JP2004249526A - 化粧シート - Google Patents

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Abstract

【課題】透明感や深み感と表面の艶消し感とを併せ持つ高級感のある透明艶消アクリル系樹脂シートを用いた化粧シートであって、使用中に例えば60℃以上といった高温雰囲気に曝されたり、表面に導管等のエンボス加工が施されたりしても、表面の光沢度が上昇する艶変化が殆ど発生せず、高級な艶消し感を維持することができる化粧シートを提供する。
【解決手段】透明な熱可塑性アクリル系樹脂に、該樹脂よりも熱変形温度(JIS K 7207)が8℃以上高い有機架橋粒子からなる艶消剤が添加された樹脂組成物からなる透明艶消シート層1を、少なくとも具備する化粧シートである。該有機架橋粒子としては、(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキルエステルが共重合成分として添加されたポリメチルメタクリレート系架橋粒子などを、好適に使用することができる。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅等の建築物における壁材、天井材、床材等の内外装材や建具等の建築資材、家具什器類、住設機器や家電製品の外装材、自動車等の車両内外装材等として使用される化粧シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、係る用途に使用されている化粧シートとしては、透明又は不透明の熱可塑性樹脂フィルムからなる基材シート上に、適宜の絵柄の印刷を施し、その上に透明な熱可塑性樹脂フィルムを積層した構成のものが最も一般的である。
【0003】
上記熱可塑性樹脂フィルムとしては、かつてはポリ塩化ビニル樹脂フィルムが最も一般的であったが、用途によっては、例えば玄関扉の外面や窓枠、破風板等の準外装部位に要求される高度の耐候性や、化粧台やパネル類等に要求される高度の透明性や鮮映性等、ポリ塩化ビニル樹脂フィルムでは対応不可能な高度の性能が要求される場合もあり、係る要求に応えるものとしては、表面側の透明な熱可塑性樹脂フィルムとして、耐候性や透明性に優れたアクリル系樹脂フィルムが採用されるのが一般的である(実開昭55−151532号、実開昭61−47634号、特開昭63−37935号等)。
【0004】
また、基材シートについても近年では、燃焼時の有害物質発生問題に鑑みて、ポリ塩化ビニル樹脂フィルムから非塩素系樹脂フィルムへの切り替えが進みつつあり、該非塩素系樹脂フィルムとしては、ポリオレフィン系樹脂フィルムが採用されるのが最も一般的である(特開平9−300559号、特開平10−2092号、特開平10−286930号等)。
【0005】
ところで、係る化粧シートはその用途によっては、落ち着きのある高級な外観意匠を持たせるために、表面を艶消し仕上げとすることが要求される場合がある。ここで、透明アクリル樹脂フィルムとして、表面が平滑な光沢面であるグロスクリヤーフィルムを使用する場合には、その表面に砂目状又は梨地状等の艶消面のエンボス加工を施すことになるが、このエンボス加工時の熱又は圧力の不足により十分な艶消し感が出なかったり、熱ムラ又は圧力ムラのために艶ムラが出てしまったりする場合がある。また、エンボス加工により艶消し仕上げとされたアクリル系樹脂フィルムは、アクリル系樹脂の耐熱性があまり高くないために、例えば60℃以上といった高温雰囲気に曝された際に、いわゆる絞戻り現象が発生して表面光沢が上がってしまうという問題もある。
【0006】
また、グロスクリヤーフィルムを使用した化粧シートの表面に、シリカ等の艶消剤を添加した樹脂組成物による艶消状のトップコートを施すことにより、化粧シートの表面を艶消し仕上げとする方法もある。しかし、アクリル系樹脂フィルムは一般に耐溶剤性に劣り、有機溶剤系のトップコートを施すと樹脂が溶剤に侵され、膨潤して溶剤分が残留することにより巻取り保存中のブロッキングの原因となったり、溶剤の作用によって樹脂が白化して意匠感を損なったりするといった問題を発生し易い。水性のトップコート剤を使用すれば上記の様な問題はないが、その反面、アクリル系樹脂フィルムとの十分な密着性が得られない。
【0007】
