JP2004245559A - 給塵装置及び流動床炉システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ごみが定量的に流動床炉に供給され、ごみホッパから流動床炉への空気の流れが効果的に遮断される給塵装置を提供する。
【解決手段】ごみを受け入れるごみホッパと、ごみホッパで受け入れたごみを、鉛直方向下方へ定量的に搬送する手段と、鉛直方向下方へ定量的に搬送する手段により搬送されたごみを貯留する貯留部と、貯留部に貯留されたごみを定量的に移動させる定量供給手段とを備えた給塵装置では、ごみが定量的に流動床炉に供給され、ごみホッパから流動床炉への空気の流れが効果的に遮断される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流動床炉にごみを供給する給塵装置及び該給塵装置を備える流動床炉システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の給塵装置は、例えば図6に示すように、ごみホッパ1と、該ごみホッパ1の下部とその上部が連接された鉛直方向の管2と該管2の下部に設置された前段プッシャ3と、前記管2の下部の側部であって前段プッシャ3の水平押し込み方向で、その上部端の側部が連接された中間受槽4と、該中間受槽4の下部にその上部が連接されたスクリュー部5と、該スクリュー部5の前記中間受槽4から離れた水平方向端部にその上部端の側部が連接された遮断ダンパー部7と、遮断ダンパー部7の下部とその上部が連接された供給フィーダ部8を備える。
【0003】
前記ごみホッパ1で受け入れたごみは、前記管2を通って前記前段プッシャ3の上部に堆積する。前記堆積したごみは、前段プッシャ3により、間歇的に水平方向に押し出され、前記中間受槽4に送りこまれる。中間受槽4に送り込まれたごみは、そこで貯留される。該貯留されたごみは、前記スクリュー部5のスクリュー5aにより、前記遮断ダンパー部7へと搬送される。ここで、スクリュー駆動機6により、スクリュー5aの回転速度は、ごみの搬出量が定量的となるように調整されている。前記遮断ダンパー部7を通ったごみは、供給フィーダー部8の供給フィーダー8aにより押し出され、不図示のごみ焼却炉へと供給される。上記給塵装置では、前記中間受槽4にごみを一時的に貯留することにより、該ごみが、ごみホッパ1から前記焼却炉への空気の流れを遮断するように構成されている。
【0004】
また、従来の給塵装置では、前記スクリュー部5の側壁を移動壁とし、該スクリュー部出口にごみ払い落とし装置を具備することによりごみを定量的に供給する構成としていた。(例えば、特公平1−56331号公報参照)また、前記スクリュー部の出口に移動可能な解砕排出機を具備し、前記出口と解砕排出機の距離を測定し、調整することにより、ごみを安定的に供給する構成としていた。(例えば、特公平11−287423号公報参照)
【0005】
【特許文献1】
特公平1−56331号公報(第3−4頁、第1−2図)
【特許文献2】
特公平11−287423号公報(第3頁、第1、3−5図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の給塵装置では、前記中間受槽4にごみ、特に破砕ごみ、を大量に貯留すると、ごみが圧密されて硬くなり、ブリッジを形成し、ごみの前記スクリュー部5への落下が抑えられ、ごみの供給が安定的に行われなくなるという問題があった。また、前記ブリッジのために空間層が多数形成され、前記ごみホッパ1から流動床炉への空気の流れが遮断されなくなるという問題があった。特に、シール性の確保は、ガス化目的の流動床ガス化炉において必須であるため、このような問題は避けなければならない。あるいは、前記中間受槽4のごみの貯留量が少ないと、流動床炉へのごみの供給が連続的に行えない場合があり、流動床炉の運転効率が下がるという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、ごみが定量的に流動床炉に供給され、ごみホッパから流動床炉への空気の流れが効果的に遮断される給塵装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、請求項1の発明に係る給塵装置は、例えば図1に示すように、ごみを受け入れるごみホッパ11と;該ごみホッパ11で受け入れたごみを、鉛直方向下方へ定量的に搬送する手段14と;該鉛直方向下方へ定量的に搬送する手段14により搬送されたごみを貯留する貯留部15と;該貯留部15に貯留されたごみを定量的に外部へ供給する定量供給手段16とを備えている。
