JP2004237432A - インターネットを使ったロボット用プログラムおよびコンテンツを含むロボット番組の配信方法 - Google Patents

インターネットを使ったロボット用プログラムおよびコンテンツを含むロボット番組の配信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】家庭用ロボットのエンタテインメント性を向上するために、テレビのチャンネルを選ぶような手軽さで、いつでも最新の番組を楽しむことが出来る様にする、ロボット番組配信方法ならびに課金方法を提案する。
【解決手段】インターネットを使ったロボット用プログラムおよびコンテンツの配信方法において、ロボット用の動作プログラムやコンテンツを含むロボット番組を、家庭用のロボットを使った手軽な操作のみで選択し、インターネット上のサーバーから自動的にダウンロードして、実行できるようにした。また、その際、ダウンロードしたデータ量に応じて使用者に課金できる方法を提供した。また、複数台の家庭用ロボット間でインターネットを使ったコミュニケーションゲームを楽しめるようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インターネットに接続された家庭用ロボットまたは仮想ロボットで再生または実行可能な、プログラム、コンテンツ、コミュニケーションゲーム、企業広告を含むロボット番組を配信し、その利用者に課金する方法に関する
【0002】
【従来の技術】従来の家庭用ロボットは、多くが自律型であり、ロボットは内蔵されたプログラムに沿って自律的に動作したり、ロボットに備えられたタッチセンサーや内臓カメラ、距離センサーなどを通じて使用者とインタラクティブに情報交換することで、愛玩用のペットとしての動作を行ったり、使用者がロボットを無線LANカードなどでパソコンに接続してリモコン操縦を可能とし、ロボットを複数使っての競技をするなどの娯楽に使われている。
【0003】そして、そのプログラムはメモリーカードなどに記憶されていて、ロボットの筐体内に内蔵されている。そのため、使用者は、遊び方を変えるためにプログラムを変更する場合は、ロボットの電源を切り、メモリーカードを差し替えて、再度電源を入れるなどの操作が必要であった。
【0004】しかしながら、以上の従来技術によれば、使用者が所持するプログラムやコンテンツの数にも限りがあり、自動的に更新されるわけではないので、最新のプログラムやコンテンツがメモリーカードに記憶されているわけではなく、使用者がロボットを利用する場合に同じプログラムやコンテンツを何度も利用することになり、家庭用ロボットのエンターテインメント性を損ねる一因になっていて、より新しいプログラムやコンテンツを手軽に入手する方法が求められている。
【0005】また、従来、パソコンなどを通じてインターネットに接続されたロボットが有っても、それにコンテンツやプログラムをダウンロードするには、間にあるパソコンなどを操作する必要があったり、メモリーカードをコピーしたり、無線LANカードを設定するなどの操作が必要で、テレビやラジオ番組を聴く場合のように、電源スイッチを入れて、リモコンでチャンネルを設定すればすぐに番組を楽しめると言うような手軽なものではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明の主たる目的は、ニュースや流行音楽、ロボット用アプリケーションソフトウェア、コミュニケーションゲーム、企業広告、を含むプログラムやコンテンツなどの最新のロボット番組を、家庭用ロボットまたは仮想ロボットの使用者がロボットのタッチセンサーに触れるなどの方法で、テレビのチャンネルを選ぶような手軽さで選択することで、インターネットに接続されたサーバーに蓄えられたロボット番組をすぐに楽しむことが出来るようにることと、ロボット番組利用者に対する課金の方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、インターネット接続手段、使用者に情報を伝えるための情報表示手段、スピーカーによる音響再生手段、使用者の情報や操作要求を受け取るための情報入力手段としてのセンサー部、その情報を処理する手段、四肢と関節または車輪による移動手段を備える家庭用ロボットと、前記ロボットの数に対応する数のロボットサービスプログラムと、前記ロボット