JP2004235977A - 放送受信装置及び放送受信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明は、簡易な構成で複数のユーザにそれぞれ対応した設定内容で容易に起動させることを可能とした放送受信装置及び放送受信方法を提供することを目的としている。
【解決手段】リモートコントローラ15から入力された暗証番号が、不揮発メモリ20に登録された暗証番号に対応した状態で、受信ブロック12を起動させるとともに、受信ブロック12における受信履歴に関する情報を暗証番号に対応させて不揮発メモリ20に蓄積し、この蓄積された受信履歴に関する情報に基づいて受信ブロック12の起動時における設定内容を制御する。
【選択図】 図1
【解決手段】リモートコントローラ15から入力された暗証番号が、不揮発メモリ20に登録された暗証番号に対応した状態で、受信ブロック12を起動させるとともに、受信ブロック12における受信履歴に関する情報を暗証番号に対応させて不揮発メモリ20に蓄積し、この蓄積された受信履歴に関する情報に基づいて受信ブロック12の起動時における設定内容を制御する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばテレビジョン放送等を受信する放送受信装置及び放送受信方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、現状におけるテレビジョン受信装置は、リモートコントローラに設置された電源キーを操作することにより、電源電力の投入状態となって起動される。
【0003】
この場合、テレビジョン受信装置は、最後に電源が遮断される直前の設定内容をもって起動される。例えば、電源が遮断される直前に選局していたチャンネルを、自動的に選局するように起動される。
【0004】
このため、1台のテレビジョン受信装置を1人のユーザが専用に使用している場合には、テレビジョン受信装置は、電源が投入される毎に、そのユーザの設定した設定内容をもって起動されるので、ユーザにとって便利である。
【0005】
しかしながら、1台のテレビジョン受信装置を複数のユーザが共同で使用するような場合には、各ユーザは、電源を投入する毎に各種の設定内容を操作し直す必要が生じるため、取り扱いが不便になるという問題が生じる。
【0006】
特許文献1には、テレビジョン信号にデジタルコードを重畳して放送し、受信側で、予め登録した視聴者の固有コードと比較することにより、視聴者に適したテレビジョン信号を自動的に選局させる構成が開示されている。
【0007】
しかしながら、この特許文献1に記載された構成では、放送局側で、テレビジョン信号にデジタルコードを重畳して放送する必要があり、容易に実現することが困難で実用化し難いという不都合が生じる。
【0008】
【特許文献1】
特開平2002−57996号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので、簡易な構成で複数のユーザにそれぞれ対応した設定内容で容易に起動させることを可能とした放送受信装置及び放送受信方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る放送受信装置は、暗証番号を入力する入力手段と、複数の暗証番号を登録可能な登録手段と、この登録手段に登録された暗証番号と入力手段を介して入力された暗証番号との比較結果に基づいて起動が制御される放送受信手段と、この放送受信手段が起動された状態でその受信履歴に関する情報を取得し暗証番号に対応させて蓄積する蓄積手段と、この蓄積手段に蓄積された受信履歴に関する情報に基づいて放送受信手段の起動時における設定内容を制御する制御手段とを備えるようにしたものである。
【0011】
また、この発明に係る放送受信方法は、放送を受信して所定のチャンネルの信号を選局する選局手段と、この選局手段で選局された信号に所定の信号処理を施す信号処理手段とを備えた放送受信手段を有する放送受信装置を対象としている。そして、暗証番号を登録する工程と、暗証番号を入力する工程と、入力された暗証番号と登録された暗証番号との比較結果に基づいて放送受信手段の起動を制御する工程と、放送受信手段が起動された状態でその受信履歴に関する情報を取得し暗証番号に対応させて蓄積する工程と、蓄積された受信履歴に関する情報に基づいて放送受信手段の起動時における設定内容を制御する工程とを有するようにしたものである。
【0012】
上記のような構成及び方法によれば、入力された暗証番号と登録された暗証番号との比較結果に基づいて放送受信手段の起動を制御するとともに、放送受信手段の受信履歴に関する情報を暗証番号に対応させて蓄積し、この蓄積された受信履歴に関する情報に基づいて放送受信手段の起動時における設定内容を制御するようにしたので、簡易な構成で複数のユーザにそれぞれ対応した設定内容で容易に起動させることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、この実施の形態で説明するテレビジョン受信装置を示している。このテレビジョン受信装置は、待機用ブロック11と受信ブロック12との2つのブロックに大別される。
【0014】
このうち、待機用ブロック11は、プラグ13を介して得られる電源電力が常時供給されて、起動状態となっている。また、受信ブロック12は、電源スイッチ14がオンされた状態で、プラグ13から得られる電源電力が供給され起動状態となる。
【0015】
