JPH11205728A - 番組予約登録システムおよび番組予約登録方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルサテライト放送において、視聴或い
は録画したい番組が重複した場合であっても、これら番
組の他の放映時間を検索することにより、重複した番組
の双方を適切に視聴或いは録画できる。 【解決手段】 番組予約登録システム10は、所定期間の
番組表を取得する番組表取得部16と、選択された番組の
チャンネルおよび時間帯を記憶する予約番組メモリ20
と、新たに選択された番組の時間帯と、予約番組メモリ
にすでに記憶された番組の時間帯とを照合して、時間帯
の重複の有無を決定する予約照合部22と、その時間帯の
重複する番組の少なくとも一方に関して、番組表を検索
して、他の時間帯で放映されるか否かを判断する番組検
索部24とを備え、一方の番組に関して、検索された時間
帯およびチャンネルを示す情報が、予約番組メモリ20に
記憶される。また、番組表によると、一方の番組が他の
時間帯で放映されない場合に、当該番組に関する情報を
記憶する登録番組メモリ26が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、外部から与えられ
た番組表にしたがって、所望の番組を予約登録するとと
もに、当該予約登録にしたがって受信装置を制御する番
組予約登録システムおよび番組予約登録方法に関し、特
に、人工衛星を介して提供される番組のうち、視聴或い
は録画したい番組を適切に予約可能な番組予約登録シス
テムおよび番組予約登録方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来より、テレビ番組を視聴或いは予約
するために、テレビやビデオレコーダに、所望の時間帯
およびチャンネルを指定して、これを登録する、いわゆ
るチャンネル予約が知られている。このようなチャンネ
ル予約においては、従来、視聴或いは録画したい番組を
登録する際に、同じ時間帯にすでに番組が登録されてい
ても、これを考慮することなく、最新に登録するものが
優先される場合が多く、視聴者は番組の重複を知ること
ができず、不便を感じる場合が有った。

【０００３】このような番組の重複により視聴者の不便
を解消するために、いくつかの技術が提案されている。
予約の重複を認識させるために、たとえば、特開平８−
223494号公報には、液晶モニタおよび液晶モニタ上に配
置された、静電容量式の複数のセンシングセルを二次元
的にマトリクス状に配置した透明なキーマトリックスと
を備えた予約データ入力装置にて、入力された座標に対
応する時間帯にすでに番組予約が入っているか否かを判
断し、重複予約の警告を発することができる番組予約装
置が開示され、また、特開平７−203323号公報には、表
示装置の画面上に、時間帯の重複を示す予約確認リスト
を表示するようなタイマー予約警告装置が開示されてい
る。

【０００４】さらに、近年、ディジタルサテライトから
番組が提供され、これを所定の受信機を介して、テレビ
の画面上に写したり、或いは、ビデオレコーダに録画す
ることができるようになっている。この種の番組は、予
め登録した受信機のみで利用することができる。視聴費
用の関係上、利用者は通常１台の受信機を所有する。上
記ディジタルサテライトから番組が提供される場合に、
一つの受信機は、ある時間帯に単一の番組のみを受信す
ることができる。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】したがって、上記重複
予約を警告する装置を組み込んだテレビ或いはビデオに
おいて、同一の時間帯に複数のチャンネルに、視聴者が
視聴或いは録画したい番組があり、これら双方を誤って
予約した場合に、視聴者は番組の重複を知ることはでき
るが、何れか一方の番組を選択せざるを得ず、この時間
帯に、他方の番組を視聴或いは録画することができない
という問題点があった。ディジタルサテライトからの番
組を受信する場合、従来のテレビ方法のようにテレビと
ビデオにそれぞれチューナーを持たせることはできない
ので、この問題点はより重要である。

【０００６】その一方、ディジタルサテライトから提供
される番組は、一般的には、あるチャンネルにおいてあ
る周期をもって繰り返し提供される場合が多い。たとえ
ば、あるチャンネルＡにおいて、ある時間帯Ｔ１に上映
された映画が、翌日或いは他の日の異なる時間帯Ｔ２に
上映される場合がある。このため、視聴者は、上述した
ように視聴或いは録画したい番組が重複した場合に、他
の時間帯に、何れかの番組が上映されることを知ること
ができ、これを適切に予約できるのが好ましい。

【０００７】本発明は、視聴或いは録画したい番組が重
複した場合であっても、重複した番組の双方を適切に視
聴或いは録画できる番組予約登録システム及び番組予約
登録方法を提供することにある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明の目的は、外部か
ら与えられた番組表にしたがって、所望の番組を予約登
録するとともに、当該予約登録にしたがって受信装置を
制御する番組予約登録システムであって、前記番組表を
取得する番組表取得手段と、前記番組表に含まれる番組
のうち、所望の番組を選択する番組選択手段と、新たに
選択された第２番組の時間帯と、すでに選択された第１
番組の時間帯とを照合して、時間帯の重複の有無を決定
する予約照合手段と、前記第１番組と前記第２番組とが
重複するときに、これらのうちの一方を予約番組とし、
他方を非予約番組とし、当該非予約番組に関して、前記
番組表を検索して、他の時間帯で放送されるか否かを判
断する番組検索手段とを備える番組予約登録システムに
より達成される。

