JP2002112218A - 放送受信装置 - Google Patents

放送受信装置

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JP2002112218A
JP2002112218A JP2000303168A JP2000303168A JP2002112218A JP 2002112218 A JP2002112218 A JP 2002112218A JP 2000303168 A JP2000303168 A JP 2000303168A JP 2000303168 A JP2000303168 A JP 2000303168A JP 2002112218 A JP2002112218 A JP 2002112218A
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Norio Kitamura
紀男 北村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 番組の視聴を制限する機能を有した従来の放
送受信装置では,暗証番号の入力などの操作や設定を行
うために,視聴者の出入りなどを意識する必要があり,
視聴者は十分に番組を鑑賞できない場合があった。 【解決手段】 本発明は,視聴者の認識,認識した視聴
者に対する視聴の制限,及びその解除を放送受信装置自
体が行うことによって,視聴者が番組を十分に鑑賞し得
るようにするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,例えば未成年者な
どに適さない番組の視聴を制限する機能を有した放送受
信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】放送局から放送される番組の中には未成
年者などの視聴に適さないものもある。このため,放送
された番組を受信するテレビジョン受像機などの放送受
信装置には,そのような番組の視聴に制限を加える機能
を有するものがある。番組の視聴を制限する機能を有し
たこのような放送受信装置に関する技術は,例えば特開
昭61−33090号公報や,特開平9−46306号
公報などに記載されている。前記公報に記載の放送受信
装置では,予め定められた番組や,放送局から視聴の制
限を行う情報が送信された番組などに対して視聴の制限
が行われ,例えば暗証番号を入力すれば,視聴の制限が
解除される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような番組の視聴
を制限する機能を有した従来の放送受信装置では,例え
ば視聴の制限を解除したり,視聴の制限を一旦解除した
状態から再び視聴の制限を行う場合に,暗証番号の入力
等の操作や設定が必要になり,操作や設定を行う者は,
視聴者の出入りなどを常に意識しなければならず,その
ために番組を十分に鑑賞できない場合があった。本発明
は,このような従来の技術における課題を鑑みてなされ
たものであり,番組視聴中などでも視聴者が視聴制限の
操作や設定に煩わされることがない放送受信装置を提供
することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに,本発明は,放送された番組を受信する受信部と,
前記受信部により受信された番組を出力する出力部を用
いて番組を視聴する視聴者を撮像するための視聴者撮像
部と,前記視聴者撮像部の撮像画像から視聴者を認識す
る視聴者認識部と,前記視聴者認識部により認識された
視聴者に,前記出力部により出力される番組の視聴が許
可されているか否かを判別する視聴許可判別部と,前記
視聴許可判別部の判別結果に従って,前記出力部の出力
内容を制御する出力内容制御部と,を具備してなる放送
受信装置として構成されている。本発明では,CRTデ
ィスプレイや,液晶ディスプレイ,或いはスピーカなど
の出力部に出力される番組を視聴する視聴者が,視聴者
撮像部により撮像される。視聴者認識部では,視聴者撮
像部の撮像画像から視聴者撮像部により撮像された視聴
者がどのような人物であるかが認識される。そして,前
記視聴者認識部により認識された視聴者に,前記出力部
により出力される番組の視聴が許可されているか否かの
判別が,視聴許可判別部により行われ,前記視聴許可判