用の動作プログラムやコンテンツを含むロボット番組を備えたインターネットに接続されたサーバーからなる、ロボット用プログラムおよびコンテンツの配信方法であって、前記家庭用ロボットは使用者の操作要求や情報を受け付けるステップと、内部の情報処理手段で処理をするステップ、処理された操作要求をインターネットを通じて前記サーバーに送出するステップ、前記サーバーは、前記ロボットからの操作要求を受け取り処理をするステップと、サーバーに保存されていた前記ロボット用の動作プログラムやコンテンツを含む前記ロボットに送るデータ転送命令を作成するステップと、そのデータ転送命令を受けた前記家庭用ロボットが、ロボット動作を実行し、情報表示手段に表示し、音響再生手段で再生するステップを含むことを特徴とするインターネットを使ったロボット用プログラムおよびコンテンツの配信方法である。
【0008】また他の発明は、前記サーバーが、複数の前記家庭用ロボットからの情報や操作要求を受け取り処理するステップと、その複数の情報や操作要求を元に、操作要求元とデータ転送命令の実行対象に対応するロボットサービスプログラムが相互に情報の交換をするステップと、その情報を元にデータ転送命令の実行対象に当たる前記ロボットに対して送るデータ転送命令を作成するステップとを有することを特徴とする、インターネットを使ったロボット用プログラムおよびコンテンツの配信方法である。
【0009】また他の発明は、前記サーバー上のロボットサービスプログラムがロボットの感情、性格、成長度などのパラメーター、過去に実行されたコンテンツやプログラムの履歴に対応するデータベースを持ち、そのデータベースと操作要求に応じて処理を決定するステップを有することを特徴とする、インターネットを使ったロボット用プログラムおよびコンテンツの配信方法である。
【0010】また他の発明は、前記サーバーが、前記家庭用ロボットに供給するロボット用プログラムおよびコンテンツを含むロボット番組のデータ量に応じた課金を行う方法として、前記家庭用ロボットに内蔵された携帯電話インターフェースやPHSインターフェースの利用料の一部として、前記ロボットの利用者に課金するステップを有することを特徴とする、インターネットを使ったロボット用プログラムおよびコンテンツの配信方法である。
【0011】
【作用】例えば、家庭用ロボットの使用者が、ニュース番組や流行音楽を聴きたいと思った場合、ロボットのタッチセンサーで希望するチャンネルを選ぶと、例えば流行音楽ならロボットがそのスピーカーから音楽を再生するとともに、歩いたりダンスをしたりのエンターテインメントを繰り広げてくれ、使用者は、耳ばかりでなく、目でもそれを楽しむことが出来るようになる。それによりロボットの使用者は、より日常的にロボットを愛用することが期待され、ロボット番組を利用する回数が増える事が期待される。
【0012】また、ロボット番組のコミュニケーションゲームを利用することで、ロボット同士がインターネットを通じてコミュニケーションをとることが可能になり、ロボット同士が情報を交換することで、使用者同士でゲームをすることが可能になるので、ロボット使用者同士が友人になったり、同好会を作ったり、地方に在住する家族と都市に在住する家族などの間でのメッセージのやり取りをするなど、ロボットの動作つきの表現によるコミュニケーションゲームを楽しむことが出来るようになる。それによりロボットの使用者は、より日常的にロボットを愛用することが期待され、ロボット番組を利用する回数が増える事が期待される。
【0013】また、ロボットの使用者がロボット番組を利用した場合に、利用したデータ量に応じてサーバー提供会社が情報料を徴収する必要が生じるが、ロボットに内蔵するインターネット接続機能に、携帯電話やPHSのインターフェースを用いることで、携帯電話やPHSのインフラベンダーからデータ量に応じた料金を課金することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実施形態を詳述する。
この発明の一実施形態を、図1に示す。家庭用ロボット1は、インターネット接続インターフェース2を内蔵し、この例では携帯電話回線3を用いて携帯電話基地局4に接続され、そこからインターネット5に接続されている。サーバー6はインターネットに接続されている。
