JP2007264854A - モジュール化物理リソース群特定方法、その装置及びプログラム - Google Patents

モジュール化物理リソース群特定方法、その装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】現在の仮想装置を構成する仮想リソースに対する物理リソース割当結果から、同時に利用されている頻度の高い物理リソース群を識別することができる技術を提供すること。
【解決手段】行列L計算手段303が、仮想装置構成リソース記憶手段203から仮想装置構成を表すベクトルrを全ての仮想装置iについて読み取る。それぞれの仮想装置iについて、行列Lの各成分を数式2にしたがって計算する。行列P計算手段305は、行列L計算手段303の計算結果から数式3にしたがって行列Pを計算する。成分pjk並び替え手段307が、行列P情報記憶手段306から行列Pの情報を読み取り、行列Pの各成分を降順に並び替える。物理リソース抽出手段308は、成分pjk並び替え手段307から並び替えられた行列Pの成分を読み出し、これらの情報から成分pjkのうち上位m個を選び出して物理リソース記憶手段310に格納する。
【選択図】図1

Description

本発明は、モジュール化物理リソース群特定方法、その装置及びプログラムに関し、特に、マルチスロット型の物理筐体に様々な物理リソースとなるサービスカードが挿入され、そのいくつかを組み合わせて仮想装置を構成することができるプラットフォーム上で、多数の仮想装置構成カードの組み合わせの中から、単一モジュールとして結合すべきカードの組み合わせを識別する技術に属する。
本発明の背景となる前提について、図1および図2を参照して説明する。図1の下部に、物理筐体101のイメージを表す。物理筐体101はマルチスロット型で、複数のカード型の物理リソース102を筐体内に収容できる。物理リソース102は様々なものが収容可能であり、図1の例では、CPUモジュール、HDDモジュール、NICモジュールなどが収容されている。各物理リソースはバスなどの通信路で接続され、互いに通信をすることが可能である。また、物理筐体101に収容された任意の各物理リソース102間は、通信のための最大帯域や、遅延などの通信品質を設定可能である。しかし通信資源には限りがあり、高い品質を提供できる通信路は限られている。
このような物理筐体101上で、仮想PCIバス104を生成し、仮想的にPCIバスで接続された仮想装置103を構成することができる環境を考える。仮想装置103は、物理筐体に収容された各物理リソース102が仮想リソース106となることで構成される。ひとつの物理リソース102が同時に複数仮想リソース106となって複数の仮想装置に組み入れられることも、複数サービスモジュール102が同時に単一仮想リソース106を構成することも可能である。仮想装置103は、同一筐体内で同時にいくつも構築することができる。
また、このような仮想装置103を構成するための物理リソース割当システムの機能ブロック図を、図2に示す。
物理リソース割当システムは、仮想装置を構成するのに必要な仮想リソースを入力するための仮想装置構成入力手段201と、仮想装置を構成するための要求仮想リソースを入力として受けて、仮想リソースと物理リソースの対応付けを行うリソース割当手段202と、物理リソース割当手段で対応付けられた仮想リソースと物理リソースの割り当て結果をデータとして保持する仮想装置構成物理リソース記憶手段203とで構成される。
なお、リソース割当手段202では、仮想装置への物理リソースの割り当てが行われるが、これは最適な割り当てを求めようとすると組み合わせ数が非常に増大し、探索空間が膨大になることが多い。そのため、一般には組み合わせ数を減らし探索空間を狭める措置が必要となる。
また、類似する技術として、特許文献1が挙げられる。図4に特許文献1の機能ブロックを、図5にそのフローチャートを示す。特許文献1では、複数の機器から成るシステムを、各機器の単体のコストやモジュール交換時のコスト、またモジュール化に関する機器構成上制約などを考慮しながら、コストが最小になるように、いくつかのモジュールに纏め上げる方法が、制約つき最適化問題をメタヒューリスティックな解法で解く方法として定式化されている。
特開2005-71053号公報
しかしながら、上述した従来技術では、システム上で頻繁に仮想装置103が構成されていく状況において、どの物理リソース同士が同時に利用されているかが分からないという課題があった。
また、特許文献1に記載された技術は、モジュール化設計を主に破損率とコストとを考慮して最適化しているため、機能ブロックに示されるような機器を組み合わせて仮想装置を構成する状況は想定されていない。