別部の判別結果に従って,出力内容制御部により,前記
出力部の出力内容が制御される。例えば視聴者認識部に
より視聴者が未成年者であることが認識されたときに,
前記出力部により出力される番組に性的或いは暴力的な
表現が含まれる場合には,当該番組の映像信号にモザイ
ク処理が施され,当該番組の音響信号にミュート処理が
施されて,当該番組の視聴が制限されるのである。この
ように,本発明では,視聴者の認識は放送受信装置自身
が行い,また認識した視聴者に対する視聴の制限,又は
その解除も放送受信装置が自動的に行うから,視聴者は
視聴の制限のための操作や設定に煩わされることがな
い。ある視聴者が番組を視聴している際に,一部の番組
の視聴が制限される視聴制限者が視聴者として加わった
り,前記視聴制限者が番組の途中で退出した場合などで
も,前記視聴者許可判別部が,前記視聴者認識部により
認識された視聴者が変わる度に,当該視聴者に,前記出
力部により出力される番組の視聴が許可されているか否
かを判別することによって自動的に視聴の制限や解除が
行われる。また,時間が経過したり,放送局すなわちチ
ャンネルが切り替わると,番組も切り替わるが,この場
合には,前記出力部に出力される番組の切替を検出し,
前記視聴者許可判別部が,前記番組切替検出部により番
組の切替が検出される度に,前記視聴者認識部により認
識された視聴者に,前記出力部により出力される番組の
視聴が許可されているか否かを判別するようにすればよ
い。
【0005】
【発明の実施の形態】以下,添付図面を参照して,本発
明の実施の形態につき説明し,本発明の理解に供する。
なお,以下の実施の形態は,本発明の具体的な例であっ
て,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではな
い。ここに,図1は本発明の実施の形態に係る放送受信
装置の概略構成を示す図である。本発明の実施の形態に
係る放送受信装置は,図1に示す如く,画像入力装置
(視聴者撮像部に対応)1,電源制御モジュール2,視
聴者認識部3,チャンネル指定部4,チャンネル制御部
(視聴許可判別部に対応)5,受信部6,表示部(出力
部に対応)7,及び出力制限部(出力内容制御部に対
応)8を含む。本発明の実施の形態に係る放送受信装置
は,例えばテレビチューナーを備えたパーソナルコンピ
ュータなどを用いて具体化される。テレビチューナーを
備えたパーソナルコンピュータや,パーソナルコンピュ
ータに接続するディジタルカメラなどは既に商品化され
ており,前記画像入力装置1や,前記受信部6などには
これらを利用する。また,前記表示部7にはパーソナル
コンピュータの例えば液晶ディスプレイを用いる。この
他の構成については,これらのハードウェアを利用した
り,ソフトウェアによってパーソナルコンピュータのマ
イクロプロセッサを制御するなどして実現すればよい。
まず,前記放送受信装置の各構成について詳細を説明す
る。前記画像入力装置1は,CCDカメラなどの撮像装
置である。前記画像入力装置1の撮像方向は,液晶ディ
スプレイなどの前記表示部7に表示される映像を見る者
を撮像するために,前記表示部7の表示面に合わせて定
められる。ただし,前記画像入力装置1の撮像方向を固
定する必要は必ずしもない。前記画像入力装置1の撮像
方向を可変にし,例えば所定角度の範囲で撮像方向を回
動するようにしたり,視聴者の位置を検出しその検出方
向に撮像方向を向けるようにしてもよい。前記電源制御
モジュール2は,前記画像入力装置1への電力供給を制
御するためのモジュールである。前記電源制御モジュー
ル2には,前記視聴者認識部3からの制御信号が入力さ
れている。前記視聴者認識部3は,記憶装置9に構築さ
れた視聴者のデータベースを参照して,前記画像入力装
置1の撮像画像から視聴者を認識する。前記視聴者のデ
ータベースには,例えば予め登録された視聴者の基準画
像,視聴者の年齢,性別などの属性が各視聴者別に蓄積
される。この他,視聴を制限する番組の種類,放送日,
曜日,放送局(チャンネル),放送時間,タイトル,出
演者などの属性が各視聴者別に蓄積される場合もある。
前記視聴者のデータベースに登録される視聴者の中に,
例えば未成年者などの一部の番組について視聴の制限を
受ける視聴制限者が含まれる。
【0006】前記視聴者認識部3は,前記画像入力装置
1の撮像画像から例えば視聴者の顔を抽出し,目や鼻な