【0009】
このように構成すると、ごみホッパで受け入れたごみは、鉛直方向下方へ定量的に搬送する手段により、鉛直方向下方へ定量的に搬送され、その際にごみホッパから流動床炉への空気の流れを遮断する。更に、搬送されたごみは貯留部に堆積し、ごみホッパから流動床炉への空気の流れを遮断する。また、該貯留部に堆積したごみは、定量供給手段により、外部へ供給されるので、ごみの供給が連続的に行われる。
【0010】
前記目的を達成するために、請求項2の発明に係る給塵装置は、 例えば図1に示すように、前記鉛直方向下方へ定量的に搬送する手段として立型スクリュー部14を備えている。
【0011】
このように構成すると、ごみは、立型スクリュー部により鉛直方向下方へ定量的に搬送され、また、立型スクリュー部は、ごみホッパから流動床炉への空気の流れを遮断する効果を有する。
【0012】
前記目的を達成するために、請求項3の発明に係る給塵装置では、例えば図2の模式的断面図に示すように、前記立型スクリュー部は、軸回りに回転することによりごみを移動させる立型スクリュー14aを有し;前記貯留部15に貯留されたごみのレベルを検出するレベル検出装置21と;該レベル検出装置21からの信号により、前記立型スクリューの回転速度を制御する立型スクリュー回転速度制御装置23を備える。
【0013】
このように構成すると、貯留部に貯留しているごみの量に応じて、立型スクリューの回転速度が変えられ、貯留部に搬送されるごみの量が調節される。
【0014】
前記目的を達成するために、請求項4の発明に係る給塵装置では、例えば図1に示すように、前記定量供給手段が、前記貯留部15に貯留されたごみを受け入れる掻取機ケーシング16eと;該掻取機ケーシング16eに対して水平方向に移動する移動軸16c回りに回転する移動軸掻取スクリュー16aを有する掻取機16である。
【0015】
このように構成すると、貯留部に貯留しているごみを掻取機により掻き取り、外部へ供給するので、ごみを確実に供給することができる。
【0016】
前記目的を達成するために、請求項5の発明に係る給塵装置では、例えば図1に示すように、前記定量供給手段が、前記掻取機ケーシング16eに対して位置的に移動しない固定軸16d回りに回転する固定軸掻取スクリュー16bを更に有する掻取機16である。
【0017】
このように構成すると、貯留部に貯留しているごみを2個の掻取スクリューで掻き取るので、更に確実に、ごみを供給することができる。
【0018】
前記目的を達成するために、請求項6の発明に係る給塵装置は、例えば図3に示すように、前記掻取機を駆動する電動機45aと、該電動機の電流値信号により、前記移動軸16cの移動制御を行う手段31、32、33、34、35を備えている。
【0019】
このように構成すると、掻取機の電動機の電流値信号により、移動軸の位置を制御して、前記掻取スクリューに挟まったごみを除去することができるので、ごみを安定的に供給することができる。
【0020】
前記目的を達成するために、請求項7の発明に係る給塵装置は、例えば図4に示すように、流動床炉からの要求信号により移動軸16cの回転速度を制御する手段51、52、53、54を備えている。
【0021】
このように構成すると、流動床炉からの要求信号により移動軸掻取スクリューの回転速度を制御して、ごみを掻き取り、供給する量を調節するので、流動床炉での燃焼に適切な量のごみを供給することができる。
【0022】
請求項8の発明に係る流動床炉システムは、例えばの図5に示すように、請求項1乃至請求項7に記載の給塵装置と;前記給塵装置からごみの供給を受ける流動床炉とを備えている。
