JP2004246111A - 負分散光ファイバ及びそれを用いた波長分割多重光伝送用線路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】波長1.55μmにおける分散が−15ps/nm/km以下で、かつ1.55μmにおける光伝送損失が0.23dB/km以下であることを特徴とする負分散光ファイバである。このため、今回発明の負分散光ファイバ(RDF)を、適切な正分散光ファイバ(SMFなど)に組み合わせるより、高速大容量伝送に適した低光伝送損失なWDM伝送路の構築が可能となった。
【選択図】 図1
Description
【産業上の利用分野】
本発明は、波長分割多重(WDM)光伝送用の負分散光ファイバ及びその光ファイバを用いたWDM光伝送路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
波長1.31μmで零分散を有するシングルモード光ファイバ(SMF)は、非線形性や光伝送損失、偏波モード分散(PMD)等の点で大変優れた線路である。しかしながら、波長1.55μm帯で大きな正の分散値と分散スロープを有するため、分散を補償してやらないと、波長1.55μm帯での光伝送は困難である。そこで、モジュール型の分散補償光ファイバ(DCF)が盛んに検討されている。例えば、海底光伝送用等においては、分散補償を短い光ファイバで達成させるために、クラッドの屈折率に対するセンターコアの比屈折率差(△1)を2.0%以上に高くして、波長1.55 μm帯でマイナス100ps/nm/km以下の大きな分散補償を達成したものが開発されている。
【0003】
しかし、短尺化を目指してきたモジュール型DCFは、設計上、一般的にセンターコアの比屈折率差△1が高い為、光伝送損失が0.30dB/km以上と大きくなっていた。その為、この分散補償光ファイバを線路として用いることは、光中継区間長が短かくなることから、使用に困難な面があった。また、この分散補償光ファイバは有効コア断面積Aeffが小さく、非線形現象が起こりやすい点やPMDが大きくなりやすいという点でも問題があった。
【0004】
そこで、新しいアプローチとして、SMFと逆分散特性を有する線路型の分散補償ファイバ(RDF)が提案された(非特許文献1)。この提案以来、様々なタイプのRDFが開発されてきた。これらの光ファイバは−15〜−60ps/nm/km程度の分散値を有しており、SMFと繋いで光伝送路として用いる事を目的として開発されている。
このようなRDFは、DCFに比べ、光伝送損失やPMDが小さく、有効コア断面積Aeffが拡大されている為、線路として用いるには有利な特性を有している。それでも、その光伝送損失は、一般的に0.23dB/km以上と、従来の光伝送路と比べると、まだ大きい。
そこで、分散の絶対値を15ps/nm/km以下にする事で、0.23dB/km以下の低伝送損失を有する分散補償ファイバ(N−MDF)も提案されている(例えば非特許文献2)。しかし、一般的に広く用いられているSMFは15ps/nm/km以上の分散値を有しているため、N−MDFは、正分散ファイバも専用に設計されたものでないと、分散補償率などの点で使いづらいという面があった。
【0005】
【非特許文献1】
ECOC’97 Vol.1 P127
【非特許文献2】
ECOC’00 2−4−2
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
よって、従来のRDFと同程度の分散特性を有しながら、波長1.55μmでの光伝送損失を0.23dB/km以下にした負分散光ファイバの開発が望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の一つの特徴は、波長1.55μm帯で−15ps/nm/km以下の分散値と0.23dB/km以下の光伝送損失を有する新しいタイプのRDFである。このRDFは、−15ps/nm/km以下の分散値を持つことから、15−22ps/nm/km程度の分散値を有するSMFと接続してSMFの分散を補償する際に、SMFの長さ/RDFの長さ=1以上/1で接続する事が可能であり、SMFに比べて光伝送損失やPMD、非線形性が大きいRDFの条長を短くすることが可能である。
【0008】
