JP4518164B2 - 放送信号受信システム - Google Patents

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本発明は、放送信号受信システムに係り、より詳細には、予め設定した規範に従って視聴番組を制限し、かつ有益番組を視聴させるようにした放送信号受信システムに関する。
地上波放送やケーブルテレビ、衛星放送等の放送システムにおいては、暴力的なシーンや性的なシーンを含む映像信号の受信を制限するため、V−chipシステムが提案されている。このV−chipシステムでは、放送する番組のそれぞれに対して視聴制限のレベルを示すデータを付加し、これを受信する装置側では、視聴が可能となるレベルを予め設定し、この設定したレベルを満たす番組についてのみ、受信を可能にする構成となっている。
一方、カメラによる顔識別や指紋認識音声認識等により視聴しているユーザの認識を行い、その結果に応じて上記の視聴制限を行うか否かを自動的に判断して実行するように構成された装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置によれば、視聴制限を単なるレベルの設定によって一律に行うのではなく、視聴者個人を特定して個別に視聴制限を行うことができる。
また、電源投入時に選局したチャンネルがこのような視聴制限に該当する番組である場合に、他のチャンネルを自動的に選択してモニタ画面に表示するように構成された装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。この場合、他のチャンネルとして、視聴者の好みのチャンネルないし嗜好情報に合致するようなチャンネルに設定できるようになっている。つまり、電源投入時に視聴制限のかからない他のチャンネルを視聴者の好みに応じて選択できるようになっている。
特開2000−175117号公報 特開2001−103387号公報
しかし、上記特許文献1の装置では、暴力的なシーンや性的なシーンを含む映像信号の受信を制限することのみに重点が置かれており、視聴制限した後のことについては十分に配慮されていない。そのため、視聴者自らが視聴可能なチャンネルに切り替える操作が必要であった。
また、上記特許文献2の装置では、視聴者自らが切り替え操作を行わなくても、視聴者の好みのチャンネルないし嗜好情報に合致するようなチャンネルに自動的に切り替えることができるようになっている。しかし、視聴制限にかかった場合に、他のチャンネルに視聴者の好みのチャンネルが必ずしもあるとは限らず、視聴者の選択肢としては狭い範囲のものにならざるを得ないといった問題があった。
ところで、このような視聴制限は、主として幼児や子供等に対して配慮された機能であり、親としては、暴力的なシーンや性的なシーンを含む有害番組の受信を制限する一方で、子供にとって有益な番組を積極的に視聴させたいといった希望がある。
本発明はかかる事情に鑑みて創案されたもので、その目的は、子供に対して有害番組の視聴を制限すると同時に、その視聴制限のタイミングで有益番組を視聴させるようにした放送信号受信システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、放送信号受信システムにおいて、 受信番組に関する番組情報を取得する取得部と、放送信号を受信して映像信号と音声信号を得る放送信号受信部と、視聴者を撮影する撮像部と、撮像部により撮影された視聴者の顔画像と予め登録されている個人の顔画像とを比較することによって視聴している個人を認証する認証部と、予め設定された有益番組を録画して保存する録画再生部と、有害番組条件を設定する有害番組条件設定部と、前記認証部による認証結果と前記番組情報に基づく受信番組の内容と前記設定された有害番組条件とに基づき、認証結果が視聴制限対象の個人であり、受信番組が設定された有害番組に該当する場合には、前記録画再生部に保存されている有益番組を再生して前記モニタ画面に表示する視聴制限制御部とを備え、前記録画再生部に保存されている有益番組には録画後の経過時間情報と再生の有無情報とが付加されており、前記視聴制限制御部は、前記録画再生部に保存されている有益番組が未再生のまま予め設定された所定時間を経過している場合において、前記認識部による認識結果が視聴制限対象の個人である場合には、受信番組が前記設定された有害番組でない場合であっても視聴を制限し、前記有益番組を再生してモニタ画面に表示することを特徴とする。この場合、有害番組条件の設定は、取得部により取得した番組情報に含まれる番組名によって親が個別に設定できるようにする。
