JP6511025B2 - リソース割当装置、リソース割当方法およびリソース割当プログラム - Google Patents

リソース割当装置、リソース割当方法およびリソース割当プログラム Download PDF

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Description

本発明は、仮想計算機システムのリソース割当装置、リソース割当方法およびリソース割当プログラムに関する。
仮想計算機システムにより専用サーバで実現していた網機能等の処理を仮想化(ソフトウェア化)すると、スケジューラのCPUリソースの切替え等によって、網機能等の処理の性能や品質を維持できないことがある。このため、仮想CPUを固定の物理CPU(CPUコア)に対応付けるCPUリソースの固定割当が必要となる。
しかし、エンドユーザからの仮想リソース要求に対して自動で仮想リソースを払い出すシステム(仮想リソース自動払出システム)による仮想計算機システムにおいては、CPUリソースの固定割当を自動的に行うことができない。
このため、例えば、非特許文献1には、OpenStackにおいて、仮想CPUを物理CPUに割り付ける範囲を設定ファイルのvcpu_pin_setパラメータに設定して、CPUリソースを固定割当する方法を開示している。
また、非特許文献2には、virshコマンドにより、仮想CPUを物理CPUコアに割り当てる方法を開示している
OpenStack Foundation"Consider NUMA topology when booting instances"、[online]、UPDATED: 2016-07-7 05:25、[2016/7/7検索]、インターネット<URL:http://docs.openstack.org/admin-guide/cli-nova-numa-libvirt.html> redhat "Red Hat Enterprise Linux 6 仮想化のチューニングと最適化ガイド"、[online]、2013-10-31、[2016/7/7検索]、インターネット<URL:https://access.redhat.com/documentation/ja-JP/Red_Hat_Enterprise_Linux/6/html-single/Virtualization_Tuning_and_Optimization_Guide/index.html#sect-Virtualization_Tuning_Optimization_Guide-NUMA-NUMA_and_libvirt-vcpu_pinning_with_virsh>
上記の非特許文献1の先行技術によれば、CPUリソースの固定割当が可能となるが、複数の仮想リソースが共通の物理CPUに割当てられ、仮想リソース毎に割当てられる物理CPUを変えることができない問題がある。
また、上記の特許文献2の先行技術によれば、CPUリソースの固定割当が可能となるが、コマンドラインによる設定のため、仮想リソースの自動払出後の手続きとなり、環境構築の手続きが煩雑になるという問題がある。
本発明の目的は、仮想リソースの自動払出システムにおいて、仮想リソース毎に割当てられる物理CPU(CPUコア)を変えることができ、かつ仮想リソースの固定割当を自動払出の一部として行えるリソース割当装置、リソース割当方法およびリソース割当プログラムを提供することにある。
前記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、仮想計算機システムのリソース割当装置であって、仮想CPUをCPUコア単位に1対1に固定割当するCPUリソースの指定情報を有する仮想CPUのリソース要求情報が入力される入力部と、前記リソース要求情報に基づいて複数の割当可能なCPUリソース候補を抽出するリソース抽出部と、抽出された前記CPUリソース候補からHW割当条件に基づいて割当てるCPUリソースを選定する割当先リソース選定部と、選定されたCPUリソースを固定割当するリソース固定割当部と、選定されたCPUリソースを多重割当するリソース多重割当部と、を備えるようにした。
このようにすることで、仮想リソース毎に割当られるCPUコアを変えることができ、かつ仮想リソースの固定割当を自動払出できるようにして環境構築を容易にする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のリソース割当装置において、前記リソース要求情報は、割当てるCPUのCPU使用率を指定する情報、または、割当てるCPUのCPU識別番号を指定する情報、または、固定割当を指示する指示情報の少なくとも1つ固定割当するCPUリソースの指定情報として含むようにした。
