JP2004235456A - 成膜装置、成膜方法および半導体装置の製造方法 - Google Patents
成膜装置、成膜方法および半導体装置の製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】タングステン膜の高抵抗化を防止しつつ、デポレートを向上させる。
【解決手段】ウェハWの搬送順序に従って各デポステージDS1〜DS5の温度が段階的に高くなるように設定し、ポステージDS1→デポステージDS2→デポステージDS3→デポステージDS4→デポステージDS5の順序でウェハWの搬送を行いながら、タングステンの成膜を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】ウェハWの搬送順序に従って各デポステージDS1〜DS5の温度が段階的に高くなるように設定し、ポステージDS1→デポステージDS2→デポステージDS3→デポステージDS4→デポステージDS5の順序でウェハWの搬送を行いながら、タングステンの成膜を行う。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は成膜装置、成膜方法および半導体装置の製造方法に関し、特に、タングステンの成膜方法に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
タングステンプラグなどに用いられるタングステンの成膜では、例えば、特許文献1に開示されているように、TiNのような導電性窒化物を含む皮膜を介して、タングステンを成膜させることにより、二酸化珪素膜との密着性を向上させる方法がある。
【0003】
図4は、タングステン膜が成膜された半導体装置の概略構成を示す断面図である。
図4において、半導体基板21上には、ゲート絶縁膜22を介してゲート電極23が形成され、ゲート電極23の両側の半導体基板21にはソース/ドレイン層24a、24bが形成されている。また、ゲート電極23が形成された半導体基板21上には絶縁膜25が形成され、絶縁膜25には、ゲート電極23を露出させる開口部25aが設けられている。また、開口部25aが設けられた絶縁膜25およびゲート電極23上にはTiN膜26が形成され、TiN膜26上にはタングステン膜27が成膜されている。
【0004】
一方、特許文献2には、WF6系ガスを用いてタングステン膜を化学蒸着させる際に、NH3/WF6系ガスを用いてタングステン窒化薄膜を予めプラズマ化学蒸着させることにより、WF6系ガスによる酸化膜、シリコンおよび酸化膜/シリコン界面の浸食を防止する方法が開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開昭63−133648号公報
【特許文献2】
特開平5−29317号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に開示された方法では、TiN膜26上のタングステン膜27の成膜は同一の温度で行われるのが一般的である。このため、デポレートを上昇させるために、成膜温度を上げると、タングステン膜27の成膜に使用されるWF6が活性化され、TiN膜26が侵食される。この結果、図5に示すように、TiN膜26にピンホール28が形成されることがあり、タングステン膜27のWとゲート電極23のSiが反応して、タングステン膜27の抵抗が上昇するという問題があった。
【0007】
一方、TiN膜26の侵食を抑制するために、タングステン膜27の成膜温度を下げると、デポレートが下がり、スループットが低下するという問題があった。
また、特許文献2に開示された方法では、タングステン膜の下層にタングステン窒化薄膜が形成されるため、低抵抗タングステン金属配線の形成が困難になるという問題があった。
【0008】
そこで、本発明の目的は、タングステン膜の高抵抗化を防止しつつ、デポレートを向上させることが可能な成膜装置、成膜方法および半導体装置の製造方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明の一態様に係る成膜装置によれば、成膜処理を行う処理チャンバと、前記処理チャンバ内に設けられ、成膜処理を段階的に行わせる複数のデポステージと、前記デポステージ間の搬送順序に従って温度が高くなるように、前記デポステージの温度を制御する温度制御手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