【０００９】本発明によれば、番組検索手段が、その時
間帯が重複する番組の少なくとも一方が、他の時間帯で
放映されるかどうかを判断し、当該他の時間帯およびチ
ャンネルが、予約番組メモリに記憶される。したがっ
て、放映時間帯が重複する複数の番組があっても、適切
にこれらを予約することが可能となる。

【００１０】本発明の好ましい実施態様においては、さ
らに、前記番組検索手段による検索によっても、前記一
方の番組が他の時間帯で放映されない場合には、当該番
組に関する情報を記憶する登録番組メモリを備え、所定
の時間に、前記番組表取得手段が取得した新たな番組表
を検索して、前記登録番組メモリにその情報が記憶され
た番組が、他の時間帯で放映されるか否かを判断するよ
うに構成されている。

【００１１】ある時点の番組表には、番組が他の時間帯
に放映されることが示されていなくても、後の時点の番
組表には、これが示されていることが有り得る。したが
って、本実施の形態によれば、登録番組メモリに、番組
に関する情報を記憶し、この情報に基づき、新たに得ら
れた番組表を検索するため、後の時点の番組表に、所定
の番組の放映が示されている場合に、その時間帯で当該
番組を視聴或いは録画することを予約できる。

【００１２】本発明の好ましい実施態様においては、前
記番組検索手段は、所望の期間内に前記非予約番組が放
送されないと判断したときに、その旨を報知する。

【００１３】利用者がいつまでに見たいと希望する期間
に基づき番組を検索し、その期間内に放送されないとき
は利用者に警告を行うことにより、より利便性が高ま
る。

【００１４】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記予約番組メモリが、番組の視聴／録画の種別を
記憶している。このような、予約番組メモリに記憶され
た視聴／録画の種別にしたがって、テレビ受像機および
ビデオテープレコーダの何れかに、映像信号を与えるこ
とを示す指示を、受信回路に与えるのが好ましい。

【００１５】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、さらに、前記予約番組メモリが、番組ごとに、削除
の可否を示すマークを記憶するとともに、少なくともマ
ークが削除が不可能であることを示している番組に関し
て、当該番組の登録者のパスワードが対応付けられ、か
つ、前記予約番組メモリ中の番組に関する情報の削除
が、対応するパスワードの入力を条件としてなされ得る
ように構成されている。

【００１６】この実施態様によれば、登録者以外の第三
者が、勝手に予約番組メモリに記憶された情報を削除す
ることを防止することができる。

【００１７】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記番組検索手段が、その時間帯が重複する双方の
番組に関して、前記番組表を検索して、他の時間帯で放
映されるか否かを判断し、かつ、前記双方の番組のう
ち、少なくとも一方が、他の時間帯で放映される場合に
は、当該一方の時間に関して、番組検索手段にて検索さ
れた時間帯およびチャンネルを、前記予約番組メモリに
記憶するように構成されている。この実施態様によれ
ば、他の時間帯で放映される番組について、当該他の時
間に視聴或いは録画するように予約するため、自動的に
適切な予約登録が可能となる。

【００１８】或いは、前記番組検索手段が、その時間帯
が重複する番組に対応する視聴／録画の種別に基づき、
何れかの種別の番組に関して、前記番組表を検索して、
他の時間帯で放映されるか否かを判断するように構成さ
れても良い。

【００１９】この発明の目的は、外部から与えられた番
組表にしたがって、所望の番組を予約登録するととも
に、当該予約登録にしたがって受信装置を制御する番組
予約登録方法であって、前記番組表を取得する番組表取
得ステップと、前記番組表に含まれる番組のうち、所望
の番組を選択する番組選択ステップと、新たに選択され
た第２番組の時間帯と、すでに選択された第１番組の時
間帯とを照合して、時間帯の重複の有無を決定する予約
照合ステップと、前記第１番組と前記第２番組とが重複
するときに、これらのうちの一方を予約番組とし、他方
を非予約番組とし、当該非予約番組に関して、前記番組
表を検索して、他の時間帯で放送されるか否かを判断す
る番組検索ステップとを備える番組予約登録方法により
達成される。

【００２０】

【発明の実施の形態】発明の実施の形態１．以下、添付
図面を参照して、本発明の実施の形態につき説明を加え
る。図１は、本発明の実施の形態にかかる番組予約登録
システムおよびその周辺装置の概略を示すブロックダイ
ヤグラムである。図１に示すように、この実施の形態に
おいては、番組予約登録システム１０は、ディジタルサ
テライトから提供された番組を受信する受信機１２に組
み込まれている。受信機１２は、パラボラアンテナ（図
示せず）やケーブル（図示せず）を介して外部から与え
られた信号（映像信号や番組表信号）を受け入れる受信
回路１４を備えている。なお、番組予約登録システム１
０は、受信機のアダプタであってもよい。また、衛星か
らの電波を直接受信する場合に限らず、いわゆるケーブ
ルテレビの場合についても適用できる。

