JP2011197852A - 仮想計算機システムの管理プログラム,管理装置及び管理方法 - Google Patents

仮想計算機システムの管理プログラム,管理装置及び管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】物理サーバに発生したボトルネックを解消する。
【解決手段】ゲストOSが動作する複数の物理サーバを管理する管理サーバは、物理サーバからリソース不足が発生したことを示すリソース不足情報を受信すると、リソース不足情報を送信した物理サーバを除く他の物理サーバに対して、リソースの使用率を通知することを依頼する(S61)。また、管理サーバは、各物理サーバからリソースの使用率が通知されると(S62)、各物理サーバのリソース能力及びリソース使用率に基づいて、他の物理サーバの中からリソースに余裕がある物理サーバを選択する(S63)。そして、管理サーバは、リソース不足情報を送信した物理サーバで動作している複数のゲストOSの中から移動するゲストOSを選択し(S64)、物理サーバに対して選択されたゲストOSをライブマイグレーションすることを依頼する(S65)。
【選択図】図15

Description

本発明は、仮想計算機システムを管理する技術に関する。
近年、物理サーバ上に複数台の仮想マシンを構築し、各仮想マシンごとに任意のOS(Operating System)やアプリケーションを動作させる仮想計算機システムが実用化されている。仮想計算機システムには、負荷変動に柔軟に対応すべく、仮想マシンのCPU(Central Processing Unit),メモリ,ディスク及びネットワークなどのリソース使用率に基づいて、仮想マシンへのリソース割当を動的に行う動的スケジューリング機能が組み込まれている。
特開2003−157177号公報
しかしながら、従来の動的スケジューリング機能は、1台の物理サーバのみを管理対象としていたため、複数の物理サーバを備えた仮想計算機システムにおいて、ある物理サーバにリソースのボトルネックが発生しても、そのボトルネックを解決することができなかった。
そこで、本技術は従来技術の問題点に鑑み、複数台の物理サーバを有する仮想計算機システムにおいて、物理サーバに発生したボトルネックを解消する仮想計算機システムの管理技術を提供することを目的とする。
このため、本技術では、仮想マシンが動作する複数の物理サーバを管理する管理サーバは、管理対象である物理サーバの1つにリソース不足が発生したときに、リソース不足が発生した物理サーバを除く他の物理サーバに対して、リソースの使用率を通知することを依頼する。そして、管理サーバは、各物理サーバのリソースの能力及び使用率に基づいてリソースに余裕がある物理サーバを選択し、リソース不足が発生した物理サーバ及び選択された物理サーバに対して、仮想マシンの1つをライブマイグレーションすることを依頼する。
本技術によれば、仮想マシンが動作する複数の物理サーバを備えた仮想計算機システムにおいて、ある物理サーバにリソースのボトルネックが発生しても、そのボトルネックを解消することができる。
本技術を適用した仮想計算機システムの全体構成図である。 物理サーバ及び管理サーバの機能ブロック図である。 能力情報テーブルの説明図である。 能力情報通知処理のフローチャートである。 能力情報の説明図である。 能力情報格納処理のフローチャートである。 ゲストOS起動処理のメインルーチンのフローチャートである。 リソース使用率情報の説明図である。 リソースに余裕がある物理サーバを選択するサブルーチンのフローチャートである。 スコアを算出するための加算値の算出例1の説明図である。 スコアを算出するための加算値の算出例2の説明図である。 リソース使用率通知処理のフローチャートである。 リソース不足通知処理のフローチャートである。 リソース不足情報の説明図である。 マイグレーション処理のフローチャートである。 ゲストOS起動時に通知されるリソース使用率情報の一例を示し、(A)〜(D)は夫々Server1〜4のリソース使用率の説明図である。 各物理サーバにおけるリソースの空き状況の説明図である。 リソース不足発生時に通知されるリソース使用率情報の一例を示し、(A)〜(C)は夫々Server2〜4のリソース使用率の説明図である。 各物理サーバにおけるリソースの空き状況の説明図である。
以下、添付された図面を参照して本発明を実施するための実施例について技術を詳細に説明する。
図1は、本実施例に係る仮想計算機システムの全体構成を示す。
管理対象となる複数の物理サーバ10は、インターネットなどのコンピュータネットワーク20を介して、管理サーバ(汎用コンピュータを利用することができる)30に接続される。物理サーバ10には、仮想的なコンピュータである仮想マシンをソフトウエアにより実現することで、複数の異なるOSを並列に実行できるようにするハイパーバイザ(プログラム)12が実装される。ハイパーバイザ12は、仮想マシンのプログラムを動作させる基盤となるホストOS14と、仮想マシン上で動作しているゲストOS16と、を夫々管理する。ここで、物理サーバ10及び管理サーバ30は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサと、メモリなどの記憶装置と、を夫々有する。