これにより、複数のデポステージ間でウェハを移動させることで、ウェハの温度を段階的に上昇させることが可能となり、成膜時の温度を段階的に上昇させることが可能となる。
このため、各デポステージの温度を一定に維持したまま、成膜時に用いられる反応ガスの活性状態を段階的に上昇させることが可能となり、下地層への影響を抑制しつつ、デポレートを向上させて、スループットを向上させることが可能となる。
【0011】
また、本発明の一態様に係る成膜装置によれば、成膜処理を行う処理チャンバと、前記処理チャンバに連結されたロードロック室と、前記ロードロック室に設けられたウェハカセットと、前記ロードロック室内に設けられ、前記ウェハカセットと前記処理チャンバとの間でウェハの受け渡しを行う受け渡しロボットと、前記処理チャンバ内に設けられ、前記成膜処理を段階的に行わせる複数のデポステージと、前記処理チャンバ内の手前に設けられ、前記受け渡しロボットにより受け渡されるウェハを一時的に載置するトランスファーステージと、前記デポステージを個別に加熱するヒータと、前記デポステージ間の搬送順序に従って温度が高くなるように、前記ヒータの温度を制御する温度制御手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
これにより、複数のデポステージ間でウェハを移動させることで、ウェハの温度を段階的に上昇させることが可能となるとともに、複数のウェハの成膜を一括して行う場合においても、各ウェハ間での膜質の均一性を維持することが可能となる。
このため、各ウェハ間での膜質のバラツキを抑制しつつ、成膜時の温度を段階的に上昇させることが可能となり、下地層への影響を抑制しつつ、デポレートを向上させて、スループットを向上させることが可能となる。
【0013】
また、本発明の一態様に係る成膜方法によれば、ウェハの搬送順序に従って段階的に高くなるようにN個(Nは2以上の整数)のデポステージの温度を設定する工程と、前記N個のデポステージが設けられた処理チャンバ内にウェハを搬入する工程と、前記N個のデポステージ上を移動させながら、前記処理チャンバに搬入されたウェハの成膜処理を行う工程と、前記N個のデポステージ上で成膜処理されたウェハを前記処理チャンバから搬出する工程とを備えることを特徴とする。
【0014】
これにより、複数のデポステージ間でウェハを移動させることで、各デポステージの温度を一定に維持したまま、ウェハの温度を段階的に上昇させることが可能となる。
このため、スループットの低下を抑制しつつ、成膜時の温度を段階的に上昇させることが可能となるともに、下地層への影響を抑制しつつ、デポレートを向上させることが可能となり、成膜時の膜質劣化を抑制しつつ、スループットを向上させることが可能となる。
【0015】
また、本発明の一態様に係る成膜方法によれば、複数のデポステージ上でタングステン膜を段階的に成膜する成膜方法において、前記デポステージ間のウェハの搬送順序に従って温度が高くなるように、前記デポステージの温度を設定することを特徴とする。
これにより、複数のデポステージ間でウェハを移動させることで、成膜時の温度を段階的に上昇させながら、タングステンを成膜することが可能となり、下地層への影響を抑制しつつ、デポレートを向上させることが可能となる。
【0016】
また、本発明の一態様に係る半導体装置の製造方法によれば、ゲート絶縁膜を介してゲート電極を半導体基板上に形成する工程と、前記ゲート電極が形成された半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート電極を露出させる開口部を前記絶縁膜に形成する工程と、前記開口部が形成された絶縁膜上にTiN膜を形成する工程と、成膜時の温度を段階的に上昇させながら、前記TiN膜上にタングステン膜を形成する工程と、前記タングステン膜および前記TiN膜をエッチングして前記絶縁膜を露出させることにより、前記開口部に埋め込まれたタングステンプラグを形成する工程と、前記タングステンプラグに接続された配線層を前記絶縁膜上に形成する工程とを備えることを特徴とする。
【0017】
これにより、TiN膜が露出した段階では、タングステン膜形成時に用いられるWF6系ガスの活性化を抑制しつつ、タングステン膜を形成することが可能となるとともに、TiN膜がタングステン膜で完全に覆われた段階では、WF6系ガスの活性を増加させて、タングステン膜を形成することが可能となる。
