JP2004240682A - 情報収集方法、情報収集システム、情報処理装置、及びコンピュータプログラム - Google Patents

情報収集方法、情報収集システム、情報処理装置、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】情報収集者が、必要な情報を容易に取得できる情報収集方法、情報収集システム、情報処理装置、及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】中央装置1は、一の情報収集者によって入力された情報収集のための検索キーに基づいて中央装置1が検索したり中央装置1の管理者が入力したりしたウェブページデータの位置情報と、各情報収集者によって入力された検索キーの集計結果に基づいて1又は複数の情報提供者が入力した位置情報とを、前記一の情報収集者の端末装置2へ送信する。前記一の情報収集者は、端末装置2が受信した位置情報を用いてウェブサーバ3のウェブページを閲覧する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、中央装置及び該中央装置と通信する端末装置を用いて情報を収集する情報収集方法、情報収集システム、情報処理装置、並びにコンピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の情報収集方法において、情報収集者は、例えばブラウザがインストールされているパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)を用い、インターネット上の情報検索ツールである検索エンジンに、必要な情報を収集する手掛かりとなる文字、画像、又は音声等の検索キーを入力し、該検索キーに対応するウェブページを検索することによって、必要な情報(該情報を有するウェブページ)を収集する(例えば、非特許文献1参照)。
また、ユーザは、ブラウザのブックマーク、ポータルサイト、又はリンク集等によって、必要な情報を有するウェブページを簡易な操作でパソコンに表示させる(例えば、非特許文献2参照)。
【0003】
【非特許文献1】
“Yahoo!”、[online]、[平成15年1月28日検索]、インターネット<URL:http://www.yahoo.co.jp>
【非特許文献2】
“My Yahoo!”、[online]、[平成15年1月28日検索]、インターネット<URL:http://my.yahoo.co.jp>
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、検索エンジンで検索する場合、検索結果として、必要な情報を有するか否か不明である多数のウェブページがヒットしたり、必要な情報とは無関係のウェブページがヒットしたり、全くヒットしなかったりして、情報収集者が必要なウェブページを取得するのが困難であるという問題があった。
また、ポータルサイトは、カスタマイズ可能なコンテンツ(リンク先として登録可能なウェブページ)が限定されている場合があるという問題があった。
また、ブックマーク又はリンク集等は、情報収集者が、自分で検索エンジン又は情報誌等を用いて探し出したウェブページが必要な情報を有するか否か判断し、必要な情報を有する場合に、例えば、前記ウェブページのURLをブックマークに登録する作業が必要であるという問題があった。
【0005】
更に、情報提供者が、該情報提供者が有する情報をウェブページとして発信する場合、バナー広告を用いて前記ウェブページの存在を不特定多数に報知することによってコストが掛かったり、不特定多数に報知するため前記情報を必要としている適切な相手が見てくれなかったり、適切な相手が閲覧している可能性が高いウェブページ(例えば掲示板)を探してリンクを張る手間が掛かったりするという問題があった。また、クッキー(cookie)を利用して適切な相手にバナー広告を出す場合、相手に、その相手の個人情報が漏れているような悪い印象を与えることもあるという問題があった。
以上のようなことから、情報収集者及び情報提供者の双方に利便性の高い情報収集システムが求められている。
【0006】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、中央装置が、端末装置から受信した検索キーに基づく紹介位置情報と、検索キーの個数の集計結果に基づく紹介位置情報とを、前記端末装置へ送信することにより、情報収集者が必要な情報を容易に取得でき、情報提供者が適切な情報収集者に情報を提供できる情報収集方法、情報収集システム、該情報収集システムを構成する中央装置として用いられる情報処理装置、及びコンピュータを前記情報処理装置として用いるためのコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る情報収集方法は、記憶手段を有する中央装置と、該中央装置と通信する1又は複数の端末装置とを用い、一の端末装置が、情報収集者を識別する識別情報、及び情報収集のための検索キーを前記中央装置へ送信し、該中央装置は、受信した検索キーに対応するウェブページデータの位置情報を前記端末装置へ送信し、該端末装置は、受信した位置情報を用いて該位置情報に対応するウェブページデータを受信する情報収集方法であって、前記中央装置は、受信した識別情報及び検索キーを関連付けて記憶手段に記憶し、前記記憶手段に記憶された検索キーに対応するウェブページデータの位置情報を紹介位置情報として、前記記憶手段に記憶された識別情報に関連付けて記憶手段に記憶し、前記記憶手段に記憶された紹介位置情報を、前記端末装置へ送信し、前記中央装置は、前記記憶手段に記憶された検索キーの個数を集計して、該検索キーを含む集計結果を前記端末装置及び/又は他の端末装置へ送信し、前記端末装置又は前記他の端末装置は、受信した集計結果に含まれる検索キーに対応させて位置情報を前記中央装置へ送信し、前記中央装置は、受信した位置情報を紹介位置情報として、前記検索キーに関連付けて前記記憶手段に記憶されている識別情報に関連付けて記憶手段に記憶することを特徴とする。
【0008】
第2発明に係る情報収集システムは、記憶手段を有する中央装置と、該中央装置と通信する1又は複数の端末装置とを備え、一の端末装置が、情報収集者を識別する識別情報、及び情報収集のための検索キーを前記中央装置へ送信し、該中央装置は、受信した検索キーに対応するウェブページデータの位置情報を前記端末装置へ送信し、該端末装置は、受信した位置情報を用いて該位置情報に対応するウェブページデータを受信する情報収集システムであって、前記中央装置は、受信した識別情報及び検索キーを関連付けて記憶手段に記憶する手段と、前記記憶手段に記憶された検索キーに対応するウェブページデータの位置情報を紹介位置情報として、前記記憶手段に記憶された識別情報に関連付けて記憶手段に記憶する手段と、前記記憶手段に記憶された紹介位置情報を、前記端末装置へ送信する手段と、前記記憶手段に記憶された検索キーの個数を集計して、該検索キーを含む集計結果を前記端末装置及び/又は他の端末装置へ送信する手段と、前記検索キーに対応した位置情報を受信する手段と、受信した位置情報を紹介位置情報として、前記検索キーに関連付けて前記記憶手段に記憶されている識別情報に関連付けて記憶手段に記憶する手段とを備え、前記端末装置は、紹介位置情報を受信する手段と、検索キーを含む集計結果を受信する手段と、受信した集計結果に含まれる検索キーに対応させて位置情報を前記中央装置へ送信する手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
第3発明に係る情報収集システムは、前記端末装置は、受信した紹介位置情報に決定することを示す決定情報、及び前記情報収集者を識別する識別情報を前記中央装置へ送信する手段を備え、前記中央装置は、前記記憶手段に記憶された紹介位置情報に決定することを示す決定情報、及び識別情報を受信する手段と、受信した決定情報に対応する紹介位置情報を決定位置情報として、受信した識別情報に関連付けて記憶手段に記憶する手段と、前記記憶手段に記憶された決定位置情報を、前記端末装置へ送信する手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
第4発明に係る情報収集システムは、前記中央装置は、前記記憶手段に記憶された紹介位置情報を、前記端末装置以外の他の端末装置へ送信する手段を更に備えることを特徴とする。
【0011】
第5発明に係る情報収集システムは、前記端末装置又は前記他の端末装置は、受信した紹介位置情報に対応させて位置情報を前記中央装置へ送信する手段を備え、前記中央装置は、受信した位置情報を紹介位置情報として、前記位置情報に対応している紹介位置情報に関連付けて前記記憶手段に記憶されている識別情報に関連付けて記憶手段に記憶する手段を備えることを特徴とする。
【0012】
第6発明に係る情報処理装置は、記憶手段を備え、情報収集者を識別する識別情報、及び情報収集のための検索キーを受信し、受信した検索キーに対応するウェブページデータの位置情報を外部へ送信する情報処理装置であって、受信した識別情報及び検索キーを関連付けて記憶手段に記憶する手段と、前記記憶手段に記憶された検索キーに対応するウェブページデータの位置情報を紹介位置情報として、前記記憶手段に記憶された識別情報に関連付けて記憶手段に記憶する手段と、前記記憶手段に記憶された紹介位置情報を外部へ送信する手段と、前記記憶手段に記憶された検索キーの個数を集計して、該検索キーを含む集計結果を外部へ送信する手段と、前記検索キーに対応した位置情報を受信する手段と、受信した位置情報を紹介位置情報として、前記検索キーに関連付けて前記記憶手段に記憶されている識別情報に関連付けて記憶手段に記憶する手段とを備えることを特徴とする。
【0013】
第7明に係るコンピュータプログラムは、記憶手段を備えるコンピュータに、情報収集者を識別する識別情報、及び情報収集のための検索キーを受信させ、受信された検索キーに対応するウェブページデータの位置情報を外部へ送信させるためのコンピュータプログラムであって、コンピュータに、受信された識別情報及び検索キーを関連付けて記憶手段に記憶させるステップと、コンピュータに、前記記憶手段に記憶された検索キーに対応するウェブページデータの位置情報を紹介位置情報として、前記記憶手段に記憶された識別情報に関連付けて記憶手段に記憶させるステップと、コンピュータに、前記記憶手段に記憶された紹介位置情報を外部へ送信させるステップと、コンピュータに、前記記憶手段に記憶された検索キーの個数を集計して、該検索キーを含む集計結果を外部へ送信させるステップと、コンピュータに、前記検索キーに対応した位置情報を受信させるステップと、コンピュータに、受信された位置情報を紹介位置情報として、前記検索キーに関連付けて前記記憶手段に記憶されている識別情報に関連付けて記憶手段に記憶させるステップとを実行させることを特徴とする。
【0014】
第1発明、第2発明、及び第6発明にあっては、例えば、端末装置のユーザである情報収集者が、該情報収集者を識別する識別情報、及び情報収集のための1又は複数の検索キーを端末装置へ入力する。該端末装置は、入力された識別情報及び検索キーを、情報処理装置を用いてなる中央装置へ送信する。
中央装置は、まず、受信した識別情報及び検索キーを関連付けて記憶手段に記憶する。次いで、中央装置は、識別情報及び検索キーを受信した時点で、又は、紹介位置情報を追加/更新するよう命令された場合、あるいは定期的に、記憶手段に記憶された検索キーに対応するウェブページデータの位置情報を紹介位置情報として、記憶手段に記憶された識別情報に関連付けて、記憶手段に記憶する。この場合、紹介位置情報は、1個でも複数個でも良い。
【0015】
