JP2004245557A - 給湯装置 - Google Patents

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Tomohisa Yoshimi
知久 吉見
英二 ▲高▼橋
Eiji Takahashi
Koji Kayano
広史 茅野
Yukio Ono
幸男 小野
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Abstract

【課題】省電力モードが設定されたときに消費電力を一層低減することが可能な給湯装置を提供すること。
【解決手段】メインリモコン50の表示消灯スイッチ53がオンされ省電力モードが設定されたときには、メイン制御回路11は、制御回路51を介してメインリモコン50の表示部52を消灯もしくは省電力表示するとともに、制御回路71を介して浴室リモコン70の表示部72を消灯する。したがって、メインリモコン50の表示部52のみを省電力モードとする場合よりも消費電力を低減することが可能である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、台所や浴室等に設置される複数の遠隔制御手段を備える給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば屋外等に設置される給湯装置の本体部と、台所等に設置される第1の遠隔制御手段(所謂メインリモコン装置)と、浴室等に設置される第2の遠隔制御手段(所謂サブリモコン装置)とを備える給湯装置がある。
【0003】
このような給湯装置としては、第1の遠隔制御手段が、本体部の作動状態に関する情報(本体部の作動や本体部への作動指令等)を表示する表示部と、この表示部を省電力モードに設定する省電力モードスイッチとを有し、第2の遠隔制御手段が、本体部の作動状態に関する情報を表示する表示部を有するものが知られている。
【0004】
そして、第1の遠隔制御手段の省電力モードスイッチを操作して省電力モードを設定すると、第1の遠隔制御手段の表示部を消灯して消費電力を低減するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の給湯装置では、第1の遠隔制御手段の省電力モードスイッチを操作して省電力モードを設定したときに、第2の遠隔制御手段の表示部は点灯状態を継続し電力を消費している。特に、第2の遠隔制御手段の表示部が、浴室内での視認性が高い蛍光表示管等により構成されている場合には、この表示部の電力消費が無視できないものとなる。
【0006】
本発明は、上記点を鑑みてなされたものであって、消費電力を一層低減することが可能な給湯装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、
給湯装置本体部(1)の作動状態に関する情報を表示する第1の表示部(52)と、第1の表示部(52)を省電力モードに設定する省電力モード設定手段(53)とを有する第1の遠隔制御手段(50)と、
給湯装置本体部(1)の作動状態に関する情報を表示する第2の表示部(72)を有する第2の遠隔制御手段(70)とを備える給湯装置において、
省電力モード設定手段(53)により省電力モードが設定されたときには、第1の表示部(52)および第2の表示部(72)を消灯もしくは省電力表示するように制御する制御手段(11、21、51、71)を備えることを特徴としている。
【0008】
これによると、省電力モードが設定されたときには、第1の表示部(52)および第2の表示部(72)をともに消灯もしくは省電力表示することで、消費電力を一層低減することが可能である。
【0009】
また、請求項2に記載の発明では、制御手段(11、21、51、71)は、省電力モード設定手段(53)により省電力モードが設定されているときには、省電力モードである旨の表示(531)を点灯することを特徴としている。
【0010】
これによると、この表示(531)の点灯により、省電力モードに設定されていることを容易に確認することができる。
【0011】
また、請求項3に記載の発明では、制御手段(11、21、51、71)は、省電力モード設定手段(53)により省電力モードが設定され、かつ給湯装置本体部(1)が作動状態もしくは作動指令入力状態である場合には、第1の表示部(52)が前記作動状態もしくは作動指令入力状態である旨の表示をするように制御することを特徴としている。
