JP2004246303A - 画像形成装置及び画像形成制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常の画像形成動作の合間に、多面体ミラーを回転駆動する回転駆動手段を所定の回転速度で制御すると同時にレーザ光の射出を停止することで、特定の画像を得ることを可能とする。
【解決手段】レーザ光の非照射位置にトナー像を形成する方式の感光体ドラム111、レーザ光を射出する半導体レーザ301、レーザ光を反射する複数の鏡面を有するポリゴンスキャナ303、レーザ光が感光体ドラム上に走査されるようポリゴンスキャナ303を回転駆動するポリゴンスキャナモータ304を備えた画像形成装置において、感光体ドラム111に濃い濃度の画像を形成する場合或いは感光体ドラム111におけるレーザ光の走査方向の全域に渡り画像を形成する場合は、FG制御によりポリゴンスキャナモータ304を駆動すると共にレーザ光を消灯する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式により画像形成を行う複写機等の画像形成装置及び画像形成制御方法に関し、更に詳しくは、多面体ミラーにより反射されたレーザ光の非照射位置にトナー像を形成する方式の感光体を備え、多面体ミラーを回転駆動するスキャナモータの制御及びレーザの制御に特徴を有する画像形成装置及び画像形成制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、レーザ光の非照射位置にトナー像を形成する方式の感光体を用いることにより露光及び現像を行い、更に転写及び定着を行うことで画像形成を行う電子写真方式の画像形成装置がある。この種の画像形成装置において、感光体にパッチ画像を形成してその濃度をセンサにより検出することで感光体の電位を測定するような場合、正確な電位を測定すべく感光体に最も濃い濃度のパッチ画像を形成するためにその濃度の画像をレーザ光により露光するという方法ではなく、レーザ光を消灯するという方法をとることで、より正確な電位を算出することができる。
【0003】
また、上述した、レーザ光の非照射位置にトナー像を形成する方式の感光体を用いた画像形成装置において、レーザ光の走査方向に関して感光体の全域に渡り画像(べた画像)を形成する場合、少なくとも感光体が存在する領域ではレーザ光が消灯している必要がある。
【0004】
一方、画像形成装置における上記パッチ画像の形成に関する技術として、レーザ露光(レーザ光の照射)を行わずに最も濃い濃度でパッチ(アナログパッチ)画像を形成する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
また、画像形成装置における上記べた画像の形成に関する技術として、感光体(感光ドラム)の全域にベタ画像を形成する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−117297号公報
【特許文献2】
特開2001−282010号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の画像形成装置において、画像形成時にレーザ発生部から射出されるレーザ光をセンサで検出したときに発せられるビーム検出信号(BD信号)を用いて、レーザ光反射用の多面体ミラーを回転駆動するスキャナモータを制御する場合は、上記センサの近傍でレーザ光を強制的に発光する必要がある。ここで、上記のようにレーザ光を消灯することで特定の画像(パッチ画像またはべた画像)を得ようとした場合、特に、通常の画像形成動作の合間に特定の画像を得ようとした場合は、すぐに通常の画像形成動作に移行するためにレーザ消灯中もスキャナモータを所定の回転速度で制御することが望ましい。しかし、従来技術ではレーザ光を消灯してしまうとBD信号が発せられないために、スキャナモータを制御することができなくなってしまうという課題があった。
【0008】
本発明の目的は、上述した問題点に鑑みなされたものであり、通常の画像形成動作の合間に、多面体ミラーを回転駆動する回転駆動手段を所定の回転速度で制御すると同時にレーザ光の射出を停止することで、特定の画像を得ることを可能とした画像形成装置及び画像形成制御方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、画像情報が形成される感光体と、レーザ光を射出する射出手段と、前記レーザ光を反射する複数の鏡面を有する反射手段と、前記レーザ光が前記感光体上に走査されるよう前記反射手段を回転駆動する回転駆動手段とを備えた画像形成装置において、前記感光体は、前記レーザ光の非照射部分に前記画像情報としての潜像が形成される特性を有し、前記回転駆動手段の回転速度の検出に伴い回転速度信号を出力する回転速度検出手段と、前記感光体に特定の画像情報を形成する場合は、前記回転速度信号に応じて前記回転駆動手段を制御する制御モードにより前記回転駆動手段を駆動すると共に、前記レーザ光の射出を停止する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、前記制御手段は、前記感光体に濃い濃度の画像を形成する場合は、前記制御モードにより前記回転駆動手段を駆動すると共に、前記レーザ光の射出を停止することを特徴とする。
