JP2015022385A - 仮想システムおよび仮想システム制御方法 - Google Patents

仮想システムおよび仮想システム制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 物理マシン上で複数の仮想マシンを動作させる仮想化技術において、仮想マシンが動作するための物理資源が足りない場合に、新たに物理資源を追加したり、または、複数のリソースプールテーブル間で物理資源量の融通を行ったりすることのできる仮想マシン管理システムおよび仮想マシン管理方法を提供する。【解決手段】 システム制御装置10に、ユーザ別割り当て物理資源テーブル110と、ユーザ別使用中物理資源テーブル111と、仮想マシン優先度テーブル112と、システム管理物理資源テーブル113と、ユーザ別追加物理資源規定値テーブル114と、リソースプールテーブル115を設け、システム制御部100が、仮想マシンの集約による物理資源の確保処理、優先度が低い仮想マシンの削除による物理資源の確保処理、他のリソースプールテーブルからの物理資源の融通処理、およびシステム管理物理資源からの物理資源確保処理を行う。【選択図】 図1

Description

本発明は、仮想マシン管理システムおよび仮想マシン管理システムの制御方法に関し、特に、仮想マシン生成時に物理資源の空きが無い場合でも、必要な物理資源を確保できるように構成された仮想マシン管理システムおよび仮想マシン管理システムの制御方法に関する。
物理コンピュータ(以下、「物理マシン」と言う。)上で少なくとも一つの仮想的なコンピュータ(以下、「仮想マシン」と言う。)を動作させる仮想化技術が一般的に知られている。
仮想化技術では、物理マシン上で実行される仮想化プログラムが、物理マシンが備える物理資源(例えば、メモリやCPU(「Central Processing Unit」の略称)など。)を各仮想マシンに割り当てる。
特許文献1には、仮想マシンが使用している物理資源の情報から、該仮想マシンが動作する上でさらに追加で必要になると見込まれる物理資源の量である予約量(すなわち、追加の見込み値)を算出し、複数の仮想マシンのうち上記予約量が近い仮想マシンを1つの物理マシン上に集めることにより、仮想マシンを物理マシンに効率的に集約するための技術が記載されている。
特許文献2には、複数の仮想マシンが動作する車載端末において、ある仮想マシンによる過度の計算機資源の確保が他の仮想マシンの動作に影響を及ぼさないように、仮想マシンが使用する計算機資源の制限値などの条件を記述したテーブルを用意し、該テーブルを参照し記述された条件の下で複数の仮想マシンを動作させる技術が記載されている。
特開2011−198332号広報 特開2006−031203号広報
特許文献1には、予め用意された物理資源の枠の中で、仮想マシンを効率的に配置し直すための技術が開示されているが、仮想マシンが動作するための物理資源が足りない場合に、新たに物理資源を追加したり、または、複数のリソースプールテーブル間で物理資源量の融通を行ったりする物理資源の管理方法については記載されておらず、結果として、特許文献1記載の技術では係る物理資源および物理資源量の管理を行えないという問題点がある。
また、特許文献2には、仮想マシンの物理資源の要求値が予め設定された制限値を超えた場合、該仮想マシンの動作を停止するなどの処理について記載されている。
しかしながら、物理資源の要求値が予め設定された制限値を超えた場合に、該仮想マシンの動作を停止するのではなく、新たに物理資源を追加したり、または、複数のリソースプールテーブル間で物理資源量の融通を行ったりする物理資源の管理方法について特許文献2には記載されておらず、結果として、特許文献2記載の技術では係る物理資源および物理資源量の管理を行えないという問題点がある。
本発明の目的は、上述した問題点を解決できる仮想マシン管理システムおよび仮想マシン管理システムの制御方法を提供することにある。
本発明の仮想マシン管理システムは、
複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、
各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、
各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成された複数の既存の仮想マシンと、
制御装置と
を備え、
前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられ、
前記制御装置は、
前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する比較処理と、
前記比較処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第1の生成処理と、
前記比較処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、第1乃至4の新規仮想マシン生成処理のうちのいずれかを実行して前記新しい仮想マシンを生成する第2の生成処理と
を実行し、
前記第1の新規仮想マシン生成処理は、
前記第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの前記第1のリソースプールテーブル以外の他のリソースプールテーブルに登録された前記物理資源量のうちの前記未使用物理資源量を調べ、該未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上であるリソースプールテーブルがあるときには、当該リソースプールテーブルに登録された前記未使用物理資源量から前記必要物理資源量に等しい物理資源量を当該リソースプールテーブルから削除し、こうして削除した物理資源量を前記第1のリソースプールテーブルに新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する処理
を含み、
前記第2の新規仮想マシン生成処理は、
前記第1のリソースプールテーブルを使用して既に生成されている少なくとも一つの前記既存の仮想マシンに割り当てられた優先度と前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度とを比較し、前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度よりも低い優先度を割り当てられた前記既存の仮想マシンのうちの少なくとも一つを消滅させ、その結果として新たに未使用物理資源量となる、当該仮想マシンに割り当てられていた、物理資源量を割り当てることにより前記新しい仮想マシンを生成する処理
を含み、
前記第3の新規仮想マシン生成処理は、
前記新たな仮想マシンの生成に必要な物理資源量が複数の前記物理マシンのうちの第1の物理マシンでしか確保できないが、該第1の物理マシンに既に生成されている前記既存の仮想マシンに該必要な物理資源量の少なくとも一部が既に割り当てられている場合には、該既存の仮想マシンを複数の前記物理マシンにうちの第2の物理マシンに生成し直すことにより未割当となる物理資源量を使用して前記第1の物理マシンに前記新たな仮想マシンを生成する処理
を含み、
前記第4の新規仮想マシン生成処理は、
前記第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルに登録された前記未使用資源量の合計と、前記総物理資源量のうちの各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量以外の物理資源量であるシステム未使用物理資源量と、仮想マシンを生成するときに該仮想マシンに割り当てる物理資源の量であり、前記複数のユーザに対応して予め定められた物理資源の量のうちの前記第1のユーザに対応して定められた物理資源の量とを比較して最も少ない物理資源量を前記新しい仮想マシンに割り当てる割当物理資源量とする処理と、
前記割当物理資源量に等しい物理資源量を、前記システム未使用物理資源量から論理的に分割して前記第1のリソースプールテーブルに登録されている前記部分物理資源量に新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する処理と
を含む。
さらに、本発明の他の仮想マシン管理システムは、
複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、
各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、
各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成された複数の既存の仮想マシンと、
制御装置と
を備え、
前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられ、
前記制御装置は、
前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1の処理と、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2の処理と、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの前記第1のリソースプールテーブル以外の他のリソースプールテーブルに登録された前記物理資源量のうちの前記未使用物理資源量を調べ、該未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上であるリソースプールテーブルがあるときには、当該リソースプールテーブルに登録された前記未使用物理資源量から前記必要物理資源量に等しい物理資源量を当該リソースプールテーブルから削除し、こうして削除した物理資源量を前記第1のリソースプールテーブルに新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第3の処理と
を実行する。
さらに、本発明の他の仮想マシン管理システムは、
複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、
各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、
各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成され、それぞれ固有の優先度が割り当てられた複数の既存の仮想マシンと、
制御装置と
を備え、
前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられ、
前記制御装置は、
前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1の処理と、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2の処理と、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記第1のリソースプールテーブルを使用して既に生成されている少なくとも一つの前記既存の仮想マシンに割り当てられた優先度と前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度とを比較し、前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度よりも低い優先度を割り当てられた前記既存の仮想マシンのうちの少なくとも一つを消滅させ、その結果として新たに未使用物理資源量となる、当該仮想マシンに割り当てられていた、物理資源量を割り当てることにより前記新しい仮想マシンを生成する第3の処理と
を実行する。
さらに、本発明の他の仮想マシン管理システムは、
複数のユーザで使用される第1および第2の物理マシンと、
各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、
第1および第2の物理マシンを構成する各種の物理資源の量である物理資源量を使用して生成された複数の既存の仮想マシンと、
制御装置と
を備え、
前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられ、
前記制御装置は、
前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1の処理と、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2の処理と、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記必要物理資源量が前記第1の物理マシンでしか確保できないが、該第1の物理マシンに既に生成されている前記既存の仮想マシンに該必要な物理資源量の少なくとも一部が既に割り当てられているときには、該既存の仮想マシンを前記第2の物理マシンに生成し直すことにより未割当となる物理資源量を使用して前記第1の物理マシンに前記新たな仮想マシンを生成する処理と
を実行する。
さらに、本発明の他の仮想マシン管理システムは、
複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、
各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、