これらに対し、予め透明なアクリル系樹脂に艶消剤を添加してシート状に製膜してなる透明艶消シートを使用する方法もある(特開平10−237261号、特開2000−72895号等)。しかし、艶消剤としてシリカ等の無機系艶消剤を使用すると、表面に十分な艶消し感が得られるだけの量を添加すると、フィルムが白濁して透明感を中心とした意匠感が損なわれる。一方、アクリル系やスチレン系等の有機系艶消剤を使用すると、その屈折率がアクリル系樹脂と近いために透明感の点では優れるが、有機系であるために耐熱性に難点があり、高温雰囲気に曝されると表面光沢が上昇してしまう。
【0008】
また、係る化粧シートにも例えば木目導管溝状等の装飾エンボス加工が要求される場合があるが、有機系の艶消剤を添加した透明艶消アクリル系樹脂シートは、エンボス加工時の熱と圧力とにより表面が平坦化し、光沢が上昇してしまうので、例えば木目導管溝状等の装飾のためのエンボスと、表面の艶消し外観とを兼ね備えた化粧シートを得ることが難しいという問題もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来の技術における上述した様な問題点を解決すべくなされたものであり、透明感や深み感と表面の艶消し感とを併せ持つ高級感のある透明艶消アクリル系樹脂シートを用いた化粧シートであって、高温雰囲気に曝されたり、表面にエンボス加工が施されたりしても、表面の光沢度が上昇する艶変化が殆ど発生せず、高級な艶消し感を維持することができる化粧シートを提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は、艶消剤が添加された透明な熱可塑性アクリル系樹脂からなる透明艶消シート層を少なくとも具備する化粧シートであって、前記艶消剤が、前記熱可塑性アクリル系樹脂よりも熱変形温度(JIS K 7207)が8℃以上高い有機架橋粒子であることを特徴とする化粧シートを提供する。
【0011】
また本発明は、上記化粧シートにおいて、前記有機架橋粒子が、アクリル系架橋粒子であることを特徴とする化粧シートを提供する。
【0012】
また本発明は、上記化粧シートにおいて、前記アクリル系架橋粒子が、共重合成分としてアクリル酸ヒドロキシアルキルエステル及び/又はメタクリル酸ヒドロキシアルキルエステルを含有するポリメチルメタクリレート系架橋粒子であることを特徴とする化粧シートを提供する。
【0013】
また本発明は、上記化粧シートにおいて、前記透明艶消シート層の表面に、エンボス加工が施されてなることを特徴とする化粧シートを提供する。
【0014】
また本発明は、上記化粧シートにおいて、基材シート上に、絵柄層を介して、上記透明艶消シート層が設けられてなることを特徴とする化粧シートを提供する。
【0015】
また本発明は、上記化粧シートにおいて、前記基材シートが、ポリオレフィン系樹脂フィルムであることを特徴とする化粧シートを提供する。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の化粧シートは、透明な熱可塑性のアクリル系樹脂を主成分とし、JIS K 7207の規定による熱変形温度が、該アクリル系樹脂よりも8℃以上高い、有機架橋粒子からなる艶消剤が添加された、アクリル系樹脂組成物からなる透明艶消シート層1を少なくとも具備して構成されるものである。
【0017】
その化粧シートの具体的構成としては、本発明において特に限定されるものではなく、例えば、該透明艶消シート層1の裏面に、印刷等による絵柄層4が施された、単層裏刷り型の化粧シートなどであっても良いが、既に述べた様に、該透明艶消シート層1の裏面に、予め表面に絵柄層4が印刷形成された基材シート5を、該絵柄層4を挟持させて積層してなる、複層構成の化粧シート(図1参照)とされるのが、最も一般的である。
【0018】
透明艶消シート1の主成分である熱可塑性アクリル系樹脂は、例えば(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸エチルヘキシル等の(メタ)アクリル酸エステル系単量体を主成分として単独又は共重合させて得られる熱可塑性樹脂であり、必要に応じて例えば(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリル酸等のアクリル系単量体や、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン等の芳香族系単量体等が共重合成分として添加されていたり、例えばスチレン−ブタジエン共重合体、メタクリル酸メチル−ブタジエン共重合体、メタクリル酸メチル−スチレン−ブタジエン共重合体等のゴム成分がグラフト共重合、ブロック共重合又はブレンドされていたりしても良い。中でも、メタクリル酸メチルを主成分とするものが、耐候性や透明性、加工性、機械的物性や表面物性等の各種物性面で最も望ましく用いられる。
