JP2004245070A - 有限回転装置 - Google Patents

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正文 石村
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Abstract

【課題】エネルギコストの高い電力などを用いずに、重り玉の転動による回転体の回転付勢力を利用して、動力を発生可能にする。
【解決手段】第1の回転体14の第1の玉受部材16上に支承された重り玉20を、玉案内部材18に渡すまでの過程で、その重り玉20の重量により第1の回転体14に回転力を付与し、玉案内部材18上に渡されて転動してきた重り玉20を第2の回転体15の第2の玉受部材17上に渡した後、回転により第2の回転体の最上位に来た第2の玉受部材17上の重り玉20を、第1の回転体14の別の第1の玉受部材17上に移し替え、さらに再び玉案内部材18上に移し替えるという動作を繰り返す。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、連動回転する二つの回転体間に重り玉を移動させることにより、各回転体を有限回転させて動力を外部に取り出すための有限回転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、動力を発生するのに電力を利用したモータ、水力を利用した水車、油圧を利用した油圧モータなどが広く用いられている。これらはいずれも外部から電力、水圧、油圧を供給することにより機械トルクを発生し、モータ、水車、油圧モータに接続された機器に仕事をさせるように機能する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の電力、水力、油圧などを利用する従来の動力発生システムにあっては、動力発生のために必要とされる電力エネルギー、水力エネルギー、油圧エネルギーの利用コストが高くなってしまうという問題があった。
【0004】
本発明は前記のような従来の問題を解決するものであり、エネルギーコストの高い電力や設備、施設などを用いずに、重り玉の転動により回転体に回転力を発生させ、これを動力として利用して、発電機等を駆動することができる有限回転装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的達成のために、本発明にかかる有限回転装置は、大径の第1の回転体および第1の回転体に比べ軽量で小径の第2の回転体と、第1の回転体および第2の回転体の一方の回転を他方に伝える回転伝達手段と、前記第1の回転体および第2の回転体を互いに逆方向回転させる回転方向変換手段と、前記第1の回転体に対し第2の回転体を一方の回転方向に対しては自由回転可能にし、他方の回転方向に対しては連結可能にするワンウェイクラッチ機構と、第1の回転体の周囲に等間隔配置された複数個の第1の玉受部材と、第2の回転体の周囲に等間隔配置された複数個の第2の玉受部材と、第1の回転体のいずれかの第1の玉受部材に一端が近接し、第2の回転部材のいずれかの第2の玉受部材に他端が近接するように配置され、第2の玉受部側に向って低く傾斜する玉案内部材とを備え、第1の回転体の上位にある第1の玉受部材に載せられている重り玉の重量により該第1の回転体に回転力を付与し、第1の玉受部材の所定の下降位置で該第1の玉受部材上の重り玉を玉案内部材上に渡し、該玉案内部材上に渡された重り玉を回転している第2の回転体の第2の玉受部材に渡し、重り玉が渡された第2の玉受部材が第2の回転体の略最上位にきたとき、重り玉を第1の玉受部材に渡して再び第1の回転体を回転付勢することにより、前記第2の回転体を有限継続させることを特徴とするものである。
【0006】
これにより、第2の回転体の第2の玉受部材から第1の回転体の第1の玉受部材上に重り玉が転動しながら乗り移るとき、この重り玉の重量が第1の回転体の回転方向に作用し、この第1の回転体を回転付勢する。一方、第1の玉受部材上で転動する重り玉はその第1の玉受部材上から玉案内部材上に乗り移り、この玉案内部材上をさらに転動して、第1の回転体と略同期回転する第2の回転体のいずれかの第2の玉受部材上に乗り移る。このとき重り玉が乗り移る第2の玉受部材は最上位にあるものから数個下方の位置にある第2の玉受部材であり、これに重り玉が乗り移ることによって、この第2の回転体の回転にとってこの重り玉の重量が負荷となる。
【0007】
しかし、前記第1の回転体は大きな回転力を発生させる位置で、前記第2の玉受部材から第1の玉受部材に重り玉を前記のように受けることと、この重り玉を受けて回転する大径の第1の回転体の回転慣性力が大きいことにより、その回転慣性力が第2の回転体の回転力を助ける。このため、第2の回転体は第2の玉受部材上の重り玉を第2の回転体の最上位回転位置まで持ち上げることができ、再び第1の玉受部材上に乗り移すことができる。このように、重り玉を第1の回転体上および第2の回転体上に乗り移るように循環させることでこれら二つの回転体は有限回転することとなる。
【0008】