【0012】
これによると、第1の表示部(52)において、給湯装置本体部(1)が作動状態もしくは作動指令入力状態であることを容易に告知することができる。
【0013】
また、請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の発明において、制御手段(11、21、51、71)は、省電力モード設定手段(53)により省電力モードが設定されている場合には、第2の表示部(72)が消灯するように制御することを特徴としている。
【0014】
これによると、第2の表示部(72)を消灯することで、消費電力を確実に低減することが可能である。
【0015】
また、請求項5に記載の発明では、請求項3に記載の発明において、制御手段(11、21、51、71)は、省電力モード設定手段(53)により省電力モードが設定され、かつ給湯装置本体部(1)が作動状態もしくは作動指令入力状態である場合には、第2の表示部(72)が前記作動状態もしくは作動指令入力状態である旨の表示をするように制御することを特徴としている。
【0016】
これによると、第2の表示部(72)においても、給湯装置本体部(1)が作動状態もしくは作動指令入力状態であることを容易に告知することができる。
【0017】
また、請求項6に記載の発明では、制御手段(11、21、51、71)は、給湯装置本体部(1)の作動状態もしくは作動指令入力状態に応じて、前記作動状態もしくは作動指令入力状態である旨の表示を変更することを特徴としている。
【0018】
これによると、作動状態もしくは作動指令入力状態に応じて表示内容を変更し、作動内容もしくは作動指令入力内容を告知することが可能である。
【0019】
また、請求項7に記載の発明では、制御手段(11、21、51、71)は、省電力モード設定手段(53)により省電力モードが設定されているときに、給湯装置本体部(1)の作動もしくは作動指令入力が停止して所定時間経過した場合には、第1の表示部(52)および第2の表示部(72)が消灯するように制御することを特徴としている。
【0020】
これによると、給湯装置本体部(1)の作動もしくは作動指令入力が停止した後、消費電力を一層確実に低減することができる。
【0021】
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係の一例を示す。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0023】
図1は本実施形態の給湯装置の概略構成を示すブロック図である。
【0024】
1(一点鎖線で囲んだ範囲)は本実施形態における給湯装置の本体部であり、本体部1は屋外の適所に配置されている。50は本実施形態における第1の遠隔制御手段であるメインリモコンであり、70は本実施形態における第2の遠隔制御手段である浴室リモコンである。メインリモコン50は屋内の適所(例えば台所等)に配設され、浴室リモコン70は浴室内に配設されている。
【0025】
給湯装置の本体部1は、二酸化炭素を冷媒とする加熱手段としてのヒートポンプユニット20と、このヒートポンプユニット20により加熱された(沸き上げられた)湯を蓄える図示しない貯湯タンクを有する貯湯ユニット10とを備えている。
【0026】
そして、貯湯タンク内の湯は、図示しない給湯配管を介して下流側にあるカラン、シャワー等に給湯されるとともに、図示しない浴槽内への湯張り手段により湯張りされるようになっている。また、貯湯ユニット10は、浴槽内の浴水を、貯湯タンク内の湯と熱交換して加熱する図示しない浴水加熱手段を備え、この浴水加熱手段により浴水を保温できるようになっている。
【0027】
貯湯ユニット10はメイン制御回路11を備え、ヒートポンプユニット20は制御回路21を備えている。メイン制御回路11は、記憶された制御フローや後述するメインリモコン50の制御回路51、浴室リモコン70の制御回路71からの信号に基づいて、必要に応じて制御回路21に信号を出力しヒートポンプユニット20を運転制御するとともに、制御回路21からヒートポンプユニット20の運転作動状態に関する信号を入力するようになっている。
【0028】
また、メイン制御回路11は、上記制御回路51、71からの信号に基づいて、貯湯ユニット10の湯張り手段、浴水加熱手段等を作動制御するとともに、制御回路51、71に対し、給湯装置の本体部1(貯湯ユニット10およびヒートポンプユニット20)の作動状態に関する信号を出力するようになっている。