【0019】
上記熱可塑性アクリル系樹脂に添加される艶消剤の有機架橋粒子としては、熱変形温度が該アクリル系樹脂よりも8℃以上高いものであれば、その材質には特に制限はなく、例えばアクリル系、スチレン系、ウレタン系、シリコーン系等、従来公知のものを任意に使用することができるが、マトリックス樹脂であるアクリル系樹脂との親和性や分散性、屈折率が近似し透明性を阻害しないこと等を考慮すると、アクリル系架橋粒子を使用することが最も望ましい。
【0020】
アクリル系架橋粒子は、特開昭56−36535号公報等に記載されている様に、分子中に1個の重合性二重結合を有する非架橋性単量体と、分子中に2個以上の重合性二重結合を有する架橋性単量体との混合物を懸濁重合することによって得られる、平均粒径35〜500μm、好ましくは40〜200μm程度の架橋高分子からなる粒子である。
【0021】
上記非架橋性単量体としては例えば(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル等の(メタ)アクリル酸エステル類を主成分とし、必要に応じて例えばスチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン等の芳香族系単量体や、(メタ)アクリル酸、マレイン酸等の不飽和カルボン酸、酢酸ビニル、酪酸ビニル等のビニルエステル類等が適宜添加される。
【0022】
また、上記架橋性単量体としては、例えばアリルメタクリレート、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート等のアリル化合物や、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート等の多官能(メタ)アクリレート類や、プロピレングリコールジアリルエーテル、ジビニルベンゼン等が使用され、上記非架橋性単量体100重量部当たり0.5〜5重量部程度配合されるのが一般的である。
【0023】
透明艶消シート層1の主成分である熱可塑性アクリル系樹脂として、上述した様にメタクリル酸メチルを主成分とする樹脂を用いる場合、このアクリル系架橋粒子としても、メタクリル酸メチルを主成分とするものを使用することが、両者の親和性及び低屈折率差(透明性)の観点から望ましい。
【0024】
アクリル系架橋粒子は、架橋性単量体が配合されて架橋されているため、同一の単量体を主成分とする実質的に非架橋の熱可塑性アクリル系樹脂と比較すれば、熱変形温度は高くなる。但し、本発明の目的に十分な高さの熱変形温度を、架橋性単量体の配合量を増して架橋密度を上昇させることで達成しようとすると、樹脂が硬くなるため熱可塑性アクリル系樹脂との親和性が低下して、折り曲げ加工等の際に層間剥離によりボイドを発生して白化し易くなったり、熱可塑性アクリル系樹脂との屈折率差が増して白濁感を生じたりする原因となる場合がある。
【0025】
この様な問題を発生することなく十分な熱変形温度のアクリル系架橋粒子を得るためには、非架橋性単量体の一部を例えばヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキルエステルで置換すると良い。その配合量としては通常、非架橋性単量体の全量に対し5〜30重量%程度で良好な結果が得られる。
【0026】
本発明の化粧シートは上述した様に、マトリックス樹脂である熱可塑性アクリル系樹脂よりも熱変形温度が8℃以上高い有機架橋粒子からなる艶消剤を添加した透明艶消シート層1を用いたことにより、使用中に高温雰囲気に曝されることがあっても艶消し感の変化(光沢の上昇)が発生しにくいのみならず、この透明艶消シート層1の表面から例えば木目導管溝状等のエンボス2を施しても、該エンボス加工時の熱により上記艶消剤の艶消効果が消滅することなく、表面に良好な艶消し感を維持することができるので、エンボス2による立体的な意匠感と、艶消し表面による落ち着きのある高級な意匠感とを併せ持つ化粧シートを、容易に得ることができる。
【0027】
