JP2004246862A - リソース管理装置 - Google Patents

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義治 渡邉
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誠司 堀井
Takahide Baba
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Tetsuji Kishi
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Abstract

【課題】 複数のバスマスタの各々に対して共有リソースへのアクセスに係る任意の最低バンド幅を保証する。
【解決手段】 複数のバス112,113,114にそれぞれ少なくとも1つのバスマスタ101〜105を接続し、各バス112〜114から共有リソース119へのアクセス量を調停するためのバス調停部117と、当該バス調停部117における調停処理のために、バス優先順位と、各バス112〜114から共有リソース119へのアクセスバンド幅を確保するためのアクセス最優先パターンとをバス調停情報116として管理するための調停情報管理部121と、バス調停部117でアクセス権を獲得したバスから共有リソース119へのアクセスを当該共有リソース119の特性に基づいて制御するためのリソース制御部118とを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数のバスにそれぞれ少なくとも1つのバスマスタが接続されてなるマルチバスマスタかつマルチバス構成のデータ処理システムにおいて、各バスマスタから共有リソースへのアクセスを管理するためのリソース管理装置に関するものである。
システムLSIにおいて複数のバスマスタが共通バスを介してリソースを共有する場合、当該リソースへのアクセスを効率的に調停する必要がある。ここに、バスマスタはマイクロプロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)、DMA(Direct Memory Access)コントローラなどであり、共有リソースはメモリ、周辺I/O(input/output)コントローラなどである。
特許文献1の技術によれば、マルチプロセッサシステムにおいて、各プロセッサから共有メモリへのアクセスを許可するためにサイクリックにアクセス許可信号を送る走査回路を設ける。プロセッサから共有メモリへのアクセス要求信号と、走査回路から送られるアクセス許可信号との両者がアクティブの場合に、当該プロセッサは共有メモリにアクセスが可能となる。それゆえ、各プロセッサは共有メモリに公平にアクセスする機会を得る。
特許文献2の技術によれば、複数のバスマスタ間のバス使用権を調停するシステムにおいて、一連の優先順位情報を備え、次のサイクルにバス使用権を獲得するバスマスタを当該優先順位情報に従って決定する。
特許文献3の技術によれば、データ処理システムにおいて、共有リソースへの最優先アクセス権を各バスマスタにランダムに与える。
特許文献4の技術によれば、同期バスが2レベルの調停スキームを有し、第1レベルの調停はフレーム化された時分割多重調停スキームであり、第2レベルはトークンパッシング機構を用いて実現され、かつ公平に割り当てられるラウンドロビンスキームである。
特許文献5の技術によれば、マルチメディアコンピュータシステムにおいて必要なデータ転送速度でのバスアクセスを保証するため、選択された時間間隔の間に、特定のプレゼンテーション装置に関連する調停レベルインジケータの順序を一時的に変更する。
特開昭52−103935号公報 特開平10−228446号公報 特開平10−301908号公報 特表2001−516100号公報 特開平8−83254号公報
マルチバスマスタかつマルチバス構成のデータ処理システムは、複数のバスにそれぞれ少なくとも1つのバスマスタが接続されてなる。このような複雑なバス構造を持つデータ処理システムにおいて各バスマスタから共有リソースへのアクセスを管理する場合、上記特許文献1〜5の技術では、共有リソースの特性(例えばメモリのアクセス特性)に応じたアクセスを実現することができず、また共有リソースへのデータ転送量という観点でアクセスバンド幅を保証することができない。特に、共有リソースへのアクセスに係る任意の最低バンド幅を保証したり、各バスマスタが共有リソースへアクセスする際のレイテンシ(待ち時間、又は遅延)をアクセス状況に応じて最適化したりすることが困難である。
本発明の目的は、マルチバスマスタかつマルチバス構成のデータ処理システムにおいて、各バスマスタに対して共有リソースへのアクセスに係る最低バンド幅を保証できるリソース管理装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、マルチバスマスタかつマルチバス構成のデータ処理システムにおいて、各バスマスタが共有リソースへアクセスする際のレイテンシを小さくすることができるリソース管理装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、複数のバスにそれぞれ少なくとも1つのバスマスタが接続され、かつ各バスマスタが前記複数のバスのいずれかを介して少なくとも1つの共有リソースに接続されてなるデータ処理システムのリソース管理装置において、複数のバスから共有リソースへのアクセス量を調停するためのバス調停部と、当該バス調停部における調停処理のために、バス優先順位と、複数のバスから共有リソースへのアクセスバンド幅を確保するためのアクセス最優先パターンとをバス調停情報として管理するための調停情報管理部と、バス調停部でアクセス権を獲得したバスから共有リソースへのアクセスを当該共有リソースの特性に基づいて制御するためのリソース制御部とを備えた構成を採用することとした。
本発明によれば、バス選択の基準となるバス優先順位と、リソースアクセスバンド幅確保の時間分解能を単位時間とするアクセス最優先パターンとがバス調停情報として用意される。このバス調停情報は個々のバスとは独立して存在するため、アクセスバンド幅確保の単位時間は、個々のバスのバスサイクルとは独立に共有リソースに合わせて設定することができ、個々のバスサイクルに影響されない。
アクセス権を獲得したバスからのアクセスはそのリソース固有のアクセス効率で、その時間単位に見合ったアクセスが行われる。共有リソースへのデータ転送量はリソース毎でのアクセス効率と時間単位の長さで決まる。個々のバスの転送能力はそれぞれのバスサイクル長やデータ転送幅などに依存するが、このようなそれぞれのバスの転送能力とは独立に、それぞれのリソース毎に、そのリソースとしての固有のアクセス効率に添った形でのアクセスバンド幅の保証を行うことができる。
複数のバスのいずれかに複数のバスマスタが接続された場合には、これら複数のバスマスタのバス使用権を調停するためのバスマスタ調停部を更に設ける。調停情報管理部は、このバスマスタ調停部における調停処理のために、バスマスタ優先順位と、前記複数のバスマスタから前記共有リソースへのアクセスバンド幅を確保するためのアクセス最優先パターンとをバスマスタ調停情報として管理する機能を更に有する。