なお、前記重り玉を流体物とすることも可能である。例えば、砂、その他の液体を前記重り玉に換えて使用することもできる。しかしながら、この場合には、第1の回転体および第2の回転体間における流体物の乗り移りに工夫が必要である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図について説明する。図1は本発明の実施の形態による有限回転装置の全体構造を示す斜視図、図2および図3は同じく要部の斜視図、第4図は同じく要部の正面図である。同図において、1、2は床上に設置される基台3上に立設された支持ブラケットであり、これらの各支持ブラケット1、2上には、軸受4、5を介して回転軸6、7が回転自在に支持されている。回転軸6はベベルギャを用いた回転方向変換手段としての逆回転機構部8を介在する二つの回転軸6a、6bに分離されている。なお、この逆回転機構部8の回転軸6a、6bの回転比率は例えば1対2とされている。また、回転軸6bの一端には、ニードルベアリング式のワンウェイクラッチ機構9を介してクラッチ軸10が連設されている。このクラッチ軸10端にはスプロケットホイール11が取り付けられている。
【0010】
一方、前記回転軸7端には前記スプロケットホイール11と同一径のスプロケットホイール12が取り付けられており、これらの二つのスプロケットホイール11、12にはエンドレス型のチェーン13が装着されている。従って、これらのスプロケットホイール11、12を通じて一方の回転軸6bの回転が他方の回転軸7に伝達可能とされている。
【0011】
また、前記各回転軸6aおよび回転軸7の他端には大径の第1の回転体14および第2の回転体15がそれぞれ固定的に取り付けられている。従って、回転軸6aに取り付けられた第1の回転体14の一方向の回転は、ワンウェイクラッチ機構9のクラッチ軸10側では逆方向回転で1対2の速度に変換され、この回転がスプロケットホイール11に伝えられるようになっている。また、このスプロケットホイール11の回転はチェーン13を介してスプロケットホイール12に伝えられ、このスプロケットホイール12の回転が回転軸7を介して第1の回転体15に伝えられる構成となっている。
【0012】
一方、前記第1の回転体14の周囲には、図4に示すように、複数の第1の玉受部材16が例えば角度5°おきに等間隔に多数取り付けられている。この第1の玉受部材16は、図2に示すように、自身の傾きに応じて重り玉を底部16aに支持したり底部16a上を転動させて外部へ排出する機構を持つ。このため、この第1の玉受部材16は重り玉の落下を防止する堰部16bを、第1の回転体14の内径側に突設している。
【0013】
また、第2の回転体15の周囲には複数の第2の玉受部材7が等間隔に多数取り付けられている。この第2の玉受部材17は図2に示すように、これ自身の傾きに応じて重り玉を底部17aに支持したり、底部17a上を転動させて第2の玉受部材17の外へ排出する機能を持つ。このため、この第2の玉受部材17は重り玉の落下を防止する堰部17bを、第2の回転体15の外径側とこの第1の回転体14側とに連続するように突設している。
【0014】
なお、前記第1の玉受部材16および第2の玉受部材17は、図1に示すように、重り玉を載置した第2の玉受部材17が第2の回転体15の最上位にきたとき、この第2の玉受部材17の僅か下方の近傍を第1の玉受部材16が通過するように配置されるとともに、互いに逆方向に同期回転するように、それぞれ第1の回転体14および第2の回転体15上に設置されている。これにより、第2の玉受部材17上の重り玉を第1の玉受部材16上に移し替えることができる。
【0015】
第1の回転体14の外周側には、この第1の回転体14に近接するようにU字溝状の玉案内部材18が配置されている。この玉案内部材18が設置される位置は、第1の玉受部材16が第2の玉受部材17から重り玉を受け取る位置より下方である。この玉案内部材18は一端が第1の回転体14側に上記のように近接して臨み、他端側に向って低くなるように傾斜している。
【0016】
また、この玉案内部材18の他端(下端)は、第2の回転体15の最上位に位置する第2の玉受部材17より下方にある他の玉受部材17上に臨んでいる。図1では、玉案内部材18の他端は最上部にあるものよりも2個下の第2の玉受部材17に臨んでいる。なお、この玉案内部材18には、重り玉を第2の玉受部材17へのみ案内し、他へは落下させない堰部18aおよび開口部18cが底部18b上に突設されている。
【0017】
次に動作について説明する。上記のように構成された有限回転装置は、第1の回転体14に、図1の矢印A方向に回転力を与えると、第1の回転体14側の回転軸6aの回転に対してワンウェイクラッチ機構9側の回転軸6bの回転が逆回転機構部8によって逆方向となる。この逆方向の回転はワンウェイクラッチ機構9を介してクラッチ軸10に伝えられる。
【0018】
このクラッチ軸10の回転は、これとともに回転するスプロケットホイール11およびチェーン13を介して回転軸7上のスプロケットホイール12に伝えられる。従って、回転軸7に取り付けられた第2の回転体15は、第1の回転体14に対して回転速度が2倍で、しかも逆方向(矢印B方向)に回転する。