ようにした。
このようにすることで、固定割当するリソースの指定を容易に行うことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のリソース割当装置において、さらに、割当可能なCPUリソース毎に、CPUリソースの識別番号と、割当て可能なCPU性能比率の上限を表す多重率と、割当済CPUリソースのCPU使用率と、を含むリソース管理テーブル記憶部とを備えるようにした。
このようにすることで、CPUリソースの管理を容易に行うことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のリソース割当装置において、前記リソース要求情報は、割当てるCPUのCPU使用率を指定する情報を含み、前記リソース抽出部は、前記多重率の示す値と前記CPU使用率の示す値との差分が、前記リソース要求情報に指定されたCPU使用率以上の時に、割当可能なCPUとして抽出するようにした。
このようにすることで、CPUリソースの割当可否の判定を容易に行うことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載のリソース割当装置において、前記リソース固定割当部は、前記リソース要求情報において、割当てるCPUのCPU使用率を指定する情報に100%の値が指定されているか、または、割当てるCPUのCPU識別番号を指定する情報に特定のCPUリソースが指定されているか、または、固定割当を指示する指示情報が指定されているときに、前記割当先リソース選定部で選定されたCPUリソースの固定割当を行うようにした。
このようにすることで、固定割当するCPUリソースの指定を容易に行うことができる。
請求項6に記載の発明は、仮想計算機システムのリソース割当方法であって、仮想CPUをCPUコア単位に1対1に固定割当するCPUリソースの指定情報を有する仮想CPUのリソース要求情報が入力されるステップと、前記リソース要求情報に基づいて複数の割当可能なCPUリソース候補を抽出するステップと、抽出された前記CPUリソース候補からHW割当条件に基づいて割当てるCPUリソースを選定するステップと、選定されたCPUリソースを固定割当するか、または、選定されたCPUリソースを多重割当するステップと、を含むようにした。
このようにすることで、仮想リソースの固定割当を自動払出できるようにする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のリソース割当方法において、前記リソース要求情報には、割当てるCPUのCPU使用率を指定する情報、を含み、割当て可能なCPU性能比率の上限を表す多重率と、割当済CPUリソースのCPU使用率と、を割当可能なCPUリソース毎に記憶するリソース管理テーブルを参照して、前記多重率の示す値と前記CPU使用率の示す値との差分が、前記リソース要求情報に指定されたCPU使用率以上のCPUリソースを、割当可能なCPUリソースとして抽出するようにした。
このようにすることで、CPUリソースの管理を容易に行うことができ、さらに、CPUリソースの割当可否の判定を容易に行うことができる。
請求項8に記載の発明は、リソース割当プログラムであって、コンピュータを、請求項1から請求項5のいずれかのリソース割当装置として機能させるためのリソース割当プログラムとした。
このようにすることで、仮想リソースの固定割当を自動払出で行うことができる。
本発明によれば、仮想リソース毎に割当られるCPUコアを変えることができ、かつ仮想リソースの固定割当を自動払出で行えるので、CPUコアを有効に使うことができ、かつ仮想計算機システムの構築を容易に行うことができる。
リソース割当装置の処理概要を説明する図である。 リソース割当装置のモジュール構成図である。 リソース割当装置の割当処理概要フロー図である。 リソース割当装置のリソース要求情報の定義内容を説明する図である。 リソース割当装置のリソース管理テーブルの構成の一例を示す図である。 割当可能リソースの抽出処理の処理フローである。 割当可能リソースの抽出一覧を説明する図である。
まず、実施形態のリソース割当装置3の処理概要を、図1により説明する。
実施形態のリソース割当装置3は、エンドユーザからの仮想リソース(VM)要求に対して自動で仮想リソースを払い出すシステム(仮想リソース自動払出システム)において、CPUコア単位でリソースの管理を行い、仮想リソース要求に対して、割当可能CPUコアの抽出、割当先リソースの選定を行い、固定割当を行った仮想リソースの払出を行う。
本明細書では、仮想CPU(仮想リソース)をCPUコア(物理リソース)単位に1対1に割当てることを固定割当と称し、1対1を含み仮想CPUをCPUコアにn対1に割当てることを多重割当と称する。