【0011】
また、本発明は、前記制御手段は、前記感光体における前記レーザ光の走査方向の全域に渡り画像を形成する場合は、前記制御モードにより前記回転駆動手段を駆動すると共に、前記レーザ光の射出を停止することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0013】
先ず、本実施形態に係る画像形成装置の全体構成を説明する。図1は画像形成装置100の概略的な内部構造を示す構成図である。画像形成装置100は、筐体の上部を構成するデジタルカラー画像リーダ部(以下「リーダ部」と略称)150と、筐体の下部を構成するデジタルカラー画像プリンタ部(以下「プリンタ部」と略称)170と、リーダ部150の上部に付設された原稿給送装置180とを備えると共に、画像読取機能及び画像形成機能を有する、例えばカラーの画像形成を行う複写機として構成されている。
【0014】
また、画像形成装置100は、後処理装置(例えば、記録材に穿孔を行うパンチ処理、記録材を綴じるステープル処理、複数枚の記録材を束ねて表紙をつける製本処理など、任意の後処理を行う装置)を画像形成装置本体に付設することで、画像形成が終了した記録材に対し上記のような後処理を行うことが可能に構成されている。また、画像形成装置100は、後述のネットワーク通信インタフェース部を介してホストコンピュータ等の外部装置との間でデータの送受信を行うことが可能に構成されている。
【0015】
リーダ部150は、原稿台ガラス101、原稿照明ランプ103・走査ミラー104から構成されるスキャナユニット102、走査ミラー105、走査ミラー106、レンズ107、フルカラーイメージセンサ部108等を備えている。
【0016】
原稿台ガラス101は、原稿給送装置180により給送される原稿または手動でセットされる原稿の載置台として使用される。スキャナユニット102は、モータ(図示略)により駆動され、所定方向に往復走査する。原稿照明ランプ103は、原稿に照射する光を発する光源である。スキャナユニット102が原稿台ガラス101に載置された原稿の走査を行う際は、原稿照明ランプ103が原稿に照射した光の反射光像を走査ミラー104〜106を介してレンズ107を通過させ、RGB3色分解フィルタと一体に形成されたフルカラーイメージセンサ部108内のCCDセンサに結像し、カラー色分解画像アナログ信号を得る。カラー色分解画像アナログ信号は、後述のCCD201において増幅回路(図示略)による増幅処理を経てデジタル化される。
【0017】
プリンタ部170は、露光制御部109、感光体ドラム111、クリーニング装置112、前露光ランプ113、一次帯電器114、黒色現像装置115、回転カラー現像装置116、中間転写ベルト117、一次転写帯電器118、クリーニング装置121から構成される画像形成部110を備えている。
【0018】
露光制御部109は、レーザ光発生部である半導体レーザとポリゴンスキャナ(図3参照)等を備えており、上記リーダ部150のカラーイメージセンサ部108により電気信号に変換され所定の画像処理が施された画像信号に基づいて変調されたレーザ光を発生し、該レーザ光を像担持体である感光体ドラム111に照射する。尚、露光制御部109の構成については後に図3を用いて更に詳しく説明する。
【0019】
感光体ドラム111は、モータ(図示略)により図中時計方向に回転駆動されると共に、前露光ランプ113で除電され、一次帯電器114によって所定の電位に一様に帯電された後、露光制御部109が発するレーザ光の照射を受け、感光体ドラム表面に静電潜像が形成される。感光体ドラム111上に形成された静電潜像を、所定の現像器を動作させて現像することで、感光体ドラム111上にトナー画像を形成する。この感光体ドラム111は、現像に際してはレーザ光の照射を受けた部分にはトナーが付着せず、レーザ光の照射を受けなかった部分にトナーが付着するという性質を有する。つまり、感光体ドラム111において照射を受けたレーザ光が強いほどトナーは薄くなり、逆に弱いほどトナーは濃くなる。
【0020】
回転カラー現像装置116は、イエロー、マゼンダ、シアンの各色にそれぞれ対応する現像器122、123、124から構成されている。感光体ドラム111上にカラーまたは白黒のトナー画像を現像する際において、カラー画像の場合は、回転カラー現像装置116をモータ(図示略)により回転し、現像を行う各分解色に応じて現像器122〜124のうち所定の現像器を択一的に感光体ドラム111に近接させることで現像を行い、黒色の現像を行う場合は、感光体ドラム111に近接して配置された黒色現像装置115を用いて現像を行う。白黒画像の場合は、黒色現像装置115のみが用いられる。
【0021】
