JP2001152523A - 人体局部洗浄装置 - Google Patents

人体局部洗浄装置

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JP2001152523A
JP2001152523A JP33904099A JP33904099A JP2001152523A JP 2001152523 A JP2001152523 A JP 2001152523A JP 33904099 A JP33904099 A JP 33904099A JP 33904099 A JP33904099 A JP 33904099A JP 2001152523 A JP2001152523 A JP 2001152523A
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JP
Japan
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temperature
toilet seat
hot water
operation mode
power saving
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JP33904099A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Abe
哲弥 阿部
Shigemitsu Nagayama
成充 永山
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者に不快感を与えることがなく、また使
用者の所望する温度を選択可能である節電機能を有し、
更に、組立部品を増加させることのない人体局部洗浄装
置を提供する。 【解決手段】 制御装置が、温度設定手段にて設定した
温度に温水温度及び便座温度を制御する第1の運転モー
ドと、温度設定手段にて設定した温度よりも所定温度下
げた温度に温水温度及び/又は暖房便座を制御する第2
の運転モードと、温水洗浄装置及び/又は暖房便座装置
での加熱を停止する第3の運転モードとを備え、上記第
1、第2及び第3の運転モードを選択するための運転モ
ード選択手段を操作部に設けた人体局部洗浄装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体局部洗浄装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】人体局部洗浄装置は、用便後の人体局部
を温水にて洗浄する温水洗浄装置と、便座に座った際の
冷たさを感じさせないように便座を加熱する暖房便座装
置とを有する装置であり、衛生的な生活環境を整えるも
のとして広く普及している
【0003】上記温水洗浄装置は、水道水を装置内部に
取り込み電熱線等により加熱することで所望の温度にま
で昇温させ、その昇温させた温水を洗浄ノズルより人体
局部へと噴出させる装置である。また、上記暖房便座装
置は、便座の内部にヒータを設置し、そのヒータに通電
を行うことで便座を加熱昇温させ、所望の温度に保つ装
置である。
【0004】人体局部洗浄装置は、水道水及び便座を加
熱するが、近年の環境問題の流れから、節電機能を有す
るものが開発されており、人体局部洗浄装置を使用する
ことが少ない深夜には、節電を行うように工夫がなされ
ている。
【0005】節電を行う具体的な方法としては、人体局
部洗浄装置の使用者が節電スイッチを押下することによ
り、使用者が予め設定した温度に係わらず電熱線及びヒ
ータへの通電を停止するもの、使用者が設定した温度か
ら予め制御装置に記憶させている温度だけ低下させた温
度となるように電熱線及びヒータへの通電を行うものが
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用者
が予め設定した温度に係わらず電熱線及びヒータへの通
電を停止する方法は、長期間人体局部洗浄装置を使用し
ない場合には有効であるものの、それ以外の場合には、
使用者が節電の解除を行っても温水温度及び便座温度が
使用者の予め設定した温度になるまで約5〜10分程度
を要し、使用者に不快感を与えてしまう。
【0007】使用者が設定した温度から予め制御装置に
記憶させている温度だけ低下させた温度となるように電
熱線及びヒータへの通電を行う方法は、季節又は気温と
は無関係に、予め記憶させている固定された温度だけ低
下させるので、使用者の希望する温度を自由に選択する
ことができない。