【００２１】番組予約登録システム１０は、受信回路１
４にて受信された信号のうち、番組表を示す信号を抽出
する番組表取得部１６と、番組予約のために必要な処理
を実行する予約照合部１８と、予約された番組に関する
種々のデータを記憶する予約番組メモリ２０と、予約番
組メモリ２０に記憶されたデータにしたがって、テレビ
受像機４０やビデオテープレコーダ（ＶＴＲ）４２に映
像信号を与えるべく作動する予約実行部２２と、必要な
場合に、番組表から所定の番組を検索する番組検索部２
４と、番組検索部にて用いられる、所定の番組に関する
種々のデータを記憶した登録番組メモリ２６とを備えて
いる。また、受信機１２は、上述した受信回路１４、番
組予約登録システム１０のほか、リモートコントローラ
（リモコン）４４からの信号（たとえば、赤外線信号）
を受信する受光回路３０を備えている。また、受信回路
１４や番組予約登録システム１０からの種々の信号は、
インタフェース２８を介して、テレビ受像機４０および
／またはＶＴＲ４２に伝達される。

【００２２】本実施の形態においては、受信装置１４
は、いわゆる有料テレビの受信装置であり、番組表を示
す信号は、たとえば、特定のチャンネルの映像信号の垂
直ブランキング期間に挿入されて伝送される。本実施の
形態においては、映像信号には、その時点から５時間分
の番組表を示す信号が含まれるようになっている。さら
に、この実施の形態において、受信回路１４が映像信号
を受信していない場合には、受信回路１４は、その時点
から一週間先までの番組表を示す信号を受信することが
できる。

【００２３】通常、視聴者がリモコン４４の種々のキー
（図示せず）を操作することにより、リモコン４４から
所定の赤外線信号が発せられ、これが受光回路３０によ
り受信される。受光回路３０は、リモコン４４から発せ
られた信号に基づき、所定の指示（たとえば、パワーオ
ン、チャンネル指定）などを受信回路１４に伝達する。
受信回路１４は、このような指示にしたがって、指定さ
れたチャンネルの映像信号などをインタフェース３８を
介して、テレビ受像機４０やＶＴＲ４２に出力する。

【００２４】また、視聴者がリモコン４４の番組指定キ
ー（図示せず）を操作して、対応する赤外線信号が受光
回路３０に受信されると、受光回路３０は番組表取得部
１６を起動する。番組表取得部１６は、映像信号に含ま
れる番組表を示す信号、或いは、映像信号のない場合に
は番組表を示す信号を、受信回路１４から取得し、イン
タフェース３８を介して、テレビ受像機４０の画面上
に、対応する画像を表示する。図２は、テレビ受像機４
０の画面上に表示された番組表（番組ガイド）の画像の
一例を示す図である。図２に示すように、画像の上部に
は時間欄３０１、３０２が設けられ、左側にはチャンネ
ル欄３０３が設けられている。すなわち、横軸には時間
が設定され、縦軸にはチャンネル名が設定されている。
たとえば、このチャンネル３１１においては、午後１：
００から映画Ａが開始され、少なくとも午後１：３０ま
で映画Ａが継続していることがわかる。視聴者は、たと
えば、リモコン４４のカーソルキー（図示せず）を操作
することにより、所望のように、何れかのチャンネルの
番組を選択することができる。また、視聴者が、リモコ
ン４４の所定のキー（図示せず）を操作することによ
り、番組ガイドを縦方向および横方向にシフトして、他
のチャンネルや他の時間帯の番組を参照することができ
る。

【００２５】図３は、本発明の実施の形態にかかる番組
予約登録システムの、番組予約の処理を示すフローチャ
ート、図４は、図３の処理にしたがって、テレビ受像機
４０の画面上に表示される画像の例を示す図である。

【００２６】テレビ受像機４０の画面上に、番組ガイド
が表示された（ステップ３０１）後に、上述したように
視聴者がリモコン４４のキー（図示せず）を操作して、
予約したい番組、すなわち、視聴或いは録画したい番組
を選択する（ステップ３０２）。このステップ３０２で
は、チャンネルおよび時間帯を選択するほか、視聴を希
望するのか、或いは、録画を希望するのかを選択する。
より詳細には、図２に示す画像の番組欄から所定の番組
（たとえば、欄３０５の「映画Ａ」）を選択すると、図
４の画像４０１が、テレビ受像機４０の画面上に表示さ
れる。視聴者がリモコン４４の「１」キーを押すと、
「視聴」を希望することになり、その一方、「２」のキ
ーを押すと、「録画」を希望することになる。また、ス
テップ３０２においては、視聴或いは録画を希望する一
以上の番組を指定することができる。