より詳しくは、図1の仮想リソースVM#1(1a)、仮想リソースVM#2(1b)、仮想リソースVM#3(1c)のそれぞれの3つ仮想CPUを、物理リソースHW#1(2a)、物理リソースHW#2(2b)、物理リソースHW#3(2c)のそれぞれの8CPUコアへの割当を行うものである。言うまでもないが、CPUコアの数は8に限定されるものではない。
ここで、仮想リソースVM#1(1a)は、仮想化によっても性能/品質を維持するために、オーバーヘッドを低減して性能の帯域維持が可能な占有モードとなるように、仮想CPUと物理リソースCPUコアを1対1の固定割当とする。仮想リソースVM#2(1b)と仮想リソースVM#3(1c)は、複数の仮想CPU間で物理リソースのCPUコアを共用(重畳)することが可能な共用モードになるように、仮想CPUをCPUコアに割当てる(多重割当)。
つぎに、実施形態のリソース割当装置3の構成を、図2のモジュール構成図と、図3の割当処理概要フロー図により詳細に説明する。
まず、図2によりモジュール構成を説明する。
実施形態のリソース割当装置3は、リソース払出制御部31とリソース管理テーブル32の記憶部とから構成される。そして、リソース払出制御部31は、リソース管理テーブル32を参照しながら、仮想リソースの割当てを行うリソース要求部30から入力されたリソース要求情報4の条件を満たす空きリソースがある物理リソースを物理リソース2a、2b、2c、2dから抽出し、1つの物理リソースを選定し、選定した物理リソースに要求された仮想リソースを割当て、割当結果であるリソース払出情報をリソース要求部30に通知する。
リソース払出制御部31は、要求受付処理部311とリソース管理部312と割当可能リソース抽出部313と割当先リソース選定部314とリソース固定割当部315とリソース多重割当部316とから構成される。
ここで、要求受付処理部311は、後述するリソース要求情報4とリソース払出情報の入出力を行い、以降に説明する処理モジュールの連携操作を行う。
リソース管理部312は、物理リソースのCPUコア毎のリソース状況を保持するリソース管理テーブル32に基づいて、仮想リソース生成時に、割当先リソースと固定割当したCPUコアを管理する。
割当可能リソース抽出部313は、リソース管理部312と連携して、後述する抽出方法によりリソース要求情報4の条件を満たす割当可能リソース(割当先物理リソース候補)の一覧を求める。
割当先リソース選定部314は、割当可能リソース(割当先物理リソース候補)の一覧から、所定ルールにより、割当先物理リソースと各仮想CPUの割当先CPUコアを決める。
リソース固定割当部315は、割当先リソース選定部314により選定されたCPUの固定割当を行う処理部である。
リソース多重割当部316は、割当先リソース選定部314により選定されたCPUの多重割当を行う処理部である。
つぎに、図3の割当処理概要フロー図を説明しながら、より詳細に、実施形態のリソース割当装置3を説明する。
まず、リソース割当装置3の要求受付処理部311(図2参照)は、図4に一例を示すリソース要求情報4を受付ける(ステップS31)。
ここで、リソース要求情報4の定義内容を図4により説明する。
図4のリソース要求情報4は、割当てる仮想CPUの割当条件(属性)を定義しており、num_vcpu属性により割当る仮想CPU数を設定する。そして、vcpu0属性、vcpu1属性、…、vcpu5属性により、それぞれの仮想CPUの割当条件を設定する。
さらに、anti-affinity属性により、同一CPUコアへの割当不可の仮想CPU関係(ペア/範囲の一覧)を設定する。図4では、vcpu0からvcpu5の仮想CPUを同じCPUコアへの割当不可としているので、仮想CPUは異なる複数(6つ)のCPUコアに割当てられる。
仮想CPUの割当条件(属性)は、仮想CPU使用率を示すloadパラメータと、割当CPUコアを指定するcoreパラメータと、割当重要度を指定するroleパラメータと、から構成される。
詳細は後述するが、実施形態の割当処理では、上記のリソース要求情報4のloadパラメータを100%に設定して仮想CPUの固定割当を行うようにしている。しかし、固定割当するCPUコアを指定するoccupying属性を設けて、直接指定するようにしてもよい。
図3に戻り、リソース要求情報4を受けた要求受付処理部311は、割当可能リソース抽出部313を起動する。割当可能リソース抽出部313は、リソース管理テーブル32を管理するリソース管理部312と連携して、割当可能なリソースの抽出処理を行う(S32)。
図5は、リソース管理テーブル32の構成の一例を示す図である。