物理サーバ10のハイパーバイザ12には、図2に示すように、能力情報通知部12A,リソース使用率通知部12B,リソース使用状況監視部12C及びリソース不足通知部12Dとして機能するためのプログラムが組み込まれている。
能力情報通知部12Aは、物理サーバ10が起動、又は、物理サーバ10にリソース(CPU,メモリ,ホストバスアダプタ及びネットワークカードなど)が追加されたことを契機として、管理サーバ30に対して物理サーバ10のリソース能力を通知する。ここで、ホストバスアダプタは、SCSI(Small Computer System Interface),ファイバーチャネル及びシリアルATA(Advanced Technology Attachment)などを接続するデバイスを含む。リソース使用率通知部12Bは、管理サーバ30からリソース使用率の通知依頼があったことを契機として、管理サーバ30に対して物理サーバ10のリソース使用率を返送する。リソース使用状況監視部12Cは、物理サーバ10が起動されたことを契機として、リソースの使用状況を常時監視する。リソース不足通知部12Dは、リソース使用状況監視部12Cによりリソース不足が検知されたことを契機として、管理サーバ30に対してリソース不足が発生したことを通知する。
一方、管理サーバ30は、ハードディスクなどのストレージに構築されたDB(Database)32を有する。DB32は、図3に示すように、物理サーバ10を特定するための物理サーバ名に対して、物理サーバ10のCPU能力,メモリサイズ,ホストバスアダプタ能力及びネットワーク能力を関連付けた能力情報テーブル40を保持する。CPU能力は、プロセッサコアの動作周波数とコア数とを乗算した値であり、例えば、2.4GHzのプロセッサコアが16個実装されていれば、2.4×16=38.4GHzとなる。メモリサイズは、物理サーバ10に搭載されているメモリの総量を示す。ホストバスアダプタ能力は、ホストバスアダプタの転送速度と実装数とを乗算した値であり、例えば、0.2GB/S(Giga Byte per Second)のホストバスアダプタが4個実装されていれば、0.2×4=0.8GB/Sとなる。ホストバスアダプタの転送速度は、ホストバスアダプタごとにディスクI/O(Input/Output)を実行して速度を測定したり、ホストバスアダプタの種別ごとに転送速度を規定した辞書を参照して求めるようにすればよい。ネットワーク能力は、ネットワークカードの転送速度とカード数とを乗算した値であり、例えば、1Gb/S (Giga bit per Second)のネットワークカードが8個実装されていれば、1×8=8Gb/Sとなる。ネットワークカードの転送速度は、ネットワークカードごとにI/Oを実行して速度を測定したり、ネットワークカードの種別ごとに転送速度を規定した辞書を参照して求めるようにすればよい。
また、管理サーバ30は、仮想計算機システムの管理プログラムを実行することで、図2に示すように、能力情報格納部30A,リソース使用率通知依頼部30B,物理サーバ選択部30C,ゲストOS起動依頼部30D及びマイグレーション依頼部30Eを夫々具現化する。なお、仮想計算機システムの管理プログラムは、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)などのコンピュータ読取可能な記録媒体から、公知の手段を用いて、管理サーバ30のストレージにインストールされる。
能力情報格納部30Aは、物理サーバ10のリソース能力が通知されたことを契機として、DB32にサーバ10のリソース能力を格納する。リソース使用率通知依頼部30Bは、管理サーバ30においてゲストOS16の起動操作が行われたこと、又は、物理サーバ10からリソース不足の発生が通知されたことを契機として、物理サーバ10に対してリソース使用率の通知依頼を行う。物理サーバ選択部30Cは、物理サーバ10からリソース使用率が通知されたことを契機として、リソースに余裕がある物理サーバ10を選択する。ゲストOS起動依頼部30Dは、物理サーバ選択部30Cにより選択された物理サーバ10に対して、ゲストOS16を起動することを依頼する。マイグレーション依頼部30Eは、リソース不足が発生した物理サーバ10及び物理サーバ選択部30Cにより選択された物理サーバ10に対して、リソース不足が発生した物理サーバ10からゲストOS16の1つをライブマイグレーションすることを依頼する。
図4は、物理サーバ10が起動されたこと、又は、物理サーバ10にリソースが追加されたことを契機として、物理サーバ10の能力情報通知部12Aが実行する能力情報通知処理の一例を示す。
ステップ1(図では「S1」と略記する。以下同様。)では、能力情報通知部12Aが、CPU能力,メモリサイズ,ホストバスアダプタ能力及びネットワーク能力を取得又は測定し、図5に示すような能力情報42を作成する。ここで、能力情報42は、物理サーバ10のCPU能力,メモリサイズ,ホストバスアダプタ能力及びネットワーク能力を含む。