そこで、本発明は上記課題に鑑みて発明されたものであって、その目的は、現在の仮想装置を構成する仮想リソースに対する物理リソース割当結果から、同時に利用されている頻度の高い物理リソース群を識別することができる技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明は、
Figure 2007264854
によって定義され、i番目の仮想装置において物理リソースjと物理リソースkとの間の通信路の有無を示す
Figure 2007264854
をj行k列の各成分とする行列Lを生成する処理と、
行列Pを、
Figure 2007264854
(Wは、i番目の仮想装置の重要度を示すスカラー量)
に基づいて計算する処理と、
前記行列Pの成分pjkを降順に並び替える処理と、
前記並び替えられた成分pjkのうち上位m個の成分pjkに基づいて、仮想装置iにおいて、m番目までの組の物理リソースを抽出する処理と、
抽出された物理リソースを記憶する処理と
を有することを特徴とする結合モジュール化リソース群抽出方法である。
上記課題を解決する本発明は、
Figure 2007264854
によって定義され、i番目の仮想装置において物理リソースjと物理リソースkとの間の通信路の有無を示す
Figure 2007264854
をj行k列の各成分とする行列Lを生成する行列L計算手段と、
前記行列Lの重みを指定するWを記憶するW記憶手段と、
行列Pを、
Figure 2007264854
(Wは、i番目の仮想装置の重要度を示すスカラー量)
に基づいて計算する行列P計算手段と、
前記行列Pを記憶する行列P記憶手段と、
前記行列Pの成分pjkを降順に並び替える成分pjk並び替え手段と、
前記行列Pの成分pjkの上位m個を抽出するためのmを記憶するm記憶手段と、
前記並び替えられた成分pjkのうち上位m個の成分pjkに基づいて、m番目までの組の物理リソースを抽出する物理リソース抽出手段と、
抽出された物理リソースを記憶する物理リソース記憶手段と
を有することを特徴とする結合モジュール化リソース群抽出装置である。
上記課題を解決する本発明は、
Figure 2007264854
によって定義され、i番目の仮想装置において物理リソースjと物理リソースkとの間の通信路の有無を示す
Figure 2007264854
をj行k列の各成分とする行列Lを生成する処理と、
行列Pを、
Figure 2007264854
(Wは、i番目の仮想装置の重要度を示すスカラー量)
に基づいて計算する処理と、
前記行列Pの成分pjkを降順に並び替える処理と、
前記並び替えられた成分pjkのうち上位m個の成分pjkに基づいて、仮想装置iにおいて、m番目までの組の物理リソースを抽出する処理と、
抽出された物理リソースを記憶する処理と
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。
本発明によって、一緒に利用されている頻度の高いリソースの組が識別可能となる。
まず、本発明の概要を、図3を参照して説明する。
仮想装置構成物理リソース記憶手段203に、仮想装置を構成する仮想リソースを生成する物理リソース情報が多数格納されているものとする。仮想装置構成物理リソース記憶手段203には、仮想装置が生成される毎に、その仮想装置が利用している物理リソースの情報が格納される。仮想装置は同時にいくつも生成することができる。また、仮想装置が削除されると、仮想装置構成物理リソース記憶手段203からその仮想装置の物理リソース情報が削除される。このようにして格納された物理リソース情報の統計的な傾向から、同時に利用されている頻度の高い物理リソース群を以下のような手順で抽出する。
仮想装置構成物理リソース記憶手段203には、仮想装置に対する物理リソース情報が以下のようなベクトルの集合の形で保存される。
数式1

Figure 2007264854
ここで、ベクトルrは、i番目の仮想装置が利用している物理リソースを表す。具体的には、ベクトルrの第j番目の値
Figure 2007264854
は、仮想装置iにおいて具体的な物理リソースjが利用されていたか否かを表す。すなわち、
Figure 2007264854
のとき、物理リソースjがi番目の仮想装置において利用されていることを表し、
Figure 2007264854
のとき利用されていないことを表す。このように生成したベクトルrは、i番目の仮想装置がどの物理リソースjを利用しているのかを表している。
同様に、ベクトルrの第k番目の値を、