本発明の化粧シートにおいて、基材シート5の材質は特に限定されるものではなく、例えば薄葉紙、チタン紙、上質紙、樹脂混抄紙、樹脂含浸紙、紙間強化紙等の紙類や、織布又は不織布、熱可塑性樹脂フィルム、アルミニウム箔等の金属箔等、或いはそれらの2種以上の積層体等、要するに従来の化粧シートにおけるそれと同様のものを任意に用いることができる。中でも加工性や諸物性等を考慮すると熱可塑性樹脂フィルムを用いることが最も望ましい。
【0028】
上記熱可塑性樹脂フィルムとしては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリメチルペンテン等のポリオレフィン樹脂や、エチレン−酢酸ビニル共重合体又はその鹸化物、エチレン−(メタ)アクリル酸(エステル)共重合体、エチレン−不飽和カルボン酸共重合体金属中和物(アイオノマー)等のポリオレフィン系共重合体等のオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリアリレート、ポリカーボネート、共重合ポリエステル等のポリエステル系樹脂、ポリメタクリル酸メチル等のアクリル系樹脂、6−ナイロン、6,6−ナイロン等のポリアミド系樹脂、ポリスチレン、AS樹脂、ABS樹脂等のスチレン系樹脂、セルロースアセテート、ニトロセルロース等の繊維素誘導体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等の塩素系樹脂、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、テトラフロロエチレン、エチレン−テトラフロロエチレン等のフッ素系樹脂等、或いはこれらから選ばれる2種以上の混合物、共重合体、複合体、積層体等からなるフィルムを使用することができる。
【0029】
但し、近年頓に社会問題化しつつある環境問題への適応を考慮すると、上記した塩素系樹脂等のハロゲン系樹脂の使用は余り好ましいものとは言えず、塩素等のハロゲン元素を含有しない非ハロゲン系樹脂を使用することが好ましい。中でも、市場での価格や流通量、調達の容易性を始め、化粧シート用基材シートとしての適度の柔軟性と強度とのバランスや、加工性、耐磨耗性や耐溶剤性等の表面物性等の各種の側面から見て、オレフィン系樹脂又はポリエステル系樹脂からなるフィルムを使用することが望ましく、特にオレフィン系樹脂フィルムを使用することが最も望ましい。
【0030】
オレフィン系樹脂としては上掲したものを始め種々の単独重合体や共重合体が知られているが、中でも化粧シート用基材シートの素材として最も好適なのはポリプロピレン系樹脂、すなわちプロピレンを主成分とする単独又は共重合体であり、具体的には、例えばホモポリプロピレン樹脂、ランダムポリプロピレン樹脂、ブロックポリプロピレン樹脂、及び、ポリプロピレン結晶部を有し、且つプロピレン以外の炭素数2〜20のα−オレフィン、好ましくはエチレン、ブテン−1、4−メチルペンテン−1、ヘキセン−1又はオクテン−1、のコモノマーを15モル%以上含有するプロピレン−α−オレフィン共重合体などを例示することができる。また、通常ポリプロピレン系樹脂の柔軟化に用いられる低密度ポリエチレン、スチレン−ブタジエン共重合ゴム又はその水素添加物、エチレン−α−オレフィン共重合体、エチレン−プロピレン共重合ゴム、エチレン−プロピレン−非共役ジエン共重合体ゴム等の改質剤を添加することもできる。
【0031】
本発明の様な化粧シートには一般に、被貼着基材の表面の色彩や欠陥に対する隠蔽性が必要とされる場合が多い。そこで、目的の化粧シートに十分な隠蔽性を持たせるために、基材シート5を構成する熱可塑性樹脂に隠蔽性顔料を添加することにより、基材シート5を隠蔽性とすることもできる。また、基材シート5を隠蔽性とする代わりに、基材シート5の表面又は裏面に、隠蔽性顔料を含有する印刷インキ組成物又は塗料による隠蔽層を設けても良いし、両者を併用することも勿論可能である。また逆に、基材シート5を透明又は半透明の材質から構成し、隠蔽性の層を設けないことにより、被貼着基材の表面の色調や質感を活かすことができる透明又は半透明の化粧シートとすることも、勿論可能である。
【0032】
基材シート5や透明艶消シート層1には、目的とする化粧シートの用途や要求品質等により、必要に応じて例えば酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、熱安定剤、可塑剤、滑剤、帯電防止剤、抗菌剤、防黴剤、難燃剤、充填剤等、従来公知の各種の添加剤の1種以上が添加されていても良い。
【0033】