このため、WF6系ガスによるTiN膜の腐食を抑制しつつ、タングステン膜形成時のデポレートを向上させることが可能となり、スループットを向上させることを可能としつつ、タングステン膜がシリコンと反応することを防止して、タングステンプラグの高抵抗化を防止することが可能となる。
【0018】
また、本発明の一態様に係る半導体装置の製造方法によれば、ゲート絶縁膜を介してゲート電極を半導体ウェハ上に形成する工程と、前記ゲート電極が形成された半導体ウェハ上に絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート電極を露出させる開口部を前記絶縁膜に形成する工程と、前記開口部が形成された絶縁膜上にTiN膜を形成する工程と、前記半導体ウェハの搬送順序に従って段階的に高くなるようにN個のデポステージの温度を設定する工程と、前記N個のデポステージが設けられた処理チャンバ内に前記TiN膜が形成された半導体ウェハを搬入する工程と、前記N個のデポステージ上を移動させながら、前記TiN膜が形成された半導体ウェハ上にタングステン膜を形成する工程と、前記N個のデポステージ上でタングステン膜が形成された半導体ウェハを前記処理チャンバから搬出する工程と、前記タングステン膜および前記TiN膜をエッチングして前記絶縁膜を露出させることにより、前記開口部に埋め込まれたタングステンプラグを形成する工程と、前記タングステンプラグに接続された配線層を前記絶縁膜上に形成する工程とを備えることを特徴とする。
【0019】
これにより、複数のデポステージ間でウェハを移動させることで、各デポステージの温度を一定に維持したまま、半導体ウェハの温度を段階的に上昇させることが可能となる。
このため、スループットの低下を抑制しつつ、タングステン膜形成時の温度を段階的に上昇させることが可能となるともに、WF6系ガスによるTiN膜の腐食を抑制しつつ、タングステン膜形成時のデポレートを向上させることが可能となり、スループットを向上させることを可能としつつ、タングステン膜がシリコンと反応することを防止して、タングステンプラグの高抵抗化を防止することが可能となる。
【0020】
また、本発明の一態様に係る半導体装置の製造方法によれば、前記タングステン膜の形成に使用されるガスは、WF6/SiH4/H2/Ar系ガスであることを特徴とする
これにより、開口部内に効率よく埋め込むことを可能としつつ、低抵抗タングステン膜を形成することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係る成膜装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る成膜装置の概略構成を示す平面図である。
【0022】
図1において、成膜装置には、ロードロック室1および処理チャンバ4が設けられ、ロードロック室1と処理チャンバ4とはゲートバルブGBを介して連結されている。
ここで、ロードロック室1には、複数のウェハWを収納するウェハカセットWK1〜WK3が設けられるとともに、ウェハカセットWK1〜WK3と処理チャンバ1との間でウェハWの搬送を行うロボットアーム3が設けられ、ロボットアーム3には、ウェハWを保持するウェハ保持部2が設けられている。
【0023】
一方、処理チャンバ4には、複数のウェハWを載置するウェハ載置台5が設けられ、ウェハ載置台5には、トランスファーステージTSおよびデポステージDS1〜DS5が設けられるとともに、トランスファーステージTSおよび各デポステージDS1〜DS5にウェハWを順次搬送するトランスファーホイール6が設けられている。
【0024】
ここで、トランスファーステージTSは、処理チャンバ4内の手前に設けられ、ロボットアーム3により受け渡されるウェハWを一時的に載置する。また、デポステージDS1〜DS5は、各デポステージDS1〜DS5にウェハWを順次搬送させて成膜処理を段階的に行わせる。
また、各デポステージDS1〜DS5およびトランスファーステージTSには、各デポステージDS1〜DS5およびトランスファーステージTSを独立して加熱するヒータH1〜H6がそれぞれ設けられ、ヒータH1〜H5には、各ヒータH1〜H5の温度を個別に制御する温度制御部7が接続されている。そして、温度制御部7は、ウェハWの搬送順序に従って各デポステージDS1〜DS5の温度が段階的に高くなるように、ヒータH1〜H5の温度を制御することができる。
【0025】