【0023】
このように構成すると、ごみが定量的に流動床炉に供給され、ごみホッパから流動床炉への空気の流れが遮断され、流動床炉の運転効率が高くなる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
【0025】
図1の断面図を参照して、本発明の第1の実施の形態である給塵装置を説明する。
【0026】
ごみ収集トラック等により搬送されて来たごみを受け入れるごみホッパ11は、ごみ投入口が上方に開口し、下方にすぼまったじょうご状のごみ受け部を有する。前記すぼまった部分にはごみ排出口が開口している。前記ごみ排出口には、ごみホッパ内でごみが圧密されて硬くなりブリッジを形成した場合に、該ブリッジを破砕するブレーカ11aが取り付けられている。また、ブレーカ11aは、給塵装置内のごみに火災が発生した場合に、空気の流入を遮断し、鎮火をするためにも使用される。またごみ排出口には、ごみを鉛直方向下方に導く管12が連接されている。
【0027】
先ず、ごみは、ごみホッパ11に搬送され、該ごみホッパで受け入れられたごみは、管12へと落下する。
【0028】
管12の下部は、平面的に閉じられており、その平面上に、ごみを押すシリンダを有し、該シリンダを油圧装置により水平方向に往復移動させるプッシャ13が設置されている。
【0029】
上記の管12へ落下したごみは、前記平面上及びプッシャ13上に堆積する。プッシャ13では、シリンダを水平方向に移動させることにより、該堆積したごみを間歇的に水平方向に押し出す。
【0030】
管12の下部の側面は、プッシャの押し出し方向で開口しており、該開口に傾斜シュート13aが連接されている。傾斜シュート13aは、ごみの流路方向に下がる傾斜を有する管であり、その断面は矩形をしている。傾斜シュート13aの他の端部は、立型スクリュー部14に連接されている。なお、傾斜シュートは、傾斜によりごみを立型スクリュー部へ落下させればよく、その断面の形状は矩形でなくても良い。
【0031】
前記プッシャ13により水平方向に押し出されたごみは、前記傾斜シュート13aを通って、立型スクリュー部14に入る。
【0032】
管12とプッシャ13を備えることにより、管12の下部において堆積したごみがごみホッパから流動床炉への空気の流れを遮断することになり、また、確実にごみホッパ11からのごみを立型スクリュー部14に送ることができるが、ごみホッパ11から、例えば傾斜シュートにより、ごみを直接立型スクリュー部14に入れる構成としても良い。
【0033】
立型スクリュー部14は、鉛直方向を軸とする円筒形の立型スクリューケーシング14b中に同軸の立型スクリュー14aを有する。該立型スクリュー14aは、円筒形の表面にらせん状の突起板14dを有し、該らせん状の突起板14dの外縁は、前記立型スクリューケーシング14bの内壁に近接する。また、立型スクリュー14aは、立型スクリューケーシング14b上部に設置された立型スクリュー駆動機14cにより、立軸回りに回転させられる。
【0034】
なお、ここで鉛直方向というとき、立型スクリュー部14の軸は、厳密な鉛直方向から45度傾いていてもよい。但し、実質的に鉛直方向を向いていることが好適であり、実質的に鉛直方向とは、厳密な鉛直方向からの傾きが10度以内、更に好ましくは5度以内のことを言う。
【0035】
該立型スクリュー14aの回転により、前記らせん状の突起板14dがらせん状へ下がる方向へ回転することに連れて、立型スクリュー部に入ったごみは下方へ移動される。したがって、立型スクリュー14aの回転速度を変えることにより、該立型スクリュー14aがごみを移動させる速さが変わるので、ごみの搬送量を制御することができ、ごみの定量的な搬送が行われる。また、ごみは、立型スクリュー14aの回転により、立型スクリューのらせん状の突起板14dの円周方向に広がる。すると、立型スクリューケーシング14bの内壁と該らせん状の突起板14dとの間隙がごみで充たされ、立型スクリュー部14は、ごみホッパ11から流動床炉への空気の流れを遮断する。なお、鉛直方向下方へ定量的に搬送する手段は、立型スクリューを用いていなくても良い。