また、中央装置は、記憶手段に記憶された検索キーの個数を集計する。例えば、一の情報収集者が「野菜」「果物」という検索キーを入力し、他の情報収集者が「野菜」「八百屋」という検索キーを入力したとき、集計結果は、「野菜」が2個、「果物」及び「八百屋」夫々1個となる。
次いで、中央装置は、検索キーを含む集計結果を、各端末装置へ送信する。
端末装置は、受信した集計結果に含まれる検索キーに対応させて位置情報を中央装置へ送信する。この場合、位置情報は、1個でも複数個でも良い。
中央装置は、受信した位置情報を紹介位置情報として、前記検索キーに関連付けて記憶手段に記憶されている識別情報に関連付けて、記憶手段に記憶する。
以上のようにして、中央装置は、一の識別情報に関連付けられている検索キーに対応するウェブページデータの紹介位置情報、即ち、検索キーに対応する情報(該情報を有するウェブページ)を収集する。
【0016】
また、中央装置は、一の識別情報に関連付けられている紹介位置情報を、前記識別情報を送信してきた端末装置へ送信する。
端末装置は、紹介位置情報を受信する。この場合、端末装置のユーザである情報収集者は、検索キーに対応する情報を有するウェブページデータの位置情報を取得することになり、取得した位置情報をブックマークに登録したり、受信した位置情報を用いて該位置情報に対応するウェブページデータを端末装置に受信させ、取得した位置情報に対応するウェブページを閲覧したりする。
【0017】
以上のような紹介位置情報は、中央装置が、端末装置から受信した検索キーに基づいて、従来の検索エンジンを用いて取得した位置情報であっても良く、予め中央装置に検索キー及び位置情報を関連付けて記憶させてあった位置情報であっても良い。また、前記紹介位置情報は、端末装置が、中央装置から受信した集計結果に含まれる検索キーに基づいて、従来の検索エンジンを用いて取得した位置情報を中央装置へ送信したものであっても良く、端末装置のユーザである情報提供者が、集計結果を視認し、検索キーに相応しい情報を有するウェブページデータの位置情報を端末装置へ入力し、端末装置が、入力された位置情報を中央装置へ送信したものであっても良い。
【0018】
第3発明にあっては、中央装置が、一の識別情報に関連付けられている紹介位置情報を、前記識別情報を送信してきた端末装置へ送信する。
端末装置は、紹介位置情報を受信し、受信した紹介位置情報に決定することを示す決定情報、及び前記情報収集者を識別する識別情報を中央装置へ送信する。
中央装置は、受信した決定情報に対応する紹介位置情報を決定位置情報として、受信した識別情報に関連付けて記憶手段に記憶し、該記憶手段に記憶された決定位置情報を、前記端末装置へ送信する。
端末装置は、決定位置情報を受信する。この場合、端末装置のユーザである情報収集者は、該情報収集者が必要な情報を有するウェブページデータの位置情報のみを取得することになる。このため、情報収集者は、情報収集者自身が必要な情報を有するウェブページデータを探し出してブックマークに登録したりリンク集を作成したりする作業を行なう必要がない。
【0019】
第4発明にあっては、中央装置が、一の識別情報に関連付けられている紹介位置情報を、前記識別情報を送信してきた端末装置のみならず、他の端末装置へも送信する。この場合、他の端末装置のユーザ(例えば情報提供者)は、端末装置が受信した紹介位置情報を用いて該紹介位置情報に対応するウェブページデータを前記端末装置に受信させることによって、取得した紹介位置情報に対応するウェブページを閲覧し、前記識別情報を有する情報収集者が必要としている情報を把握する。このとき、情報提供者は、前記情報収集者に対し、適切な情報を提供する。
【0020】
第5発明にあっては、例えば情報提供者が、前記識別情報を有する情報収集者が必要としている可能性が高い情報を有するウェブページデータの位置情報を端末装置へ入力し、端末装置は、受信した紹介位置情報に対応させて、情報提供者が入力した位置情報を中央装置へ送信する。
中央装置は、受信した位置情報を紹介位置情報として、前記位置情報に対応している紹介位置情報に関連付けて前記記憶手段に記憶されている識別情報、即ち前記一の識別情報に関連付けて記憶手段に記憶する。更に、中央装置は、前記識別情報に関連付けられている紹介位置情報を、前記識別情報を送信してきた端末装置(即ち前記情報収集者が使用している端末装置)へ送信する。このため、情報収集者が取得する紹介位置情報は、該情報収集者が必要な情報を有するウェブページデータの位置情報である可能性が高くなる。
【0021】
第7発明にあっては、コンピュータプログラムが、可搬性を有する記録媒体に記憶されて配布されたり、通信回線を介して配信されたり、コンピュータを用いてなる情報処理装置が備える記憶手段(例えばROM)に予め格納してあったりする。コンピュータプログラムは、記憶手段(RAM又はハードディスク等)にインストールされてから実行されても良く、記録媒体又は配信元から読み取られて直接的に実行されても良い。
このようなコンピュータプログラムは、受信した識別情報及び検索キーを関連付けて記憶手段に記憶する手段、並びに、前記記憶手段に記憶された検索キーに対応するウェブページデータの位置情報を紹介位置情報として、前記記憶手段に記憶された識別情報に関連付けて記憶手段に記憶する手段等を、情報処理装置のハードウェア要素を用いてソフトウェア的に実現し、該情報処理装置を、前記情報収集システムを構成する中央装置として機能させる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
本実施の形態においては、情報処理装置としてサーバコンピュータを例示し、端末装置としてパソコンを例示し、情報処理装置を中央装置として用い、該中央装置と端末装置とがインターネットを介して通信を行なう場合を例示するが、これらに限定されるものではない。
また、本実施の形態においては、情報収集者は、情報収集システムの個人ユーザ(個人として契約した者)であり、情報提供者は、前記個人ユーザ及び/又は情報収集システムの企業ユーザ(会社として契約した者)であるが、これらに限定されるものではない。
【0023】
図1は、本発明に係る情報収集システムの構成を示す説明図であり、該情報収集システムを構成している端末装置2のブロック図を含んでいる。
インターネットNには、中央装置1と端末装置2,2,…と、ウェブページを提供するウェブサーバ3,3,…とが接続されており、各端末装置2と中央装置1又はウェブサーバ3とはインターネットNを介して各種データの送受信を行なう。各端末装置2には、ウェブページを閲覧するためのブラウザがインストールされている。また、各ウェブサーバ3は、ウェブページをブラウザ上で表示するためのウェブページデータを、夫々固有の位置情報に関連付けて保有している。
【0024】
図中20は、端末装置2の制御中枢であるCPUであり、CPU20は、CRT又は液晶ディスプレイ等を用いてなる表示部24、及び、キーボード及びマウス等を用いてなる操作部25等の装置各部に、バスを介して接続されている。CPU20は、ハードディスクを用いてなる補助記憶部26又はROM21に記憶されたコンピュータプログラム(例えばブラウザ)に従って、装置各部を制御し、このとき発生するデータをRAM22に一時記憶して、各種処理を実行する。
個人ユーザ又は企業ユーザは、表示部24を視認しつつ、表示部24に表示されるマウスポインタ4(図7参照)又はカーソル等を操作して、ウェブページ上で文字情報を記入したりクリック操作を行なったりするために操作部25を用いる。
【0025】
外部記憶部23は、例えばCD−ROMドライブであり、CPU20に制御されて、CD−ROMのような可搬性を有する記録媒体から情報を読み込んで、補助記憶部26に記憶させる。
ネットワークI/F27は、端末装置2とインターネットNとを、例えば通信ケーブルを介して接続するインターフェイスであり、CPU20は、ネットワークI/F27を介して情報を送受信する。
【0026】
図2は、本発明に係る情報収集システムを構成する中央装置1のブロック図である。中央装置1は、記憶手段として補助記憶部14を備える。
図中10は、中央装置1の制御中枢であるCPUであり、CPU10は、ROM11及びRAM12等の装置各部に、バスを介して接続されている。CPU10は、ハードディスクを用いてなる補助記憶部14又はROM11に記憶されたコンピュータプログラムに従って、装置各部を制御し、このとき発生するデータをRAM12に一時記憶して、各種処理を実行する。
ネットワークI/F13は、中央装置1とインターネットNとを、例えば通信ケーブルを介して接続するインターフェイスであり、CPU10は、ネットワークI/F13を介して情報を送受信する。
【0027】
補助記憶部14には、本実施の形態のコンピュータプログラム、及び該コンピュータプログラムを実行する際に用いるデータ等が記憶されている。また、補助記憶部14には、図7〜図12に示すようなウェブページのウェブページデータの元となる元データが、該元データの位置情報に関連付けて記憶されている。また、補助記憶部14は、情報収集者データベース15(図3参照)、情報提供者データベース16(図4参照)、検索キーデータベース17(図5参照)、位置情報データベース18(図6参照)及びバナーデータベース19を格納している。CPU10は、位置情報を用いて一のウェブページデータを要求された場合、前記位置情報に関連付けられている元データと所定のデータベースが記憶している情報とを補助記憶部14から読み出し、読み出した元データと情報とを用いてウェブページデータを生成し、ウェブページデータを要求した端末装置2へ、生成したウェブページデータを送信する。
【0028】
なお、本実施の形態においては、本実施の形態のコンピュータプログラムをインストールされているサーバに各データベースが内蔵されている中央装置1を例示しているが、本実施の形態のコンピュータプログラムをインストールされているサーバと、各データベースを内蔵するデータベースサーバとを用いて中央装置1を構成してあっても良い。また、各データベースは、1個の記憶装置(例えば補助記憶部14)内に設けるのみならず、複数の記憶装置内に夫々設けても良い。
【0029】
本実施の形態のコンピュータプログラム、該コンピュータプログラムを実行する際に用いるデータ、及び各データベースに予め記憶しておくべきデータ等は、例えばネットワークI/F13を介して受信し、補助記憶部14に記憶するよう構成してあっても良い。また、中央装置1が、例えばCD−ROMドライブを備える場合、前記コンピュータプログラム及び/又は各種データが記録されているCD−ROMから読み込んで、補助記憶部14に記憶するよう構成してあっても良い。更に、中央装置1がCRT又は液晶ディスプレイ等を用いてなる表示部並びにキーボード及びマウス等を用いてなる操作部を備える場合、中央装置1の管理者が、表示部を見ながら操作部を用いて各種データを入力し、入力されたデータを中央装置1が補助記憶部14に記憶するよう構成してあっても良い。
【0030】
図3は、中央装置1が備える情報収集者データベース15に記憶されている情報の一例を示す模式図である。
情報収集者データベース15には、個人ユーザ名、ユーザID、パスワード、セッションID、検索キー、紹介位置情報、及び決定位置情報等が関連付けて記憶されている。
個人ユーザ名は、情報収集者である個人ユーザの名前であり、個人ユーザ名に関連付けて記憶されているユーザID及びパスワードは、各個人ユーザが情報収集システムにログインする場合に用いる識別情報である。
【0031】
セッションIDは、個人ユーザが端末装置2を用いてログインした場合に中央装置1が発行する識別情報であり、個人ユーザのユーザIDに関連付けて記憶され、個人ユーザがログアウトするまで、端末装置2と中央装置1との間でユーザID及びパスワードの代わりに用いられる。このため、個人ユーザは、各種情報を入力する度にユーザID及びパスワードを入力する必要がない。セッションIDは、ログインしていない個人ユーザに対しては発行されず、空欄となる。
