JP2004242847A - ドリップバッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルターへ湯を注いだ際にホルダーハーフが近づくのを阻止する補強部を形成するためには、ホルダーの上下方向に延びた折り曲げ部を押し倒すようにしてフィルター側、即ち一対のホルダーハーフ19の対向領域側へ折らなくてはならず、折り曲げる際の抵抗が大きく、補強部を形成する作業が煩わしい。
【解決手段】側辺折り曲げ部17は丸穴29が形成された部分において分断されており、この側辺折り曲げ部17の分断された部分を折り曲げるので、側辺折り曲げ部17を押し倒すようにして折り曲げる必要がなく、折り曲げる際の抵抗が殆どない。従って、ホルダー13の上端部の補強用折り曲げ部31に囲まれた領域を極僅かな力でフィルター3側へ折り曲げることができ、補強部39を容易に形成することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はレギュラーコーヒー等の抽出に用いるドリップバッグに係り、特に袋状のフィルターと、このフィルターをカップに支持するホルダーとを備えたドリップバッグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ドリップバッグには、矩形袋状の一側辺に沿って、厚紙製のホルダーを折り曲げて側辺折り曲げ部を形成し、この側辺折り曲げ部を連結部とする一対のホルダーハーフをフィルターの両側面に固着させたものがある。
このドリップバッグは、左右のホルダーハーフの一部を切り起こして形成する一対の係止部の他に、ホルダーの側辺折り曲げ部を含む領域にもう1つ係止部を設けて、合計3つ係止部をカップの縁に係止させて、フィルターをカップの開口に対応する位置に支持する。そして、フィルターの上端部に形成した開口から湯を注ぎ入れて、レギュラーコーヒー等の抽出を行う。
【0003】
ところが、フィルターへ注ぎ入れた湯の重みでフィルターを下方へ引く力が生じるので、この力によってホルダーハーフが互いに近づく方向へ引かれフィルターの開口が狭められるおそれがある。
また、ホルダーハーフが互いに近づく方向へ移動し、ホルダーハーフどうしの間隔が狭まってドリップバッグの支持が不安定になる。このため湯の重みによってドリップバッグの重心が傾き、これによりフィルターが傾いてしまうおそれがある。
そこで、ホルダーの側辺折り曲げ部の上端部を含む領域をフィルター側へ折り曲げて補強部を形成し、この補強部により湯をフィルターに注ぎ入れてもホルダーハーフが互いに近づく方向へ移動しないようにしたドリップバッグが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、補強部を形成するためには、ホルダーの上下方向に延びた側辺折り曲げ部を押し倒すようにしてフィルター側、即ち一対のホルダーハーフが互いに対向する領域側へ折らなくてはならない。従って、折り曲げる際の抵抗が大きく、補強部を形成する作業が煩わしいものとなっている。
さらに、ホルダーの上端部を折り曲げる補強部を形成するための作業が行いにくいため、補強部を正確な左右対称形状に形成することも容易ではない。補強部が正確な左右対称形状に形成できない場合には、ホルダーハーフが互いに近づくのを阻止するという補強部としての機能を確実に果たすことができなくなってしまうことになる。
【0005】
本発明は上記した問題点に鑑みて為されたものであり、フィルターへ湯を注いだ際にホルダーハーフが互いに近づくのを阻止する補強部を容易に形成でき、しかも形成された補強部が正確な左右対称形状となるドリップバッグを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1の発明は、内部に被抽出物が充填された袋状のフィルターと、前記フィルターに固着されたホルダーとを有し、前記ホルダーは前記フィルターの一側辺に沿って折られた側辺折り曲げ部と、前記側辺折り曲げ部を連結部としてフィルターの両側面に沿って延びる一対のホルダーハーフと、前記一対のホルダーハーフにそれぞれ備えられた係止部とを具備しており、前記フィルターの上端に開口を形成して前記係止部をカップの縁に係止させて支持されるドリップバッグにおいて、前記側辺折り曲げ部を途中で分断する分断部と、前記分断部に連なり一対のホルダーハーフの上端部に向かってそれぞれ延びる一対の補強用折り曲げ部とを備えて、前記補強用折り曲げ部を一対のホルダーハーフが互いに対向する領域側へ折り曲げて補強部を形成することを特徴とするドリップバッグである。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1において、分断部は穴または切り込みであることを特徴とするドリップバッグである。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1また2に記載したドリップバッグにおいて、一対の補強用折り曲げ部は側辺折り曲げ部の延長線上で且つ分断部内に仮想交点をもち一対のホルダーハーフの上端部に向かって斜めに延びるものであることを特徴とするドリップバッグである。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1また2に記載したドリップバッグにおいて、一対の補強用折り曲げ部は一対のホルダーハーフの上端部に向かって真っ直ぐに延びるものであることを特徴とするドリップバッグである。