共有リソースへアクセスする際のレイテンシを小さくするためには、調停情報管理部がバス調停情報を初期化した後、バス調停部による所定回数の調停における調停結果情報を取得し、当該調停結果情報をもとに共有リソースへのアクセス状況を解析し、かつ当該解析の結果に基づき、共有リソースへのアクセスレイテンシが小さくなるようにバス調停情報を更新するべく調停情報管理部へ指示を出すための学習部を更に設ける。
本発明によれば、マルチバスマスタかつマルチバス構成のデータ処理システムにおいて、各バスマスタに対して共有リソースへのアクセスに係る任意の最低バンド幅を保証でき、また各バスマスタが共有リソースへアクセスする際のレイテンシを小さくすることができる優れたリソース管理装置を実現できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。以下の説明において、各バスマスタは、データアクセスを行うためのアドレス信号、制御信号等を能動的に送出する機能を有するものである。一般に、1つの機能ブロックはバス接続のための複数のインターフェースを持ち、いくつかはバスマスタとして機能し、いくつかはバススレーブとして機能する。例えば、ハーバードアーキテクチャ(Harvard architecture)のプロセッサは、インストラクション用バスマスタと、データ用バスマスタとを有する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るリソース管理装置の構成を示している。図1において、101、102、103、104、105はバスマスタ、112、113、114はバス、106、108、110はバスマスタ調停情報、107、109、111はバスマスタ調停部、115はリソース管理部、116はバス調停情報、117はバス調停部、118はリソース制御部、119は共有リソース、121は調停情報管理部である。共有リソース119は、例えばSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)などのメモリ、又は周辺I/Oコントローラである。
各バスマスタ101〜105は、バス112〜114を通して共有リソース119にアクセスするためのトランザクションを発生する。バス112は、バスマスタ101,102を持つバスである。バスマスタ調停部107は、バスマスタ調停情報106をもとに、バス112に接続されているバスマスタ101,102からのアクセス要求を調停する。バス113は、バスマスタ103,104を持つバスである。バスマスタ調停部109は、バスマスタ調停情報108をもとに、バス113に接続されているバスマスタ103,104からのアクセス要求を調停する。バス114は、バスマスタ105を持つバスである。バスマスタ調停部111は、バスマスタ調停情報110をもとに、バス114に接続されているバスマスタ105からのアクセス要求を調停する。
リソース管理部115は、バス112〜114から共有リソース119に対するアクセスを管理するように、バス調停部117とリソース制御部118とで構成される。バス調停部117は、バス112〜114から共有リソース119に対するアクセスをバス調停情報116に基づき調停する。リソース制御部118は、バス調停部117により調停されたバスからのアクセスを共有リソース119に伝える。
調停情報管理部121は、バスマスタ調停情報106,108,110、バス調停情報116をそれぞれ管理し、これらをバスマスタ毎の共有リソース119へのアクセス許可割合の要求変更により必要に応じて更新する。なお、以下の説明では、バスマスタ101,102,103,104,105を適宜バスマスタA,B,C,D,Eといい、バス112,113,114を適宜バス0,1,2という。
以上で述べたリソース管理装置において、それぞれのバスマスタA〜Eが共有リソース119へアクセスする場合、共有リソース119へのアクセスを希望するバスマスタは接続されるバスへのアクセス要求をそれぞれのバスマスタ調停部107,109,111に対して行う。それぞれのバスマスタ調停部107,109,111は、それぞれのバスマスタ調停情報106,108,110に基づき、要求してきたバスマスタのうちの1つにそれぞれのバスへのアクセス許可を与える。それぞれのバス0,1,2においてアクセス許可を与えられたバスマスタはそれぞれのバスを通して、リソース制御部118へのアクセス要求をバス調停部117に対して行う。バス調停部117はバス調停情報116に基づき、要求してきたバスのうちの1つにリソース制御部118へのアクセス許可を与える。アクセス許可を与えられたバスへのアクセス許可を与えられているバスマスタはリソース制御部118を通して、共有リソース119にアクセスできる。
図2は、図1中のリソース制御部118の詳細構成例を示している。図2に示すとおり、リソース制御部118は、アクセス制御部131とバッファメモリ132とを有する。アクセス制御部131は、バス調停部117により共有リソース119へのアクセスを許可されたバスのプロトコルを解析し、かつ当該解析の結果に基づき、当該バスと共有リソース119との間のデータ転送制御を行う。バッファメモリ132は、転送データを一時記憶する。アクセス制御部131とバッファメモリ132とにより、バスの動作クロックと共有リソース119の動作クロックとの非同期動作の整合性を調整したり、バスからの非連続データ転送を連続転送に変換(単発的なアクセスをバーストアクセスへ変換するなど)して共有リソース119ヘの効率的なデータ転送を可能にしたりする。またアクセス制御部131は、バス調停部117の調停状況とバッファメモリ132の状況とを判断し、共有リソース119へのアクセスを待たせたり、バッファメモリ132に蓄えられたデータを共有リソース119に決められたデータ量で書き込んだり、共有リソース119からバッファメモリ132に連続転送でデータを格納して当該バッファメモリ132から決められたデータ量をバスに渡したりする。
図3は、図1中のバス調停情報116をテーブル形式の情報とした例を示している。本実施の形態において、バスマスタ調停情報106,108,110として任意の優先順位パターンを有し、バス調停情報116として図3に示されるテーブル形式のバス調停情報201を有する場合について述べる。
図3のバス調停情報201において、最も左の列はバス間の固定的な優先順位を表し、上の行にあるバスほど高い優先順位を有する。これは前記バス優先順位にあたる。次の10列はバス間の最優先順位を表し、「1」で表示されるバスが最優先順位を有する。これは、前記アクセス最優先パターンにあたる。各列をスロットと呼び、各列の一番上の数値をスロット番号と呼ぶ。
バス調停部117は、アクセスバンド幅確保の時間分解能に相当する一定期間毎に参照するスロットを切り替えて選択し、その期間の間に受けたバスからのアクセス要求に対して、その時点で参照しているスロットの情報をもとに調停を行う。ここで、バスからのアクセス要求はバスの動作クロックで行われるが、スロットの遷移時間はバスの動作サイクルとは独立に設定することができる。スロットの選択はスロット番号0からスロット番号9まで順に切り替え、再びスロット番号0から繰り返す。バス調停部117が行う調停は、前記一定期間の間に受けたアクセス要求と、参照しているスロット中の値とを比較し当該スロットにおいて「1」で表されているバスからのアクセス要求があれば、そのバスに対してリソース制御部118へのアクセス許可を与える。「1」で表されているバスからのアクセス要求がなければ、前記バス優先順位に従って、アクセスを要求しているバスの中から最も優先順位の高いバスに対してアクセス許可を与える。これらの調停を期間毎に参照するスロットを切り替えながら繰り返す。バス調停部117が一定期間の間にアクセス要求を受けなかった場合は、参照するスロットの切り替えだけを行う。