【0032】
検索キーは、個人登録ページ41(図7参照)上で個人ユーザが選択し入力した検索キーである選択検索キー、個人ユーザが任意に記入し入力した検索キーである任意検索キー、並びに個人ユーザが入力し、選択検索キー又は任意検索キーと組み合わせて用いる補助的な検索キー(以下、補助検索キーという)である性別、生年月日、及び住所(不図示)等である。
選択検索キーの欄には、検索キー番号が記憶されており、選択検索キーの実体は、検索キー番号に関連付けられて、検索キーデータベース17(図5参照)に記憶されている。
【0033】
任意検索キーの欄には、個人ユーザが記入し入力したキーワード又はキーセンテンス等の文字情報が記憶されている。該文字情報は、キーワード又はキーセンテンス毎に記憶(例えば「写真撮影された場所の住所」と入力された場合、「写真撮影された場所の住所」という一個の検索キーとして記憶)してあっても良く、適宜のキーワードに分割して記憶(この場合、「写真撮影された」「場所の」「住所」という3個の検索キーとして記憶)してあっても良い。
なお、本実施の形態では選択検索キーと任意検索キーとを検索キーとして用いるが、選択検索キーのみ又は任意検索キーのみであっても良い。また、検索キーとして、文字情報のみならず、画像情報又は音声情報等を用いても良い。
【0034】
紹介位置情報は、選択検索キー、任意検索キー、補助検索キー又はこれらを1又は複数組み合わせてなる検索キー群に対応する情報を有するウェブページデータの位置情報である。紹介位置情報の欄には、位置情報番号が記憶されており、紹介位置情報の実体は、位置情報番号に関連付けられて、位置情報データベース18(図6参照)に記憶されている。
【0035】
紹介位置情報は、例えば、任意検索キーとして「写真撮影」が記憶されている場合、写真撮影に関する情報を有するウェブページデータの位置情報(検索キーデータベース17(図5参照)にて、検索キー「写真撮影」に関連付けて記憶されている位置情報)であり、また、選択検索キーとして「洋服を買う」、補助検索キーとして「女性」及び「東京」が夫々記憶されている場合、「東京で、女性が、洋服を買う」ことに関する情報を有するウェブページデータの位置情報(検索キーデータベース17にて、検索キー「写真撮影」「女性」「東京」の全てに関連付けて記憶されている位置情報)である。
紹介位置情報は、中央装置1によってランダムに選択されたり、最近更新されたウェブページデータの紹介位置情報が優先的に選択されたりして、情報収集ページ43(図9参照)に含まれて端末装置2へ送信される。
【0036】
決定位置情報は、個人ユーザが、情報収集ページ43に表示された紹介位置情報の中から選択して決定及び入力した位置情報であり、個人ページ44(図10参照)に含まれて端末装置2へ送信される。決定位置情報の欄には、位置情報番号が記憶されており、決定位置情報の実体は、位置情報番号に関連付けられて、位置情報データベース18(図6参照)に記憶されている。
【0037】
図4は、中央装置1が備える情報提供者データベース16に記憶されている情報の一例を示す模式図である。
情報提供者データベース16には、企業ユーザ名、ユーザID、パスワード、セッションID、及び位置情報等が関連付けて記憶されている。
企業ユーザ名は、情報提供者である企業ユーザの名前であり、企業ユーザ名に関連付けて記憶されているユーザID及びパスワードは、各企業ユーザが情報収集システムにログインする場合に用いる識別情報である。
【0038】
セッションIDは、企業ユーザが端末装置2を用いてログインした場合に中央装置1が発行する識別情報であり、企業ユーザのユーザIDに関連付けて記憶され、企業ユーザがログアウトするまで、端末装置2と中央装置1との間でユーザID及びパスワードの代わりに用いられる。このため、企業ユーザは、各種情報を入力する場合に、改めてユーザID及びパスワードを入力する必要がない。セッションIDは、ログインしていない企業ユーザに対しては発行されず、空欄となる。
位置情報は、企業ユーザが提供する情報を有するウェブページデータの位置情報であり、該ウェブページデータは、例えば企業ユーザが管理しているウェブサイトのトップページのウェブページデータである。位置情報の欄には、位置情報番号が記憶されており、位置情報の実体は、位置情報番号に関連付けられて、位置情報データベース18(図6参照)に記憶されている。
【0039】
図5は、中央装置1が備える検索キーデータベース17に記憶されている情報の一例を示す模式図である。
検索キーデータベース17には、カテゴリ、検索キー番号、検索キー、人数、及び位置情報等が関連付けて記憶されている。
カテゴリは、選択検索キーを分類するためのカテゴリである。選択検索キーに対しては、病院、介護、又は薬局等の情報に対応する医療・介護、及び、弁護士又は税理士等の情報に対応する人生相談等のカテゴリがあり、補助検索キーに対しては、性別、住所(例えば都道府県名)、及び生年月日から算出される年代等がある。各カテゴリには、1又は複数の検索キーが関連付けて記憶されている。
【0040】
検索キー番号は、選択検索キーに対し順に与えられている番号であり、任意検索キー及び補助検索キーには与えられていない。
検索キーの欄には、検索キーの内容が記憶されており、例えば選択検索キーに対応している医療・介護のカテゴリには「訪問介護を頼みたい」及び「老人ホーム空き情報」等、補助検索キーに対応している年代のカテゴリには「10歳未満」及び「10代」等、任意キーに対応している任意のカテゴリには「写真撮影された場所の住所」及び「マスコット人形」等のキーワード又はキーセンテンスが夫々記憶されている。
人数の欄には、個人登録ページ41にて各検索キーを入力した個人ユーザの人数が記憶されており、初期値としては0が記憶されている。
【0041】
位置情報は、各検索キーに対応する情報を有するウェブページデータの位置情報である。該位置情報は、中央装置1が、検索キーデータベース17に記憶されている検索キーに基づき、従来の検索エンジンを用いて定期的に検索し取得した位置情報、中央装置1の管理者が、各検索キーに関連付けて記憶させた位置情報、個人ユーザが、情報紹介ページ45(図11参照)若しくは集計ページ46(図12参照)上で入力した位置情報、又は、企業ユーザが、集計ページ46上で入力した位置情報である。
位置情報の欄には、位置情報番号が記憶されており、位置情報の実体は、位置情報番号に関連付けられて、位置情報データベース18(図6参照)に記憶されている。
【0042】
図6は、中央装置1が備える位置情報データベース18に記憶されている情報の一例を示す模式図である。
位置情報データベース18には、位置情報番号、位置情報、タイトル、及びバナー等が関連付けて記憶されている。
位置情報番号は、位置情報夫々に与えられている番号である。
位置情報は、ウェブサーバ3,3,…が保有しているウェブページデータの位置情報であり、該位置情報は、例えばURLである。位置情報に関連付けて、後述するタイトル又はバナーが記憶されていない場合、情報収集ページ43(図9参照)、個人ページ44(図10参照)、又は情報紹介ページ45(図11参照)には、位置情報(この場合URL)が、該位置情報を有するハイパーテキストとして表示される。
【0043】
タイトルは、情報収集ページ43、個人ページ44、又は情報紹介ページ45に位置情報を表示する代わりに該位置情報を有するハイパーテキストとして表示される見出し語である。
バナーは、情報収集ページ43、個人ページ44、又は情報紹介ページ45に位置情報を表示する代わりに該位置情報を有するハイパーリンクとして表示される見出し画像である。バナーの欄には、バナーとなるべき画像データのバナーデータベース19における位置情報が記憶されている。
バナーデータベース19は、画像データを、位置情報に関連付けて記憶してある。
なお、位置情報データベース18に、タイトル及びバナーの両方が記憶されている場合、送信すべきウェブページデータのデータ量又は端末装置2からの要求等に応じて、中央装置1がどちらか一方を選択するよう構成してあっても良い。
【0044】
図7〜図12は、端末装置2が備える表示部24に表示されるウェブページの一例を示す模式図である。
本実施の形態の情報収集システムはトップページ(不図示)を有し、該トップページは、個人ユーザ又は企業ユーザが端末装置2にインストールされているブラウザを用い、所定の位置情報を入力したり他のウェブページにて所定の選択操作を行なったりすることによって表示部24に表示される。
【0045】
前記トップページには、個人登録ページ41(図7参照)、企業登録ページ42(図8参照)、及び不図示のログインページ等のウェブページデータの位置情報を有するボタン又はハイパーテキスト等が夫々設けられており、該ボタン又はハイパーテキスト等が操作された場合に、対応するウェブページが表示部24に表示されるよう構成してある。また、トップページには、情報収集システムの使用方法、又は各ウェブページの説明等が表示される。
【0046】
ログインページは、個人ユーザ又は企業ユーザが、情報収集システムにログインすべく、端末装置2を用い、トップページにてログインページを閲覧するための操作を行なった場合に表示部24に表示される。ログインページは、個人ユーザ(又は企業ユーザ)が、情報収集者(又は情報提供者)を識別する識別情報であるユーザID及びパスワードを夫々記入するためのテキストボックスと、該テキストボックスに記入したユーザID及びパスワードを入力するためのボタンとを備える。該ボタンが操作された場合、端末装置2は、入力されたユーザID及びパスワードを中央装置1へ送信する。
個人ユーザが情報収集システムにログインした場合は、個人ページ44(図10参照)が表示部24に表示され、企業ユーザがログインした場合は、集計ページ46(図11参照)が表示部24に表示される。
【0047】
図7は、情報収集者である個人ユーザを識別する識別情報(ユーザ名、又はユーザIDの代わりに用いられるセッションID)及び情報収集のための検索キーを、端末装置2が中央装置1へ送信するための個人登録ページ41である。
個人登録ページ41は、未登録の(即ちユーザID及びパスワードが発行されていない)個人ユーザが、トップページにて個人登録ページ41を閲覧するための操作を行なった場合、又は、登録済みの(即ちユーザID及びパスワードが発行されている)個人ユーザが個人ページ44(図10参照)にて個人登録ページ41を閲覧すべくハイパーテキスト441を操作した場合等に表示部24に表示される。
【0048】
個人登録ページ41は、個人ユーザの個人ユーザ名を記入するためのテキストボックス411、性別を選択するためのラジオボタン412,412、住所(都道府県名)を選択するためのプルダウンメニュー413、生年月日を選択するためのプルダウンメニュー414,414,…、選択検索キーを選択するためのチェックボックス415,415,…、任意検索キーを記入するためのテキストボックス416、及び、記入又は選択した内容を入力するためのOKボタン417等を備える。また、図示はしないが、情報収集システムの個人ユーザとして登録するための情報(例えばメールアドレス)を選択又は記入するためのチェックボックス又はテキストボックス等も備える。
【0049】
個人登録ページ41には、検索キーデータベース17に記憶されている全ての選択検索キーのカテゴリ及び該選択検索キーが表示されている。