ステップ2では、能力情報通知部12Aが、管理サーバ30の能力情報格納部30Aに対して、物理サーバ名を付随した能力情報42を送信する。
図6は、能力情報42を受信したことを契機として、管理サーバ30の能力情報格納部30Aが実行する能力情報格納処理の一例を示す。
ステップ11では、能力情報格納部30Aが、能力情報42に付随する物理サーバ名で特定されるレコードについて、DB32の能力情報テーブル40に能力情報を格納する。
このような能力情報通知処理及び能力情報格納処理によれば、物理サーバ10が起動、又は、物理サーバ10にリソースが追加されると、管理サーバ30におけるDB32の能力情報テーブル40には、管理対象となる物理サーバ10の最新の能力が格納される。このため、管理サーバ30は、DB32の能力情報テーブル40を参照することで、各物理サーバ10のリソース能力を把握することができる。なお、DB32の能力情報テーブル40は、例えば、管理サーバ30の管理者などにより手動で適宜更新されるようにしてもよい。
図7は、管理サーバ30においてゲストOS16の起動操作が行われたことを契機として、管理サーバ30のリソース使用率通知依頼部30B,物理サーバ選択部30C及びゲストOS起動依頼部30Dが協働して実行するゲストOS起動処理の一例を示す。
ステップ21では、リソース使用率通知依頼部30Bが、DB32の能力情報テーブル40を参照し、管理対象である全ての物理サーバ10に対して、リソース使用率を通知することを依頼する。
ステップ22では、物理サーバ選択部30Cが、全ての物理サーバ10からリソース使用率の通知があったか否かを判定する。ここで、リソース使用率の通知は、図8に示すように、物理サーバ10におけるCPU,メモリ,ホストバスアダプタ及びネットワークの使用率が設定されたリソース使用率情報44によって行われる。また、各物理サーバ10から通知されたリソース使用率は、物理サーバ名と関連付けて、例えば、メモリなどの高速な記憶装置に格納しておく。そして、物理サーバ選択部30Cは、全ての物理サーバ10からリソース使用率の通知があったと判定すれば処理をステップ23へと進める一方(Yes)、全ての物理サーバ10からリソース使用率の通知がないと判定すれば待機する(No)。
ステップ23では、物理サーバ選択部30Cが、リソースに余裕がある物理サーバ10を選択するサブルーチンを実行する。
ステップ24では、ゲストOS起動依頼部30Dが、物理サーバ選択部30Cにより選択された物理サーバ10に対して、起動操作が行われたゲストOS16を起動することを依頼する。
図9は、管理サーバ30の物理サーバ選択部30Cが実行するサブルーチン、即ち、リソースに余裕がある物理サーバ10を選択するサブルーチンの一例を示す。
ステップ31では、物理サーバ選択部30Cが、DB32の能力情報テーブル40を参照して、選択対象となる物理サーバ10を順次選択する。
ステップ32では、物理サーバ選択部30Cが、物理サーバ10におけるリソースの余裕を示すスコアを0にリセットする。
ステップ33では、物理サーバ選択部30Cが、ステップ31で選択された物理サーバ10にゲストOS16を起動するためのメモリがあるか否か、即ち、メモリに空きがあるか否かを判定する。そして、物理サーバ選択部30Cは、メモリに空きがあると判定すれば処理をステップ34へと進める一方(Yes)、メモリに空きがないと判定すれば処理をステップ38へと進める(No)。なお、後述するリソース不足に対応する処理では、ゲストOS16が不定であるため、ゲストOS16を起動するためのメモリは0であるとすればよい。
ステップ34では、物理サーバ選択部30Cが、CPU,ホストバスアダプタ及びネットワークの中からリソースを順次選択する。
ステップ35では、物理サーバ選択部30Cが、ステップ34で選択されたリソースについて、次のような方法で、リソース使用率に応じた加算値を算出する。
[加算値の算出例1]
物理サーバ選択部30Cは、図10に示すように、リソース使用率の増加に伴って加算値が線形に減少する特性を持ったマップを参照し、リソース使用率に応じた加算値を算出する。図示のマップでは、物理サーバ選択部30Cは、リソース使用量が20%,50%,80%,90%及び100%の場合、加算値を80,50,20,10及び0と夫々算出する。なお、「加算値=初期値―変換係数×リソース使用率」と表すことができるので、物理サーバ選択部30Cは、計算式から加算値を算出するようにしてもよい。
[加算値の算出例2]
物理サーバ選択部30Cは、図11に示すように、リソース使用率の増加に伴って加算値が離散的に減少する特性を持ったマップを参照し、リソース使用率に応じた加算値を算出する。図示のマップでは、物理サーバ選択部30Cは、リソース使用量が60%以下,61%〜80%,81%〜90%,91%〜99%及び100%の場合、加算値を100,50,20,5及び0と夫々算出する。このようにすれば、リソースに十分な余裕があるときには、大きな加算値が採択されるので、リソースに余裕がある物理サーバ10が選択され易くなる。なお、物理サーバ選択部30Cは、ソフトウエアによる判断処理により、加算値を算出するようにしてもよい。また、リソース使用率に応じた加算値は、仮想計算機システムの管理者などが自由に設定できるようにしてもよい。