【0008】節電を行う際の操作に関しては、上記2つ
の方法は共に、専用の節電スイッチを押下することで行
われるが、人体局部洗浄装置に専用の節電スイッチを設
けることは、組立部品の増加によるコストの上昇及び組
立工程の延長を招くばかりでなく、新たな部品を組み込
むためのスペースも確保する必要がある。
【0009】本発明は、上記のような課題に鑑みてなさ
れたものであり、使用者に不快感を与えることがなく、
また使用者の所望する温度を選択可能である節電機能を
有し、更に、組立部品を増加させることのない人体局部
洗浄装置を提供することを目的とする。
【00010】
【課題を解決するための手段】本発明は、次のものに関
する。 (1)温水洗浄装置と、暖房便座装置と、上記温水洗浄
装置にて加温される温水の温度及び上記暖房便座装置に
て加温される便座の温度を検知するための温度検知手段
と、上記温水温度及び便座温度を設定するための温度設
定手段と、温水洗浄装置及び暖房便座装置を制御するた
めの制御装置とを有する装置において、上記制御装置
が、上記温度設定手段にて設定した温度に温水温度及び
便座温度を制御する第1の運転モードと、上記温度設定
手段にて設定した温度よりも所定温度下げた温度に温水
温度及び/又は暖房便座を制御する第2の運転モード
と、温水洗浄装置及び/又は暖房便座装置での加熱を停
止する第3の運転モードとを備え、上記第1、第2及び
第3の運転モードを選択するための運転モード選択手段
を操作部に設けた人体局部洗浄装置。 (2)第2の運転モードを選択した場合に、設定した温
度よりも下げる温度幅が、複数選択することができる上
記(1)に記載の人体局部洗浄装置。 (3)第2の運転モードを選択した場合に、設定した温
度よりも下げる温度幅が、外気温に応じて可変する上記
(1)に記載の人体局部洗浄装置。 (4)運転モード選択手段が、操作部に設けた操作スイ
ッチの多重押下又は連続押下により運転モードの選択を
行う上記(1)乃至(3)のいずれかに記載の人体局部
洗浄装置。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に用いる温水洗浄装置は、
装置内に入水させた水道水を加熱し、人体局部へと噴出
可能なものであれば特に限定されるものではなく、具体
的には、電熱線等を用いた温水ヒータが内蔵された温水
タンクに、水道水を入水させ、上記温水ヒータにより水
道水を加熱して保温貯留し、使用者からの指示により洗
浄ノズルから温水タンク内の温水を噴出させる装置を好
適に使用することができる。
【0012】本発明に用いる暖房便座装置は、便座を加
熱及び保温可能なものであれば特に限定されるものでは
なく、具体的には、便座に便座ヒータを内蔵させた装置
を好適に使用することができる。
【0013】本発明に用いる制御装置は、温水洗浄装置
及び暖房便座装置を制御するものであり、運転の開始及
び停止、ヒータへの通電量制御等を行うが、詳細につい
ては実施例にて後述する。また、制御装置は、具体的に
はマイクロコンピュータを好適に用いることができる。
【0014】本発明に用いる温度検知手段は、温度に応
じて抵抗値を可変させるサーミスタを好適に用いること
ができ、上記サーミスタからの温度信号は、制御装置内
で処理され、温度情報として認識される。
【0015】本発明に用いる温度設定手段は、温水温度
及び便座温度を設定可能なものであれば特に限定される
ものではなく、人体局部洗浄装置の操作部に温度を上下
させるスイッチと、現在選択されている温度情報を表示
する表示部を設けたものを好適に使用することができ
る。また、表示部は、具体的な温度を表示するもので
も、単純に「高」、「中」、「低」と印字した部分に表
示ランプを設けたものでも良い。温度設定手段は、温水
温度及び便座温度を1つの設定手段にて設定しても良
く、2つの設定手段にて別々に設定しても良い。
【0016】本発明に用いる操作部は、少なくとも人体
の局部洗浄を開始させる温水スイッチを有し、その他に
も暖房便座の加熱を開始させる便座スイッチ、装置の運
転を停止させる止スイッチ、おしり洗浄を行うおしりス
イッチ、ビデ洗浄を行うビデスイッチ等を有することが
できる。
【0017】本発明に用いる運転モード選択手段は、操
作部に設けた専用のスイッチにより運転モードの洗濯を
行ってもよいが、既設のスイッチを複数同時に押下する
多重押下、又は、所定時間以上連続で押下し続ける連続
押下により行うことが好ましい。
【0018】本発明に用いる人体局部洗浄装置の節電方
法は、運転モード2を用いる方法と、運転モード3を用