ここで、待機用ブロック11は、リモートコントローラ15から光送信される操作情報を受信する受信部16と、この受信部16で受信した操作情報を解析して、対応する制御信号を発生するマイクロコンピュータ17と、時間を計測するタイマ18とから構成されている。
【0016】
そして、上記電源スイッチ14は、リモートコントローラ15の電源キーが操作されたとき、その操作情報を受けたマイクロコンピュータ17によってオン状態に制御される。
【0017】
次に、上記受信ブロック12は、CPU(Central Processing Unit)19を備えている。このCPU19には、待機用ブロック11を構成するマイクロコンピュータ18から出力された制御信号と、タイマ18によって計測された時間情報とが供給されるようになっている。
【0018】
このCPU19は、不揮発メモリ20に圧縮して記録されたプログラムを、主記憶メモリ21に展開したプログラムに基づいて、必要に応じて時間情報等も利用いて、マイクロコンピュータ18から出力される制御信号、つまり、ユーザの操作を反映させるように受信ブロック12を統括的に制御している。
【0019】
すなわち、アンテナ22で受信されたテレビジョン信号は、チューナ部23に供給されて所望のチャンネルの映像信号及び音声信号が選局される。このチューナ部23で選局された映像及び音声信号は、CPU19を介して信号処理部24に供給されて復調される。
【0020】
そして、この信号処理部24で復調された映像信号は、モニタ25に供給されて映像表示される。また、信号処理部24で復調された音声信号は、スピーカ26に供給されて音声再生される。
【0021】
図2は、上記リモートコントローラ15に設置された操作キーの一例を示している。すなわち、前述した電源キー15aと、入力切替キー15bと、1〜12までの数字キー15cと、設定メニューキー15dと、受信チャンネルのアップ/ダウンキー15eと、音量のアップ/ダウンキー15fとを有している。
【0022】
ここで、このテレビジョン受信装置は、不特定のユーザが使用可能な共通モードと、予め登録した特定のユーザ(複数でもよい)のみが暗証番号を入力することで使用可能となる個人モードとを有し、共通モード、個人モード、または、両方のモードを設定可能となっている。
【0023】
そして、共通モードと個人モードとにおいて、それぞれ、その設定内容を蓄積したデータベースが作成されている。特に、個人モードでは、登録した複数のユーザ毎に、それぞれ、その設定内容を蓄積したデータベースが作成される。これらのデータベースは、不揮発メモリ20に記録されている。
【0024】
この設定内容としては、例えば、視聴したチャンネルの履歴(選局したチャンネル番号、視聴開始/終了時刻、視聴開始/終了曜日等)、ペアレンタルロックのレベル、音声調整用の各種パラメータ及び映像調整用の各種パラメータ等の項目があり、変更される毎に自動的にデータベースに蓄積される。
【0025】
なお、電源スイッチ14がオン状態からオフ状態に切り替えられたときには、その切り替え時刻を視聴終了時刻、視聴終了曜日とする。また、電源スイッチ14がオン状態で、プラグ13が強制的にコンセントから抜かれて電源断状態となった場合には、次に受信ブロック12に電源が供給されたときの時刻を、視聴終了時刻、視聴終了曜日とする。
【0026】
ここで、図3及び図4は、テレビジョン受信装置を共通モード、個人モード、または、両方のモードに設定する動作をまとめたフローチャートを示している。このモード設定動作は、例えば、テレビジョン受信装置を購入して初めて電源スイッチ14をオンにした場合、プラグ14がコンセントに挿入される毎、ユーザがモード設定を行なうためのメニュー画面をモニタ25に表示させる操作を行なった場合等に実現することができる。
【0027】
まず、モード設定が開始(ステップS1)されると、CPU19は、ステップS2で、モニタ25に「個人登録しますか?」のメッセージを表示させ、ステップS3で、個人登録を「する(YES)」か「しない(NO)」かの入力を受け付ける状態となった後、ステップS4で、いずれが入力されたかを判別する。
【0028】
この場合、例えば、個人登録を「する(YES)」の情報は、リモートコントローラ15の入力切替キー15bを操作してチャンネルアップキー15eを操作することにより入力される。また、個人登録を「しない(NO)」の情報は、リモートコントローラ15の入力切替キー15bを操作してチャンネルダウンキー15eを操作することにより入力される。
【0029】
そして、ステップS4で個人登録を「しない(NO)」と判断された場合、CPU19は、ステップS5で、自動的に共通モードに設定して、モード設定動作を終了する。
【0030】
また、ステップS4で個人登録を「する(YES)」と判断された場合、CPU19は、ステップS6で、規定の桁数の暗証番号の受け付ける状態となり、ステップS7で、入力された暗証番号が既に登録済みの番号と重複しているか否かを判別する。
【0031】
そして、ステップS7で暗証番号が登録済みの番号と重複していると判断された場合(YES)、CPU19は、ステップS8で、モニタ25に「重複しているため登録できません」のメッセージを表示させて、ステップS6の処理に移行される。
【0032】
また、ステップS7で暗証番号が登録済みの番号と重複していないと判断された場合(NO)、CPU19は、ステップS9で、入力された暗証番号を不揮発メモリ20に記録し、ここに、個人登録が完了される。
【0033】
さらに、CPU19は、ステップS10で、モニタ25に「共通モードで起動することを許可しますか?」のメッセージを表示させ、ステップS11で、「許可する」か「許可しない」かの入力を受け付ける状態となり、ステップS12で、入力された結果を不揮発メモリ20に記録する。