【0036】
立型スクリュー部14の下部には、立型スクリュー部14から搬送されたごみを受け入れる、壁で囲まれた空間である、貯留部15が設置されている。貯留部15は、貯留されるべきごみの量に対して、余裕のある容量を有する。
【0037】
立型スクリュー部14で搬送されたごみは、前記貯留部15に排出され、そこで貯留される。貯留部15では、前記貯留されるごみが、立型スクリュー部14からの排出により広がり、貯留部15に充分な量のごみが貯留されている場合には、貯留部空間のごみの流路に垂直な面を覆うようになる。ごみが、貯留部空間のごみの流路に垂直な面を覆うことにより、ごみホッパ11から流動床炉への空気の流れを遮断することができる。貯留部15に貯留されるごみの量は、前記立型スクリュー部14から貯留部に排出されるごみの量を変えることにより、調節される。貯留されるごみの量が常用運転における量であるとき、ごみの上方には余裕空間が残っている。余裕空間があるので、立型スクリュー部14による定量的搬送量と掻取機16による定量的供給量の差をここで吸収することができる。
【0038】
前記貯留部15の下部には、掻取機16が設置されている。掻取機16は、前記貯留部15に連接し、該貯留部に貯留されたごみを受け入れる掻取機ケーシング16eと、2個の掻取スクリュー16a、16bとを有している。掻取スクリューでは、平板を山型に曲げ、中央部を高くし両端に行くにつれ低くなるごみを掻き出すための爪を、水平軸上の円筒形の表面に、複数固着してある。掻取スクリュー16a,16bは、上記爪がごみに食い込み、ごみを掻くため、貯留部15に貯留されたごみを確実に掻き取ることができる。
【0039】
前記掻取スクリューが中心軸回りに回転することにより、前記爪が貯留部15に貯留されたごみを掻き出す。なお、爪の形状は、上記以外の形状、例えば、前記円筒表面上に複数の平板を軸と平行方向に立てて固着しても良いし、前記円筒表面上に複数の丸棒を立てて固着しても良い。
【0040】
該掻取機16では、2個の掻取スクリュー16a、16bが、該スクリューの間の上部にあるごみを上から下に送り込むように、反対回りに回転することにより、前記貯留部15のごみを掻き出し、下方向に供給する。
【0041】
2個の掻取スクリューの一の移動軸掻取スクリュー16aは、移動軸16cに固定され、該軸16cが、水平で中心軸に対して垂直方向に、掻取機ケーシング16e内で移動できるように構成されている。また、固定軸掻取スクリュー16bは、固定軸16dに固定され、該固定軸は掻取機ケーシング16e内で位置が移動しないように固定されている。該掻取機16では、後述するように、2個の掻取スクリュ−の間隔を変えることにより、該2個の掻取スクリューに挟まれたごみを除去することができる。
【0042】
掻取機16は、掻取スクリューを2個有しているので、貯留部15に貯留されたごみを広い範囲から確実に掻き取ることができる。但し、掻取機16の掻取スクリューは1個であってもよい。掻取スクリューが1個であると、掻取機を小さくでき、費用も安くなる。掻取機16により供給されたごみは、給塵を強制的に停止する機能を有する遮断ダンパー部17を落下し、流動床炉へ供給される。
【0043】
次に、図2の模式的断面図を参照して、スクリュー部14の構成につき、更に詳細に説明する。貯留部15に貯留されるごみが少なくなると、ごみが貯留部空間のごみの流路に垂直な面を覆うことがなくなり、ごみホッパから流動床炉への空気の流れを遮断することができなくなる。あるいは、掻き取るごみが少なくなり、掻取機16により定量的にごみを供給することができなくなる。
【0044】
そこで、ごみの貯留量、すなわち、ごみのレベルを検出するための超音波レベル計21を前記貯留部15に備える。ごみのレベルを検出するための装置としては、超音波レベル計ではなく、光センサ、リミットスイッチあるいは圧電センサであっても良い。該超音波レベル計21からの信号は、レベル信号伝達ケーブル22を通して、立型スクリュー回転速度制御装置23へ伝達される。