感光体ドラム111上に現像されたトナー画像は、1次転写帯電器118によって印加された高圧により中間転写ベルト117に1次転写される。カラー画像形成の場合は4色のトナー像を中間転写ベルト117に重ねて1次転写し、白黒画像形成の場合は黒色トナー像のみを中間転写ベルト117に1次転写する。尚、本実施形態では、画像形成対象の記録材の長手方向寸法が中間転写ベルト117の全周の長さの1/2以下である場合には、中間転写ベルト117上における2枚の記録材に対応する領域に対して同時に画像形成が可能である。1次転写終了後の感光体ドラム111は、表面の残留トナーがクリーニング装置112に備えられたブレード(図示略)により清掃された後、再度画像形成工程に供される。
【0022】
プリンタ部170は、上記の構成要素以外に、更に、レジストローラ137、2次転写ローラ138、搬送ベルト139、熱ローラ定着器(以下定着器と略称)140、排紙フラッパ141、右カセットデッキ125、左カセットデッキ126、上段カセットデッキ127、下段カセットデッキ128、搬送パス147、搬送パス142、反転パス143、下搬送パス144、再給紙パス145、再給紙ローラ146、排出ローラ148、手差しトレイ160等を備えている。
【0023】
各カセットデッキ125〜128には、画像形成部110において中間転写ベルト117上に形成されたトナー画像を2次転写するための記録材が格納されている。右カセットデッキ125に格納された記録材は、ピックアップローラ129と給紙ローラ133とによって給送され、レジストローラ137により中間転写ベルト117上のトナー画像を記録材に転写する2次転写位置へと搬送される。同様に、左カセットデッキ126内の記録材は、ピックアップローラ130と給紙ローラ134とによって給送され、上段カセットデッキ127内の記録材は、ピックアップローラ131と給紙ローラ135とによって給送され、下段カセットデッキ128内の記録材128は、ピックアップローラ132と給紙ローラ136とによって給送され、それぞれレジストローラ137により2次転写位置へと搬送される。尚、手差し給紙の場合には手差しトレイ160を使用する。
【0024】
画像形成部110において、感光体ドラム111上のトナー像を中間転写ベルト117に1次転写し終えた後、各カセットデッキ125〜128のうち何れかのカセットデッキからレジストローラ137の位置まで搬送された記録材は、更に2次転写位置である2次転写ローラ138の位置へ搬送され、2次転写ローラ138を介して記録材に対する2次転写が行われる。2次転写終了後の中間転写ベルト117は、表面の残留トナーがクリーニング装置121に備えられたブレード(図示略)により清掃された後、再度画像形成工程に供される。
【0025】
また、本実施形態においては、所望のタイミングで偏心カム(図示略)を動作させることにより、中間転写ベルト117と2次転写ローラ138との間のギャップが任意に設定可能な構成となっている。カラー画像を形成する場合、複数色のトナー像を中間転写ベルト117上に重ねて形成するときはギャップを設け、トナー像を記録材に転写するときはギャップを無くすようになっている。また、スタンバイ中や電源オフ時にはギャップを設ける。
【0026】
2次転写が終了した記録材は、2次転写ローラ138を通過した後、搬送ベルト139により搬送され、記録材上に上記転写されたトナーが定着器140において記録材を加圧及び加熱することによって定着された後、搬送パス147により搬送され、排出ローラ148によって画像形成装置100の外部に付設されている記録材排出部(図示略)に排出される。
【0027】
排紙フラッパ141は、トナーが定着された記録材の排出先を、搬送パス142側または排出ローラ148側に切り替えるものである。記録材の片面だけに画像を形成する場合は、排紙フラッパ141を排出ローラ148側に設定する。記録材の両面に画像を形成する場合は、排紙フラッパ141を搬送パス142側に設定し、搬送パス142により搬送された記録材を反転パス143を介して下搬送パス144に搬送し、再給紙パス145へと導く。このとき、反転パス143と下搬送パス144を通過することによって記録材は裏返しになる。また、画像形成装置100から記録材を裏返して排出する場合は、排紙フラッパ141を搬送パス142側に設定して記録材を反転パス143に引き込み、反転ローラを逆転して記録材を排出ローラ148へと搬送する。
【0028】
原稿給送装置180は、複写対象の原稿束が積載される原稿積載部、原稿積載部に装填された原稿束から原稿を1枚ずつ給送する給送機構等を備えており、複写対象の原稿を自動的に交換する(原稿束から1枚ずつ原稿を原稿台ガラス101上に給紙し原稿の読取りが終了すると原稿を排出する一連の処理を原稿枚数分だけ繰り返す)場合に使用する。
【0029】
次に、画像形成装置100の制御回路について説明する。図2は画像形成装置100の制御回路の構成例を示すブロック図である。画像形成装置100の制御回路は、本体制御部200と、CCD201と、画像処理部202と、画像データセレクタ203と、レーザユニット204と、画像形成部205(図1の画像形成部110に相当)と、CPU間通信インタフェース(以下I/Fと略称)部206と、画像データ圧縮/伸長部207、画像メモリ208と、ファンクション制御部209と、CPU間通信I/F部210と、HD(ハードディスク)制御部211と、HD212と、スキャン画像変更部213と、プリント画像変換部214と、ネットワーク通信I/F部215と、原稿給送装置制御部216と、後処理装置制御部217と、原稿読取部218と、操作部219とを備えている。