リソース管理テーブル32は、ホスト名、IPアドレス等により識別される物理リソースの識別情報(アクセスID)であるHW項目321と、CPUコアの識別情報であるcore項目322と、基準となるCPU性能とCPUコアの性能の比率(CPU性能比率)であり、割当て可能なCPU使用率の上限を表す多重率323と、割当済み仮想CPU累積のCPU使用率を表す使用率324と、仮想CPUとその仮想リソースを表す割当先326とから構成される。
リソース管理部312は、HW項目321とcore項目322のペアを管理単位とする。
また、リソース管理テーブル32は、仮想CPUが固定割当されたCPUコアが別のリソース要求情報4により多重割当されないように、割当状態を表す状態項目325をもつようにしてもよい。例えば、固定割当されたCPUコアの状態項目325には、「占有」が設定され、他の仮想CPUが割当可能なCPUコアの状態項目325には、「共有」が設定される。
この割当状態を表す状態項目325を「占有」に設定することに限らず、固有割当したCPUコアの使用率324をCPUコアのCPU使用率の上限を表す多重率323の値に変更することによっても、他のCPUリソースの多重割当を防止することができる。
図5においてリソース管理テーブル32の多重率323の値は、100%となっているが、100%が上限値ではなく、物理リソースの性能比率に応じて値を設定する。高性能な物理リソースでは、100%より大きな値を設定する。これにより、性能の異なる物理リソースで構成されるシステムにおいても、ひとつのリソース要求情報4に基づいて、リソース割当を行うことができる。
図5において、HW項目321が「#0」、core項目322が「0」の割当先326が「for Host OS」のCPUコアは、多重率323を0%にして、CPUコアに仮想リソースが割当されないようにしている。これにより、HostOSが占有する動作となる。
図3に戻り、ステップS32の割当可能リソースの抽出処理を説明する。
図6は、割当可能リソース抽出部313で行う割当可能リソースの抽出処理の詳細な処理フローである。
図6の処理フローでは、図5に示したリソース管理テーブル32のHW項目321とcore項目322のペアで指定されるCPUコアである割当コア毎に割当の可否を判定し、図7に示す割当可能リソースの抽出一覧7を作成する。
図7の割当可能リソースの抽出一覧7は、物理リソースの識別情報であるHW項目71と、CPUコアの識別情報であるcore項目72と、CPUコアのCPU性能比率の上限を表す多重率73と、割当済みCPUのCPU性能比率を表す使用率74と、仮想CPUの割当可否の判定結果を記録する項目であるVcpu0(75)、Vcpu1(76)、…、Vcpu5(78)をもつ。ここで、HW項目71とcore項目72と多重率73は、図5のリソース管理テーブル32に対応する。
図6に戻り処理フローを説明する。
割当可能リソース抽出部313は、ステップS601で、リソース要求情報4のnum_vcpu属性に設定された仮想CPU数分、仮想CPU毎に繰り返す、ステップS614までの処理を開始する。
そして、割当可能リソース抽出部313は、ステップS602で、coreパラメータで指定された割当コア(割当CPUコア)毎に繰り返す、ステップS606までの処理を開始する。
ステップS603では、割当コア毎に多重率323から使用率324を減算した値が、リソース要求情報4のloadパラメータに設定された要求使用率以上であるか否かを判定する。つまり、仮想CPUをCPUコアに割当てた際に、要求性能を満たすか否かを判定する。
要求使用率以上であれば(S603のYes)、ステップS604に進み、割当可能リソースの抽出一覧7に「可」を記録して、割当可設定する。さらに、使用率74に要求使用率を加算する。そして、ステップS606に進み、次の割当コアの処理を行う。要求使用率未満であれば(S603のNo)、ステップS605に進み、割当可能リソースの抽出一覧7に「不可」を記録して、割当不可設定する。そして、ステップS606に進み、次の割当コアの処理を行う。
ステップS602からステップS606の割当コア毎の繰り返し処理を終了すると、リソース要求情報4のroleパラメータを判定し(ステップS607)、roleパラメータが、割当重要度が必須を意味する「must」であれば(ステップS607のmust)、ステップS614に進み、次の仮想CPUの処理を行う。roleパラメータが、割当重要度が可能な範囲での割当を意味する「should」であれば(ステップS607のshould)、ステップS608に進む。
ステップS608では、仮想CPUをcoreパラメータで指定された割当コア(割当CPUコア)に割当可能できたかを判定し、いずれかの割当CPUコアに割当可能であった場合には(S608のYes)、ステップS614に進み、次の仮想CPUの処理を行う。
