が早目に突部3bの上面に接して上方へ反るためと、排出方向後端側が浮き上がらず、ベース部3aとの段差によって排出方向両縁側が垂れ下がろうとするため、カールがあまり大きくならずにスムーズ排出される。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写装置等の画像形成装置に関し、詳細には排紙トレイ等と称される被記録媒体積載手段の形状、構造を改良したものに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
プリンタ等の画像形成装置は、装置本体に紙等の被記録媒体を積載する被記録媒体積載手段として排紙トレイを備え、画像形成装置本体内で画像形成した用紙等を排出して積載できるようにしたものが多い。
【0003】
このようなプリンタ等の画像形成装置において、例えば大量画像形成に対応するため等の目的で、排紙トレイへの積載可能量(枚数)を多くしようとした場合、排紙トレイの位置を下げて排紙口との垂直方向距離を大きくしようとすることが考えられる。
【0004】
図1に概略的に示す画像形成装置をこのような対策を施したものとして説明する。画像形成装置の装置本体1に設けた排紙口2と排紙トレイ3の上面の垂直方向距離を大きくすると、図示のような用紙P先端に進行方向に沿うカールが生じやすくなる。当然、このようなカールは画像形成済み用紙Pを排紙トレイ3上へ整然と積載するための大きな障害となる。例えば大きくなったカールが用紙Pのコシによって解消されると、用紙Pは排紙方向先側へはじけるように飛び出し、排紙トレイ3上にきちんと乗らなかったり、あるいは落下したりしやすくなる。用紙が排紙トレイ3上にきちんと乗っていないと、次に排出される用紙を積載する際の邪魔になることもある。またカールが解消されずにそのまま先端側から用紙Pが丸まっていき、排紙方向後端側が排紙方向先側へ飛び出して表裏逆転した状態になってしまい、しかも排紙トレイ3上にきちんと乗らなかったりすることもある。
【0005】
すなわち、排紙トレイ3の位置を下げたことによって積載可能量を多くすることはできるものの、本来的に要求される積載性あるいはスタック性を期待できないものになってしまう事態が生じ、結果的には被記録媒体積載手段への積載量を多くできないことになるという問題がある。
【0006】
また従来公知の排紙トレイのような被記録媒体積載手段では、小サイズ紙のスタック性や、厚紙を排紙する際のジャム防止性等に問題がある。
【0007】
そこで本発明は、排出した被記録媒体を積載する手段の位置を下げて積載量を増やそうとしたことによる不具合の発生を防ぎ、良好な積載性を保つとともに、積載量を多くできる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る画像形成装置は、上記目的を達成するために、装置本体に被記録媒体を積載する被記録媒体積載手段を備え、上記装置本体内側から該被記録媒体積載手段上へ被記録媒体を排出、積載可能な画像形成装置において、上記被記録媒体積載手段の上記被記録媒体排出方向と直交方向の幅を、上記被記録媒体の該排出方向の幅よりも狭くしてなることを特徴とする。
【0009】
同請求項2に係るものは、上記目的を達成するために、請求項1の画像形成装置において、上記被記録媒体積載手段の被記録媒体積載面の少なくとも一部が、上記被記録媒体排出先方向に進むにしたがって上昇する傾斜面をなすことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお以下では従来と共通ないし類似する部分には共通する符号を付して説明する。
図2は本発明に係る画像形成装置の一実施形態であるプリンタの斜視図である。なお図示のプリンタはいわゆるパーソナルなタイプのインクジェットプリンタであるが、本発明はこのようなタイプの画像形成装置に限定されず、大型のプリンタ、複写機、ファクシミリ等にも適用できることはもちろんである。
【0011】
図示のプリンタは、装置本体1、用紙を装填するための給紙トレイ4、画像形成後に装置本体1から排出する用紙を積載する排紙トレイ3を備えている。図中5はプリント用のカートリッジの装填部、6は操作部、7は開閉可能な上カバー、8は装置本体1の前面部である。なお、カートリッジ装填部5にはインクカートリッジの脱着を行うための開閉可能な前カバー5aが設けてある。
【0012】
給紙トレイ4は、前面部8に設けた図示せぬ給紙口を介して、また排紙トレイ3は、同じく前面部8に設けた排紙口2を介して装置本体1に装着してあり、給紙トレイ4の給紙方向後端側と排紙トレイ3の排紙方向先端側がそれぞれ装置本体1の前面側に突出している。排紙トレイ3は、給紙トレイ4内に埃等が入りにくくするため給紙トレイ4の上蓋を兼ねており、図示は省略するが、装置本体1側の端部を軸に上方へ回動可能になっている。
【0013】