【0045】
前記立型スクリュー回転速度制御装置23では、貯留部15のごみのレベルが規定値より低ければ、立型スクリュー14aの回転速度を速め、立型スクリュー部14が供給するごみの量を増やし、逆に、貯留部15のごみのレベルが高すぎれば、立型スクリュー14aの回転速度を遅め、立型スクリュー部14が供給するごみの量を減らすように、立型スクリュー14aの回転速度を求める。該回転速度は、回転速度伝達信号ケーブル24を通して、立型スクリュー駆動機14cへ伝達され、該立型スクリュー駆動機14cが伝達された回転速度で立型スクリュー14aを回転させる。したがって、立型スクリュー14aは、適切な量のごみを供給する。
【0046】
次に、図3の模式的断面図を参照して、掻取機16の構成を詳細に説明する。流動床炉を効率よく運転するためには、適切な量のごみが安定的に供給されることが好ましい。流動床炉へのごみの供給量は、前記掻取スクリューがごみを掻き出し、下部へ供給する量である。
【0047】
まず、図3(a)の移動軸掻取スクリュー廻りの模式的断面図を参照して、移動軸の移動について説明する。
【0048】
掻取機を駆動するための電動機45aと電源51とを連結する動力線上に電動機45aに供給される電流値を検出する電流計31を設置する。該電流計31で検出された電流値は電流値信号伝達ケーブル32を通って、移動軸の移動制御装置33へ伝達される。移動制御装置33からの信号は、移動軸移動信号ケーブル34を通ってアクチュエータ35に伝達される構成になっている。
【0049】
2個の掻取スクリュー16a,16bの間のごみに異物が混入するなどして、ごみが挟まると、掻取スクリューの回転が妨げられ、掻取スクリューが回転するための負荷が増加する。すなわち、掻取機を駆動するための電動機45aの電流値(電流計31で検出された電流値)が、上昇する。該電流値は電流値信号伝達ケーブル32を通って、移動制御装置33に伝達される。移動制御装置33では、前記電流値が予め設定された電流値を超えた場合には、移動軸掻取スクリュー16aの位置を固定軸掻取スクリュー16bから離れる方向へ動かし、掻取スクリュー16a,16bの間のごみの流路39を広げるように信号を送る。該信号は、移動軸移動信号ケーブル34を通ってアクチュエータ35に伝達され、アクチュエータ35が移動軸の位置を移動させる。
【0050】
移動軸掻取スクリュー16aが固定軸掻取スクリュー16bから離れる方向へ移動し、2個の掻取スクリュー16a,16bの間のごみの流路39が広がることにより、掻取スクリュー16a,16bの間に挟まったごみは、挟まれることがなくなり、下部へ落下する。
【0051】
移動制御装置33では、一定時間後に前記電流値信号が、前記予め設定された電流値より低い値で安定していることが確認されると、移動軸の位置を予め設定された常用運転での位置に移動させるように信号を送る。該信号は、移動軸移動信号ケーブル34を通ってアクチュエータ35に伝達され、アクチュエータ35が移動軸を常用運転での位置に移動させる。
【0052】
図3(b)の軸受け部分の拡大図を参照して、アクチュエータにより移動軸を移動させる構成を説明する。移動軸16cの軸受け37は、軸受けケーシング36により支持されている。該軸受けケーシング36は、掻取機ケーシング16eに固定された掻取スクリュー受け台38上で、水平で中心軸に対して垂直方向に移動できるよう構成されている。前記アクチュエータ35が、該軸受けケーシング36を水平方向に移動させることにより、軸受け37の移動に連動して移動軸16cは移動する。移動軸掻取スクリュー16aは、移動軸16cに固定されているので、移動軸16cの移動により移動する。
【0053】
なお、図3(b)では、1個の軸受けしか示していないが、軸受けは、少なくとも、掻取スクリューの両側に2個必要であり、いずれの軸受けもスクリュー受け台38上で移動可能な軸受けケーシングに支持され、いずれの軸受けケーシングも同じ移動をする。そのために、アクチュエータが2台以上あっても良いし、1台のアクチュエータで全ての軸受けケーシングを移動させるように構成しても良い。