ステップS608で、仮想CPUをcoreパラメータで指定された割当コア(割当CPUコア)に割当できなかった場合には(S608のNo)、ステップS609からステップS613により、coreパラメータで指定された割当コア(割当CPUコア)以外への仮想CPUの割当可否を判定する。処理内容は、ステップS602からステップS606と同様のため説明は省略する。
ステップS614で、リソース要求情報4で指定された仮想CPUの割当が終了すると、ステップS615に進み、anti-affinity属性等のHW割当条件を満足する割当の組み合わせがあるか否かを判定する。HW割当条件を満足している場合には(S615のYes)、処理を終了する。HW割当条件を満足していない場合には(S615のNo)、物理リソースHW#2(2b)(図1参照)等の他のHWに変更する処理を行い(ステップS616)、ステップS601からの処理を繰り返す。
なお、ステップS615の判定を行わずに、全ての物理リソースHWについて、ステップS601からステップS614の割当可能なリソース抽出処理を行って、後述する割当先HWの選定処理を行ってもよい。
上述の処理により、割当可能リソース抽出部313は、割当可能リソースの抽出一覧7を作成する。
また、ステップS601からステップS614の割当可能リソース抽出処理を、roleパラメータが「must」の仮想CPUについて行い、つぎに、roleパラメータが「should」の仮想CPUについて行うようにしてもよい。これにより、roleパラメータが「must」の仮想CPUの割当を優先して抽出することができる。
図3に戻り、ステップS33の割当先HWの選定処理について説明する。
割当先HWの選定処理を行う割当先リソース選定部314は、割当可能リソースの抽出一覧7を参照して、仮想CPUが複数の物理リソース(HW)に割当可であった場合には、特定の物理リソース(HW)を選定する。
より詳細には、複数の仮想CPUのcoreパラメータにより割当候補として多重抽出された割当コア(割当CPUコア)がある場合には、roleパラメータが「must」の仮想CPUに優先してCPUコアを割当るように選定処理する。
この特定の物理リソース(HW)の選定は、負荷分散の観点では、割当可であるCPUコアの使用率の総和が最小の物理リソース(HW)を選定することができる。
また、物理リソースの使用効率の観点では、割当可であるCPUコアの使用率の総和が最大の物理リソース(HW)を選定してもよい。
また、ひとつの仮想CPUを複数のCPUコアに割当可能であった場合には、core項目が若い番号のCPUコアに割当する。
つぎに、ステップS34で、仮想CPUの割当が固定割当要求であるか否かを判定する。この判定は、coreパラメータが指定(範囲指定を含む)され、かつ、loadパラメータが100%指定されている場合、または、occupying属性が指定されている場合のいずれかひとつがリソース要求情報4に指定されているかを判定することにより行う。
ステップS34で、仮想CPUの割当が固定割当要求であった場合には(S34のYes)、リソース固定割当部315により固定割当処理を行う(ステップS35)。
この固定割当処理は、libvirtのコマンド(vcpupin)を発行して行う。また、仮想リソース(VM)定義ファイルを生成してもよい。
ステップS34で、仮想CPUの割当が固定割当要求でなかった場合には(S34のNo)、リソース多重割当部316により多重割当処理を行う(ステップS36)。
そして、ステップS37で、固定割当されたCPUコアについては、リソース管理テーブル32の使用率324を多重率323に設定して、多重割当を防止する。
さらに、リソース管理テーブル32の割当先326に、CPUコアの割当先の仮想CPU名を設定する。
以上の処理により、リソース管理テーブル32の更新を行う。
また、ステップS37で、固定割当されたCPUコアについて、リソース管理テーブル32の状態項目325の値を「占有」に設定してもよい。
これにより、固定割当されたCPUコアについて、リソース管理テーブル32の状態項目325の値を「占有」に設定するので、他の仮想CPUの割当処理のステップS32の割当可否を判定する際に、判定対象の割当コア(割当CPUコア)から状態項目325が「占有」の割当コア(割当CPUコア)を除外することで、CPUコアに多重割当されることがない。
最後に、ステップS38で、リソース払出情報をリソース要求部30(図2参照)に応答して、実施形態のリソース割当装置3のリソース割当処理を終了する。