【0030】
本体制御部200は、画像形成装置100を構成する上記リーダ部150と、上記プリンタ部170の画像形成部205(図1の110)等の駆動制御を行う。本体制御部200は、CPUと、このCPUに作業領域を提供するRAMと、CPUにより実行される制御プログラムを格納しているROM(以上図示略)とによって構成されている。尚、上記ROMは、後述する各動作モード(横帯画像形成モード、電位測定モード)を実行するための制御プログラムと、画像形成装置100全体を制御する制御プログラムとを格納している。
【0031】
例えば、上記ROMは、CCD201により原稿から読取った画像データを画像処理部202を用いて所定の画像データに変換する制御プログラムと、画像データセレクタ203が受け取った画像データをレーザユニット204、画像データ圧縮/伸長部207、画像メモリ208、ファンクション制御部209のうちの何れかに送出するように切り替える制御プログラムとを格納している。
【0032】
また、上記ROMは、原稿給送装置制御部216により制御される原稿給送装置180を用いて原稿を給送するための制御プログラムと、後処理装置制御部217に設定されている所定のモードを実行する制御プログラムと、画像データに対して所定の処理を施す制御プログラムを画像形成装置100が実行するように制御する制御プログラムとを格納している。
【0033】
更に、上記ROMには、後に図5を用いて説明する横帯画像形成モードや、図6を用いて説明する電位測定モードを画像形成装置100が実行するよう制御する制御プログラムも格納されている。
【0034】
CCD201は、上述したように、原稿台ガラス101と、原稿照明ランプ103、走査ミラー104〜106、レンズ107を含む光学系等とによって構成されているリーダ部150に設けられたカラーイメージセンサ部108の信号処理部分を構成するものである。CCD201は、原稿照明ランプ103が照射する光のうち原稿から反射する光をとらえて光電変換し、この光電変換によって得られた画像データを出力する。画像処理部202は、CCD201が出力した画像データに対して所定の画像処理を施す。尚、該所定の画像処理は、操作部219を介して設定された画像処理モードに応じた処理である。
【0035】
画像データセレクタ203は、画像データバスを介して、画像処理部202と、レーザユニット204と、画像データ圧縮/伸長部207と、画像メモリ208と、スキャン画像変更部213と、プリント画像変換部214とに接続されており、本体制御部200から制御情報を受け取り、この受け取った制御情報に基づいて、画像データが流れる方向を決定する。レーザユニット204は、画像形成部205に設けられている感光体ドラム111に対してレーザ光による露光を行うユニットである。画像形成部205においては、既に述べたように、レーザ光による露光によって感光体ドラム111に形成された画像を中間転写ベルト117に1次転写し、次いで記録材に2次転写する。
【0036】
CPU間通信I/F部206は、本体制御部200とファンクション制御部209との間で、制御情報を送受信するインタフェースである。画像データ圧縮/伸長部207は、画像データセレクタ203から出力された画像データを、大容量の不揮発性メモリであるHD212に蓄積する際に、HD212における画像データの占有率を節約することを目的として、上記出力された画像データを圧縮する。また、画像データ圧縮/伸長部207は、圧縮されてHD212に格納されている画像データを画像データセレクタ203へ転送する際に、圧縮前の元の画像データに伸長する。
【0037】
画像メモリ208は、画像データセレクタ203が送出した画像データを、一時的に格納するメモリである。画像メモリ208に格納された画像データは、必要に応じて画像データセレクタ203に送出される。尚、画像メモリ208は、揮発性メモリで構成されている。ファンクション制御部209は、本体制御部200との間で通信し、本体制御部200から受け取った画像データ制御情報を、スキャン画像変更部213と、プリント画像変換部214とへ送出する。尚、上記画像データ制御情報としては、画像データセレクタ203が送出した画像データをスキャン画像変更部213へ送出すべき制御情報と、プリント画像変換部214が送出した画像データを画像データセレクタ203へ送出すべき制御情報とが考えられる。
【0038】
プリント画像変換部214は、ネットワーク通信I/F部215からプリント画像データ受け取り、この受け取った画像データに所定の変換処理を施し、この変換処理された画像データを画像データセレクタ203へ送出する。また、上記ファンクション制御部209は、操作部219を介して入力された制御情報であって画像形成装置100全体を制御する制御情報を、CPU間通信I/F部206を介して本体制御部200へ送出する。
【0039】