一定期間の設定方法の例としては、共有リソース119へのデータ転送量単位で設定する方法や、一定時間すなわち一定のクロック数で切り替える方法がある。一定期間の設定方法は、目的により変更することができる。
図4は、図1中のバス調停部117が図3のバス調停情報201を用いて調停を行う場合を示している。図4において、301はバス調停部117が各スロットを参照している一定期間内に追加されたアクセス要求、302はバス調停部117が各スロットを参照している一定期間内でアクセス許可を待っているアクセス要求、303はバス調停部117が各スロットを参照している一定期間内で許可されたアクセス要求を示す。
バス調停部117がスロット0を参照している期間に、バス0,1,2からアクセス要求を受けたことが301からわかる。バス調停部117は、スロット0の情報をもとに、最優先を示す「1」を示しているバス0に対してアクセス許可を与える。これが303に示される。
スロット0の期間で許可を与えられなかったバス1,2は許可を与えられるまでアクセス要求をし続けるため、次のスロット1の期間では302に示される調停待ちのアクセス要求として扱われる。この期間では、301で示されるように新しく追加されたアクセス要求はないため、バス調停部117は302で示される調停待ちのバス1,2に対して調停を行い、スロット1の情報よりバス1に対してアクセス許可を与える。
スロット2の期間ではバス2とバス0に対して調停を行い、バス2にアクセス許可を与える。以下同様に調停を行うことにより、各一定期間においてそれぞれのバスに対してアクセス許可を与えることができる。
以上で述べたバス調停情報201を用いた場合、それぞれのバスは、「1」を示しているスロットの分だけリソース制御部118を通して共有リソース119にアクセスすることができる。つまり、バス0は、スロット0,3,7で「1」を示しているので、10回の調停のうち3回はアクセス許可を得ることができ、バス1は、スロット1,4,5,8,9で「1」を示しているので、10回の調停のうち5回はアクセス許可を得ることができる。またバス2は、スロット2,6で「1」を示しているので、10回の調停のうち2回はアクセス許可を得ることができる。よって、許可される共有リソース119への全アクセスのうちの何割を、それぞれのバスが獲得できるかをこのバス調停情報201によって指定することができる。つまり、バス0は3割、バス1は5割、バス2は2割のアクセス許可を得ることができる。
ここで、バス調停情報201の内容である、バス優先順位、アクセス最優先パターン、スロットの数は実施の環境により異なり、それぞれの実施の環境において各バスで保証したいアクセス許可の割合に基づいて設定することができる。
図5及び図6は、図3のバス調停情報201の変更例を示している。本リソース管理装置の動作中に、各バスへのアクセス許可の割合を変更する必要が生じた場合、調停情報管理部121が図5、図6に示されるようにバス調停情報201を変更することができる。図5のバス調停情報401によれば、バス0は4割、バス1は3割、バス2は3割のアクセス許可を得ることができる。図6のバス調停情報501によれば、バス0,1,2のうちバス2に最も高い優先順位が与えられる。
図7は、図3のバス調停情報201の構成に係る変形例を示している。図7に示されるように、各バスの読み出し、書き込みアクセス毎にスロットの情報を持つバス調停情報601を持つことにより、各バスの読み出し、書き込みアクセス毎にアクセス許可の割合を設定することができる。ここで、アクセス許可の割合を設定するバスからのアクセスタイプは実施の環境により異なり、読み出し、書き込みアクセスに限ったことではない。
リソース制御部118への1回のアクセス許可を得る毎に、許可を得たバスが共有リソース119へどれだけアクセスできるかは、本リソース管理装置での共有リソース119の使用目的に応じて異なり、これをリソース制御部118が制御する。具体的な例として、バス調停部117が1つのバスにアクセス許可を与えると、リソース制御部118はそのバスに対して一定データ量だけ共有リソース119へアクセスさせる。これにより、上記各バスが得るアクセス許可の割合と合わせると、各バスが一定時間の間に共有リソース119へアクセスできるデータ量を計算することができる。これにより各バスに対して共有リソース119へのアクセスバンド幅を保証することができる。その他、一定サイクルの間だけ共有リソース119へアクセスさせるなど、リソース制御部118が制御を行うことができ、このリソース制御部118の動作によって、各バスが共有リソース119へどれだけのアクセスができるかを、共有リソース119の使用目的に合わせて保証することができる。
更に、各バスの動作速度がそれぞれ異なる場合においても同様に、各バスが共有リソース119へどれだけアクセスできるかを保証することができる。
リソース制御部118は、バス調停部117による調停でアクセス権を獲得したバスから共有リソース119へのアクセス制御を行う。具体的には、当該バスから共有リソース119へのアクセスの種別を示すバーストタイプ、ビット幅、リードアクセス又はライトアクセスなどのバスプロトコルを判定し、予め設定される1調停単位での共有リソース119ヘのアクセスデータ量単位で、バス調停部117による調停でアクセス権を獲得する毎に、当該バスから共有リソース119へのアクセスを許可する。具体例として、バスから共有リソース119へのアクセスが、バーストサイズ8、ビット幅32ビット、ライトアクセスであって、リソース制御部118から共有リソース119ヘのアクセスビット幅を32ビット、1調停単位での共有リソース119へのアクセスデータ量単位を16バイトとした場合には、32ビットで4バーストのアクセスを2回分共有リソース119に対して実行する。
このように、バス調停情報116をもとにバス調停部117により複数のバスから共有リソース119へのアクセスを調停し、リソース制御部118によりバスプロトコルを判定し、バス調停部117にアクセス許可毎に予め決められたアクセスデータ量を共有リソース119へアクセスさせることにより、各バスから共有リソース119へのアクセスバンド幅を定量的に保証することが可能となる。
各バスから共有リソース119へのアクセスバンド幅は、例えば次のようにして求められる。ここで、バスのクロック周波数(MHz)をBCLKとし、例えば図3に示したバス調停情報201のスロット遷移クロック数をTとすると、スロット遷移時間(μs)はT/BCLKとなる。また、バス調停情報201のスロット数をTSLOTとし、当該バスについてバス調停情報201に設定する最優先ビット設定スロット数をSSLOTとし、1調停毎の当該バスから共有リソース119ヘのアクセスデータ量(バイト単位)をMとすると、当該バスから共有リソース119へのアクセス保証可能なデータ転送レート、つまりバンド幅BW(メガバイト/s)は、
BW=SSLOT×M×BCLK/(T×TSLOT)
で求められる。なお、スロット遷移クロック数Tは、共有リソース119の特性(例えばメモリ種別やSDRAMのアクセスモード種別)を反映した値に設定される。