いる方法との2種類があり、随時選択できる。上記運転
モード2は、使用者の予め設定した温度よりも所定温度
下げることにより節電を行うが、この温度の下げ幅は、
予め制御手段に記憶させた温度から使用者が任意に選択
するものであっても、外気温に応じて自動的に選択され
るものであっても良い。また、温水温度と便座温度と
は、同じ温度の下げ幅でも、異なる温度の下げ幅でも良
く、水道水の加熱が便座の加熱に比較し時間を多く要す
ることから、温度の下げ幅は、便座温度の下げ幅よりも
温水温度の下げ幅を少なくすることが好ましい。
【0019】
【実施例】以下図面を用いて、本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明の実施例を示す、人体局部洗浄装置
の斜視図である。人体局部洗浄装置2は、便器6の上に
載置固定されており、暖房便座装置1及び便蓋3を回動
自在に備えている。人体の局部を洗浄する温水は、給水
配管9より温水タンク(図示省略)へと水道水を入水さ
せた後に加熱して作られ、洗浄ノズル5より噴出する。
洗浄ノズル5は、非使用時にあっては人体局部洗浄装置
2の内部に収納されており、使用時に図示するように伸
長する。人体局部洗浄装置2の操作は、人体局部洗浄装
置2の袖部に設けられた操作部4の操作スイッチ(図示
省略)により行われる。
【0020】図2は、図1に示す操作部4の拡大平面図
である。操作部4には、人体局部洗浄装置を操作するた
めの各種操作スイッチが設けられている。上記操作スイ
ッチには、使用者が何の操作スイッチか理解しやすいよ
うに、機能を示す簡単な単語を印刷してあり、おしり洗
浄を開始するおしりスイッチS2、ビデ洗浄を開始する
ビデスイッチS3、おしり洗浄又はビデ洗浄を停止する
止スイッチS1、おしり洗浄又はビデ洗浄する際の水量
を増加させる水量増スイッチS6及び水量を減少させる
水量減スイッチS7、温水温度を設定する温水スイッチ
S4、便座温度を設定する便座スイッチS5、節電を行
うための節電スイッチS8を、使用者が必要に応じて操
作する。
【0021】温水スイッチS4の右側に設けた温水温度
表示ランプL1〜L3は、使用者が温水スイッチS4を
押下する毎に順次点灯箇所が切り替わるランプであり、
現在選択されている温水温度を「高」「中」「低」の3
段階で表示する。また、便座スイッチS5の右側に設け
た便座温度表示ランプL4〜L6は、使用者が便座スイ
ッチS5を押下する毎に順次点灯箇所が切り替わるラン
プであり、現在選択されている便座温度を「高」「中」
「低」の3段階で表示する。更に、節電スイッチS8の
右側に設けた節電運転ランプL7及びL8は、節電スイ
ッチS8を押下する毎に順次点灯箇所が切り変わるか又
は全て消灯するランプであり、ランプが点灯していれ
ば、現在選択されている節電の種類を表示し、ランプが
全て消灯していれば、現在は節電を行っていないことを
示す。
【0022】図3は、図1に示す人体局部洗浄装置にお
ける、選択温度を示しており、(a)は使用者により設
定される温水温度及び便座温度の設定温度であり、
(b)は使用者が節電運転を行った際の温水温度の設定
温度であり、(c)は使用者が節電運転を行った際の便
座温度の設定温度である。温水温度及び便座温度は、図
2に示す温水スイッチS4及び便座スイッチS5を押下
する毎にその設定温度を変化させることができ、初期設
定では、温水温度、便座温度共に図3(a)に示すステ
ップ1の30℃となっている。
【0023】図2及び図3(a)を用いて、温水温度及
び便座温度の設定手順を説明すると、温水温度は、初期
設定にてステップ1の30℃となっているが、使用者が
温水スイッチS4を1回押下するとステップ2の35℃
に設定され、更にもう1回温水スイッチS4を押下する
とステップ3の40℃に設定される。ステップ3の40
℃が設定されている際に温水スイッチS4を押下する
と、温水温度は、再びステップ1の30℃に設定され、
使用者が温水スイッチS4を押下する毎に順次ステップ
1、ステップ2、ステップ3、ステップ1と設定温度が
切り替わる。便座温度は、上記温水温度と同様に、便座
スイッチS5を押下する毎に順次ステップ1、ステップ
2、ステップ3、ステップ1と設定温度が切り替わる。
【0024】図2及び図3(b)(c)を用いて、節電
運転が開始された際の温水温度及び便座温度について説
明する。使用者により節電スイッチS8が押下される
と、節電運転ランプL7が点灯し、人体局部洗浄装置の
節電が開始される。節電運転ランプL7が点灯している
際の節電は、温水温度を使用者が設定した温度から5℃