また、光伝送損失が0.23dB/km以下であることにより、光の入射パワーを抑制して非線形現象を抑制したり、中継地点間のスパン条長を長くする事等が可能である。なお、光伝送線路を構成するには、分散値が正の光ファイバと負の光ファイバとのトータルの損失が重要であるが、従来型の非零分散シフトファイバ(NZ−DSF)が0.22dB/km以下であることから、RDFに関しても0.22dB/km以下であることがより望ましい。
【0009】
SMFの伝送損失を0.19dB/kmとして、従来の非特許文献1によるRDF(光伝送損失0.24dB/km)と光伝送損失0.22dB/kmのRDFとを、それぞれSMFと1:1の長さで繋いだ場合には、光中継区間長50kmでSMF+RDFの光伝送損失は、それぞれ10.75dBと10.25dBになる、この光中継区間長当り0.5dBの差は、大きな伝送特性の差を生じさせる。
【0010】
また、10dBまでがシステムの許容限界とすると、従来型では46.5kmしか伝送できなかったものが、新型では48.5km伝送できることとなる。これは、10,000km伝送を考えた場合は、中継器を8−9個程度少なく出来ることを意味し、大きなコストの差を生み出す。
【0011】
もちろん、RDFには、WDM伝送に対応するため、分散だけでなく、分散スロープも補償することが要求されるので、1.55μm帯での分散スロープの値を0ps/nm2/km以下でなければならない。0以下のいくつが最良かについては、分散補償率の指標である分散/分散スロープの値(DPS)が対象となるSMFとほぼ同レベルであるであることが望ましい。
【0012】
表1は本発明で分散補償をする各種SMFの特性例を示すものである。もちろん、分散補償の対象となるSMFは、1.55μmで正分散を有している光ファイバであるが、本発明は表1に列記したものに限定されるものではない。また、正分散ファイバとして、表1のP−MDFの様なSMFよりも分散が抑制された光ファイバを用いても、構わない。また、Aeffは従来のDCFよりも大きい20μm2以上であることが、非線形現象抑制の観点から望ましい。
【0013】
【表1】
【0014】
一般的に、RDFは、分散スロープを負にするため、ディプレスト層を有した屈折率プロファイルを用いることが多い。この様な屈折率プロファイルでは、曲げ光伝送損失が増大しやすく、それが、光伝送損失を大きくする一つの原因となっていた。
そこで本発明者は、従来のRDFの典型値である20mmφで10−15dB/mという曲げ光伝送損失に対して、20mmφで10dB/m以下(より好ましくは5dB/m以下)を目標に開発を行った。
【0015】
最もシンプルな例として、図1の屈折率プロファイルを用い、第1サイドコア径2bに対するセンターコア径2aの径比Raとコア径とを調整しながら、1.55μmの分散値を−20ps/nm/km付近にして、曲げ光伝送損失だけを変化させた場合の、1.55μmの特性の変化を図2に示す。なお、比屈折率差の絶対値の影響によるロスの変化を出来るだけ消すため、クラッドの屈折率に対するセンターコアの比屈折率差△1は1.1%、同じく第1サイドコアの比屈折率差△2は−0.4%に固定した。また、図1において、1はセンターコア、2は第1サイドコア、3はクラッドを示す。
【0016】
図2から明らかなように、曲げ光伝送損失を大きくすると、光伝送損失が大きく上がっていってしまうことが分かる。すなわち、従来型のRDFでも曲げ光伝送損失を抑制する事で1.55μmの光伝送損失をある程度、下げる事が可能であることが分かる。しかし、曲げ光伝送損失抑制の為の屈折率プロファイル変更を行うと、図2の様に、分散スロープの絶対値が小さくなってしまう(すなわち、分散補償率が悪くなってしまう)事が分かる。このように、トレードオフの関係があるため、この手法のみで解決を図るのは、難しい面があった。また、仮に、この手法を採用しても、従来型RDFでは、図2にも示すように、0.235dB/km程度が限界であった。しかし、いずれにせよ、20mmφの曲げ光伝送損失を10(より好ましくは5)dB/m以下にするというのは、有効な手段である。
【0017】
また、1.38μmの光伝送損失ピークは、OHに起因する光伝送損失であることが知られているが、このOHに起因する光伝送損失が、1.55μmに影響を及ぼさないかを、従来型RDFを例にとって、調べてみた。結果を図3に示す。