【0015】図2は家庭用ロボット1の回路ブロック図をあらわしている。内部バス11に、情報を処理するためのCPU12、メインメモリー13が接続され、ロボット全体に電源を供給するための電池及び充電回路14がある。メモリーカードスロット15は、ネットワークを使わずオフラインでロボットを使うときにアプリケーションソフトウェアなどを供給するときや、カメラ16で撮影した画像を保存するときなどに使われる。
【0016】LCD、LED情報表示部17は、ロボットの内部状態やインターネットから提供されるロボット番組の内容を表示したりする。関節または車輪インターフェース18は、四肢19、頭部20、耳21、尻尾22などの各関節をCPU12からの操作で動作させるためのインターフェースである。オーディオインターフェース23はインターネットから送られてくる音響データを受けてスピーカー24で再生し、また、内臓マイク25で受けた音響信号を処理してデータとしてメインメモリー13に蓄える。
【0017】センサーインターフェース26は頭部タッチセンサー27と背部タッチセンサー28を通じてロボット使用者がロボットに与える要求や選択内容、カメラ16より得られる画像データなどをメインメモリー13に蓄える。
【0018】ロボットがサーバー6とのデータ通信を行う場合、携帯電話またはPHSインターフェース29と携帯電話基地局4を通じてTCP/IP通信などで行うことが可能である。近年、携帯電話またはPHSインターフェース29としては、ノートパソコン用の小型のメモリーカードタイプのものが実用されており、小型の家庭用ロボットに内蔵することも容易である。
【0019】図3は家庭用ロボットの外観をあらわしている。この場合は、4足型の動物タイプを表しているが、2足型の人型でも機能的にはまったく同様である。
頭部タッチセンサー27と背部タッチセンサー28はそれぞれ頭部と背部に取り付けられており、使用者はこれを触って操作することでロボットに指示を与えることが出来る。また、LCD、LED情報表示部17はロボットの腹部に設置されており、これにより使用者は、ロボット番組の内容やサーバー6からの各種情報を確認することが出来る。
【0020】図4は家庭用ロボットとサーバー6との間でなされる情報交換の手順を表す図である。家庭用ロボット1は内臓するインターネット接続インターフェース2を通じてインターネット5に接続されている。
【0021】ロボットの使用者がロボットを利用して何らかのロボット番組を楽しみたいと考えた場合、ロボットのLCD、LED情報表示部17に表示されたロボット番組のリストを見て、楽しみたい番組を選択する。例えば、4チャンネルの流行歌番組を聴きたい場合は、頭部20に設置されたタッチセンサー27に3回触れることで4チャンネルを選び、選択したことを意思表示するために、ロボットの背中に設置されたタッチセンサー28に触れる。(ステップSP1)
【0022】これを処理して(ステップSP2)チャンネル選択を表す使用者の操作要求データ30がインターネットを通じてサーバー6に送られる。(ステップSP3)
【0023】サーバー6の内部では、そのロボットに対応付けられたロボットサービスプログラム31がこれを受け取る。ロボットサービスプログラム31は、受け取った操作要求データ30がチャンネル選択信号であることを認識し、指定のチャンネルのコンテンツがコンテンツとプログラム32に蓄えられているか確認して、(ステップSP4)ロボットに番組転送可能であることを示すために命令データ33を送る。(ステップSP5)この命令データ33には転送可能な番組のより詳しい内容がデータとして含まれている。
【0024】家庭用ロボット1は、この命令データ33を受け取り、番組転送可能であることを認識し、LCD、LED情報表示部17に番組内容を表示するとともに、スピーカー24で転送可能であることを使用者に知らせる。
【0025】使用者がその番組転送を希望することを再度確認するために、背中に設置されたタッチセンサー28に触れると、再度、使用者の操作要求データ30が転送了承データとして送られる。
【0026】この転送了承データをロボットサービスプログラム31が受け取ると、ロボットサービスプログラムはコンテンツとプログラム31から該当する番組を取り出し、命令データ33として家庭用ロボット1に送る。
【0027】それを受けた家庭用ロボット1がそのプログラムを実行再生する。
【0028】この手順により、ロボット使用者は所望のロボット番組を楽しむことが出来る。
