JP2004248421A - 配索物固定用クランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】車体の係止孔に対して容易に脱着させることができ、しかもコスト削減を図ることができる配索物固定用クランプを得る。
【解決手段】配索物固定用クランプ10は配索物固定部14及びクランプ本体16を備えており、更にクランプ本体16には第1係止爪24及び第2係止爪26の他にロック解除部28が一体形成されている。ロック時には保持部28Cが開口30の内周面30Aに圧接されており、この状態から頭部28Aを押圧すると、軸状部28Bが押し下げられるのでロックが解除されかつ保持部28Cが開口30の周縁部30Bに係止されることでロック解除状態が維持される。よって、解体等する際には配索物固定用クランプ10を簡単に車体フロア18の係止孔20から取り外すことができる。しかも、一部品で構成されているため、コスト削減になる。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、樹脂材料によって構成されてワイヤハーネス等の長尺状の配索物を固定する際に用いられる配索物固定用クランプに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ワイヤハーネス等の配索物を車体に固定するのに樹脂製のクランプが使用されている。従来のクランプは、車体に穿設された係止孔に容易に装着させることができるように構成されているものの、取外しは困難に構成されているものが多い。ところで、近年、廃車にして解体する際に、再利用可能な部品については回収して再利用するというリサイクルの気運が高まっている。このため、例えばワイヤハーネスを再利用する場合にはクランプを車体の係止孔から取り外す必要が生じるが、従来のクランプの場合、この作業を容易に行うことができないため、リサイクル性に欠けていた。
【0003】
この点を考慮した先行技術文献としては、下記特許文献1がある。簡単に説明すると、この文献に記載されたクランプは、軸状のクランプ本体と、このクランプ本体の先端部に装着される略V字形状の係止羽根と、クランプ本体に外嵌される筒状部材と、によって構成されている。クランプ本体は筒状部材に対して二段階に係止可能とされており、軽い押圧操作によって係止羽根が開いた状態となり、この状態で係止羽根が車体に穿設された係止孔へ係止される。離脱させるときには、更にクランプ本体を筒状部材内へ押圧する(押し込む)。これにより、クランプ本体は筒状部材に対して深い挿入位置で係止状態となり、この状態のときには係止羽根が閉じてクランプを係止孔から取外すことができるようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−294418号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載されたクランプによる場合、クランプがクランプ本体、係止羽根、及び筒状部材といった三部品によって構成されているため、部品点数が多い。このため、型費等が嵩むと共に、クランプ自体の組付作業が必要になるため、この点からもコストアップを招く。
【0006】
本発明は上記事実を考慮し、車体の係止孔に対して容易に脱着させることができ、しかもコスト削減を図ることができる配索物固定用クランプを得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明に係る配索物固定用クランプは、樹脂材料によって構成されると共に、長尺状の配索物が固定される固定面を有する配索物固定部と、この配索物固定部の固定面から面直角方向へ延出されると共に車体等の被固定部材に形成された係止孔へ挿入されて当該係止孔の周縁部に弾性的に係止されるクランプ本体と、を備えた配索物固定用クランプであって、前記クランプ本体は、互いに対面した状態で配置されると共に前記係止孔への挿入方向側の端部にて片持ち支持されかつ当該挿入方向側の端部を中心として反挿入方向側の端部が互いに接近及び離間する方向へ弾性変形可能とされ、更に係止孔へ完全に挿入されることにより反挿入方向側の端部が係止孔の周縁部に係止されてロック状態となる第1の係止部及び第2の係止部と、前記配索物固定部に形成された開口内に配置された頭部と、一端部が頭部に接続されると共に他端部が前記第1の係止部及び前記第2の係止部と接続され、所定のストローク移動することによりロック状態を解除する軸状部と、この軸状部に一体に形成されると共にロック状態のときには前記開口の内周面に弾性的に圧接されロック解除状態のときには前記開口の周縁部に係止されて当該軸状部をロック解除位置に保持する保持部と、を含んで構成されたロック解除部と、を有することを特徴としている。