【0010】
請求項5の発明は、請求項1から4のいずれかに記載したドリップバッグにおいて、ホルダーの上端部に補強用折り曲げ部に連なる切り欠きを形成したことを特徴とするドリップバッグである。
【0011】
請求項6の発明は、請求項1から5のいずれかに記載したドリップバッグにおいて、補強用折り曲げ部にミシン目を付けたことを特徴とするドリップバッグである。
【0012】
請求項7の発明は、請求項1から6のいずれかに記載したドリップバッグにおいて、一対の補強用折り曲げ部は側辺折り曲げ部を中心とする線対称となるように形成されていることを特徴とするドリップバッグである。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1から図6の図面によって本発明の第1の実施の形態に係るドリップバッグ1を説明する。
符号3は矩形袋状のフィルターを示し、ヒートシール可能な例えばポリエチレン繊維製不織布によって構成されている。フィルター3は長方形のシートを二つ折りにして、折曲線によって形成された右辺5以外の他の三辺がヒートシールされている。即ち、左側辺7、上辺9及び下辺11がヒートシールされて形成されている。フィルター3の上端部には、上辺9に沿うミシン目12が設けられている。また、フィルター3には、被抽出物としてのレギュラーコーヒーHが充填されている。
【0014】
フィルター3には、厚紙製のホルダー13が接着部15を介して固着されている。ホルダー13側辺折り曲げ部17を中心に線対称となる一対のホルダーハーフ19によって構成されている。ホルダー13は、側辺折り曲げ部17がフィルター3の右辺5に沿うようにフィルター3に固定され、側辺折り曲げ部17は右辺5に沿って折られた状態となっている。また、ホルダーハーフ19はフィルター3の両側面に沿って延びている。
【0015】
一対のホルダーハーフ19には、係止部21がそれぞれ設けられている。この係止部21はホルダーハーフ19に切り込み23を入れることによって形成されている。また、ホルダーハーフ19の下端部で側辺折り曲げ部17の左右両側には切り欠き25が形成され、一対の切り欠き25に挟まれた部分に係止部27が設けられる。
【0016】
ホルダー13の上端部には分断部としての丸穴29が形成され、この丸穴29は側辺折り曲げ部17の一部が含まれる領域を打ち抜くことによって形成されている。従って、この丸穴29によって側辺折り曲げ部17は途中で分断されている。
一対のホルダーハーフ19には補強用折り曲げ部31がそれぞれ形成されており、一対の補強用折り曲げ部31は側辺折り曲げ部17を中心とする線対称となるように形成されている。一対の補強用折り曲げ部31はホルダーハーフ19の上端部に向かって斜めに延びており、また一対の補強用折り曲げ部31の下端は丸穴29に連なっている。さらに一対の補強用折り曲げ部31の仮想交点Pは側辺折り曲げ部17の延長線上にあり、且つ丸穴29内に位置している。また側辺折り曲げ部17及び一対の補強用折り曲げ部31にはミシン目33が形成されている。
ホルダーハーフ19の上端部には切り欠き35が形成されており、一対の切り欠き35は補強用折り曲げ部31に連なっている。
【0017】
次に、このドリップバッグ1の使用方法について説明する。
図3に示すように、フィルター3の上端部をミシン目12に沿って破り取り、フィルター3の上端に開口を形成する。そして、ホルダー13の係止部21を引き起こす。
さらに補強用折り曲げ部31をフィルター3側、即ち一対のホルダーハーフ19の対向領域側へ折り曲げて補強部39を形成する。補強部39は一対のホルダーハーフ19のフィルター3に沿う部分が互いに近づくのを規制し一定の距離を保つ役目をしている。
【0018】
上記したように丸穴29が側辺折り曲げ部17を分断しており、さらに一対の補強用折り曲げ部31の仮想交点Pは側辺折り曲げ部17の延長線上にあり、且つ丸穴29内に位置しているので、補強用折り曲げ部31をフィルター3側に折り曲げる際に、側辺折り曲げ部17を押し倒すようにして曲げる必要がない。即ち、側辺折り曲げ部17は丸穴29が形成された部分において欠落しており、この側辺折り曲げ部17の欠落部分に従来のホルダーのフィルター側へ折り曲げる部分が位置しているため、側辺折り曲げ部17を押し倒すようにして折り曲げる必要がなく、折り曲げる際の抵抗が殆どない。従って、ホルダー13の上端部の補強用折り曲げ部31に囲まれた領域を極僅かな力で、フィルター3側、即ち一対のホルダーハーフ19が互いに対向する領域側へ折り曲げることができ、補強部39を容易に形成することができる。さらに、側辺折り曲げ部17及び補強用折り曲げ部31上のミシン目33、切り欠き35は、ホルダー13の上端部の補強用折り曲げ部31に囲まれた領域を折り曲げる際の抵抗を軽減する機能を発揮する。
【0019】
しかも、補強用折り曲げ部31に囲まれた領域を極僅かな力で、ホルダーハーフ19の対向領域側へ折り曲げることができるので、側辺折り曲げ部17を中心とする線対称となるように形成された補強用折り曲げ部31を正確に折り曲げることが可能となる。従って、補強部39を側辺折り曲げ部17を中心とした正確な線対称形状に形成することができる。よって、一対のホルダーハーフ19のフィルター3に沿う部分が互いに近づくのを規制し一定の距離を保つという役目を確実に果たすことが可能となる。