下げ、便座温度を使用者が設定した温度から15℃下げ
る。具体的には、使用者が温水温度として図3(a)に
示すステップ2の35℃を設定し、便座温度としてステ
ップ3の40℃を設定していると、節電スイッチS8を
押下した後は、温水温度が図3(b)に示すステップ2
の30℃となり、便座温度が図3(c)に示すステップ
3の25℃となる。節電運転ランプL7が点灯した状態
で節電スイッチS8を押下すると、節電運転ランプL7
が消灯して節電運転ランプL8が点灯し、使用者の予め
設定した温水温度及び便座温度とは無関係に、水道水及
び便座の加熱を停止する。この状態で更に節電スイッチ
S8が押下されると、節電が解除される。
【0025】図4は、図1に示す人体局部洗浄装置のブ
ロック図である。先ず、温水洗浄装置130について動
作説明を行う。使用者が、操作部4のおしりスイッチS
2を押下すると、電磁弁制御手段134は、水電磁弁1
00を開弁させて温水タンク101に水道水を入水させ
る。上記温水タンク101の内部では、使用者が設定し
た温度の温水を噴出できるように、水道水を温水ヒータ
102により加熱しており、貯留された温水は、温水タ
ンク101内に新たな水道水が入水されることで押し出
され、洗浄ノズル5から噴出する。また、温水タンク1
01と洗浄ノズル5との間には、水量制御弁104が設
けられており、水量制御手段133からの指示の基づい
て水量調整を行う。
【0026】温水タンク101内の温水温度制御は、温
水スイッチS4にて使用者が選択した設定温度と、温水
サーミスタ103から得られる温水温度情報とを比較し
て行われる。具体的には、上記設定温度を設定温度記憶
手段122に記憶し、温水サーミスタ103から得られ
る温水温度情報を温水温度検知手段128に記憶し、設
定温度比較手段127にて設定温度と温水温度情報との
比較を行い、その比較結果を温水ヒータ制御手段131
へと送信する。比較結果を受けた温水ヒータ制御手段1
31は、温水温度が設定温度未満であれば温水ヒータ1
02への通電を行い、温水温度が設定温度以上であれば
温水ヒータ102への通電を停止する。
【0027】次に、暖房便座装置1について動作説明を
行う。暖房便座装置1は、使用者が予め設定した便座温
度となるように、便座ヒータ制御手段132により便座
ヒータ105への通電を行う。便座温度制御は、便座ス
イッチS5にて使用者が選択した設定温度と、便座サー
ミスタ106から得られる便座温度情報とを比較して行
われる。具体的には、上記設定温度を設定温度記憶手段
122に記憶し、便座サーミスタ106から得られる便
座温度情報を便座温度検知手段129に記憶し、設定温
度比較手段127にて設定温度と便座温度情報との比較
を行い、その比較結果を便座ヒータ制御手段132へと
送信する。比較結果を受けた便座ヒータ制御手段132
は、便座温度が設定温度未満であれば便座ヒータ105
への通電を行い、便座温度が設定温度以上であれば便座
ヒータ105への通電を停止する。
【0028】図4に示す設定温度比較手段127は、温
水温度を制御する際及び便座温度を制御する際の両方の
場合で比較作業を行うが、共に比較作業を行うことから
図面では1つで表している。実際の比較作業は、マイク
ロコンピュータの内部で行われるものであるので、1つ
のプログラムにて行うものでも、別々のプログラムにて
行うものでもよい。
【0029】図5は、図1に示す人体局部洗浄装置の節
電動作フローである。人体局部洗浄装置は、初期状態に
おいて、節電を行うことなく使用者の設定した温水温度
及び便座温度により運転される。使用者が、操作部の節
電スイッチを押下すると、第1の節電運転が開始され、
温水温度は設定温度よりも5℃低く、便座温度は設定温
度よりも15℃低くなるように運転される。第1の節電
運転が行われている状態で、使用者が、操作部の節電ス
イッチを押下すると、第2の節電運転が開始され、水道
水及び便座の加熱が停止する。節電運転の解除は、第2
の節電運転が行われている間に節電スイッチを押下する
ことで行われる。
【0030】図4を用いて第1の節電運転について詳細
に述べる。設定温度記憶手段122は、温水スイッチS
4及び便座スイッチS5を用いて、使用者が予め設定し
た温水温度及び便座温度を記憶する。節電運転モード記
憶手段123は、使用者が節電スイッチS8を押下した
ことを検出し、運転モードが通常運転から第1の節電運
転へと切り替わったことを記憶する。設定温度変換手段
126は、上記設定温度記憶手段122に記憶された温
水温度及び便座温度と、上記節電運転モード記憶手段1
