JP2004238048A - 生分解性の蓋材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、適宜の強度と剛性とを有する紙材料層2と、ポリヒドロキシブチレート(PHB )又はポリヒドロキシブチレート−ヴァリレート(P(3HB−3HV))を主成分とした、防湿性を有する生分解性樹脂層3と、適宜の強度と剛性とを有する紙材料層4と、熱融着性を有する生分解性樹脂層5とを、順に積層して構成した生分解性の蓋材である。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
黴や酵母や細菌などの微生物によって分解する紙積層材料製の、カップ状やトレー状などの紙容器に被せて熱融着する、円形状や角を丸めた長方形状などの、工程閉塞や熱融着障害などを起す恐れがない、防湿性が優れた地球環境に優しい生分解性の蓋材に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近の地球環境に係る廃棄物処理問題に関連して、黴や酵母や細菌などの微生物によって分解して、そのまま土壌に帰化する各種の生分解性樹脂が、特に農業園芸用や包装材料用などとして、市販実用化されつつある。
【0003】
すなわち、従来から一般に広く用いられている、適宜の強度と剛性とを有する紙材料層2の内面側に、図2Bに示すポリエチレンやポリプロピレンなどの、耐水性や防湿性などが優れた熱融着性樹脂層7を積層して構成した、カップ状やトレー状などの紙容器に被せて熱融着する、図2Aに示す円形状や図示していない角を丸めた長方形状などの蓋材31において、図2Bに示す熱融着性樹脂層7に替えて、黴や酵母や細菌などの微生物によって分解する、図2Cに示す水蒸気遮断性が優れたポリヒドロキシブチレート(PHB )又はポリヒドロキシブチレート−ヴァリレート(P(3HB−3HV))を主成分とした、耐水性や防湿性などと熱融着性とを有する生分解性樹脂層3を積層して構成した、円形状や角を丸めた長方形状などの蓋材31が、試験的に実用化されている。
【0004】
なお、黴や酵母や細菌などの微生物によって分解する、ポリエステル(PET )系やポリ乳酸(PLA )系やでんぷん系などの各種の生分解性樹脂については、包装材料用として最低必要な、耐水性と熱融着性とは有しているものの、唯一水蒸気遮断性が優れたポリヒドロキシブチレート(PHB )又はポリヒドロキシブチレート−ヴァリレート(P(3HB−3HV))を除いて、水蒸気遮断性やガス遮断性などが優れた生分解性樹脂は、現在は開発実用化されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、試験的に実用化されている蓋材31を構成する、図2Cに示すポリヒドロキシブチレート(PHB )又はポリヒドロキシブチレート−ヴァリレート(P(3HB−3HV))を主成分とした生分解性樹脂層3については、蓋材31用として必要な、耐水性や防湿性などと熱融着性とを有しているものの、徐々に結晶化して硬化する性質があるために、適宜の強度と剛性とを有する紙材料層2の内面側に積層した後に、紙材料層2のカールや生分解性樹脂層3の融点の上昇( 140℃以上)を起し易いことが問題であって、カップ状やトレー状などの紙容器に被せて熱融着する工程で、紙材料層2のカールが原因で工程閉塞などを起すことが多くて、また生分解性樹脂層3の融点の上昇が原因で熱融着障害などを起すことが多かった。
【0006】
そこで、本願の生分解性の蓋材の発明者らは、それぞれ適宜の強度と剛性とを有する紙材料層2と紙材料層4との間に、図2Cに示すポリヒドロキシブチレート(PHB )又はポリヒドロキシブチレート−ヴァリレート(P(3HB−3HV))を主成分とした生分解性樹脂層3を、挟んで積層することによって、前述したカールや融点の上昇を起し易い問題を解決したものである。
【0007】