例えば、処理チャンバ4内において、デポステージDS1→デポステージDS2→デポステージDS3→デポステージDS4→デポステージDS5の順序でウェハWの搬送が行われるとすると、トランスファーステージTSの温度が350℃程度に設定され、各デポステージDS1〜DS5の温度が400℃、415℃、430℃、445℃、460℃程度にそれぞれ設定された状態で、各デポステージDS1〜DS5上でウェハWの成膜処理を行うことができる。
【0026】
そして、ロボットアーム3は、ウェハカセットWK1〜WK3からウェハWを取り出し、ウェハ保持部2でウェハWを保持しながら、処理チャンバ4内にウェハWを搬入し、トランスファーステージTS上に載置する。
そして、トランスファーステージTS上に載置されたウェハWは、ウェハWの温度が所定温度になるまで、トランスファーステージTS上で待機させられる。
【0027】
そして、トランスファーステージTS上に載置されたウェハWが所定温度に達すると、トランスファーステージTSおよび各デポステージDS1〜DS5上に載置されているウェハWは、トランスファーステージTSおよび各デポステージDS1〜DS5に設けられているピンにより持ち上げられる。
そして、トランスファーステージTSおよび各デポステージDS1〜DS5上に載置されているウェハWがピンにより持ち上げられると、トランスファーホイール6が回転して、ウェハW下に挿入される。そして、トランスファーホイール6がウェハW下に挿入されると、トランスファーステージTSおよび各デポステージDS1〜DS5に設けられているピンが降下して、トランスファーステージTSおよび各デポステージDS1〜DS5上に載置されていたウェハWがトランスファーホイール6上に載置される。
【0028】
そして、トランスファーステージTSおよび各デポステージDS1〜DS5上に載置されていたウェハWがトランスファーホイール6上に載置されると、トランスファーホイール6は60度だけ回転する。そして、ウェハWが載置されたトランスファーホイール6が60度だけ回転すると、トランスファーステージTSおよび各デポステージDS1〜DS5に設けられているピンが再び上昇し、トランスファーホイール6に載置されているウェハWは、トランスファーステージTSおよび各デポステージDS1〜DS5に設けられているピンにより持ち上げられる。
【0029】
そして、トランスファーステージTSおよび各デポステージDS1〜DS5上に載置されているウェハWがピンにより持ち上げられると、トランスファーホイール6が回転して、トランスファーホイール6がウェハW下から抜き出される。そして、トランスファーホイール6がウェハW下から抜き出されると、トランスファーステージTSおよび各デポステージDS1〜DS5に設けられているピンが降下して、トランスファーステージTS上に載置されていたウェハWは、デポステージDS1上に載置されるとともに、各デポステージDS1〜DS4上に載置されていたウェハWはデポステージDS2〜DS5にそれぞれ移され、デポステージDS5上に載置されていたウェハWはトランスファーステージTSに戻される。
【0030】
そして、トランスファーステージTSに戻されたウェハWは、ロボットアーム3により処理チャンバ4から搬出されるとともに、各デポステージDS1〜DS5上に搬送されたウェハWは、各デポステージDS1〜DS5上で成膜処理がそれぞれ行われる。ここで、ウェハW上にタングステンを成膜する場合、WF6/SiH4/H2/Ar系ガスを用いることができる。
【0031】
これにより、複数のデポステージDS1〜DS5間でウェハWを移動させることで、各デポステージDS1〜DS5の温度を一定に維持したまま、ウェハWの温度を段階的に上昇させることが可能となるとともに、成膜時の膜質の均一性を維持しつつ、複数のウェハWの成膜を一括して行うことが可能となる。
このため、スループットの低下を抑制しつつ、成膜時の温度を段階的に上昇させることが可能となるともに、下地層への影響を抑制しつつ、デポレートを向上させることが可能となり、成膜時の膜質劣化を抑制しつつ、スループットを向上させることが可能となる。
【0032】