【0020】
次いで、係止部21、27をカップCの縁に係止して、フィルター3の下辺11が下側となってドリップバッグ1がカップCに支持され、フィルター3の下辺11はカップCの開口Caへ入り込んだ状態となる。
そして、フィルター3の開口37から湯を注ぎ込み、レギュラーコーヒーHの抽出を行い、抽出成分を含む湯がフィルター3から滲出してカップCに貯留される。
【0021】
上記したように、補強部39を側辺折り曲げ部17を中心とした正確な線対称形状に形成されているので、湯をフィルター3の開口37へ注ぎ込んでも一対のホルダーハーフ19のフィルター3に沿う部分が互いに近づくのを確実に規制し、開口37が不用意に閉じてしまうのを防止できる。
【0022】
次に、ドリップバッグ1の製造方法について説明する。
このドリップバッグ1は、連続的にドリップバッグを形成しながら被充填物を充填できる所謂製袋充填が可能である。
図6に示すように、フィルター3を構成するシート材料3aに一定間隔をあけてホルダー13を固着しておく。
【0023】
そして、製袋充填機によりシート材料3aを二つ折りにして右辺5を形成し、さらに右辺5と対向する側の端部を縦方向にシールヘッドSによって溶着して左辺7を形成する。さらに装置によりシート材料3aの横方向をシールアンドカットして下辺11を形成し、次に右辺5、左辺7及び下辺11によって囲まれた空間へノズルNからレギュラーコーヒーHが充填される。次いで、上記したようにシート材料3aの横方向をシールアンドカット、即ち上辺9とミシン目12を形成すると共にシート材料3aからドリップバッグ1を切り離し、さらに、次の(上側の)ドリップバッグ1の下辺11を形成する。
【0024】
図7から図10の図面によって本発明の第2の実施の形態に係るドリップバッグ51を説明する。
ドリップバッグ51は第1の実施の形態に係るドリップバッグ1と同様の構成部分を有するので、同様の構成部分については第1の実施の形態で用いた符号を付して、その説明を省略する。
符号53は分断部としての切り込みを示し、この切り込み53は側辺折り曲げ部17を途中部分で分断している。この切り込み53は一対のホルダーハーフ19の先端部方向へ延び、且つホルダーハーフ19の上端部側へ上り勾配となるように傾斜している。
【0025】
符号55は一対の補強用折り曲げ部を示し、一対の補強用折り曲げ部55は側辺折り曲げ部17を中心とする線対称となるように形成されている。一対の補強用折り曲げ部55の一端は切り込み53の両端部にそれぞれ連なっている。また一対の補強用折り曲げ部55はホルダーハーフ19の上端部に向かって直交する方向に真っ直ぐ延びており、補強用折り曲げ部55の他端は一対のホルダーハーフ19の上端部に到達している。
【0026】
次に、このドリップバッグ51の使用方法について説明する。
図9に示すように、フィルター3の上端部をミシン目12に沿って破り取り、フィルター3の上端に開口を形成する。そして、ホルダー13の係止部21を引き起こす。
さらに補強用折り曲げ部55をフィルター3側、即ち一対のホルダーハーフ19が互いに対向する領域側へ折り曲げて補強部57を形成する。補強部57は切り込み53補強用折り曲げ部55とによって囲まれた部分によって構成される。この補強部57は一対のホルダーハーフ19のフィルター3に沿う部分が互いに近づくのを規制し一定の距離を保つ役目をしている。
【0027】
上記したように、切り込み53が側辺折り曲げ部17を分断しているので、側辺折り曲げ部17を押し倒すようにして折り曲げる必要がなく、折り曲げる際の抵抗が殆どない。従って、切り込み53と補強用折り曲げ部55とによって囲まれた部分をフィルター3側へ軽く押し込むだけで、補強部57を容易に形成することができる。さらに、側辺折り曲げ部17及び補強用折り曲げ部55上のミシン目33は、切り込み53と補強用折り曲げ部55とによって囲まれた部分をフィルター3側へ押し込む際の抵抗を軽減する。
【0028】
また、補強部57を側辺折り曲げ部17を中心とした正確な対称形状に形成することができるので、一対のホルダーハーフ19のフィルター3に沿う部分が互いに近づくのを規制し一定の距離を保つという役目を確実に果たすことが可能となる。
【0029】
次いで、第1の実施の形態で説明した内容と同様にして、図10に示すように係止部21、27をカップCの縁に係止して、ドリップバッグ51がカップCに支持され、フィルター3の下辺11はカップCの開口Caへ入り込んだ状態となる。
そして、フィルター3の開口37から湯を注ぎ込み、レギュラーコーヒーHの抽出を行い、抽出成分を含む湯がフィルター3から滲出してカップCに貯留される。
【0030】
上記したように、補強部57は側辺折り曲げ部17を中心とした正確な線対称形状に形成されているので、湯をフィルター3の開口37へ注ぎ込んでも一対のホルダーハーフ19のフィルター3に沿う部分が互いに近づくのを確実に規制し、開口37が不用意に閉じてしまうのを防止できる。
【0031】
このドリップバッグ51は、第1の実施の形態に係るドリップバッグ1と同様にして所謂製袋充填による製造が可能である。
【0032】
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この第1及び第2の実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても発明に含まれる。