すなわち、本発明の目的は、黴や酵母や細菌などの微生物によって分解する紙積層材料製の、カップ状やトレー状などの紙容器に被せて熱融着する、円形状や角を丸めた長方形状などの蓋材21であって、防湿性を有する生分解性樹脂層3のカールや融点の上昇が原因で、工程閉塞や熱融着障害などを起す恐れがない、防湿性が優れた地球環境に優しい生分解性の蓋材を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の生分解性の蓋材は、図1A ,Cに示すように、黴や酵母や細菌などの微生物によって分解する紙積層材料製の、円形状や角を丸めた長方形状など( 図1Aでは円形状 )の蓋材21であって、適宜の強度と剛性とを有する紙材料層2と、ポリヒドロキシブチレート(PHB )又はポリヒドロキシブチレート−ヴァリレート(P(3HB−3HV))を主成分とした、防湿性を有する生分解性樹脂層3と、適宜の強度と剛性とを有する紙材料層4と、熱融着性を有する生分解性樹脂層5とを、順に積層して構成したことを特徴とする生分解性の蓋材である。
【0009】
本発明の生分解性の蓋材においては、適宜の強度と剛性とを有する紙材料層2と、ポリヒドロキシブチレート(PHB )又はポリヒドロキシブチレート−ヴァリレート(P(3HB−3HV))を主成分とした、防湿性を有する生分解性樹脂層3と、適宜の強度と剛性とを有する紙材料層4と、熱融着性を有する生分解性樹脂層5とを、順に積層して、図1Cに示す紙積層材料を構成したことによって、ポリヒドロキシブチレート(PHB )又はポリヒドロキシブチレート−ヴァリレート(P(3HB−3HV))を主成分とした、防湿性を有する生分解性樹脂層3が、徐々に結晶化して硬化して、紙積層材料にカールを起そうとしても、それぞれ適宜の強度と剛性とを有する紙材料層2と紙材料層4との間に、この防湿性を有する生分解性樹脂層3を挟んで積層したために、紙材料層2と紙材料層4との剛性などのバランスでカールを起し得ないものであって、図1Bに示すカップ状や図示していないトレー状などの紙容器22に被せて熱融着する工程で、防湿性を有する生分解性樹脂層3のカールが原因で、工程閉塞などを起す恐れがない生分解性の蓋材を提供することができる。
【0010】
また、本発明の生分解性の蓋材においては、前述と同様に順に積層して、図1Cに示す紙積層材料を構成したことによって、ポリヒドロキシブチレート(PHB )又はポリヒドロキシブチレート−ヴァリレート(P(3HB−3HV))を主成分とした、防湿性を有する生分解性樹脂層3が、徐々に結晶化して硬化して、紙材料層2と紙材料層4との間で融点の上昇を起したとしても、この紙材料層4の内面側に積層した生分解性樹脂層5が、熱融着性を有しているために、カップ状やトレー状などの紙容器22に被せて熱融着する工程で、防湿性を有する生分解性樹脂層3の融点の上昇が原因で、熱融着障害などを起す恐れがない生分解性の蓋材を提供することができる。
【0011】
加えて、本発明の生分解性の蓋材は、前述した図1A ,Cに示す生分解性の蓋材において、図1Dに示すように、適宜の強度と剛性とを有する紙材料層4の表面側又は内面側( 図1Dでは表面側 )に、生分解性を有する黒色インキ層6を設けたことを特徴とする生分解性の蓋材である。
【0012】
本発明の生分解性の蓋材においては、前述した生分解性の蓋材( の図1Cに示す紙積層材料 )において、適宜の強度と剛性とを有する紙材料層4の表面側又は内面側に、生分解性を有する黒色インキ層6を設けたことによって、カップ状やトレー状などの、菓子や食品や飲料などを収容した紙容器22に被せて熱融着して、紫外線などを遮断することができるために、収容物の品質劣化などを起す恐れがない生分解性の蓋材を提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の生分解性の蓋材における、適宜の強度と剛性とを有する紙材料層2 ,紙材料層4については、通常の純白ロール紙や未晒し紙や上質紙などの、それぞれ30〜100g/m2 程度の、坪量( 厚さ )が同一の又は異なった紙材料層2と紙材料層4とを、特に制約なく積層することができる。
【0014】
また、本発明の生分解性の蓋材における、防湿性を有する生分解性樹脂層3については、市販のバイオポール( 商品名 ,イギリスICI社製 )やビオグリーン( 商品名 ,三菱ガス化学(株)製 )などの、5重量%程度のポリカプロラクトン(PCL ,改質材 )を含有した水蒸気遮断性が優れたポリヒドロキシブチレート(PHB )又はポリヒドロキシブチレート−ヴァリレート(P(3HB−3HV))の、50〜80μm程度の生分解性樹脂層3を、通常のウレタン系の接着剤を用いる方法や熱溶融して押出す方法などで、前述した紙材料層2と紙材料層4との間に挟んで積層することができる。
【0015】
