JP3766074B2 - 分散補償光ファイバおよびこれを用いた分散補償光ファイバ伝送路 - Google Patents

分散補償光ファイバおよびこれを用いた分散補償光ファイバ伝送路 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、分散補償光ファイバに関し、1.3μm用シングルモード光ファイバに代表される、1.45〜1.63μm帯から選択された使用波長帯よりも短波長側に零分散波長を有するシングルモード光ファイバを用いて1.45〜1.63μm帯から選択された使用波長帯で光信号を伝送する際に生じる波長分散、および分散スロープを補償するものである。
【0002】
【従来の技術】
分散補償光ファイバは、1.55μm帯で大きな負の波長分散と負の分散スロープを有し、1.3μm用シングルモード光ファイバと適切な長さで接続することによって、この1.3μm用シングルモード光ファイバにおいて生じた正の波長分散と分散スロープを相殺(補償)できるものである。したがって、1.3μm用シングルモード光ファイバとこの分散補償光ファイバとを組み合わせて光通信システムを構築すれば、1.55μm帯の波長多重伝送を行っても高速通信が可能となる。
【0003】
分散スロープ補償型の分散補償光ファイバとしては、図4に示すようなW型屈折率分布形状を有するものが提案されている。
この屈折率分布形状においては、中心に設けられた高屈折率のセンタコア1と、その外周上に設けられたこのセンタコア1よりも低屈折率のサイドコア2とからコアが構築されている。そして、このサイドコア2の外周上にはこのサイドコア2よりも高屈折率で、かつ前記センタコア1よりも低屈折率のクラッド4が設けられている。
【0004】
このW型屈折率分布形状について、クラッド4を基準(零)にしたときのセンタコア1とサイドコア2のそれぞれの比屈折率差Δ1、Δ2や、センタコア1の半径aとサイドコア2の半径bとの比率を調節することによって、波長分散と、分散スロープを補償する機能が得られる。
W型屈折率分布形状は従来、分散シフト光ファイバなどの他の用途にも適用されてきたが、このように波長分散と分散スロープを補償するためには、Δ1を他の伝送用のシングルモード光ファイバに適用する場合よりも大きく設計する必要がある。
【0005】
また、図5に示すようなセグメントコア型屈折率分布形状を有する分散スロープ補償型の分散補償光ファイバも開発されている。
この屈折率分布形状においては、中心に設けられた高屈折率のセンタコア11と、その外周上に設けられたこのセンタコア11よりも低屈折率のサイドコア12と、このサイドコア12の外周上に設けられたこのサイドコア12よりも高屈折率で、かつ前記センタコア11よりも低屈折率のリングコア13とからコアが構成されている。そして、このリングコア13の外周上に、このリングコア13よりも低屈折率で、かつ前記サイドコア12よりも高屈折率のクラッド14が設けられている。
【0006】
このセグメントコア型屈折率分布形状においては、W型屈折率分布形状に、さらにリングコア13が設けられた構成となっているため、より曲げ損失が小さく、波長多重伝送に適した負の分散スロープが得られるという利点がある。また、Aeff(有効コア断面積)を、より拡大することができるため、非線形効果を抑制することができるという効果がある。
波長多重伝送においては、そもそも伝送する光信号におけるパワーが大きいため、伝送の途中でエルビウム添加光ファイバ増幅器によって光信号を増幅すると、光信号のパワーが急激に増加する。その結果、非線形効果が生じ、伝送特性が劣化する。
非線形効果の大きさは、
/Aeff
で表される。ここで、nは光ファイバの非線形屈折率係数である。nは物質によりほぼ一定の値であり、石英系の光ファイバでは大きく低減させることは困難である。また、Aeffは光ファイバ中の電界分布を表すものであり、光ファイバの屈折率分布により変化させることが可能である。したがって、非線形効果を抑制するためにはAeffの拡大が有効である。セグメントコア型屈折率分布形状においては、設計条件によっては比較的容易に25μm以上のAeffが得られる。
【0007】
このセグメントコア型屈折率分布形状においては、クラッド14を基準(零)にしたときのセンタコア11とサイドコア12とリングコア13のそれぞれの比屈折率差Δ11、Δ12、Δ13と、センタコア11の半径aとサイドコア12の半径bとリングコア13の半径cの比率を調節することにより、波長分散と分散スロープを同時に補償することができる。