個人ユーザは、操作部25を用い、ラジオボタン413及びプルダウンメニュー413,414,…等をマウスポインタ4で操作することによって所要の補助検索キーを選択し、また、テキストボックス411,416に文字情報を記入することによって個人ユーザ名及び任意検索キーを記入し、1又は複数のチェックボックス415,415,…をマウスポインタ4で操作することによって所要の選択検索キーを選択する。最後に、個人ユーザは、OKボタン417をマウスポインタ4で操作することによって、選択又は記入した各種検索キーを入力する。以上のようにして、未登録の個人ユーザは、個人登録ページ41にて登録手続及び検索キーの入力を行なう。
【0050】
また、登録済みの個人ユーザは、個人登録ページ41にて検索キーの追加/削除/変更等を行なう。この場合、個人登録ページ41に、個人ユーザのユーザIDに関連付けて情報収集者データベース15に記憶されている個人ユーザ名又は検索キー等が表示されていても良い。このとき、個人ユーザは、既に入力している検索キーを参照しながら容易に検索キーの追加/削除/変更等を行なうことができる。
登録済みの個人ユーザが検索キーを入力した場合、OKボタン417が操作されたとき、端末装置2は、入力された各種情報とセッションID(即ち識別情報)と関連付けて中央装置1へ送信する。中央装置1は、受信した識別情報に関連付けて各種情報を記憶する。
【0051】
未登録の個人ユーザが検索キーを入力した場合、OKボタン417が操作されたとき、端末装置2は、入力された各種情報と個人ユーザ名(即ち識別情報)とを関連付けて中央装置1へ送信する。中央装置1は、受信した識別情報に関連付けて各種情報を記憶する。また、中央装置1(又は中央装置1の管理者等)は、情報収集者データベース15及び情報提供者データベース16に記憶されているものとは異なるユーザID及びパスワードを生成して、生成したユーザID及びパスワードを、前記識別情報に関連付けて情報収集者データベース15に記憶し、更に、電子メール又は郵便等で個人ユーザに報知する(ユーザID及びパスワードの発行)。
【0052】
図8は、端末装置2が、位置情報を中央装置1へ送信するための企業登録ページ42である。
企業登録ページ42は、未登録の(即ちユーザID及びパスワードが発行されていない)企業ユーザが、トップページにて企業登録ページ42を閲覧するための操作を行なった場合、又は、登録済みの(即ちユーザID及びパスワードが発行されている)企業ユーザが集計ページ46(図12参照)にて企業登録ページ42を閲覧すべくハイパーテキスト462を操作した場合等に表示部24に表示される。
【0053】
企業登録ページ42は、企業ユーザの企業ユーザ名を記入するためのテキストボックス421、企業ユーザが提供したい情報を有するウェブページデータの位置情報であるURLを記入するためのテキストボックス422、位置情報を有するハイパーテキストとしてウェブページに表示されるタイトル(見出し語)を記入するためのテキストボックス423、位置情報を有するハイパーリンクとしてウェブページに表示されるバナー(見出し画像)の画像データのファイル名を記入するためのテキストボックス424、記入又は選択した内容を入力するためのOKボタン425等を備える。また、図示はしないが、情報収集システムの企業ユーザとして登録するための情報(例えばメールアドレス)を選択又は記入するためのチェックボックス又はテキストボックス等も備える。
【0054】
企業ユーザは、操作部25を用い、テキストボックス421,422,…,424に文字情報を記入することによって企業ユーザ名と位置情報とタイトル及び/又はバナーの画像データのファイル名等とを記入し、OKボタン425を操作することによって、記入した各種情報を入力する。OKボタン425が操作された場合、端末装置2は、入力された各種情報とバナーの画像データのファイルとを中央装置1へ送信する。
以上のようにして、未登録の企業ユーザは、企業登録ページ42にて登録手続及び位置情報の入力を行なう。
また、登録済みの企業ユーザは、企業登録ページ42にて位置情報又はバナー等の追加/削除/変更等を行なう。この場合、企業登録ページ42に、企業ユーザのユーザIDに関連付けて情報提供者データベース16に記憶されている企業ユーザ名又は位置情報等が表示されていても良い。
【0055】
登録済みの企業ユーザが検索キーを入力した場合、OKボタン425が操作されたとき、端末装置2は、入力された各種情報とセッションID(即ち識別情報)と関連付けて中央装置1へ送信する。中央装置1は、受信した識別情報に関連付けて各種情報を記憶する。
【0056】
未登録の企業ユーザが検索キーを入力した場合、OKボタン425が操作されたとき、端末装置2は、入力された各種情報と企業ユーザ名(即ち識別情報)と関連付けて中央装置1へ送信する。中央装置1は、受信した識別情報に関連付けて各種情報を記憶する。また、中央装置1(又は中央装置1の管理者等)は、情報収集者データベース15及び情報提供者データベース16に記憶されているものとは異なるユーザID及びパスワードを生成して、生成したユーザID及びパスワードを、前記識別情報に関連付けて情報提供者データベース16に記憶し、更に、電子メール又は郵便等で企業ユーザに報知する(ユーザID及びパスワードの発行)。
【0057】
なお、テキストボックス422,423,424に対応付けて、提供するウェブページの推薦文を記入するためのテキストボックスが設けられるよう構成してあっても良い。
また、企業登録ページ42に、企業ユーザの経営方針又は経営状態等を入力させるチェックボックス又はテキストボックス等を設けて、登録すべき企業ユーザを審査するためのウェブページとし、入力された経営方針又は経営状況等によって登録を許可するか否か(即ちユーザID及びパスワードを発行するか否か)を判断する構成としても良い。
【0058】
図9は、端末装置2が、個人ユーザが入力した検索キーに対応する紹介位置情報を中央装置1から受信し、該紹介位置情報を用いて該紹介位置情報に対応するウェブページデータをウェブサーバ3から受信し、更に、前記紹介位置情報に決定することを示す決定情報、及び情報収集者である個人ユーザを識別する識別情報(ユーザIDの代わりに用いられるセッションID)を中央装置1へ送信するための情報収集ページ43(個人ユーザの公開ページ)である。
情報収集ページ43は、個人ユーザが個人ページ44(図10参照)にて情報収集ページ43を閲覧すべくハイパーテキスト443を操作した場合等に表示部24に表示される。
【0059】
情報収集ページ43には、個人ページ44の位置情報を有するハイパーテキスト434が設けられており、ハイパーテキスト434が操作された場合、表示部24に個人ページ44が表示される。
なお、情報収集ページ43に、個人登録ページ41、情報紹介ページ45(図11参照)、及び/又は集計ページ46(図12参照)を閲覧するためのハイパーテキスト又はボタン等が設けられていても良い。
【0060】
情報収集ページ43には、個人ユーザが個人登録ページ41から入力した選択検索キーのカテゴリ及び該選択検索キーと任意検索キーとが表示され、表示された各検索キーに対応付けて、チェックボックス431と、1個〜3個のリンク437とが設けられ、各リンク437に対応付けて、チェックボックス432が設けられている。
リンク437は、個人ユーザのユーザIDに関連付けて情報収集者データベース15に記憶されている紹介位置情報を有するハイパーリンク又はハイパーテキストであり、バナー、タイトル、又は位置情報として表示されている。
【0061】
個人ユーザがリンク437を操作した場合、端末装置2は、操作されたリンク437が有する位置情報を用い、ウェブサーバ3から、前記位置情報に対応するウェブページデータを受信し、受信したウェブページデータを用いてなるウェブページを別ウィンドウに表示させる。このようにして、個人ユーザは、情報収集システムに紹介されたウェブページを閲覧し、該ウェブページが自分にとって必要であるか否かを判断する。
なお、各リンク437に対応付けて、情報紹介者(個人ユーザ、又は中央装置1の管理者)若しくは情報提供者(企業ユーザ)の推薦文、又は、該リンク437に対応するウェブページの内容の抜粋等が表示されるよう構成してあっても良い。
【0062】
更に、情報収集ページ43には、リンク437,437,…の内容を更新するための更新ボタン433と、リンク437,437,…が有する位置情報に決定するための決定ボタン435とを備える。
個人ユーザは、所要の検索キーに対応付けられたチェックボックス431,431,…を操作して選択し、その選択後、更新ボタン433を操作する。この場合、端末装置2は、中央装置1へ、所定の検索キーに対応して表示されているリンク437,437,…の内容を更新するよう要求する更新情報を送信する。このとき、表示部24には再び情報収集ページ43が表示され、該情報収集ページ43には、他の位置情報を有するリンク437,437,…が設けられている。
【0063】
また、個人ユーザは、所要のリンク437,437,…に対応付けられたチェックボックス432,432,…を操作して選択し、その選択後、決定ボタン435を操作する。この場合、端末装置2は、中央装置1へ、情報収集者が決定したリンク437,437,…の内容を個人ページ44(図10参照)へ移動させるよう要求する決定情報を送信する。このとき、表示部24には個人ページ44が表示され、該情報収集ページ44には、決定したリンク437,437,…が有していた位置情報を有するリンク447,447,…が設けられる。
【0064】
情報収集ページ43には、1個の検索キーに対応させて1〜3個のリンク437が設けられているため、該リンク437によって紹介されたウェブページが自分にとって必要であるか否かを判断する個人ユーザの作業が低減される。また、必要なウェブページではない場合、又は、他のウェブページを閲覧したい場合、個人ユーザは、更新ボタン433を操作することによって他のリンク437を得て、該リンク437によって紹介されたウェブページが自分にとって必要であるか否かを判断する。
以上のような情報収集ページ43に表示されている検索キー及びリンク437,437,…等は、図11に示されるようにして他の個人ユーザに公開される。
【0065】
図10は、端末装置2が、中央装置1から決定位置情報を受信し、該決定位置情報を用いて該決定位置情報に対応するウェブページデータをウェブサーバ3から受信するための個人ページ44(個人ユーザの非公開ページ)である。
個人ページ44は、個人ユーザがログインした直後、又は、情報収集ページ43、情報紹介ページ45(図11参照)、若しくは集計ページ46(図12参照)にて個人ページ44を閲覧すべくハイパーテキスト434,454,464を操作した場合等に表示部24に表示される。
個人ページ44には、個人登録ページ41、情報収集ページ43、及び集計ページ46の位置情報を有するハイパーテキスト441,443,446が設けられており、ハイパーテキスト441,443,446が操作された場合、対応する各ウェブページが表示部24に表示される。
【0066】
また、個人ページ44には、1又は複数の他の個人ユーザの情報収集ページ43に夫々対応する情報紹介ページ45(図11参照)の位置情報を有するプルダウンメニュー445が設けられている。プルダウンメニュー445の各メニューとしては他の個人ユーザの個人ユーザ名が表示され、一の個人ユーザ名が選択操作された場合、選択された個人ユーザ名を有する個人ユーザの情報収集ページ43に対応する情報紹介ページ45が表示部24に表示される。
【0067】
なお、プルダウンメニュー445の各メニューとなる個人ユーザ名を有する個人ユーザは、情報収集システムに登録している全ての個人ユーザであっても良いし、中央装置1がランダムに選択した個人ユーザであっても良いし、略同一の(又は全く異なる)検索キーを選択している個人ユーザであっても良い。
また、例えば一の個人ユーザが検索キーを入力し、入力された検索キーを選択している他の個人ユーザの個人ユーザ名をプルダウンメニュー445に表示する構成であっても良い。更に、個人ユーザ名を選択するためのプルダウンメニュー445ではなく、例えば、個人ユーザ名を記入するためのテキストボックスを設ける構成であっても良い。