なお、前述したバイオポールやビオグリーンなどの生分解性樹脂層3については、5〜25重量%の、水蒸気遮断性やガス遮断性などが優れたポリエステル(PET )やポリアミド(Ny)などを混練( 25重量%を超えると分解せずに残る恐れがある )して、防湿性を有する生分解性樹脂層3の耐水性や防湿性などを補強改良して、また5〜25重量%の、後述する耐水性と熱融着性とを有する生分解性樹脂を混練( 25重量%を超えると防湿性が低下する恐れがある )して、防湿性を有する生分解性樹脂層3の結晶化して硬化する性質を緩和して、それぞれ紙材料層2と紙材料層4との間に挟んで積層することもできる。
【0016】
さらに、本発明の生分解性の蓋材における、熱融着性を有する生分解性樹脂層5については、市販のエコフレックス( 商品名 ,ドイツBASF社製 )やエンポール( 商品名 ,IRE化学(株)製 )などの、前述した耐水性と熱融着性とを有するでんぷん系やポリエステル(PET )系などの、25〜40μm程度の生分解性樹脂層5を、通常のウレタン系の接着剤を用いる方法や熱溶融して押出す方法などで、前述した紙材料層4の内面側に積層することができる。
【0017】
またさらに、本発明の生分解性の蓋材における、生分解性を有する黒色インキ層6については、市販のバイオカラー( 商品名 ,東洋インキ製造(株)製 )やリオフレッシュ( 可食インキ ,東洋FCC(株)製 )などの、紫外線などの遮断性を有する有機メラニン系などの黒色の、5g/m2.dry程度の黒色インキ層6を、通常のシルクスクリーン印刷や樹脂グラビア印刷などで、前述した紙材料層4の表面側又は内面側に設けることができる。
【0018】
【実施例】
図1Aは、本発明の実施例における、生分解性の蓋材の平面図であって、図1C ,Dは、生分解性の蓋材の断面説明図である。
【0019】
すなわち、表面に美麗な印刷をした上質紙60g/m2 の、適宜の強度と剛性とを有する紙材料層2と、5重量%のポリカプロラクトン(PCL )を含有した水蒸気遮断性が優れたポリヒドロキシブチレート(PHB)(ビオグリーン ,三菱ガス化学(株)製 )60μmの、防湿性を有する生分解性樹脂層3と、未晒し紙40g/m2 の、適宜の強度と剛性とを有する紙材料層4と、耐水性と熱融着性とを有する脂肪族ポリエステル( エンポールG5000 ,IRE化学(株)製 )50μmの、熱融着性を有する生分解性樹脂層5とを、紙材料層2と紙材料層4との間と紙材料層4の内面側とに、それぞれ生分解性樹脂層3と生分解性樹脂層5とを熱溶融して押出す方法( タンデムエクストルーダーと通称する )で順に積層して、黴や酵母や細菌などの微生物によって分解する、図1Cに示す紙積層材料を作製した。
【0020】
また、前記の未晒し紙40g/m2 の、適宜の強度と剛性とを有する紙材料層4の表面側に、紫外線などの遮断性を有する有機メラニン系の可食インキ( リオフレッシュ ,東洋FCC(株)製 )5g/m2.dryの、生分解性を有する黒色インキ層6を、通常のシルクスクリーン印刷で設けて、前述と同様に紙材料層2と紙材料層4との間と紙材料層4の内面側とに、それぞれ生分解性樹脂層3と生分解性樹脂層5とを熱溶融して押出す方法で順に積層して、黴や酵母や細菌などの微生物によって分解する、図1Dに示す紙積層材料を作製した。
【0021】
次に、通常の打抜型を用いた打抜工程で、図1Cに示す紙積層材料を用いて、図1Aに示すつまみb付の81mmφの円板状の蓋材21を作製して、図1Cと同様の紙積層材料で作製した口径が81mmφ( 底径65mmφ )で高さが100mmの、図1Bに示すカップ状の紙容器22のフランジaに、この円板状の蓋材21を被せて熱融着したところ、紙積層材料のカールが原因の、被せて熱融着する工程の閉塞などが全くなくて、また生分解性樹脂層3の融点の上昇が原因の、熱融着障害などが全く認められない、モコン法による水蒸気透過率が30g/m2.dayの、防湿性が優れた生分解性の蓋材を得ることができた。
【0022】
また、通常の打抜型を用いた打抜工程で、図1Dに示す紙積層材料を用いて、図1Aに示すつまみb付の81mmφの円板状の蓋材21を作製して、同様に図1Bに示すカップ状の紙容器22のフランジaに、この円板状の蓋材21を被せて熱融着したところ、同様に被せて熱融着する工程の閉塞や熱融着障害などが全く認められない、全光線透過率が0.3%以下であって、モコン法による水蒸気透過率が30g/m2.dayの、遮光性と防湿性とが優れた生分解性の蓋材を得ることができた。
【0023】