Figure 2007264854
と表し、上述した物理リソースjの場合と同様に考える。
次に、仮想装置を構成する物理リソースの間の通信路について考える。仮想装置を構築する際には、仮想装置を構成する任意の物理リソース間に通信路が設定されることになるが、この通信路を表す行列を考える。
ベクトルrから一意に定めることのできる、i番目の仮想装置が利用する通信路を表す行列Lを、j行k列成分を以下のように定義することで生成する。
数式2
Figure 2007264854
このような手順で生成される行列Lは、そのj行k列成分であるところの
Figure 2007264854
が物理リソースjと物理リソースkの間の通信路の有無を示し、
Figure 2007264854
のとき、i番目の仮想装置を構成する上で、物理リソースjと物理リソースkとの間に通信路が設定されることを意味する。このように生成したLは、i番目の仮想装置において一緒に利用されている物理リソースの組を表している。
このように生成した各Lに関して、
数式3
Figure 2007264854
で表される行列Pを生成する。ここで、Wは、i番目の仮想装置の重要度を示すスカラー量である。このように生成した行列Pの各成分pjkは、現在存在する仮想装置群での、物理リソースjと物理リソースkとの間の通信路の重要度を示している。特別に重視する仮想装置がなかった場合には全てのiにおいてW=1でよく、その場合には、行列Pの各成分pjkは、現在存在する仮想装置群の中で物理リソースjと物理リソースkとの間の通信路が使用された回数を表している。例えば、全てのiにおいてW=1で、物理リソース1と物理リソース2の間の通信路を利用する仮想装置が3つあった場合、p12=3となる。以下、全てのiにおいてW=1であることを前提として説明をする。ここで生成する行列Pは、(W=1のとき)物理リソースの同時利用の頻度分布を表すことになる。
次に、この行列Pの各成分を、降順に並べる。このようにして並べた成分pjkは、一緒に利用されている頻度の高いリソース群を降順に表現している。なぜなら、成分pjkが大きい値を持つことは、物理リソースjと物理リソースkとの間の通信路が数多く利用されていることを意味し、それはすなわち、物理リソースjと物理リソースkとが一緒に利用されている頻度が高いことを表しているからである。
このように並び替えたPの各成分を上位からm個取り出すことによって、一緒に利用されている頻度がm番目に高い物理リソースの組までが得られることになる。
なお、行列Pは対称行列であり、したがって、pjk=pkjであるから、重複を避けるために、行列Pの左下部(右上部)を全て0にして、上三角(下三角)行列を生成してから成分の並べ替えを行っても良い。
この手法では2つの物理リソース同士が一緒に利用されていることのみが識別可能となるが、2つのリソース群を結ぶ通信路の帯域や遅延を制御して通信品質を高品質にすることを目的とする場合には、Point-to-Pointの通信路が分かれば良いのでこの手法で充分である。
また、仮想装置が新たに追加された場合には、Pに新たに追加された仮想装置に対応する行列Wを加算してやれば良い。同様に、仮想装置が削除された場合には、対応する行列Wを減算してやれば良い。すなわち、一度Pを計算してしまえば、後はこれを保持するだけで、仮想装置群の変動にPに関する加算と減算を行うことだけで対応が可能となる。
次に、本発明を実施するための形態を、図3に示す。
本手段は、図2のシステムに結合モジュール化リソース群抽出手段301と、通信品質制御手段302とが追加されることで構成される。
結合モジュール化リソース群抽出手段301は、行列L計算手段303と、W記憶手段304と、行列P計算手段305と、行列P情報記憶手段306と、成分pjk並び替え手段307と、物理リソース抽出手段308と、m記憶手段309と、物理リソース記憶手段310とで構成される。
行列L計算手段303は、仮想装置構成物理リソース記憶手段203に格納される仮想装置に関する物理リソース情報を、数式1の形式で読み取る機能と、その情報から数式2にしたがって行列Lを計算する機能を持つ。
記憶手段304は、i番目の仮想装置の重要度を表す変数Wを格納している。
行列p計算手段305は、行列Lの計算結果と、Wの値から、数式3で定義される行列Pを計算し、行列P情報記憶手段に格納する機能を持つ。ここで行列Pの計算はi番目の仮想装置の追加や削除に伴う再計算の場合も含む。
行列P情報記憶手段306は、行列P計算手段305によって計算された行列Pの各成分の値を保持する機能を持つ。