【0008】
通常、センタコア1、11はゲルマニウム添加石英ガラス、サイドコア2、12はフッ素添加石英ガラス、リングコア13はゲルマニウム添加石英ガラス、クラッド4、14は純粋石英ガラスから構成されている。
【0009】
純粋石英ガラスは、ゲルマニウム、フッ素などのドーパントを添加すると粘度が低くなり、軟化点が低下する傾向がある。また、同一温度における粘度も低下する。また、石英系光ファイバの代表的な線引き温度付近である1900℃付近における粘度差も大きくなる。このような傾向により、クラッド4、14は、その内側に配置されている、ドーパントが添加されたセンタコア1、11、サイドコア2、12、およびリングコア13よりも軟化温度が高く、また硬化温度も高い。
【0010】
したがって、分散補償光ファイバを製造するにおいて、円柱状のファイバ母材を、その長さ方向が鉛直方向になるように配置し、このファイバ母材の下端を加熱すると、まず、センタコア1、11、サイドコア2、12、リングコア13となる部分が軟化し、ついでクラッド4、14となる部分が軟化し、線引きされる。
線引きされた分散補償光ファイバは、下方から引張応力が印加されている状態で、その温度が徐々に下がる。そして、クラッド4、14が先に硬化し、ついで内側のセンタコア1、11、サイドコア2、12、およびリングコア13が軟化する。
このとき、これらクラッド4、14の内側の部分は、先に硬化したクラッド4、14との間に粘度の差を生じ、クラッド4、14によって引き留められ、線引きによって印加されている応力と逆方向にも応力が印加された状態となる。その結果、内部に応力が残留した状態で硬化する。そして、この残留応力が大きいと、屈折率変化による特性のずれが生じたり、伝送損失の劣化が生じたりする。
【0011】
一般的な光ファイバにおいても、このような硬化時のコアとクラッドとの粘度差に起因する現象が生じる。しかし、W型屈折率分布形状を備えた分散スロープ補償型の分散補償光ファイバにおいては、上述のように負の波長分散と分散スロープを得るために比屈折率差Δ1が伝送用のシングルモード光ファイバに比べて大きな値に設定されている。また、セグメントコア型屈折率分布形状を備えた分散スロープ補償型の分散補償光ファイバにおいても、波長分散の値などによっては比屈折率差Δ11を他の伝送用のシングルモード光ファイバに比べて大きな値に設定することが必要となる場合がある。
大きな比屈折率差Δ1、Δ11を実現するためには、センタコア1、11に添加するドーパントの添加量を多くする必要がある。そしてドーパントの添加量が多くなるほど、軟化温度および硬化温度が低下する。よって、センタコア1、11とクラッド4、14との軟化温度および硬化温度の差が大きくなり易く、このような問題が生じやすかった。
そのため、実用可能な機械的な強度を確保するためには、伝送損失の向上に限界があり、低損失のものを得ることが困難となる場合があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
よって、本発明における課題は、低損失の分散スロープ補償型の分散補償光ファイバが得られる技術を提供することにある。また、セグメントコア型の分散補償光ファイバの外周上に、クラッドよりも低屈折率のサイドリングを設けることにより、セグメントコア型の分散補償光ファイバと比較して、他の特性を大きく劣化させることなく、使用波長帯によらず曲げ損失を低減することにある。
さらに、長距離伝送用に適した、特定の長さにおける波長分散値、分散スロープ値の制御を可能とする分散補償光ファイバを実現することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、センタコアと、このセンタコアの外周上に設けられ、かつこのセンタコアよりも低屈折率のサイドコアと、このサイドコアの外周上に設けられ、かつこのサイドコアよりも高屈折率で、前記センタコアよりも低屈折率のリングコアと、このリングコアの外周上に設けられ、かつこのリングコアよりも低屈折率で、前記サイドコアよりも屈折率のサイドリングと、このサイドリングの外周上に設けられ、かつこのサイドリングよりも高屈折率で、前記リングコアよりも低屈折率のクラッドからなる分散補償光ファイバであって、前記センタコアと前記クラッドとの比屈折率差が0.90〜1.30%、前記サイドリングと前記クラッドとの比屈折率差が−0.50〜−0.02%であり、前記サイドコアと前記クラッドとの比屈折率差が−0.02%以下であり、前記リングコアと前記クラッドとの比屈折率差が0.10〜0.22%であり、正規化周波数=(サイドリングとクラッドとの比屈折率差)×{(サイドリングの半径/センタコアの半径)−(リングコアの半径/センタコアの半径)}、で定義される正規化周波数の値が−15.0〜−1.0であり、1.45〜1.63μmから選択された使用波長帯において、波長分散が−70〜−45ps/nm/kmであり、負の波長分散スロープを有し、有効コア断面積が25μm以上であり、かつ実質的にシングルモード伝搬可能なカットオフ波長を有し、前記使用波長帯よりも短波長の零分散波長を有するシングルモード光ファイバの波長分散を零に補償できる長さで、このシングルモード光ファイバを補償したときに、シングルモード光ファイバの分散スロープを波長分散で割って得られる値をRDS(SMF)、分散補償光ファイバの分散スロープを波長分散で割って得られる値をRDS(DCF)としたときに、RDS(SMF)は0.003nm−1程度であり、RDS(DCF)/RDS(SMF)×100で定義される分散スロープの補償率が80〜120%であり、かつ波長1.63μmにおける曲げ損失が50dB/m以下である分散補償光ファイバを提供する。
【0014】
上記構成の分散補償光ファイバにおいて、前記クラッドはフッ素が添加された石英ガラスからなり、純粋石英ガラスよりも屈折率が低いことが好ましい。
【0015】
上記構成の分散補償光ファイバにおいて、前記センタコアの前記クラッドを基準とした比屈折率差が0.90〜1.00%であることが好ましい。
【0016】
本発明は、センタコアと、このセンタコアの外周上に設けられ、かつこのセンタコアよりも低屈折率のサイドコアと、このサイドコアの外周上に設けられ、かつこのサイドコアよりも高屈折率で、前記センタコアよりも低屈折率のリングコアと、このリングコアの外周上に設けられ、かつこのリングコアよりも低屈折率で、前記サイドコアよりも高屈折率のサイドリングと、このサイドリングの外周上に設けられ、かつこのサイドリングよりも高屈折率で、前記リングコアよりも低屈折率のクラッドを有し、前記センタコアと前記クラッドとの比屈折率差が0.90〜1.30%、前記サイドリングと前記クラッドとの比屈折率差が−0.50〜−0.02%であり、前記サイドコアと前記クラッドとの比屈折率差が−0.02%以下であり、前記リングコアと前記クラッドとの比屈折率差が0.10〜0.22%であり、正規化周波数=(サイドリングとクラッドとの比屈折率差)×{(サイドリングの半径/センタコアの半径)−(リングコアの半径/センタコアの半径)}、で定義される正規化周波数の値が−15.0〜−1.0であり、1.45〜1.63μmから選択された使用波長帯において、波長分散が−70〜−45ps/nm/kmであり、負の波長分散スロープを有し、有効コア断面積が25μm以上であり、かつ実質的にシングルモード伝搬可能なカットオフ波長を有し、前記使用波長帯よりも短波長の零分散波長を有するシングルモード光ファイバの波長分散を零に補償できる長さで、このシングルモード光ファイバを補償したときに、シングルモード光ファイバの分散スロープを波長分散で割って得られる値をRDS(SMF)、分散補償光ファイバの分散スロープを波長分散で割って得られる値をRDS(DCF)としたときに、RDS(SMF)は0.003nm−1程度であり、RDS(DCF)/RDS(SMF)×100で定義される分散スロープの補償率が、80〜120%であり、かつ波長1.63μmにおける曲げ損失が50dB/m以下である分散補償光ファイバを備えた光ファイバ伝送路を提供する。
【0017】
本発明は、上記分散補償光ファイバと、1.45〜1.63μmから選択された使用波長帯において、有効コア断面積が70μm以上であり、かつシングルモード伝搬可能なカットオフ波長を有する光ファイバとを組み合わせた光ファイバ伝送路を提供する。
【0018】
【発明の実施の形態】
本名発明の分散補償光ファイバは、図1に示すような屈折率分布形状を備えているものである。以下、図1を利用して説明する。
センタコア21、リングコア23は、屈折率を上昇させる作用を備えたドーパントを添加した石英ガラス、サイドコア22、サイドリング24は屈折率を低下させる作用を備えたドーパントを添加した石英ガラスから形成されている。屈折率を上昇させる作用を備えたドーパントは、ゲルマニウム(Ge)が代表的である。ゲルマニウムは、GeOとして添加される。また、屈折率を低下させる作用を備えたドーパントとしては、フッ素(F)が代表的である。