各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成され、それぞれ固有の優先度が割り当てられた複数の既存の仮想マシンと、
制御装置と
を備え、
前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられ、
前記制御装置は、
前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた複数のリソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1の処理と、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2の処理と、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記第1のユーザに割り当てられた前記複数のリソースプールテーブルに登録された前記未使用資源量の合計と、前記総物理資源量のうちの各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量以外の物理資源量であるシステム未使用物理資源量と、仮想マシンを生成するときに該仮想マシンに割り当てる物理資源の量であり、前記複数のユーザに対応して予め定められた物理資源の量のうちの前記第1のユーザに対応して定められた物理資源の量とを比較して最も少ない物理資源量を前記新しい仮想マシンに割り当てる割当物理資源量とする第3の処理と、
前記割当物理資源量に等しい物理資源量を、前記システム未使用物理資源量から論理的に分割して前記第1のリソースプールテーブルに登録されている前記部分物理資源量に新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第4の処理と
を実行する。
また、本発明の仮想マシン管理方法は、
複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成された複数の既存の仮想マシンとを備え、前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられた仮想マシン管理システムにおいて、
前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた複数のリソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する比較処理と、
前記第1のステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第1の生成ステップと、
前記比較ステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、第1乃至4の新規仮想マシン生成ステップのうちのいずれかを実行して前記新しい仮想マシンを生成する第2の生成ステップと
を含み、
前記第1の新規仮想マシン生成ステップは、
前記第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの前記第1のリソースプールテーブル以外の他のリソースプールテーブルに登録された前記物理資源量のうちの前記未使用物理資源量を調べ、該未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上であるリソースプールテーブルがあるときには、当該リソースプールテーブルに登録された前記未使用物理資源量から前記必要物理資源量に等しい物理資源量を当該リソースプールテーブルから削除し、こうして削除した物理資源量を前記第1のリソースプールテーブルに新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成するステップ
を含み、
前記第2の新規仮想マシン生成ステップは、
前記第1のリソースプールテーブルを使用して既に生成されている少なくとも一つの前記既存の仮想マシンに割り当てられた優先度と前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度とを比較し、前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度よりも低い優先度を割り当てられた前記既存の仮想マシンのうちの少なくとも一つを消滅させ、その結果として新たに未使用物理資源量となる、当該仮想マシンに割り当てられていた、物理資源量を割り当てることにより前記新しい仮想マシンを生成するステップ
を含み、
前記第3の新規仮想マシン生成ステップは、
前記第1のユーザからの新たな仮想マシンの生成の指示に基づき、該新たな仮想マシンの生成に必要な物理資源量が前記第1の物理マシンでしか確保できないが、前記第1の物理マシンに既に生成されている前記既存の仮想マシンに該必要な物理資源量の少なくとも一部が既に割り当てられている場合には、該既存の仮想マシンを前記第2の物理マシンに生成し直すことにより未割当となる物理資源量を使用して前記第1の物理マシンに前記新たな仮想マシンを生成するステップ
を含み、
前記第4の新規仮想マシン生成ステップは、
前記第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルに登録された前記未使用資源量の合計と、前記総物理資源量のうちの各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量以外の物理資源量であるシステム未使用物理資源量と、仮想マシンを生成するときに該仮想マシンに割り当てる物理資源の量であり、前記複数のユーザに対応して予め定められた物理資源の量のうちの前記第1のユーザに対応して定められた物理資源の量とを比較して最も少ない物理資源量を前記新しい仮想マシンに割り当てる割当物理資源量とするステップと、
前記割当物理資源量に等しい物理資源量を、前記システム未使用物理資源量から論理的に分割して前記第1のリソースプールテーブルに登録されている前記部分物理資源量に新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成するステップと
を含む。
さらに、本発明の他の仮想マシン管理方法は、
複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成された複数の既存の仮想マシンとを備え、前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられた仮想マシン管理システムにおいて、
前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1のステップと、
前記第1のステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2のステップと、
前記第1のステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの前記第1のリソースプールテーブル以外の他のリソースプールテーブルに登録された前記物理資源量のうちの前記未使用物理資源量を調べ、該未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上であるリソースプールテーブルがあるときには、当該リソースプールテーブルに登録された前記未使用物理資源量から前記必要物理資源量に等しい物理資源量を当該リソースプールテーブルから削除し、こうして削除した物理資源量を前記第1のリソースプールテーブルに新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第3のステップと
を含む。
さらに、本発明の他の仮想マシン管理方法は、
複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成され、それぞれ固有の優先度が割り当てられた複数の既存の仮想マシンとを備え、前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられた仮想マシン管理システムにおいて、
前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1のステップと、
前記第1のステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2のステップと、
前記第1のステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記第1のリソースプールテーブルを使用して既に生成されている少なくとも一つの前記既存の仮想マシンに割り当てられた優先度と前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度とを比較し、前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度よりも低い優先度を割り当てられた前記既存の仮想マシンのうちの少なくとも一つを消滅させ、その結果として新たに未使用物理資源量となる、当該仮想マシンに割り当てられていた、物理資源量を割り当てることにより前記新しい仮想マシンを生成する第3のステップと
を含む。
さらに、本発明の他の仮想マシン管理方法は、
複数のユーザで使用される第1および第2の物理マシンと、各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、第1および第2の物理マシンを構成する各種の物理資源の量である物理資源量を使用して生成された複数の既存の仮想マシンとを備え、前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられた仮想マシン管理システムにおいて、
前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1のステップと、
前記第1のステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2のステップと、
前記第1のステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記必要物理資源量が前記第1の物理マシンでしか確保できないが、前記第1の物理マシンに既に生成されている前記既存の仮想マシンに該必要な物理資源量の少なくとも一部が既に割り当てられているときには、該既存の仮想マシンを前記第2の物理マシンに生成し直すことにより未割当となる物理資源量を使用して前記第1の物理マシンに前記新たな仮想マシンを生成する第3のステップと
を含む。
さらに、本発明の他の仮想マシン管理方法は、
複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成された複数の既存の仮想マシンとを備え、前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられた仮想マシン管理システムにおいて、
前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1のステップと、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2のステップと、
前記第1のステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルに登録された前記未使用資源量の合計と、前記総物理資源量のうちの各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量以外の物理資源量であるシステム未使用物理資源量と、仮想マシンを生成するときに該仮想マシンに割り当てる物理資源の量であり、前記複数のユーザに対応して予め定められた物理資源の量のうちの前記第1のユーザに対応して定められた物理資源の量とを比較して最も少ない物理資源量を前記新しい仮想マシンに割り当てる割当物理資源量とする第3のステップと、
前記割当物理資源量に等しい物理資源量を、前記システム未使用物理資源量から論理的に分割して前記第1のリソースプールテーブルに登録されている前記部分物理資源量に新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第4のステップと
を含む。
本発明には、新しく仮想マシンを生成するときに、該仮想マシンを生成するために割り当てる部分物理資源量(すなわち、複数の物理マシンを構成する複数種類の物理資源の総量を論理的に分割した物理資源量。)が登録されているリソースプールテーブルにおいて、該仮想マシンが動作するためには該部分物理資源量が足りない場合、当該リソースプールテーブルに新たに部分物理資源量を登録したり、または、他のリソースプールテーブルに登録されている部分物理資源量の融通を行ったりすることにより、該仮想マシンを生成することができるという効果がある。