【0068】
個人ページ44には、個人ユーザが個人登録ページ41から入力した選択検索キーのカテゴリ及び該選択検索キーと任意検索キーとが表示され、表示された各検索キーに対応付けて、1又は複数のリンク447が設けられている。
リンク447は、ウェブページデータの位置情報を有するハイパーリンク又はハイパーテキストであり、バナー、タイトル、又は位置情報として表示されている。リンク447が有する位置情報は、個人ユーザのユーザIDに関連付けて情報収集者データベース15に記憶されている決定位置情報である。即ち、リンク447は、情報収集ページ43にて個人ユーザが決定したリンク437に対応する。このため、個人ユーザが、情報収集ページ43にてリンク437を決定していない検索キーに対しては、リンク447は設けられない。
【0069】
個人ユーザがリンク447を操作した場合、端末装置2は、操作されたリンク447が有する位置情報を用い、ウェブサーバ3から、前記位置情報に対応するウェブページデータを受信し、受信したウェブページデータを用いてなるウェブページを別ウィンドウに表示させる。このようにして、個人ユーザは、情報収集システムに紹介され該個人ユーザがリンクすることを決定したウェブページを閲覧し、該ウェブページが有する情報を取得する。
以上のような個人ページ44は、他の個人ユーザには公開されない。
【0070】
なお、個人ページ44は、リンク447,477,…の削除、又はリンク447,477,…の配置変更等が可能であるよう構成してあっても良い。
また、個人ページ24には検索キーのみが表示され、該検索キーはハイパーテキストとして設けられており、該ハイパーテキストを選択した場合に、選択した検索キーに対応するリンク447,447,…を有するウェブページが表示されるよう構成してあっても良い。
【0071】
図11は、端末装置2が、他の個人ユーザが入力した検索キーに対応する紹介位置情報を中央装置1から受信し、該紹介位置情報を用いて該紹介位置情報に対応するウェブページデータをウェブサーバ3から受信し、前記紹介位置情報に対応させて位置情報を中央装置1へ送信するための情報紹介ページ45(他の個人ユーザの公開ページ)である。
情報紹介ページ45は、個人ユーザが個人ページ44にて情報紹介ページ45を閲覧すべくプルダウンメニュー445のメニュー(即ち他のユーザ名)を選択操作した場合に表示部24に表示される。
【0072】
情報紹介ページ45には、個人ページ44の位置情報を有するハイパーテキスト454が設けられており、ハイパーテキスト454が操作された場合、表示部24に個人ページ44が表示される。
なお、情報紹介ページ45に、個人登録ページ41、情報収集ページ43、及び/又は集計ページ46(図12参照)を閲覧するためのハイパーテキスト又はボタン等が設けられていても良い。
【0073】
情報紹介ページ45は、一の個人ユーザが個人ページ44のプルダウンメニュー445で選択した個人ユーザ名を有する他の個人ユーザの情報収集ページ43に対応する。このような情報紹介ページ45は、前記一の個人ユーザが前記他の個人ユーザに、該他の個人ユーザが必要であると思われる情報を有するウェブページを紹介するためのウェブページである。このため、情報紹介ページ45上では、前記一の個人ユーザは、情報収集ページ43にて行なえるようなリンク457,457,…の更新又は決定等を行なうことはできない。
【0074】
情報紹介ページ45には、前記他の個人ユーザが個人登録ページ41から入力した選択検索キーのカテゴリ及び該選択検索キーと任意検索キーとが表示され、表示された各検索キーに対応付けて、1個〜3個のリンク457と、前記一のユーザが前記他の個人ユーザに紹介したいウェブページデータの位置情報であるURLを記入するためのテキストボックス451、位置情報を有するハイパーテキストとしてウェブページに表示させるタイトルを記入するためのテキストボックス452、位置情報を有するハイパーリンクとしてウェブページに表示させるバナーの画像データのファイル名を記入するためのテキストボックス453と、記入した内容を入力するためのOKボタン455とが設けられている。
【0075】
リンク457は、前記他の個人ユーザのユーザIDに関連付けて情報収集者データベース15に記憶されている紹介位置情報を有するハイパーリンク又はハイパーテキストであり、バナー、タイトル、又は位置情報として表示されている。
前記一の個人ユーザがリンク457を操作した場合、端末装置2は、操作されたリンク457が有する位置情報を用い、ウェブサーバ3から、前記位置情報に対応するウェブページデータを受信し、受信したウェブページデータを用いてなるウェブページを別ウィンドウに表示させる。このようにして、前記一の個人ユーザは、前記他の個人ユーザに紹介されているウェブページの情報、即ち、前記他の個人ユーザが必要としているであろう情報を確認する。
【0076】
前記一の個人ユーザは、端末装置2の操作部25を用い、テキストボックス451,452,453に文字情報を記入することによって位置情報とタイトル及び/又はバナーの画像データのファイル名等とを記入し、OKボタン455を操作することによって、記入した各種情報を入力する。OKボタン455が操作された場合、端末装置2は、入力された各種情報とバナーの画像データのファイルとを中央装置1へ送信する。
なお、情報紹介ページ45は、テキストボックス451,452,453に対応付けて、紹介するウェブページの推薦文を記入するためのテキストボックスが設けられるよう構成してあっても良い。また、企業ユーザも情報紹介ページ45を閲覧して個人ユーザにウェブページを紹介できるよう構成してあっても良い。
【0077】
図12は、端末装置2が、検索キーを含む集計結果を中央装置1から受信し、該集計結果に含まれる検索キーに対応させて位置情報を中央装置1へ送信するための集計ページ46である。
集計ページ46は、集計ページ46上で個人ユーザ又は企業ユーザが検索キーを選択し、選択された検索キーを個人登録ページ41にて入力した個人ユーザ全てに対して、彼らが必要としている可能性が高い情報を有するウェブページを、前記個人ユーザ又は企業ユーザが紹介するためのウェブページである。このため、集計ページ46は、特に企業ユーザが、該企業ユーザが提供する情報に対応している検索キーを入力した個人ユーザ全てに対して、前記情報を有するウェブページを紹介する場合に有用である。
集計ページ46は、企業ユーザがログインした直後、又は、個人ページ44にて集計ページ46を閲覧すべくハイパーテキスト446を操作した場合に表示部24に表示される。
【0078】
企業ユーザの場合、集計ページ46には、企業登録ページ42の位置情報を有するハイパーテキスト462が設けられており、ハイパーテキスト462が操作されたとき、表示部24に企業登録ページ42が表示される。
また、個人ユーザの場合、集計ページ46には、個人ページ44の位置情報を有するハイパーテキスト464が設けられており、ハイパーテキスト464が操作されたとき、表示部24に個人ページ44が表示される。
なお、個人ユーザの場合、集計ページ46に、個人登録ページ41、情報収集ページ43、個人ページ44、及び/又は情報紹介ページ45を閲覧するためのハイパーテキスト又はボタン等が設けられていても良い。
【0079】
更に、個人ユーザの場合、集計ページ46には、他の個人ユーザに紹介したいウェブページデータの位置情報であるURLを記入するためのテキストボックス465、位置情報を有するハイパーテキストとしてウェブページに表示させるタイトルを記入するためのテキストボックス466、位置情報を有するハイパーリンクとしてウェブページに表示させるバナーの画像データのファイル名を記入するためのテキストボックス467とが設けられている。
【0080】
集計ページ46には、検索キーデータベース17に記憶されている全ての選択検索キーのカテゴリ及び該選択検索キーと、補助検索キーと、任意検索キーとが表示されている。また、各検索キーに対応付けて、該検索キーを選択している個人ユーザの人数(即ち検索キーデータベース17に記憶されている人数)が表示され、更に、チェックボックス461が設けられている。
また、集計ページ46には、各種情報を入力するためのOKボタン468が設けられている。
【0081】
個人ユーザは、操作部25を用い、チェックボックス461を選択することによって検索キーを選択し、テキストボックス465,466,467に文字情報を記入することによって位置情報とタイトル及び/又はバナーの画像データのファイル名等とを記入し、OKボタン468を操作することによって、チェックボックス461が選択された検索キーとテキストボックス465,466,467に記入した位置情報とタイトル及び/又はバナーの画像データのファイル名とを関連付けて入力する。OKボタン465が操作された場合、端末装置2は、入力された各種情報とバナーの画像データのファイルとを中央装置1へ送信する。
【0082】
企業ユーザは、端末装置2の操作部25を用い、チェックボックス461を選択することによって検索キーを選択し、OKボタン468を操作することによって、企業ユーザが企業登録ページ42にて予め入力してある位置情報とチェックボックス461が選択された検索キーとを関連付けて入力する。OKボタン465が操作された場合、端末装置2は、入力された検索キーを中央装置1へ送信する。このため、企業ユーザは、企業登録ページ42にて位置情報を入力する必要がない。
【0083】
なお、複数のチェックボックス461,461,…を選択した個人ユーザ又は企業ユーザが、選択されたチェックボックス461,461,…に対応する検索キーの内、何れか1つの検索キーを入力した個人ユーザに対してウェブページを紹介する(OR)か、前記検索キーを全て入力した個人ユーザに対してウェブページを紹介する(AND)かを選択できるよう構成してあっても良い。
以上のような情報収集ページ43、個人ページ44、情報紹介ページ45、及び集計ページ46には、ログアウトを要求するためのボタン又はハイパーテキスト等(不図示)が設けられている。また、各ウェブページは、同一のウィンドウに表示されても良く、別ウィンドウに夫々表示されても良い。
【0084】
図13及び図14は、端末装置2の情報収集処理の手順を示すフローチャートである。
端末装置2のCPU20は、例えば該端末装置2の個人ユーザ又は企業ユーザが入力した位置情報を用いて、中央装置1にウェブページデータを要求し(S11)、要求したウェブページデータを受信するまで待機し、受信したウェブページデータを用いて表示部24にウェブページを表示させる(S12)。この場合、表示されるウェブページは情報処理システムのトップページである。
【0085】
次いで、CPU20は、個人登録ページ41又は企業登録ページ42のウェブページデータを要求するか、ログインページのウェブページデータを要求するかを判定する(S13)。この場合、CPU20は、トップページに設けられている個人登録ページ41又は企業登録ページ42のウェブページデータの位置情報を有するボタン若しくはハイパーテキスト等が操作されたか、ログインページのウェブページデータの位置情報を有するボタン若しくはハイパーテキストが操作されたかを判定する。
【0086】
個人登録ページ41又は企業登録ページ42のウェブページデータの位置情報を有するボタン若しくはハイパーテキスト等が操作された場合(S13で登録)、CPU20は、個人登録ページ41又は企業登録ページ42のウェブページデータを中央装置1に要求し、要求したウェブページデータを受信するまで待機し、受信したウェブページデータを用いて表示部24にウェブページを表示させる(S14)。この場合、表示されるウェブページは個人登録ページ41又は企業登録ページ42である。