23に記憶された節電運転モードから、温水温度を設定
温度から5℃下げ、便座温度を設定温度から15℃下げ
て制御を行うように、設定温度比較手段127へと信号
を送信する。
【0031】図4を用いて第2の節電運転を詳細に述べ
る。使用者により第2の節電運転が選択されると、設定
温度変換手段126は、設定温度記憶手段122に記憶
されている温水温度及び便座温度とは無関係に、温水ヒ
ータ制御手段131及び便座ヒータ制御手段132に対
し、通電を停止する指示を送信する。
【0032】図6は、本発明の別の実施例を示す、操作
部の拡大平面図である。本実施例の操作部4には、図2
に示した各種操作スイッチに加えて、第1の節電運転を
行う際の、設定温度よりも下げる温度幅を選択する温度
スイッチS9を備えており、上記温度スイッチS9の右
側には、設定温度よりも下げる温度幅が何度であるかを
示す節電温度ランプL9〜L11を設けてある。本実施
例においては、使用者が温度スイッチS9を押下するこ
とで、上記温度幅を5℃、10℃、15℃の中から任意
に選択することが可能であり、使用者が温度幅として1
0℃を選択しておけば、節電スイッチS8を押下して第
1の節電運転を行った際に、温水温度及び便座温度の両
方を設定温度から10℃下げた温度で制御する。上記温
度幅は、初期設定にて5℃が選択されており、温度スイ
ッチS9を押下する毎に5℃、10℃、15℃と切り替
わり、15℃が選択された状態で温度スイッチS9を押
下すると、再び5℃に戻る。
【0033】図7は、本発明の更に他の実施例を示す、
人体局部洗浄装置のブロック図である。本実施例では、
図1に示す人体局部洗浄装置に外気温サーミスタ135
を付け加え、第1の節電運転を行う際の、設定温度より
も下げる温度幅を外気温に応じて自動的に変化させてい
る。具体的には、外気温サーミスタ135は、人体局部
洗浄装置の周囲の温度を測定することに用いられ、その
温度情報は、外気温検知手段136に記憶する。設定温
度変換手段126は、設定温度記憶手段122に記憶さ
れた設置温度と、節電運転モード記憶手段123に記憶
された節電運転モードと、外気温検知手段136に記憶
された外気温の温度情報とから、設定温度よりも下げる
温度幅を決定し、設定温度比較手段127へと送信す
る。
【0034】図8は、図7に示す人体局部洗浄装置にお
ける、選択温度を示しており、(a)は使用者により設
定される温水温度及び便座温度の設定温度であり、
(b)は外気温が25℃で節電運転を行った際の温水温
度及び便座温度の設定温度であり、(c)は外気温5℃
で節電運転を行った際の温水温度及び便座温度の設定温
度である。使用者が、予め温水温度及び便座温度として
図8(a)に示すステップ2の35℃を選択している
と、外気温が25℃であれば、図8(b)に示すように
温水温度及び便座温度を共に15℃下げ、ステップ2の
20℃となり、外気温が5℃であれば、図8(c)に示
すように温水温度及び便座温度を共に5℃下げ、ステッ
プ2の30℃となる。
【0035】設定温度よりも下げる温度幅を外気温に応
じて変化させる場合には、外気温が高ければ温度幅を大
きくし、外気温が低ければ温度幅を小さくすることが好
ましく、外気温と温度幅との関係は、予めマイクロコン
ピュータに一次方程式を記憶させておき、外気温を代入
させることで温度幅を決定させることが好ましい。
【0036】図9は、本発明の別の実施例を示す、操作
部の拡大平面図である。本実施例では、温水スイッチS
4と便座スイッチS5とを同時に押下することで節電運
転へと切り替えるようにしている。具体的には、通常運
転を行っている際に、温水スイッチS4と便座スイッチ
S5とを同時に押下すると、第1の節電運転を開始し且
つ温水温度表示ランプL1〜L3及び便座温度表示ラン
プL4〜L6を点滅表示させる。また、第1の節電運転
を行っている間に、再び温水スイッチS4と便座スイッ
チS5とを同時に押下すると、第2の節電運転を開始し
且つ温水温度表示ランプL1〜L3及び便座温度表示ラ
ンプL4〜L6を全て消灯させる。
【0037】
【発明の効果】本発明は、複数の節電運転を使用者が任
意に選択することが可能であり、長期不在時の節電又は
夜間のみの節電等の状況に応じた節電を行うことができ
る。また、本発明は、節電を行う際の低下させる温度幅
を使用者が選択できるので、使用者に不快感を感じさせ
ない節電を行うことができる。更に、外気温により低下
させる温度幅を決定するようにすれば、使用者は単に節
電運転を開始させるのみで、煩わしい季節変化による温