図1は本発明の実施形態を示すブロック図である。 図2は本発明の本実施形態におけるユーザへの物理資源の割り当ての概要を示す図である。 図3は本発明の実施形態におけるユーザ別割り当て物理資源テーブル110に格納されるデータの一例を示す図である。 図4は本発明の実施形態におけるユーザ別使用中物理資源テーブル111に格納されるデータの一例を示す図である。 図5は本発明の実施形態における仮想マシン優先度テーブル112に格納されるデータの一例を示す図である。 図6は本発明の実施形態におけるシステム管理物理資源テーブル113に格納されるデータの一例を示す図である。 図7は本発明の実施形態におけるユーザ別追加物理資源規定値テーブル114に格納されるデータの一例を示す図である。 図8は本発明の実施形態における動作の概要を示す流れ図である。 図9は本発明の実施形態における仮想マシン集約処理の概要を示す流れ図である。 図10は本発明の実施形態における仮想マシンの優先度による物理資源量確保処理の概要を示す流れ図である。 図11は本発明の実施形態における同一ユーザの他のリソースプールテーブルからの物理資源量確保処理の概要を示す流れ図である。 図12は本発明の実施形態におけるシステム管理物理資源からの物理資源量確保処理の概要を示す流れ図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態を示すブロック図である。
図1を参照すると、本実施形態は、システム制御装置10と、少なくとも1つの物理マシン20と、ネットワーク機器30とから構成される。
システム制御装置10は、仮想マシン制御部101と、物理マシン制御部102と、仮想マシン制御部101および物理マシン制御部102を制御するシステム制御部100と、記憶部103とを備える。また、物理マシン20上で仮想マシン200が動作する。
システム制御部100は、ユーザからの仮想マシン生成要求を受け付け、該生成要求に基づいて、仮想マシンをどの物理マシン上に生成するかを決め、当該仮想マシンの生成を仮想マシン制御部101へ要求する。その際、システム制御部100は、当該仮想マシンの生成に必要な物理資源と物理マシン20を構成する各種の物理資源の現状の使用状況とに基づいて、不足があれば仮想マシン制御部101および物理マシン制御部102へ当該仮想マシンの生成に必要な物理資源を確保するよう指示する。
仮想マシン制御部101は、仮想マシンの稼働状態および物理資源の割り当て状況などを管理する。
物理マシン制御部102は、物理マシンの稼働状態および物理資源の使用状況などを管理する。
記憶部103は、ユーザ別割り当て物理資源テーブル110と、ユーザ別使用中物理資源テーブル111と、仮想マシン優先度テーブル112と、システム管理物理資源テーブル113と、ユーザ別追加物理資源規定値テーブル114と、少なくとも1つのリソースプールテーブル115とを含む。
図2は、本実施形態におけるユーザへの物理資源の割り当ての概要を示す図である。
図2を参照すると、本実施形態では、複数の物理マシン20を構成する複数種類の物理資源(CPU資源、メモリ資源、ディスク資源、ネットワーク資源)の量(以下、「総物理資源量」と言う。)を論理的に分割した物理資源量(以下、「部分物理資源量」と言う。)が複数のリソースプールテーブル115に登録されている。
そして、複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも1つのリソースプールテーブル115が割り当てられている。
そして、仮想マシン200は、リソースプールテーブル115に登録された部分物理資源の少なくとも一部が割り当てられて生成される。
また、システム制御装置10は、各ユーザおよび各リソースプールテーブル115に登録された物理資源とその使用状況と、上記仮想マシンに割り当てられた優先度と、システム全体の物理資源の使用状況とを管理する。
図3は、ユーザ毎に割り当てられた各リソースプールテーブル115に登録されている上記部分物理資源量を合計した値を各ユーザ対応で格納したユーザ別割り当て物理資源テーブル110に格納されるデータの一例を示す図である。
図3に示すテーブルにおいて、1行目は項目名を示し、2行目以降が1行目の各項目名で示される項目のデータの一例である。
図3を参照すると、ユーザ別割り当て物理資源テーブル110は、ユーザ毎の仮想マシンの生成可能な数を示す値を格納する起動数欄と、CPU資源の最大使用可能数を示す値を格納するCPU欄と、メモリ資源の最大使用可能量を示す値を格納するメモリ欄と、ディスク資源の最大使用可能量を示す値を格納するディスク欄と、ネットワーク資源の最大使用可能量を示す値を格納するネットワーク欄とから構成される。
例えば、該テーブルの2行目を見ると、ユーザAに割り当てられた物理資源は、仮想マシンの生成可能な数は「50」、CPU資源は「200core」まで使用可能であり、メモリ資源は「300GB」、ディスク資源は「1.0TB」、ネットワーク資源は「20Gbps」が最大使用可能量であることが判る。
図4は、ユーザ毎に割り当てられた各リソースプールテーブル115に登録されている上記部分物理資源量のうちの上記各仮想マシン200に割り当てられている物理資源量の合計(すなわち、各ユーザ対応で現在使用している物理資源量)を格納したユーザ別使用中物理資源テーブル111に格納されるデータの一例を示す図である。
図4に示すテーブルにおいて、1行目は項目名を示し、2行目以降が1行目の各項目名で示される項目のデータの一例である。
図4を参照すると、ユーザ別使用中物理資源テーブル111は、生成されている仮想マシンの数を示す値を格納する起動数欄と、使用中のCPU資源の数を示す値を格納するCPU欄と、使用中のメモリ資源の量を示す値を格納するメモリ欄と、使用中のディスク資源の量を示す値を格納するディスク欄と、使用中のネットワーク資源の量を示す値を格納するネットワーク欄とから構成される。
例えば、該テーブルの2行目を見ると、ユーザA対応で現在使用している物理資源は、生成されている仮想マシンの数が「3」、CPU資源の使用数が「16core」であり、メモリ資源の使用量は「20GB」、ディスク資源の使用量は「0.8TB」、ネットワーク資源の使用量は「12Gbps」であることが判る。
図5は、各仮想マシンに割り当てられた優先度を格納した仮想マシン優先度テーブル112に格納されるデータの一例を示す図である。
図5に示すテーブルにおいて、1行目は項目名を示し、2行目以降が1行目の各項目名で示される項目のデータの一例である。
図5を参照すると、仮想マシン優先度テーブル112は、各ユーザに割り当てられた少なくとも1つのリソースプールテーブル115を識別するリソースプールテーブル名を格納するリソースプールテーブル欄と、各該リソースプールテーブル115に対応して少なくとも1つ作成される仮想マシンを識別する仮想マシン名を格納する仮想マシン欄と、各該仮想マシンに割り当てられた優先度を示す値を格納する優先度欄とから構成される。
例えば、該テーブルの2行目および3行目を見ると、ユーザAに割り当てられたリソースプールテーブルA1に対応して2つの仮想マシンA1−1およびA1−2が生成されており、該仮想マシンA1−1の優先度は「1」であり、該仮想マシンA1−2の優先度は「8」であることが判る。
なお、優先度欄に格納される値は、同一リソースプールテーブル115内での仮想マシンの優先度を示し、「1」乃至「15」の数値で表される。当該の数値が小さいほど優先度が高く、数値が大きいほど優先度が低いことを示し、標準の数値すなわち規定値は「8」である。
図6は、システム制御装置10で使用可能な総物理資源量の使用状況を格納したシステム管理物理資源テーブル113に格納されるデータの一例を示す図である。
図6に示すテーブルにおいて、1行目は項目名を示し、2行目は総物理資源量の値(「TOTAL」と表記。)を示し、3行目は上記総物理資源量のうち各リソースプールテーブル115に既に登録されている部分物理資源量の合計(「USED」と表記。)を示し、4行目は上記リソースプールテーブル115に既に登録されている物理資源以外の物理資源であるシステム未使用物理資源の合計(「FREE」と表記。)を示す。
さらに、システム管理物理資源テーブル113は、CPU資源の数を示す値を格納したCPU欄と、メモリ資源の量を示す値を格納したメモリ欄と、ディスク資源の量を示す値を格納したディスク欄と、ネットワーク資源の量を示す値を格納したネットワーク欄とを含む。
例えば、該テーブルの2行目を見ると、システム制御装置10で使用可能な総物理資源量は、CPU資源が「1000core」、メモリ資源が「2000GB」、ディスク資源が「4.0TB」、ネットワーク資源が「100Gbps」であることが判る。また、該テーブルの4行目を見ると、システム未使用物理資源量は、CPU資源が「400core」、メモリ資源が「1100GB」、ディスク資源が「1.0TB」、ネットワーク資源が「40Gbps」であることが判る。
図7は、仮想マシンを生成するときに該仮想マシンに割り当てる物理資源の量であり、上記複数のユーザに対応して予め定められた物理資源の既定値を格納したユーザ別追加物理資源規定値テーブル114に格納されるデータの一例を示す図である。
図7に示すテーブルにおいて、1行目は項目名を示し、2行目以降が1行目の各項目名で示される項目のデータの一例である。
図7を参照すると、ユーザ別追加物理資源規定値テーブル114は、CPU資源の既定値を格納したCPU欄と、メモリ資源の既定値を格納したメモリ欄と、ディスク資源の既定値を格納したディスク欄と、ネットワーク資源の既定値を格納したネットワーク欄とから構成される。
例えば、該テーブルの2行目を見ると、ユーザAが仮想マシンの生成を要求したときに、該仮想マシンに割り当てる物理資源の規定値は、CPU資源が「2core」であり、メモリ資源が「2GB」、ディスク資源が「0.1TB」、ネットワーク資源が「1Gbps」であることが判る。
次に、本実施形態の動作について詳細に説明する。
図8は、システム制御装置10の動作の概要を示す流れ図である。
図8を参照すると、まず、ユーザがシステム制御装置10に新しい仮想マシンの生成を要求する(ステップS101)。このとき、ユーザは、該仮想マシンを生成するために割り当てる部分物理資源量が登録されているリソースプールテーブル115(以下、「資源割当元リソースプールテーブル」と言う。)を識別するリソースプールテーブル名と、該仮想マシンに割り当てる各物理資源量である必要物理資源量と、該仮想マシンに割り当てる優先度を指定する。
次に、システム制御部100は、上記資源割当元リソースプールテーブルに登録されている部分物理資源量に、ユーザが割り当てを要求した上記必要物理資源量以上の空き(すなわち、未使用の部分物理資源量)があるか否かを判断する(ステップS102)。
当該リソースプールテーブルに登録されている複数種類の物理資源の全てで、上記必要物理資源量以上の量の部分物理資源量が未使用である場合(ステップS102で「YES」の場合)、システム制御部100は、仮想マシン制御部101に仮想マシンの生成を指示し、仮想マシン制御部101は、その指示に従い当該リソースプールテーブルに登録された部分物理資源量の少なくとも一部を割り当てて該仮想マシンを生成し(ステップS103)、処理を終了する。
しかし、上記複数種類の物理資源のうち、未使用の物理資源量が新しい仮想マシンの上記必要物理資源量より少ないものが1つでもあった場合(ステップS102で「NO」の場合)、システム制御部100は、ユーザにより実施の可否と実施する順番とが予め設定されている以下の4つの処理を該順番に従い実施する。それぞれの処理の具体的な内容は後述する。
処理A:仮想マシンの集約による物理資源の確保
処理B:優先度が低い仮想マシンの削除による物理資源の確保
処理C:他のリソースプールテーブルからの物理資源の融通
処理D:システム管理物理資源からの物理資源の確保
次に、システム制御部100は、当該リソースプールテーブルに登録された部分物理資源量に、新しい仮想マシンの上記必要物理資源量以上の空きを確保できたか否かを判断する(ステップS108)。
当該リソースプールテーブルに登録されている複数種類の物理資源の全てで、新しい仮想マシンの上記必要物理資源量以上の部分物理資源量の空きが確保できた場合(ステップS108で「YES」の場合)、システム制御部100は、仮想マシン制御部101に該新しい仮想マシンの生成を指示し、仮想マシン制御部101は、その指示に従い当該リソースプールテーブルに登録された部分物理資源量の少なくとも一部を割り当てて該仮想マシンを生成し(ステップS103)、処理を終了する。
そして、上記複数種類の物理資源のうち、確保できた量が新しい仮想マシンの上記必要物理資源量より少ないものが1つでもあった場合(ステップS108で「NO」の場合)、システム制御部100は、上記処理A乃至処理Dの4つの処理のうち予めユーザが実施すると設定した処理を全て実施したか否かを判断し(ステップS109)、まだ実施していない処理がある場合(ステップS109で「NO」の場合)、予め設定された順番で次の処理を実施する。
そして、上記処理A乃至処理Dの4つの処理のうち予めユーザが実施すると設定した処理を全て実施した場合(ステップS109で「YES」の場合)、システム制御部100は、当該ユーザが要求した新しい仮想マシンは生成不可である旨を該ユーザに通知し(ステップS110)、処理を終了する。
次に、上記ステップS102で、複数種類の物理資源のうち、未使用の物理資源量が新しい仮想マシンの必要物理資源量より少ないものが1つでもあった場合(ステップS102で「NO」の場合)に実施する4つの処理を以下に説明する。
<処理A:仮想マシンの集約による物理資源の確保処理>
図9は、同一リソースプールテーブル内での仮想マシン集約処理の概要を示す流れ図である。
図9を参照すると、まず、システム制御部100は、新しい仮想マシンの上記必要物理資源量と、上記資源割当元リソースプールテーブルに登録されている部分物理資源を使用して生成されている複数の既存の仮想マシンに割り当てられている各物理資源の量と、当該リソースプールテーブルを構成する物理マシンが有している物理資源の量とから、上記既存の仮想マシンおよび新しい仮想マシンの全てが配置可能となる配置方法を求める(ステップSA101)。すなわち、当該リソースプールテーブルを構成する物理マシンが有する物理資源の使用率を上げるように既存の仮想マシンの配置先を変更し、新しい仮想マシンが配置可能な物理資源の空き(すなわち、未使用の物理資源)を確保する方法を求める。