【0034】
この場合、「許可する」が入力されれば、個人モードと共通モードとの両方が設定されることになり、「許可しない」が入力されれば、個人モードのみが設定されることになる。
【0035】
その後、CPU19は、ステップS13で、モニタ25に「共通モードで起動したときに個人登録の追加を許可しますか?」のメッセージを表示させ、ステップS14で、「許可する」か「許可しない」かの入力を受け付ける状態となり、ステップS15で、入力された結果を不揮発メモリ20に記録して、モード設定動作を終了(ステップS16)する。
【0036】
次に、図5及び図6は、上記のようにモード設定がなされたテレビジョン受信装置の動作をまとめたフローチャートを示している。まず、開始(ステップS17)されると、マイクロコンピュータ17は、ステップS18で、リモートコントローラ15のいずれかのキーが操作されるのを待ち、操作されたと判断された場合(YES)、電源スイッチ14をオン状態に制御する。
【0037】
すると、受信ブロック12に電源電力が供給されるので、CPU19は、ステップS19で、数字キー15cが操作されたか否かを判別する。そして、数字キー15cが操作されたと判断された場合(YES)、CPU19は、ステップS20で、入力された番号が規定の桁数に達したか否かを判別し、達していないと判断された場合(NO)、ステップS21で、入力された番号を主記憶メモリ21に記憶させ、ステップS18の処理に移行される。
【0038】
また、ステップS20で入力された番号が規定の桁数に達していると判断された場合(YES)、CPU19は、ステップS22で、入力された番号が不揮発メモリ20に登録されている暗証番号と一致するか否かを判別し、一致しないと判断された場合(NO)、ステップS23で、入力された番号を主記憶メモリ21から消去するとともに、マイクロコンピュータ17を介して電源スイッチ14をオフ状態に制御させた後、ステップS18の処理に移行される。
【0039】
そして、ステップS22で入力番号が登録されている暗証番号と一致すると判断された場合(YES)、CPU19は、ステップS24で、不揮発メモリ20の対応するデータベースから設定内容を読み出し、その読み出したデータを主記憶メモリ21に記憶させる。
【0040】
一方、上記ステップS19で数字キー15cが操作されていないと判断された場合(NO)、CPU19は、ステップS25で、電源キー15aが操作されたか否かを判別し、操作されていないと判断された場合(NO)、ステップS26で、入力された番号を主記憶メモリ21から消去するとともに、マイクロコンピュータ17を介して電源スイッチ14をオフ状態に制御させた後、ステップS18の処理に移行される。
【0041】
また、ステップS25で電源キー15aが操作されたと判断された場合(YES)、CPU19は、ステップS27で、不揮発メモリ20から共通モードで起動することが許可されているか否かを示す情報を読み出し、ステップS28で、共通モードで起動することが許可されているか否かを判別する。
【0042】
そして、許可されていないと判断された場合(NO)、CPU19は、許可されていない旨をモニタ25に表示させてステップS26の処理に移行され、許可されていると判断された場合(YES)、ステップS29で、不揮発メモリ20の対応するデータベースから設定内容を読み出し、その読み出したデータを主記憶メモリ21に記憶させる。
【0043】
ここで、上記ステップS24またはS29の後、CPU19は、ステップS30で、主記憶メモリ21に記憶された設定内容の視聴履歴から選局するチャンネルを自動的に決定し、ステップS31で、チューナ部23にそのチャンネルを選局させる。その後、CPU19は、ステップS32で、主記憶メモリ21に記憶された設定内容に基づいて各種設定を復元し、処理を終了(ステップS33)する。
【0044】
上記した実施の形態によれば、登録した複数のユーザ毎に、それぞれ、その設定内容を蓄積したデータベースを作成しておき、暗証番号が一致したユーザに対しては、対応するデータベースから読み出した設定内容に基づいて各種の設定を行なうようにしている。
【0045】
このため、簡易な構成で複数のユーザにそれぞれ対応した設定内容で容易に起動させることが可能となる。例えば、登録されたユーザ毎に記憶された視聴履歴から、そのユーザが高頻度で視聴するチャンネル等を起動時に自動的に選局することができる。
【0046】
また、登録済みのユーザは、リモートコントローラ15の数字キー15cを操作して自己の暗証番号を入力するだけで、自己の設定内容に対応した映像表示及び音声再生を行なうことができるので、電源キー15aを操作する必要がなく取り扱いが便利になる。
【0047】
さらに、共通モードが許可されている場合には、通常通り、電源キー15cを操作すると、共通モードに対応するデータベースから読み出した設定内容に基づいて各種の設定が行なわれ、登録していないユーザも容易に使用することが可能となる。
【0048】
また、上記した実施の形態におけるテレビジョン受信装置は、通常の据置タイプでもよいが、小型で携帯用に構成されたいわゆるモバイルTV(television)受信装置であってもよいものである。特に、モバイルTV受信装置は、ユーザが自分専用に利用する傾向が高いため、共通モードでの使用を許可しないように設定しておけば、秘匿性を高めることができユーザにとって効果的となる。
【0049】
次に、図7及び図8は、設定内容を変更する動作をまとめたフローチャートを示している。この設定内容の変更は、リモートコントローラ15の設定メニューキー15dを操作することにより開始(ステップS34)される。