どの特徴を前記基準画像のそれらと比較するなどして,
前記画像入力装置1により撮像された視聴者(が誰であ
るか)を認識する。前記視聴者認識部3は,視聴者が認
識できれば,認識された視聴者の年齢などの視聴者情報
を,前記視聴者認識部3に接続されたチャンネル制御部
5に出力する。なお,前記視聴者の認識をより確実に行
うために,補完的に音響情報などを用いてもよい。前記
視聴者のデータベースに視聴者の声紋などを予め登録し
ておき,マイクから視聴者の音声を取得することによっ
て,前記視聴者認識部3が声紋などを比較し,その比較
結果も視聴者の認識に用いるのである。ただし,視聴者
が視聴しながら発声するとは限らないので,画像を用い
た認識の補完的な手段となる。また,前記視聴者認識部
3は,前記画像入力装置1の電源の投入/切断を指示す
る制御信号を前記電源制御モジュール2に出力する。前
記画像入力装置1の電源を投入することを指示する制御
信号が前記視聴者認識部3から前記電源制御モジュール
2に出力されるのは,前記視聴者認識部3自体が起動し
たときや,チャンネル操作や時間が経過することによっ
て番組が変わるときである。一方,前記画像入力装置1
の撮像画像について前記視聴者認識部3が行う処理が完
了すれば,前記画像入力装置1の電源を切断することを
指示する制御信号が前記視聴者認識部3から前記電源制
御モジュール2に出力される。前記画像入力装置1に必
要時のみ電力を供給することによって,省電力化を図る
ことができる。前記チャンネル指定部4は,複数の放送
局に対応したチャンネルが視聴者により指定されると,
指定されたチャンネルを表すチャンネルデータを前記チ
ャンネル制御部5に出力するものである。
【0007】前記チャンネル制御部5は,前記視聴者認
識部3により認識された視聴者に,前記表示部7に出力
される番組の視聴が許可されているか否かを判別する。
前記チャンネル制御部5には,前記視聴者認識部3,前
記チャンネル指定部4,図示しないシステムクロック,
及び前記受信部6などが接続される。前記チャンネル制
御部5による前記判別は,前記視聴者認識部3からの前
記視聴者情報,前記チャンネル指定部4からのチャンネ
ルデータ,前記システムクロックからの日時情報,及び
EPGデータに基づいて行われる。EPGデータは,例
えば放送局から放送され前記受信部6により受信され
る,番組案内のデータである。EPGデータには,各番
組の種類(ジャンル)や,放送日,曜日,放送時間,放
送局(チャンネル),タイトル,出演者などの情報,さ
らには未成年者などの視聴が制限されるべき番組である
か否かを表す視聴者制限番組情報などが含まれている。
前記チャンネル制御部5は,前記視聴者情報から現在の
視聴者が前記視聴制限者であるか否かを判別する。例え
ば前記視聴者情報に含まれる年齢が所定年齢以下であれ
ば,現在の視聴者は前記視聴制限者であり,前記視聴者
情報に含まれる年齢が所定年齢より大きければ,現在の
視聴者は前記視聴制限者でないと判別される。現在の視
聴者が前記視聴制限者でないと判別した場合には,どの
ような番組であるかを問わず視聴が許可されていると判
別し,前記チャンネル制御部5は,前記チャンネルデー
タを前記受信部6に出力する。また,前記チャンネル制
御部5は,前記チャンネルデータ,及び前記日時情報
と,前記EPGデータに含まれる各番組の放送日,放送
時間,及び放送局とを比較して,前記表示部7に映像が
表示される番組を特定する。そして,特定した番組のE
PGデータに含まれる前記視聴者制限番組情報から,当
該番組が前記視聴制限者に対して視聴を制限する制限対
象番組であるか否かを判別する。なお,辞書などを搭載
しておき,各番組の種類やタイトルなどから,特定した
番組が前記制限対象番組であるか否かを判別するように
してもよい。また,前記チャンネル制御部5による番組
の特定処理は,ある番組の視聴中にも行われており,番
組の特定処理によって番組に切り替わりがあったことを
検出すると,その旨を表す通知信号を前記視聴者認識部
3に出力する。このような前記チャンネル制御部5の処
理が,本発明における番組切替検出部に対応する。そし
て,前記チャンネル制御部5は,特定した番組が前記制
限対象番組でない場合には,現在の視聴者が前記視聴制
限者であっても視聴が許可されていると判別して,前記
チャンネルデータを前記受信部6に出力する。一方,特