図2、図3は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図2(a)において、半導体基板11の熱酸化を行うことにより、半導体基板11上にゲート絶縁膜12を形成する。そして、CVDなどの方法により、ゲート絶縁膜12が形成された半導体基板11上に多結晶シリコン層を形成し、フォトリソグラフィー技術およびドライエッチング技術を用いて、多結晶シリコン層のパターニングを行うことにより、ゲート絶縁膜12上にゲート電極13を形成する。そして、ゲート電極13をマスクとして、As、P、Bなどの不純物を半導体基板11内にイオン注入することにより、ソース/ドレイン層14a、14bをゲート電極13の両側に形成する。
【0033】
次に、図2(b)に示すように、CVDなどの方法により、ゲート電極13が形成された半導体基板11上に絶縁膜15を堆積する。そして、フォトリソグラフィー技術およびドライエッチング技術を用いて、絶縁膜15のパターニングを行うことにより、ゲート電極13を露出させる開口部15aを絶縁膜15に形成する。
【0034】
次に、図2(c)に示すように、スパッタリングなどの方法により、開口部15aが形成された絶縁膜15およびゲート電極13上にTiN膜16を形成する。
次に、図2(d)に示すように、CVDなどの方法により、タングステン膜17をTiN膜16上に形成する。なお、TiN膜16上にタングステン膜17を形成する場合、例えば、WF6/SiH4/H2/Ar系ガスを用いることができる。
【0035】
また、タングステン膜17は、例えば、成膜時の温度を5段階に上昇させながら形成された第1層目タングステン層17a、第2層目タングステン層17b、第3層目タングステン層17c、第4層目タングステン層17dおよび第5層目タングステン層17eから構成することができる。
すなわち、タングステン膜17全体の厚みがDとすると、タングステン膜175は、厚みがD/5の第1層目タングステン層17a、厚みがD/5の第2層目タングステン層17b、厚みがD/5の第3層目タングステン層17c、厚みがD/5の第4層目タングステン層17dおよび厚みがD/5の第5層目タングステン層17eから構成することができる。
【0036】
これにより、TiN膜16が露出した段階では、タングステン膜17の形成時に用いられるWF6系ガスの活性化を抑制しつつ、タングステン膜17を形成することが可能となるとともに、タングステン膜17によるTiN膜16の被覆が進むに従って、WF6系ガスの活性を増加させて、タングステン膜17を形成することが可能となる。
【0037】
このため、WF6系ガスによるTiN膜16の腐食を抑制しつつ、タングステン膜17形成時のデポレートを向上させることが可能となり、スループットを向上させることを可能としつつ、タングステン膜17がゲート電極13と反応することを防止して、図3のタングステンプラグ17´の高抵抗化を防止することが可能となる。
【0038】
例えば、図1の成膜装置によりタングステン膜17を成膜する場合、図2(c)のTiN膜16が形成されたウェハWは、ウェハカセットWK1〜WK3に収容される。そして、ウェハカセットWK1〜WK3に収容されたウェハWは、ロボットアーム3によりトランスファーステージTSに搬送され、トランスファーステージTSに搬送されたウェハWは、トランスファーホイール6により、各デポステージDS1〜DS5に搬送されながら、タングステン膜17が成膜される。
【0039】
すなわち、第1層目タングステン層17aがデポステージDS1上で積層され、第1層目タングステン層17aがデポステージDS1上で積層されると、第1層目タングステン層17aが積層されたウェハWがデポステージDS2上に搬送され、第2層目タングステン層17bがデポステージDS2上で積層される。そして、第2層目タングステン層17bがデポステージDS2上で積層されると、第2層目タングステン層17bが積層されたウェハWがデポステージDS3上に搬送され、第3層目タングステン層17cがデポステージDS3上で積層される。そして、第3層目タングステン層17cがデポステージDS3上で積層されると、第3層目タングステン層17cが積層されたウェハWがデポステージDS4上に搬送され、第4層目タングステン層17dがデポステージDS4上で積層される。そして、第4層目タングステン層17dがデポステージDS4上で積層されると、第4層目タングステン層17dが積層されたウェハWがデポステージDS5上に搬送され、第5層目タングステン層17eがデポステージDS5上で積層される。そして、第5層目タングステン層17eがデポステージDS5上で積層されると、第5層目タングステン層17eが積層されたウェハWがトランスファーステージTS上に搬送され、ロボットアーム3により処理チャンバ4から搬出される。
【0040】