成分pjk並び替え手段307は、行列P情報記憶手段306に格納された行列Pの各成分の値を降順に並び替える機能を持つ。
物理リソース抽出手段308は、m記憶手段309からmの値を読み出し、また成分pjk並び替え手段307から並び替えられた行列Pの成分を読み出し、これらの情報から成分pjkのうち上位m個を選び出して物理リソース記憶手段310に格納する機能を持つ。
m記憶手段309は、一緒に利用されている頻度の高い物理リソースの組をいくつ抽出すべきかを示す変数mを記憶する機能を持つ。
物理リソース記憶手段310は、物理リソース抽出手段によって抽出された物理リソースの組を記憶する機能を持つ。
通信品質制御手段302は、任意の2つの物理リソース間の通信帯域や遅延などの通信品質を制御することを可能とする機能を持つ。
次に、本形態の動作について、説明する。以下ではまず、全ての仮想装置に関して計算を行う場合の動作について、説明する。
まず、行列L計算手段303が、仮想装置構成リソース記憶手段203から仮想装置構成を表すベクトルrを全ての仮想装置iについて読み取る。それぞれの仮想装置iについて、行列Lの各成分を数式2にしたがって計算する。
次に、行列P計算手段305が、W記憶手段304からW情報を読み取る。また行列L計算手段303の計算結果を読みとり、これらの情報から数式3にしたがって行列Pを計算する。その結果を行列P情報記憶手段306に記憶させる。
次に、成分pjk並び替え手段307が、行列P情報記憶手段306から行列Pの情報を読み取り、行列Pの各成分を降順に並び替える。
次に、物理リソース抽出手段308は、m記憶手段309からmの値を読み出し、また成分pjk並び替え手段307から並び替えられた行列Pの成分を読み出し、これらの情報から成分pjkのうち上位m個の組を選び出して物理リソース記憶手段310に格納する。
最後に、通信品質制御手段302が、物理リソース記憶手段310から物理リソースの組の情報を読み出して、その物理リソースの組の間の通信路の通信品質を高くする。具体的な手法については、図6に示すように、仮想PCIバスがTDMスイッチで構成されていた場合に、タイムスロットを割り当てる方式などが考えられる。
また、ここで計算した行列P以外にも重要視する通信路があった場合、重要通信路記憶手段311が行列Pの計算に作用することも考えられる。この場合には行列Pは、図7に示すように、行列P計算手段305の結果と、重要通信路記憶手段311が記憶する行列との和を取ることで計算される。重要通信路記憶手段311に格納される情報は、例えば通信路の過去の通信量を反映したものだったり、現在の通信量を何らかの方法で測定して実際の通信量を反映させたものなどが考えられる。
また、抽出した物理リソース群を、リソース割当手段202にフィードバックする方法も考えられる。これは、リソース割当手段202が仮想装置構成要求情報に対して最適な物理リソースを割り当てる際に、抽出された物理リソース群を単一のモジュールとして扱わせる方法である。この方法を行うことによって、リソース割当手段202の探索空間を狭めることができるので、最適な割り当てを高速に発見することができるようになる。
次に、本発明の実施例1について、説明する。
本実施例では、物理リソースの構成として、物理リソース1:CPU-A、物理リソース2:CPU-B、物理リソース3:HDD、物理リソース4:NICが存在する。
仮想装置構成入力手段201に、いくつかの仮想装置構成情報が必要仮想リソースの組として入力される。本実施例では、これを「CPU×1、HDD×1、NIC×1」、「CPU×1、HDD×1」、「CPU×2、HDD×1、NIC×1」、「CPU×1、HDD×1」、「CPU×1、HDD×1」の5つの仮想装置構成情報とする。
リソース割当手段202は、これらの入力を受け、「CPU-A、HDD、NIC」、「CPU-A、HDD」、「CPU-A、CPU-B、HDD、NIC」、「CPU-B、HDD」、「CPU-A、HDD」とそれぞれ物理リソースの割り当てを行う。この情報は、
Figure 2007264854
という5つのベクトルとして仮想装置構成リソース記憶手段203に格納される。
次に、行列L計算手段が各行列Lを計算する。数式2に従い、計算結果は以下のようになる。

Figure 2007264854
次に、行列P計算手段305が行列Pを計算する。その際にW記憶手段304から各仮想装置iに関してWの値を読み取るが、本実施例では全て1とする。また、行列Pは対称行列であるため、本実施例では行列Pの右上を全て0とし、下三角化を行う。その結果、行列Pは以下のように計算される。ここで、重要通信路記憶手段311には全ての成分が0の行列が記憶され、行列Pの演算結果には影響しないと考える。