図3は排紙トレイ3の構成を概念的に示す斜視図である。図示のように排紙トレイ3は、ベース部3aと突部3bからなり、ベース部3aの用紙Pの排出方向(図中矢印x)の中央に突部3bが位置している。
【0014】
突部3bは、図1に示したような用紙Pのカールを防ぎつつ積載量が少なくならないようにするため、用紙Pの排出方向xと直交する方向(図中矢印y)の幅w1を、同じく排出方向と直交する方向yに一定以上の大きさをもつ用紙の幅w2よりも狭くしてある。また突部3bは、図3(A)に示すように、上面を平坦面化し(もちろん公知のように突条等を設けても良い。)、さらに排出口2側から用紙排出方向先側に向かうにしたがって上昇する面形状としてある。
【0015】
またベース部3aは突部3bよりも図示のように幅広に形成してあり、排紙方向と直交する方向yの両端が段差となっている。
【0016】
このような排紙トレイ3に対して用紙Pを排出すると、用紙Pの排出が始まった状態では図1に示すようなカールが生じるが、排紙方向先側が高くなっているので排紙される用紙Pの先端が早く突部3bの上面に接し、排出が進むにつれて突部3b上面の傾斜に沿って排出方向先側が上方へ反っていき、排出方向後端側が浮き上がらず、しかもベース部3aとの段差によって排出方向両縁側が段差に沿うように垂れ下がろうとするため、用紙Pは図1のような排出方向に沿うカールがあまり大きくならないうちに排出されることになる。
【0017】
そして、排出後は図3(B)に示すように用紙Pの側縁がベース部3aとの段差によって垂れ下がる状態のカールとなり、排出方向に沿う図1のようなカールは解消する。このようなカールは用紙Pを積載していく上での障害にはならず、排紙口2と排紙トレイ3との間の落差を大きくしても問題なく積載できる用紙Pの枚数を多くすることができる。
【0018】
特に、インクジェットプリンタ等では、装置を小型化するために用紙の搬送系に用いるローラの径を小さくしたり、搬送路を鋭く曲げたりした構成とする例が増えており、用紙が非常にカールしやすい傾向にあるが、上述のようにカールをいわば抑制できるので、スムーズな排紙を行うことができ、良好な状態で積載できるようになる。また小サイズの用紙や厚紙についてはもともと図1に示すような大きなカールが生じにくいので、突部3bの上面を平坦にするとともに排出方向先側がだんだんに高くなる形状とすることでスムーズに排紙でき、良好な積載状態を実現できる。
【0019】
【発明の効果】
本発明に係る画像形成装置は、以上説明してきたようなものなので、排出する被記録媒体を積載する位置を下げたことによる不具合の発生を防ぎ、本来的に要求される積載性あるいはスタック性を保ちつつ、被記録媒体積載手段への積載量を多くできるという効果がある。また、小サイズ紙や厚紙でも良好に排出、積載し得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】積載可能量を増やすために排紙トレイの位置を下げた画像形成装置に生じる用紙の排出態様を概略的に示す斜視図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置の一実施形態であるプリンタの斜視図である。
【図3】図2の実施形態の排紙トレイの構成を概念的に示す斜視図(A)と図2の実施形態の排紙トレイに生じる用紙の積載状態を概念的に示す斜視図(B)である。
【符号の説明】
1 装置本体
2 排紙口
3 排紙トレイ
3a ベース部
3b 突部
4 給紙トレイ
x 用紙の排出方向
y 用紙の排出方向と直交する方向
w1 突部の幅
w2 用紙の幅
P 用紙

Claims (2)

  1. 装置本体に被記録媒体を積載する被記録媒体積載手段を備え、上記装置本体内側から該被記録媒体積載手段上へ被記録媒体を排出、積載可能な画像形成装置において、上記被記録媒体積載手段の上記被記録媒体排出方向と直交方向の幅を、上記被記録媒体の該排出方向の幅よりも狭くしてなることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、上記被記録媒体積載手段の被記録媒体積載面の少なくとも一部が、上記被記録媒体排出先方向に進むにしたがって上昇する傾斜面をなすことを特徴とする画像形成装置。
JP2003044785A 2003-02-21 2003-02-21 画像形成装置 Pending JP2004250220A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02132060U (ja) * 1989-04-07 1990-11-02
JP2002362814A (ja) * 2001-06-06 2002-12-18 Canon Inc 排出シート積載装置及び画像形成装置

Patent Citations (2)

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