次に、図3(a)に示すように、エッチングまたはCMP(chemicalmechanical polishing:化学的機械的研磨)などの方法を用いて、タングステン膜17を薄膜化することにより、絶縁膜15の表面を露出させ、絶縁膜15の開口部15aに埋め込まれたタングステンプラグ17´を形成する。
【0041】
次に、図3(b)に示すように、タングステンプラグ17´が埋め込まれた絶縁膜15上にAlなどの金属膜を形成し、フォトリソグラフィー技術およびドライエッチング技術を用いて、金属膜のパターニングを行うことにより、タングステンプラグ17´に接続された配線層18を形成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係る成膜装置の概略構成を示す平面図。
【図2】一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図。
【図3】一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図。
【図4】半導体装置の構成を示す断面図。
【図5】従来の半導体装置の製造方法を示す断面図。
【符号の説明】
1 ロードロック室、2 ウェハ保持部、3 ロボットアーム、W ウェハ、WK1〜WK3 ウェハカセット、4 処理チャンバ、5 ウェハ載置台、6 トランスファーホイール、7 温度制御部、GB ゲートバルブ、TS トランスファーステージ、DS1〜DS5 デポステージ、H1〜H5 ヒータ、11半導体基板、12 ゲート絶縁膜、13 ゲート電極、14a、14b ソース/ドレイン層、15 絶縁膜、15a 開口部、16 TiN膜、17 タングステン膜、17a 第1層目タングステン層、17b 第2層目タングステン層、17c 第3層目タングステン層、17d 第4層目タングステン層、17e 第5層目タングステン層、17´ タングステンプラグ、18 配線層
【発明の属する技術分野】
本発明は成膜装置、成膜方法および半導体装置の製造方法に関し、特に、タングステンの成膜方法に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
タングステンプラグなどに用いられるタングステンの成膜では、例えば、特許文献1に開示されているように、TiNのような導電性窒化物を含む皮膜を介して、タングステンを成膜させることにより、二酸化珪素膜との密着性を向上させる方法がある。
【0003】
図4は、タングステン膜が成膜された半導体装置の概略構成を示す断面図である。
図4において、半導体基板21上には、ゲート絶縁膜22を介してゲート電極23が形成され、ゲート電極23の両側の半導体基板21にはソース/ドレイン層24a、24bが形成されている。また、ゲート電極23が形成された半導体基板21上には絶縁膜25が形成され、絶縁膜25には、ゲート電極23を露出させる開口部25aが設けられている。また、開口部25aが設けられた絶縁膜25およびゲート電極23上にはTiN膜26が形成され、TiN膜26上にはタングステン膜27が成膜されている。
【0004】
一方、特許文献2には、WF6系ガスを用いてタングステン膜を化学蒸着させる際に、NH3/WF6系ガスを用いてタングステン窒化薄膜を予めプラズマ化学蒸着させることにより、WF6系ガスによる酸化膜、シリコンおよび酸化膜/シリコン界面の浸食を防止する方法が開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開昭63−133648号公報
【特許文献2】
特開平5−29317号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に開示された方法では、TiN膜26上のタングステン膜27の成膜は同一の温度で行われるのが一般的である。このため、デポレートを上昇させるために、成膜温度を上げると、タングステン膜27の成膜に使用されるWF6が活性化され、TiN膜26が侵食される。この結果、図5に示すように、TiN膜26にピンホール28が形成されることがあり、タングステン膜27のWとゲート電極23のSiが反応して、タングステン膜27の抵抗が上昇するという問題があった。
【0007】
一方、TiN膜26の侵食を抑制するために、タングステン膜27の成膜温度を下げると、デポレートが下がり、スループットが低下するという問題があった。