【００２７】リモコン４４は、上記視聴者の選択にした
がった赤外線信号を受光回路３０に送信し、受光回路３
０は、受理した信号を予約照合部１８に転送する。予約
照合部１８は、予約番組メモリ２０に記憶されていたデ
ータが示す、すでに予約された番組の時間帯と、受理し
た信号にて示される一以上の番組の時間帯とを照合し
て、時間帯が重複しているものがあるか否かを判断する
（ステップ３０３）。重複の有無は、比較される２つの
番組の時間帯の開始時間と終了時間とを相互に比較する
ことにより行われる。例えば、一方の開始時間が他方の
終了時間の後である場合に、重複したと判断される。ス
テップ３０３において、重複がない（すなわち、「いい
え」）場合には、予約照合部１８は、予約すべき番組を
示すデータを、予約番組メモリ２０に記憶して、視聴予
約番組および録画予約番組の一覧を、インタフェース２
８を介して、テレビ受像機４０に出力する。これによ
り、テレビ受像機４０の画面上には、視聴予約一覧（図
４（ｅ）参照）および録画予約一覧（図４（ｆ）参照）
が表示される。

【００２８】ここで、予約番組メモリ２０に記憶され
た、番組を示すデータにつき、図５を参照して簡単に説
明する。図５に示すように、予約番組メモリ２０には、
番組名、チャンネル、日付／時間帯、視聴或いは録画の
種別を示す視聴／録画、および、後述するように番組の
削除の可否を示す削除不可マークをそれぞれ示すデータ
の組が、予約された番組の数だけ記憶されている。図４
（ｅ）に示す視聴予約一覧は、上記データの組中の視聴
／録画が、視聴を示すような番組に関する情報のみを含
み、その一方、図４（ｆ）に示す録画予約一覧は、上記
データの組中の視聴／録画が、録画を示すような番組に
関する情報のみを含む。さらに、この実施の形態におい
ては、登録者以外の者が、勝手に予約番組メモリに登録
した、番組に関するデータを削除することを防止するた
めに、少なくとも削除不可マークが番組の削除の不可を
示す場合には、そのデータの組には、登録者のパスワー
ドが対応付けられている。

【００２９】これに対して、ステップ３０３において重
複がある（すなわち、「はい」）場合には、重複する番
組に関する情報を示すスケジュール重複一覧が、テレビ
受像機４０の画面上に表示される（ステップ３０５）。
図４（ｂ）は、スケジュール重複一覧の一例を示してい
る。図４（ｂ）の例では、選択した「映画Ａ」の時間帯
と、予め登録されていた「映画Ｅ」の時間帯とが一部重
複している。また、図４（ｂ）に示す画像において、各
番組ごとに、日付、時間帯、番組名、視聴／録画の種別
を示す欄のほか、別時間選択欄４１１が設けられてい
る。また、画像４１０の下部には、同じ番組の放映を検
索するための期間を指定する期間指定欄４１２が設けら
れている。

【００３０】別時間選択欄４１１が選択されると、当該
番組が放映される別の時間を検索する処理が実行され
る。すなわち、視聴者がリモコン４４の所定のキーを操
作して、その時間帯が重複する番組の何れかの別時間選
択欄を選択する（ステップ３０６で「はい」）と、これ
に応答して、番組検索部２４が起動して、番組表取得部
１６から番組表を示すデータを読み出して、期間指定欄
４１２にて指定された期間内に、選択された番組が再度
放映されるか否かを判断する（ステップ３０７）。

【００３１】ステップ３０７にて「はい」と判断された
場合には、番組検索部２４は、番組表から、選択された
番組が再度放映される日付、時間帯およびチャンネルを
取り出して、これをインタフェース２８を介して、テレ
ビ受像機４０に伝達する。これにより、テレビ受像機４
０の画面上には、図４（ｃ）に示すように、選択された
番組を視聴或いは録画可能な他の時間帯などの情報を含
む画像が表示される（ステップ３０８）。図４（ｃ）の
例では、選択された番組の視聴／録画の種別が、視聴で
あったため、視聴可能別時間一覧となっている。選択さ
れた番組の視聴／録画欄の種別が録画である場合には、
テレビ受像機４０の画面上に表示される画像は、録画可
能別時間一覧となる。

【００３２】視聴者が、リモコン４４のキーを操作する
ことにより、視聴或いは録画可能な時間帯を選択する
（ステップ３０９）と、これに応答して、予約照合部１
８が、新たに選択された時間帯と、その時間帯が重複す
る番組があるか否かを判断し（ステップ３０３）、重複
がない場合には、予約番組メモリ２０に必要なデータを
記憶する。

【００３３】これに対して、ステップ３０７にて「いい
え」と判断された場合には、番組検索部２４は、検索期
間内に番組を見出すことができなかったことを示す信号
を、インタフェース２８を介して、テレビ受像機４０に
伝達する。これにより、テレビ受像機４０の画像には、
たとえば、図４（ｄ）に示す画像が表示される（ステッ
プ３１０）。視聴者が、現在の番組表がカバーしている
期間以降に、番組が再度放映される場合に、その番組を
視聴或いは録画したい場合には、視聴者は、リモコン４
４のキーを操作することにより、欄４３１を指定する。
これに応答して、番組検索部２４は、番組名（図４の例
では、「映画Ｅ」）を示すデータを、登録番組メモリ２
６に記憶する（ステップ３１１）。欄４３２が指定され
た場合には、登録番組メモリ２６へのデータ記憶は行わ
れない。ステップ３０９或いはステップ３１１が終了す
ると、ステップ３０３に戻り、他にその時間帯が重複す
るような番組があるか否かが判断される。