【0054】
移動軸の移動は、上記の説明以外の構成により行っても良い。例えば、前記掻取機を駆動する電動機も、前記掻取機架台に固定し、該掻取機架台を、前記掻取機ケーシング上で、水平で中心軸に対して垂直方向に移動できるよう構成し、アクチュエータが、前記掻取機架台と該掻取機架台に支持された軸受けケーシング、移動軸、移動軸掻取スクリュー、電動機などの全てを水平方向に移動させてもよい。この場合には、掻取機架台を移動させるのに、より大きな力を必要とするが、電動機と移動軸の間隔が一定であるので、電動機から移動軸への力の伝達が安定し、また、より大きな移動が可能となる。
【0055】
なお、固定軸掻取スクリュー16bを有さないで、移動軸掻取スクリュー16aが掻取機ケーシング16eの内壁と対向することによりごみが搬送される流路を形成し、移動軸掻取スクリュー16aの移動によりごみの流路の幅を広げる構成としても良い。
【0056】
次に、図4の移動軸掻取スクリュー廻りを抽出して示す模式的正面図を参照して、掻取スクリューの回転速度の調整について説明する。
【0057】
給塵装置から流動床炉へ供給されるごみの量は、掻取機が供給するごみの量である。掻取機が供給するごみの量は、掻取スクリューが前記貯留部のごみを掻き出し、下部へ供給する量である。そこで、掻取スクリューの回転速度を変えることにより、給塵装置から流動床炉へ供給されるごみの量を調節することができる。
【0058】
ここで、給塵装置から流動床炉へのごみの供給量の調節について説明する。不図示の流動床炉は、一般的には、計画量に合わせたごみの量を燃焼するよう運転される。しかし、運転状態が適切ではなくなるときには、例えば、燃焼空気の供給量だけではなく、ごみの供給量をも調整して、適切な運転状態を維持することになる。ここで、適切な運転状態とは、典型的には、流動床炉として効率の良い運転状態であり、炉からの可燃ガスや排出ガスなどの成分や排出量が適切な運転状態である。流動床炉は、該運転状態を維持するための運転制御装置を備えている。運転制御装置では、炉床温度、炉頂温度、酸素濃度を始めとする種々のパラメータの測定から運転状態を把握し、適切な運転状態を維持するための種々の制御信号を出す。給塵装置に対しては、該運転制御装置から、適切なごみの供給量を要求する要求信号が送られる。
【0059】
該運転制御装置からの要求信号は、要求信号伝達ケーブル52を通って、回転速度制御装置53へ伝達される。回転速度制御装置53では、前記要求信号に基づき、適切なごみ供給量となるように移動軸16cの回転速度を調整するための信号を送る。該信号は、回転速度信号伝達ケーブル54を通って前記電源51に伝達され、該電源から前記電動機45aに供給される電力の電圧が変わり、そのために前記電動機45aの回転速度が変化する。
【0060】
該電動機45aの回転は、電動機プーリ43からベルト44を介して移動軸プーリ42へと伝えられる。移動軸掻取スクリュー16a及び移動軸プーリ42は、軸受け37により支持されている移動軸16cを介して互いに同一の回転をするので、電動機の回転速度の変化により、移動軸掻取スクリュー16aの回転速度が変化する。例えば、ごみの供給量を増やすときには、電流計31の電流値が高くなるように、電源51の電圧を高くする。すると、電動機45aへの電流が増え、移動軸掻取スクリュー16aの回転速度は速くなり、より多くのごみを掻き取り、ごみの供給量が増える。
【0061】
なお、上記の実施の形態では、電動機45aから移動軸への力がベルトとプーリを介して伝達されるとして説明したが、他の方法で伝達しても良い。例えば、チェーンとスプロケットを介して伝達しても良いし、歯車を介して伝達しても良い。ベルトとプーリを介して伝達する方が、構造が簡単で、費用的に安くできるが、チェーンとスプロケットあるいは歯車を介して伝達する方が、大きな力を伝達することができる。前述のように、電動機を移動させずに移動軸だけを移動する場合には、両者の間隔が変化するので、特に、チェーンとスプロケット又は歯車を介して伝達する方法では、構造が複雑になる。