【0029】
本体部1とメインリモコン50、浴室リモコン70との信号伝達には、信号伝達媒体として有線、電波、光、超音波等を用いることが可能であり、本実施形態では有線を採用している。
【0030】
メインリモコン50は、制御回路51を備え、制御回路51には、本実施形態における省電力モード設定手段である表示消灯スイッチ53、各種作動指令入力手段としてのスイッチ54、および本実施形態における第1の表示部である表示部52が連携している。そして、制御回路51は、メイン制御回路11に対し各スイッチ53、54の操作情報を出力するとともに、メイン制御回路11から入力する信号に基づいて表示部52等を表示制御するようになっている。
【0031】
また、浴室リモコン70は、制御回路71を備え、制御回路71には、各種作動指令入力手段としてのスイッチ74、および本実施形態における第2の表示部である表示部72が連携している。そして、制御回路71は、メイン制御回路11に対しスイッチ74の操作情報を出力するとともに、メイン制御回路11から入力する信号に基づいて表示部72等を表示制御するようになっている。
【0032】
ここで、図2にメインリモコン50の外観図、図3に浴室リモコン70の外観図を示す。
【0033】
図2に示すように、メインリモコン50には、前述した表示消灯スイッチ53が設置され、この表示消灯スイッチ53内には表示消灯LED531が配設されている。表示消灯LED531は、表示消灯スイッチ53の設定状態に応じて点灯し、表示消灯LED531の点灯および消灯で表示消灯スイッチ53の設定状態を識別できるようになっている。
【0034】
メインリモコン50のスイッチ54は、複数の制御スイッチで構成されるものであり、本実施形態では、図2に示すように、ふろ自動スイッチ541、温度変更スイッチ542、運転モードスイッチ543、強制沸増スイッチ544、休止スイッチ545、時刻設定スイッチ546、予約スイッチ547等を備えている。
【0035】
ふろ自動スイッチ541は貯湯ユニット10に図示しない浴槽への湯張りを自動で行なわせる指令を行なうためのスイッチ、温度変更スイッチ542は給湯温度の設定値の上昇または下降を指令するスイッチ、運転モードスイッチ543はヒートポンプユニット20による沸き上げモードの設定変更を指令するスイッチ、強制沸増スイッチ544はヒートポンプユニット20を強制的に作動させる指令を行なうスイッチである。
【0036】
また、休止スイッチ545はヒートポンプユニット20による沸き上げの休止を指令するスイッチ、時刻設定スイッチ546は後述する表示部に表示される時刻の調整を指令するスイッチ、予約スイッチ547は貯湯ユニット10による湯張りを設定時刻に完了させる指令を行なうためのスイッチである。
【0037】
メインリモコン50の表示部52は、表示素子に蛍光表示管を採用しており、前述のスイッチ54による設定状態や貯湯ユニット10の貯湯量等が表示できるようになっている。
【0038】
表示部52は、図2に示すように、蛍光表示管により文字をセグメント表示させるセグメント表示部521と、蛍光表示管のドットマトリックスにより文字あるいは図を表示させるドットマトリックス表示部522とからなっている。本実施形態では、セグメント表示部521に運転モードスイッチ543による設定モード等を表示し、ドットマトリックス表示部522に時刻表示、給湯温度表示および貯湯量のバー表示等を行なうようになっている。
【0039】
一方、図3に示すように、浴室リモコン70のスイッチ74は、複数の制御スイッチで構成されるものであり、本実施形態では、ふろ自動スイッチ741、呼出スイッチ742、足し湯スイッチ743、追い焚きスイッチ744等を備えている。
【0040】
ふろ自動スイッチ741は貯湯ユニット10に図示しない浴槽への湯張りを自動で行なわせる指令を行なうためのスイッチ、呼出スイッチ742は浴室から浴室外の人を呼ぶ呼出手段の作動を指令するスイッチ、足し湯スイッチ743は貯湯ユニット10に図示しない浴槽への足し湯を指令するスイッチ、追い焚きスイッチ744は図示しない浴槽内の浴水の温度を設定温度まで加熱する指令を行なうスイッチである。
【0041】