【0008】
請求項2記載の本発明に係る配索物固定用クランプは、請求項1記載の発明において、前記第1の係止部及び前記第2の係止部の反挿入方向側の端部における前記解除部との対向部位を面取りした、ことを特徴としている。
【0009】
請求項1記載の本発明によれば、長尺状の配索物を車体等の被固定部材に固定するには、まず当該配索物を配索物固定部の固定面に固定する。次に、固定面から面直角方向へ延出されたクランプ本体を被固定部材に形成された係止孔へ挿入させる。
【0010】
クランプ本体が係止孔へ挿入されると、クランプ本体に片持ち支持状態で設けられた第1の係止部及び第2の係止部の反挿入方向側の端部が挿入方向側の端部を中心として互いに接近する方向へ弾性変形される。そして、クランプ本体が係止孔へ完全に挿入されると、反挿入方向側の端部が係止孔の周縁部に係止される。これにより、クランプ本体は係止孔から抜止めされた状態(即ち、ロック状態)となり、その結果、配索物が配索物固定用クランプによって被固定部材に固定される。
【0011】
一方、廃車等により解体する場合には、まず配索物固定部に形成された開口内に位置するロック解除部の頭部を押し入れる。ロック解除部の頭部を押圧すると、頭部と接続された軸状部が押圧ストローク分だけ押圧方向(軸方向)へ移動する。軸状部の他端部は第1の係止部及び第2の係止部に接続されているため、軸状部がその軸方向へ移動すると、当該接続部位が同一方向へ押圧される。このため、第1の係止部及び第2の係止部が押圧方向へ引き込まれる形となり、反挿入方向側の端部と係止孔の周縁部との係止状態が解除される。ロック解除状態になると、軸状部に一体に形成された保持部が、開口の内周面から周縁部へと移動し、当該周縁部に係止される。これにより、軸状部の初期位置への復帰が阻止された状態となり、ロック解除部がロック解除位置に保持される。その結果、クランプ本体を被固定部材の係止孔から抜取ることができる。
【0012】
このように本発明によれば、配索物固定用クランプの配索物固定部を押圧してクランプ本体を係止孔に完全に挿入すれば、簡単に配索物固定用クランプを係止孔に固定することができ、又配索物固定部の開口内に位置するロック解除部の頭部を押圧してロック解除部の保持部を開口の周縁部に係止させれば、簡単に配索物固定用クランプを係止孔から抜取ることができる。
【0013】
しかも、本発明の配索物固定用クランプは、一部品で構成されているため、従来のクランプに比し、部品点数の削減を図ることができ、クランプ自体の組付作業も不要となる。
【0014】
請求項2記載の本発明によれば、第1の係止部及び第2の係止部の反挿入方向側の端部における保持部との対向部位を面取りしたので、ロック解除部の軸状部の移動ストロークを増やすことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図8を用いて、本発明に係る配索物固定用クランプの一実施形態について説明する。
【0016】
図1には、本実施形態に係る配索物固定用クランプ10の斜視図が示されている。また、図2、図3、図4には、本実施形態に係る配索物固定用クランプ10の平面図、側面図、底面図がそれぞれ示されている。
【0017】
これらの図に示されるように、配索物固定用クランプ10は、樹脂材料によって構成されており、「配索物」としてのワイヤハーネス12(図3参照)を固定するための矩形平板状の配索物固定部14と、この配索物固定部14の下面の片側から面直角方向(板厚方向)へ延出された中空略直方体形状のクランプ本体16と、によって構成されている。配索物固定部14の上面はフラットな固定面14Aとされており、かかる固定面14Aにワイヤハーネス12が粘着テープ19等の固定部材によって固定されるようになっている。また、「被固定部材」としての車体フロア18には、略矩形状の係止孔20が穿設されている。クランプ本体16は、かかる係止孔20へ挿入されることにより弾性的に固定されるようになっている。