ステップ36では、物理サーバ選択部30Cが、スコアに加算値を加算することで、スコアを更新する(スコア=スコア+加算値)。
ステップ37では、物理サーバ選択部30Cが、全てのリソース、即ち、CPU,ホストバスアダプタ及びネットワークについて、スコアの更新処理を実行したか否かを判定する。そして、物理サーバ選択部30Cは、全てのリソースについてスコアの更新処理を実行したと判定すれば処理をステップ38へと進める一方(Yes)、全てのリソースについてスコアの更新処理を実行していないと判定すれば処理をステップ34へと戻す(No)。
ステップ38では、物理サーバ選択部30Cが、メモリなどの高速な記録装置に、物理サーバ名に関連付けてスコアを保存する。
ステップ39では、物理サーバ選択部30Cが、DB32の能力情報テーブル40に登録された全ての物理サーバ10について、スコアの算出処理を実行したか否かを判定する。そして、物理サーバ選択部30Cは、全ての物理サーバ10についてスコアの算出処理を実行したと判定すれば処理をステップ40へと進める一方(Yes)、全ての物理サーバ10についてスコアの算出処理を実行していないと判定すれば処理をステップ31へと戻す(No)。
ステップ40では、物理サーバ選択部30Cが、DB32の能力情報テーブル40及び記憶装置に保存されたスコアを参照し、リソースの余裕が最も大きな物理サーバ10を選択する。具体的には、物理サーバ選択部30Cは、各物理サーバ10ごとに、メモリを除く他のリソース(CPU,ホストバスアダプタ及びネットワーク)の空き容量(余裕)にスコアを乗算した値を算出し、最大の値を持つ物理サーバ10を選択する。ここで、リソースの空き容量は、DB32の能力情報テーブル40を参照し、リソース使用率から逆算するようにすればよい。
図12は、リソース使用率の通知依頼があったことを契機として、物理サーバ10のリソース使用率通知部12Bが実行するリソース使用率通知処理の一例を示す。
ステップ41では、リソース使用率通知部12Bが、物理サーバ10の各リソースの使用状況を取得し、図8に示すリソース使用率情報44を管理サーバ30に返送する。ここで、リソース使用率通知部12Bは、物理サーバ10を特定するための物理サーバ名をリソース使用率情報44に付随して返送する。
このようなゲストOS起動処理及び使用率通知処理によれば、管理サーバ30においてゲストOS16の起動操作が行われると、管理対象である各物理サーバ10のリソース使用率が問い合わされる。そして、リソースに最も余裕がある物理サーバ10に対して、ゲストOS16を起動することが依頼される。このとき、ゲストOS16を起動する物理サーバ10は、CPU能力及びメモリサイズだけでなく、IOによるボトルネックが発生し易いホストバスアダプタ能力及びネットワーク能力も考慮して選択される。このため、物理サーバ10にボトルネックが発生し難いように仮想マシンを配置することができる。
図13は、物理サーバ10が起動されたことを契機として、物理サーバ10のリソース使用状況監視部12C及びリソース不足通知部12Dが協働して繰り返し実行するリソース不足通知処理の一例を示す。
ステップ51では、リソース使用状況監視部12Cが、物理サーバ10のリソース使用率を取得する。
ステップ52では、リソース使用状況監視部12Cが、CPU使用率が第1の閾値以上であるか否かを介して、CPUに余裕があるか否かを判定する。ここで、第1の閾値としては、例えば、CPUに全く余裕がない100%、余裕が少ない80%などを採用することができる。そして、リソース使用状況監視部12Cは、CPUに余裕があると判定すれば処理をステップ53へと進める一方(Yes)、CPUに余裕がないと判定すれば処理をステップ55へと進める(No)。
ステップ53では、リソース使用状況監視部12Cが、ホストバスアダプタ使用率が第2の閾値以上であるか否かを介して、ホストバスアダプタに余裕があるか否かを判定する。ここで、第2の閾値としては、ホストバスアダプタに全く余裕がない100%、余裕が少ない80%などを採用することができる。なお、第2の閾値は、ホストバスアダプタの特性を考慮して、第1の閾値とは異なる値を採るようにしてもよい(以下同様)。そして、リソース使用状況監視部12Cは、ホストバスアダプタに余裕があると判定すれば処理をステップ54へと進める一方(Yes)、ホストバスアダプタに余裕がないと判定すれば処理をステップ55へと進める(No)。
ステップ54では、リソース使用状況監視部12Cが、ネットワーク使用率が第3の閾値以上であるか否かを介して、ネットワークに余裕があるか否かを判定する。ここで、第3の閾値としては、ネットワークに全く余裕がない100%、余裕が少ない80%などを採用することができる。そして、リソース使用状況監視部12Cは、ネットワークに余裕があると判定すれば処理を終了させる一方(Yes)、ネットワークに余裕がないと判定すれば処理をステップ55へと進める(No)。