基材シート5や透明艶消シート層1の厚さには特に制限はなく、例えば従来の一般の化粧シートにおけるそれらと同様の厚さとすることができる。具体的には、化粧シートの用途や基材シート5の構成素材の種類等にもよるが、一般的には基材シート5の厚さは20〜300μm程度、より好ましくは50〜200μm程度、透明艶消シート層1の厚さは10〜200μm程度、より好ましくは20〜100μm程度の範囲内とするのが良い。
【0034】
絵柄層4は、目的とする化粧シートに任意の所望の絵柄による意匠性を付与する目的で設けられるものである。従って、例えば単なる表面着色や色彩調整のみを目的とした無地の化粧シートの様に、基材シート5の着色や隠蔽ベタ印刷層の形成等によって十分に前記目的が達せられる場合や、基材シート5自体に顔料の練り込みや昇華性乃至溶融移行性染料の移行等により絵柄が施されている場合には、絵柄層4は特に設けられない場合もある。しかし一般的には、基材シート5の表面に、印刷法等の手段により適宜の絵柄模様を有する絵柄層4が設けられる場合が多い。
【0035】
絵柄層4の構成材料や形成方法には一切制限はなく、従来より係る化粧シートの絵柄層に適用されて来た任意の画像形成材料や画像形成方法を適宜適用することができる。具体的には例えば、染料又は顔料等の着色剤を、適当なバインダー樹脂と共に、適当な溶剤中に溶解又は分散してなる印刷インキ又は塗料等を使用することができる。
【0036】
前記着色剤としては、例えばカーボンブラック、チタン白、亜鉛華、弁柄、紺青、コバルトブルー等の無機顔料や、アゾ顔料、レーキ顔料、アントラキノン顔料、フタロシアニン顔料、キナクリドン顔料、イソインドリノン顔料、ジオキサジン顔料等の有機顔料、金粉、銀粉、銅粉、アルミニウム粉、ブロンズ粉等の金属粉顔料、魚鱗粉、塩基性炭酸鉛、酸化塩化ビスマス、酸化チタン被覆雲母等の真珠光沢顔料等、又はこれらから選ばれる2種以上の混合物等を使用することができる。
【0037】
また、バインダー樹脂としては、例えばアクリル系樹脂、スチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリビニル系樹脂、アルキド系樹脂、石油系樹脂、ケトン樹脂、エポキシ系樹脂、メラミン系樹脂、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂、繊維素誘導体、ゴム系樹脂等の各種合成樹脂、又はそれらの2種以上の混合物、共重合体等を使用することができる。
【0038】
その他、必要に応じて例えば体質顔料、可塑剤、分散剤、界面活性剤、粘着賦与剤、チキソトロピー性賦与剤、腰切り剤、レベリング剤、接着助剤、乾燥剤、安定剤、硬化剤、硬化促進剤又は硬化遅延剤等の各種の添加剤を適宜添加することもできる。
【0039】
目的の化粧シートに優れた層間密着性を持たせるためには、絵柄層4のバインダー樹脂としては、接着性や凝集力の強い樹脂を使用することが好ましく、その観点からは熱硬化性樹脂又は電離放射線硬化性樹脂等の架橋硬化性樹脂を使用することが好ましい。中でも、架橋硬化後に高い凝集力を有しつつも適度の可撓性や柔軟性を有しており、オレフィン系樹脂等の不活性な熱可塑性樹脂に対しても優れた接着性を示す点で、2液硬化型ウレタン系樹脂を主成分として少なくとも含むものを使用することが最も望ましい。
【0040】
絵柄層4の形成方法には特に制限はなく、例えばグラビア印刷法やオフセット印刷法、スクリーン印刷法、フレキソ印刷法、静電印刷法、インクジェット印刷法等、従来公知の各種の印刷方法を使用することができる。また、例えば全面ベタ状の場合には上記した各種印刷方法のほか、例えばロールコート法、ナイフコート法、エアーナイフコート法、ダイコート法、リップコート法、フローコート法等の各種塗工方法によることもできる。
【0041】
また、絵柄層4の形成に先立ち必要に応じて、基材シート5の表面に例えばコロナ処理、オゾン処理、プラズマ処理、電離放射線処理、酸処理、アルカリ処理、アンカー又はプライマー処理等の易接着処理を施すことによって、基材シート5と絵柄層4との間の密着性をさらに向上させることもできる。
【0042】
絵柄層4が構成する絵柄の種類には特に制限はなく、例えば従来より係る化粧シートに広く採用されている木目柄や、石目柄、布目柄、抽象柄、幾何学模様、文字又は記号等、或いはそれらの複数種の組合せ等、若しくは単なる全面着色や色彩調整を目的とする場合には単色無地であっても良く、要するに、目的の化粧シートの用途に応じ任意の所望の絵柄を採用することができる。
【0043】