【００３４】また、ステップ３０６において、別時間選
択欄の何れかが選択されなかった場合（「いいえ」の場
合）には、図４（ｂ）の欄４１３或いは欄４１４のどち
らが選択されたかが判断される（ステップ３１２）。ス
テップ３０６で「はい」が選択された場合には、その時
間帯が重複する番組の一方を、他の時間帯にシフトする
ような処理（ステップ３０７ないしステップ３１１）が
実行されるが、ステップ３０６で「いいえ」が選択され
た場合には、一方を削除する処理が実行される。たとえ
ば、図４（ｂ）の画像において、欄４１３が選択された
場合には、視聴予約番組一覧（図４（ｅ）参照）が表示
され（ステップ３１３）、その一方、欄４１４が選択さ
れた場合には、録画予約番組一覧（図４（ｆ）参照）が
表示される（ステップ３１４）。何れの場合にも、次い
で、番組削除処理が実行される（ステップ３１５、３１
６）。

【００３５】図６は、この番組削除処理を示すフローチ
ャートである。図６に示すように、視聴予約番組一覧或
いは録画予約番組一覧に含まれる番組のうち、新たに選
択された、予約を希望する番組と、その時間帯が重複す
る番組の削除不可マークが参照されて、当該番組の削除
の可否が判断される（ステップ６０１）。番組の削除が
可能な場合、すなわち、当該番組の対応する削除不可マ
ークが、削除可能を示す場合（ステップ６０１で「は
い」）、予約照合部１８が、予約番組メモリに記憶され
たデータの組のうち、対応する番組に関連するデータの
組が削除され（ステップ６０２）、次いで、新たに選択
された、予約を希望する番組に関連するデータの組（番
組名、日付／時間帯、チャンネルなどを示すデータ）
が、予約番組メモリ２０に記憶される（ステップ６０
３）。

【００３６】その一方、番組の削除が不可能となってい
る場合、すなわち、当該番組の対応する削除不可マーク
が、削除不可を示す場合（ステップ６０１で「いい
え」）には、視聴者によりパスワードの入力があったか
否かが判断される（ステップ６０４）。複数の視聴者が
番組予約登録システムを利用する場合、たとえば、家庭
内で家族が利用する場合などに、ある者が登録した番組
を、他の者が勝手に削除して、当該他の者の所望の番組
を登録することを防止する必要がある。したがって、本
実施の形態においては、予約番組メモリ２０に記憶され
るデータの組に、削除不可マークを設け、このマーク
が、削除不可を示す場合には、データの削除が不可能な
ように構成し、かつ、削除不可マークの変更は、登録者
の適切なパスワードが入力された場合のみ可能なように
構成している。したがって、ステップ６０４においてパ
スワードの入力がない場合には、処理を終了し、適切な
パスワードの入力があった場合のみ、予約番組メモリ２
０中の対応するデータの組に含まれる削除不可マークを
反転させ（すなわち、これを、削除可能を示すものに変
更して）、ステップ６０２に進む。このようにして、視
聴者は、自分が予約登録した番組を削除して、新たな番
組を登録することが可能となる。

【００３７】上述したように番組削除処理３１５、３１
６が終了すると、ステップ３０３に戻り、他にその時間
帯が重複するような番組があるか否かが判断される。

【００３８】図３に示す処理にしたがって、予約番組メ
モリ２０には、番組に関する種々のデータが記憶され、
予約実行部２２は、予約番組メモリ２０に記憶されたデ
ータを参照して、受信回路１４およびインタフェース２
８に、所定の日付および時間帯に、チャンネル番号およ
び視聴／録画の種別を通知する。視聴／録画の種別が視
聴を示す場合には、受信された映像信号はテレビ受像機
４０に出力され、録画を示す場合には、映像信号はＶＴ
Ｒ４２に出力される。

【００３９】上述したように、本実施の形態において
は、映像信号の垂直ブランキング期間に挿入された、そ
の時点から５時間分の番組表を示す信号、或いは、その
時点から一週間先までの番組表を示す信号を、受信回路
１４が絶えず受信できるようになっている。したがっ
て、予約登録の時点の番組表には、所望の番組が見出せ
なくても、ある時間が経過した後の番組表には、所望の
番組が見出せる場合がある。したがって、番組検索部２
４は、所定の時間、たとえば、一時間ごとに、番組表取
得部１６から番組表を得て、登録番組メモリ２６に記憶
されたデータが示す番組名が、当該番組表に見出せるか
否かを判断する。番組名が見出された場合に、番組検索
部２６は、インタフェース２８を介して、テレビ受像機
４０に、番組が見つかったことを示す信号を出力する。
これにより、いわゆる文字表示機能（on screen displa
y:ＯＳＤ）表示にて、テレビ受像機４０の画面上に、図
７に示すような画像が表示される。或いは、テレビ受信
機４０がパワーオフであった場合には、パワーオン時
に、ＯＳＤ表示にて、図７に示す画像が表示される。