この場合、前記有害番組の設定は、前記取得部により取得した番組情報に含まれる番組名によって個別に設定するものであってもよい。
本発明によれば、認証部による認証の結果、撮像部により撮影された視聴者が子供であり、かつ、受信番組が例えば親により個別に設定された有害番組に該当する場合には、予め録画再生部に録画して保存しておいた有益番組を再生してモニタ画面に表示することができる。例えば、子供が視聴しようとしている番組が有害番組(例えば、低俗なアニメ番組や低俗なお笑い番組等)である場合に、予め録画しておいた有益番組(例えば、週間子供ニュース等)に切り替えてモニタ画面に表示することができる。これにより、子供には、有害番組の視聴を制限できると同時に、教育上有益な番組を視聴させることができる。この場合、有益番組は、親自身が選択して録画再生部に予め保存しておくことができるので、各家庭の事情に合わせた有益番組の設定が可能となる。
さらに、例えば週間子供ニュースを録画後、5日間経過しても一度も再生されていない場合には、子供がテレビをつけたときに、そのチャンネルが有害番組であるか否かに関わらず、週間子供ニュースを視聴させることが可能となる。
また、本発明によれば、前記録画再生部に保存されている有益番組に視聴優先度を設定する優先度設定部をさらに備えており、前記視聴制限制御部は、前記録画再生部に複数の有益番組が保存されている場合には、前記設定された優先度の高い順に有益番組を再生するように構成してもよい。このような構成とすることにより、視聴制限がかかっている間、親の設定した優先度に従って有益番組を子供に視聴させることが可能となる。なお、視聴制限のかかっている番組の放送が終了した場合には、その時点で再生されている有益番組を最後まで再生し終えたときに有益番組の再生も中止し、視聴制限時の選局チャンネルに戻って、受信番組をモニタ画面に表示するように切り替えを行ってもよい。
本発明によれば、認証部による認証の結果、撮像部により撮影された視聴者が子供であり、かつ、受信番組が有害番組に該当する場合には、予め録画再生部に録画して保存しておいた有益番組を再生してモニタ画面に表示することができる。これにより、例えば保護者が不在であっても、子供には、有害番組の視聴を制限できると同時に、教育上有益な番組を視聴させることができる。この場合、有益番組は、親自身が選択して録画再生部に予め保存しておくことができるので、各家庭の事情に併せた有益番組の設定が可能となる。
さらに、例えば週間子供ニュースを録画後、5日間経過しても一度も再生されていない場合には、子供がテレビをつけたときに、そのチャンネルが有害番組であるか否かに関わらず、週間子供ニュースを視聴させることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の放送信号受信システムの全体構成を示す機能ブロック図である。
この放送信号受信システム1は、図示しないアンテナにて受信した放送信号を入力する入力端子11aを備えており、この入力端子11aにチューナ部11が接続されている。チューナ部11の出力は、デジタルの映像信号をアナログの映像信号に変換する映像デコーダ12に接続されているとともに、デジタルの音声信号をアナログの音声信号に変換する音声デコーダ13に接続されている。また、映像デコーダ12の出力は、OSD(オンスクリーンディスプレイ)回路14を介してTVモニタ15の映像入力端子15aに接続されている。また、音声デコーダ13の出力は、TVモニタ15の音声入力端子15bに接続されている。
また、チューナ部11の出力は、受信した放送信号を例えばハードディスクレコーダまたはDVDレコーダ等の録画再生装置40に接続されており、この録画再生装置40は、後述する制御部18に接続されている。
さらに、チューナ部11の出力は、受信した放送信号に含まれている最新の電子番組ガイド(EPG)データを一時的に蓄積するEPGデータ蓄積部(RAMやEEPROM等)16に接続されている。
制御部18は、図示は省略しているが、CPU、ROM、RAM等により構成されており、チューナ部11、映像デコーダ12、音声デコーダ13及びOSD回路14をそれぞれ制御するようになっている。また、制御部18には、EPGデータ蓄積部16に蓄積されているEPGデータを検索するデータ検索部19が双方向に接続されており、制御部18は、適宜のタイミングでデータ検索部19を制御し、EPGデータ蓄積部16に蓄積されているEPGデータの検索を行うようになっている。