次に、システム制御部100は、ステップSA101で既存の仮想マシンおよび新しい仮想マシンの全てが配置可能な方法を求めることができたか否かを判断し(ステップSA102)、配置可能な方法を求めることができた場合(ステップSA102で「YES」の場合)、システム制御部100は、仮想マシン制御部101および物理マシン制御部102に、該配置方法に基づき既存の仮想マシンを配置し直すよう指示する。
仮想マシン制御部101および物理マシン制御部102は、該配置方法に基づき既存の仮想マシンを配置し直し(ステップSA103)、処理を終了する。
そして、ステップSA102で配置可能な方法を求めることができなかった場合(ステップSA102で「NO」の場合)、システム制御部100は処理を終了する。
例えば、当該リソースプールテーブルを構成する物理マシンが2台(物理マシンA1と物理マシンA2とする。)であり、各物理マシンはメモリ資源を各100GBずつ搭載し、各該物理マシンにはメモリ資源が30GBずつ割り当てられている仮想マシンが2台ずつ生成されているものとする。
このとき、ユーザが新しい仮想マシンのメモリ資源として50GBを割り当てる要求を出すと、システム制御部100は、片方の物理マシン(物理マシンA2とする。)の仮想マシンのうち1台を、他方の物理マシン(物理マシンA1とする。)に配置し直すことにより、物理マシンA2上に新しい仮想マシンに割り当て可能なメモリ資源を70GB確保することができる。
<処理B:優先度が低い仮想マシンの削除による物理資源の確保処理>
図10は、同一リソースプールテーブルの部分物理資源を使用して生成された複数の仮想マシンに割り当てられた各優先度を基にした物理資源確保処理の概要を示す流れ図である。ユーザにより予め各仮想マシンに割り当てられた優先度を基に、該優先度の低い仮想マシンを削除して物理資源の空き(すなわち、未使用の物理資源)を確保する。
図10を参照すると、まず、システム制御部100は、新しい仮想マシンを生成するために不足する物理資源量を算出する(ステップSB101)。
すなわち、新しく生成する仮想マシンに割り当てる上記必要物理資源量と、該仮想マシンの資源割当元リソースプールテーブルに登録されている部分物理資源量のうち既に既存の仮想マシンに割り当てられている部分物理資源量を差し引いた未使用の部分物理資源量とから、当該リソースプールテーブルに不足する各部分物理資源量を算出する。
次に、システム制御部100は、図5に示す仮想マシン優先度テーブル112を基に、新しく生成する仮想マシンに割り当てられた優先度より低い優先度の仮想マシンを抽出し、該仮想マシンを削除候補とする。なお、該処理により複数の仮想マシンが抽出された場合はその中で最も優先度の低い仮想マシンを削除候補とする(ステップSB102)。
すなわち、ユーザが新しく生成する仮想マシンに割り当てた優先度と、仮想マシン優先度テーブル112の当該ユーザおよび当該リソースプールテーブルに対応して仮想マシンの優先度欄に格納されている優先度とを比較し、新しく生成する仮想マシンの優先度より低い優先度(すなわち、値が大きい)が格納されている仮想マシンを抽出し、削除候補とする。そして、抽出された仮想マシンが複数ある場合は、優先度が最も低い仮想マシンを削除候補とする。
次にシステム制御部100は、ステップSB102で抽出され削除候補となった仮想マシンに割り当てられている各物理資源量を、ステップSB101で算出した不足分の各物理資源量から差し引き(ステップSB103)、不足する物理資源が無くなるか否かを判断する(ステップSB104)。
不足する物理資源が無くなる場合(ステップSB104で「YES」の場合)、システム制御部100は、仮想マシン制御部101および物理マシン制御部102に、削除候補となった仮想マシンの削除を指示する。仮想マシン制御部101および物理マシン制御部102は、上記削除指示に従い、当該仮想マシンを実際に削除し、該仮想マシンに割り当てられていた部分物理資源を解放し(ステップSB105)、処理を終了する。
不足する物理資源が無くならない場合(ステップSB104で「NO」の場合)、システム制御部100は、ステップSB102で抽出した、新しく生成する仮想マシンより優先度の低い仮想マシンのうち、削除候補にしていない仮想マシンがまだあるか否かを判断する(ステップSB106)。
新しく生成する仮想マシンより優先度の低い仮想マシンのうち、削除候補にしていない仮想マシンがまだある場合(ステップSB106で「YES」の場合)、システム制御部100は、上記削除候補にしていない仮想マシンのうち、次に優先度の低い仮想マシンを新たに削除候補に加え(ステップSB107)、ステップSB103に戻る。
新しく生成する仮想マシンより優先度の低い仮想マシンのうち、削除候補にしていない仮想マシンがもう無い場合(ステップSB106で「NO」の場合)、システム制御部100は処理を終了する。
<処理C:他のリソースプールテーブルからの物理資源の融通処理>
図11は、同一ユーザに割り当てられた複数のリソースプールテーブル間で、既存の仮想マシンに割り当てられていない未使用の部分物理資源量を移動することで新しい仮想マシンの資源割当元リソースプールテーブルに該新しい仮想マシンの必要物理資源量を確保する処理Cの概要を示す流れ図である。
図11を参照すると、まず、システム制御部100は、当該ユーザに割り当てられた複数のリソースプールテーブルのうち、新しい仮想マシンの資源割当元リソースプールテーブル以外のリソースプールテーブルに、既存の仮想マシンに割り当てられずに残っている未使用の部分物理資源量があるか否かを判断する(ステップSC101)。
未使用の部分物理資源量がある場合(ステップSC101で「YES」の場合)、システム制御部100は、該未使用の部分物理資源量を、それが登録されているリソースプールテーブルからいったん削除し、該削除した部分物理資源量を新しい仮想マシンの資源割当元リソースプールテーブルに新たに登録するよう仮想マシン制御部101に指示する。そして、仮想マシン制御部101は、上記指示に従い、上記未使用の部分物理資源量を、それが登録されているリソースプールテーブルからいったん削除し、新しい仮想マシンの資源割当元リソースプールテーブルに新たに登録し(ステップSC102)、処理を終了する。
また、未使用の部分物理資源量が無い場合(ステップSC101で「NO」の場合)、システム制御部100は処理を終了する。
<処理D:システム管理物理資源からの物理資源の確保処理>
図12は、システム制御装置10で使用可能な物理資源のうちシステム未使用物理資源から、新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源を確保する処理の概要を示す流れ図である。
図12を参照すると、まず、システム制御部100は、当該ユーザに割り当てられた各リソースプールテーブルに登録されている部分物理資源量のうちまだ仮想マシンに割り当てられずに残っているユーザ未使用部分物理資源量(すなわち、図3に示すユーザ別割り当て物理資源テーブル110に当該ユーザ対応で格納された値から、図4に示すユーザ別使用中物理資源テーブル111に当該ユーザ対応で格納された値を、物理資源ごとに差し引いて算出した値)と、システム制御装置10で使用可能な物理資源のうちまだ仮想マシンに割り当てられていないシステム未使用物理資源の量であるシステム未使用物理資源量(すなわち、図6に示すシステム管理物理資源テーブル113の「FREE」行に格納されている各物理資源量の値)と、新しい仮想マシンに割り当てる物理資源量であり当該ユーザ対応で予め定められている物理資源量の既定値である追加物理資源既定値(すなわち、図7に示すユーザ別追加物理資源規定値テーブル114に当該ユーザ対応で格納された値)とを比較して、そのうち最も少ないものを新しい仮想マシンの資源割当元リソースプールテーブルへ新たに登録する追加物理資源量とする(ステップSD103)。
次に、システム制御部100は、上記システム未使用物理資源のうち、上記追加物理資源量が示す量の部分物理資源量を、新しい仮想マシンの資源割当元リソースプールテーブルに新たに登録するよう、仮想マシン制御部101および物理マシン制御部102に指示する。そして、仮想マシン制御部101および物理マシン制御部102は、上記指示に従い、上記システム未使用物理資源のうち、上記追加物理資源量が示す量の物理資源を、新しい仮想マシンの資源割当元リソースプールテーブルに新たに登録し(ステップSD104)、処理を終了する。
なお、本実施形態では、上述した4つの処理を順次実行する例を示したが、いずれか一つの処理のみを実行するようにしてもよい。
以上、説明したように、本実施形態には、新しく仮想マシンを生成するときに、該仮想マシンの資源割当元リソースプールテーブルに該仮想マシンが動作するための部分物理資源量が足りない場合、該資源割当元リソースプールテーブルに新たに部分物理資源量を登録したり、または、他のリソースプールテーブルに登録されている部分物理資源量の融通を行ったりして、該仮想マシンを生成することができるという効果がある。
その理由は、システム制御装置10に、ユーザ別割り当て物理資源テーブル110と、ユーザ別使用中物理資源テーブル111と、仮想マシン優先度テーブル112と、システム管理物理資源テーブル113と、ユーザ別追加物理資源規定値テーブル114と、リソースプールテーブル115を設け、システム制御部100が、仮想マシンの集約による物理資源の確保処理、優先度が低い仮想マシンの削除による物理資源の確保処理、他のリソースプールテーブルからの物理資源の融通処理、およびシステム管理物理資源からの物理資源確保処理を行うためである。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、その実施に際して様々な変形が可能である。
例えば、上述した実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下の付記に限定されるものではない。
(付記1)
複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、
各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、
各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成された複数の既存の仮想マシンと、
制御装置と
を備え、
前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられ、
前記制御装置は、
前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する比較処理と、
前記比較処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第1の生成処理と、
前記比較処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、第1乃至4の新規仮想マシン生成処理のうちのいずれかを実行して前記新しい仮想マシンを生成する第2の生成処理と
を実行し、
前記第1の新規仮想マシン生成処理は、
前記第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの前記第1のリソースプールテーブル以外の他のリソースプールテーブルに登録された前記物理資源量のうちの前記未使用物理資源量を調べ、該未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上であるリソースプールテーブルがあるときには、当該リソースプールテーブルに登録された前記未使用物理資源量から前記必要物理資源量に等しい物理資源量を当該リソースプールテーブルから削除し、こうして削除した物理資源量を前記第1のリソースプールテーブルに新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する処理
を含み、
前記第2の新規仮想マシン生成処理は、
前記第1のリソースプールテーブルを使用して既に生成されている少なくとも一つの前記既存の仮想マシンに割り当てられた優先度と前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度とを比較し、前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度よりも低い優先度を割り当てられた前記既存の仮想マシンのうちの少なくとも一つを消滅させ、その結果として新たに未使用物理資源量となる、当該仮想マシンに割り当てられていた、物理資源量を割り当てることにより前記新しい仮想マシンを生成する処理
を含み、
前記第3の新規仮想マシン生成処理は、
前記新たな仮想マシンの生成に必要な物理資源量が複数の前記物理マシンのうちの第1の物理マシンでしか確保できないが、該第1の物理マシンに既に生成されている前記既存の仮想マシンに該必要な物理資源量の少なくとも一部が既に割り当てられている場合には、該既存の仮想マシンを複数の前記物理マシンにうちの第2の物理マシンに生成し直すことにより未割当となる物理資源量を使用して前記第1の物理マシンに前記新たな仮想マシンを生成する処理
を含み、
前記第4の新規仮想マシン生成処理は、