【0029】この場合の家庭用ロボットとサーバーの間での情報交換のフローチャートを図で表すと図5になる。
【0030】サーバー側処理手順34とロボット側処理手順35に分けて、順を追って説明すると、サーバー側はロボット側35がデータを受け取り可能であることが確認できると、ロボット番組の各チャンネルのタイトルをあらわすチャンネルデータ送出36をインターネットを通じてロボット側に行う。
【0031】ロボット側では、命令データ33Aとしてそれを受け取り、チャンネル表示37としてLCD、LED情報表示部17にその内容を表示する。
【0032】ロボットの使用者が、その内容を確認し、所望のチャンネルを決め、チャンネル選択確認38を行うと、操作要求データ30Aがサーバーに送られる。
【0033】サーバー側では選択確認受付39でそれを受け付けると、所望のチャンネルのデータがコンテンツとプログラム32に存在するかをチャンネルのデータチェック40で確認し、番組詳細データとして命令データ33Bを送る。
【0034】ロボット側ではそれを受け取り、番組詳細データ表示41をLCD、LED情報表示部17に表示する。
【0035】使用者がその内容を確認すると、データ転送了承42として、操作要求データ30Bがサーバー側に送付される。
【0036】サーバー側はそれを受け取ると、ロボット番組データを命令データ33Cに乗せて送る。
【0037】これを受け取ったロボット側はそのデータに従い、ロボットで再生44で、音楽を鳴らしたり、四肢を動かしてダンスを踊ったり、ロボット番組のコンテンツを再生、実行する。
【0038】図6は、ロボット番組の内容を表す例である。LCD、LED情報表示部17に表示される内容の例を表している。ここでは、番組の例として、ニュース、天気予報、教育、ヒット曲、落語、コミュニケーションゲームを表示してあり、それぞれに有料のコンテンツか無料のコンテンツかの表示も含んでいる。これに限らず多種な番組が提供可能である。また、それぞれの番組内にはスポンサーの宣伝広告のコンテンツも含まれている事がある。
【0039】図7は2台の家庭用ロボットでコミュニケーションゲームを行う場合に家庭用ロボットとサーバーとの間でなされる情報交換の手順を表す図である。
【0040】家庭用ロボット1A、1Bは、それぞれ、内臓するインターネット接続インターフェースを通じてインターネット5に接続されている。家庭用ロボット1Aの使用者がコミュニケーションゲームを行いたいと思った場合、コミュニケーションゲームを要求する操作要求データ30Cがサーバー6に送られる。
【0041】この後、ロボットとサーバーの間で行われるデータ転送手順のための情報のやり取りは基本的に図4、図5で説明してあるので、ここでは、主にロボット間での処理について説明する。
【0042】操作要求データ30Cはサーバー6の内部で、家庭用ロボット1Aに割り当てられたロボットサービスプログラム31Aで受け取られる。ロボットサービスプログラム31Aは、操作要求データ30Cを解析し、接続希望対象ロボットが明示されているかどうか確認する。接続希望対象ロボットが明示されている場合、その接続希望対象ロボットが現在接続されているかを確認するため、ロボットサービスプログラム31Aはデータ要求45をロボットサービスプログラム31Bに対し送付する。
【0043】ロボットサービスプログラム31Bは接続希望対象ロボットが現在接続中であれば、データ応答46を送る。
【0044】この手順で2台のロボットでの接続が確認され、以降ロボット間でのデータ交換が可能となる。ここでは、家庭用ロボット1Aから家庭用ロボット1Bに要求を出す場合を示したが、その逆もまったく同じであり、データ要求45とデータ応答46に所望のデータを含めれば、情報交換が任意の方向に可能であることは明白である。
【0045】このゲームを行うに先立って、図4、図7に示したようなデータ交換手順でロボット同士が接続されている必要があり、利用者同士が同一のロボット番組(この場合、コミュニケーションゲーム)を選んでおく必要があり、ロボット同士にはそのゲームを実行するためのプログラムがダウンロードされている必要があることは自明である。
【0046】しかし、もし一方のロボットのみがゲームを行う準備ができていた場合、一方のロボットから他方に準備をするように催促したり、強制的に準備をするような設定をあらかじめロボットにしておくことも可能である。