また、制御部18には、各種キー操作信号を制御部18に入力するキー入力部21が接続されており、このキー入力部21には、リモコン23からのキー操作信号を受信する受信部22の出力が接続されている。すなわち、キー入力部21は、装置本体の前面パネルに設けられている各種キー(ボタン等)の操作信号を制御部18に入力する他、受信部22で受信されたリモコン23からのキー操作信号も制御部18に入力するようになっている。また、制御部18には、現在時刻を計時する時計部28が接続されている。
また、装置本体には、視聴者を撮影するための撮像部であるカメラ部(CCDカメラ部)25が設けられている。このカメラ部25の出力は、撮影画像に基づいて個人を認証する個人認証部26に接続されており、この個人認証部26での認証結果が制御部18に入力されるようになっている。
さらに、制御部18には、ユーザ(ここでは子供の保護者である親)によって設定された有害番組や有益番組の各種情報を記憶する有害/有益番組情報記憶部29が接続されている。
上記構成において、個人認証部26には、家族全員(ただし、幼児や子供等の小人だけでもよい)の身体的特徴(本実施形態では、顔の特徴)を示す情報が図示しない内部メモリに予め保存されている。この保存方法としては、例えばリモコン23の図示しないメニューボタンを操作して認識情報の登録モードを選択する。認識情報登録モードとは、個人認証部26により認識された被写体の特徴情報を予めメモリ部に保存する処理を実施するモードのことである。
具体的に説明すると、例えば子供の認識データを作成する場合、その子供の顔を、カメラ部25から指定された距離だけ離れて撮影する。個人認証部26は、この撮影した顔画像を基に子供認識データを作成する。画像認識技術は従来周知の技術であるので、ここでは詳細な説明を省略する。この子供認識データ(特徴データ)は、内部メモリに保存される。個人認証部26では、以後、この内部メモリに保存されている認証データに基づいて特定の個人を認証する。
図2(a)は、有害/有益番組情報記憶部29に記憶されている有益番組情報のデータ構成例を示している。
この有益番組情報は、本実施形態では、番組の内容に対応した番組名、視聴優先度、録画日時、再生の有無の4つの情報からなっている。このうち、番組名及び視聴優先度は、保護者によって例えばリモコン23等より入力される。また、録画日時及び再生の有無は、制御部18によって自動的に入力される。この例では、4つの番組A〜Dに対応したそれぞれの番組名aaa〜dddが保護者によって有益番組として登録されており、番組Aが優先度1、番組Cが優先度2、番組Bが優先度3、番組Dが優先度4に設定されている。
また、これらの有益番組A〜Dが録画されると、その録画日時が録画日時の欄293に自動的に登録されるようになっている。従って、この録画日時の欄293に録画日時が登録されているか否かを確認することで、その番組が実際に録画されたか否かを確認することができる。また、この録画日時を確認することで、その番組の録画後の経過時間を計算することもできる。
例えば、現在日時が2004年10月30日の午後7時00分であるとすると、番組名aaaの番組Aは2004年10月24日の午後7時00分に録画されている(正確には録画を開始している)ので、番組Aについては録画後(正確には録画開始後)6日が経過していることが分かる。また、録画された有益番組が再生された場合には、図2(a)の再生の有無の欄294に「有」が登録されるようになっている。そのため、この再生の有無の欄294を確認することで、録画された番組が既に再生済みであるか否かを確認することができる。因みに、図2(a)に示す例では、いずれの番組も再生されていない。
また、これらの有益番組は毎週1回放送されているものとし、録画再生部40では、これらの番組を1週間ごとに更新しながら録画するようになっている。ただし、必ずしも更新録画する必要はなく、保護者自身がその番組を消去等しない限り録画再生部40に保存しておいてもよい。なお、有益番組は、毎週1回放送されるものに限定されるものではなく、定期、不定期に放送されるものであってもよい。
また、図2(b)は、有害/有益番組情報記憶部29に記憶されている有害番組情報の一例を示している。この例では、有害番組として、番組名eee、番組名fff、番組名gggの3つの番組E〜Gが保護者によって登録されている。
制御部18は、個人認証部26による認証結果と、EPGデータ蓄積部16に蓄積されているEPGデータに基づく受信番組の内容(例えば、番組名)と、有害/有益番組情報記憶部29に記憶されている有害番組情報とに基づき、認証結果が視聴制限対象の個人であり、受信番組が設定された有害番組に該当する場合には、録画再生部40に保存されている有益番組を再生してTVモニタ15の画面に表示する視聴制限制御を行うようになっている。
以下、制御部18による視聴制限制御について具体的に実施例を挙げて説明する。