【0018】
ばらつきはあるものの、OHによる光伝送損失が2dBを越える辺りから、明らかに波長1.55μmにおける光伝送損失が、OHによる光伝送損失の影響によって、増大してきている事が分かる。よって、OHによる光伝送損失を2dB/km以上にしないことが、1.55μmの光伝送損失に影響を与えないと言う観点から重要である。なお、このピークが小さければ小さいほど、より短波長でも光伝送損失の増加を起こしにくいと言うことになるので、極力、OHを抑えた方が、より好ましいことは言うまでも無い事である。
【0019】
屈折率プロファイル面からのアプローチも、また、負分散光ファイバの光伝送損失低減という観点から重要である。一般的に、RDFはDCFに比べれば、センターコアの比屈折率差△1を小さく設計しているとは言え、0.22dB/km以下を達成している通常のNZ−DSF(△1=0.5−0.7%程度)から比べると、1.0−1.3%程度と、センターコアの比屈折率差△1が大きくなっている。
【0020】
公知の様に、センターコアの比屈折率差△1を大きくすることは、レイリー散乱による大きな光伝送損失を生じさせる。例えば、前記非特許文献1にあるようなRDFのセンターコアの比屈折率差△1は1.1%程度と報告されているが、光伝送損失は0.24dB/km程度である。
【0021】
上述したように、この様な高めのセンターコアの比屈折率差△1を有するRDFでも、OHによる光伝送損失を低減したまま、曲げ光伝送損失を抑制していけば、0.23dB/km以下を達成することも可能である。このような低光伝送損失化のアプローチもあると考えられるし、そのようなアプローチも、当発明の意図に、何ら反するものではない。ただし、1.3%を越えるような比屈折率差となると、上記の手法を用いても、0.23dB/km以下にするのが非常に難しくなるので、センターコアの比屈折率差△1は1.3%以下であることが望ましい。
【0022】
上述したように、センターコアの比屈折率差△1の値が1.0%−1.3%でも0.23dB/km以下の光伝送損失を得る為の手段は講じることが出来るが、非常に厳しい曲げ光伝送損失やOHによる光伝送損失が要求される。そこで、センターコアの比屈折率差△1を1.0%以下にすることが有効である。
【0023】
レイリー散乱ロスの観点からは、センターコアの比屈折率差△1を下げていけば、良好な(低い)光伝送損失特性が得られると言うことになるが、センターコアの比屈折率差△1を下げることは、曲げ光伝送損失の増大を伴うというデメリットを持つ。
【0024】
W型プロファイルのRDFで、DPS一定(Ge−CSFと同レベルの300に設定)になるようにして、各センターコアの比屈折率差△1で試作をした際の1.55μmの損失特性を図4に示す。図4から明らかなように、センターコアの比屈折率差△1を下げていくことで、ある一定値までは、光伝送損失を下げていくことが可能である。
【0025】
しかしながら、ある一定値よりも下がって来ると、逆に光伝送損失が大きくなってくることが分かる。これは、曲げ光伝送損失の影響により、光伝送損失が増大している為である。
【0026】
よって、図5に示すW−Seg型構造の屈折率プロファイルで、光伝送損失低減の可能性を追求してみた。W型のプロファイルであると、センターコアの比屈折率差△1を0.9%にして、DPSを300nm程度にした場合は、曲げ光伝送損失は、20mmφで20−30dB/m程度と大きくなってしまい損失増加を招いていた。
【0027】
よって、センターコアの比屈折率差△1を0.9%(屈折率分布定数α=3)のW型プロファイルに、第2サイドコアの非屈折率差△3=0.25%、c/b=1.3のセグメント層を付加させたW−Seg型プロファイルで特性を調査してみた。ちなみに屈折率分布定数αとは、センタコアの形状をα乗で表した係数で、α=1の時は三角形、α=2の時は放物線状、α=無限大の時は四角形を表す。第1サイドコアの非屈折率差△2とa/bを変化させて、コア径をDPSを300前後に合わせ込んだ場合の、特性の変化を表2に示す。
【0028】
なお、DPSが300まで到達しない場合は、なるべくDPSが小さくなるコア径を選択した。表2から明らかな様に、第1サイドコアの非屈折率差△2や径比を適切量に合わせ込むことにより、例えば、No.8や12のシミュレーション結果のように、10dB/m以下の曲げ損失も、達成可能であることが分かった。