【0018】
以下、クランプ本体16の詳細構造について説明する。
【0019】
図4に示される如く、クランプ本体16は、中空直方体の長辺側に配置された一対の第1側壁部16Aと、中空直方体の短辺側に配置された一対の第2側壁部16Bと、を備えている。一対の第2側壁部16Bには、図1、図3の右側から見て略T字形状とされた補強用のリブ22が一体に形成されている。
【0020】
一方、一対の第1側壁部16Aには、当該壁部を略コ字状にくり貫くことにより形成された「第1の係止部」としての第1係止爪24及び「第2の係止部」としての第2係止爪26が形成されている。従って、第1係止爪24及び第2係止爪26は、挿入方向側の端部となる下端部(下縁部)24A、26Aによって片持ち支持された状態で存在し、かつ当該下端部24A、26Aを中心として反挿入方向側の端部となる爪部24B、26Bが互いに接近及び離間する方向(壁部の板厚方向)へ弾性変形可能とされている。
【0021】
これらの爪部24B、26Bは、側面視で見ると(図1、図3の右側又は左側から見ると)、自然状態において第1側壁部16Aの壁面よりも外側へ突出されている。従って、クランプ本体16を車体フロア18の係止孔20へ挿入させると、当該係止孔20の周縁部20Aに爪部24B、26Bの傾斜面24B1、26B1が干渉し、互いに接近する方向へ弾性変形させられる。そして、クランプ本体16が係止孔20に完全に挿入されると、爪部24B、26Bが弾性復元力によって復帰し、係止面24B2、26B2が係止孔20の周縁部20Aの下面に位置されるようになっている。
【0022】
図5〜図8に示されるように、上述した第1係止爪24及び第2係止爪26の上端側には、ロック解除部28が一体に形成されて配置されている。ロック解除部28は、配索物固定部14の片側に形成された矩形状の開口30内に配置された頭部28Aと、この頭部28Aの中央部から垂下されると共に第1係止爪24及び第2係止爪26の上端部(即ち、係止面24B2、26B2)同士と接続された軸状部28Bと、この軸状部28Bの下端部付近からV字状に張出された一対の保持部28Cと、によって構成されている。
【0023】
図5に示される状態がロック解除部28の自然状態である。この状態で、一対の保持部28Cの先端屈曲部間の幅(開き幅)が開口30の開口幅よりも大きくなるように各部の寸法設定がなされている。また、第1係止爪24の爪部24Bと第2係止爪26の爪部26Bとの開き幅は、係止孔20の開口幅よりも大きくなるように各部の寸法設定がなされている。さらに、図6に示されるように、クランプ本体16が係止孔20に挿入され、第1係止爪24及び第2係止爪26の爪部24B、26Bが係止孔20の周縁部20Aに係止されたときに、一対の保持部28Cの先端屈曲部が開口30の内周面30Aに弾性的に圧接されるように各部の寸法設定がなされている。またさらに、図7に示されるように、一対の保持部28Cの先端屈曲部は、開口30の周縁部30Bに弾性的に係止可能とされている。また、頭部28Aがフルストロークされたときに、第1係止爪24及び第2係止爪26の爪部24B、26Bと係止孔20の周縁部20Aとの係止状態(ロック状態)が解除されるように、軸状部28Bの軸方向寸法が設定されている。
【0024】
さらに、上述した第1係止爪24及び第2係止爪26においてロック解除部28の一対の保持部28Cと対向する部分のエッジは面取りされている(以下、この部分を「面取り部32」と称す)。
【0025】
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
【0026】
まず、配索物固定用クランプ10における配索物固定部14の固定面14A上にワイヤハーネス12が載置され、粘着テープ19等の固定部材によってしっかりと固定される。図5に示される状態がこの状態に相当する。なお、図5では、ワイヤハーネス12の図示を省略している。
【0027】