基材シート5と透明艶消シート層1とは、適宜の接着剤からなる接着剤層3を介して接着積層されるのが一般的である。これに使用される接着剤としては、溶剤賦活型、熱賦活型、圧力賦活型、反応硬化型等、化粧シートの用途や基材シート5の材質等に応じ任意であるが、溶剤賦活型且つ反応硬化型接着剤の一種であるドライラミネート接着剤か、若しくは熱賦活型である感熱接着剤(ヒートシール剤)が好ましく使用可能である。
【0044】
ドライラミネート接着剤は、接着性樹脂の反応前駆体を適当な溶剤に溶解した塗工液を一方又は両方の被接着体の接着面に塗布し、溶剤分を乾燥除去した後に両者を重ね合わせ、反応硬化させて接着させるものであり、ポリエステルポリオール又はポリエーテルポリオール等のポリオール類と、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート等のポリイソシアネート化合物との反応を利用する2液硬化型ウレタン系接着剤が最も代表的である。
【0045】
感熱接着剤は、常温では固体であり、加熱により溶融又は軟化して接着性を発現し、冷却すると固化して強固に接着する性質を有する熱可塑性樹脂を主体としたもので、これを適当な溶剤に溶解するか又は加温により溶融させるかして、一方又は両方の被接着体の接着面に塗布しておき、両者を重ね合わせて加熱加圧することにより接着させるものであり、その樹脂系としては例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂系、塩化酢酸ビニル樹脂系、アクリル樹脂系、ポリウレタン樹脂系、ポリエステル樹脂系、ポリアミド樹脂系等、或いはそれらの2種以上の混合樹脂系等がある。
【0046】
本発明の化粧シートにおける基材シート5と透明艶消シート層1との接着にあたっては、両者を著しく熱変形させない程度の比較的低温で十分に接着可能でな低温接着性と共に、通常の使用条件温度範囲内では高温時でも溶融又は軟化して剥離することのない程度の加熱下凝集力が要求される。この要求を満足するものとして、アクリル−ポリエステル−塩化酢酸ビニル系樹脂からなる感熱接着剤等を好適に使用することができる。
【0047】
これは、比較的低温の加熱により優れた接着性を発現するアクリル系樹脂や塩化酢酸ビニル系樹脂の長所を活かしつつ、加熱下での凝集力の低下の少ないポリエステル系樹脂の特性を加味したものである。その各樹脂の配合比は、アクリル系樹脂10〜60重量%、ポリエステル系樹脂10〜60重量%、塩化酢酸ビニル10〜60重量%の範囲とすることが好ましく、中でもアクリル系樹脂20〜50重量%、ポリエステル系樹脂20〜50重量%、塩化酢酸ビニル系樹脂20〜50重量%の範囲が最も好ましい。
【0048】
感熱接着剤を用いた積層において、高温雰囲気下での耐剥離性を向上させるためには、感熱接着剤にイソシアネート化合物等の架橋剤を配合しておき、熱接着時の熱により、若しくは熱接着後の養生工程において、感熱接着剤を架橋させて高耐熱化させる手法が有効である。例えば、上記した塩化酢酸ビニル系樹脂を含む感熱接着剤において、塩化酢酸ビニル系樹脂の酢酸ビニル成分の一部を鹸化して水酸基を導入した塩化酢酸ビニル−ポリオール系樹脂を使用し、架橋剤としてイソシアネート化合物を使用することにより、分子間架橋構造により優れた加熱下凝集力を発現する塩化酢酸ビニル−ウレタン系樹脂を生成することができる。なお、感熱接着剤の塗工形成工程から熱接着工程までの期間が長い場合には、架橋剤としてブロックイソシアネート化合物を使用すれば、湿気等によるイソシアネート化合物の失活を防止し、安定して熱接着可能となる利点がある。
【0049】
本発明の化粧シートは、従来の化粧シートと同様、例えば木質系基材や無機質系基材等の各種の基材の表面に貼着(ラミネート)して使用されるものであり、一般的には該貼着の際には例えばウレタン系や酢酸ビニル系等の適宜の接着剤が使用されるが、基材シート5の材質によっては(例えばオレフィン系樹脂フィルムである場合等)、係る一般的なラミネート用接着剤との接着性が不十分である場合もある。その様な場合には、基材シート5の裏面に、一般的なラミネート用接着剤との接着性に優れた樹脂組成物からなる裏面プライマー層6を設けておくことが好ましい。
【0050】