Figure 2007264854
このように計算された行列Pの情報は、行列P情報記憶手段306に格納される。
次に、成分pjk並び替え手段307が、行列Pの各成分を降順に並び替える。本実施例では、p31、32、41、43、21、42、…(その他)のように並び替えられる。
次に物理リソース抽出手段308が、m記憶手段309からmの情報を元に、高品質化すべき物理リソース間の通信路をm個抽出し、対応する物理リソースを物理リソース記憶手段310に格納する。本実施例では、m=1とし、対応するp31が示す物理リソース、すなわちCPU-AとHDDとを抽出し、物理リソース記憶手段310に格納する。
最後に、通信品質制御手段302が、物理リソース記憶手段310に格納されている物理リソース間の通信路の品質を向上させる。本実施例では、CPU-AとHDDとの間の通信路の遅延を低減させる。
次に、本発明の実施例2について、説明する。
本実施例では、仮想装置構成入力手段201を用いて与える入力が、アプリケーション毎に分けられる。アプリケーション毎に入力を与え、アプリケーション毎に重視するリソース間通信を洗い出すことで、アプリケーション毎の性能向上を図るのが目的である。
本実施例では実施例1と同様に、物理リソースの構成として、物理リソース1:CPU-A、物理リソース2:CPU-B、物理リソース3:HDD、物理リソース4:NICが存在するものとする。
本実施例では、アプリケーションはアプリケーションAとアプリケーションBの2種類とする。
仮想装置構成入力手段201には、いくつかの仮想装置構成情報がアプリケーション毎に与えられる。本実施例では、これをアプリケーションAについては「CPU×1、HDD×1、NIC×1」、「CPU×1、HDD×1」、「CPU×2、HDD×1、NIC×1」、「CPU×1、HDD×1」、「CPU×1、HDD×1」の5つ、アプリケーションBについては「CPU×1、 NIC×1」、「CPU×1、NIC×1」、「CPU×2、HDD×1、NIC×1」、「CPU×1、NIC×1」、「CPU×1、HDD×1、NIC×1」の5つをそれぞれ入力するものとする。
リソース割当手段202は、これらの入力を受け、アプリケーションAに関しては「CPU-A、HDD、NIC」、「CPU-A、HDD」、「CPU-A、CPU-B、HDD、NIC」、「CPU-B、HDD」、「CPU-A、HDD」のように、アプリケーションBに関しては「CPU-A、NIC」、「CPU-B、NIC」、「CPU-A、CPU-B、NIC、HDD」、「CPU-A、NIC」、「CPU-A、NIC、HDD」のようにそれぞれ物理リソースの割り当てを行う。
この情報は、アプリケーションA:
Figure 2007264854
アプリケーションB:
Figure 2007264854
というベクトルとしてそれぞれ仮想装置構成リソース記憶手段203に格納される。
次に、行列L計算手段が各行列Lを計算する。数式2に従い、計算結果は以下のようになる。
アプリケーションA:
Figure 2007264854
アプリケーションB:
Figure 2007264854
次に、行列P計算手段305が行列Pを計算する。その際にW記憶手段304から各仮想装置iに関してWの値を読み取るが、本実施例ではアプリケーションA、Bともに全て1とする。また、行列Pは対称行列であるため、本実施例では行列Pの右上を全て0とし、下三角化を行う。その結果、行列Pは以下のように計算される。ここで、重要通信路記憶手段311には全ての成分が0の行列が記憶され、それぞれの行列Pの演算結果には影響しないと考える。
アプリケーションA:

Figure 2007264854
アプリケーションB:
Figure 2007264854
このように計算されたそれぞれの行列Pの情報は、行列P情報記憶手段306に格納される。
次に、成分pjk並び替え手段307が、行列Pの各成分を降順に並び替える。本実施例では、アプリケーションA:p31、32、41、43、21、42、…(その他)のアプリケーションB:p41、31、42、43、21、32、…(その他)のように並び替えられる。
次に物理リソース抽出手段308が、m記憶手段309からmの情報を元に、高品質化すべき物理リソース間の通信路をm個抽出し、対応する物理リソースを物理リソース記憶手段310に格納する。本実施例では、アプリケーションA、Bともにm=1とし、対応するp31、41が示す物理リソース、すなわちアプリケーションAに関してはCPU-AとHDDとを抽出、アプリケーションBに関してはCPU-AとNICとを抽出し、物理リソース記憶手段310に格納する。