ステップ55では、リソース不足通知部12Dが、図14に示すようなリソース不足情報46を作成する。リソース不足情報46は、物理サーバ10で起動されている各OSを特定するためのOS名に対して、CPU使用率,メモリ使用率,ホストバスアダプタ使用率及びネットワーク使用率が関連付けられたレコードを保持する。なお、図14に示すリソース不足情報46では、仮想マシンのプログラムを動作させる基盤となるホストOS14のネットワーク使用率が100%になったことを示している。
ステップ56では、リソース不足通知部12Dが、管理サーバ30に対してリソース不足情報46を送信する。なお、リソース不足情報46には、どの物理サーバ10における情報であるかを特定可能とするため、物理サーバ名が付随される。
図15は、リソース不足情報46を受信したことを契機として、管理サーバ30のリソース使用率通知依頼部30B,物理サーバ選択部30C及びマイグレーション依頼部30Eが協働して実行するマイグレーション処理の一例を示す。
ステップ61では、リソース使用率通知依頼部30Bが、DB32の能力情報テーブル40を参照し、リソース不足情報46を送信した物理サーバ10を除く他の物理サーバ10に対して、リソース使用率を通知することを依頼する。
ステップ62では、物理サーバ選択部30Cが、各物理サーバ10からリソース使用率の通知があったか否かを判定する。そして、物理サーバ選択部30Cは、各物理サーバ10からリソース使用率の通知があったと判定すれば処理をステップ63へと進める一方(Yes)、各物理サーバ10からリソース使用率の通知がないと判定すれば待機する(No)。
ステップ63では、物理サーバ選択部30Cが、リソースに余裕がある物理サーバ10を選択するサブルーチン(図9参照)を実行する。
ステップ64では、マイグレーション依頼部30Eが、リソース不足情報46を送信した物理サーバ10について、ライブマイグレーション対象となるゲストOS16を選択する。即ち、マイグレーション依頼部30Eは、リソース不足となったリソースの使用率が大きいゲストOS16から順番に、ステップ63で選択された物理サーバ10に移動できるか否かを順次判定する。そして、マイグレーション依頼部30Eは、物理サーバ10に移動できると最初に判定されたゲストOS16を選択する。なお、マイグレーション依頼部30Eは、物理サーバ10に移動できるゲストOS16がないときには、ライブマイグレーションを実行しないことを決定する。
ステップ65では、マイグレーション依頼部30Eが、ステップ63で選択した物理サーバ10に対して、ステップ64で選択したゲストOS16をライブマイグレーションする。即ち、マイグレーション依頼部30Eは、リソース不足情報46を送信した物理サーバ10、及び、ステップ63で選択された物理サーバ10に対して、ステップ64で選択されたゲストOS16をライブマイグレーションすることを依頼する。
このようなリソース不足通知処理及びマイグレーション処理によれば、物理サーバ10においてリソース不足が発生すると、リソースに余裕がある物理サーバ10に対して、リソース不足となったリソースの使用率が高いゲストOS16がライブマイグレーションされる。このため、物理サーバ10の運用に伴って動的にリソース不足となっても、ゲストOS16が自動的に再配置されるので、物理サーバ10に発生したボトルネックを解消することができる。
ここで、本実施形態に係る仮想計算機システムの管理技術の理解を容易ならしめることを目的として、具体的な事例を想定した実施例について説明する。
[ゲストOS起動]
実施例の前提条件として、管理サーバ30のDB32には、図3に示す能力情報テーブル40が保持され、また、スコアを算出するための加算値の算出例2(図11)が採用されているものとする。なお、他の実施例についても、前提条件は同じであるとする。
管理サーバ30において、メモリ4GBを要するゲストOS16の起動操作が行われると、管理サーバ30から各物理サーバ10に対してリソース使用率が問い合わされる。その問い合わせの応答として、各物理サーバ10から管理サーバ30に対して、図16(A)〜(D)に示すようなリソース使用率情報44が返送される。そして、DB32の能力情報テーブル40が参照され、各物理サーバ10におけるリソース使用率からリソースの空きを逆算すると、図17に示すようになる。
次に、ゲストOS16を起動することができるメモリの空きを有する各物理サーバ10について、次のようにして、リソース使用率に応じたスコアが算出される。即ち、Server1について、図11に示すマップが参照され、CPU使用率50%,ホストバスアダプタ使用率88%及びネットワーク使用率38%に対応した加算値として、夫々、100,20及び100が求められる。そして、CPU使用率,ホストバスアダプタ使用率及びネットワーク使用率に応じた各加算値を積算することで、スコアは220であると算出される。Server2〜4についても同様な処理がなされ、スコアは夫々170,170及び0であると算出される。ここで、Server4については、メモリの空きが2GBであってゲストOS16を起動できないことから、他のリソースの空き状況にかかわらず、スコアは0であると算出される。