定した番組が前記制限対象番組である場合には,前記視
聴制限者である現在の視聴者には視聴が許可されていな
いと判別して,前記チャンネル制御部5は,前記チャン
ネルデータだけでなく,その判別結果を表す映像・音響
制限信号を前記受信部6に出力する。前記受信部6は,
前記チャンネル制御部5からの前記チャンネルデータに
従って,放送局から放送された番組を受信する。前記受
信部6は,出力ポートを2つ有している。前記出力ポー
トの一方は前記表示部7に直接接続されており,前記チ
ャンネル制御部5から前記映像・音響制限信号が供給さ
れなかった場合には,前記受信部6は,この出力ポート
の一方に受信した番組(映像信号,音響信号を含む)を
出力する。また,前記出力ポートの他方は前記出力制限
部8に接続されており,前記チャンネル制御部5から前
記映像・音響制限信号が供給された場合には,前記受信
部6は,この出力ポートの他方に受信した番組を出力す
る。前記出力制限部8は,前記受信部6から供給された
映像信号に対してモザイク処理を施してから,前記表示
部7に供給する。また,前記受信部6から供給された音
響信号についてはミュート処理を行ってから図示しない
スピーカに供給する。
【0008】次に,図2のフローチャートを参照して,
前記放送受信装置の動作について説明する。前記放送受
信装置において,視聴者により本体電源が投入されると
(S1),それに連動して,前記画像入力装置1や前記
視聴者認識部3を含む視聴者認識システムの電源が投入
される(S2)。前記視聴者認識システムの電源が投入
されると,前記視聴者認識部3が起動する。前記視聴者
認識部3が起動すると,前記画像入力装置1に電源を投
入することを指示する前記制御信号が,前記視聴者認識
部3から前記電源制御モジュール2に出力され,前記電
源制御モジュール2の制御によって,前記画像入力装置
1に電源が投入される(S3)。前記画像入力装置1に
電源が投入されると,前記画像入力装置1により視聴者
の撮像が行われる(S4)。次に,前記画像入力装置1
の撮像画像に対して,前記視聴者認識部3による視聴者
認識の処理が行われる(S5)。前記記憶装置9に構築
された前記視聴者のデータベースに格納されている前記
基準画像と前記撮像画像に含まれる視聴者の像とが比較
される。前記撮像画像に含まれる視聴者の像と合致する
ものが,前記視聴者のデータベースに格納されていない
場合には,前記撮像画像に含まれる前記視聴者の像が前
記視聴者のデータベースに前記基準画像の候補として格
納される(S6)。前記基準画像の候補については,こ
の時点で視聴者の属性などが登録されていない。なお,
前記基準画像の候補から,身長,体格など視聴者の外見
の特徴が推定できる場合には,前記視聴者の外見の特徴
と予め登録された統計情報などから,前記基準画像の候
補について,視聴者の年齢,性別などを予想し,それら
を仮の属性として登録するようにしてもよい。これらの
前記基準画像の候補や仮の属性は,後ほど確認できるよ
うにしておくとよい。システムクロックなどから撮像日
時を取得し,前記基準画像の候補や,仮の属性と関連付
けて前記視聴者のデータベースに登録しておく。例え
ば,使用者から確認の指示があると,それらのリストの
一覧などを前記表示部7に表示させるようにする。前記
使用者が後ほど確認した結果,前記視聴者のデータベー
スに登録済みであるにもかかわらず,合致する前記基準
画像がないという判定が行われていた場合には,前記基
準画像の候補を,当該視聴者の前記基準画像に加えたり
(すなわち当該視聴者に複数の前記基準画像が関連付け
られる),差し替えたり,両者を合成したりして,前記
基準画像に変更を加えるようにしてもよい。これによっ
て認識精度を向上させることができる。
【0009】一方,前記撮像画像に含まれる視聴者の像
と合致する前記基準画像が,前記視聴者のデータベース
に格納されている場合には,前記基準画像に関連付けら
れた視聴者の属性などの視聴者情報が前記視聴者認識部
3から前記チャンネル制御部5に出力され,またいずれ
の場合でも前記視聴者認識部3の処理が完了すれば,前
記視聴者認識部3から前記画像入力装置1の電源を切断
することを指示する前記制御信号が前記視聴者認識部3
から前記電源モジュール2に出力され,前記電源モジュ
ール2により前記画像入力装置1の電源が切断される
(S7)。前記視聴者認識部3から前記視聴者情報が前