【0047】図8は、図7の情報交換の手順を用いて、コミュニケーションゲームを行う場合の例をフローチャートで表している。
【0048】メッセージ47で家庭用ロボット1Aが家庭用ロボット1Bにまず呼びかける。メッセージ48で家庭用ロボット1Bが返事をし、これからコミュニケーションが始まることを確認している。次に家庭用ロボット1Aが家庭用ロボット1Bに向かってどこにいるのかを確認している。
【0049】家庭用ロボットは携帯電話の回線を使っているので必ずしもいつも自宅にいるとは限らないので、場所を確認している。
メッセージ50で、家庭用ロボット1Bが現在の場所を返答し、メッセージ51で家庭用ロボット1Aが今度は、使用者のメッセージがないかを聞いている。家庭用ロボット1Bはあらかじめ録音してあった使用者のメッセージを家庭用ロボット1Aに送っている。家庭用ロボット1Aはそれを受け取り今度は自分の使用者のメッセージを家庭用ロボット1Bに送っている。
このようにロボット同士で、メッセージをやり取りしながら、先方の情報を取り出したり、こちらの情報を送ったりして、情報のやり取りをするゲームを楽しむことができる。これらのやり取りにより得られた情報は、LCD、LED情報表示部17に表示される内容を見て確認することもできるが、ロボットに内蔵されたスピーカーからロボットが読み上げることでより簡単にコミュニケーションを図ることができ、たとえば、老人同士など、機械の扱いになれていない方でも用意にコミュニケーションをとることが可能である。
【0050】図9は図4にあらわされているロボットサービスプログラム31が、各種の内部状態を持ちその状態に応じて命令データ33を作成する場合を示した図である。
【0051】ロボットの使用者からの操作要求データ30をロボットサービスプログラム31が受け取ると、パラメーター54や過去の実行履歴55を参照しながらロボットサービスプログラム31が命令データ33を作成する。(ステップSP11)
【0052】たとえば、パラメーター54には、ロボットの感情や性格、成長度、などがあり、使用者がヒットソングの番組を選んだ場合でもその使用者の年齢により再生する曲を変えるとか、日常の愛玩の具合によりロボットのパラメーターのひとつである機嫌がよい場合であれば、楽しい曲を再生するとか、使用者の状態や嗜好に合わせた選曲を行うこともできる。
【0053】また、過去の実行履歴55を参照して、最近再生した曲は再生しないようにするとか、前回途中キャンセルされた曲は嗜好に合わないと判断して再生しないとかの判断をすることもできる。
【0054】また、自動起動プログラム56を使い、あらかじめセットした時間に自動的に自動起動データ57がロボットサービスプログラムに与えられるようにすれば、たとえば朝の決まった時間に目覚まし機能としてロボットが音楽を鳴らしたりすることが出来る。
【0055】このように今現在受けている操作要求だけでなく、パラメータ54や過去の実行履歴55、自動起動データ57を判断材料として利用することで、ロボットサービスプログラム31はよりユーザーのニーズに的確に答えた命令データ33を家庭用ロボットに対して送ることができるようになる。
【0056】図10は、仮想ロボットの構成を示した図である。これにより、家庭用ロボットが無い家庭でも、その変わりに、パソコンや携帯電話端末の画面やスピーカーで、家庭用ロボットの代わりをさせることができる。
【0057】仮想ロボットプログラム58は、パソコンや携帯電話端末で実行されていて、家庭用ロボットの代わりに実際のロボットと同じように見える画像と図6と同じロボット番組の内容を表す絵が、表示画面59に表示される。
【0058】その使用者はキーボード60を使いロボットに何をさせたいかを選択処理し、(ステップSP9)サーバー6に対し操作要求データ30を送ることができる。(ステップSP10)その送出するデータフォーマットは家庭用ロボットが送り出すデータとまったく同じである。
【0059】そのためサーバー側は、家庭用ロボットの場合とまったく同じにその操作要求データに対する処理を行い、命令データ33を送り返してくる。
【0060】その結果として、仮想ロボットプログラム58は表示画面59にあらわされているロボットを動かしたり、音楽をスピーカー61を使って再生したりされる。(ステップSP11)