なお、センタコア21、サイドコア22、リングコア23、サイドリング24、クラッド25に添加するドーパントはゲルマニウム、アルミニウム(Al)、リン(P)、フッ素から選ばれる少なくとも1種、あるいは2種以上のドーパントが用いられ、所望の屈折率によってその種類や添加量が適宜選択される。
【0019】
本名発明の分散補償光ファイバにおいては、クラッド25がドーパントを添加した石英ガラスから形成されている。このドーパントは屈折率を低下させる作用を備えたものであり、上述のようにフッ素が代表的である。その結果、クラッド25の軟化温度は、純粋石英ガラスよりも低くなる。つまり、Δ21、Δ22、Δ23、Δ24の基準(零)の屈折率は、純粋石英ガラスの屈折率よりも低くなる。
したがって、クラッド25よりも高い屈折率を備えたセンタコア21およびリングコア23においては、ドーパントの添加量が少なくなる。そして、純粋石英ガラスからなるクラッド25を基準とした場合よりも、センタコア21、およびリングコア23において、ドーパントの添加による軟化温度および硬化温度の低下を小さくすることができる。また、各層の1900℃付近における粘度差も小さくすることができる。
【0020】
従来は、純粋石英ガラスからなるクラッド25と、多量のドーパントが添加されたセンタコア21との間の軟化温度および硬化温度の差が特に問題となっていたが、本発明においては、クラッド25の軟化温度および硬化温度が低下し、かつ、センタコア21の軟化温度および硬化温度が上昇するため、これらの間の軟化温度および硬化温度の差が小さくなり、線引き温度における粘度差も小さくなる。その結果、分散補償光ファイバの機械的な強度が保証できる線引き温度で線引きしても、線引き後にクラッド25の内側の部分、特にセンタコア21に残留する応力を小さくすることができ、これに起因する伝送損失の劣化を小さくすることができる。
【0021】
センタコア21は、クラッド25を基準(零)にした比屈折率差Δ21が0.90〜1.30%、好ましくは0.90〜1.00%に設定されている。0.90%よりも小さく、零に近いと、ドーパントの添加量が少なく、十分に軟化温度および硬化温度を上昇させることができない。1.30%よりも大きくなると、ドーパントの添加量が多くなり、伝送損失が増加する場合がある。
サイドリング24は、クラッド25を基準(零)にした比屈折率差Δ24が−0.50〜−0.02%に設定されている。−0.50%よりも小さく、ドーパントの添加量が多くなると、Δ22のドーパントの添加量が多くなり、伝送損失が劣化する場合がある。−0.02%よりも大きくなると、ドーパントの添加量が少なくなり、十分に軟化温度および硬化温度を低下させることができない。
【0022】
本発明の分散補償光ファイバは、VAD法、MCVD法、PCVD法などの公知の方法によって、各層にドーパントを添加した円柱状のファイアバ母材を製造し、このファイバ母材の長さ方向が鉛直方向になるように配置し、このファイバ母材の下端を加熱して線引きすることによって得られる。
【0023】
一般にファイバ母材の外径は、30〜80mm、分散補償光ファイバの外径は80〜125μmである。また、本発明の分散補償光ファイバの線引き時の加熱温度は1800〜2100℃、線引き速度は100〜300m/分とされる。また、このときの線引き張力は100〜200gとされる。この条件であれば、実用可能な機械的な強度が得られる。
本発明の分散補償光ファイバは、センタコア21からクラッド25までの全ての部分がドーパントが添加された石英ガラスからなり、軟化温度および硬化温度が低いため、従来の純粋石英ガラスからなるクラッド25を備えたものよりも、ファイバ母材の加熱温度を低くすることができる。
【0024】
なお、実際の分散補償光ファイバの屈折率形状は、なだらかな曲線状になり、図1に示すように、各構成部分の境界がはっきりしていない。よって、後述するように、予めΔ22などの構造パラメータの値を設定した上で、実際の製造時には、光学特性をモニタして、微調整しながら製造すると好ましい。
【0025】
このように本発明においては、クラッド25をドーパントを添加した石英ガラスから形成することにより、センタコア21とクラッド25との軟化温度および硬化温度の差を小さくして、線引き時にセンタコア21とクラッド25との粘度の差を小さくすることができる。