記チャンネル制御部5に供給されると,次に前記視聴者
情報に基づいて前記チャンネル制御部5により現在の視
聴者が前記視聴制限者であるか否かが判別される(S
8)。現在の視聴者が前記視聴制限者でない場合には,
どのような番組であるかを問わず前記チャンネル指定部
4から前記チャンネル制御部5に供給されていた前記チ
ャンネルデータが前記チャンネル制御部5から前記受信
部6に出力され,前記受信部6により前記チャンネルデ
ータに従って受信された番組がそのまま前記表示部7な
どからそのまま出力される(S9)。これに対し,現在
の視聴者が前記視聴制限者である場合には,前記チャン
ネルデータ,前記日時情報,及び前記EPGデータに基
づいて前記表示部7に表示される番組が特定され,特定
した番組が前記制限対象番組であるか否かが前記EPG
データの前記視聴者制限番組情報に基づいて判別される
(S10)。特定した番組が前記制限対象番組でないと
判別された場合には,前記処理S9の場合と同様に,前
記受信部6により受信された番組がそのまま前記表示部
7などから出力される。また,特定した番組が前記制限
対象番組であると判別された場合には,前記チャンネル
制御部5から前記映像・音響制限信号と前記チャンネル
データが前記受信部6に供給され,前記受信部6により
前記チャンネルデータに従って受信された番組は,前記
出力制限部8に供給され,前記出力制限部8により前記
番組の映像信号にモザイク処理が,前記番組の音響信号
にミュート処理がそれぞれ施される(S11)。前記出
力制限部8により前記モザイク処理が施された前記映像
信号は,前記表示部7に表示され,前記出力制限部9に
より前記ミュート処理が施された音響信号は,前記スピ
ーカから出力される。上述のようにして,前記視聴制限
者に対して前記制限対象番組の視聴が制限されるが,起
動後一旦番組が特定された後も,前記チャンネル制御部
5により前記チャンネルデータ,前記日時情報,前記E
PGデータに基づいて番組に切り替わっていないか否か
が監視されている。前記チャンネル制御部5により番組
に切り替わりがあることが検出された場合には(S1
2),前記通知信号が前記チャンネル制御部5から前記
視聴者認識部3に供給され,前記画像入力装置1に電源
を投入することを指示する前記制御信号を前記視聴者認
識部3から前記電源制御モジュール2に出力し,前記電
源制御モジュール2の制御によって前記画像入力装置1
に電源を投入する前記処理S3,及びそれ以降の処理S
4乃至S11が必要に応じて繰り返される。このよう
に,本発明の実施の形態に係る放送受信装置では,視聴
者の認識は放送受信装置自身が行い,また認識した視聴
者に対する視聴の制限,又はその解除も放送受信装置が
自動的に行うから,番組が変わっても,視聴者は視聴の
制限のための操作や設定に煩わされることがない。
【0010】なお,前記実施の形態では,前記表示部7
に表示される番組の映像信号にモザイク処理を,前記ス
ピーカから出力される番組の音響信号にミュート処理を
施すことにより,視聴の制限が行われたが,視聴を制限
する番組のチャンネルをその番組の放送時間の間だけ前
記チャンネル指定部4で指定できないようにすることに
よって,視聴の制限を行う(出力内容を制御する)よう
にしてもよい。また,モザイク処理を施した画像を前記
表示部7に表示させる代わりに,視聴可能な他の番組や
チャンネルのリストを載せた画像を前記表示部7に表示
するようにしてもよい。また,前記実施の形態では,視
聴制限者と視聴制限者でない者とに視聴者を分類し,前
記視聴者制限番組情報が未成年者などの視聴が制限され
るべき番組であることを表していれば,前記視聴制限者
全てに対して視聴の制限を行ったが,各視聴者,及び各
番組別に視聴の制限を設定することも可能である。例え
ば,前記視聴者のデータベースに,視聴を制限する番組
の種類,放送日,曜日,放送局(チャンネル),放送時
間,タイトル,出演者などの属性を各視聴者別に蓄積し
ておき,視聴を制限する番組の属性とEPGデータとを
前記チャンネル制御部5が比較することによって,前記
視聴者認識部3により認識された視聴者に,前記表示部
7などに出力される番組の視聴が許可されているか否か
を判別することが可能である。また,前記実施の形態で
は,前記視聴者認識部3が起動したときや,チャンネル