浴室リモコン70の表示部72は、表示素子に蛍光表示管を採用しており、前述のスイッチ74による設定状態等が表示できるようになっている。表示部72は、蛍光表示管により文字や図をセグメント表示させるものであり、本実施形態では、時刻表示、給湯温度表示および浴水水位等を表示するようようになっている。
【0042】
ここで、メイン制御回路11、制御回路21、制御回路51および制御回路71からなる構成が、本実施形態における制御手段である。
【0043】
次に、上記構成に基づき、本実施形態の制御手段の表示制御動作について説明する。
【0044】
図4は、制御手段の概略表示制御動作を示すフローチャートである。制御手段は、まず、表示消灯スイッチ53が操作されオン状態であるか否か判断する(ステップS100)。表示消灯スイッチ53がオン状態でないと判断した場合には、表示部52および表示部72を点灯して、例えば図2および図3に示すように通常表示する(ステップS200)。
【0045】
表示消灯スイッチ53がオン状態であると判断した場合には、システム(給湯装置)が作動中であるか否か判断する(ステップS300)。ここで、システムの作動とは、ヒートポンプユニット20の沸き上げ作動、貯湯ユニット10の給湯作動、湯張り作動、浴水加熱作動、およびスイッチ54、74の操作である。
【0046】
システムが作動中であると判断した場合には、表示点灯LED531を点滅させ(ステップS400)、表示部52に作動している機能名(作動状況)を表示する(ステップS500)。
【0047】
例えば、ヒートポンプユニット20が沸き上げ作動中であれば、図5に示すように、表示部52のドットマトリックス表示部522に沸き上げ中である旨の表示を行なう。貯湯ユニット10が給湯作動中であれば、図6に示すように、表示部52のドットマトリックス表示部522に給湯中である旨の表示を行なう。また、スイッチ54、74の操作中であれば、スイッチ操作による設定変更内容を表示する。
【0048】
このように、ステップS500では、本体部1が作動状態にあるか、スイッチ操作により作動指令入力状態にある場合には、表示部52にその旨の表示を行なう。
【0049】
ステップS500を実行したら、次に、システムの作動が停止したか否か判断し(ステップS600)、システムの作動が停止したと判断した場合には、停止後所定時間経過したか否か判断する(ステップS700)。
【0050】
ステップS700においてシステムが停止し所定時間経過したと判断した場合、およびステップS300においてシステムが作動中でないと判断した場合には、表示部52を消灯する(ステップS800)。なお、ステップS800では、表示消灯LED531を点灯状態とする。
【0051】
ステップS600においてシステムの作動が停止していないと判断した場合およびステップS700において所定時間経過していないと判断した場合には、ステップS400へリターンし、表示消灯LED531の点滅および表示部52における作動している機能名の表示を継続する。
【0052】
ここで、ステップS700の判断基準である所定時間は、本例では5分としている。これは、システムの作動が断続的に発生した場合に、表示部52の点灯状態(作動中機能名表示状態)と消灯状態とが頻繁に繰り返されることで使用者に不快感を与えることを防止するためである。
【0053】
なお、本実施形態では、ステップS200を実行しているときには、表示部72を点灯して通常表示を行ない、ステップS300〜S800を実行しているときには、表示部72を消灯している。
【0054】
上述の構成および作動によれば、表示消灯スイッチ53がオンされ省電力モードが設定されたときには、メインリモコン50の表示部52を、システム停止時(本体部1が作動状態になく、かつスイッチ操作により作動指令入力状態にない場合)は消灯し、システム作動中(本体部1が作動状態にあるか、スイッチ操作により作動指令入力状態にある場合)は作動中の機能名表示することができる。またこのとき、浴室リモコン70の表示部72を消灯することができる。
【0055】
本実施形態の表示部52、72の表示素子として採用した蛍光表示管は、発光輝度が高く視認性に優れた素子であるが、カソードからアノードに放出される熱電子によって発光させるためカソードを常時加熱しておく必要がある。したがって、省電力モード設定時に、表示部52で必要に応じた表示のみを行ない、表示部72を消灯することで、消費電力を大幅に低減することが可能である。
【0056】