その結果、線引き後にセンタコア21などに残留する応力を小さくすることができ、実用可能な機械的な強度が得られる温度で線引きしても、伝送損失の劣化を低減することができる。
【0026】
本発明の屈折率分布形状を備えた分散補償光ファイバにおいては、それぞれ、Δ21、Δ22、Δ23、Δ24、b/a、c/a、d/aを適切に設定することにより、波長分散、分散スロープ、さらには曲げ損失などの好ましい特性を実現することができる。
この型の屈折率分布形状においては、上述のようにAeff(有効コア断面積)を25μm以上に拡大することができ、非線形効果を抑制する観点から好ましい。また、長波長側での曲げ損失の低減も可能であるため、L−Band帯(1.57〜1.63μm)で使用する観点からも好ましい。
【0027】
本発明の分散補償光ファイバの使用波長帯は、1.45〜1.63μmの範囲から選択される。例えば、Er添加光ファイバ増幅器の増幅波長帯によって、1.45〜1.57μm、1.57〜1.63μm、両者を合わせた1.45〜1.63μmなどが適宜選択される。
また、本発明の分散補償光ファイバの使用波長帯における波長分散は、−70〜−45ps/nm/kmとされる。−45ps/nm/kmよりも大きく、零に近い場合は、使用長さが長くなり、不都合である。−70ps/nm/kmよりも小さいものは特性が劣化しやすく、製造が困難である。
【0028】
本発明の分散補償光ファイバは、1.3μm用シングルモード光ファイバのように、前記使用波長帯において正の波長分散を有する伝送用のシングルモード光ファイバの波長分散および分散スロープを補償することを目的としている。
よって、本発明の分散補償光ファイバが補償対象とする伝送用のシングルモード光ファイバは、1.3μm用シングルモード光ファイバのみならず、この使用波長帯よりも短波長側に零分散波長を有し、この零分散波長の長波長側で波長分散が大きくなるシングルモード光ファイバが含まれる。このようなシングルモード光ファイバは、通常正の分散スロープを有している。
【0029】
本発明の分散補償光ファイバの分散スロープは、組み合わせる伝送用のシングルモード光ファイバの波長分散を零にできる長さの分散補償光ファイバを用いて、このシングルモード光ファイバを補償するとき、補償率が80〜120%であると好ましい。この範囲内であると分散スロープを十分に補償することができ、良好な波長多重伝送特性が得られる。
【0030】
この補償率は以下のようにして求める。
使用波長帯において、伝送用のシングルモード光ファイバの単位長さ当たりの波長分散と分散スロープの絶対値をそれぞれd1(ps/nm/km)、s1(ps/nm/km)、分散補償光ファイバの単位長さ当たりの波長分散と分散スロープの絶対値をそれぞれd2(ps/nm/km)、s2(ps/nm/km)とする。
ここで、s1/d1=RDS(SMF)、s2/d2=RDS(DCF)とする。
また、伝送用のシングルモード光ファイバの波長分散と分散スロープは正の値、分散補償光ファイバの波長分散と分散スロープは負の値である。
【0031】
単位長さの伝送用のシングルモード光ファイバを補償できる分散補償光ファイバの長さは、d1/d2で表される。
この長さのにおける分散補償光ファイバの分散スロープは、d1/d2×s2となる。そして、この長さの分散補償光ファイバによる単位長さ当たりの伝送用のシングルモード光ファイバの分散スロープの補償率は、(d1/d2×s2)/s1×100=RDS(DCF)/RDS(SMF)×100となる。
【0032】
このように分散スロープの補償率は、使用波長帯における補償対象の伝送用のシングルモード光ファイバの波長分散と分散スロープ、および分散補償光ファイバ自体の波長分散と分散スロープによって変化するため、目的とする使用波長帯や伝送用のシングルモード光ファイバにあわせて分散補償光ファイバを設計する必要がある。
【0033】
また、曲げ損失は、使用波長帯において、曲げ直径(2R)が20mmの条件の値をいうものとする。本発明の分散補償光ファイバにおいては、使用波長帯における曲げ損失が50dB/m以下であることが好ましい。50dB/mを超えると、敷設時などに付与されるわずかな曲げなどによって伝送特性が劣化する場合がある。
【0034】