【0029】
【表2】
【0030】
このような要領で、あらゆるパラメータに関して最適化を検討した。その結果、センタコアの非屈折率差(△1)が1.0〜0.7%であっても、分散を−15ps/nm/km以下、DPSを例えばSMFと同レベルの300nm程度にしても、20mmφによる曲げ損失を10dB/m以下に抑制することが可能であることが分かった。その時に、αを1.0〜10.0、△2を−0.60〜−0.30%、△3を0.1%〜0.6%、a/bを0.35〜0.75、c/bを1.1〜2.4倍の範囲に設定する事が、分散−15ps/nm/km、負分散スロープ、20μm2以上のAeff、10dB/m(20mmφ)以下の曲げ光伝送損失を全て満たすために、好ましいプロファイル範囲であることが分かった。
【0031】
図6に本発明の低光伝送損失RDFを用いたWDM光伝送システムの一例を示す。図6において、TXは光送信局、EDFAはエルビュームドープ光ファイバによる光増幅装置、RXは光受信局を示す。光伝送線路は、SMF(あるいは他の正分散光ファイバ)とRDFを縦続させることにより構成する。各光ファイバの長さを適切量に調整して接続することで、WDM伝送用のフラットな分散特性も得られる。より低非線形なSMFに最初に信号光が入射され、その後にRDFに入射されるため、非線形現象も抑制することが可能である。
【0032】
[実施例]
以下、実施例により、今回の発明の有効性を確認する。まず、上記で説明したW−Seg型プロファイルのシミュレーション結果のうち、DPSが300nm程度で、曲げ光伝送損失も5dB/m以下である屈折率プロファイルの実施例を、表3示す。
【0033】
【表3】
【0034】
上記の屈折率プロファイルのうち、センタコアの非屈折率差△1=0.90%のシミュレーション結果を参考にして光ファイバの試作を行った。試作はVAD法によって光ファイバ母材を製造することで行ったが、石英スートのガラス化時にCl2ガスを全ガス圧に対して1%付加することで、十分に脱水を行い、OH光伝送損失も2dB/km以上にならないように注意した。試作の結果を表4に示す。
【0035】
【表4】
【0036】
−15ps/nm/km以下の分散と300nm程度のDPS(SMFと接続した場合に、1550nmの分散スロープをほぼ0ps/nm2/kmにする事が可能な特性)を維持しながら、曲げ光伝送損失を20mmφで5dB/m以下に抑制し、1.55μmで0.22dB/km以下の超低光伝送損失特性を得ている。よって、本発明のRDFを用いることで、従来、負分散光ファイバ(DCF、RDF)において達成不可能であった光伝送損失を達成できることが分かった。また、Aeffの値も30μm2以上と、DCFはもちろんのこと、従来RDFに比べても、さらに拡大されており、低非線形性が達成されていることが分かる。PMD、カットオフ波長等の他の値も、非常に良好なものであった。
【0037】
上述したように、光伝送損失は、No.01、No.02共に0.22dB/km以下であり、試作結果、No.02では0.205dB/kmを得た。さらに、波長1.55μmでの光伝送損失だけでなく、曲げ光伝送損失が5dB/m以下と小さいため、広帯域にわたって、低光伝送損失も得られた。No.02のRDFの波長損失特性を図7に示す。1520nm−1620nmの100nmにわたり、0.23dB/km以下の超低光伝送損失が達成されており、広帯域WDM伝送に適用可能であることが分かる。
【0038】
今回、発明を行った表4のNo.2のRDFと、表1の中で最も光伝送損失が低いAeff拡大型SMF2(分散20ps/nm/km)とを条長比0.524:0.476で組み合わせた場合のトータル線路の特性を、表5に示す。
【0039】
【表5】
【0040】
このことから、従来のSMFをさらに下回る超低光伝送損失特性が達成されていることが分かる。接続損失を考慮しても、SMFと同レベル程度の光伝送損失が期待される。分散スロープ、PMD等の他の特性も良好であり、40kmを仮定した場合の最大累積分散も400ps/nm程度と、まずまずの値が得られている。よって、この光伝送路が高速大容量伝送に適した線路であることが確認できた。
【0041】
【効果】