例えば図3のバス調停情報201における各行内で「1」を均等に並べることにより、同じアクセスバンド幅で平均的なアクセスレイテンシを各バスに対して保証することができる。また、「1」を連続して並べることにより、バスマスタからのアクセスが周期的に集中した場合にアクセス遅延を少なくすることが可能である。また、「1」をランダムに並べることにより、平均的なアクセス遅延を実現することも可能である。
(第2の実施の形態)
図8は、本発明の第2の実施の形態に係るリソース管理装置の構成を示している。図8において、701〜719は、図1における101〜119に対応する。調停情報管理部721は、グループ情報724をもとに、それぞれバスマスタ調停情報706,708,710、バス調停情報716を管理し、バスマスタ毎の共有リソース719へのアクセス許可割合の要求変更により必要に応じて更新する。722はバスマスタ701,702からなるグループX、723はバスマスタ702,703,704,705からなるグループY、724は各バスマスタのグループ所属情報と各バスマスタのグループ毎での共有リソース719へのアクセス許可割合の情報とを格納するグループ情報、725はシミュレーション部である。
図9は、図8中のバスマスタ調停情報706,708及びバス調停情報716をそれぞれテーブル形式の情報とした例を示している。バス調停部717が図9におけるバス調停情報921を用いて調停を行うことにより、各バスに対してリソース制御部718へのアクセス許可を与える割合を保証できることは、第1の実施の形態の場合と同様である。更に同様に、バスマスタ調停部707,709がそれぞれ図9におけるバスマスタ調停情報901,911を用いることで、各バスマスタに対して、それぞれのバスへのアクセス許可を与える割合を保証することができる。具体的には、バス調停情報921によってバス0,1,2は、922に示すように、それぞれ2割、5割、3割の割合でリソース制御部718へのアクセス許可が保証される。また、バスマスタ調停情報901によってバスマスタA,Bは、902に示すように、それぞれ5割、5割の割合でバス0へのアクセス許可が保証される。更に、バスマスタ調停情報911によってバスマスタC,Dは、912に示すように、それぞれ4割、6割の割合でバス1へのアクセス許可を保証することができる。なお、バス2にはバスマスタEのみが接続されているため、バス2へのアクセス許可はバスマスタEが10割得ることができる。
ここで、バス0がリソース制御部718へ行うアクセス要求のうち、5割がバスマスタAから、残りの5割がバスマスタBからのものであるので、バス0が得るリソース制御部718への2割のアクセス許可のうち、5割をバスマスタAが得、残りの5割をバスマスタBが得ることになる。つまり、バスマスタA,Bはリソース制御部718へのアクセス許可をそれぞれ1割ずつ得ることができる。同様に、バスマスタC,D,Eはリソース制御部718へのアクセス許可をそれぞれ2割、3割、3割得ることができる。
また、第1の実施の形態でも述べたように、リソース制御部718への1回のアクセス許可で、共有リソース719へどれだけアクセスできるかを共有リソースの使用方法に合わせて設定することが可能であるので、例えば1回のアクセス許可に対して、共有リソース719への一定データ量のアクセスをさせることができ、この場合は、各バスマスタに対して共有リソース719へのアクセスバンド幅を保証することができる。以上より、各バスマスタに対して、共有リソース719へのアクセス許可割合をどれだけ保証したいかが決まれば、バス調停情報921、バスマスタ調停情報901,911を設定することで、それらの割合を保証することができる。
次に、複数のアプリケーションが並列に実行されるシステムにおいて、アプリケーション毎に共有リソース719へのアクセスバンド幅を保証したい場合、グループ情報724を使用することで、これが可能になる。具体的な例として、2つのアプリケーションX,Yが並列に実行される場合を考える。アプリケーションXで使用されるバスマスタの組み合わせはバスマスタ701,702であり、グループ(X)722で表される。またアプリケーションYで使用されるバスマスタの組み合わせはバスマスタ702,703,704,705であり、グループ(Y)723で表される。
図10は、このときのグループ情報724の一例を示している。図10において、931は各グループにおける使用されるバスマスタの組み合わせと、そのグループに割り当てられる共有リソース719へのアクセス許可を各バスマスタに割り振る割合を示す。932は各グループに対しての共有リソース719へのアクセス許可の割合を示す。931、932をもとにすると、バスマスタA,B,C,D,Eに対して割り当てられる共有リソース719へのアクセス許可割合は、それぞれ1割、3割、1割6分、2割4分、2割となる。それぞれのバスマスタに対する、共有リソース719へのアクセス許可割合をもとに、前に述べた方法で、バスマスタ調停情報706,708,710並びにバス調停情報716を設定することができる。
図11は、図10のグループ情報931,932を考慮したバスマスタ調停情報706,708及びバス調停情報716の一例を示している。図11において、1001、1011は、それぞれバスマスタ調停情報706,708に対応し、1021はバス調停情報716に対応する。1002、1012はバスマスタ毎のバスへのアクセス許可割合であり、1022はバス毎の共有リソース719へのアクセス許可割合である。
以上より、グループ情報724を用いることにより、複数アプリケーションが並列に動作する場合であっても、アプリケーション毎に共有リソース719へのアクセス許可割合を保証することができる。また、動作するアプリケーションが変化した場合においても、グループ情報724を変更することにより、アプリケーション毎に共有リソース719へのアクセス許可割合を変化させることができる。
システム上で動作させるアプリケーションを、予めシミュレーション部725において実行させ、評価することで、そのアプリケーションを実行させるのに最適なグループ情報を求め、これをグループ情報724として設定することにより、そのアプリケーションを動作させるのに最適な共有リソース719へのアクセス許可割合を、各バスマスタに対して保証することができる。
(第3の実施の形態)
図12は、本発明の第3の実施の形態に係るリソース管理装置の構成を示している。図12において、図8と同じ番号のものは第2の実施の形態での説明と同じである。730,731,732,733,734は、715,716,717,718,719と同じ機能をそれぞれ有する。すなわち、2つの共有リソースを有するリソース管理装置のブロック図の一例である。なお、説明を簡単にするため2つの共有リソース719,734を有するリソース管理装置のブロック図を用いるが、2つに限定するものではなく、3つ以上の共有リソースを有するリソース管理装置にも同様に適用可能である。
次に、図13、図14を用いて、各バスマスタから各共有リソースヘのアクセスに対してアクセスのバス毎にアクセスバンド幅を保証するためのバスマスタ調停情報706,708,710及びバス調停情報716,731の設定方法を説明する。
図13は、図12のリソース管理装置がアクセスのバス毎にバンド幅を保証する動作を行う場合の図である。図13において、1201は、本実施の形態のリソース管理装置における、バスマスタから共有リソースヘのアクセス許可割合を示す。共有リソース719へのバスマスタA、バスマスタB、バスマスタC、バスマスタD、バスマスタEからのアクセスは9:12:6:9:20、また共有リソース734へのアクセスは4:2:5:20:15の比率でそれぞれ許可されていることを示している。