その後、各物理サーバ10について、次のように、CPU能力,ホストバスアダプタ能力及びネットワーク能力にスコアを乗算した値の積算値が算出される。
Server1:40×220+0.8×220+8×220=10736
Server2:32×170+1.2×170+16×170=8346
Server3:60×170+1.6×170+24×170=14552
Server4:24×0+0.6×0+4×0=0
そして、積算値が最も大きいServer3が選択され、Server3に対してゲストOS16の起動が依頼される。
[リソース不足発生]
Server1においてリソース不足が発生すると、Server1から管理サーバ30に対して、図14に示すリソース不足情報46が通知される。リソース不足情報46を受信した管理サーバ30では、リソース不足が発生したServer1を除くServer2〜4に対してリソース使用率が問い合わされる。その問い合わせの応答として、Server2〜4から管理サーバ30に対して、図18(A)〜(C)に示すようなリソース使用率情報44が返送される。そして、DB32の能力情報テーブル40が参照され、各物理サーバ10におけるリソース使用率からリソースの空きを逆算すると、図18に示すようになる。ここで、Server1は、リソース不足が発生しているため、ゲストOS16をライブマイグレーションする対象から外される。
次に、Server2〜4について、次のようにして、リソース使用率に応じたスコアが算出される。即ち、Server2について、図11に示すマップが参照され、CPU使用率25%,ホストバスアダプタ使用率67%及びネットワーク使用率88%に対応した加算値として、夫々、100,50及び20が求められる。そして、CPU使用率,ホストバスアダプタ使用率及びネットワーク使用率に応じた各加算値を積算することで、スコアは170であると算出される。Server3及び4についても同様な処理がなされ、スコアは夫々200及び250であると算出される。
その後、Server2〜4について、次のように、CPU能力,ホストバスアダプタ能力及びネットワーク能力にスコアを乗算した値の積算値が算出される。
Server2:32×170+1.2×170+16×170=8346
Server3:60×200+1.6×200+24×200=17120
Server4:24×250+0.6×250+4×250=7150
そして、積算値が最も大きいServer3が選択される。
また、Server1におけるネットワークについて、ネットワーク使用率が最も大きいゲストOS16として、Guest1が選択される。Guest1のメモリ使用率は20%であることから、Guest1の起動に要するメモリは12.8GB(64GB×0.2)であると求められる。Server3のメモリの空きは16GBであってGuest1を起動可能であるため、Server3にライブマイグレーションするゲストOS16はGuest1であると確定される。
その後、Server1及び3に対して、Server1のGuest1をServer3にライブマイグレーションすることが依頼される。
[リソース追加]
ゲストOS起動と同様であるので、その説明を参照されたい。
以上の実施形態及び各実施例に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)仮想マシンが動作する複数の物理サーバを管理すると共に、各物理サーバにおけるリソースの能力を夫々格納したデータベースを有する管理サーバに、管理対象である物理サーバの1つにリソース不足が発生したときに、リソース不足が発生した物理サーバを除く他の物理サーバに対して、リソースの使用率を通知することを依頼するステップと、前記リソース不足が発生した物理サーバを除く他の物理サーバからリソースの使用率が通知されたときに、前記データベースに格納された各物理サーバにおけるリソースの能力及び通知されたリソースの使用率に基づいて、前記リソース不足が発生した物理サーバを除く他の物理サーバの中からリソースに余裕がある物理サーバを選択するステップと、前記リソース不足が発生した物理サーバ及び選択された物理サーバに対して、前記リソース不足が発生した物理サーバで動作している仮想マシンの1つをライブマイグレーションすることを依頼するステップと、を実現させるための仮想計算機システムの管理プログラム。