操作や時間の経過によって番組が変わるときに,前記画
像入力装置1の電源を投入し処理が完了すると電源を切
断して消費電力を削減していた。この場合,番組の途中
で視聴者が変わると,その視聴者に対して視聴の制限を
行うべきか否か判別することができない。そこで,例え
ば前記画像入力装置1,及び前記視聴認識部3を用いた
視聴者の認識動作を常時行うようにし,前記視聴者認識
部3の認識結果により視聴者に変更があったことが判定
されると,その度に前記チャンネル制御部5による判定
をやり直すようにしてもよい。また,前記視聴者認識部
3により認識された視聴者が複数ある場合には,例えば
前記チャンネル制御部5は,その中に一人でも前記視聴
制限者が含まれている場合には,必要に応じて視聴を制
限するようにしてもよい。さらに,例えば複数の視聴者
の中に前記視聴制限者とその親が含まれている場合に,
視聴しようとする番組が前記制限対象番組であっても,
視聴を許可したり,視聴の許可を行うか否かを尋ねる画
面を前記表示部7に表示するようにすることも可能であ
る。また,前記放送受信装置は,パーソナルコンピュー
タではなく,例えば家庭用テレビジョン受像機にハード
ウェアを追加するなどして具体化することもできるし,
本発明は,ケーブルテレビや衛星テレビのチューナー,
さらにはゲーム機,ビデオ機器,DVD機器など,出力
部として用いられる家庭用テレビジョン受像機などに接
続されるものの流通段階では前記出力部を備えないもの
にも適用することが可能である。また,前記視聴者のデ
ータベースは,複数の放送受信装置で共有するようにし
てもよい。例えば一つの家庭内に複数の放送受信装置が
ある場合,用いる放送受信装置が変わっても家族の構成
員は基本的に変わらないから,各放送受信装置毎に前記
視聴者のデータベースを設ける必要性は少ない。
【0011】
【発明の効果】以上説明した通り,本発明では,視聴者
の認識は放送受信装置自身が行い,また認識した視聴者
に対する視聴の制限,又はその解除も放送受信装置が自
動的に行うから,番組や視聴者が変わるなどしても,視
聴者は視聴の制限のための操作や設定に煩わされること
がない。その結果,視聴者は番組を十分に鑑賞すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る放送受信装置の概
略構成を示す図。
【図2】 前記放送受信装置の動作手順を説明するため
のフローチャート。
【符号の説明】
1…画像入力装置 2…電源制御モジュール 3…視聴者認識部 4…チャンネル指定部 5…チャンネル制御部 6…受信部 7…表示部 8…出力制限部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04H 9/00 H04H 9/00 H04N 5/44 H04N 5/44 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送された番組を受信する受信部と,前
    記受信部により受信された番組を出力する出力部を用い
    て番組を視聴する視聴者を撮像するための視聴者撮像部
    と,前記視聴者撮像部の撮像画像から視聴者を認識する
    視聴者認識部と,前記視聴者認識部により認識された視
    聴者に,前記出力部により出力される番組の視聴が許可
    されているか否かを判別する視聴許可判別部と,前記視
    聴許可判別部の判別結果に従って,前記出力部の出力内
    容を制御する出力内容制御部と,を具備してなる放送受
    信装置。
  2. 【請求項2】 前記視聴者許可判別部が,前記視聴者認
    識部により認識された視聴者が変わる度に,当該視聴者
    に,前記出力部により出力される番組の視聴が許可され
    ているか否かを判別してなる請求項1記載の放送受信装
    置。
  3. 【請求項3】 前記出力部に出力される番組の切替を検
    出する番組切替検出部を備え,前記視聴者許可判別部
    が,前記番組切替検出部により番組の切替が検出される
    度に,前記視聴者認識部により認識された視聴者に,前
    記出力部により出力される番組の視聴が許可されている
    か否かを判別してなる請求項1又は2記載の放送受信装
    置。
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