CPU間通信I/F部210は、HD212に記憶されている画像データに関する制御情報を、HD制御部211と本体制御部200との間で送受信するインタフェースである。HD制御部211は、画像データ圧縮/伸長部207が送出した画像データをHD212が記憶するように、HD212を制御する。また、HD制御部211は、HD212に記憶されている画像データを読み出し、この読み出した画像データを画像データ圧縮/伸長部207へ送出するように、HD212を制御する。尚、HD制御部211がHD212を制御するために必要な制御情報は、CPU間通信I/F部210を介して本体制御部200から受け取る。また、HD212は、不揮発性メモリによって構成されている。
【0040】
スキャン画像変更部213は、画像データセレクタ203が送出した画像データを、PDL(Page Description Language)によって記述される画像データに変換し、この変換された画像データを、ネットワーク通信I/F部215を介して画像形成装置100に接続されているホストコンピュータ(図示略)に転送する。尚、該ホストコンピュータは、PDLによって記述された画像データを処理することができる。また、スキャン画像変更部213は、該ホストコンピュータから受け取ったPDLの画像データを、画像形成部205が画像形成出力できる形式の画像データに変更する。また、スキャン画像変更部213における該変更処理は、本体制御部200の制御に基づいて行われる。
【0041】
ネットワーク通信I/F部215は、画像形成装置100をネットワークに接続する。そして、ネットワーク通信I/F部215は、所定の通信規約(プロトコル)に基づいて、上記ネットワークに接続されている機器(例えばコンピュータ)との間において画像データや制御情報を送受信する。原稿給送装置制御部216は、本体制御部200が送出した制御情報に基づいて、原稿給送装置180の動作を制御する。後処理装置制御部217は、本体制御部200が送出した制御情報に基づいて、後処理装置(図示略)の動作を制御する。
【0042】
原稿読取制御部218は、本体制御部200が送出した制御情報に基づいて、スキャナユニット駆動装置(図示略)を制御する。尚、該スキャナユニット駆動装置が、上述したスキャナユニット102を駆動する。また、スキャナユニット102は、上述したように原稿照射ランプ103と走査ミラー104とを具備し、これらを用いて原稿を照射する。また、スキャナユニット102が駆動されることによって、原稿照射ランプ103により照明された原稿に記録されている画像が走査ミラー104〜106及びレンズ107を介してカラーイメージセンサ部108内のCCD201に結像される。後処理装置は、上述したように、例えば、記録材に穿孔を行うパンチ処理、記録材を綴じるステープル処理、複数枚の記録材を束ねて表紙をつける製本処理などの後処理を行う。
【0043】
操作部219は、ユーザが画像形成装置100に情報を入力するときに使用する。また、操作部219に設けられている表示部を介して、画像形成装置100の動作状況がユーザに示される。また、操作部219に設けられているキーを介して入力されたキー情報が、ファンクション制御部209に通知される。そして、ファンクション制御部209が、上記キー情報のコマンドを解析し、この解析されたコマンドをCPU間通信I/F部206を介して本体制御部200に送出することによって、ユーザが入力した制御情報が本体制御部200に通知される。
【0044】
図3は画像形成装置100の露光制御部109の詳細構成を示す模式図である。露光制御部109は、半導体レーザ301、ビームエクスパンダ302、ポリゴンスキャナ303、ポリゴンスキャナモータ304、結像レンズ305、折り返しミラー306、反射ミラー307、ビーム検出部308、ポリゴンスキャナモータ制御部309から構成されている。図中310はポリゴンスキャナモータ304を制御するモータドライバ、311は後述のFG信号を発生する回転速度検出部(FG信号発生部)である。
【0045】
半導体レーザ301は、レーザ光を発生し射出する。ビームエクスパンダ302は、半導体レーザ301から射出されたレーザ光を所定のビーム径に変換する。ポリゴンスキャナ303は、所定のビーム径に変換されたレーザ光を感光体ドラム111へ照射すべく水平方向に反射するための複数の鏡面を備えた多面体ミラーである。ポリゴンスキャナモータ304は、ポリゴンスキャナ303を回転する。結像レンズ305は、ポリゴンスキャナ303により反射されたレーザ光を結像する。折り返しミラー306は、結像レンズ305を通過したレーザ光を感光体ドラム111の表面に導く。反射ミラー307は、レーザ光検出用のミラーである。
【0046】
ビーム検出部308は、反射ミラー307により反射されたレーザ光を検出し、ビーム検出信号をポリゴンスキャナモータ制御部309に出力する。ポリゴンスキャナモータ制御部309は、ポリゴンスキャナモータ304の回転を制御する。モータドライバ310は、ポリゴンスキャナモータ制御部309の制御に基づきポリゴンスキャナモータ304を駆動する。ポリゴンスキャナモータ制御部309は、図2の画像形成装置100の制御回路の構成においてはレーザユニット204の一部を成すものである。回転速度検出部(FG信号発生部)311は、ポリゴンスキャナモータ304の回転速度を検出し、回転速度検出信号をポリゴンスキャナモータ制御部309に出力する。