前記第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルに登録された前記未使用資源量の合計と、前記総物理資源量のうちの各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量以外の物理資源量であるシステム未使用物理資源量と、仮想マシンを生成するときに該仮想マシンに割り当てる物理資源の量であり、前記複数のユーザに対応して予め定められた物理資源の量のうちの前記第1のユーザに対応して定められた物理資源の量とを比較して最も少ない物理資源量を前記新しい仮想マシンに割り当てる割当物理資源量とする処理と、
前記割当物理資源量に等しい物理資源量を、前記システム未使用物理資源量から論理的に分割して前記第1のリソースプールテーブルに登録されている前記部分物理資源量に新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する処理と
を含む
ことを特徴とする仮想マシン管理システム。
(付記2)
複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、
各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、
各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成された複数の既存の仮想マシンと、
制御装置と
を備え、
前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられ、
前記制御装置は、
前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1の処理と、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2の処理と、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの前記第1のリソースプールテーブル以外の他のリソースプールテーブルに登録された前記物理資源量のうちの前記未使用物理資源量を調べ、該未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上であるリソースプールテーブルがあるときには、当該リソースプールテーブルに登録された前記未使用物理資源量から前記必要物理資源量に等しい物理資源量を当該リソースプールテーブルから削除し、こうして削除した物理資源量を前記第1のリソースプールテーブルに新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第3の処理と、
を行う
ことを特徴とする仮想マシン管理システム。
(付記3)
複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、
各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、
各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成され、それぞれ固有の優先度が割り当てられた複数の既存の仮想マシンと、
制御装置と
を備え、
前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられ、
前記制御装置は、
前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1の処理と、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2の処理と、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記第1のリソースプールテーブルを使用して既に生成されている少なくとも一つの前記既存の仮想マシンに割り当てられた優先度と前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度とを比較し、前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度よりも低い優先度を割り当てられた前記既存の仮想マシンのうちの少なくとも一つを消滅させ、その結果として新たに未使用物理資源量となる、当該仮想マシンに割り当てられていた、物理資源量を割り当てることにより前記新しい仮想マシンを生成する第3の処理と
を行う
ことを特徴とする仮想マシン管理システム。
(付記4)
複数のユーザで使用される第1および第2の物理マシンと、
各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、
第1および第2の物理マシンを構成する各種の物理資源の量である物理資源量を使用して生成された複数の既存の仮想マシンと、
制御装置と
を備え、
前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられ、
前記制御装置は、
前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1の処理と、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2の処理と、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記必要物理資源量が前記第1の物理マシンでしか確保できないが、該第1の物理マシンに既に生成されている前記既存の仮想マシンに該必要な物理資源量の少なくとも一部が既に割り当てられているときには、該既存の仮想マシンを前記第2の物理マシンに生成し直すことにより未割当となる物理資源量を使用して前記第1の物理マシンに前記新たな仮想マシンを生成する
ことを特徴とする仮想マシン管理システム。
(付記5)
複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、
各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、
各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成され、それぞれ固有の優先度が割り当てられた複数の既存の仮想マシンと、
制御装置と
を備え、
前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられ、
前記制御装置は、
前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた複数のリソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1の処理と、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2の処理と、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記第1のユーザに割り当てられた前記複数のリソースプールテーブルに登録された前記未使用資源量の合計と、前記総物理資源量のうちの各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量以外の物理資源量であるシステム未使用物理資源量と、仮想マシンを生成するときに該仮想マシンに割り当てる物理資源の量であり、前記複数のユーザに対応して予め定められた物理資源の量のうちの前記第1のユーザに対応して定められた物理資源の量とを比較して最も少ない物理資源量を前記新しい仮想マシンに割り当てる割当物理資源量とする第3の処理と、
前記割当物理資源量に等しい物理資源量を、前記システム未使用物理資源量から論理的に分割して前記第1のリソースプールテーブルに登録されている前記部分物理資源量に新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第4の処理と
を行う
ことを特徴とする仮想マシン管理システム。
(付記6)
複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成された複数の既存の仮想マシンとを備え、前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられた仮想マシン管理システムにおいて、
前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた複数のリソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する比較処理と、
前記第1のステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第1の生成ステップと、
前記比較ステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、第1乃至4の新規仮想マシン生成ステップのうちのいずれかを実行して前記新しい仮想マシンを生成する第2の生成ステップと
を含み、
前記第1の新規仮想マシン生成ステップは、
前記第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの前記第1のリソースプールテーブル以外の他のリソースプールテーブルに登録された前記物理資源量のうちの前記未使用物理資源量を調べ、該未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上であるリソースプールテーブルがあるときには、当該リソースプールテーブルに登録された前記未使用物理資源量から前記必要物理資源量に等しい物理資源量を当該リソースプールテーブルから削除し、こうして削除した物理資源量を前記第1のリソースプールテーブルに新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成するステップ
を含み、
前記第2の新規仮想マシン生成ステップは、
前記第1のリソースプールテーブルを使用して既に生成されている少なくとも一つの前記既存の仮想マシンに割り当てられた優先度と前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度とを比較し、前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度よりも低い優先度を割り当てられた前記既存の仮想マシンのうちの少なくとも一つを消滅させ、その結果として新たに未使用物理資源量となる、当該仮想マシンに割り当てられていた、物理資源量を割り当てることにより前記新しい仮想マシンを生成するステップ
を含み、
前記第3の新規仮想マシン生成ステップは、
前記第1のユーザからの新たな仮想マシンの生成の指示に基づき、該新たな仮想マシンの生成に必要な物理資源量が前記第1の物理マシンでしか確保できないが、前記第1の物理マシンに既に生成されている前記既存の仮想マシンに該必要な物理資源量の少なくとも一部が既に割り当てられている場合には、該既存の仮想マシンを前記第2の物理マシンに生成し直すことにより未割当となる物理資源量を使用して前記第1の物理マシンに前記新たな仮想マシンを生成するステップ
を含み、
前記第4の新規仮想マシン生成ステップは、
前記第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルに登録された前記未使用資源量の合計と、前記総物理資源量のうちの各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量以外の物理資源量であるシステム未使用物理資源量と、仮想マシンを生成するときに該仮想マシンに割り当てる物理資源の量であり、前記複数のユーザに対応して予め定められた物理資源の量のうちの前記第1のユーザに対応して定められた物理資源の量とを比較して最も少ない物理資源量を前記新しい仮想マシンに割り当てる割当物理資源量とするステップと、
前記割当物理資源量に等しい物理資源量を、前記システム未使用物理資源量から論理的に分割して前記第1のリソースプールテーブルに登録されている前記部分物理資源量に新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成するステップと
を含む
ことを特徴とする仮想マシン管理方法。
(付記7)
複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成された複数の既存の仮想マシンとを備え、前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられた仮想マシン管理システムにおいて、
前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1のステップと、
前記第1のステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2のステップと、
前記第1のステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの前記第1のリソースプールテーブル以外の他のリソースプールテーブルに登録された前記物理資源量のうちの前記未使用物理資源量を調べ、該未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上であるリソースプールテーブルがあるときには、当該リソースプールテーブルに登録された前記未使用物理資源量から前記必要物理資源量に等しい物理資源量を当該リソースプールテーブルから削除し、こうして削除した物理資源量を前記第1のリソースプールテーブルに新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第3のステップと