また、表示消灯スイッチ53がオンされ省電力モードが設定されているときに、システムが停止した場合には、所定時間後の両表示部52、72を消灯状態として、消費電力を確実に低減することができる。
【0057】
また、上記システム作動中は、事前に表示消灯スイッチ53がオンされていたときだけでなく、システム作動中に表示部52に表示消灯スイッチ53がオンされたときにも作動内容に応じた表示を行なうことができる。したがって、システムの作動内容を使用者等に確実に告知することができる。
【0058】
また、表示消灯スイッチ53がオンされ省電力モードが設定されたときには、省電力モードである旨の表示である表示消灯LED531を、システム停止時は点灯し、システム作動中は点滅させることができる。したがって、省電力モード設定下での表示部の表示もしくは消灯であることを使用者等に告知することができる。
【0059】
(他の実施形態)
上記一実施形態では、表示消灯スイッチ53がオンされ省電力モードが設定されたときには、浴室リモコン70の表示部72は常に消灯されるものであったが、メインリモコン50の表示部52と同様に、システム作動時にはその旨の表示を行なうものであってもよい。
【0060】
また、上記一実施形態では、表示消灯スイッチ53がオンされて省電力モードが設定され、かつシステムが作動中の場合には、表示部52に作動中の機能名(例えば「沸き上げ中」等)を連続して表示するものであったが、通常表示と作動中の機能名の表示を交互に繰り返すものであってもよい。
【0061】
また、上記一実施形態では、表示消灯スイッチ53がオンされて省電力モードが設定され、かつシステムが作動中の場合に、表示部52において表示する作動中の機能名を「沸き上げ中」「給湯使用中」と例示したが、使用者等に作動中の機能が告知可能であればこれに限定されるものではなく、作動中の機能を連想させる他の文字表示もしくは図表示であってもよい。
【0062】
また、上記一実施形態では、表示消灯スイッチ53内に省電力モードである旨の表示を行なうための表示消灯LED531を配設していたが、表示のための素子はLEDに限定されるものではなく、配設位置も表示消灯スイッチ53内に限定されるものではない。表示消灯スイッチ53の設定状態を告知できるものであればよい。
【0063】
また、上記一実施形態では、表示消灯スイッチ53がオンされて省電力モードが設定され、かつシステムが作動中の場合には、表示部52のドットマトリックス表示部522に作動中の機能名を表示するものであったが、これに限定されるものではない。例えば、ヒートポンプユニット20が沸き上げ作動中である場合には、セグメント表示部521の「沸増し中」のの表示を点灯して作動中の機能を告知するものであってもよい。
【0064】
また、上記一実施形態では、表示部52、72を蛍光表示管で構成していたが、これに限定されるものではない。消費電力が比較的大きな表示素子により形成される表示部であれば本発明による効果は大きい。例えば、表示部にプラズマディスプレイ等を備えた場合にも有効である。また、表示部52、72に限定されず、消費電力が比較的大きな表示素子を採用している表示機能部に本発明を適用しても有効である。
【0065】
また、上記一実施形態では、図4に示すステップS700における判断基準である所定時間を5分としていたが、これは例示であって、適宜設定し得るものである。また、作動していた機能に応じて所定時間を変更するものであってもよい。例えば、作動が断続的に繰り返される可能性がある給湯やスイッチ操作の場合には所定時間を長く設定し、作動が断続的に繰り返される可能性が少ない沸き上げの場合には所定時間を短く設定するものであってもよい。
【0066】
また、上記一実施形態では、制御手段は、メイン制御回路11、制御回路21、制御回路51および制御回路71により構成され、分散配置されていたが、これに限定されるものではない。例えば、貯湯ユニット10に設けられたメイン制御回路に全ての制御機能を集約し、このメイン制御回路が、ヒートポンプユニット20、メインリモコン50および浴室リモコン70を直接制御するものであってもよい。
【0067】
また、上記一実施形態では、給湯装置は、第1の遠隔制御手段としてのメインリモコン50と、第2の遠隔制御手段としての浴室リモコン70とを備えていたが、遠隔制御手段を複数備える給湯装置であれば、本発明を適用することが可能である。例えば、第2の遠隔制御手段として浴室リモコン70以外に他のリモコンを備えるものであってもよい。