【0047】
ポリゴンスキャナモータ304を制御する方法は、ポリゴンスキャナモータ304の回転に伴って回転速度検出部311から発せられる回転速度検出信号(以下、FG信号と記す)を用いて制御する方法と、ビーム検出部308によりレーザ光を検出したときにビーム検出部308から発せられるビーム検出信号(以下、BD信号と記す)を用いる方法とがある。前記2つの方法のうち何れかの方法を、ポリゴンスキャナモータ制御部309内に設けられたレジスタへの設定を本体制御部200内のCPUにより行うことで、選択することができる。
【0048】
FG信号を用いて制御するFG制御では、ポリゴンスキャナモータ制御部309において、ポリゴンスキャナモータ304が1回転する間に4回発せられるFG信号の周期と、予め設定してある目標速度のFG制御下での周期とを比較し、比較結果に基づいてポリゴンスキャナモータ304の速度の制御を行う。ポリゴンスキャナモータ304の速度が目標速度に達していないと判断した場合には速度アップ信号をモータドライバ310に出力し、ポリゴンスキャナモータ304の速度が目標速度を超えていると判断した場合は速度ダウン信号をモータドライバ310に出力する。
【0049】
BD信号を用いて制御するBD制御では、ポリゴンスキャナモータ制御部309において、ポリゴンスキャナモータ304が1回転する間に6回発せられるBD信号の周期と、予め設定してある目標速度のBD制御下での周期とを比較し、比較結果に基づいてポリゴンスキャナモータ304の速度の制御を行う。ポリゴンスキャナモータ304の速度が目標速度に達していないと判断した場合には速度アップ信号をモータドライバ310に出力し、ポリゴンスキャナモータ304の速度が目標速度を超えていると判断した場合は速度ダウン信号をモータドライバ310に出力する。
【0050】
FG制御、BD制御のいずれにおいても、周期の判定はポリゴンスキャナモータ304が1周する間に基準クロック生成回路(図示略)により発せられたクロックを、ポリゴンスキャナモータ制御部309がカウントすることで行われる。
FG制御、BD制御の目標速度が同じである場合、FG制御下での目標速度の周期に対応するクロックのカウント値(NFG)と、BD制御下での目標速度の周期に対応するクロックのカウント値(NBD)の間には、NFG = (6/4)×NBDという関係がある。
【0051】
尚、本実施形態では、ポリゴンスキャナモータ304が1回転する間にFG信号が4回発せられ、BD信号が6回発せられる構成をとっているが、これ以外の構成でも実現できる。また、本実施形態では、PLL(Phase Lock Loop)制御の説明を省いたが、基準信号とBD信号との位相差を検出し、PLL制御を付加し、PLL速度制御とすることもできる。
【0052】
図4は画像形成装置100における横帯画像形成モードによる画像形成時の感光体ドラム111上のトナー像を示す図である。この図は感光体ドラム111を上方から見た場合を示したものであり、感光体ドラム111の下方に中間転写ベルト117が配置されている。横帯画像形成モードは、感光体ドラム111の長手方向(レーザ光の走査方向)の全域に渡りトナー像401を形成して、感光体ドラム111上の位置402で接しているクリーニング装置112のブレード、及び中間転写ベルト117上の位置403で接しているクリーニング装置121のブレードにトナーを供給することで、感光体ドラム111と中間転写ベルト117との間の摩擦を軽減するためのモードである。
【0053】
通常の画像形成時は、レーザの制御とともにBD制御によりポリゴンスキャナモータ304を制御し、所定枚数の画像形成を行う毎にFG制御に切り替えてレーザ光を消灯することで、感光体ドラム111の全域にトナー像が形成される。
上記の横帯画像形成モードによる画像形成から通常の画像形成に復帰するときは、レーザの制御を再開しBD制御を行う。尚、図中の上向きの矢印は感光体ドラム111の回転方向(紙面表側から紙面裏側)を示し、下向きの矢印は中間転写ベルト117の回転方向(紙面表側から紙面裏側)を示す。
【0054】
図5は画像形成装置100における感光体ドラム111の電位を測定する電位測定モード時に、補正を行う感光体ドラム111の電位の特性を示す図である。
図中の縦軸は感光体ドラム111の電位を示しており、横軸は一次帯電器114から感光体ドラム111までの距離を示している。一次帯電器114により印加された感光体ドラム111の表面の電位は、感光体ドラム111の回転に伴って一次帯電器114から距離が離れるに従い減衰する。
【0055】
図中の破線は理想的な状態での電位の減衰を示しており、このときの感光体ドラム111が現像器と接する位置Ldでの現像器の電位Vdcと、感光体ドラム111の電位Vdとの間には、Vd = Vdc + Vcontという関係が成り立つ。このVcontが、感光体ドラム111上の静電潜像をトナーにより現像するための適正な電位差を示しているが、一般に、感光体ドラム111の電位の減衰特性は、画像形成装置100の使用状況や使用環境により変化する。この一例を示しているのが図中の1点鎖線である。