アクセス許可割合1201に基づき、設定されるバスマスタ調停情報706,708,710の内容の一例をそれぞれ1202,1203,1204に示す。1202では、バス0に接続されるバスマスタから共有リソースヘの経路毎にアクセス許可割合を設定する。1203でも、同様にバス1に接続されるバスマスタから共有リソースヘのアクセス経路毎にアクセス許可割合を設定する。更に1204でも、バス2に接続されるバスマスタから共有リソースヘのアクセス経路毎にアクセス許可割合を設定する。
次に、アクセス許可割合1201に基づき、設定されるバス調停情報716,731の内容の一例を1205に示す。1205では、共有リソース毎に、共有リソースに接続されているバスからのアクセス許可割合を設定する。上記説明したバスマスタ調停情報706,708,710及びバス調停情報716,731の設定内容により、上記バスマスタから共有リソースヘのアクセス許可割合1201を満たすことは容易に理解できる。上記説明したように、バスマスタ調停情報及びバス調停情報に、バスマスタから共有リソースヘのアクセス経路毎のアクセス許可割合を設定することにより、バスマスタと共有リソース間のアクセス許可割合を明確に指定可能となる。
図14は、図13に対応したバスマスタ調停情報706,708,710の一例を示している。バスマスタ調停情報706,708,710の例を、それぞれ1301,1302,1303に示す。説明は、図3と同様であるため省略する。
次に、図15及び図16を用いて、各バスマスタから各共有リソースヘのアクセスに対してアクセスの目的毎にアクセスバンド幅を保証するためのバスマスタ調停情報及びバス調停情報の設定方法を説明する。
図15は、図12のリソース管理装置がアクセスの目的毎にバンド幅を保証する動作を行う場合の図である。図15において、1401は、バスマスタから共有リソース719へのアクセス目的毎のアクセス許可割合を示している。具体的には、1401は、バスマスタAがプロセス1という処理の目的のための共有リソース719へのアクセス、バスマスタAがプロセス2という処理の目的のため、バスマスタBから、バスマスタCから、バスマスタDから、バスマスタEからのそれぞれのアクセス許可割合が9:9:12:15:15:40であることを示している。
アクセス許可割合1401に基づき、設定されるバスマスタ調停情報706及び708の内容の一例を1402及び1403に示す。1402では、バス0に接続されるバスマスタから共有リソースヘのアクセス目的毎にアクセス許可割合を設定する。1403でも、同様にバス1に接続されるバスマスタから共有リソースヘのアクセス目的毎にアクセス許可割合を設定する。ここでは、プロセスという処理の目的として説明したが、その他様々目的に対しても同様に対応可能である。
次に、アクセス許可割合1401に基づき、設定されるバス調停情報716の内容の一例を1404に示す。1404では、共有リソース毎に、共有リソースに接続されているバスからのアクセス許可割合を設定する。上記説明したバスマスタ調停情報706,708及びバス調停情報716の設定内容により、上記バスマスタから共有リソースヘのアクセス許可割合1401を満たすことは容易に理解できる。上記説明したように、バスマスタ調停情報及びバス調停情報に、バスマスタから共有リソースヘのアクセス目的毎のアクセス許可割合を設定することにより、バスマスタと共有リソース間のアクセス許可割合を明確に指定可能となる。
図16は、図15に対応したバスマスタ調停情報706の一例を示している。バスマスタ調停情報706の例を1501に示す。説明は、図3と同様であるため省略する。
(第4の実施の形態)
図17は、本発明の第4の実施の形態に係るリソース管理装置の構成を示している。図17の構成は、図1の構成に学習部120を付加したものである。学習部120は、バスマスタ101〜105のアクセス要求頻度、バスマスタ101〜105のバス獲得頻度、バス112〜114から共有リソース119へのアクセス頻度、バス112〜114の共有リソース獲得頻度などの情報をバスマスタ調停部107,109,111、バス調停部117より得て蓄積し、それらを学習し、学習時点以降のバスマスタ101〜105から共有リソース119へのアクセスが最適に行われるように調停情報管理部121へ指示を出す。調停情報管理部121は、学習部120より与えられた指示をもとに、任意のバス調停情報をバス調停情報116として設定したり、バスマスタ調停情報106,108,110及びバス調停情報116を最適に更新したりする。なお、以下の説明でもバスマスタ101,102,103,104,105を適宜バスマスタA,B,C,D,Eといい、バス112,113,114を適宜バス0,1,2という。
図18は、図17のリソース管理装置の動作を示している。ステップS0は、調停情報管理部121によるバスマスタ調停情報106,108,110及びバス調停情報116の初期化ステップである。ステップS1は、バスマスタ調停部107,109,111及びバス調停部117による調停ステップである。ステップS2は、バスマスタ調停部107,109,111及びバス調停部117より得られた調停結果情報の学習部120による解析並びに調停情報管理部121への指示ステップである。ステップS3は、学習部120からの指示に基づき、調停情報管理部121がバスマスタ調停情報106,108,110及びバス調停情報116を更新するステップである。ステップS3の終了後、ステップS1、ステップS2と繰り返し、再びステップS3に戻る。
なお、図18のフローは、本装置での動作が終了するまで続けてバスマスタ調停情報106,108,110及びバス調停情報116を動的に更新することも可能であるが、状況により更新ステップS3を止めて解析だけを行い、しかる後にその解析結果をバスマスタ調停情報106,108,110及びバス調停情報116に静的に反映させて起動することも可能である。また、解析ステップS2により各種情報の更新が不要であると判断した場合には、解析ステップS2及び更新ステップS3を止めてしまってもよい。
さて、学習部120は種々のバス調停情報更新設定ルールを持っている。例えば、
(1) 多試行ルール:複数のバス調停情報をもって試行した結果から、複数バスの平均レイテンシが最も小さくなるバス調停情報を選択する;
(2) 連続ルール:過去30回の調停においていずれかのバスから3回以上の連続アクセス要求があった場合には、この連続アクセス要求に合わせるようにバス調停情報を更新する;
(3) 周期ルール:過去30回の調停において複数バスから5回以上の周期的なアクセス要求があった場合には、この周期的なアクセス要求に合わせるようにバス調停情報を更新する;
(4) 一時ルール:過去30回のバス優先順位による調停でいずれかのバスが5回以上連続してアクセス権を獲得した場合には、当該バスの優先順位を、以降10回の調停の間だけ最も低い優先順位に設定する;
(5) パターン設定ルール:バス優先順位のみに従って10回の調停を行わせた後に、当該調停でアクセス権を獲得したバスの順にアクセス最優先パターンを設定する;
というものである。なお、調停結果情報を得るための調停基準回数は任意でよく、これを動的に変えてもよい。
図19は、バス調停情報に「多試行ルール」を適用する場合の図である。図19において、1601、1603、1605はバス調停情報、1602、1604、1606はアクセス要求と調停結果である。バス調停情報1601,1603,1605の各々は、図3と同様のテーブル形式の情報である。