【0062】
前記固定軸掻取スクリュー16bの回転速度は、不図示の同期チェーン又は同期歯車により、前記移動軸掻取スクリュー16aの回転速度と同期させる。2個の掻取スクリューの回転速度が同期していると、貯留部15に貯留されたごみを均等に掻き出し、また、掻取スクリュー間のごみの移動速さの違いにより生ずる摩擦力が発生せず、掻取スクリューを回転させるための余分な力が不要である。なお、固定軸掻取スクリュー16bの回転速度を、前記と同様に調整しても良い。あるいは、構造を簡単にするために、移動軸掻取スクリュー16aの回転速度だけを、又は固定軸掻取スクリュー16bの回転速度だけを調整しても良い。
【0063】
本発明の第1の実施の形態によれば、給塵装置を構成する機器数が従来の給塵装置より減少する。その結果、機器間を接続するフランジ数が少なくなり、フランジ面を通しての給塵装置内から外部への空気のリークが減少され、ごみ臭気漏れを防止できる。また、メンテナンスも容易になり、更に機器数減少による給塵装置費の削減、及び運転費の削減が図れる。更に、機器数の減少と立型スクリュー部の採用により、設置面積も小さくできる。
【0064】
次に、図5の模式的断面図を参照して、本発明の第2の実施の形態である流動床炉システムについて説明する。流動床炉19内では、炉底に送入される燃焼空気bにより、流動床炉19内の炉底に設けられた空気分散板19a上に硅砂cの流動層が形成される。ごみは、この450〜650℃の温度に保持された硅砂の流動層に落下することにより、熱せられた硅砂cと燃焼空気bに接触して速やかに熱分解ガス化され、ガス、タール、固形カーボンとなる。
【0065】
固形カーボンは流動層の活発な撹乱運動により微粉砕される。流動床炉19に形成されたフリーボード19bにも燃焼空気bが吹き込まれ、650〜850℃の高温にてタールと固形カーボンのガス化が行われる。微細化した固形カーボンを同伴しつつ流動床炉19を出た生成ガスは、不図示の旋回溶融炉に供給され、予熱された燃焼空気bと旋回流中で混合しながら、1200〜1500℃の高温で高速燃焼する。炉底では不燃物排出装置19cにより硅砂cと不燃物dが排出され、次いで分級される。
【0066】
上記のガス化炉においては、可燃性ガスが生成されるために負圧にして、可燃性ガスの外部への漏洩を防ぎ、また、生成されたガスに空気などの不純ガスが大量に混在すると、ガスが燃焼してしまうなど、負圧を保つことが必要である。このような目的のために、本発明の第1の実施の形態による給塵装置はごみホッパからガス化炉への空気の流れを効果的に遮断するので、好適である。
【0067】
流動床炉19としては、典型的には、上記のガス化溶融装置に用いられる流動床ガス化炉や、ガス化室と燃焼室を内部に備え、炭化残渣(チャー)を燃焼させた熱でガス化室にて可燃物をガス化する統合型ガス化炉を用いるが、他の流動床ガス化炉を用いても良い。
【0068】
流動床炉19に供給されるごみは、先ず、ごみホッパ11に搬送され、ごみホッパ11で受け入れられた後に、管12を通って管底部の平面上及びプッシャ13上に堆積させられ、プッシャ13により水平方向に押されて、立型スクリュー部14に送られる。該立型スクリュー部14に送られたごみは、立型スクリュー部14で鉛直方向下方に定量的に搬送され、貯留部15で貯留させられる。該貯留させられたごみは、掻取機16により定量的に遮断ダンパー部17へ供給され、遮断ダンパー部17から傾斜シュート18を通って、流動床炉19へと供給される。すなわち、ごみホッパで受け入れられたごみは、立型スクリュー部14により、鉛直方向下方へ定量的に搬送され、また、搬送されたごみは貯留部15に堆積し、ごみホッパから流動床炉19への空気の流れを遮断する。また、該貯留部15に堆積したごみは、遮断ダンパー部17及び傾斜シュート18を通って、掻取機16により、流動床炉19へと定量的に供給されるので、流動床炉19には適切な量のごみが連続的に供給される。したがって、流動床炉19は効率よく運転される。