【0056】
このため、通常の画像形成時は、レーザの制御とともにBD制御によりポリゴンスキャナモータ304を制御し、所定枚数の画像形成を行う毎に電位測定モードで感光体ドラム111の電位を測定することで、上記電位の減衰特性の変化を補正する。電位測定モードでは、FG制御に切り替えてレーザを消灯することで感光体ドラム111に最も濃い濃度のトナー像を形成し、このときのトナー像の濃度をセンサ(図示略)を用いて測定し、この測定結果に応じて予め設定されたテーブルより、一次帯電器114に印加する電圧の補正量が決定され、感光体ドラム111と現像器の間の電位差Vcont’は適正値であるVcontに保たれる。
【0057】
図6は画像形成装置100における通常の画像形成時において、所定枚数の画像形成を行う毎に横帯画像形成モードまたは電位測定モードを実行するためにBD制御とFG制御を切り替える手順を示すフローチャートである。本フローチャートに示す処理は、本体制御部200のCPUがROMに格納された制御プログラムに基づき実行する。
【0058】
本体制御部200は、BD制御による通常の画像形成動作を実行中は、画像形成を行った記録材の枚数をカウントし(ステップS601)、カウント値が予め設定された所定の枚数に達したかどうかを判定する(ステップS602)。カウント値が所定の枚数に達していないと判断した場合は(ステップS602の答がno)、ステップS601の処理に戻る。カウント値が所定の枚数に達したと判断した場合は(ステップS602の答がyes)、本体制御部200は、通常の画像形成動作を一時中断し、ポリゴンスキャナモータ304の制御をBD制御からFG制御に切り替えて、レーザユニット204によりレーザ光を消灯し(ステップS603)、この間に横帯画像形成モードないしは電位測定モードを実行する(ステップS604)。
【0059】
その後、本体制御部200は、横帯画像形成モードないしは電位測定モードの実行が終了したかどうかを判定する(ステップS605)。横帯画像形成モードないしは電位測定モードの実行を終了していないと判断した場合は(ステップS605の答がno)、ステップS604の処理に戻る。横帯画像形成モードないしは電位測定モードの実行を終了したと判断した場合は(ステップS605の答がyes)、本体制御部200は、今度はレーザユニット204によりレーザ光を点灯してBD制御に切り替え、一時中断していた通常の画像形成動作に戻るよう制御する(ステップS606)。この後、ステップS601の処理に戻る。
【0060】
以上説明したように、本実施形態によれば、レーザ光の非照射位置にトナー像を形成する方式の感光体ドラム111を用いた画像形成装置においても、通常の画像形成動作の合間に、ポリゴンスキャナモータ304を所定の回転速度で制御すると同時にレーザ光を消灯することで、特定の画像(パッチ画像またはべた画像)を得ることが可能となる。これにより、従来のような、レーザ光を消灯してしまうとBD信号が発せられないためにポリゴンスキャナモータを制御することができないという不具合を解消することができる。
【0061】
尚、本発明は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲で示した機能または実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であれば、どのようなものであっても適用可能である。
【0062】
上記実施形態では、画像形成装置を複写機とした場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されるものではなく、プリンタや複合機に適用することも可能である。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、レーザ光の非照射位置にトナー像を形成する方式の感光体を用いた画像形成装置においても、通常の画像形成動作の合間に、反射手段を回転駆動する回転駆動手段を所定の回転速度で制御すると同時にレーザ光の射出を停止することで、特定の画像を得ることが可能となる。これにより、従来のような、レーザ光の射出を停止してしまうとレーザ光検出信号が発せられないために回転駆動手段を制御することができないという不具合を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構造を示す構成図である。
【図2】画像形成装置の制御回路の構成例を示すブロック図である。
【図3】画像形成装置の露光制御部の詳細構成を示す模式図である。
【図4】横帯画像形成モードにおける横帯画像を示す図である。
【図5】電位測定モードにおける測定電位を示す図である。
【図6】横帯画像形成モードまたは電位測定モードに移行する際の画像形成部の制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 画像形成装置
111 感光体ドラム(感光体)