度選択を行わずに、節電を行うことができる。
【0038】本発明は、必ずしも節電専用の操作スイッ
チを設ける必要がなく、既設のスイッチを多重押下又は
連続押下することで節電運転を開始させることが可能で
あり、組立部品を増加させることがなく、装置をより小
型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す、人体局部洗浄装置の斜
視図。
【図2】図1に示す操作部の拡大平面図。
【図3】図1に示す人体局部洗浄装置における、選択温
度を示しており、(a)は使用者により設定される温水
温度及び便座温度の設定温度であり、(b)は使用者が
節電運転を行った際の温水温度の設定温度であり、
(c)は使用者が節電運転を行った際の便座温度の設定
温度である。
【図4】図1に示す人体局部洗浄装置のブロック図。
【図5】図1に示す人体局部洗浄装置の節電動作フロ
ー。
【図6】本発明の別の実施例を示す、操作部の拡大平面
図。
【図7】本発明の更に別の実施例を示す、人体局部洗浄
装置のブロック図。
【図8】図7に示す人体局部洗浄装置における、選択温
度を示しており、(a)は使用者により設定される温水
温度及び便座温度の設定温度であり、(b)は外気温が
25℃で節電運転を行った際の温水温度及び便座温度の
設定温度であり、(c)は外気温5℃で節電運転を行っ
た際の温水温度及び便座温度の設定温度である。
【図9】本発明の別の実施例を示す、操作部の拡大平面
【符号の説明】
1.暖房便座装置 2.人体局
部洗浄装置 3.便蓋 4.操作部 5.洗浄ノズル 6.便器 7.漏電ブレーカ 8.電源コ
ード 9.給水配管 100.水電磁弁 101.温
水タンク 102.温水ヒータ 103.温
水サーミスタ 104.水量制御弁 105.便
座ヒータ 106.便座サーミスタ 120.制御装置 121.ス
イッチ入力部 122.設定温度記憶手段 123.節
電運転モード記憶手段 124.水量記憶手段 125.運
転モード記憶手段 126.設定温度変換手段 127.設
定温度比較手段 128.温水温度検知手段 129.便
座温度検知手段 130.温水洗浄装置 131.温
水ヒータ制御手段 132.便座ヒータ制御手段 133.水
量制御手段 134.電磁弁制御手段 135.外
気温サーミスタ 136.外気温検出手段 S1.止スイッチ S2.おし
りスイッチ S3.ビデスイッチ S4.温水
スイッチ S5.便座スイッチ S6.水量
増スイッチ S7.水量減スイッチ S8.節電
スイッチ S9.温度スイッチ L1〜L3.温水温度表示ランプ L4〜L
6.便座温度表示ランプ L7、L8.節電運転ランプ L9〜L1
1.節電温度ランプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温水洗浄装置と、暖房便座装置と、上記
    温水洗浄装置にて加温される温水の温度及び上記暖房便
    座装置にて加温される便座の温度を検知するための温度
    検知手段と、上記温水温度及び便座温度を設定するため
    の温度設定手段と、温水洗浄装置及び暖房便座装置を制
    御するための制御装置とを有する装置において、上記制
    御装置が、上記温度設定手段にて設定した温度に温水温
    度及び便座温度を制御する第1の運転モードと、上記温
    度設定手段にて設定した温度よりも所定温度下げた温度
    に温水温度及び/又は暖房便座を制御する第2の運転モ
    ードと、温水洗浄装置及び/又は暖房便座装置での加熱
    を停止する第3の運転モードとを備え、上記第1、第2
    及び第3の運転モードを選択するための運転モード選択
    手段を操作部に設けた人体局部洗浄装置。
  2. 【請求項2】 第2の運転モードを選択した場合に、設
    定した温度よりも下げる温度幅が、複数選択することが
    できる請求項1に記載の人体局部洗浄装置。
  3. 【請求項3】 第2の運転モードを選択した場合に、設
    定した温度よりも下げる温度幅が、外気温に応じて可変
    する請求項1に記載の人体局部洗浄装置。
  4. 【請求項4】 運転モード選択手段が、操作部に設けた
    操作スイッチの多重押下又は連続押下により運転モード
    の選択を行う請求項1乃至3のいずれかに記載の人体局
    部洗浄装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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