裏面プライマー層6としては、例えばウレタン系、アクリル系、エチレン−酢酸ビニル共重合体系、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系等の各種のプライマー剤が知られており、これらの中から基材シート5の材質に合わせたものを選んで使用すればよい。なお、裏面プライマー層6に例えばシリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム等の粉末を添加しておくと、裏面プライマー層6の表面が粗面化することによって、化粧シートの巻取保存時のブロッキングが防止できると共に、投錨効果による上記ラミネート用接着剤との接着性の向上を図ることもできる。
【0051】
【実施例】
以下に、本発明の化粧シートの実施例及び比較例を示し、本発明をさらに詳細に説明する。
【0052】
実施例1
熱変形温度(JIS K 7207)が100℃である透明な熱可塑性アクリル系樹脂100重量部に、艶消剤として熱変形温度が115℃である2−ヒドロキシエチルメタクリレート共重合ポリメチルメタクリレート系架橋粒子10重量部を配合した樹脂組成物を、厚さ50μmに押出製膜して、透明艶消シートを作製した。
【0053】
厚さ90μmのポリプロピレン樹脂フィルムを基材シートとして、その表面に、ウレタン系印刷インキにて木目柄の絵柄層を印刷形成し、さらにヒートシール剤(アクリル/塩化酢酸ビニル/ポリエステル=1/1/1、イソシアネート系硬化剤配合)を乾燥後の膜厚1μmに塗布して接着剤層を形成し、該接着剤層面に、上記透明艶消シートを重ね合わせ、フィルム表面温度120℃の条件で熱ラミネートし、さらに透明艶消シート面に、シート表面温度120℃の条件で木目導管溝柄のエンボスを施し、最後に基材シートの裏面にシリカ粉末を添加したウレタン系プライマー剤を乾燥後の膜厚1μmに塗布して裏面プライマー層を形成して、本発明の化粧シートを作製した。
【0054】
比較例1
上記実施例1において、艶消剤を熱変形温度が105℃のアクリル系架橋粒子に変更し、その他は上記実施例1と同一の要領で化粧シートを作製した。
【0055】
評価
上記実施例1及び比較例1の各化粧シートについて、製造直後と、60〜80℃の各温度の雰囲気中に1時間放置後との各時点で、60°表面光沢度を測定した(但し、測定位置はエンボス凹陥部を避けて選んだ)。その結果(製造直後を基準とし、△は光沢上昇、▽は光沢低下)を下表に示す。
【0056】
Figure 2004249526
【0057】
【発明の効果】
以上詳細に説明した様に、本発明の化粧シートは、艶消剤として熱変形温度の高い有機架橋粒子を配合したアクリル系透明艶消シートを使用したことにより、透明度が高く透明感や深み感に優れ、しかも耐熱性が高く、例えば60℃以上といった高温雰囲気に曝されたり、表面にエンボス加工を施したりしても、表面光沢が著しく上昇することがなく、落ち着いた艶消し感のある高級な外観意匠性を維持することができるという顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化粧シートの実施の形態を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 透明艶消シート層
2 エンボス
3 接着剤層
4 絵柄層
5 基材シート
6 裏面プライマー層

Claims (6)

  1. 艶消剤が添加された透明な熱可塑性アクリル系樹脂からなる透明艶消シート層を少なくとも具備する化粧シートであって、前記艶消剤が、前記熱可塑性アクリル系樹脂よりも熱変形温度(JIS K 7207)が8℃以上高い有機架橋粒子であることを特徴とする化粧シート。
  2. 前記有機架橋粒子が、アクリル系架橋粒子であることを特徴とする請求項1に記載の化粧シート。
  3. 前記アクリル系架橋粒子が、共重合成分としてアクリル酸ヒドロキシアルキルエステル及び/又はメタクリル酸ヒドロキシアルキルエステルを含有するポリメチルメタクリレート系架橋粒子であることを特徴とする請求項2に記載の化粧シート。
  4. 前記透明艶消シート層の表面に、エンボス加工が施されてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の化粧シート。
  5. 基材シート上に、絵柄層を介して、上記透明艶消シート層が設けられてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の化粧シート。
  6. 前記基材シートが、ポリオレフィン系樹脂フィルムであることを特徴とする請求項5に記載の化粧シート。
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