117 中間転写ベルト
138 2次転写ローラ
200 本体制御部(制御手段)
301 半導体レーザ(射出手段)
303 ポリゴンスキャナ(反射手段)
304 ポリゴンスキャナモータ(回転駆動手段)
308 ビーム検出部(レーザ光検出手段)
309 ポリゴンスキャナモータ制御部(制御手段)
311 回転速度検出部(回転速度検出手段)

Claims (10)

  1. 画像情報が形成される感光体と、レーザ光を射出する射出手段と、前記レーザ光を反射する複数の鏡面を有する反射手段と、前記レーザ光が前記感光体上に走査されるよう前記反射手段を回転駆動する回転駆動手段とを備えた画像形成装置において、
    前記感光体は、前記レーザ光の非照射部分に前記画像情報としての潜像が形成される特性を有し、
    前記回転駆動手段の回転速度の検出に伴い回転速度信号を出力する回転速度検出手段と、前記感光体に特定の画像情報を形成する場合は、前記回転速度信号に応じて前記回転駆動手段を制御する制御モードにより前記回転駆動手段を駆動すると共に、前記レーザ光の射出を停止する制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記感光体に濃い濃度の画像を形成する場合は、前記制御モードにより前記回転駆動手段を駆動すると共に、前記レーザ光の射出を停止することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記感光体における前記レーザ光の走査方向の全域に渡り画像を形成する場合は、前記制御モードにより前記回転駆動手段を駆動すると共に、前記レーザ光の射出を停止することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記レーザ光の検出に伴いレーザ光検出信号を出力するレーザ光検出手段を備え、前記レーザ光検出信号に応じて前記回転駆動手段を制御する第2の制御モードを有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記第2の制御モードを用いた通常の画像形成の実行中に画像形成した記録材の枚数を計数し、前記計数した枚数が所定枚数に達した場合、前記通常の画像形成を中断し、前記第2の制御モードから前記制御モードに切り替えると共に前記レーザ光の射出を停止し、前記感光体に前記特定の画像情報を形成する処理の終了後に、前記レーザ光の射出を再開すると共に前記制御モードから前記第2の制御モードに切り替え、前記通常の画像形成を再開することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像形成装置。
  6. 画像情報が形成される感光体と、レーザ光を射出する射出手段と、前記レーザ光を反射する複数の鏡面を有する反射手段と、前記レーザ光が前記感光体上に走査されるよう前記反射手段を回転駆動する回転駆動手段とを備えた画像形成装置により実行される画像形成制御方法において、
    前記感光体は、前記レーザ光の非照射部分に前記画像情報としての潜像が形成される特性を有し、
    前記回転駆動手段の回転速度の検出に伴い回転速度信号を出力する回転速度検出工程と、前記感光体に特定の画像情報を形成する場合は、前記回転速度信号に応じて前記回転駆動手段を制御する制御モードにより前記回転駆動手段を駆動すると共に、前記レーザ光の射出を停止する制御工程とを備えることを特徴とする画像形成制御方法。
  7. 前記制御工程では、前記感光体に濃い濃度の画像を形成する場合は、前記制御モードにより前記回転駆動手段を駆動すると共に、前記レーザ光の射出を停止することを特徴とする請求項6記載の画像形成制御方法。
  8. 前記制御工程では、前記感光体における前記レーザ光の走査方向の全域に渡り画像を形成する場合は、前記制御モードにより前記回転駆動手段を駆動すると共に、前記レーザ光の射出を停止することを特徴とする請求項6記載の画像形成制御方法。
  9. 前記レーザ光の検出に伴いレーザ光検出信号を出力するレーザ光検出工程を備え、前記レーザ光検出信号に応じて前記回転駆動手段を制御する第2の制御モードを有することを特徴とする請求項6記載の画像形成制御方法。
  10. 前記制御工程では、前記第2の制御モードを用いた通常の画像形成の実行中に画像形成した記録材の枚数を計数し、前記計数した枚数が所定枚数に達した場合、前記通常の画像形成を中断し、前記第2の制御モードから前記制御モードに切り替えると共に前記レーザ光の射出を停止し、前記感光体に前記特定の画像情報を形成する処理の終了後に、前記レーザ光の射出を再開すると共に前記制御モードから前記第2の制御モードに切り替え、前記通常の画像形成を再開することを特徴とする請求項6乃至9の何れかに記載の画像形成制御方法。
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JP2015197667A (ja) * 2014-04-03 2015-11-09 キヤノン株式会社 画像形成装置

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