【0060】図11はロボット番組の利用料に応じて使用者に課金する方法をあらわしている。図4ないし図5で使用者がロボット番組を利用した場合、ロボット番組のコンテンツを含んだ命令データ33が家庭用ロボットに、携帯電話基地局4を通じて送られる。この際に送られたデータ量に応じて課金することが可能である。(ステップSP12)
【0061】なお、上述の実施形態では、ロボットが4足型である場合を説明したが、2足型である場合でもまったく同様に考えることが出来る。
【0062】また、上述の実施形態では、携帯電話電話インターフェースを用いる場合を説明したが、PHSインターフェースを用いる場合でもまったく同様に考えることが出来る。
【0063】また、コミュニケーションゲームで扱う情報に、カメラ画像データや、音声データなどを用いる場合でもまったく同様に考えることが出来る。
【0064】また、上述の実施形態では、使用者の操作要求の選択にタッチセンサーを用いる場合を説明したが、リモコンを用いる場合でもまったく同様に考えることが出来る。
【0065】また、上述の実施形態では、情報表示にLCD、LEDディスプレーを用いる場合を説明したが、他のディスプレーを用いる場合でもまったく同様に考えることが出来る。
【0066】また、上述の実施形態では、仮想ロボットプログラムを実行させる環境として、パソコンを用いる場合を示したが、携帯電話端末を用いる場合でもまったく同様に考えることが出来る。
【0067】また、コミュニケーションゲームを行う際に、使用者同士がロボットを通じてインタラクティブに交互にステップを踏んで情報確認をしながら情報交換する場合でもまったく同様に考えることが出来る。
【0068】
【発明の効果】この発明によれば、家庭用ロボットの使用者がインターネットに接続されたサーバーに蓄えられたニュースや流行音楽、ロボット用アプリケーションソフトウェア、コミュニケーションゲーム、企業広告、を含むプログラムやコンテンツなどの最新のロボット番組を、テレビのチャンネルを選ぶような手軽さで、すぐに楽しむことが出来、また簡単かつ確実な方法でロボット番組利用者に対する課金をすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を表す図
【図2】家庭用ロボットの回路ブロック図
【図3】家庭用ロボットの外観をあらわしている図
【図4】家庭用ロボットとサーバーとの間でなされる情報交換の手順を表す図
【図5】家庭用ロボットとサーバーの間での情報交換のフローチャート図
【図6】ロボット番組の内容を表す例の図
【図7】2台の家庭用ロボットでコミュニケーションゲームを行う場合に家庭用ロボットとサーバーとの間でなされる情報交換の手順を表す図
【図8】図7の情報交換の手順を用いて、コミュニケーションゲームを行う場合の例を表すフローチャート図
【図9】ロボットサービスプログラムが、各種の内部状態に応じて命令データを作成する場合を示した図
【図10】仮想ロボットの構成を示した図
【図11】ロボット番組の利用料に応じて使用者に課金する方法をあらわした図
【符号の説明】
1 家庭用ロボット
2 インターネット接続インターフェース
3 携帯電話回線
4 携帯電話基地局
5 インターネット
6 サーバー
7 プロバイダー
8 回線
9 パソコン
10 携帯電話端末
11 内部バス
12 CPU
13 メインメモリー
14 電池および充電回路
15 メモリーカードスロット
16 カメラ
17 LCD、LED情報表示部
18 関節または車輪インターフェース
19 四肢
20 頭部
21 耳
22 尻尾
23 オーディオインターフェース
24 スピーカー
25 内臓マイク
26 センサーインターフェース
27 頭部タッチセンサー
28 背部タッチセンサー
29 携帯電話またはPHSインターフェース
30 操作要求データ
31 ロボットサービスプログラム
32 コンテンツとプログラム
33 命令データ
34 サーバー側処理手順
35 ロボット側処理手順
36 チャンネルデータ送出
37 チャンネル表示
38 チャンネル選択確認
39 選択確認受付
40 データチェック
41 番組詳細データ表示
42 データ転送了承
43 データ転送
44 ロボットで再生
45 データ要求
46 データ応答
47 メッセージ
48 メッセージ
49 メッセージ
50 メッセージ
51 メッセージ
52 メッセージ