例えば、被抽出物はレギュラーコーヒーに限らず、紅茶、緑茶等であってもよい。
上記実施の形態では、側面長方形の袋状のフィルターを示したが、本発明はこれに限定されず、側面が台形、三角形状等の袋状フィルターのドリップバッグに適用することができる。
また、ミシン目33を形成しない構成とすることも可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、本発明のドリップバッグによれば、フィルターへ湯を注いだ際にホルダーハーフが互いに近づくのを阻止する補強部を容易に形成することができる。
また形成された補強部が正確な対称形状となるので、ホルダーハーフが互いに近づくのを阻止するという補強部として機能を確実に果たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るドリップバッグの斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るドリップバッグに設けられるホルダーの展開図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るドリップバッグの使用方法を説明するための斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るドリップバッグの使用方法を説明するための斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るドリップバッグの製造方法を説明するための斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るドリップバッグの製造方法を説明するための斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るドリップバッグの斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るドリップバッグに設けられるホルダーの展開図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係るドリップバッグの使用方法を説明するための斜視図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係るドリップバッグの使用方法を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1 ドリップバッグ 3 フィルター
5 右辺 7 左辺
9 上辺 11 下辺
12 ミシン目 13 ホルダー
15 接着部 17 側辺折り曲げ部
19 ホルダーハーフ 21 係止部
23 切り込み 25 切り欠き
27 係止部 29 丸穴
31 補強用折り曲げ部 33 ミシン目
35 切り欠き 37 開口
39 補強部 3a シート材料
C カップ Ca カップの開口
H レギュラーコーヒー S シールヘッド
N ノズル
51 ドリップバッグ 53 切り込み
55 補強用折り曲げ部 57 補強部

Claims (7)

  1. 内部に被抽出物が充填された袋状のフィルターと、前記フィルターに固着されたホルダーとを有し、前記ホルダーは前記フィルターの一側辺に沿って折られた側辺折り曲げ部と、前記側辺折り曲げ部を連結部としてフィルターの両側面に沿って延びる一対のホルダーハーフと、前記一対のホルダーハーフにそれぞれ備えられた係止部とを具備しており、前記フィルターの上端に開口を形成して前記係止部をカップの縁に係止させて支持されるドリップバッグにおいて、前記側辺折り曲げ部を途中で分断する分断部と、前記分断部に連なり一対のホルダーハーフの上端部に向かってそれぞれ延びる一対の補強用折り曲げ部とを備えて、前記補強用折り曲げ部を一対のホルダーハーフが互いに対向する領域側へ折り曲げて補強部を形成することを特徴とするドリップバッグ。
  2. 請求項1において、分断部は穴または切り込みであることを特徴とするドリップバッグ。
  3. 請求項1また2に記載したドリップバッグにおいて、一対の補強用折り曲げ部は側辺折り曲げ部の延長線上で且つ分断部内に仮想交点をもち一対のホルダーハーフの上端部に向かって斜めに延びるものであることを特徴とするドリップバッグ。
  4. 請求項1また2に記載したドリップバッグにおいて、一対の補強用折り曲げ部は一対のホルダーハーフの上端部に向かって真っ直ぐに延びるものであることを特徴とするドリップバッグ。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載したドリップバッグにおいて、ホルダーの上端部に補強用折り曲げ部に連なる切り欠きを形成したことを特徴とするドリップバッグ。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載したドリップバッグにおいて、補強用折り曲げ部にミシン目を付けたことを特徴とするドリップバッグ。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載したドリップバッグにおいて、一対の補強用折り曲げ部は側辺折り曲げ部を中心とする線対称となるように形成されていることを特徴するドリップバッグ。
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