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ごみが定量的に流動床炉に供給され、ごみホッパから流動床炉への空気の流れが効果的に遮断される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である給塵装置の断面図である。
【図2】立型スクリュー部の構成を説明する模式的断面図である。
【図3】掻取機の構成を説明する模式的断面図である。
【図4】移動軸掻取スクリュー廻りの模式的部分正面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態である流動床炉システムの模式的断面図である。
【図6】従来の給塵装置の断面図である。
【符号の説明】
1 ごみホッパ
2 管
3 前段プッシャ
4 中間受槽
5 スクリュー部
5a スクリュー
6 給塵機
7 遮断ダンパー部
8 供給フィーダ部
8a 供給フィーダ
11 ごみホッパ
11a ブレーカ
12 管
13 プッシャ
13a 傾斜シュート
14 立型スクリュー部
14a 立型スクリュー
14b 立型スクリューケーシング
14c 立型スクリュー駆動機
14d らせん状の突起板
15 貯留部
16 掻取機
16a 移動軸
16b 固定軸
16c 移動軸掻取スクリュー
16d 固定軸掻取スクリュー
16e 掻取機ケーシング
17 遮断ダンパー部
18 傾斜シュート
19 流動床炉
19a 空気分散板
19b フリーボード
19c 不燃物排出装置
21 レベル検出装置
22 レベル信号伝達ケーブル
23 立型スクリュー回転速度制御装置
24 回転速度伝達信号ケーブル
31 電流値検出装置
32 電流値信号伝達ケーブル
33 移動制御装置
34 移動軸移動信号ケーブル
35 アクチュエータ
36 軸受けケーシング
37 軸受け
38 掻取スクリュー受け台
39 ごみの流路
42 移動軸プーリ
43 電動機プーリ
44 ベルト
45a 電動機
51 電源
52 要求信号伝達ケーブル
53 回転速度制御装置
54 回転速度信号伝達ケーブル
a ごみ
b 燃焼空気
c 硅砂
d 不燃物

Claims (8)

  1. ごみを受け入れるごみホッパと;
    該ごみホッパで受け入れたごみを、鉛直方向下方へ定量的に搬送する手段と;
    該鉛直方向下方へ定量的に搬送する手段により搬送されたごみを貯留する貯留部と;
    該貯留部に貯留されたごみを定量的に外部へ供給する定量供給手段とを備えた;
    給塵装置。
  2. 前記鉛直方向下方へ定量的に搬送する手段として立型スクリュー部を備えた;
    請求項1に記載の給塵装置。
  3. 前記立型スクリュー部は、軸回りに回転することによりごみを移動させる立型スクリューを有し;
    前記貯留部に貯留されたごみのレベルを検出するレベル検出装置と;
    該レベル検出装置からの信号により、前記立型スクリューの回転速度を制御する制御装置を備える;
    請求項2に記載の給塵装置。
  4. 前記定量供給手段が、前記貯留部に貯留されたごみを受け入れる掻取機ケーシングと;
    該掻取機ケーシングに対して水平方向に移動する移動軸回りに回転する移動軸掻取スクリューを有する掻取機である;
    請求項1乃至請求項3に記載の給塵装置。
  5. 前記掻取機が、前記掻取機ケーシングに対して位置的に移動しない固定軸回りに回転する固定軸掻取スクリューを更に有する掻取機である;
    請求項4に記載の給塵装置。
  6. 前記掻取機を駆動する電動機と;
    該電動機の電流値信号により、前記移動軸の移動制御を行う手段を備えた;
    請求項4又は請求項5に記載の給塵装置。
  7. 流動床炉からの要求信号により前記掻取機の移動軸の回転速度を制御する手段を備えた;
    請求項4乃至請求項6のいずれか1に記載の給塵装置。
  8. 請求項1乃至請求項7に記載の給塵装置と;
    前記定量供給装置からごみの供給を受ける流動床炉とを備えた;
    流動床炉システム。
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