CPU20は、個人登録ページ41又は企業登録ページ42に設けられているOKボタン417又はOKボタン425が操作されたか否かを判定し(S15)、操作されていない場合は(S15でNO)、操作されるまで待機する。
【0087】
OKボタン417又はOKボタン425が操作された場合(S15でYES)、CPU20は、個人登録ページ41にて選択/記入された検索キー及び個人ユーザ名等を、又は、企業登録ページ42にて記入された位置情報及び企業ユーザ名等を、中央装置1へ送信し(S16)、情報収集処理を終了する。
なお、S16の処理後、中央装置1が再びトップページのウェブページデータを送信するよう構成しても良く、この場合、CPU20は処理をS12へ戻す。また、S16にて選択/記入された各種データに不備がある場合、中央装置1が再び個人登録ページ41又は企業登録ページ42を送信するよう構成しても良く、この場合、CPU20は処理をS14へ戻す。
【0088】
ログインページのウェブページデータの位置情報を有するボタン若しくはハイパーテキスト等が操作された場合(S13でログイン)、CPU20は、ログインページのウェブページデータを中央装置1に要求し、要求したウェブページデータを受信するまで待機し、受信したウェブページデータを用いて表示部24にウェブページを表示させる(S17)。この場合、表示されるウェブページはログインページである。
CPU20は、ログインページにてユーザID及びパスワードが入力されたか否か(ログインが要求されたか否か)を判定し(S18)、入力されていない場合は(S18でNO)入力されるまで待機する。
【0089】
ユーザID及びパスワードが入力された場合(S18でYES)、CPU20は、入力されたユーザID及びパスワードを中央装置1へ送信し(S19)、次に、セッションIDを受信したか否かを判定し(S20)、受信していない場合は(S20でNO)、ウェブページデータを受信するまで待機して、受信したウェブページデータを用いて表示部24にウェブページを表示させ、情報収集処理を終了する。この場合、表示されるウェブページは、ユーザID及びパスワードが、登録された個人ユーザ又は企業ユーザのユーザID及びパスワードとは異なる旨を報知するユーザ未登録ページである。
なお、ユーザ未登録ページに、ユーザID及びパスワードを入力するテキストボックス及びボタン等が設けられていても良い。この場合、S20の処理の終了後、CPU20は、処理をS18へ戻す。
【0090】
セッションIDを受信した場合(S20でYES)、CPU20は、RAM22にセッションIDを記憶させる。
CPU20は、ウェブページデータを受信するまで待機して、受信したウェブページデータを用いて表示部24にウェブページを表示させる(S31)。ログイン直後の場合、表示されるウェブページは、個人ユーザの場合は、個人ページ44であり、企業ユーザの場合は、集計ページ46である。なお、このとき受信されるウェブページデータとセッションIDとは、同時的に受信されても良い。
【0091】
S31でウェブページデータを受信し、受信したウェブページデータを用いて表示部24にウェブページを表示させた後、CPU20は、ウェブページデータを中央装置1又はウェブサーバ3に要求するか否かを判定し(S32)、要求しない場合は(S32でNO)、決定情報又は更新情報が入力されたか否かを判定し(S34)、入力されていない場合は(S34でNO)、位置情報が入力されたか否かを判定し(S36)、入力されていない場合は(S36でNO)、検索キーが入力されたか否かを判定し(S38)、入力されていない場合は(S38でNO)、ログアウトが要求されたか否かを判定し(S40)、要求されていない場合は(S40でNO)、処理をS32へ戻す。
【0092】
CPU20は、ハイパーテキスト441又はプルダウンメニュー445の一のメニュー等が操作された場合、ウェブページデータを中央装置1に要求すると判定し(S32で中央装置)、操作されたハイパーテキスト又はプルダウンメニューのメニューが有する位置情報を用いて中央装置1にウェブページデータを要求する情報とRAM22に記憶されているセッションIDとを送信する。次いで、CPU20は、処理をS31へ戻し、要求したウェブページデータを受信するまで待機し、受信したウェブページデータを用いて表示部24にウェブページを表示させる。
【0093】
CPU20は、例えばリンク437が操作された場合、ウェブページデータをウェブサーバ3に要求すると判定し(S32でウェブサーバ)、操作されたリンクが有する位置情報を用いてウェブサーバ3にウェブページデータを要求する。次いで、CPU20は、要求したウェブページデータを受信するまで待機し、受信したウェブページデータを用いて表示部24の別ウィンドウにウェブページを表示させ(S33)、処理をS32へ戻す。
以上のようにして、端末装置2は、受信した位置情報を用いて該位置情報に対応するウェブページデータを受信する。
【0094】
CPU20は、決定ボタン435が操作された場合、決定情報が入力されたと判定し、また、更新ボタン433が操作された場合、更新情報が入力されたと判定し(S34でYES)、入力された決定情報又は更新情報とRAM22に記憶されているセッションIDとを中央装置1へ送信し(S35)、処理をS31へ戻して、ウェブページデータを受信するまで待機し、受信したウェブページデータを用いて表示部24にウェブページを表示させる。
決定情報が送信された場合、表示されるウェブページは、情報収集ページ43にて決定されたリンク437,437,…に対応するリンク447,447,…を有する個人ページ44であり、更新情報が送信された場合、表示されるウェブページは、情報収集ページ43にて更新を要求された検索キーに対応するリンク437,437,…とは異なるリンク437,437,…を有する情報収集ページ43である。
【0095】
CPU20は、OKボタン425、OKボタン455、又はOKボタン468が操作された場合、位置情報が入力されたと判定する(S36でYES)。
次いで、CPU20は、企業登録ページ42の場合は、入力された位置情報とタイトル及び/又はバナーの画像ファイルとRAM22に記憶されているセッションIDとを、情報紹介ページ45の場合は、リンク457,457,…が有する紹介位置情報に対応する検索キーに関連付けて入力された位置情報とタイトル及び/又はバナーの画像ファイルとRAM22に記憶されているセッションIDとを、集計ページ46の場合は、集計結果に含まれる検索キーに対応付けて入力された位置情報とタイトル及び/又はバナーの画像ファイルとRAM22に記憶されているセッションIDとを、夫々中央装置1へ送信する(S37)。
【0096】
ただし、企業ユーザの場合、集計ページ46の場合にて入力すべき位置情報に対応する位置情報は予め情報提供者データベース16に記憶されているため、集計結果に含まれる検索キーとRAM22に記憶されているセッションIDとを中央装置1へ送信する。
次いで、CPU20は、処理をS31へ戻して、ウェブページデータを受信するまで待機し、受信したウェブページデータを用いて表示部24にウェブページを表示させる。この場合、表示されるウェブページは、情報紹介ページ45(S37で情報紹介ページ45だった場合)又は集計ページ46(S37で企業登録ページ42又は集計ページ46だった場合)である。
【0097】
CPU20は、OKボタン417が操作された場合、検索キーが入力されたと判定し(S38でYES)、入力された個人ユーザ名及び検索キー等とRAM22に記憶されているセッションIDとを中央装置1へ送信し(S39)、処理をS31へ戻して、ウェブページデータを受信するまで待機し、受信したウェブページデータを用いて表示部24にウェブページを表示させる。この場合、表示されるウェブページは、情報収集ページ43であるため、情報収集者は、入力した検索キーに対応するリンク437,437,…を容易に確認する。
CPU20は、表示されたウェブページにてログアウトを要求するためのボタン又はハイパーテキスト等が操作されたりブラウザが終了されたりしてログアウトが要求された場合(S40でYES)、ログアウトを要求する情報とRAM22に記憶されているセッションIDとを中央装置1へ送信し、記憶してあるセッションIDをRAM22から消去して、情報収集処理を終了する。
【0098】
図15及び図16は、中央装置1の情報収集処理の手順を示すフローチャートである。以下では、中央装置1と一の端末装置2とが通信を行なう場合を例示する。
中央装置1のCPU10は、位置情報を用いてウェブページデータを要求されるまで待機し、要求されたウェブページデータ(例えば、トップページのウェブページデータ)を端末装置2へ送信する(S51)。
次いで、CPU10は、位置情報を受信したか否かを判定し(S52)、受信していない場合は(S52でNO)、検索キーを受信したか否かを判定し(S53)、受信していない場合は(S53でNO)、ユーザID及びパスワードを受信したか否かを判定し(S54)、受信していない場合は(S54でNO)、位置情報を用いてウェブページデータを要求されたか否かを判定し(S55)、要求されていない場合は(S55でNO)、処理をS52へ戻す。
【0099】
CPU10は、位置情報を用いてウェブページデータを要求された場合(S55でYES)、処理をS51へ戻す。この場合、CPU10は、前記位置情報に応じて、個人登録ページ41、企業登録ページ42、又はログインページのウェブページデータを端末装置2へ送信する。
CPU10は、位置情報を受信した場合(S52でYES)、受信した位置情報を記憶させて(S56)、情報収集処理を終了する。
なお、S56の終了後、トップページのウェブページデータを端末装置2へ送信するよう構成してあっても良い。
【0100】
S52にて受信される位置情報は、未登録の企業ユーザによって企業登録ページ42にて記入された位置情報であり、CPU10は、位置情報と同時的に受信される企業ユーザ名とタイトル及び/又はバナーの画像データとを関連付けて記憶させる。この場合、CPU10は、受信した画像データのデータファイルをバナーデータベース19に記憶させ、また、受信した位置情報に対して位置情報番号を発行し、発行した位置情報番号及び企業ユーザ名を関連付けて情報提供者データベース16に記憶させ、前記位置情報番号と位置情報と、タイトル及び/又はバナーデータベース19に記憶させたバナーの画像データの位置情報とを関連付けて位置情報データベース18に記憶させる。
【0101】
検索キーを受信した場合(S53でYES)、CPU10は、受信した検索キーを記憶させ(S57)、受信した検索キーに対応する紹介位置情報を記憶させ(S58)、検索キーを集計して(S59)、情報収集処理を終了する。
なお、S56の終了後、トップページのウェブページデータを端末装置2へ送信するよう構成してあっても良い。
【0102】
S53にて受信される検索キーは、未登録の個人ユーザによって個人登録ページ41にて記入された検索キーであり、CPU10は、検索キーと同時的に受信される個人ユーザ名を関連付けて記憶させる。この場合、CPU10は、受信した個人ユーザ名に関連付けて、選択検索キーの検索キー番号、任意検索キー、及び補助検索キーを情報収集者データベース15に記憶させ、記憶させた検索キー番号(及び補助検索キー)、又は記憶させた任意検索キー(及び補助検索キー)に関連付けて検索キーデータベース17に記憶されている位置情報の位置情報番号を紹介位置情報として、前記個人ユーザ名に関連付けて情報収集者データベース15に記憶させる。更に、CPU10は、前記検索キー番号、任意検索キー、及び補助検索キーに関連付けて検索キーデータベース17に記憶されている人数の値に1を加算して、検索キーの個数を集計する。
【0103】