図1に示す本発明の分散補償光ファイバにおいては、Δ21の値は他の構造パラメータなどとの関係から相対的に決定され、上述のW型屈折率分布形状のΔ1、およびセグメントコア型屈折率分布形状のΔ11の数値範囲よりも広範囲となる。
【0035】
図2は、セグメントコア型屈折率分布形状を備えた分散補償光ファイバと、本発明の分散補償光ファイバについて、Aeff=25〜28μmを目的としたときに、波長1.55μmまたは1.63μmにおける曲げ損失とカットオフ波長の関係を示すグラフである。
図3は、セグメントコア型屈折率分布形状を備えた分散補償光ファイバと、本発明の分散補償光ファイバについて、曲げ損失とAeffの関係を示すグラフである。
図2および図3より、本発明の分散補償光ファイバは、セグメントコア型屈折率分布形状を持つ分散補償光ファイバと比較すると、同一のカットオフ波長を持つ場合、または、同一のAeffを持つ場合に、曲げ損失を小さくすることが可能となることが分かる。
【0036】
なお、このグラフに示されている点は、伝送用のシングルモード光ファイバの波長分散スロープを波長分散で割った値RDS(SMF)が、0.003nm−1程度である伝送用のシングルモード光ファイバを想定したものである。
また、伝送用のシングルモード光ファイバと分散補償光ファイバとの長さの比を、3:1として分散補償を行う場合を想定したものであり、かつ、この伝送用のシングルモード光ファイバは、側圧に対する耐性が十分なものとなっている。
この伝送用のシングルモード光ファイバのサイドリングを大きくしすぎると、カットオフ波長が長くなり、伝送用のシングルモード光ファイバが側圧に対して弱くなる。これを防止するためには、Δ24が−0.50〜−0.02%、正規化周波数(V4)が−15.0〜−1.0となっている。ここで、正規化周波数とは、光の周波数を光導波路の構造パラメータを用いて規格化したものである。
また、非線形効果を抑えるためには、Aeffを拡大することが有効であるが、このためには、Δ21の値を小さくしなければならない。しかし、Δ21の値が小さすぎると伝送用のシングルモード光ファイバが側圧に対して弱くなる。したがって、Δ21の値は、0.90〜1.00%とすることが好ましい。
【0037】
本発明の分散補償光ファイバと、1.45〜1.63μmから選択された使用波長において、有効コア断面積が70μm以上であり、かつシングルモード伝搬可能なカットオフ波長を有する光ファイバとを組み合わせた光ファイバ伝送路は、伝送損失の増加を抑制する効果に優れている。
すなわち、本発明の分散補償光ファイバにおいて、分散スロープを零に近付け、前記のように選択された光ファイバにおいて非線形効果を抑制することが可能となるからである。
【0038】
以下、具体例を示す。
(実施例1)
図1に示した屈折率分布形状を備えた分散補償光ファイバを製造した。
まず、VAD法によってGeO添加コアSiOクラッド(クラッド径/コア径=2.0〜2.2)構造をもつ円柱状の多孔質体を作製した。ただし、ここでいうコア、クラッドは、実際の分散補償光ファイバにおけるコアとクラッドに対応したものではなく、2層構造の各層を示す便宜的な名称である。つまり、中心の部分をコア(センタコア21となる部分)、その外周上の部分をクラッド(サイドコア22となる部分)と称している。
【0039】
この多孔質体をおよそ1000℃の雰囲気においてHeと塩素系ガスで脱水処理し、その後、He5l/分、SiF1l/分の雰囲気でフッ素添加および透明ガラス化を同時に行った。このロッドを延伸してコア母材とし、その周りにリングコアおよびサイドリング用と、クラッド用のSiO−GeOとSiOからなる多孔質体をそれぞれ外付けし、およそ1000℃の雰囲気においてHeと塩素系ガスで脱水処理し、さらに、He雰囲気で透明ガラス化して、外径50mmのファイバ母材を得た。
【0040】
そして、このファイバ母材を線引きして、外径125μmの分散補償光ファイバを製造した。このときの線引き速度は300m/分、線引張力は200g、加熱温度は1950℃とした。
この実施例1においては、同様の方法で構造パラメータの異なる5種類の分散補償光ファイバを製造した。各々の構造パラメータと、光学特性を表1および表2に示した。
【0041】
【表1】
Figure 0003766074
【0042】
【表2】
Figure 0003766074
【0043】
表1および表2の結果より、Aeffを拡大することによって、非線形効果を抑制することができた。また、波長1.63μmにおける曲げ損失も小さな値が得られた。