【００４０】図７に示す画像が表示された場合に、視聴
者４４がリモコン４４のキーを操作して、欄７０１を指
定すると、番組名、日付／時間帯、チャンネル、視聴／
録画の種別（この場合は「視聴」）などからなるデータ
の組が、予約番組メモリ２０に記憶され、視聴予約番組
一覧（図４（ｅ）参照）が、テレビ受像機４０の画面上
に表示される。また、欄７０２が指定されると、番組
名、日付／時間帯、チャンネル、視聴／録画の種別（こ
の場合は「録画」）などからなるデータの組が、予約番
組メモリ２０に記憶され、録画予約番組一覧（図４
（ｆ）参照）が、テレビ受像機４０の画面上に表示され
る。

【００４１】なお、予約番組メモリ１８に番組に関する
種々のデータを新規に登録する際には、削除不可マーク
を、削除可能を示す状態にしておき、後に、パスワード
の入力を条件として、削除不可マークを反転可能にして
も良いし、番組に関するデータの新規の登録の際に、パ
スワードを入力させて、削除不可マークを、削除可能或
いは削除不可の何れか一方を示すものに設定できるよう
にしても良い。

【００４２】なお、図４（ｂ）において指定した検索制
限日数内に他の時間帯での放映を発見できなかったとき
に、画面上にその旨の表示を行うようにしてもよい。例
えば、「視聴希望登録した映画Ｘは指定期間内に放送さ
れないことが分かりました。検索期間を延長しますか？
（ＹＥＳ／ＮＯ）」という表示が考えられる。

【００４３】本実施の形態によれば、予約すべき番組の
時間帯が重複する場合に、番組表を参照して、何れかが
再度放映されるか否かを判断して、再度放映される場合
には、当該番組を、他の時間帯にて予約することができ
る。したがって、希望する番組の放映時間が重複した場
合であっても、その一方を視聴或いは録画し、他方を他
の時間帯に視聴或いは録画することができる。

【００４４】また、本実施の形態によれば、番組表を参
照しても、他の時間帯に、番組が再度放映されない場合
に、当該番組名を登録することにより、新たに番組表を
入手したときに、その番組を検索して、これを予約登録
することができる。

【００４５】さらに、本実施の形態によれば、予約番組
の削除の可否を示すマークが付加され、このマークの変
更は、登録者の適切なパスワードの入力を条件としてい
るため、登録者以外の他人が、勝手に予約登録した番組
を削除することを防止することができる。

【００４６】発明の実施の形態２．次に、本発明の第２
の実施の形態にかかる番組予約登録システムにつき説明
を加える。第２の実施の形態にかかる番組予約登録シス
テムの構成は、図１に示すものと同様である。また、第
２の実施の形態においては、時間帯に重複がある場合
に、その時間帯が重複する番組の一方が、他の時間帯に
再度放映される場合には、当該番組の時間帯を他の時間
帯に変更するようになっている。

【００４７】図８は、第２の実施の形態にかかる番組予
約登録システムの、番組予約の処理を示すフローチャー
トである。図８において、ステップ８０１ないしステッ
プ８０５は、図３のステップ３０１ないしステップ３０
５、それぞれ対応する。すなわち、テレビ受像機４０の
画面上に番組ガイドが表示された（ステップ８０１）の
値に、視聴或いは録画したい番組が、視聴者により選択
される（ステップ８０２）。時間帯の重複がなければ
（ステップ８０３で「いいえ」）、視聴予約番組および
録画予約番組の一覧が、テレビ受像機４０の画面上に表
示され（テップ８０４）、重複があれば（ステップ８０
３で「はい」）、スケジュール重複一覧が、テレビ受像
機４０の画面上に表示される（ステップ８０５）。

【００４８】ついで、予約照合部１８は、その時間帯が
重複する番組の何れか一方が再度放映されるか否かを判
断する（ステップ８０６）。この具体的手法は、図３の
ステップ３０６、３０７に関連して説明したものと同様
である。少なくとも一方の番組が再度放映される予定が
ある場合（ステップ８０６で「はい」）、当該番組の視
聴或いは録画可能な他の時間帯を含む画像が、テレビ受
像機４０の画面上に表示される（ステップ８０７）。こ
の処理は、図３のステップ３０８に対応する。視聴者
が、他の時間帯のうちの所望のものを選択する（ステッ
プ８０８）と、これに応答して、予約照合部１８が、新
たに選択された時間帯と、その時間帯が重複する番組が
あるか否かを判断し（ステップ８０３）、重複がない場
合には、予約番組メモリ２０に必要なデータを記憶す
る。

【００４９】これに対して、何れの番組も再度放映され
る予定がない場合（ステップ８０６で「いいえ」）に
は、視聴者が、リモコン４４のキーを操作することによ
り、その時間帯が重複する番組の一方を選択し、この番
組に関するデータの登録番組メモリ２６への記憶の処理
が実行される（ステップ８１０およびステップ８１
１）。これら処理は、図３のステップ３１０およびステ
ップ３１１にそれぞれ対応する。