を含む
ことを特徴とする仮想マシン管理方法。
(付記8)
複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成され、それぞれ固有の優先度が割り当てられた複数の既存の仮想マシンとを備え、前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられた仮想マシン管理システムにおいて、
前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1のステップと、
前記第1のステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2のステップと、
前記第1のステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記第1のリソースプールテーブルを使用して既に生成されている少なくとも一つの前記既存の仮想マシンに割り当てられた優先度と前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度とを比較し、前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度よりも低い優先度を割り当てられた前記既存の仮想マシンのうちの少なくとも一つを消滅させ、その結果として新たに未使用物理資源量となる、当該仮想マシンに割り当てられていた、物理資源量を割り当てることにより前記新しい仮想マシンを生成する第3のステップと
を含む
ことを特徴とする仮想マシン管理方法。
(付記9)
複数のユーザで使用される第1および第2の物理マシンと、各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、第1および第2の物理マシンを構成する各種の物理資源の量である物理資源量を使用して生成された複数の既存の仮想マシンとを備え、前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられた仮想マシン管理システムにおいて、
前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1のステップと、
前記第1のステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2のステップと、
前記第1のステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記必要物理資源量が前記第1の物理マシンでしか確保できないが、前記第1の物理マシンに既に生成されている前記既存の仮想マシンに該必要な物理資源量の少なくとも一部が既に割り当てられているときには、該既存の仮想マシンを前記第2の物理マシンに生成し直すことにより未割当となる物理資源量を使用して前記第1の物理マシンに前記新たな仮想マシンを生成する第3のステップと
を含む
ことを特徴とする仮想マシン管理方法。
(付記10)
複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成された複数の既存の仮想マシンとを備え、前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられた仮想マシン管理システムにおいて、
前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1のステップと、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2のステップと、
前記第1のステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルに登録された前記未使用資源量の合計と、前記総物理資源量のうちの各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量以外の物理資源量であるシステム未使用物理資源量と、仮想マシンを生成するときに該仮想マシンに割り当てる物理資源の量であり、前記複数のユーザに対応して予め定められた物理資源の量のうちの前記第1のユーザに対応して定められた物理資源の量とを比較して最も少ない物理資源量を前記新しい仮想マシンに割り当てる割当物理資源量とする第3のステップと、
前記割当物理資源量に等しい物理資源量を、前記システム未使用物理資源量から論理的に分割して前記第1のリソースプールテーブルに登録されている前記部分物理資源量に新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第4のステップと
を含む
ことを特徴とする仮想マシン管理方法。
(付記11)
複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成された複数の既存の仮想マシンとを備え、前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられた仮想マシン管理システムにおいて、
前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1の処理と、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2の処理と、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの前記第1のリソースプールテーブル以外の他のリソースプールテーブルに登録された前記物理資源量のうちの前記未使用物理資源量を調べ、該未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上であるリソースプールテーブルがあるときには、当該リソースプールテーブルに登録された前記未使用物理資源量から前記必要物理資源量に等しい物理資源量を当該リソースプールテーブルから削除し、こうして削除した物理資源量を前記第1のリソースプールテーブルに新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第3の処理と
を含む第1の新規仮想マシン生成処理、
および、
前記第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第4の処理と、
前記第4の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第5の処理と、
前記第4の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記第1のリソースプールテーブルを使用して既に生成されている少なくとも一つの前記既存の仮想マシンに割り当てられた優先度と前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度とを比較し、前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度よりも低い優先度を割り当てられた前記既存の仮想マシンのうちの少なくとも一つを消滅させ、その結果として新たに未使用物理資源量となる、当該仮想マシンに割り当てられていた、物理資源量を割り当てることにより前記新しい仮想マシンを生成する第6の処理と
を含む第2の新規仮想マシン生成処理、
および、
前記第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第7の処理と、
前記第7の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第8の処理と、
前記第7の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記必要物理資源量が前記第1の物理マシンでしか確保できないが、前記第1の物理マシンに既に生成されている前記既存の仮想マシンに該必要な物理資源量の少なくとも一部が既に割り当てられている場合には、該既存の仮想マシンを前記第2の物理マシンに生成し直すことにより未割当となる物理資源量を使用して前記第1の物理マシンに前記新たな仮想マシンを生成する第9の処理
を含む第3の新規仮想マシン生成処理、
および、
前記第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第10の処理と、
前記第10の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第11の処理と、
前記第10の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルの前記未使用資源量の合計と、前記総物理資源量のうちの各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量以外の物理資源量であるシステム未使用物理資源量と、仮想マシンを生成するときに該仮想マシンに割り当てる物理資源の量であり、前記複数のユーザに対応して予め定められた物理資源の量のうちの前記第1のユーザに対応して定められた物理資源の量とを比較して最も少ない物理資源量を前記新しい仮想マシンに割り当てる割当物理資源量とする第12の処理と、
前記割当物理資源量に等しい物理資源量を、前記システム未使用物理資源量から論理的に分割して前記第1のリソースプールテーブルに登録されている前記部分物理資源量に新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第12の処理と
を含む第4の新規仮想マシン生成処理
のうちのいずれかの新規仮想マシン生成処理
をコンピュータに実行させることを特徴とする仮想マシン管理プログラム。
(付記12)
複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成された複数の既存の仮想マシンとを備え、前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられた仮想マシン管理システムにおいて、
前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1の処理と、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2の処理と、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルうちの前記第1のリソースプールテーブル以外の他のリソースプールテーブルに登録された前記物理資源量のうちの前記未使用物理資源量を調べ、該未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上であるリソースプールテーブルがあるときには、当該リソースプールテーブルに登録された前記未使用物理資源量から前記必要物理資源量に等しい物理資源量を当該リソースプールテーブルから削除し、こうして削除した物理資源量を前記第1のリソースプールテーブルに新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第3の処理と
をコンピュータに実行させることを特徴とする仮想マシン管理プログラム。
(付記13)
複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成され、それぞれ固有の優先度が割り当てられた複数の既存の仮想マシンとを備え、前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられた仮想マシン管理システムにおいて、
前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1の処理と、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2の処理と、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記第1のリソースプールテーブルを使用して既に生成されている少なくとも一つの前記既存の仮想マシンに割り当てられた優先度と前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度とを比較し、前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度よりも低い優先度を割り当てられた前記既存の仮想マシンのうちの少なくとも一つを消滅させ、その結果として新たに未使用物理資源量となる、当該仮想マシンに割り当てられていた、物理資源量を割り当てることにより前記新しい仮想マシンを生成する第3の処理と
をコンピュータに実行させることを特徴とする仮想マシン管理プログラム。
(付記14)
複数のユーザで使用される第1および第2の物理マシンと、各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、第1および第2の物理マシンを構成する各種の物理資源の量である物理資源量を使用して生成された複数の既存の仮想マシンとを備え、前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられた仮想マシン管理システムにおいて、