【0050】
すると、CPU19は、ステップS35で、個人モードで起動しているか否かを判別し、個人モードでの起動であると判断された場合(YES)、ステップS36で、モニタ25に全ての設定メニューを表示させた後、ステップS37で、その設定メニューにおいて個人登録の追加が選択されたか否かを判別する。
【0051】
また、上記ステップS35で個人モードでの起動でないと判断された場合(NO)、CPU19は、ステップS38で、共通モードでの個人登録が許可されているか否かを判別し、許可されていると判断された場合(YES)、ステップS37の処理に移行される。
【0052】
さらに、このステップS38で共通モードでの個人登録が許可されていないと判断された場合(NO)、CPU19は、ステップS39で、モニタ25に個人登録のメニュー以外の設定メニューを表示させて、ステップS37の処理に移行される。
【0053】
そして、上記ステップS37で個人登録の追加が選択されたと判断された場合(YES)、CPU19は、ステップS40で、規定の桁数の暗証番号の入力を受け付けた後、ステップS41で、その入力された内容を不揮発メモリ20に記録して処理を終了(ステップS42)する。
【0054】
また、上記ステップS37で個人登録の追加が選択されていないと判断された場合(NO)、CPU19は、ステップS43で、共通モードでの起動許可が選択されているか否かを判別する。そして、共通モードでの起動許可が選択されていると判断された場合(YES)、CPU19は、ステップS44で、「許可する」か「許可しない」かの入力を受け付ける状態となり、ステップS41の処理に移行される。
【0055】
さらに、上記ステップS43で共通モードでの起動許可が選択されていないと判断された場合(NO)、CPU19は、ステップS45で、共通モードでの個人登録許可が選択されているか否かを判別し、選択されていないと判断された場合(NO)、ステップS37の処理に移行する。
【0056】
また、共通モードでの個人登録許可が選択されていると判断された場合(YES)、CPU19は、ステップS46で、「許可する」か「許可しない」かの入力を受け付ける状態となり、ステップS41の処理に移行される。
【0057】
なお、この発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0058】
【発明の効果】
以上詳述したようにこの発明によれば、簡易な構成で複数のユーザにそれぞれ対応した設定内容で容易に起動させることを可能とした放送受信装置及び放送受信方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態例を示すもので、テレビジョン受信装置を説明するために示すブロック構成図。
【図2】同実施の形態におけるリモートコントローラの操作キーの一例を説明するために示す図。
【図3】同実施の形態におけるモード設定動作を説明するために示すフローチャート。
【図4】同実施の形態におけるモード設定動作を説明するために示すフローチャート。
【図5】同実施の形態におけるモード設定されたテレビジョン受信装置の動作を説明するために示すフローチャート。
【図6】同実施の形態におけるモード設定されたテレビジョン受信装置の動作を説明するために示すフローチャート。
【図7】同実施の形態における設定内容を変更する動作を説明するために示すフローチャート。
【図8】同実施の形態における設定内容を変更する動作を説明するために示すフローチャート。
【符号の説明】
11…待機用ブロック、12…受信ブロック、13…プラグ、14…電源スイッチ、15…リモートコントローラ、16…受信部、17…マイクロコンピュータ、18…タイマ、19…CPU、20…不揮発メモリ、21…主記憶メモリ、22…アンテナ、23…チューナ部、24…信号処理部、25…モニタ、26…スピーカ。
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばテレビジョン放送等を受信する放送受信装置及び放送受信方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、現状におけるテレビジョン受信装置は、リモートコントローラに設置された電源キーを操作することにより、電源電力の投入状態となって起動される。
【0003】
この場合、テレビジョン受信装置は、最後に電源が遮断される直前の設定内容をもって起動される。例えば、電源が遮断される直前に選局していたチャンネルを、自動的に選局するように起動される。
【0004】
このため、1台のテレビジョン受信装置を1人のユーザが専用に使用している場合には、テレビジョン受信装置は、電源が投入される毎に、そのユーザの設定した設定内容をもって起動されるので、ユーザにとって便利である。
【0005】
しかしながら、1台のテレビジョン受信装置を複数のユーザが共同で使用するような場合には、各ユーザは、電源を投入する毎に各種の設定内容を操作し直す必要が生じるため、取り扱いが不便になるという問題が生じる。
【0006】
特許文献1には、テレビジョン信号にデジタルコードを重畳して放送し、受信側で、予め登録した視聴者の固有コードと比較することにより、視聴者に適したテレビジョン信号を自動的に選局させる構成が開示されている。
【0007】
しかしながら、この特許文献1に記載された構成では、放送局側で、テレビジョン信号にデジタルコードを重畳して放送する必要があり、容易に実現することが困難で実用化し難いという不都合が生じる。
【0008】
【特許文献1】