(付記2)前記管理サーバに、仮想マシンの起動操作が行われたときに、管理対象である全ての物理サーバに対して、リソースの使用率を通知することを依頼するステップと、前記管理対象である全ての物理サーバからリソースの使用率が通知されたときに、前記データベースに格納された各物理サーバにおけるリソースの能力及び通知されたリソースの使用率に基づいて、前記全ての物理サーバの中からリソースに余裕がある物理サーバを選択するステップと、前記選択された物理サーバに対して、前記起動操作が行われた仮想マシンの起動を依頼するステップと、を更に実現させることを特徴とする付記1記載の仮想計算機システムの管理プログラム。
(付記3)前記リソースに余裕がある物理サーバを選択するステップは、選択対象となる複数の物理サーバについて、リソースの使用率に応じたスコアを算出し、前記スコアとリソースの能力との乗算値が最大の物理サーバを選択することを特徴とする付記1又は付記2に記載の仮想計算機システムの管理プログラム。
(付記4)前記リソースに余裕がある物理サーバを選択するステップは、リソースの使用率の増加に伴って線形的に減少する特性を持ったスコアの算出要素に基づいて、リソースの使用率に応じたスコアを算出することを特徴とする付記3記載の仮想計算機システムの管理プログラム。
(付記5)前記リソースに余裕がある物理サーバを選択するステップは、リソースの使用率の増加に伴って離散的に減少する特性を持ったスコアの算出要素に基づいて、リソースの使用率に応じたスコアを算出することを特徴とする付記3記載の仮想計算機システムの管理プログラム。
(付記6)前記仮想マシンの1つをライブマイグレーションすることを依頼するステップは、前記リソース不足が発生したリソースについて、前記リソースの使用率が高いものから順番に仮想マシンを順次選択しつつ、マイグレーションが可能であるか否かを判定し、マイグレーションが可能であると最初に判定された仮想マシンのライブマイグレーションを依頼することを特徴とする付記1〜付記5のいずれか1つに記載の仮想計算機システムの管理プログラム。
(付記7)前記リソースに余裕がある物理サーバを選択するステップは、メモリに余裕がない物理サーバを選択対象から除外することを特徴とする付記1〜付記6のいずれか1つに記載の仮想計算機システムの管理プログラム。
(付記8)仮想マシンが動作する複数の物理サーバにおけるリソースの能力を格納したデータベースと、管理対象である物理サーバの1つにリソース不足が発生したときに、リソース不足が発生した物理サーバを除く他の物理サーバに対して、リソースの使用率を通知することを依頼するリソース使用率通知依頼部と、前記リソース不足が発生した物理サーバを除く他の物理サーバからリソースの使用率が通知されたときに、前記データベースに格納された各物理サーバにおけるリソースの能力及び通知されたリソースの使用率に基づいて、前記リソース不足が発生した物理サーバを除く他の物理サーバの中からリソースに余裕がある物理サーバを選択する物理サーバ選択部と、前記リソース不足が発生した物理サーバ及び選択された物理サーバに対して、前記リソース不足が発生した物理サーバで動作している仮想マシンの1つをライブマイグレーションすることを依頼するマイグレーション依頼部と、を有する仮想計算機システムの管理装置。
(付記9)前記リソース使用率通知依頼部は、更に、仮想マシンの起動操作が行われたときに、管理対象である全ての物理サーバに対して、リソースの使用率を通知することを依頼すると共に、前記物理サーバ選択部は、更に、前記管理対象である全ての物理サーバからリソースの使用率が通知されたときに、前記データベースに格納された各物理サーバにおけるリソースの能力及び通知されたリソースの使用率に基づいて、前記全ての物理サーバの中からリソースに余裕がある物理サーバを選択し、前記選択された物理サーバに対して、前記起動操作が行われた仮想マシンの起動を依頼する起動依頼部を更に有することを特徴とする付記8記載の仮想計算機システムの管理装置。
(付記10)仮想マシンが動作する複数の物理サーバを管理すると共に、各物理サーバにおけるリソースの能力を夫々格納したデータベースを有する管理サーバが、管理対象である物理サーバの1つにリソース不足が発生したときに、リソース不足が発生した物理サーバを除く他の物理サーバに対して、リソースの使用率を通知することを依頼するステップと、前記リソース不足が発生した物理サーバを除く他の物理サーバからリソースの使用率が通知されたときに、前記データベースに格納された各物理サーバにおけるリソースの能力及び通知されたリソースの使用率に基づいて、前記リソース不足が発生した物理サーバを除く他の物理サーバの中からリソースに余裕がある物理サーバを選択するステップと、前記リソース不足が発生した物理サーバ及び選択された物理サーバに対して、前記リソース不足が発生した物理サーバで動作している仮想マシンの1つをライブマイグレーションすることを依頼するステップと、を実行することを特徴とする仮想計算機システムの管理方法。
(付記11)前記管理サーバが、仮想マシンの起動操作が行われたときに、管理対象である全ての物理サーバに対して、リソースの使用率を通知することを依頼するステップと、前記管理対象である全ての物理サーバからリソースの使用率が通知されたときに、前記データベースに格納された各物理サーバにおけるリソースの能力及び通知されたリソースの使用率に基づいて、前記全ての物理サーバの中からリソースに余裕がある物理サーバを選択するステップと、前記選択された物理サーバに対して、前記起動操作が行われた仮想マシンの起動を依頼するステップと、を更に実行することを特徴とする付記10記載の仮想計算機システムの管理方法。