ところで、実施形態のリソース割当装置3は、CPU(Central Processing Unit)を搭載し、プログラムやデータを記憶するハードディスクドライブやROM(Read only memory)やRAM(Random access memory)を実装する情報処理装置において、ハードディスクドライブに記録されたリソース割当プログラムを、CPUが実行することにより実施することができる。
3 リソース割当装置
30 リソース要求部
31 リソース払出制御部
311 要求受付処理部(入力部)
312 リソース管理部
313 割当可能リソース抽出部(リソース抽出部)
314 割当先リソース選定部
315 リソース固定割当部
316 リソース多重割当部
32 リソース管理テーブル
2a、2b、2c、2d 物理リソース

Claims (8)

  1. 仮想計算機システムのリソース割当装置であって、
    仮想CPUをCPUコア単位に1対1に固定割当するCPUリソースの指定情報を有する仮想CPUのリソース要求情報が入力される入力部と、
    前記リソース要求情報に基づいて複数の割当可能なCPUリソース候補を抽出するリソース抽出部と、
    抽出された前記CPUリソース候補からHW割当条件に基づいて割当てるCPUリソースを選定する割当先リソース選定部と、
    選定されたCPUリソースを固定割当するリソース固定割当部と、
    選定されたCPUリソースを多重割当するリソース多重割当部と、
    を備えたことを特徴とするリソース割当装置。
  2. 請求項1に記載のリソース割当装置において、
    前記リソース要求情報は、
    割当てるCPUのCPU使用率を指定する情報、または、割当てるCPUのCPU識別番号を指定する情報、または、固定割当を指示する指示情報の少なくとも1つ固定割当するCPUリソースの指定情報として含む
    ことを特徴とするリソース割当装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のリソース割当装置において、
    さらに、割当可能なCPUリソース毎に、CPUリソースの識別番号と、割当て可能なCPU使用率の上限を表す多重率と、割当済CPUリソースのCPU使用率と、を含むリソース管理テーブル記憶部とを備える
    ことを特徴とするリソース割当装置。
  4. 請求項3に記載のリソース割当装置において、
    前記リソース要求情報は、割当てるCPUのCPU使用率を指定する情報を含み、
    前記リソース抽出部は、前記多重率の示す値と前記CPU使用率の示す値との差分が、前記リソース要求情報に指定されたCPU使用率以上の時に、割当可能なCPUとして抽出する
    ことを特徴とするリソース割当装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のリソース割当装置において、
    前記リソース固定割当部は、前記リソース要求情報において、割当てるCPUのCPU使用率を指定する情報に割当てるCPUリソースのCPU使用率の上限を表す値が指定され、かつ、割当てるCPUのCPU識別番号を指定する情報に特定のCPUリソースが指定されているときか、または、固定割当を指示する指示情報が指定されているときに、前記割当先リソース選定部で選定されたCPUリソースの固定割当を行う
    ことを特徴とするリソース割当装置。
  6. 仮想計算機システムのリソース割当方法であって、
    仮想CPUをCPUコア単位に1対1に固定割当するCPUリソースの指定情報を有する仮想CPUのリソース要求情報が入力されるステップと、
    前記リソース要求情報に基づいて複数の割当可能なCPUリソース候補を抽出するステップと、
    抽出された前記CPUリソース候補からHW割当条件に基づいて割当てるCPUリソースを選定するステップと、
    選定されたCPUリソースを固定割当するステップと、
    を含むことを特徴とするリソース割当方法。
  7. 請求項6に記載のリソース割当方法において、
    前記リソース要求情報には、割当てるCPUのCPU使用率を指定する情報、を含み、
    割当て可能なCPU使用率の上限を表す多重率と、割当済CPUリソースのCPU使用率と、を割当可能なCPUリソース毎に記憶するリソース管理テーブルを参照して、前記多重率の示す値と前記CPU使用率の示す値との差分が、前記リソース要求情報に指定されたCPU使用率以上のCPUリソースを、割当可能なCPUリソースとして抽出する
    ことを特徴とするリソース割当方法。
  8. コンピュータを、請求項1から請求項5のいずれかのリソース割当装置として機能させるためのリソース割当プログラム。
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