特開平2002−57996号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので、簡易な構成で複数のユーザにそれぞれ対応した設定内容で容易に起動させることを可能とした放送受信装置及び放送受信方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る放送受信装置は、暗証番号を入力する入力手段と、複数の暗証番号を登録可能な登録手段と、この登録手段に登録された暗証番号と入力手段を介して入力された暗証番号との比較結果に基づいて起動が制御される放送受信手段と、この放送受信手段が起動された状態でその受信履歴に関する情報を取得し暗証番号に対応させて蓄積する蓄積手段と、この蓄積手段に蓄積された受信履歴に関する情報に基づいて放送受信手段の起動時における設定内容を制御する制御手段とを備えるようにしたものである。
【0011】
また、この発明に係る放送受信方法は、放送を受信して所定のチャンネルの信号を選局する選局手段と、この選局手段で選局された信号に所定の信号処理を施す信号処理手段とを備えた放送受信手段を有する放送受信装置を対象としている。そして、暗証番号を登録する工程と、暗証番号を入力する工程と、入力された暗証番号と登録された暗証番号との比較結果に基づいて放送受信手段の起動を制御する工程と、放送受信手段が起動された状態でその受信履歴に関する情報を取得し暗証番号に対応させて蓄積する工程と、蓄積された受信履歴に関する情報に基づいて放送受信手段の起動時における設定内容を制御する工程とを有するようにしたものである。
【0012】
上記のような構成及び方法によれば、入力された暗証番号と登録された暗証番号との比較結果に基づいて放送受信手段の起動を制御するとともに、放送受信手段の受信履歴に関する情報を暗証番号に対応させて蓄積し、この蓄積された受信履歴に関する情報に基づいて放送受信手段の起動時における設定内容を制御するようにしたので、簡易な構成で複数のユーザにそれぞれ対応した設定内容で容易に起動させることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、この実施の形態で説明するテレビジョン受信装置を示している。このテレビジョン受信装置は、待機用ブロック11と受信ブロック12との2つのブロックに大別される。
【0014】
このうち、待機用ブロック11は、プラグ13を介して得られる電源電力が常時供給されて、起動状態となっている。また、受信ブロック12は、電源スイッチ14がオンされた状態で、プラグ13から得られる電源電力が供給され起動状態となる。
【0015】
ここで、待機用ブロック11は、リモートコントローラ15から光送信される操作情報を受信する受信部16と、この受信部16で受信した操作情報を解析して、対応する制御信号を発生するマイクロコンピュータ17と、時間を計測するタイマ18とから構成されている。
【0016】
そして、上記電源スイッチ14は、リモートコントローラ15の電源キーが操作されたとき、その操作情報を受けたマイクロコンピュータ17によってオン状態に制御される。
【0017】
次に、上記受信ブロック12は、CPU(Central Processing Unit)19を備えている。このCPU19には、待機用ブロック11を構成するマイクロコンピュータ18から出力された制御信号と、タイマ18によって計測された時間情報とが供給されるようになっている。
【0018】
このCPU19は、不揮発メモリ20に圧縮して記録されたプログラムを、主記憶メモリ21に展開したプログラムに基づいて、必要に応じて時間情報等も利用いて、マイクロコンピュータ18から出力される制御信号、つまり、ユーザの操作を反映させるように受信ブロック12を統括的に制御している。
【0019】
すなわち、アンテナ22で受信されたテレビジョン信号は、チューナ部23に供給されて所望のチャンネルの映像信号及び音声信号が選局される。このチューナ部23で選局された映像及び音声信号は、CPU19を介して信号処理部24に供給されて復調される。
【0020】
そして、この信号処理部24で復調された映像信号は、モニタ25に供給されて映像表示される。また、信号処理部24で復調された音声信号は、スピーカ26に供給されて音声再生される。
【0021】
図2は、上記リモートコントローラ15に設置された操作キーの一例を示している。すなわち、前述した電源キー15aと、入力切替キー15bと、1〜12までの数字キー15cと、設定メニューキー15dと、受信チャンネルのアップ/ダウンキー15eと、音量のアップ/ダウンキー15fとを有している。
【0022】
ここで、このテレビジョン受信装置は、不特定のユーザが使用可能な共通モードと、予め登録した特定のユーザ(複数でもよい)のみが暗証番号を入力することで使用可能となる個人モードとを有し、共通モード、個人モード、または、両方のモードを設定可能となっている。
【0023】
そして、共通モードと個人モードとにおいて、それぞれ、その設定内容を蓄積したデータベースが作成されている。特に、個人モードでは、登録した複数のユーザ毎に、それぞれ、その設定内容を蓄積したデータベースが作成される。これらのデータベースは、不揮発メモリ20に記録されている。
【0024】
この設定内容としては、例えば、視聴したチャンネルの履歴(選局したチャンネル番号、視聴開始/終了時刻、視聴開始/終了曜日等)、ペアレンタルロックのレベル、音声調整用の各種パラメータ及び映像調整用の各種パラメータ等の項目があり、変更される毎に自動的にデータベースに蓄積される。
【0025】