10 物理サーバ
12B リソース使用率通知部
16 ゲストOS
20 コンピュータネットワーク
30 管理サーバ
30B リソース使用率通知依頼部
30C 物理サーバ選択部
30D ゲストOS起動依頼部
30E マイグレーション依頼部
32 DB
40 能力情報テーブル
42 能力情報
44 リソース使用率情報

Claims (5)

  1. 仮想マシンが動作する複数の物理サーバを管理すると共に、各物理サーバにおけるリソースの能力を夫々格納したデータベースを有する管理サーバに、
    管理対象である物理サーバの1つにリソース不足が発生したときに、リソース不足が発生した物理サーバを除く他の物理サーバに対して、リソースの使用率を通知することを依頼するステップと、
    前記リソース不足が発生した物理サーバを除く他の物理サーバからリソースの使用率が通知されたときに、前記データベースに格納された各物理サーバにおけるリソースの能力及び通知されたリソースの使用率に基づいて、前記リソース不足が発生した物理サーバを除く他の物理サーバの中からリソースに余裕がある物理サーバを選択するステップと、
    前記リソース不足が発生した物理サーバ及び選択された物理サーバに対して、前記リソース不足が発生した物理サーバで動作している仮想マシンの1つをライブマイグレーションすることを依頼するステップと、
    を実現させるための仮想計算機システムの管理プログラム。
  2. 前記管理サーバに、
    仮想マシンの起動操作が行われたときに、管理対象である全ての物理サーバに対して、リソースの使用率を通知することを依頼するステップと、
    前記管理対象である全ての物理サーバからリソースの使用率が通知されたときに、前記データベースに格納された各物理サーバにおけるリソースの能力及び通知されたリソースの使用率に基づいて、前記全ての物理サーバの中からリソースに余裕がある物理サーバを選択するステップと、
    前記選択された物理サーバに対して、前記起動操作が行われた仮想マシンの起動を依頼するステップと、
    を更に実現させることを特徴とする請求項1記載の仮想計算機システムの管理プログラム。
  3. 前記リソースに余裕がある物理サーバを選択するステップは、選択対象となる複数の物理サーバについて、リソースの使用率に応じたスコアを算出し、前記スコアとリソースの能力との乗算値が最大の物理サーバを選択することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の仮想計算機システムの管理プログラム。
  4. 仮想マシンが動作する複数の物理サーバにおけるリソースの能力を格納したデータベースと、
    管理対象である物理サーバの1つにリソース不足が発生したときに、リソース不足が発生した物理サーバを除く他の物理サーバに対して、リソースの使用率を通知することを依頼するリソース使用率通知依頼部と、
    前記リソース不足が発生した物理サーバを除く他の物理サーバからリソースの使用率が通知されたときに、前記データベースに格納された各物理サーバにおけるリソースの能力及び通知されたリソースの使用率に基づいて、前記リソース不足が発生した物理サーバを除く他の物理サーバの中からリソースに余裕がある物理サーバを選択する物理サーバ選択部と、
    前記リソース不足が発生した物理サーバ及び選択された物理サーバに対して、前記リソース不足が発生した物理サーバで動作している仮想マシンの1つをライブマイグレーションすることを依頼するマイグレーション依頼部と、
    を有する仮想計算機システムの管理装置。
  5. 仮想マシンが動作する複数の物理サーバを管理すると共に、各物理サーバにおけるリソースの能力を夫々格納したデータベースを有する管理サーバが、
    管理対象である物理サーバの1つにリソース不足が発生したときに、リソース不足が発生した物理サーバを除く他の物理サーバに対して、リソースの使用率を通知することを依頼するステップと、
    前記リソース不足が発生した物理サーバを除く他の物理サーバからリソースの使用率が通知されたときに、前記データベースに格納された各物理サーバにおけるリソースの能力及び通知されたリソースの使用率に基づいて、前記リソース不足が発生した物理サーバを除く他の物理サーバの中からリソースに余裕がある物理サーバを選択するステップと、
    前記リソース不足が発生した物理サーバ及び選択された物理サーバに対して、前記リソース不足が発生した物理サーバで動作している仮想マシンの1つをライブマイグレーションすることを依頼するステップと、
    を実行することを特徴とする仮想計算機システムの管理方法。
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