図19の例では、共有リソース119へのアクセス要求が、バス0については2連続要求、3スロット要求無し、2連続要求というシーケンスで、バス1については1要求、2スロット要求無し、1要求、1スロット要求無し、1要求というシーケンスで、バス2については2連続要求、3スロット要求無し、1要求というシーケンスでそれぞれ出されるものとしている。これらのシーケンスに従ってアクセス要求が出された場合の、バス調停情報1601,1603,1605に基づくアクセス要求と調停結果がそれぞれ1602、1604、1606に示される。これらのアクセス要求と調停結果1602,1604,1606において、「0」は当該スロットにおいてアクセス要求を出していないことを示す。下線付きの「1」は当該スロットにおいてアクセス要求を開始したことを示す。丸付きの「1」は当該スロットにおいてアクセス要求が許可されたことを示す。下線及び丸付きの「1」は当該スロットにおいてアクセス要求が開始され、かつ同スロットにおいてアクセス要求が許可されたことを示す。下線及び丸無しの「1」は前スロットからアクセス要求を出し続けていることを示す。
アクセス要求と調停結果1602,1604,1606において、下線付きを含む丸無しの「1」は、アクセス要求を出しているが、その要求が許可されていないことを示す。アクセス要求が許可されない状態が多ければ多いほど、バス0〜2の平均レイテンシが大きくなる。そこで、学習部120によって、各バス調停情報1601,1603,1605下におけるアクセス要求と調停結果1602,1604,1606を分析した結果、平均レイテンシが最も小さくなるバス調停情報を選択して、調停情報管理部121へ指示を出す。
図19の例によれば、アクセス要求と調停結果における下線付きを含む丸無しの「1」は、1602では7個、1604では8個、1606では8個それぞれ存在する。したがって、本例ではバス調停情報1601,1603,1605のうちバス調停情報1601が最適であり、これが選択される。
図20は、バス調停情報に「連続ルール」を適用する場合の図である。図20において、1701は更新前のバス調停情報である。1702は、バス調停情報1701に基づく過去30回の調停の結果、学習部120がバス調停部117より与えられた調停結果情報を蓄えておいたアクセス要求と調停結果である。1703は更新後のバス調停情報である。
アクセス要求と調停結果1702において、バス1ではスロット0〜7において4連続でアクセス要求がなされていることが確認できる。ここで、連続アクセス要求とは調停によりアクセス要求が許可された次のスロットにおいて、次のアクセス要求が発行されている状態を指す。また、スロット10〜17とスロット20〜27においてもスロット0〜7と同様に4連続でアクセス要求が行われている。つまり、バス1は過去30回の調停において3回の4連続でアクセス要求を行っていることが分かる。そこで、学習部120は上記連続ルールに従いバス調停情報116を更新するように、調停情報管理部121に対し指示を出す。図20の例では、バス調停情報116は調停情報管理部121によりバス調停情報1703に更新される。
図21は、バス調停情報に「周期ルール」を適用する場合の図である。図21において、1801は更新前のバス調停情報である。1802は、バス調停情報1801に基づく過去30回の調停の結果、学習部120がバス調停部117より与えられた調停結果情報を蓄えておいたアクセス要求と調停結果である。1803は更新後のバス調停情報である。
アクセス要求と調停結果1802において、スロット0〜2ではバス0、1、2の順番でアクセス要求を出していることが確認できる。また、スロット5〜8、スロット10〜12、スロット15〜18、スロット20〜22、スロット25〜28においても、スロット0〜2と同様にバス0、1、2の順番でアクセス要求を出していることが確認できる。つまり、アクセス要求と調停結果1802より過去30回の調停結果情報において5スロット毎にバス0、1、2の順番でアクセス要求を出している状態が6回続くことが分かる。そこで、学習部120は上記周期ルールに従いバス調停情報116を更新するように、調停情報管理部121に対し指示を出す。図21の例では、バス調停情報116は調停情報管理部121によりバス調停情報1803に更新される。
図22は、バス調停情報に「一時ルール」を適用する場合の図である。図22において、1901は更新前のバス調停情報である。1902は、バス調停情報1901に基づく過去30回の調停の結果、学習部120がバス調停部117より与えられた調停結果情報を蓄えておいたアクセス要求と調停結果である。1903はバス調停情報1901に代えて一時的に採用されるバス調停情報である。
アクセス要求と調停結果1902において、スロット0、1、4、10、11、14、20、21、24でバス0,1からアクセス要求が同時に出され、バス調停情報1901のバス優先順位に従い調停される。この調停の結果、これらのスロットではバス0にアクセス権が与えられる。図22の例では、バス0とバス1がバス優先順位で調停されるとき、バス1にはアクセス権は与えられない。そこで、学習部120は上記一時ルールに従いバス調停情報116を更新するように、調停情報管理部121に対し指示を出す。図22の例では、バス調停情報116は調停情報管理部121により、バス1、2、0の順のバス優先順位を指定するバス調停情報1903に更新される。その後、バス調停情報1903を用いた10回の調停が不図示のスロット30〜39で行われた後に、バス調停情報116は元のバス調停情報1901に戻される。
図23は、バス調停情報に「パターン設定ルール」を適用する場合の図である。図23において、2001はバス優先順位のみが設定された、アクセス最優先パターンを持たないバス調停情報である。2002は、バス調停情報2001に基づく過去10回の調停の結果、学習部120がバス調停部117より与えられた調停結果情報を蓄えておいたアクセス要求と調停結果である。2003は更新後のバス調停情報である。
アクセス要求と調停結果2002において、スロット0ではバス0からのみアクセス要求がある。この際、バス優先順位に従いバス0がアクセス権を得る。学習部120は各スロットでアクセス権を獲得したバスを記憶しておく。そして、全スロット0〜9に対してバス優先順位に従った調停を行った後に、当該調停でアクセス権を獲得したバスの順にバス調停情報116のアクセス最優先パターンを設定する。図23の例では、設定されたバス調停情報116はバス調停情報2003となる。
以上、バスマスタ調停情報106,108,110に関連する説明を省略したが、上記バス調停情報116と同様に更新可能である。
図24は、バスマスタ調停情報106に「連続ルール」を適用する場合の図である。図24において、2101は更新前のバスマスタ調停情報である。2102は、バスマスタ調停情報2101に基づく過去30回の調停の結果、学習部120がバスマスタ調停部107より与えられた調停結果情報を蓄えておいたアクセス要求と調停結果である。2103は更新後のバスマスタ調停情報である。
アクセス要求と調停結果2102において、バスマスタAはスロット0〜5において3連続でアクセス要求を出したことが確認できる。また、スロット10〜15とスロット20〜25においてもスロット0〜5と同様に3連続でアクセス要求が行われている。つまり、バスマスタAは過去30回の調停において3回の3連続でアクセス要求を行っていることが分かる。そこで、学習部120は上記連続ルールに従いバスマスタ調停情報106を更新するように、調停情報管理部121に対し指示を出す。図24の例では、バスマスタ調停情報106は調停情報管理部121によりバスマスタ調停情報2103に更新される。