なお、電源スイッチ14がオン状態からオフ状態に切り替えられたときには、その切り替え時刻を視聴終了時刻、視聴終了曜日とする。また、電源スイッチ14がオン状態で、プラグ13が強制的にコンセントから抜かれて電源断状態となった場合には、次に受信ブロック12に電源が供給されたときの時刻を、視聴終了時刻、視聴終了曜日とする。
【0026】
ここで、図3及び図4は、テレビジョン受信装置を共通モード、個人モード、または、両方のモードに設定する動作をまとめたフローチャートを示している。このモード設定動作は、例えば、テレビジョン受信装置を購入して初めて電源スイッチ14をオンにした場合、プラグ14がコンセントに挿入される毎、ユーザがモード設定を行なうためのメニュー画面をモニタ25に表示させる操作を行なった場合等に実現することができる。
【0027】
まず、モード設定が開始(ステップS1)されると、CPU19は、ステップS2で、モニタ25に「個人登録しますか?」のメッセージを表示させ、ステップS3で、個人登録を「する(YES)」か「しない(NO)」かの入力を受け付ける状態となった後、ステップS4で、いずれが入力されたかを判別する。
【0028】
この場合、例えば、個人登録を「する(YES)」の情報は、リモートコントローラ15の入力切替キー15bを操作してチャンネルアップキー15eを操作することにより入力される。また、個人登録を「しない(NO)」の情報は、リモートコントローラ15の入力切替キー15bを操作してチャンネルダウンキー15eを操作することにより入力される。
【0029】
そして、ステップS4で個人登録を「しない(NO)」と判断された場合、CPU19は、ステップS5で、自動的に共通モードに設定して、モード設定動作を終了する。
【0030】
また、ステップS4で個人登録を「する(YES)」と判断された場合、CPU19は、ステップS6で、規定の桁数の暗証番号の受け付ける状態となり、ステップS7で、入力された暗証番号が既に登録済みの番号と重複しているか否かを判別する。
【0031】
そして、ステップS7で暗証番号が登録済みの番号と重複していると判断された場合(YES)、CPU19は、ステップS8で、モニタ25に「重複しているため登録できません」のメッセージを表示させて、ステップS6の処理に移行される。
【0032】
また、ステップS7で暗証番号が登録済みの番号と重複していないと判断された場合(NO)、CPU19は、ステップS9で、入力された暗証番号を不揮発メモリ20に記録し、ここに、個人登録が完了される。
【0033】
さらに、CPU19は、ステップS10で、モニタ25に「共通モードで起動することを許可しますか?」のメッセージを表示させ、ステップS11で、「許可する」か「許可しない」かの入力を受け付ける状態となり、ステップS12で、入力された結果を不揮発メモリ20に記録する。
【0034】
この場合、「許可する」が入力されれば、個人モードと共通モードとの両方が設定されることになり、「許可しない」が入力されれば、個人モードのみが設定されることになる。
【0035】
その後、CPU19は、ステップS13で、モニタ25に「共通モードで起動したときに個人登録の追加を許可しますか?」のメッセージを表示させ、ステップS14で、「許可する」か「許可しない」かの入力を受け付ける状態となり、ステップS15で、入力された結果を不揮発メモリ20に記録して、モード設定動作を終了(ステップS16)する。
【0036】
次に、図5及び図6は、上記のようにモード設定がなされたテレビジョン受信装置の動作をまとめたフローチャートを示している。まず、開始(ステップS17)されると、マイクロコンピュータ17は、ステップS18で、リモートコントローラ15のいずれかのキーが操作されるのを待ち、操作されたと判断された場合(YES)、電源スイッチ14をオン状態に制御する。
【0037】
すると、受信ブロック12に電源電力が供給されるので、CPU19は、ステップS19で、数字キー15cが操作されたか否かを判別する。そして、数字キー15cが操作されたと判断された場合(YES)、CPU19は、ステップS20で、入力された番号が規定の桁数に達したか否かを判別し、達していないと判断された場合(NO)、ステップS21で、入力された番号を主記憶メモリ21に記憶させ、ステップS18の処理に移行される。
【0038】
また、ステップS20で入力された番号が規定の桁数に達していると判断された場合(YES)、CPU19は、ステップS22で、入力された番号が不揮発メモリ20に登録されている暗証番号と一致するか否かを判別し、一致しないと判断された場合(NO)、ステップS23で、入力された番号を主記憶メモリ21から消去するとともに、マイクロコンピュータ17を介して電源スイッチ14をオフ状態に制御させた後、ステップS18の処理に移行される。
【0039】
そして、ステップS22で入力番号が登録されている暗証番号と一致すると判断された場合(YES)、CPU19は、ステップS24で、不揮発メモリ20の対応するデータベースから設定内容を読み出し、その読み出したデータを主記憶メモリ21に記憶させる。
【0040】
一方、上記ステップS19で数字キー15cが操作されていないと判断された場合(NO)、CPU19は、ステップS25で、電源キー15aが操作されたか否かを判別し、操作されていないと判断された場合(NO)、ステップS26で、入力された番号を主記憶メモリ21から消去するとともに、マイクロコンピュータ17を介して電源スイッチ14をオフ状態に制御させた後、ステップS18の処理に移行される。
【0041】