最後に、通信品質制御手段302が、物理リソース記憶手段310に格納されている物理リソース間の通信路の品質を向上させる。本実施例では、アプリケーションA、Bのそれぞれの性能を向上させるために、CPU-AとHDDとの間の通信路およびCPU-AとNICとの間の通信路の遅延を低減させる。
図1は従来の技術を説明する為の図である。 図2は従来の技術を説明する為の図である。 図3は本発明の概要を説明する為の図である。 図4は従来の技術を説明する為の図である。 図5は従来の技術を説明する為の図である。 図6は本発明を説明する為の図である。 図7は本発明を説明する為の図である。
符号の説明
301 結合モジュール化リソース群抽出手段
302 通信品質制御手段
303 行列L計算手段
304 W記憶手段
305 行列P計算手段
306 行列P情報記憶手段
307 成分pjk並び替え手段
308 物理リソース抽出手段
309 m記憶手段
310 物理リソース記憶手段

Claims (21)

  1. Figure 2007264854
    によって定義され、i番目の仮想装置において物理リソースjと物理リソースkとの間の通信路の有無を示す
    Figure 2007264854
    をj行k列の各成分とする行列Lを生成する処理と、
    行列Pを、
    Figure 2007264854
    (Wは、i番目の仮想装置の重要度を示すスカラー量)
    に基づいて計算する処理と、
    前記行列Pの成分pjkを降順に並び替える処理と、
    前記並び替えられた成分pjkのうち上位m個の成分pjkに基づいて、仮想装置iにおいて、m番目までの組の物理リソースを抽出する処理と、
    抽出された物理リソースを記憶する処理と
    を有することを特徴とする結合モジュール化リソース群抽出方法。
  2. 抽出する物理リソースは、マルチスロット型の物理筐体に挿入され、そのいくつかを組み合わせて仮想装置を構成するものであることを特徴とする請求項1に記載の結合モジュール化リソース群抽出方法。
  3. 前記記憶した物理リソースの情報を用いて、広帯域あるいは低遅延な通信路をその物理リソース間の通信路に割り当てる処理を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の結合モジュール化リソース群抽出方法。
  4. 仮想装置の必要物理リソースを入力する処理と、
    要求を受けて実際の物理リソースへの割り当てを行う処理と、
    前記割り当て結果を、前記行列Lを生成する処理に反映させる処理と
    を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の結合モジュール化リソース群抽出方法。
  5. 前記記憶した物理リソース群の情報を、前記理リソースへの割り当てを行う処理にフィードバックし、前記物理リソース群を単一モジュールとして認識させる処理を有することを特徴とする請求項4に記載の結合モジュール化リソース群抽出方法。
  6. 抽出する物理リソース情報は、アプリケーション毎に計算され、各アプリケーションの特徴を反映したものとなっていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の結合モジュール化リソース群抽出方法。
  7. 行列Pを生成する処理は、特定の通信路に関して成分pjkの値を増加、又は減少させる処理を含むことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の結合モジュール化リソース群抽出方法。
  8. Figure 2007264854
    によって定義され、i番目の仮想装置において物理リソースjと物理リソースkとの間の通信路の有無を示す
    Figure 2007264854
    をj行k列の各成分とする行列Lを生成する行列L計算手段と、
    前記行列Lの重みを指定するWを記憶するW記憶手段と、
    行列Pを、
    Figure 2007264854
    (Wは、i番目の仮想装置の重要度を示すスカラー量)
    に基づいて計算する行列P計算手段と、
    前記行列Pを記憶する行列P記憶手段と、
    前記行列Pの成分pjkを降順に並び替える成分pjk並び替え手段と、
    前記行列Pの成分pjkの上位m個を抽出するためのmを記憶するm記憶手段と、
    前記並び替えられた成分pjkのうち上位m個の成分pjkに基づいて、m番目までの組の物理リソースを抽出する物理リソース抽出手段と、