なお、図17においてはバス0〜2の3本のバスを用いたが、バスは任意本数あってもよい。また、バス0,1に対してはそれぞれ2個のバスマスタを、バス2に対しては1個のバスマスタをそれぞれ接続した構成としているが、バス毎のバスマスタ個数は任意であり、バス毎にバスマスタ個数が異なっていてもよい。また、バス0〜2に対して1個の共有リソース119を接続した構成となっているが、リソースは任意個数あってもよく、バス毎にリソースの個数が異なってもよい。また、バスマスタと共有リソースという形で説明したが、バスマスタと共有リソースの両方の機能を有する回路ブロックも同様に扱うことが可能である。これらの点は、前述した他の実施の形態でも同様である。また、バスマスタ調停部やバス調停部の各々が個別に学習部を備えていてもよい。
図25は、図17のリソース管理装置の拡張例を示している。この拡張によれば、図17中のバスマスタ105が図25の構成に置き換えられる。図25中の801〜818、820、821は、それぞれ図17中の101〜118、120、121に対応する。図25中のバス812,813,814、すなわちバス3,4,5は、図17中のバス0,1,2に対する上位バスである。つまり、全体としてマルチレイヤ構成のバス形式となっている。図25中のバスマスタ801〜805、すなわち上位バスマスタP,Q,R,S,Tは、バス3〜5のいずれかとバス2とを介して図17中の共有リソース119にアクセスする。この場合でも、バス0〜5から共有リソース119へのアクセスバンド幅をそれぞれ保証可能である。
図25中のリソース制御部818は、バス調停部817により調停されたバスからのアクセスのプロトコルを、バス2に対するアクセスのプロトコルに変換する機能を有する。このリソース制御部818は、上位階層のバスのトランザクションを最適化する機能を有することも可能である。具体的には、上位バスマスタP〜Tからの単発的なアクセスをバーストアクセスに変換するなどがあり、容易に実現可能である。また、バス調停部817から出力されるトランザクションのプロトコルが下位バス112〜114のトランザクションのプロトコルと同一の場合には、リソース制御部818は特に必要としない。
なお、図25では1個のリソース制御部818がバス2に対するバスマスタとなっているが、リソース制御部818は複数個あってもよく、1つのバスに複数個のリソース制御部818を接続してもよい。同一のバスに他のバスマスタとともにリソース制御部818を接続することも可能である。
以上説明してきたとおり、本発明に係るリソース管理装置は、各バスマスタに対して共有リソースへのアクセスに係る任意の最低バンド幅を保証でき、また各バスマスタが共有リソースへアクセスする際のレイテンシを小さくすることができるので、複数のバスにそれぞれ少なくとも1つのバスマスタが接続されてなるマルチバスマスタかつマルチバス構成のデータ処理システムにおいて有用である。
本発明の第1の実施の形態に係るリソース管理装置の構成を示すブロック図である。 図1中のリソース制御部の詳細構成例を示すブロック図である。 図1中のバス調停情報をテーブル形式の情報とした例を示す図である。 図1中のバス調停部が図3のバス調停情報を用いて調停を行う場合の図である。 図3のバス調停情報中のアクセス最優先パターンの変更例を示す図である。 図3のバス調停情報中のバス優先順位の変更例を示す図である。 図3のバス調停情報の構成に係る変形例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係るリソース管理装置の構成を示すブロック図である。 図8中のバスマスタ調停情報及びバス調停情報をそれぞれテーブル形式の情報とした例を示す図である。 図8中のグループ情報の一例を示す図である。 図10のグループ情報を考慮したバスマスタ調停情報及びバス調停情報の一例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係るリソース管理装置の構成を示すブロック図である。 図12のリソース管理装置がアクセスのバス毎にバンド幅を保証する動作を説明するための図である。 図13に対応したバスマスタ調停情報の一例を示す図である。 図12のリソース管理装置がアクセスの目的毎にバンド幅を保証する動作を説明するための図である。 図15に対応したバスマスタ調停情報の一例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態に係るリソース管理装置の構成を示すブロック図である。 図17のリソース管理装置の動作を示すフローチャート図である。 図17のリソース管理装置においてバス調停情報に多試行ルールを適用する場合の図である。 図17のリソース管理装置においてバス調停情報に連続ルールを適用する場合の図である。 図17のリソース管理装置においてバス調停情報に周期ルールを適用する場合の図である。 図17のリソース管理装置においてバス調停情報に一時ルールを適用する場合の図である。 図17のリソース管理装置においてバス調停情報にパターン設定ルールを適用する場合の図である。 図17のリソース管理装置においてバスマスタ調停情報に連続ルールを適用する場合の図である。 図17のリソース管理装置の拡張例を示すブロック図である。
符号の説明
101〜105,701〜705,801〜805 バスマスタ
106,108,110,706,708,710,806,808,810 バスマスタ調停情報
107,109,111,707,709,711,807,809,811 バスマスタ調停部
112〜114,712〜714,812〜814 バス
115,715,730,815 リソース管理部
116,716,731,816 バス調停情報
117,717,732,817 バス調停部
118,718,733,818 リソース制御部
119,719,734 共有リソース
120,820 学習部
121,721,821 調停情報管理部
131 アクセス制御部
132 バッファメモリ
724 グループ情報
725 シミュレーション部

Claims (23)

  1. 複数のバスにそれぞれ少なくとも1つのバスマスタが接続され、かつ各バスマスタが前記複数のバスのいずれかを介して少なくとも1つの共有リソースに接続されてなるデータ処理システムにおけるリソース管理装置であって、
    前記複数のバスから前記共有リソースへのアクセス量を調停するためのバス調停部と、
    前記バス調停部における調停処理のために、バス優先順位と、前記複数のバスから前記共有リソースへのアクセスバンド幅を確保するためのアクセス最優先パターンとをバス調停情報として管理するための調停情報管理部と、
    前記バス調停部でアクセス権を獲得したバスから前記共有リソースへのアクセスを当該共有リソースの特性に基づいて制御するためのリソース制御部とを備えたことを特徴とするリソース管理装置。
  2. 請求項1記載のリソース管理装置において、
    前記リソース制御部は、
    前記バス調停部でアクセス権を獲得したバスのデータ転送プロトコルを解析し、かつ当該解析の結果に基づき当該バスと前記共有リソースとの間のデータ転送制御を行うアクセス制御部と、