【0019】
この場合において、前記ワンウェイクラッチ機構9は、第1の回転体14が矢印A方向に回転する場合に、第2の回転体15を矢印B方向に回転させることができるとともに、第2の回転体15の回転慣性が大きくなり、設定回転速度を超えると、この第2の回転体15の矢印B方向の自由回転を可能にする。また、第1の回転体14に矢印A方向とは逆方向に回転力が印加された場合には、この逆方向の回転が規制され、従って第2の回転体のB方向とは逆方向への回転も阻止される。これにより、各回転体14、15の回転が回転方向の変化により不安定になるのを防止できる。
【0020】
このような動作をする有限回転装置において、第1の回転体14および第2の回転体15の回転を重り玉を用いて継続させる方法を説明する。まず、鋼球などの所定重量の重り玉20を用意し、第1の回転体14の図中左上半部にあるいずれかの第1の玉受部材16上に、その重り玉20を載置する。なお、説明を簡単にするため、一つの重り玉20を使用する場合について説明する。
【0021】
このため、その重り玉20の重量を受けて第1の回転体14は矢印A方向に回転を開始する。この第1の回転体14の回転によって、重り玉20を載せた第1の玉受部材16が第2の回転体15外周の最も高い位置付近に至るまでは、重り玉20は傾斜する第1の玉受部材16上にあって堰部16bによって落下が阻止されている。このとき、回転軸6と重り玉20を載せた第1の玉受部材16とを結ぶ線の傾き(回転角度)が大きくなるにつれて、重り玉20の重量を受けて、第1の回転体14の回転力が次第に増していく。
【0022】
しかし、第1の玉受部材16は第2の回転体15外周の最も高い位置付近にくると、傾きが水平方向から逆方向に傾く、従って、重り玉20はこの第1の玉受部材16上を図1中左方に転動して、傾斜配置されている玉案内部材18上に乗り移る。この時点で、第1の回転体14は重り玉20の重量を受けて前記のように回転し、回転慣性が付与される。また、玉案内部材18上に乗り移った重り玉20はこれの上を、図1中左方へ転動していき、この玉案内部材18の堰部18aに係止して一旦停止するとともに、堰部18aが設けられていない開口部18cへ方向を変えて転動していく。
【0023】
さらに、この重り玉20は前記開口部18cの外へ転動していくが、第1の回転体14とともに同期回転する第2の回転体16の第2の玉受部材17がその開口部18cの下部に臨むように位置する。このため、その重り玉20はその開口部18cに臨む第2の玉受部材17上に乗り移ることとなる。このとき、両回転体14、15は共に回転して回転慣性力が付与されているため、第2の回転体15はその回転慣性を受けてその重り玉20の重量に抗して矢印B方向の回転を継続する。
【0024】
こうして、第2の回転体16が回転を続け、その重り玉20を載せた第2の玉受部材17が第2の回転体15外周の最上位にくると、その第2の玉受部材17上の重り玉20を、その第2の玉受部材17位置に対向する第1の回転体14の第1の玉受部材16上へ乗り移らせる。このため、その乗り移った重り玉20は第1の玉受部材16上にあって、再び第1の回転体14を前記と同方向(矢印A方向)に回転付勢することとなる。
【0025】
さらに、この第1の玉受部材16上の重り玉20は前記同様に玉案内部材18上へ転動しながら乗り移り、以後、前記同様の動作を繰り返すこととなる。そこで、第2の回転体15の回転軸7に、例えばプーリ21、ベルト22、プーリ23を介して発電機24を連結することで、連続回転する第2の回転体15の回転力を利用して電力(電気エネルギ)を発生し、これを外部へ取り出すことができる。
【0026】
この場合において、第1の回転体14の径を、例えば2200ミリ、第2の回転体15の径を、例えば1240ミリとしたとき、第1の玉受部材16が重さ286グラムの重り玉を第2の玉受部材17から受け取り、再び別の第2の玉受部材17に移し替えるまでの第1の回転体15の移動量、つまり第1の玉受部材16の移動量(下降量)は、93ミリ前後とすることが望ましい。
【0027】
また、このように1個の重り玉20で第1の回転体14を移動させる距離が短いため、この第1の回転体14を回動付勢する力が不足する場合が考えられる。この場合には、図示のように複数個の重り玉20を同時使用して前記のように第1の玉受部材16および第2の玉受部材17間に循環させることで、第1の回転体14をこれの1回転の間で複数回に亘って回動付勢することが望ましい。このように重り玉20を複数個同時に用いることで、両回転体14、15を有限ではあるが大きなトルクで連続回転させることができる。
【0028】
また、ワンウェイクラッチ機構9は第1の回転体14に対し第2の回転体15の自由な一方向回転を許容するので、第2の回転体15独自の回転慣性を重り玉20の支持および送り出しに効果的に利用することができ、従って、第2の玉受部材17上の重り玉20の持ち上げ力を高めることができる。
【0029】