なお、いずれの分散補償光ファイバも、それぞれの線引きの条件では、機械的な強度に問題はなかった。
【0044】
(比較例1)
図5に示したセグメントコア型屈折率分布形状を備えた分散補償光ファイバを製造した。
まず、VAD法によってGeO添加コアSiOクラッド(クラッド径/コア径=2.2〜2.4)構造をもつ円柱状の多孔質体を作製した。ただし、ここでいうコア、クラッドは、実際の分散補償光ファイバにおけるコアとクラッドに対応したものではなく、2層構造の各層を示す便宜的な名称である。つまり、中心の部分をコア(センタコア11となる部分)、その外周上の部分をクラッド(サイドコア12となる部分)と称している。
【0045】
この多孔質体をおよそ1000℃の雰囲気においてHeと塩素系ガスで脱水処理し、その後、He5l/分、SiF1l/分の雰囲気でフッ素添加および透明ガラス化を同時に行った。このロッドを延伸してコア母材とし、その周りにリングコア用とクラッド用のSiO−GeOとSiOとからなる多孔質体をそれぞれ外付けし、およそ1000℃の雰囲気においてHeと塩素系ガスで脱水処理し、さらに、He雰囲気で透明ガラス化して中間母材を作製した。さらに、SiOからなる多孔質体を外付けし、およそ1000℃の雰囲気においてHeと塩素系ガスで脱水処理し、さらに、He雰囲気で透明ガラス化して、外径50mmのファイバ母材を得た。
【0046】
そして、このファイアバ母材を線引きして、外径125μmの分散補償光ファイバを製造した。このときの線引き速度は300m/分、線引張力は200g、加熱温度は1950℃とした。
この分散補償光ファイバの1.55μmにおける光学特性を表3、表4に示した。
【0047】
【表3】
Figure 0003766074
【0048】
【表4】
Figure 0003766074
【0049】
このセグメントコア型屈折率分布形状を備えた分散補償光ファイバの光学特性の目標は、実施例1に示した分散補償光ファイバと同程度のAeffまたはカットオフ波長をもち、曲げ損失を可能な限り小さな値とすることとした。
表3および表4の結果より、波長1.55μm付近での曲げ損失は十分に小さく、問題ないことが分かった。しかし、波長1.63μmでの曲げ損失は大きな値となり、伝送損失が大きくなることが分かった。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の分散補償光ファイバは、全ての部分、特にクラッドをドーパントを添加した石英ガラスから形成することにより、センタコアとクラッドとの軟化温度および硬化温度の差を小さくし、線引き時に、その線引き温度における粘度差を小さくすることができる。
その結果、線引き後にセンタコアなどに残留する応力を小さくすることができ、実用可能な機械的な強度が得られる温度で線引きしても、伝送損失の劣化を低減することができ、分散スロープ補償型の分散補償光ファイバであり、かつ低損失のものを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の分散補償光ファイバの屈折率分布形状を示すグラフである。
【図2】 本発明の分散補償光ファイバと、セグメントコア型屈折率分布形状を備えた分散補償光ファイバについて、波長1.55μmまたは1.63μmにおける曲げ損失とカットオフ波長の関係を示すグラフである。
【図3】 本発明の分散補償光ファイバと、セグメントコア型屈折率分布形状を備えた分散補償光ファイバについて、波長1.55μmまたは1.63μmにおける曲げ損失とAeffの関係を示すグラフである。
【図4】 分散補償光ファイバの屈折率分布形状の一例として、W型屈折率分布形状を示すグラフである。
【図5】 分散補償光ファイバの屈折率分布形状の一例として、セグメントコア型屈折率分布形状を示すグラフである。
【符号の説明】
21・・・センタコア、22・・・サイドコア、23・・・リングコア、24・・・サイドリング、25・・・クラッド。

Claims (5)

  1. センタコアと、このセンタコアの外周上に設けられ、かつこのセンタコアよりも低屈折率のサイドコアと、このサイドコアの外周上に設けられ、かつこのサイドコアよりも高屈折率で、前記センタコアよりも低屈折率のリングコアと、このリングコアの外周上に設けられ、かつこのリングコアよりも低屈折率で、前記サイドコアよりも屈折率のサイドリングと、このサイドリングの外周上に設けられ、かつこのサイドリングよりも高屈折率で、前記リングコアよりも低屈折率のクラッドからなる分散補償光ファイバであって、