    前記共有リソースの転送データを一時記憶するためのバッファメモリとを有することを特徴とするリソース管理装置。
  3. 請求項1記載のリソース管理装置において、
    前記調停情報管理部は、前記バス調停情報のバス優先順位とアクセス最優先パターンとのうち少なくとも一方を更新する機能を有することを特徴とするリソース管理装置。
  4. 請求項1記載のリソース管理装置において、
    前記バス調停情報は、前記共有リソースへのアクセスタイプを区別して構成されたことを特徴とするリソース管理装置。
  5. 請求項1記載のリソース管理装置において、
    前記複数のバスのいずれかに接続されたバスマスタは、複数の上位バスにそれぞれ少なくとも1つの上位バスマスタが接続されてなる構造を有することを特徴とするリソース管理装置。
  6. 請求項1記載のリソース管理装置において、
    前記複数のバスのいずれかに複数のバスマスタが接続され、かつ当該バスは前記複数のバスマスタのバス使用権を調停するためのバスマスタ調停部を有し、
    前記調停情報管理部は、前記バスマスタ調停部における調停処理のために、バスマスタ優先順位と、前記複数のバスマスタから前記共有リソースへのアクセスバンド幅を確保するためのアクセス最優先パターンとをバスマスタ調停情報として管理する機能を更に有することを特徴とするリソース管理装置。
  7. 請求項6記載のリソース管理装置において、
    前記調停情報管理部は、前記バスマスタの前記共有リソースへの要求アクセスバンド幅を前記バスマスタ調停情報と前記バス調停情報とに反映させる機能を更に有することを特徴とするリソース管理装置。
  8. 請求項6記載のリソース管理装置において、
    前記アクセス最優先パターンにより、最優先順位を各バスマスタ又は各バスに対して一定間隔で割り当てることを特徴とするリソース管理装置。
  9. 請求項6記載のリソース管理装置において、
    前記アクセス最優先パターンにより、最優先順位を各バスマスタ又は各バスに対して連続して割り当てることを特徴とするリソース管理装置。
  10. 請求項6記載のリソース管理装置において、
    前記アクセス最優先パターンにより、最優先順位を各バスマスタ又は各バスに対してランダムに割り当てることを特徴とするリソース管理装置。
  11. 請求項6記載のリソース管理装置において、
    前記複数のバスマスタが連携して動作するグループが少なくとも1つ存在し、
    前記調停情報管理部は、各グループの前記バスマスタ毎の要求リソースアクセスバンド幅を有するグループ情報を前記バスマスタ調停情報及び前記バス調停情報に反映させる機能を更に有することを特徴とするリソース管理装置。
  12. 請求項6記載のリソース管理装置において、
    前記データ処理システムの動作をシミュレーションし、前記複数のバスマスタのグループ所属情報と各バスマスタのグループ毎での前記共有リソースへのアクセス許可割合の情報とを格納するグループ情報を生成するシミュレーション部を更に備えたことを特徴とするリソース管理装置。
  13. 請求項6記載のリソース管理装置において、
    前記データ処理システムは、複数の共有リソースを備え、
    前記調停情報管理部は、前記複数のバスマスタから前記複数の共有リソースへのそれぞれの要求アクセスバンド幅を前記バスマスタ調停情報と前記バス調停情報とに反映させる機能を更に有することを特徴とするリソース管理装置。
  14. 請求項6記載のリソース管理装置において、
    前記調停情報管理部は、前記複数のバスマスタが前記共有リソースへアクセスする目的毎に要求アクセスバンド幅を前記バスマスタ調停情報と前記バス調停情報とに反映させる機能を更に有することを特徴とするリソース管理装置。
  15. 請求項1記載のリソース管理装置において、
    前記調停情報管理部が前記バス調停情報を初期化した後、前記バス調停部による所定回数の調停における調停結果情報を取得し、当該調停結果情報をもとに前記共有リソースへのアクセス状況を解析し、かつ当該解析の結果に基づき、前記共有リソースへのアクセスレイテンシが小さくなるように前記バス調停情報を更新するべく前記調停情報管理部へ指示を出すための学習部を更に備えたことを特徴とするリソース管理装置。
  16. 請求項15記載のリソース管理装置において、
    前記複数のバスのいずれかに複数のバスマスタが接続され、かつ当該バスは前記複数のバスマスタのバス使用権を調停するためのバスマスタ調停部を有し、
    前記調停情報管理部は、前記バスマスタ調停部における調停処理のためのバスマスタ調停情報を管理する機能を更に有し、
    前記学習部は、前記調停情報管理部が前記バスマスタ調停情報を初期化した後、前記バスマスタ調停部による所定回数の調停における調停結果情報を取得し、当該調停結果情報をもとに前記複数のバスマスタから前記共有リソースへのアクセス状況を解析し、かつ当該解析の結果に基づき、前記共有リソースへのアクセスレイテンシが小さくなるように前記バスマスタ調停情報を更新するべく前記調停情報管理部へ指示を出す機能を更に有することを特徴とするリソース管理装置。
  17. 請求項15記載のリソース管理装置において、
    前記調停情報管理部は、前記バス調停情報のバス優先順位とアクセス最優先パターンとのうち少なくとも一方を更新する機能を有することを特徴とするリソース管理装置。
  18. 請求項15記載のリソース管理装置において、
    前記学習部は、複数のバス調停情報をもって試行した結果から、前記複数のバスの平均レイテンシが最も小さくなるバス調停情報を選択するように前記調停情報管理部へ指示を出す機能を有することを特徴とするリソース管理装置。
  19. 請求項15記載のリソース管理装置において、
    前記学習部は、前記所定回数の調停において前記複数のバスのいずれかから一定回数以上の連続アクセス要求があった場合には、当該連続アクセス要求に合わせるように前記バス調停情報を更新するべく前記調停情報管理部へ指示を出す機能を有することを特徴とするリソース管理装置。
  20. 請求項15記載のリソース管理装置において、
    前記学習部は、前記所定回数の調停において前記複数のバスから一定回数以上の周期的なアクセス要求があった場合には、当該周期的なアクセス要求に合わせるように前記バス調停情報を更新するべく前記調停情報管理部へ指示を出す機能を有することを特徴とするリソース管理装置。
  21. 請求項15記載のリソース管理装置において、
    前記学習部は、前記所定回数の調停において前記複数のバスのいずれかが一定回数以上連続してアクセス権を獲得した場合には、当該バスの優先順位を一時的に下げるように前記調停情報管理部へ指示を出す機能を有することを特徴とするリソース管理装置。
  22. 請求項15記載のリソース管理装置において、
    前記学習部は、前記所定回数の調停において前記バス優先順位のみに従った調停を行わせた後に、当該調停でアクセス権を獲得したバスの順に前記アクセス最優先パターンを設定する機能を有することを特徴とするリソース管理装置。
  23. 請求項15記載のリソース管理装置において、
    前記複数のバスのいずれかに接続されたバスマスタは、複数の上位バスにそれぞれ少なくとも1つの上位バスマスタが接続されてなる構造を有することを特徴とするリソース管理装置。
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