【0068】
また、上記一実施形態では、給湯装置の加熱手段はヒートポンプユニット20であったが、これに限定されるものではない。例えば、電熱装置等の加熱手段であってもよい。また、給湯装置は、湯を貯留するタイプでなくてもかまわない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における給湯装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】メインリモコン50の外観図である。
【図3】浴室リモコン70の外観図である。
【図4】制御手段の概略表示制御動作を示すフローチャートである。
【図5】表示部52の表示例を示す図である。
【図6】表示部52の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 本体部(給湯装置本体部)
10 貯湯ユニット
11 メイン制御回路(制御手段の一部)
20 ヒートポンプユニット
21 制御回路(制御手段の一部)
50 メインリモコン(第1の遠隔制御手段)
51 制御回路(制御手段の一部)
52 表示部(第1の表示部)
53 表示消灯スイッチ(省電力モード設定手段)
70 浴室リモコン(第2の遠隔制御手段)
71 制御回路(制御手段の一部)
72 表示部(第2の表示部)
531 表示消灯LED(省電力モードである旨の表示)

Claims (7)

  1. 給湯装置本体部(1)の作動状態に関する情報を表示する第1の表示部(52)と、前記第1の表示部(52)を省電力モードに設定する省電力モード設定手段(53)とを有する第1の遠隔制御手段(50)と、
    前記給湯装置本体部(1)の作動状態に関する情報を表示する第2の表示部(72)を有する第2の遠隔制御手段(70)とを備える給湯装置において、
    前記省電力モード設定手段(53)により前記省電力モードが設定されたときには、前記第1の表示部(52)および前記第2の表示部(72)を消灯もしくは省電力表示するように制御する制御手段(11、21、51、71)を備えることを特徴とする給湯装置。
  2. 前記制御手段(11、21、51、71)は、前記省電力モード設定手段(53)により前記省電力モードが設定されているときには、前記省電力モードである旨の表示(531)を点灯することを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
  3. 前記制御手段(11、21、51、71)は、前記省電力モード設定手段(53)により前記省電力モードが設定され、かつ前記給湯装置本体部(1)が作動状態もしくは作動指令入力状態である場合には、前記第1の表示部(52)が前記作動状態もしくは作動指令入力状態である旨の表示をするように制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の給湯装置。
  4. 前記制御手段(11、21、51、71)は、前記省電力モード設定手段(53)により前記省電力モードが設定されている場合には、前記第2の表示部(72)が消灯するように制御することを特徴とする請求項3に記載の給湯装置。
  5. 前記制御手段(11、21、51、71)は、前記省電力モード設定手段(53)により前記省電力モードが設定され、かつ前記給湯装置本体部(1)が作動状態もしくは作動指令入力状態である場合には、前記第2の表示部(72)が前記作動状態もしくは作動指令入力状態である旨の表示をするように制御することを特徴とする請求項3に記載の給湯装置。
  6. 前記制御手段(11、21、51、71)は、前記作動状態もしくは作動指令入力状態に応じて、前記作動状態もしくは作動指令入力状態である旨の表示を変更することを特徴とする請求項3ないし請求項5のいずれか1つに記載の給湯装置。
  7. 前記制御手段(11、21、51、71)は、前記省電力モード設定手段(53)により前記省電力モードが設定されているときに、前記給湯装置本体部(1)の作動もしくは作動指令入力が停止して所定時間経過した場合には、前記第1の表示部(52)および前記第2の表示部(72)が消灯するように制御することを特徴とする請求項3ないし請求項6のいずれか1つに記載の給湯装置。
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