次に、図6に示されるように、配索物固定用クランプ10のクランプ本体16が車体フロア18に形成された係止孔20内へ挿入される。クランプ本体16を係止孔20へ挿入させると、クランプ本体16に片持ち支持された第1係止爪24及び第2係止爪26の爪部24B、26Bの傾斜面24B1、26B1上を係止孔20の周縁部20Aが相対的に摺動し、これにより傾斜面24B1、26B1が係止孔20の周縁部20Aから押圧力を受けて、下端部24A、26Aを中心として互いに接近する方向へ弾性変形される。そして、クランプ本体16が係止孔20へ完全に挿入されると、係止孔20の周縁部20Aから押圧力を受けなくなるので、爪部24B、26Bが弾性復帰し、爪部24B、26Bの係止面24B2、26B2が係止孔20の周縁部20Aに係止される。これにより、クランプ本体16は係止孔20から抜止めされた状態(即ち、ロック状態)となり、ワイヤハーネス12が配索物固定用クランプ10によって車体フロア18に固定される。
【0028】
一方、廃車等により解体する場合には、図7に示されるように、まず配索物固定部14に形成された開口30内に位置するロック解除部28の頭部28Aを押し下げる。ロック解除部28の頭部28Aを押圧すると、頭部28Aと接続された軸状部28Bが押圧ストローク分だけ押圧方向へ移動する。軸状部28Bの下端部は第1係止爪24及び第2係止爪26の爪部24B、26Bの上端部に接続(一体化)されているため、軸状部28Bがその軸方向へ移動すると、当該接続部位が同一方向へ押圧される。このため、第1係止爪24及び第2係止爪26が押圧方向へ引き込まれる形となり、爪部24B、26Bの係止面24B2、26B2と係止孔20の周縁部20Aとの係止状態が解除される。ロック解除状態になると、軸状部28Bに一体に形成された一対の保持部28Cの先端部が、開口30の内周面30Aから周縁部30Bへと移動し、当該周縁部30Bに弾性復元力によって係止される。これにより、軸状部28Bの上方への移動が拘束され、軸状部28Bはロック解除位置に保持される。その結果、図8に示されるように、クランプ本体16を車体フロア18の係止孔20から容易に抜取ることが可能となる。
【0029】
このように本実施形態に係る配索物固定用クランプ10では、配索物固定部14を押圧してクランプ本体16を係止孔20に完全に挿入すれば、簡単に配索物固定用クランプ10を係止孔20に固定することができ、又配索物固定部14の開口30内に位置するロック解除部28の頭部28Aを押圧してロック解除部28の一対の保持部28Cを開口30の周縁部30Bに係止させれば、簡単に配索物固定用クランプ10を係止孔20から抜取ることができる。
【0030】
しかも、本実施形態に係る配索物固定用クランプ10は、一部品で構成されているため、従来のクランプに比し、部品点数の削減を図ることができ、クランプ自体の組付作業も不要となる。
【0031】
上記より、本実施形態に係る配索物固定用クランプ10によれば、車体フロア18の係止孔20に対して容易に脱着させることができ、しかもコスト削減を図ることができる。
【0032】
また、本実施形態に係る配索物固定用クランプ10では、第1係止爪24及び第2係止爪26の爪部24B、26Bにおける一対の保持部28Cとの対向部位を面取りしたので、ロック解除部28の軸状部28Bの移動ストロークを増やすことができる。従って、本実施形態によれば、狭いスペース内で確実にロック解除動作を行わせることができる。
【0033】
なお、上述した本実施形態に係る配索物固定用クランプ10では、ワイヤハーネス12を配索物固定部14に固定する例を挙げて説明したが、これに限らず、本発明に係る配索物固定用クランプは、他の長尺状の配索物を固定するのにも用いることが可能である。
【0034】
また、上述した本実施形態に係る配索物固定用クランプ10では、車体フロア18に係止孔20を穿設し、当該係止孔20に配索物固定用クランプ10を固定する例を挙げて説明したが、車体フロア以外の部位に係止孔を穿設して配索物固定用クランプ10を固定するようにしてもよい。
【0035】