53 メッセージ
54 パラメーター
55 過去の実行履歴
56 自動起動プログラム
57 自動起動データ
58 仮想ロボットプログラム
59 表示画面
60 スピーカー
61 マイク

Claims (7)

  1. インターネット接続手段、使用者に情報を伝えるための情報表示手段、スピーカーによる音響再生手段、使用者の情報や操作要求を受け取るための情報入力手段としてのセンサー部、その情報を処理する手段、四肢と関節または車輪による移動手段を備える家庭用ロボットと、前記ロボットの数に対応する数のロボットサービスプログラムと、前記ロボット用の動作プログラムやコンテンツを含むロボット番組を備えたインターネットに接続されたサーバーからなる、ロボット用プログラムおよびコンテンツの配信方法であって、前記家庭用ロボットは使用者の操作要求や情報を受け付けるステップと、内部の情報処理手段で処理をするステップ、処理された操作要求をインターネットを通じて前記サーバーに送出するステップを備え、前記サーバーは、前記ロボットからの操作要求を受け取り処理をするステップと、サーバーに保存されていた前記ロボット用プログラムおよびコンテンツを含む前記ロボットに送るデータ転送命令を作成するステップと、そのデータ転送命令を受けた前記家庭用ロボットが、ロボット動作を実行し、情報表示手段に表示し、音響再生手段で再生するステップを含むことを特徴とするインターネットを使ったロボット用プログラムおよびコンテンツの配信方法
  2. 前記家庭用ロボットに内蔵されるインターネット接続手段が、携帯電話インターフェースやPHSインターフェースであることを特徴とする、請求項1記載のインターネットを使ったロボット用プログラムおよびコンテンツの配信方法
  3. 前記サーバーが、複数の前記家庭用ロボットからの情報や操作要求を受け取り処理するステップと、その複数の情報や操作要求を元に、操作要求元とデータ転送命令の実行対象に対応するロボットサービスプログラムが相互に情報の交換をするステップと、その情報を元にデータ転送命令の実行対象に当たる前記ロボットに対して送るデータ転送命令を作成するステップとを有することを特徴とする、請求項1記載のインターネットを使ったロボット用プログラムおよびコンテンツの配信方法
  4. 前記サーバー上のロボットサービスプログラムがロボットの感情、性格、成長度などのパラメーター、過去に実行されたコンテンツやプログラムの履歴に対応するデータベースを持ち、そのデータベースと操作要求に応じて処理を決定するステップを有することを特徴とする、請求項1記載のインターネットを使ったロボット用プログラムおよびコンテンツの配信方法
  5. 前記サーバーが、操作要求を受け付け、データ転送命令、動作プログラムやコンテンツを含むロボット番組を送る対象として、内部に仮想ロボットプログラムとその動作結果表示手段を備えるインターネットに接続された携帯電話端末やパソコンを備え、前記携帯電話端末やパソコンは、使用者の操作要求や情報を受け付けるステップと、内部の情報処理手段で処理をするステップ、処理された情報をインターネットを通じて前記サーバーに送出するステップを備え、サーバーからのデータ転送命令に含まれるロボット用の動作プログラムやコンテンツを受け取って内部の仮想ロボットプログラムで実行してその動作結果を表示手段に送るステップを有する仮想ロボットを用いることを特徴とする、請求項1記載のインターネットを使ったロボット用プログラムおよびコンテンツの配信方法
  6. 前記サーバーが、前記家庭用ロボットに供給するロボット用プログラムおよびコンテンツを含むロボット番組のデータ量に応じた課金を行う方法として、前記家庭用ロボットに内蔵された携帯電話インターフェースやPHSインターフェースの利用料の一部として、前記ロボットの利用者に課金するステップを有することを特徴とする、請求項1、3、4及び5記載のインターネットを使ったロボット用プログラムおよびコンテンツの配信方法
  7. 前記家庭用ロボットは、使用者の操作要求を受け付ける手段として、リモコン装置を有し、使用者の操作要求や情報をリモコンから受け付けるステップを備えることを特徴とする、請求項1記載のインターネットを使ったロボット用プログラムおよびコンテンツの配信方法
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