図3は、本実施例1の視聴制限制御処理を示すフローチャートである。以下、このフローチャートを参照して本実施例1の視聴制限制御を説明する。
例えば、リモコン23によるテレビ電源のオン時に、制御部18は、カメラ部25を制御して視聴者を撮影する(ステップS1)。個人認証部26は、カメラ部25により撮影された視聴者の顔画像と、予め内部メモリに登録されている子供の顔画像とを比較することによって視聴者を認証し、その認証結果を図示しない内部メモリ等に保存する(ステップS2)。
この状態において、制御部18は、データ検索部19によりEPGデータ蓄積部16を検索し、受信しようとしている放送番組が有害/有益番組情報記憶部29に記憶されている有害番組であるか否かを判断する(ステップS3)。この判断は、例えばリモコン23によるチャンネル選局時やチャンネル切り替え時等に行う。その結果、受信しようとしている放送番組が設定された有害番組である場合(例えば、図2(b)に示す番組名eeeの番組Eである場合)には、次に、内部メモリに保存している前記認証結果を参照し、認証した視聴者が子供であるか否かを判断する(ステップS4)。その結果、視聴者が子供でない場合(ステップS4でNoと判断された場合)には、ステップS6へと動作を進め、視聴制限は行わず、受信チャンネルの番組をそのままTVモニタ15の画面に表示する。
一方、視聴者が子供である場合(ステップS4でYesと判断された場合)には、受信チャンネルの番組の視聴を制限し、録画再生部40に保存されている有益番組を再生してTVモニタ15の画面に表示する(ステップS5)。
ここで、有益番組を再生する場合、図2(a)に示すように、複数の有益番組が保存されており、かつこれらの番組に視聴優先度が設定されている場合には、視聴優先度の高い順に有益番組を再生する。具体的には、まず視聴優先度が1である番組Aを再生し、番組Aの再生を終了すると、次に視聴優先度が2である番組Cを再生し、番組Cの再生を終了すると、次に視聴優先度が3である番組Bを再生し、番組Bの再生を終了すると、次に視聴優先度が4である番組Dを再生する。
この場合、番組A,C,B,Dと再生している途中で、視聴制限されている番組Eの放送が終了した場合には、その時点で再生している番組の再生を終了すると、録画再生部40の再生動作を停止し、選局されているチャンネルの放送番組をTVモニタ15の画面に表示する。つまり、通常の受信状態に切り替わるようになっている。
因みに、視聴制限する有害番組(例えば、番組E)と視聴優先度が1である有益番組Aとが同じ放送時間(例えば、30分等)である場合には、番組Eの受信に代えて番組Aを再生し、番組Aの再生終了後に、通常の受信状態に戻ることになる。また、視聴制限する有害番組(例えば、番組F)が1時間番組であり、これに対して有害/有益番組情報記憶部29に記憶されている有益番組が例えば30分番組の番組Bのみであった場合には、有害番組Fの放送が終了するまで、番組Bを繰り返し(この場合は2回)再生するようにしてもよい。
上記実施例1では、有害番組の視聴制限時、録画再生部40に保存されている有益番組を優先度の高い順に再生してTVモニタの画面に表示する構成としていたが、本実施例2では、再生する有益番組を子供が自由に選択できるようにした実施例である。
図4は、本実施例2の視聴制限制御処理を示すフローチャートである。以下、このフローチャートを参照して本実施例2の視聴制限制御を説明する。
例えば、リモコン23によるテレビ電源のオン時に、制御部18は、カメラ部25を制御して視聴者を撮影する(ステップS11)。個人認証部26は、カメラ部25により撮影された視聴者の顔画像と、予め内部メモリに登録されている子供の顔画像とを比較することによって視聴者を認証し、その認証結果を図示しない内部メモリ等に保存する(ステップS12)。
この状態において、制御部18は、データ検索部19によりEPGデータ蓄積部16を検索し、受信しようとしている放送番組が有害/有益番組情報記憶部29に記憶されている有害番組であるか否かを判断する(ステップS13)。この判断は、例えばリモコン23によるチャンネル選局時やチャンネル切り替え時等に行う。その結果、受信しようとしている放送番組が設定された有害番組である場合(例えば、図2(b)に示す番組名eeeの番組Eである場合)には、次に、内部メモリに保存している前記認証結果を参照し、認証した視聴者が子供であるか否かを判断する(ステップS14)。その結果、視聴者が子供でない場合(ステップS14でNoと判断された場合)には、ステップS18へと動作を進め、視聴制限は行わず、受信チャンネルの番組をそのままTVモニタ15の画面に表示する。