    抽出された物理リソースを記憶する物理リソース記憶手段と
    を有することを特徴とする結合モジュール化リソース群抽出装置。
  9. 抽出する物理リソースは、マルチスロット型の物理筐体に挿入され、そのいくつかを組み合わせて仮想装置を構成するものであることを特徴とする請求項8に記載の結合モジュール化リソース群抽出装置。
  10. 前記物理リソース記憶手段に格納された物理リソース群情報を用いて、広帯域あるいは低遅延な通信路をその物理リソース間の通信路に割り当てる制御をする通信品質制御手段を有することを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の結合モジュール化リソース群抽出装置。
  11. 仮想装置の必要物理リソースを入力するための仮想装置構成入力手段と、
    要求を受けて実際の物理リソースへの割り当てを行うリソース割当手段と、
    割り当て結果を記憶し、行列L計算手段にその情報を与える仮想装置構成リソース記憶手段と
    を有することを特徴とする請求項8から請求項10のいずれかに記載の結合モジュール化リソース群抽出装置。
  12. 前記物理リソース記憶手段に記憶させた物理リソース群情報を、前記リソース割当手段にフィードバックし、前記リソース割当手段に対して前記物理リソース群を単一モジュールとして認識させることを特徴とする請求項11に記載の結合モジュール化リソース群抽出装置。
  13. 抽出する物理リソース情報は、アプリケーション毎に計算され、各アプリケーションの特徴を反映したものとなっていることを特徴とする請求項8から請求項12のいずれかに記載の結合モジュール化リソース群抽出装置。
  14. 行列P計算手段は、特定の通信路に関して成分pjkの値を増加、又は減少させる手段を有することを特徴とする請求項8から請求項13のいずれかに記載の結合モジュール化リソース群抽出装置。
  15. Figure 2007264854
    によって定義され、i番目の仮想装置において物理リソースjと物理リソースkとの間の通信路の有無を示す
    Figure 2007264854
    をj行k列の各成分とする行列Lを生成する処理と、
    行列Pを、
    Figure 2007264854
    (Wは、i番目の仮想装置の重要度を示すスカラー量)
    に基づいて計算する処理と、
    前記行列Pの成分pjkを降順に並び替える処理と、
    前記並び替えられた成分pjkのうち上位m個の成分pjkに基づいて、仮想装置iにおいて、m番目までの組の物理リソースを抽出する処理と、
    抽出された物理リソースを記憶する処理と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  16. 抽出する物理リソースは、マルチスロット型の物理筐体に挿入され、そのいくつかを組み合わせて仮想装置を構成するものであることを特徴とする請求項15に記載のプログラム。
  17. 前記記憶した物理リソースの情報を用いて、広帯域あるいは低遅延な通信路をその物理リソース間の通信路に割り当てる処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項15又は請求項16に記載のプログラム。
  18. 仮想装置の必要物理リソースを入力する処理と、
    要求を受けて実際の物理リソースへの割り当てを行う処理と、
    前記割り当て結果を、前記行列Lを生成する処理に反映させる処理と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項15から請求項17のいずれかに記載のプログラム。
  19. 前記記憶した物理リソース群の情報を、前記理リソースへの割り当てを行う処理にフィードバックし、前記物理リソース群を単一モジュールとして認識させる処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項18に記載のプログラム。
  20. 抽出する物理リソース情報は、アプリケーション毎に計算され、各アプリケーションの特徴を反映したものとなっていることを特徴とする請求項15から請求項19のいずれかに記載のプログラム。
  21. 行列Pを生成する処理は、特定の通信路に関して成分pjkの値を増加、又は減少させる処理を含むことを特徴とする請求項15から請求項20のいずれかに記載のプログラム。
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