本発明のRDFは上述のように、波長1.55μmにおける分散が−15ps/nm/km以下で、かつ1.55μmにおける光伝送損失が0.23dB/km以下であることを特徴とする。このため、今回発明の負分散光ファイバ(RDF)を、適切な正分散光ファイバ(SMFなど)に組み合わせるより、高速大容量伝送に適した低光伝送損失なWDM伝送路の構築が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で用いたW型構造の屈折率プロファイル。
【図2】RDFの曲げ損失を変化させたときの光伝送損失及び分散勾配を示す特性図。
【図3】RDFのOHによる光伝送損失と波長1.55μmにおける光伝送損失との関係図。
【図4】RDFのセンタコアの比屈折率差△1と波長1.55μmにおける光伝送損失との関係図。
【図5】本発明の他の実施例で用いたW−Seg型構造の屈折率プロファイル。
【図6】本発明のRDFとSMFとで構成されるシステムの一実施例を示す構成図。
【図7】本発明の一実施例による波長に対する光伝送損失の特性図。
Claims (8)
- 波長1.55μmにおける分散が−15ps/nm/km以下で、かつ1.55μmにおける光伝送損失が0.23dB/km以下であることを特徴とする負分散光ファイバ。
- 波長1.55 μmにおける光伝送損失が0.22dB/km以下であることを特徴とする請求項1記載の負分散光ファイバ。
- 波長1.55μmにおける分散スロープが0ps/nm2/km以下で、有効コア断面積Aeffが20μm2以上であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の負分散光ファイバ。
- 波長1.55 μmにおける20mmφでの曲げ光損失が10dB/m以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1に記載の負分散光ファイバ。
- 波長1.38μm付近のOHに起因する光伝送損失が2.0dB/km以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1に記載の負分散光ファイバ。
- クラッドの屈折率に対するセンターコアの比屈折率差(△1)が0.7〜1.3%である事を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1に記載の負分散光ファイバ。
- クラッドの屈折率に対するセンターコアの比屈折率差(△1)が0.7〜1.0%、第1サイドコアの比屈折率差(Δ2)が−0.60〜−0.30%、第2サイドコアの比屈折率差(Δ3)を0.1〜0.6%、第1サイドコア径に対するセンターコア径比が0.35〜0.75、第1サイドコア径に対する第2サイドコア径比が1.1〜2.4であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1に記載の負分散光ファイバ。
- 正分散ファイバと上記請求項1乃至請求項6のいすれか1に記載の負分散光ファイバを接続して、1400nm〜1650nm帯の任意の一波長における分散を低分散に抑えたことを特徴とする波長分割多重光伝送線路。
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Cited By (2)
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KR20090124990A (ko) * | 2008-05-30 | 2009-12-03 | 후루카와 일렉트릭 노쓰 아메리카 인코포레이티드 | 해저 광섬유 전송 시스템들 |
-
2003
- 2003-02-14 JP JP2003036334A patent/JP2004246111A/ja active Pending
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KR101639584B1 (ko) | 2008-05-30 | 2016-07-22 | 후루카와 일렉트릭 노쓰 아메리카 인코포레이티드 | 해저 광섬유 전송 시스템들 |
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