ユーザID及びパスワードを受信した場合(S54でYES)、CPU10は、受信したユーザID及びパスワードに一致するものが情報収集者データベース15又は情報提供者データベース16に記憶されているか否かを判定する(S71)。S54にて受信されるユーザID及びパスワードは、個人ユーザ又は企業ユーザによってログインページにて入力されたものであり、それらに一致するものが記憶されていない場合は(S71でNO)、登録された個人ユーザ又は企業ユーザのユーザID及びパスワードとは異なる旨を報知するユーザ未登録ページを端末装置2へ送信して、情報収集処理を終了する。
なお、ユーザ未登録ページに、ユーザID及びパスワードを入力するテキストボックス及びボタン等が設けられている場合、CPU10は、情報収集処理を終了せず、処理をS54へ戻す。
【0104】
受信したユーザID及びパスワードに一致するものが記憶されている場合(S71でYES)、CPU10は、既に情報収集者データベース15及び情報提供者データベース16に記憶されているものとは異なるセッションIDを生成し、受信したユーザIDに関連付けて、生成したセッションIDを情報収集者データベース15又は情報提供者データベース16に記憶させ(S72)、次いで、受信したユーザIDの所有者が個人ユーザである(生成したセッションIDを情報収集者データベース15に記憶させた)か、企業ユーザである(情報提供者データベース16に記憶させた)かを判定する(S73)。
個人ユーザである場合(S73で個人)、CPU10は、個人ページ44のウェブページデータを生成し、生成したウェブページデータとS72で生成したセッションIDとを端末装置2へ送信する(S74)。
【0105】
企業ユーザである場合(S73で企業)、CPU10は、企業ユーザのための集計ページ46のウェブページデータを生成し、生成したウェブページデータとS72で生成したセッションIDとを端末装置2へ送信する(S77)。
S74又はS77の処理の終了後、CPU10は、情報収集実行処理のサブルーチンを呼び出して実行し(S75)、情報収集実行処理の終了後、S72で情報収集者データベース15又は情報提供者データベース16に記憶させたセッションIDを消去して(S76)、情報収集処理を終了する。
以上の様なメインルーチンに割り込むようにして、CPU10は、検索キーデータベース17に記憶されている検索キーに基づき、従来の検索エンジンを用いて定期的に検索し、取得した位置情報を前記検索キーに関連付けて検索キーデータベース17に記憶させ、更に、前記検索キーの検索キー番号に関連付けて、前記位置情報を、紹介位置情報として情報収集者データベース15に記憶させる。
【0106】
図17及び図18は、中央装置1の情報収集実行処理の手順を示すフローチャートである。
CPU10は、セッションID及び位置情報を用いてウェブページデータを要求されたか否かを判定し(S91)、要求されていない場合は(S91でNO)、検索キーに対応した位置情報を受信したか否かを判定し(S93)、受信していない場合は(S93でNO)、位置情報を受信したか否かを判定し(S96)、受信していない場合は(S96でNO)、紹介位置情報に関連付けて位置情報を受信したか否かを判定する(S99)。
【0107】
位置情報を受信していない場合(S99でNO)、CPU10は、検索キーを受信したか否かを判定し(S111)、受信していない場合は(S111でNO)、更新情報を受信したか否かを判定し(S116)、受信していない場合は(S116でNO)、決定情報を受信したか否かを判定し(S118)、受信していない場合は(S118でNO)、ログアウトが要求されたか否かを判定し(S122)、要求されていない場合は(S122でNO)、処理をS91へ戻す。
【0108】
CPU10は、セッションID及び位置情報を用いてウェブページデータを要求された場合(S91でYES)、前記位置情報に対応するウェブページデータ(個人登録ページ41、企業登録ページ42、情報収集ページ43、個人ページ44、情報紹介ページ45、又は集計ページ46)を、前記セッションIDを送信してきた端末装置2へ送信し(S92)、処理をS91へ戻す。
CPU10は、検索キーに対応した位置情報とセッションIDとを受信した場合(S93でYES)、受信した位置情報を紹介位置情報として記憶させて(S94)、集計ページ46のウェブページデータを端末装置2へ送信し(S95)、処理をS91へ戻す。
【0109】
S93にて受信される位置情報は、集計ページ46にて記入された位置情報であり、CPU10は、前記位置情報と同時的に受信されるタイトル及び/又はバナーの画像データとを関連付けて位置情報データベース18及びバナーデータベース19に記憶させ、また、前記位置情報を紹介位置情報として、前記検索キーの検索キー番号に関連付けて情報収集者データベース15に記憶されているユーザIDに関連付けて情報収集者データベース15に記憶させる。
ただし、企業ユーザの集計ページ46においては、S93にて検索キーとセッションIDとが受信される。この場合、CPU10は、情報提供者データベース16及び位置情報データベース18を参照し、前記セッションIDに対応するユーザIDに関連付けて記憶されている位置情報を紹介位置情報として、前記検索キーの検索キー番号に関連付けて情報収集者データベース15に記憶されているユーザIDに関連付けて情報収集者データベース15に記憶させる。
【0110】
CPU10は、位置情報とセッションIDとを受信した場合(S96でYES)、受信した位置情報を記憶させて(S97)、集計ページ46のウェブページデータを端末装置2へ送信し(S98)、処理をS91へ戻す。
S96にて受信される位置情報は、企業登録ページ42にて記入された位置情報であり、CPU10は、前記位置情報と同時的に受信されるタイトル及び/又はバナーの画像データとを関連付けて、情報提供者データベース16、位置情報データベース18及びバナーデータベース19に記憶させる。
【0111】
CPU10は、紹介位置情報に関連付けて位置情報とセッションIDとを受信した場合(S99でYES)、即ち紹介位置情報に対応する検索キーに関連付けて入力された位置情報を受信した場合、受信した位置情報を紹介位置情報として記憶させて(S101)、情報紹介ページ45のウェブページデータを端末装置2へ送信し(S102)、処理をS91へ戻す。
S99にて受信される位置情報は、情報紹介ページ45にて記入された位置情報であり、CPU10は、前記位置情報と同時的に受信されるタイトル及び/又はバナーの画像データとを関連付けて、位置情報データベース18及びバナーデータベース19に記憶させ、また、前記位置情報を紹介位置情報として、前記検索キーの検索キー番号に関連付けて情報収集者データベース15に記憶されているユーザIDに関連付けて情報収集者データベース15に記憶させる。
【0112】
CPU10は、検索キーを受信した場合(S111でYES)、受信した検索キーを記憶させ(S112)、受信した検索キーに対応する紹介位置情報を記憶させ(S113)、検索キーを集計して(S114)、情報収集ページ43のウェブページデータを端末装置2へ送信し(S115)、処理をS91へ戻す。
【0113】
S111にて受信される検索キーは、個人登録ページ41にて記入された検索キーであり、CPU10は、受信したセッションIDに対応するユーザIDと検索キーとを関連付けて、情報収集者データベース15に記憶させる。この場合、CPU10は、ユーザIDに関連付けて、選択検索キーの検索キー番号、任意検索キー、及び補助検索キーを情報収集者データベース15に記憶させ、記憶させた検索キー番号(及び補助検索キー)、又は記憶させた任意検索キー(及び補助検索キー)に関連付けて検索キーデータベース17に記憶されている位置情報の位置情報番号を、ユーザIDに関連付けて情報収集者データベース15に記憶させる。更に、CPU10は、前記検索キー番号、任意検索キー、及び補助検索キーに関連付けて検索キーデータベース17に記憶されている人数の値に1を加算して、検索キーの個数を集計する。
【0114】
CPU10は、更新情報とセッションIDとを受信した場合(S116でYES)、受信した更新情報に応じて情報収集ページ43のウェブページデータを端末装置2へ送信し(S117)、処理をS91へ戻す。
CPU10は、決定情報とセッションIDとを受信した場合(S118でYES)、受信した決定情報に対応する紹介位置情報を決定位置情報として、受信したセッションIDに対応するユーザIDに関連付けて情報収集者データベース15に記憶させ(S119)、個人ページ44のウェブページデータを端末装置2へ送信し(S121)、処理をS91へ戻す。なお、前記紹介位置情報は情報収集者データベース15から消去しても良い。
CPU10は、ログアウトが要求された(ログアウトを要求する情報とRAM22に記憶されているセッションIDとを受信した)場合(S122でYES)、本サブルーチンを終了する。
【0115】
以上のような情報収集システムは、情報収集者に対し、該情報収集者に必要な情報を有する可能性が高いウェブページが、適宜の個数だけ紹介されるため、紹介されたウェブページが必要かどうかを判断する情報収集者の作業が簡便であり、また、情報収集者が、容易に必要なウェブページを収集することができる。
また、リンク先にできるウェブページに制限がなく、また、情報収集者が自力でウェブページを探し出す必要がない。
更に、情報紹介ページ45及び集計ページ46で公開される情報には個人ユーザの個人情報が含まれない。このため、情報提供者が、適切な相手のみに、個人情報の漏れに対する警戒心を与えることなく、例えばバナー広告を出して、低コストで効率良く情報を提供することができる。
【0116】
また、このような情報収集システムを用いて、企業ユーザは、集計ページ46にて、該企業ユーザが提供する情報に対応する検索キーを選択している個人ユーザ全てに対し、前記情報を有するウェブページを紹介する。この場合、企業ユーザは、例えば前記ウェブページを紹介した人数に応じて課金される。
また、一の個人ユーザは、情報紹介ページ45にて、他の個人ユーザにウェブページを紹介する。この場合、例えば前記他の個人ユーザが、紹介されたウェブページを管理している企業と契約したとき、該企業から賞金又はサービスの提供等を得る。
また、一の個人ユーザは、集計ページ46にて、他の個人ユーザにウェブページを紹介する。この場合、例えば前記他の個人ユーザが、紹介されたウェブページを該他の個人ユーザの個人ページ44にリンクした場合に、賞金、賞品、又はサービスの提供等を得る。
【0117】
【発明の効果】
本発明の情報収集方法、情報収集システム、情報処理装置、及びコンピュータプログラムによれば、情報処理装置を情報システムの中央装置として用い、該中央装置に、検索キー及び該検索キーに基づき検索エンジンを用いて取得した位置情報を関連付けて記憶しておいたり、中央装置の管理者が、各検索キーに相応しい情報を有するウェブページデータの位置情報を中央装置に記憶させておいたりする。このため、情報収集者が取得する紹介位置情報は、該情報収集者が必要な情報を有するウェブページデータの位置情報である可能性が高くなる。
【0118】
また、端末装置のユーザである情報提供者が、集計結果を視認し、検索キーに対応する情報を有するウェブページデータの位置情報を端末装置へ入力する場合は、情報収集者が取得する紹介位置情報が、必要な情報を有するウェブページデータの位置情報である可能性が更に高くなり、中央装置の管理者の負担を低減することもできる。
即ち、本発明は、情報収集者が、該情報収集者が必要な情報を検索キーとして公開し、公開された検索キーに応じて、中央装置又は情報提供者が前記情報収集者へ情報を発信する。このため、本発明は、情報収集者が、必要な情報とは無関係のウェブページを取得したり、全くウェブページが取得できなかったりすることを防止することができ、必要なウェブページの取得を支援することができる。