前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1の処理と、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2のステップと、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記必要物理資源量が前記第1の物理マシンでしか確保できないが、前記第1の物理マシンに既に生成されている前記既存の仮想マシンに該必要な物理資源量の少なくとも一部が既に割り当てられている場合には、該既存の仮想マシンを前記第2の物理マシンに生成し直すことにより未割当となる物理資源量を使用して前記第1の物理マシンに前記新たな仮想マシンを生成する処理
をコンピュータに実行させることを特徴とする仮想マシン管理プログラム。
(付記15)
複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成された複数の既存の仮想マシンとを備え、前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられた仮想マシン管理システムにおいて、
前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1の処理と、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2の処理と、
前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルの前記未使用資源量の合計と、前記総物理資源量のうちの各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量以外の物理資源量であるシステム未使用物理資源量と、仮想マシンを生成するときに該仮想マシンに割り当てる物理資源の量であり、前記複数のユーザに対応して予め定められた物理資源の量のうちの前記第1のユーザに対応して定められた物理資源の量とを比較して最も少ない物理資源量を前記新しい仮想マシンに割り当てる割当物理資源量とする第3の処理
前記割当物理資源量に等しい物理資源量を、前記システム未使用物理資源量から論理的に分割して前記第1のリソースプールテーブルに登録されている前記部分物理資源量に新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第4の処理と
をコンピュータに実行させることを特徴とする仮想マシン管理プログラム。
10 システム制御装置
20 物理マシン
30 ネットワーク機器
100 システム制御部
101 仮想マシン制御部
102 物理マシン制御部
103 記憶部
110 ユーザ別割り当て物理資源テーブル
111 ユーザ別使用中物理資源テーブル
112 仮想マシン優先度テーブル
113 システム管理物理資源テーブル
114 ユーザ別追加物理資源規定値テーブル
115 リソースプールテーブル

Claims (10)

  1. 複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、
    各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、
    各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成された複数の既存の仮想マシンと、
    制御装置と
    を備え、
    前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられ、
    前記制御装置は、
    前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する比較処理と、
    前記比較処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第1の生成処理と、
    前記比較処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、第1乃至4の新規仮想マシン生成処理のうちのいずれかを実行して前記新しい仮想マシンを生成する第2の生成処理と
    を実行し、
    前記第1の新規仮想マシン生成処理は、
    前記第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの前記第1のリソースプールテーブル以外の他のリソースプールテーブルに登録された前記物理資源量のうちの前記未使用物理資源量を調べ、該未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上であるリソースプールテーブルがあるときには、当該リソースプールテーブルに登録された前記未使用物理資源量から前記必要物理資源量に等しい物理資源量を当該リソースプールテーブルから削除し、こうして削除した物理資源量を前記第1のリソースプールテーブルに新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する処理
    を含み、
    前記第2の新規仮想マシン生成処理は、
    前記第1のリソースプールテーブルを使用して既に生成されている少なくとも一つの前記既存の仮想マシンに割り当てられた優先度と前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度とを比較し、前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度よりも低い優先度を割り当てられた前記既存の仮想マシンのうちの少なくとも一つを消滅させ、その結果として新たに未使用物理資源量となる、当該仮想マシンに割り当てられていた、物理資源量を割り当てることにより前記新しい仮想マシンを生成する処理
    を含み、
    前記第3の新規仮想マシン生成処理は、
    前記新たな仮想マシンの生成に必要な物理資源量が複数の前記物理マシンのうちの第1の物理マシンでしか確保できないが、該第1の物理マシンに既に生成されている前記既存の仮想マシンに該必要な物理資源量の少なくとも一部が既に割り当てられている場合には、該既存の仮想マシンを複数の前記物理マシンにうちの第2の物理マシンに生成し直すことにより未割当となる物理資源量を使用して前記第1の物理マシンに前記新たな仮想マシンを生成する処理
    を含み、
    前記第4の新規仮想マシン生成処理は、
    前記第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルに登録された前記未使用資源量の合計と、前記総物理資源量のうちの各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量以外の物理資源量であるシステム未使用物理資源量と、仮想マシンを生成するときに該仮想マシンに割り当てる物理資源の量であり、前記複数のユーザに対応して予め定められた物理資源の量のうちの前記第1のユーザに対応して定められた物理資源の量とを比較して最も少ない物理資源量を前記新しい仮想マシンに割り当てる割当物理資源量とする処理と、
    前記割当物理資源量に等しい物理資源量を、前記システム未使用物理資源量から論理的に分割して前記第1のリソースプールテーブルに登録されている前記部分物理資源量に新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する処理と
    を含む
    ことを特徴とする仮想マシン管理システム。
  2. 複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、
    各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、
    各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成された複数の既存の仮想マシンと、
    制御装置と
    を備え、
    前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられ、
    前記制御装置は、
    前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1の処理と、
    前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2の処理と、
    前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの前記第1のリソースプールテーブル以外の他のリソースプールテーブルに登録された前記物理資源量のうちの前記未使用物理資源量を調べ、該未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上であるリソースプールテーブルがあるときには、当該リソースプールテーブルに登録された前記未使用物理資源量から前記必要物理資源量に等しい物理資源量を当該リソースプールテーブルから削除し、こうして削除した物理資源量を前記第1のリソースプールテーブルに新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第3の処理と、
    を行う
    ことを特徴とする仮想マシン管理システム。
  3. 複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、
    各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、
    各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成され、それぞれ固有の優先度が割り当てられた複数の既存の仮想マシンと、
    制御装置と
    を備え、
    前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられ、
    前記制御装置は、
    前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1の処理と、
    前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2の処理と、
    前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記第1のリソースプールテーブルを使用して既に生成されている少なくとも一つの前記既存の仮想マシンに割り当てられた優先度と前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度とを比較し、前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度よりも低い優先度を割り当てられた前記既存の仮想マシンのうちの少なくとも一つを消滅させ、その結果として新たに未使用物理資源量となる、当該仮想マシンに割り当てられていた、物理資源量を割り当てることにより前記新しい仮想マシンを生成する第3の処理と
    を行う
    ことを特徴とする仮想マシン管理システム。
  4. 複数のユーザで使用される第1および第2の物理マシンと、
    各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、
    第1および第2の物理マシンを構成する各種の物理資源の量である物理資源量を使用して生成された複数の既存の仮想マシンと、
    制御装置と
    を備え、
    前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられ、
    前記制御装置は、
    前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1の処理と、
    前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2の処理と、
    前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記必要物理資源量が前記第1の物理マシンでしか確保できないが、該第1の物理マシンに既に生成されている前記既存の仮想マシンに該必要な物理資源量の少なくとも一部が既に割り当てられているときには、該既存の仮想マシンを前記第2の物理マシンに生成し直すことにより未割当となる物理資源量を使用して前記第1の物理マシンに前記新たな仮想マシンを生成する
    ことを特徴とする仮想マシン管理システム。
  5. 複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、
    各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、
    各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成され、それぞれ固有の優先度が割り当てられた複数の既存の仮想マシンと、
    制御装置と
    を備え、
    前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられ、