また、ステップS25で電源キー15aが操作されたと判断された場合(YES)、CPU19は、ステップS27で、不揮発メモリ20から共通モードで起動することが許可されているか否かを示す情報を読み出し、ステップS28で、共通モードで起動することが許可されているか否かを判別する。
【0042】
そして、許可されていないと判断された場合(NO)、CPU19は、許可されていない旨をモニタ25に表示させてステップS26の処理に移行され、許可されていると判断された場合(YES)、ステップS29で、不揮発メモリ20の対応するデータベースから設定内容を読み出し、その読み出したデータを主記憶メモリ21に記憶させる。
【0043】
ここで、上記ステップS24またはS29の後、CPU19は、ステップS30で、主記憶メモリ21に記憶された設定内容の視聴履歴から選局するチャンネルを自動的に決定し、ステップS31で、チューナ部23にそのチャンネルを選局させる。その後、CPU19は、ステップS32で、主記憶メモリ21に記憶された設定内容に基づいて各種設定を復元し、処理を終了(ステップS33)する。
【0044】
上記した実施の形態によれば、登録した複数のユーザ毎に、それぞれ、その設定内容を蓄積したデータベースを作成しておき、暗証番号が一致したユーザに対しては、対応するデータベースから読み出した設定内容に基づいて各種の設定を行なうようにしている。
【0045】
このため、簡易な構成で複数のユーザにそれぞれ対応した設定内容で容易に起動させることが可能となる。例えば、登録されたユーザ毎に記憶された視聴履歴から、そのユーザが高頻度で視聴するチャンネル等を起動時に自動的に選局することができる。
【0046】
また、登録済みのユーザは、リモートコントローラ15の数字キー15cを操作して自己の暗証番号を入力するだけで、自己の設定内容に対応した映像表示及び音声再生を行なうことができるので、電源キー15aを操作する必要がなく取り扱いが便利になる。
【0047】
さらに、共通モードが許可されている場合には、通常通り、電源キー15cを操作すると、共通モードに対応するデータベースから読み出した設定内容に基づいて各種の設定が行なわれ、登録していないユーザも容易に使用することが可能となる。
【0048】
また、上記した実施の形態におけるテレビジョン受信装置は、通常の据置タイプでもよいが、小型で携帯用に構成されたいわゆるモバイルTV(television)受信装置であってもよいものである。特に、モバイルTV受信装置は、ユーザが自分専用に利用する傾向が高いため、共通モードでの使用を許可しないように設定しておけば、秘匿性を高めることができユーザにとって効果的となる。
【0049】
次に、図7及び図8は、設定内容を変更する動作をまとめたフローチャートを示している。この設定内容の変更は、リモートコントローラ15の設定メニューキー15dを操作することにより開始(ステップS34)される。
【0050】
すると、CPU19は、ステップS35で、個人モードで起動しているか否かを判別し、個人モードでの起動であると判断された場合(YES)、ステップS36で、モニタ25に全ての設定メニューを表示させた後、ステップS37で、その設定メニューにおいて個人登録の追加が選択されたか否かを判別する。
【0051】
また、上記ステップS35で個人モードでの起動でないと判断された場合(NO)、CPU19は、ステップS38で、共通モードでの個人登録が許可されているか否かを判別し、許可されていると判断された場合(YES)、ステップS37の処理に移行される。
【0052】
さらに、このステップS38で共通モードでの個人登録が許可されていないと判断された場合(NO)、CPU19は、ステップS39で、モニタ25に個人登録のメニュー以外の設定メニューを表示させて、ステップS37の処理に移行される。
【0053】
そして、上記ステップS37で個人登録の追加が選択されたと判断された場合(YES)、CPU19は、ステップS40で、規定の桁数の暗証番号の入力を受け付けた後、ステップS41で、その入力された内容を不揮発メモリ20に記録して処理を終了(ステップS42)する。
【0054】
また、上記ステップS37で個人登録の追加が選択されていないと判断された場合(NO)、CPU19は、ステップS43で、共通モードでの起動許可が選択されているか否かを判別する。そして、共通モードでの起動許可が選択されていると判断された場合(YES)、CPU19は、ステップS44で、「許可する」か「許可しない」かの入力を受け付ける状態となり、ステップS41の処理に移行される。
【0055】
さらに、上記ステップS43で共通モードでの起動許可が選択されていないと判断された場合(NO)、CPU19は、ステップS45で、共通モードでの個人登録許可が選択されているか否かを判別し、選択されていないと判断された場合(NO)、ステップS37の処理に移行する。
【0056】
また、共通モードでの個人登録許可が選択されていると判断された場合(YES)、CPU19は、ステップS46で、「許可する」か「許可しない」かの入力を受け付ける状態となり、ステップS41の処理に移行される。
【0057】
なお、この発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0058】
【発明の効果】
以上詳述したようにこの発明によれば、簡易な構成で複数のユーザにそれぞれ対応した設定内容で容易に起動させることを可能とした放送受信装置及び放送受信方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態例を示すもので、テレビジョン受信装置を説明するために示すブロック構成図。
【図2】同実施の形態におけるリモートコントローラの操作キーの一例を説明するために示す図。