【0119】
また、本発明は、端末装置へ送信する紹介位置情報を所定数以下に限定する場合、情報収集者が、必要な情報を有するか否か不明であるウェブページデータの位置情報を多数取得してしまうことを防止でき、情報提供者が、取得したウェブページ夫々に対して必要であるか否かを判断する作業を低減することができる。また、本発明には、送受信する紹介位置情報に制限がないため、従来のポータルサイトのように登録可能なウェブページが限定されることがない。
【0120】
また、端末装置のユーザである情報提供者は、集計結果に含まれる検索キーの内、前記情報提供者が有する情報に対応する検索キーに対応させて、前記情報を有するウェブページデータの位置情報を送信する。この場合、前記検索キーを入力した情報収集者、即ち、前記情報を必要とする可能性が高い情報収集者の端末装置に対して、前記位置情報が紹介位置情報として送信される。このため、情報提供者は、適切な情報収集者に対する情報の発信を容易に行なうことができる。また、集計結果に含まれる検索キーの個数は、該検索キーを入力した情報収集者の人数に対応するため、前記個数が多い検索キーに対応させて、前記情報を有するウェブページデータの位置情報を送信することによって、情報提供者は、多数の適切な情報収集者に対する情報の発信を容易に行なうことができる。更に、集計結果に情報収集者の個人情報を含まないことによって、情報収集者の個人情報の流出を防止することができる。
【0121】
また、本発明は、情報収集者が、必要な情報を有するウェブページを、容易に、また簡単な操作で取得でき、また、情報収集者又は情報提供者が、該情報収集者又は情報提供者が有する情報を、該情報を必要としている他の情報収集者に教示できるため、情報収集者及び情報提供者の双方に対する利便性を向上することができる、
更に、情報収集者同士が、既に自分が知っているウェブページを紹介し合うことによって、情報収集者は、教える楽しみ、又は教えてもらう喜びを得ることができ、情報収集者間のコミュニケーションを助長できる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報収集システムの構成を示す説明図である。
【図2】本発明に係る情報収集システムを構成する中央装置のブロック図である。
【図3】本発明に係る情報収集システムを構成する中央装置が備える情報収集者データベースに記憶されている情報の一例を示す模式図である。
【図4】本発明に係る情報収集システムを構成する中央装置が備える情報提供者データベースに記憶されている情報の一例を示す模式図である。
【図5】本発明に係る情報収集システムを構成する中央装置が備える検索キーデータベースに記憶されている情報の一例を示す模式図である。
【図6】本発明に係る情報収集システムを構成する中央装置が備える位置情報データベースに記憶されている情報の一例を示す模式図である。
【図7】本発明に係る情報収集システムを構成する端末装置が備える表示部に表示されるウェブページ(個人登録ページ)の一例を示す模式図である。
【図8】本発明に係る情報収集システムを構成する端末装置が備える表示部に表示されるウェブページ(企業登録ページ)の一例を示す模式図である。
【図9】本発明に係る情報収集システムを構成する端末装置が備える表示部に表示されるウェブページ(情報収集ページ)の一例を示す模式図である。
【図10】本発明に係る情報収集システムを構成する端末装置が備える表示部に表示されるウェブページ(個人ページ)の一例を示す模式図である。
【図11】本発明に係る情報収集システムを構成する端末装置が備える表示部に表示されるウェブページ(情報紹介ページ)の一例を示す模式図である。
【図12】本発明に係る情報収集システムを構成する端末装置が備える表示部に表示されるウェブページ(集計ページ)の一例を示す模式図である。
【図13】本発明に係る情報収集システムを構成する端末装置の情報収集処理の手順を示すフローチャートである。
【図14】本発明に係る情報収集システムを構成する端末装置の情報収集処理の手順を示すフローチャートである。
【図15】本発明に係る情報収集システムを構成する中央装置の情報収集処理の手順を示すフローチャートである。
【図16】本発明に係る情報収集システムを構成する中央装置の情報収集処理の手順を示すフローチャートである。
【図17】本発明に係る情報収集システムを構成する中央装置の情報収集実行処理の手順を示すサブルーチンのフローチャートである。
【図18】本発明に係る情報収集システムを構成する中央装置の情報収集実行処理の手順を示すサブルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
1 中央装置
2 端末装置
10,20 CPU
11,21 ROM
12,22 RAM
13,27 ネットワークI/F
14 補助記憶部
15 情報収集者データベース
16 情報提供者データベース
17 検索キーデータベース
18 位置情報データベース
19 バナーデータベース
24 表示部
25 操作部
3 ウェブサーバ

Claims (7)

  1. 記憶手段を有する中央装置と、該中央装置と通信する1又は複数の端末装置とを用い、
    一の端末装置が、情報収集者を識別する識別情報、及び情報収集のための検索キーを前記中央装置へ送信し、該中央装置は、受信した検索キーに対応するウェブページデータの位置情報を前記端末装置へ送信し、該端末装置は、受信した位置情報を用いて該位置情報に対応するウェブページデータを受信する情報収集方法であって、
    前記中央装置は、受信した識別情報及び検索キーを関連付けて記憶手段に記憶し、
    前記記憶手段に記憶された検索キーに対応するウェブページデータの位置情報を紹介位置情報として、前記記憶手段に記憶された識別情報に関連付けて記憶手段に記憶し、
    前記記憶手段に記憶された紹介位置情報を、前記端末装置へ送信し、
    前記中央装置は、前記記憶手段に記憶された検索キーの個数を集計して、該検索キーを含む集計結果を前記端末装置及び/又は他の端末装置へ送信し、
    前記端末装置又は前記他の端末装置は、受信した集計結果に含まれる検索キーに対応させて位置情報を前記中央装置へ送信し、
    前記中央装置は、受信した位置情報を紹介位置情報として、前記検索キーに関連付けて前記記憶手段に記憶されている識別情報に関連付けて記憶手段に記憶することを特徴とする情報収集方法。
  2. 記憶手段を有する中央装置と、該中央装置と通信する1又は複数の端末装置とを備え、
    一の端末装置が、情報収集者を識別する識別情報、及び情報収集のための検索キーを前記中央装置へ送信し、該中央装置は、受信した検索キーに対応するウェブページデータの位置情報を前記端末装置へ送信し、該端末装置は、受信した位置情報を用いて該位置情報に対応するウェブページデータを受信する情報収集システムであって、
    前記中央装置は、
    受信した識別情報及び検索キーを関連付けて記憶手段に記憶する手段と、
    前記記憶手段に記憶された検索キーに対応するウェブページデータの位置情報を紹介位置情報として、前記記憶手段に記憶された識別情報に関連付けて記憶手段に記憶する手段と、
    前記記憶手段に記憶された紹介位置情報を、前記端末装置へ送信する手段と、
    前記記憶手段に記憶された検索キーの個数を集計して、該検索キーを含む集計結果を前記端末装置及び/又は他の端末装置へ送信する手段と、
    前記検索キーに対応した位置情報を受信する手段と、
    受信した位置情報を紹介位置情報として、前記検索キーに関連付けて前記記憶手段に記憶されている識別情報に関連付けて記憶手段に記憶する手段とを備え、
    前記端末装置は、
    紹介位置情報を受信する手段と、
    検索キーを含む集計結果を受信する手段と、
    受信した集計結果に含まれる検索キーに対応させて位置情報を前記中央装置へ送信する手段とを備えることを特徴とする情報収集システム。
  3. 前記端末装置は、受信した紹介位置情報に決定することを示す決定情報、及び前記情報収集者を識別する識別情報を前記中央装置へ送信する手段を備え、
    前記中央装置は、
    前記記憶手段に記憶された紹介位置情報に決定することを示す決定情報、及び識別情報を受信する手段と、
    受信した決定情報に対応する紹介位置情報を決定位置情報として、受信した識別情報に関連付けて記憶手段に記憶する手段と、
    前記記憶手段に記憶された決定位置情報を、前記端末装置へ送信する手段とを備えることを特徴とする請求項2に記載の情報収集システム。
  4. 前記中央装置は、前記記憶手段に記憶された紹介位置情報を、前記端末装置以外の他の端末装置へ送信する手段を更に備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の情報収集システム。
  5. 前記端末装置又は前記他の端末装置は、受信した紹介位置情報に対応させて位置情報を前記中央装置へ送信する手段を備え、
    前記中央装置は、受信した位置情報を紹介位置情報として、前記位置情報に対応している紹介位置情報に関連付けて前記記憶手段に記憶されている識別情報に関連付けて記憶手段に記憶する手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の情報収集システム。
  6. 記憶手段を備え、
    情報収集者を識別する識別情報、及び情報収集のための検索キーを受信し、受信した検索キーに対応するウェブページデータの位置情報を外部へ送信する情報処理装置であって、
    受信した識別情報及び検索キーを関連付けて記憶手段に記憶する手段と、
    前記記憶手段に記憶された検索キーに対応するウェブページデータの位置情報を紹介位置情報として、前記記憶手段に記憶された識別情報に関連付けて記憶手段に記憶する手段と、
    前記記憶手段に記憶された紹介位置情報を外部へ送信する手段と、
    前記記憶手段に記憶された検索キーの個数を集計して、該検索キーを含む集計結果を外部へ送信する手段と、
    前記検索キーに対応した位置情報を受信する手段と、
    受信した位置情報を紹介位置情報として、前記検索キーに関連付けて前記記憶手段に記憶されている識別情報に関連付けて記憶手段に記憶する手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  7. 記憶手段を備えるコンピュータに、情報収集者を識別する識別情報、及び情報収集のための検索キーを受信させ、受信された検索キーに対応するウェブページデータの位置情報を外部へ送信させるためのコンピュータプログラムであって、
    コンピュータに、受信された識別情報及び検索キーを関連付けて記憶手段に記憶させるステップと、
    コンピュータに、前記記憶手段に記憶された検索キーに対応するウェブページデータの位置情報を紹介位置情報として、前記記憶手段に記憶された識別情報に関連付けて記憶手段に記憶させるステップと、
    コンピュータに、前記記憶手段に記憶された紹介位置情報を外部へ送信させるステップと、
    コンピュータに、前記記憶手段に記憶された検索キーの個数を集計して、該検索キーを含む集計結果を外部へ送信させるステップと、
    コンピュータに、前記検索キーに対応した位置情報を受信させるステップと、
    コンピュータに、受信された位置情報を紹介位置情報として、前記検索キーに関連付けて前記記憶手段に記憶されている識別情報に関連付けて記憶手段に記憶させるステップとを実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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