続いて、図1Bに示すカップ状の紙容器22に、菓子や食品や飲料などを収容して、図1Cに示す紙積層材料で作製した円板状の蓋材21を被せて、また図1Dに示す紙積層材料で作製した円板状の蓋材21を被せて、それぞれ熱融着して密封した後に、研究所の庭の土壌( 深さ5cm )に埋めて放置したところ、3ヶ月が経過した後には、印刷をするなどした紙材料層2 ,紙材料層4の痕跡が、僅かに残っているものの、生分解性樹脂層3 ,生分解性樹脂層5 ,黒色インキ層6については、収容した菓子や食品や飲料などとともに、完全に分解して土壌に帰化して消滅する、地球環境に優しい生分解性の蓋材を得ることができた。
【0024】
なお、本実施例に対する比較例として、印刷をした上質紙81g/m2 の、適宜の強度と剛性とを有する紙材料層2と、実施例と同一の5重量%のポリカプロラクトン(PCL )を含有した水蒸気遮断性が優れたポリヒドロキシブチレート(PHB)60μmの、耐水性や防湿性などと熱融着性とを有する生分解性樹脂層3とを、紙材料層2の内面側に、生分解性樹脂層3を熱溶融して押出す方法で積層して、図2Cに示す紙積層材料を作製した後に、実施例と同一の打抜型を用いた打抜工程で、図2Aに示すつまみb付の81mmφの円板状の蓋材31を作製して、同様に図1Bに示すカップ状の紙容器22のフランジaに、この円板状の蓋材31を被せて熱融着したところ、耐水性や防湿性などと熱融着性とを有する生分解性樹脂層3が結晶化して硬化する性質があるための、紙材料層2に発生したカールが原因で、被せて熱融着する工程の閉塞などが多く発生して、また生分解性樹脂層3の融点の上昇が原因で、被せて熱融着する工程で熱融着障害などが多く発生して、実際に用いることができる生分解性の蓋材は得られなかった。
【0025】
【発明の効果】
以上、実施例ほかに示すとおり、本発明の生分解性の蓋材においては、黴や酵母や細菌などの微生物によって分解する紙積層材料製の、カップ状やトレー状などの紙容器に被せて熱融着する、円形状や角を丸めた長方形状などの蓋材21であって、防湿性を有する生分解性樹脂層3のカールや融点の上昇が原因で、工程閉塞や熱融着障害などを起す恐れがない、遮光性と防湿性とが優れた地球環境に優しい生分解性の蓋材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における、図1Aは、生分解性の蓋材の平面図であって、図1C ,Dは、生分解性の蓋材の断面説明図である。
【図2】従来又は比較例における、図2Aは、蓋材31の平面図であって、図2B ,Cは、蓋材31の断面説明図である。
【符号の説明】
2 ,4 …紙材料層
3 …防湿性を有する生分解性樹脂層
5 …熱融着性を有する生分解性樹脂層
6 …黒色インキ層
7 …熱融着性樹脂層
21 ,31 …蓋材
22 …紙容器
a …フランジ
b …つまみ
Claims (2)
- 適宜の強度と剛性とを有する紙材料層2と、ポリヒドロキシブチレート(PHB )又はポリヒドロキシブチレート−ヴァリレート(P(3HB−3HV))を主成分とした、防湿性を有する生分解性樹脂層3と、適宜の強度と剛性とを有する紙材料層4と、熱融着性を有する生分解性樹脂層5とを、順に積層して構成したことを特徴とする生分解性の蓋材。
- 請求項1に記載の生分解性の蓋材において、適宜の強度と剛性とを有する紙材料層4の表面側又は内面側に、生分解性を有する黒色インキ層6を設けたことを特徴とする生分解性の蓋材。
Priority Applications (1)
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JP2003030538A JP2004238048A (ja) | 2003-02-07 | 2003-02-07 | 生分解性の蓋材 |
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JP2003030538A JP2004238048A (ja) | 2003-02-07 | 2003-02-07 | 生分解性の蓋材 |
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2003
- 2003-02-07 JP JP2003030538A patent/JP2004238048A/ja active Pending
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