一方、視聴者が子供である場合(ステップS14でYesと判断された場合)には、受信チャンネルの番組の視聴を制限すると同時に、有害/有益番組情報記憶部29に保存されている有益番組の一覧をTVモニタ15の画面に表示し(ステップS15)、この一覧から任意の有益番組が選択されたか否かを監視する(ステップS16)。ここで、子供が、表示された有益番組の一覧から一つの有益番組(例えば番組B)を選択すると(ステップS16でYesと判断されると)、制御部18は、録画再生部40に保存されているその選択された有益番組(番組B)を再生してTVモニタ15の画面に表示する(ステップS5)。すなわち、本実施例2では、視聴優先度が設定されていても無効として扱うことになる。
上記実施例1,2では、有害番組の視聴を必ず制限する実施例であったが、本実施例3では、時間帯によって視聴を許可するようにした実施例である。すなわち、視聴制限の時間帯を設定可能とした実施例である。ここで、視聴制限の時間帯の設定は、保護者がリモコン23等を操作することによって設定可能となっている。設定された視聴制限の時間帯の情報は、例えば有害/有益番組情報記憶部29の任意の領域に保存しておくことが可能である。視聴制限の時間帯としては、例えば親が共働きで午後7時ごろまでは不在である場合には、子供が学校から帰ってくる午後3時ごろから午後7時ごろまでを視聴制限時間帯として設定すればよい。
図5は、本実施例3の視聴制限制御処理を示すフローチャートである。以下、このフローチャートを参照して本実施例3の視聴制限制御を説明する。
例えば、リモコン23によるテレビ電源のオン時に、制御部18は、カメラ部25を制御して視聴者を撮影する(ステップS21)。個人認証部26は、カメラ部25により撮影された視聴者の顔画像と、予め内部メモリに登録されている子供の顔画像とを比較することによって視聴者を認証し、その認証結果を図示しない内部メモリ等に保存する(ステップS22)。
この状態において、制御部18は、データ検索部19によりEPGデータ蓄積部16を検索し、受信しようとしている放送番組が有害/有益番組情報記憶部29に記憶されている有害番組であるか否かを判断する(ステップS23)。この判断は、例えばリモコン23によるチャンネル選局時やチャンネル切り替え時等に行う。その結果、受信しようとしている放送番組が設定された有害番組である場合(例えば、図2(b)に示す番組名eeeの番組Eである場合)には、次に、内部メモリに保存している前記認証結果を参照し、認証した視聴者が子供であるか否かを判断する(ステップS24)。その結果、視聴者が子供でない場合(ステップS24でNoと判断された場合)には、ステップS27へと動作を進め、視聴制限は行わず、受信チャンネルの番組をそのままTVモニタ15の画面に表示する。
一方、視聴者が子供である場合(ステップS24でYesと判断された場合)には、次に時計部28により現在時刻を確認し、現在時刻が予め設定されている視聴制限時間帯内であるか否かを判断する(ステップS25)。その結果、現在時刻が視聴制限時間帯内である場合(ステップS25でYesと判断された場合)には、受信チャンネルの番組(有害番組E)の視聴を制限し、録画再生部40に保存されている有益番組を再生してTVモニタ15の画面に表示する(ステップS26)。このときの有益番組の再生制御は、上記実施例1のような視聴優先度による再生制御でもよいし、上記実施例2のような一覧表示による選択制御でもよい。
一方、現在時刻が視聴制限時間帯外である場合(ステップS25でNoと判断された場合)には、ステップS27へと動作を進め、視聴制限は行わず、受信チャンネルの番組をそのままTVモニタ15の画面に表示する。
上記実施例1〜3では、受信チャンネルの番組が有害番組である場合にのみ有益番組を視聴させる実施例であったが、本実施例4は、受信チャンネルの番組が有害番組であるか否かに関わらず、一定の条件を満たしている場合には有益番組を子供に視聴させる実施例である。
図6は、本実施例4の視聴制限制御処理を示すフローチャートである。以下、このフローチャートを参照して本実施例4の視聴制限制御を説明する。
制御部18は、録画再生部40に有益番組が録画されたか否かを監視し(ステップS31)、有益番組が録画された場合には、その有益番組の録画後、予め設定された所定時間(例えば5日等)が経過しているか否かを監視する(ステップS32)。所定時間経過しているか否かの確認は、上記したように、有害/有益番組情報記憶部29に記憶されている有益番組情報データの中の録画日時と時計部28の現在時刻とに基づいて計算することができる。その結果、所定時間経過している場合(ステップS32でYesと判断された場合)には、その有益番組が未再生であるか否かを確認する(ステップS33)。そして、有益番組が未再生のまま予め設定された所定時間を経過している場合には(ステップS33でYesと判断された場合)には、リモコン23等により図示しないテレビの電源がオンされたか否か、または電源オン後にチャンネル選局(切り替え)操作が行われたか否かを監視し(ステップS34)、電源オンまたはチャンネル選局された場合(ステップS34でYesと判断された場合)には、カメラ部25を制御して視聴者を撮影する(ステップS35)。