【００５０】なお、ステップ８０６において、双方の番
組が再度放映される予定である場合には、ステップ８０
９に進み、何れかの番組を視聴者が選択できるようにし
ても良い。予約実行部２２や番組検索部２４の作動は、
第１の実施の形態のものと同様である。

【００５１】本実施の形態によれば、再度放映される番
組がある場合には、これを、他の時間帯にずらす、すな
わち、再度放映されない番組を優先するため、視聴者
は、所望の番組をより確実に視聴或いは録画することが
可能となる。

【００５２】発明の実施の形態３．次に、本発明の第３
の実施の形態にかかる番組予約登録システムにつき説明
を加える。第２の実施の形態にかかる番組予約登録シス
テムの構成は、図１に示すものと同様である。また、第
２の実施の形態においては、視聴或いは録画の一方を、
他方よりも優先させるように予め設定がなされている。
これは、視聴者がリモコン４４のキーを操作することに
よりなすことができる。図９は、第３の実施の形態にか
かる番組予約登録システムの、番組予約の処理を示すフ
ローチャートである。図８において、ステップ９０１な
いしステップ９０５は、図３のステップ３０１ないしス
テップ３０５、それぞれ対応する。ステップ９０５が終
了した後に、視聴或いは録画の何れが優先するかが判断
される（ステップ９０６）。録画が優先されている場合
には、視聴／録画の種別が視聴となっている番組が再度
放映される予定があるか否かが判断される（ステップ９
０７）。以後に実行されるステップ９０８ないし９１１
は、図３のステップ３０８ないし３１１と略同様であ
る。また、視聴が優先されている場合には、視聴／録画
の種別が録画となっている番組が再度放映される予定が
あるか否かが判断される（ステップ９１２）。このステ
ップの以後に実行されるステップ９１３ないし９１６の
処理も、図３のステップ３０８ないし３１１と略同様で
ある。

【００５３】この実施の形態によれば、視聴者が視聴或
いは録画の一方を優先するように設定できる。たとえ
ば、視聴者が在宅している際には、番組を視聴できるた
め、視聴を優先させておき、自分が在宅している時間の
みに視聴する番組を予約登録しておけば、その時間帯が
重複する他の番組を録画するように予約登録することが
できる。

【００５４】本発明は、以上の実施の形態に限定される
ことなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内
で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内
に包含されるものであることは言うまでもない。

【００５５】たとえば、前記実施の形態においては、視
聴／録画の種別を決定して、この種別に関する情報を予
約番組メモリに記憶している。これは、特に、テレビ受
像機或いはＶＴＲの何れかに映像信号を出力する場合に
有効であるが、必ずしも必要なものではない。

【００５６】また、前記第１の実施の形態においては、
その時間帯が重複する番組の何れか一方を、予約時間を
変更すべき番組として、視聴者自身が選択している。ま
た、第２の実施の形態においては、他の時間帯に放映す
るか否かを、まず判断し、これに基づき、予約時間を変
更すべき番組を決定している。さらに、第３の実施の形
態においては、視聴／録画の種別に基づき、何れかの種
別の番組を、予約時間を変更すべき番組として選択して
いる。しかしながら、本発明の番組の選択ロジックは、
上述したものに限定されるものではない。たとえば、そ
の情報が予め予約番組メモリに記憶された番組を優先し
て、新たに予約登録したい番組の方を、予約時間を変更
すべき番組としても良いし、その逆であっても良い。

【００５７】さらに、本明細書において、手段とは必ず
しも物理的手段を意味するものではなく、各手段の機能
が、ソフトウェアによって実現される場合も包含する。
さらに、一つの手段の機能が、二つ以上の物理的手段に
より実現されても、若しくは、二つ以上の手段の機能
が、一つの物理的手段により実現されてもよい。

【００５８】

【発明の効果】本発明によれば、視聴或いは録画したい
番組が重複した場合であっても、重複した番組の双方を
適切に視聴或いは録画できる番組予約登録システム及び
番組予約登録方法を提供することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 図１は、本発明の実施の形態にかかる番組予
約登録システムおよびその周辺装置の概略を示すブロッ
クダイヤグラムである。

【図２】 図２は、テレビ受像機の画面上に表示された
番組表（番組ガイド）の画像の一例を示す図である。

【図３】 図３は、本発明の実施の形態にかかる番組予
約登録システムの、番組予約の処理を示すフローチャー
トである。

【図４】 図４は、図３の処理にしたがって、テレビ受
像機の画面上に表示される画像の例を示す図である。

【図５】 図５は、予約番組メモリに記憶された、番組
を示すデータを説明するための図である。

【図６】 図６は、本実施の形態にかかる番組削除処理
を示すフローチャートである。

【図７】 図７は、テレビ受像機の画面上に表示される
画像の一例を示す図である。

【図８】 図８は、本発明の第２の実施の形態にかかる
番組予約登録システムの、番組予約の処理を示すフロー
チャートである。

【図９】 図９は、本発明の第３の実施の形態にかかる
番組予約登録システムの、番組予約の処理を示すフロー
チャートである。

【符号の説明】

１０ 番組予約登録システム １２ 受信機 １４ 受信回路 １６ 番組表取得部 １８ 予約照合部 ２０ 予約番組メモリ ２２ 予約実行部 ２４ 番組検索部 ２６ 登録番組メモリ ２８ インタフェース ３０ 受光回路 ４０ テレビ受像機 ４２ ＶＴＲ ４４ リモートコントローラ