【図3】同実施の形態におけるモード設定動作を説明するために示すフローチャート。
【図4】同実施の形態におけるモード設定動作を説明するために示すフローチャート。
【図5】同実施の形態におけるモード設定されたテレビジョン受信装置の動作を説明するために示すフローチャート。
【図6】同実施の形態におけるモード設定されたテレビジョン受信装置の動作を説明するために示すフローチャート。
【図7】同実施の形態における設定内容を変更する動作を説明するために示すフローチャート。
【図8】同実施の形態における設定内容を変更する動作を説明するために示すフローチャート。
【符号の説明】
11…待機用ブロック、12…受信ブロック、13…プラグ、14…電源スイッチ、15…リモートコントローラ、16…受信部、17…マイクロコンピュータ、18…タイマ、19…CPU、20…不揮発メモリ、21…主記憶メモリ、22…アンテナ、23…チューナ部、24…信号処理部、25…モニタ、26…スピーカ。
Claims (10)
- 暗証番号を入力する入力手段と、
複数の暗証番号を登録可能な登録手段と、
この登録手段に登録された暗証番号と前記入力手段を介して入力された暗証番号との比較結果に基づいて起動が制御される放送受信手段と、
この放送受信手段が起動された状態でその受信履歴に関する情報を取得し暗証番号に対応させて蓄積する蓄積手段と、
この蓄積手段に蓄積された受信履歴に関する情報に基づいて、前記放送受信手段の起動時における設定内容を制御する制御手段とを具備してなることを特徴とする放送受信装置。 - 前記蓄積手段に蓄積される受信履歴に関する情報は、放送を受信したチャンネル、時刻、日付及び曜日に関する情報のいずれかを含むことを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
- 前記放送受信手段は、前記登録手段に登録された暗証番号と前記入力手段を介して入力された暗証番号との比較結果に基づいて起動が制御されるモードと、電源投入操作に応じて起動が制御されるモードとを有することを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
- 前記放送受信手段は、
テレビジョン放送を受信して所定のチャンネルの映像信号及び音声信号を選局する選局手段と、
この選局手段で選局された映像信号及び音声信号に復調処理を施す信号処理手段とを具備してなることを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。 - 前記制御手段は、前記蓄積手段に蓄積された情報に基づいて前記放送受信手段の起動時における受信チャンネルを設定することを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
- テレビジョン放送を受信して所定のチャンネルの映像信号を選局する選局手段と、この選局手段で選局された映像信号に所定の信号処理を施す信号処理手段と、この信号処理手段で得られた映像信号を表示する表示手段とを備えた放送受信手段を有するテレビジョン受信装置において、
暗証番号を入力する入力手段と、
複数の暗証番号を登録可能な登録手段と、
この登録手段に登録された暗証番号と前記入力手段を介して入力された暗証番号との比較結果に基づいて、前記放送受信手段の起動を制御する第1の制御手段と、
前記放送受信手段が起動された状態でその受信履歴に関する情報を取得し暗証番号に対応させて蓄積する蓄積手段と、
この蓄積手段に蓄積された受信履歴に関する情報に基づいて、前記放送受信手段の起動時における設定内容を制御する第2の制御手段とを具備してなることを特徴とするテレビジョン受信装置。 - 受信したテレビジョン放送から所定のチャンネルの映像信号を選局し、この選局された映像信号に所定の信号処理を施して表示させる放送受信手段と、
入力された暗証番号と予め登録された暗証番号とが対応した状態で、前記放送受信手段を起動する制御手段とを具備してなることを特徴とするテレビジョン受信装置。 - 放送を受信して所定のチャンネルの信号を選局する選局手段と、この選局手段で選局された信号に所定の信号処理を施す信号処理手段とを備えた放送受信手段を有する放送受信装置において、
暗証番号を登録する工程と、
暗証番号を入力する工程と、
入力された暗証番号と登録された暗証番号との比較結果に基づいて、前記放送受信手段の起動を制御する工程と、
前記放送受信手段が起動された状態でその受信履歴に関する情報を取得し暗証番号に対応させて蓄積する工程と、
蓄積された受信履歴に関する情報に基づいて前記放送受信手段の起動時における設定内容を制御する工程とを有することを特徴とする放送受信方法。 - 前記暗証番号を登録する工程は、
暗証番号の登録を行なうか否かを選択させる工程と、
暗証番号の登録を行なうことが選択された状態で、暗証番号の入力を受け付ける工程と、
入力された暗証番号が既に登録された暗証番号と重複している場合、その旨を表示する工程と、
入力された暗証番号が既に登録された暗証番号と重複していない場合、その暗証番号をメモリに記録する工程とを有することを特徴とする請求項8記載の放送受信方法。 - 前記暗証番号を登録する工程は、
電源投入操作に応じて前記放送受信手段を起動させるモードに設定するか否かを選択させる工程と、
電源投入操作に応じて前記放送受信手段を起動させるモードに設定することが選択された状態で、該モードでの暗証番号の追加登録を行なうか否かを選択させる工程とを有することを特徴とする請求項8記載の放送受信方法。
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