個人認証部26は、カメラ部25により撮影された視聴者の顔画像と、予め内部メモリに登録されている子供の顔画像とを比較することによって視聴者を認証し(ステップS36)、その認証した視聴者が子供であるか否かを判断する(ステップS37)。その結果、視聴者が子供でない場合(ステップS37でNoと判断された場合)には、ステップS39へと動作を進め、受信チャンネルの番組をそのままTVモニタ15の画面に表示する。
一方、視聴者が子供である場合(ステップS37でYesと判断された場合)には、録画再生部40に保存されている未再生のまま所定時間を経過している有益番組(例えば、図2(a)の有益番組A)を再生してTVモニタ15の画面に表示する(ステップS38)。
このような視聴制限制御とすることにより、例えば週間子供ニュース等の有益番組Aを録画後、5日間経過しても一度も再生されていない場合には、子供がテレビをつけたとき等に、そのチャンネルが有害番組であるか否かに関わらず、有益番組である週間子供ニュースを視聴させることができる。
本発明の放送信号受信システムの全体構成を示す機能ブロック図である。 (a)は、有害/有益番組情報記憶部に記憶されている有益番組情報のデータ構成例、(b)は、有害/有益番組情報記憶部に記憶されている有害番組の例である。 本発明の放送信号受信システムの実施例1に係る視聴改善制御処理を示すフローチャートである。 本発明の放送信号受信システムの実施例2に係る視聴改善制御処理を示すフローチャートである。 本発明の放送信号受信システムの実施例3に係る視聴改善制御処理を示すフローチャートである。 本発明の放送信号受信システムの実施例4に係る視聴改善制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 放送信号受信システム
11 チューナ部
12 映像デコーダ
13 音声デコーダ
14 OSD回路
15 TVモニタ
16 EPGデータ蓄積部
18 制御部
19 データ検索部
21 キー入力部
22 受信部
23 リモコン部
25 カメラ部
26 個人認証部
28 時計部
29 有害/有益番組情報記憶部
40 録画再生装置

Claims (3)

  1. 受信番組に関する番組情報を取得する取得部と、
    放送信号を受信して映像信号と音声信号を得る放送信号受信部と、
    視聴者を撮影する撮像部と、
    撮像部により撮影された視聴者の顔画像と予め登録されている個人の顔画像とを比較することによって視聴している個人を認証する認証部と、
    予め設定された有益番組を録画して保存する録画再生部と、
    有害番組条件を設定する有害番組条件設定部と、
    前記認証部による認証結果と前記番組情報に基づく受信番組の内容と前記設定された有害番組条件とに基づき、認証結果が視聴制限対象の個人であり、受信番組が設定された有害番組に該当する場合には、前記録画再生部に保存されている有益番組を再生して前記モニタ画面に表示する視聴制限制御部とを備え、
    前記録画再生部に保存されている有益番組には録画後の経過時間情報と再生の有無情報
    とが付加されており、
    前記視聴制限制御部は、前記録画再生部に保存されている有益番組が未再生のまま予め設定された所定時間を経過している場合において、前記認識部による認識結果が視聴制限対象の個人である場合には、受信番組が前記設定された有害番組でない場合であっても視聴を制限し、前記有益番組を再生してモニタ画面に表示することを特徴とする放送信号受信システム。
  2. 前記録画再生部に保存されている有益番組に視聴優先度を設定する優先度設定部をさらに備えており、
    前記視聴制限制御部は、前記録画再生部に複数の有益番組が保存されている場合には、前記設定された優先度の高い順に有益番組を再生することを特徴とする請求項1に記載の放送信号受信システム。
  3. 前記有害番組の設定は、前記取得部により取得した番組情報に含まれる番組名によって個別に設定することを特徴とする請求項1に記載の放送信号受信システム。
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