    前記制御装置は、
    前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた複数のリソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1の処理と、
    前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2の処理と、
    前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記第1のユーザに割り当てられた前記複数のリソースプールテーブルに登録された前記未使用資源量の合計と、前記総物理資源量のうちの各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量以外の物理資源量であるシステム未使用物理資源量と、仮想マシンを生成するときに該仮想マシンに割り当てる物理資源の量であり、前記複数のユーザに対応して予め定められた物理資源の量のうちの前記第1のユーザに対応して定められた物理資源の量とを比較して最も少ない物理資源量を前記新しい仮想マシンに割り当てる割当物理資源量とする第3の処理と、
    前記割当物理資源量に等しい物理資源量を、前記システム未使用物理資源量から論理的に分割して前記第1のリソースプールテーブルに登録されている前記部分物理資源量に新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第4の処理と
    を行う
    ことを特徴とする仮想マシン管理システム。
  6. 複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成された複数の既存の仮想マシンとを備え、前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられた仮想マシン管理システムにおいて、
    前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた複数のリソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する比較処理と、
    前記第1のステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第1の生成ステップと、
    前記比較ステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、第1乃至4の新規仮想マシン生成ステップのうちのいずれかを実行して前記新しい仮想マシンを生成する第2の生成ステップと
    を含み、
    前記第1の新規仮想マシン生成ステップは、
    前記第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの前記第1のリソースプールテーブル以外の他のリソースプールテーブルに登録された前記物理資源量のうちの前記未使用物理資源量を調べ、該未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上であるリソースプールテーブルがあるときには、当該リソースプールテーブルに登録された前記未使用物理資源量から前記必要物理資源量に等しい物理資源量を当該リソースプールテーブルから削除し、こうして削除した物理資源量を前記第1のリソースプールテーブルに新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成するステップ
    を含み、
    前記第2の新規仮想マシン生成ステップは、
    前記第1のリソースプールテーブルを使用して既に生成されている少なくとも一つの前記既存の仮想マシンに割り当てられた優先度と前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度とを比較し、前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度よりも低い優先度を割り当てられた前記既存の仮想マシンのうちの少なくとも一つを消滅させ、その結果として新たに未使用物理資源量となる、当該仮想マシンに割り当てられていた、物理資源量を割り当てることにより前記新しい仮想マシンを生成するステップ
    を含み、
    前記第3の新規仮想マシン生成ステップは、
    前記第1のユーザからの新たな仮想マシンの生成の指示に基づき、該新たな仮想マシンの生成に必要な物理資源量が前記第1の物理マシンでしか確保できないが、前記第1の物理マシンに既に生成されている前記既存の仮想マシンに該必要な物理資源量の少なくとも一部が既に割り当てられている場合には、該既存の仮想マシンを前記第2の物理マシンに生成し直すことにより未割当となる物理資源量を使用して前記第1の物理マシンに前記新たな仮想マシンを生成するステップ
    を含み、
    前記第4の新規仮想マシン生成ステップは、
    前記第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルに登録された前記未使用資源量の合計と、前記総物理資源量のうちの各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量以外の物理資源量であるシステム未使用物理資源量と、仮想マシンを生成するときに該仮想マシンに割り当てる物理資源の量であり、前記複数のユーザに対応して予め定められた物理資源の量のうちの前記第1のユーザに対応して定められた物理資源の量とを比較して最も少ない物理資源量を前記新しい仮想マシンに割り当てる割当物理資源量とするステップと、
    前記割当物理資源量に等しい物理資源量を、前記システム未使用物理資源量から論理的に分割して前記第1のリソースプールテーブルに登録されている前記部分物理資源量に新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成するステップと
    を含む
    ことを特徴とする仮想マシン管理方法。
  7. 複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成された複数の既存の仮想マシンとを備え、前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられた仮想マシン管理システムにおいて、
    前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1のステップと、
    前記第1のステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2のステップと、
    前記第1のステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの前記第1のリソースプールテーブル以外の他のリソースプールテーブルに登録された前記物理資源量のうちの前記未使用物理資源量を調べ、該未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上であるリソースプールテーブルがあるときには、当該リソースプールテーブルに登録された前記未使用物理資源量から前記必要物理資源量に等しい物理資源量を当該リソースプールテーブルから削除し、こうして削除した物理資源量を前記第1のリソースプールテーブルに新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第3のステップと
    を含む
    ことを特徴とする仮想マシン管理方法。
  8. 複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成され、それぞれ固有の優先度が割り当てられた複数の既存の仮想マシンとを備え、前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられた仮想マシン管理システムにおいて、
    前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1のステップと、
    前記第1のステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2のステップと、
    前記第1のステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記第1のリソースプールテーブルを使用して既に生成されている少なくとも一つの前記既存の仮想マシンに割り当てられた優先度と前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度とを比較し、前記新しい仮想マシンに割り当てられた優先度よりも低い優先度を割り当てられた前記既存の仮想マシンのうちの少なくとも一つを消滅させ、その結果として新たに未使用物理資源量となる、当該仮想マシンに割り当てられていた、物理資源量を割り当てることにより前記新しい仮想マシンを生成する第3のステップと
    を含む
    ことを特徴とする仮想マシン管理方法。
  9. 複数のユーザで使用される第1および第2の物理マシンと、各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、第1および第2の物理マシンを構成する各種の物理資源の量である物理資源量を使用して生成された複数の既存の仮想マシンとを備え、前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられた仮想マシン管理システムにおいて、
    前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1のステップと、
    前記第1のステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2のステップと、
    前記第1のステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記必要物理資源量が前記第1の物理マシンでしか確保できないが、前記第1の物理マシンに既に生成されている前記既存の仮想マシンに該必要な物理資源量の少なくとも一部が既に割り当てられているときには、該既存の仮想マシンを前記第2の物理マシンに生成し直すことにより未割当となる物理資源量を使用して前記第1の物理マシンに前記新たな仮想マシンを生成する第3のステップと
    を含む
    ことを特徴とする仮想マシン管理方法。
  10. 複数のユーザで使用される少なくとも一つの物理マシンと、各前記物理マシンを構成する各種の物理資源の量である総物理資源量を論理的に分割してなる複数の部分物理資源量がそれぞれ登録された複数のリソースプールテーブルと、各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量が割当済み物理資源量として割り当てられることにより生成された複数の既存の仮想マシンとを備え、前記複数のユーザには、該ユーザ毎に異なる少なくとも一つの前記リソースプールテーブルが割り当てられた仮想マシン管理システムにおいて、
    前記複数のユーザのうちの第1のユーザから、該第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルのうちの第1のリソースプールテーブルを使用して新しい仮想マシンを生成するために必要な物理資源の量である必要物理資源量を受け取り、前記第1のリソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量のうちの、前記既存の仮想マシンを生成するために既に割り当てられている前記割当済み物理資源量以外の物理資源量である未使用物理資源量と、前記必要物理資源量とを比較する第1のステップと、
    前記第1の処理における比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量以上の場合、該未使用物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第2のステップと、
    前記第1のステップにおける比較の結果、前記未使用物理資源量が前記必要物理資源量より少ない場合、前記第1のユーザに割り当てられた少なくとも一つの前記リソースプールテーブルに登録された前記未使用資源量の合計と、前記総物理資源量のうちの各前記リソースプールテーブルに登録された前記部分物理資源量以外の物理資源量であるシステム未使用物理資源量と、仮想マシンを生成するときに該仮想マシンに割り当てる物理資源の量であり、前記複数のユーザに対応して予め定められた物理資源の量のうちの前記第1のユーザに対応して定められた物理資源の量とを比較して最も少ない物理資源量を前記新しい仮想マシンに割り当てる割当物理資源量とする第3のステップと、
    前記割当物理資源量に等しい物理資源量を、前記システム未使用物理資源量から論理的に分割して前記第1のリソースプールテーブルに登録されている前記部分物理資源量に新たに登録し、こうして新たに登録された物理資源量を使用して前記新しい仮想マシンを生成する第4のステップと
    を含む
    ことを特徴とする仮想マシン管理方法。
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