なお、逆回転機構部8はベベルギャを組み合わせたもののほか、平ギャを用いたり、ウォームギャを用いて形成することも可能である。また、回転伝達機構としてスプロケットホイール11、12およびチェーン13を用いたものを示したが、ウォーム歯車とウォーム軸とを組み合わせたものとしてもよい。この場合には、チェーンの緩みなどによる回転伝達誤差を生じないので、第1の回転体14および第2回転体15の回転量制御を高精度に実現できる。
【0030】
また、前記チェーン13の緩みを防止するため、このチェーン13の一部をテンションロール19などにより支承することが望ましい。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、質量の大きい大径の第1の回転体および第1の回転体に比べ質量の小さい小径の第2の回転体と、第1の回転体および第2の回転体の一方の回転を他方に伝える回転伝達手段と、前記第1の回転体および第2の回転体を互いに逆方向回転させる回転方向変換手段と、前記第1の回転体に対し第2の回転体を一方の回転方向に対しては自由回転可能にし、他方の回転方向に対しては連結可能にするワンウェイクラッチ機構と、第1の回転体の周囲に等間隔配置された複数個の第1の玉受部材と、第2の回転体の周囲に等間隔配置された複数個の第2の玉受部材と、第1の回転体のいずれかの第1の玉受部材に一端が近接し、第2の回転部材の第2の玉受部材に他端が近接するように配置されて、第2の玉受部側に向って低く傾斜する玉案内部材とを備え、第1の回転体の上位にある第1の玉受部材に載せられている重り玉の重量により該第1の回転体に回転力を付与し、第1の玉受部材の所定の下降位置で該第1の玉受部材上の重り玉を玉案内部材上に渡し、該玉案内部材上に渡された重り玉を回転している第2の回転体の第2の玉受部材に渡し、重り玉が渡された第2の玉受部材が第2の回転体の略最上位にきたとき、重り玉を第1の玉受部材に渡して再び第1の回転体を回転付勢することにより、前記第2の回転体を有限継続させることができ、エネルギコストの高い電力などを用いずに、重り玉の転動による回転体の回転付勢力により有限的に動力を発生させることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による有限回転装置を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の一形態による有限回転装置の要部を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の一形態による有限回転装置の他の状態を示す斜視図である。
【図4】本発明における第1の回転体および第2の回転体間での重り玉の受け渡しを行う状態を示す要部の正面図である。
【図5】本発明における第1の回転体および第2の回転体間での重り玉の受け渡しを行う状態を拡大して示す要部の正面図である。
【図6】図5に示す要部の平面図である。
【符号の説明】
6、7 回転軸
8 逆回転機構部(回転方向変換手段)
9 ワンウェイクラッチ機構
11、12 スプロケットホイール(回転伝達手段)
13 チェーン(回転伝達手段)
14 第1の回転体
15 第2の回転体
16 第1の玉受部材
17 第2の玉受部材
18 玉案内部材

Claims (2)

  1. 大径の第1の回転体および第1の回転体に比べ軽量で小径の第2の回転体と、第1の回転体および第2の回転体の一方の回転を他方に伝える回転伝達手段と、前記第1の回転体および第2の回転体を互いに逆方向に回転させる回転方向変換手段と、前記第1の回転体に対し第2の回転体を一方の回転方向に対しては自由回転可能にし、他方の回転方向に対して連結可能にするワンウェイクラッチ機構と、第1の回転体の周囲に等間隔配置された複数個の第1の玉受部材と、第2の回転体の周囲に等間隔配置された複数個の第2の玉受部材と、第1の回転体のいずれかの第1の玉受部材に一端が近接し、第2の回転部材のいずれかの第2の玉受部材に他端が近接するように配置され、第2の玉受部側に向って低く傾斜する玉案内部材とを備え、第1の回転体の上位にある第1の玉受部材に載せられている重り玉の重量により該第1の回転体に回転力を付与し、第1の玉受部材の所定の下降位置で該第1の玉受部材上の重り玉を玉案内部材上に渡し、該玉案内部材上に渡された重り玉を回転している第2の回転体の第2の玉受部材に渡し、重り玉が渡された第2の玉受部材が第2の回転体の略最上位にきたとき重り玉を第1の玉受部材に渡して再び第1の回転体を回転付勢することにより、前記第2の回転体の回転を有限継続させることを特徴とする有限回転装置。
  2. 重り玉を流体物としたことを特徴とする請求項1に記載の有限回転装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013083303A1 (en) * 2011-12-09 2013-06-13 Montanuniversität Leoben Solid state material driven turbine
JP2015100231A (ja) * 2013-11-20 2015-05-28 宮本 忠 発電システム

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