さらに、上述した本実施形態に係る配索物固定用クランプ10では、爪部24B、26Bの角を面取りしたが、軸状部28Bの移動ストロークを十分に稼げるだけのスペースが存在する場合には、面取りしなくてもよい。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係る配索物固定用クランプは、クランプ本体に、配索物固定部に形成された開口内に配置された頭部と、一端部が頭部に接続されると共に他端部が第1の係止部及び第2の係止部と接続され、所定のストローク移動することによりロック状態を解除する軸状部と、この軸状部に一体に形成されると共にロック状態のときには開口の内周面に弾性的に圧接されロック解除状態のときには開口の周縁部に係止されて当該軸状部をロック解除位置に保持する保持部と、を含んで構成されたロック解除部を一体に設けたので、車体の係止孔に対して容易に脱着させることができ、しかもコスト削減を図ることができるという優れた効果を有する。
【0037】
請求項2記載の本発明に係る配索物固定用クランプは、請求項1記載の発明において、第1の係止部及び第2の係止部の反挿入方向側の端部における解除部との対向部位を面取りしたので、狭いスペース内で確実にロック解除動作を行わせることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る配索物固定用クランプの全体斜視図である。
【図2】図1に示される配索物固定用クランプの平面図である。
【図3】図1に示される配索物固定用クランプの側面図である。
【図4】図1に示される配索物固定用クランプの底面図である。
【図5】配索物固定用クランプが係止孔へ挿入される前の状態を示す要部拡大断面図である。
【図6】配索物固定用クランプが係止孔へ挿入された状態(ロック状態)を示す要部拡大断面図である。
【図7】配索物固定用クランプのロック解除状態を示す要部拡大断面図である。
【図8】配索物固定用クランプが係止孔から取り外された状態を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
10 配索物固定用クランプ
12 ワイヤハーネス(配索物)
14 配索物固定部
14A 固定面
16 クランプ本体
18 車体フロア(被固定部材)
20 係止孔
20A 周縁部
24 第1係止爪(第1の係止部)
24A 下端部(挿入方向側の端部)
24B 爪部(反挿入方向側の端部)
26 第2係止爪(第2の係止部)
26A 下端部(挿入方向側の端部)
26B 爪部(反挿入方向側の端部)
28 ロック解除部
28A 頭部
28B 軸状部
28C 保持部
30 開口
30A 内周面
30B 周縁部
32 面取り部

Claims (2)

  1. 樹脂材料によって構成されると共に、長尺状の配索物が固定される固定面を有する配索物固定部と、この配索物固定部の固定面から面直角方向へ延出されると共に車体等の被固定部材に形成された係止孔へ挿入されて当該係止孔の周縁部に弾性的に係止されるクランプ本体と、を備えた配索物固定用クランプであって、
    前記クランプ本体は、
    互いに対面した状態で配置されると共に前記係止孔への挿入方向側の端部にて片持ち支持されかつ当該挿入方向側の端部を中心として反挿入方向側の端部が互いに接近及び離間する方向へ弾性変形可能とされ、更に係止孔へ完全に挿入されることにより反挿入方向側の端部が係止孔の周縁部に係止されてロック状態となる第1の係止部及び第2の係止部と、
    前記配索物固定部に形成された開口内に配置された頭部と、一端部が頭部に接続されると共に他端部が前記第1の係止部及び前記第2の係止部と接続され、所定のストローク移動することによりロック状態を解除する軸状部と、この軸状部に一体に形成されると共にロック状態のときには前記開口の内周面に弾性的に圧接されロック解除状態のときには前記開口の周縁部に係止されて当該軸状部をロック解除位置に保持する保持部と、を含んで構成されたロック解除部と、
    を有することを特徴とする配索物固定用クランプ。
  2. 前記第1の係止部及び前記第2の係止部の反挿入方向側の端部における前記解除部との対向部位を面取りした、
    ことを特徴とする請求項1記載の配索物固定用クランプ。
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