    前記センタコアと前記クラッドとの比屈折率差が0.90〜1.30%、前記サイドリングと前記クラッドとの比屈折率差が−0.50〜−0.02%であり、前記サイドコアと前記クラッドとの比屈折率差が−0.02%以下であり、前記リングコアと前記クラッドとの比屈折率差が0.10〜0.22%であり、
    正規化周波数=(サイドリングとクラッドとの比屈折率差)×{(サイドリングの半径/センタコアの半径)−(リングコアの半径/センタコアの半径)}、で定義される正規化周波数の値が−15.0〜−1.0であり、
    1.45〜1.63μmから選択された使用波長帯において、波長分散が−70〜−45ps/nm/kmであり、負の波長分散スロープを有し、有効コア断面積が25μm以上であり、かつ実質的にシングルモード伝搬可能なカットオフ波長を有し、前記使用波長帯よりも短波長の零分散波長を有するシングルモード光ファイバの波長分散を零に補償できる長さで、このシングルモード光ファイバを補償したときに、シングルモード光ファイバの分散スロープを波長分散で割って得られる値をRDS(SMF)、分散補償光ファイバの分散スロープを波長分散で割って得られる値をRDS(DCF)としたときに、RDS(SMF)は0.003nm−1程度であり、RDS(DCF)/RDS(SMF)×100で定義される分散スロープの補償率が80〜120%であり、かつ波長1.63μmにおける曲げ損失が50dB/m以下であることを特徴とする分散補償光ファイバ。
  2. 前記クラッドはフッ素が添加された石英ガラスからなり、純粋石英ガラスよりも屈折率が低いことを特徴とする請求項1記載の分散補償光ファイバ。
  3. 前記センタコアの前記クラッドを基準とした比屈折率差が0.90〜1.00%であることを特徴とする請求項1または2記載の分散補償光ファイバ。
  4. センタコアと、このセンタコアの外周上に設けられ、かつこのセンタコアよりも低屈折率のサイドコアと、このサイドコアの外周上に設けられ、かつこのサイドコアよりも高屈折率で、前記センタコアよりも低屈折率のリングコアと、このリングコアの外周上に設けられ、かつこのリングコアよりも低屈折率で、前記サイドコアよりも高屈折率のサイドリングと、このサイドリングの外周上に設けられ、かつこのサイドリングよりも高屈折率で、前記リングコアよりも低屈折率のクラッドを有し、
    前記センタコアと前記クラッドとの比屈折率差が0.90〜1.30%、前記サイドリングと前記クラッドとの比屈折率差が−0.50〜−0.02%であり、前記サイドコアと前記クラッドとの比屈折率差が−0.02%以下であり、前記リングコアと前記クラッドとの比屈折率差が0.10〜0.22%であり、
    正規化周波数=(サイドリングとクラッドとの比屈折率差)×{(サイドリングの半径/センタコアの半径)−(リングコアの半径/センタコアの半径)}、で定義される正規化周波数の値が−15.0〜−1.0であり、
    1.45〜1.63μmから選択された使用波長帯において、波長分散が−70〜−45ps/nm/kmであり、負の波長分散スロープを有し、有効コア断面積が25μm以上であり、かつ実質的にシングルモード伝搬可能なカットオフ波長を有し、前記使用波長帯よりも短波長の零分散波長を有するシングルモード光ファイバの波長分散を零に補償できる長さで、このシングルモード光ファイバを補償したときに、シングルモード光ファイバの分散スロープを波長分散で割って得られる値をRDS(SMF)、分散補償光ファイバの分散スロープを波長分散で割って得られる値をRDS(DCF)としたときに、RDS(SMF)は0.003nm−1程度であり、RDS(DCF)/RDS(SMF)×100で定義される分散スロープの補償率が、80〜120%であり、かつ波長1.63μmにおける曲げ損失が50dB/m以下である分散補償光ファイバを備えたことを特徴とする光ファイバ伝送路。
  5. 請求項1ないし3のいずれかに記載の分散補償光ファイバと、1.45〜1.63μmから選択された使用波長帯において、有効コア断面積が70μm以上であり、かつシングルモード伝搬可能なカットオフ波長を有する光ファイバとを組み合わせたことを特徴とする光ファイバ伝送路。
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