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 外部から与えられた番組表にしたがっ
   て、所望の番組を予約登録するとともに、当該予約登録
   にしたがって受信装置を制御する番組予約登録システム
   であって、 前記番組表を取得する番組表取得手段と、 前記番組表に含まれる番組のうち、所望の番組を選択す
   る番組選択手段と、 新たに選択された第２番組の時間帯と、すでに選択され
   た第１番組の時間帯とを照合して、時間帯の重複の有無
   を決定する予約照合手段と、 前記第１番組と前記第２番組とが重複するときに、これ
   らのうちの一方を予約番組とし、他方を非予約番組と
   し、当該非予約番組に関して、前記番組表を検索して、
   他の時間帯で放送されるか否かを判断する番組検索手段
   とを備える番組予約登録システム。
2. 【請求項２】 前記番組検索手段による検索によって
   も、前記非予約番組が他の時間帯で放送されない場合に
   は、前記非予約番組に関する情報を記憶する登録番組メ
   モリを備え、 前記番組検索手段は、前記番組表取得手段が新たな番組
   表を取得したときに、当該番組表を検索して、前記登録
   番組メモリに記憶された番組が、他の時間帯で放送され
   るか否かを判断することを特徴とする請求項１に記載の
   番組予約登録システム。
3. 【請求項３】 前記番組検索手段は、所望の期間内に前
   記非予約番組が放送されないと判断したときに、その旨
   を報知することを特徴とする請求項１に記載の番組予約
   登録システム。
4. 【請求項４】 前記予約番組のチャンネル、時間帯およ
   び番組の視聴／録画の種別を記憶する予約番組メモリを
   備えることを特徴とする請求項１または２に記載の番組
   予約登録システム。
5. 【請求項５】 前記予約番組メモリに記憶された視聴／
   録画の種別にしたがって、テレビ受像機およびビデオテ
   ープレコーダの何れかに、映像信号を与えることを示す
   指示を、受信回路に与えるように構成されたことを特徴
   とする請求項４に記載の番組予約登録システム。
6. 【請求項６】 前記予約番組メモリが、番組ごとに、削
   除の可否を示すマークを記憶するとともに、マークの削
   除が不可能であることを示している番組に関して、当該
   番組の登録者のパスワードが対応付けられ、かつ、前記
   予約番組メモリ中の番組に関する情報の削除が、対応す
   るパスワードの入力を条件としてなされ得るように構成
   されたことを特徴とする請求項４に記載の番組予約登録
   システム。
7. 【請求項７】 前記番組検索手段が、その時間帯が重複
   する双方の番組に関して、前記番組表を検索して、他の
   時間帯で放映されるか否かを判断し、かつ、前記双方の
   番組のうち、少なくとも一方が、他の時間帯で放映され
   る場合には、当該一方の時間に関して、番組検索手段に
   て検索された時間帯およびチャンネルを、前記予約番組
   メモリに記憶することを特徴とする請求項４に記載の番
   組予約登録システム。
8. 【請求項８】 前記番組検索手段が、その時間帯が重複
   する番組に対応する視聴／録画の種別に基づき、何れか
   の種別の番組に関して、前記番組表を検索して、他の時
   間帯で放映されるか否かを判断するように構成されたこ
   とを特徴とする請求項４に記載の番組予約登録システ
   ム。
9. 【請求項９】 外部から与えられた番組表にしたがっ
   て、所望の番組を予約登録するとともに、当該予約登録
   にしたがって受信装置を制御する番組予約登録方法であ
   って、 前記番組表を取得する番組表取得ステップと、 前記番組表に含まれる番組のうち、所望の番組を選択す
   る番組選択ステップと、 新たに選択された第２番組の時間帯と、すでに選択され
   た第１番組の時間帯とを照合して、時間帯の重複の有無
   を決定する予約照合ステップと、 前記第１番組と前記第２番組とが重複するときに、これ
   らのうちの一方を予約番組とし、他方を非予約番組と
   し、当該非予約番組に関して、前記番組表を検索して、
   他の時間帯で放送されるか否かを判断する番組検索ステ
   ップとを備える番組予約登録方法。
10. 【請求項１０】 前記番組検索ステップによる検索によ
    っても、前記非予約番組が他の時間帯で放送されない場
    合には、前記非予約番組に関する情報を記憶する登録番
    組記憶ステップと、 新たな番組表を取得したときに、当該番組表を検索し
    て、前記記憶された番組が、他の時間帯で放送されるか
    否かを判断する第２番組検索ステップを備えることを特
    徴とする請求項９に記載の番組予約登録方法。
11. 【請求項１１】 所望の期間内に前記非予約番組が放送
    されないときに、その旨を報知する報知ステップを備え
    ることを特徴とする請求項１０に記載の番組予約登録方
    法。