また、特許文献2に開示された方法では、タングステン膜の下層にタングステン窒化薄膜が形成されるため、低抵抗タングステン金属配線の形成が困難になるという問題があった。
【0008】
そこで、本発明の目的は、タングステン膜の高抵抗化を防止しつつ、デポレートを向上させることが可能な成膜装置、成膜方法および半導体装置の製造方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明の一態様に係る成膜装置によれば、成膜処理を行う処理チャンバと、前記処理チャンバ内に設けられ、成膜処理を段階的に行わせる複数のデポステージと、前記デポステージ間の搬送順序に従って温度が高くなるように、前記デポステージの温度を制御する温度制御手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
これにより、複数のデポステージ間でウェハを移動させることで、ウェハの温度を段階的に上昇させることが可能となり、成膜時の温度を段階的に上昇させることが可能となる。
このため、各デポステージの温度を一定に維持したまま、成膜時に用いられる反応ガスの活性状態を段階的に上昇させることが可能となり、下地層への影響を抑制しつつ、デポレートを向上させて、スループットを向上させることが可能となる。
【0011】
また、本発明の一態様に係る成膜装置によれば、成膜処理を行う処理チャンバと、前記処理チャンバに連結されたロードロック室と、前記ロードロック室に設けられたウェハカセットと、前記ロードロック室内に設けられ、前記ウェハカセットと前記処理チャンバとの間でウェハの受け渡しを行う受け渡しロボットと、前記処理チャンバ内に設けられ、前記成膜処理を段階的に行わせる複数のデポステージと、前記処理チャンバ内の手前に設けられ、前記受け渡しロボットにより受け渡されるウェハを一時的に載置するトランスファーステージと、前記デポステージを個別に加熱するヒータと、前記デポステージ間の搬送順序に従って温度が高くなるように、前記ヒータの温度を制御する温度制御手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
これにより、複数のデポステージ間でウェハを移動させることで、ウェハの温度を段階的に上昇させることが可能となるとともに、複数のウェハの成膜を一括して行う場合においても、各ウェハ間での膜質の均一性を維持することが可能となる。
このため、各ウェハ間での膜質のバラツキを抑制しつつ、成膜時の温度を段階的に上昇させることが可能となり、下地層への影響を抑制しつつ、デポレートを向上させて、スループットを向上させることが可能となる。
【0013】
また、本発明の一態様に係る成膜方法によれば、ウェハの搬送順序に従って段階的に高くなるようにN個(Nは2以上の整数)のデポステージの温度を設定する工程と、前記N個のデポステージが設けられた処理チャンバ内にウェハを搬入する工程と、前記N個のデポステージ上を移動させながら、前記処理チャンバに搬入されたウェハの成膜処理を行う工程と、前記N個のデポステージ上で成膜処理されたウェハを前記処理チャンバから搬出する工程とを備えることを特徴とする。
【0014】
これにより、複数のデポステージ間でウェハを移動させることで、各デポステージの温度を一定に維持したまま、ウェハの温度を段階的に上昇させることが可能となる。
このため、スループットの低下を抑制しつつ、成膜時の温度を段階的に上昇させることが可能となるともに、下地層への影響を抑制しつつ、デポレートを向上させることが可能となり、成膜時の膜質劣化を抑制しつつ、スループットを向上させることが可能となる。
【0015】
また、本発明の一態様に係る成膜方法によれば、複数のデポステージ上でタングステン膜を段階的に成膜する成膜方法において、前記デポステージ間のウェハの搬送順序に従って温度が高くなるように、前記デポステージの温度を設定することを特徴とする。
これにより、複数のデポステージ間でウェハを移動させることで、成膜時の温度を段階的に上昇させながら、タングステンを成膜することが可能となり、下地層への影響を抑制しつつ、デポレートを向上させることが可能となる。
【0016】
また、本発明の一態様に係る半導体装置の製造方法によれば、ゲート絶縁膜を介してゲート電極を半導体基板上に形成する工程と、前記ゲート電極が形成された半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート電極を露出させる開口部を前記絶縁膜に形成する工程と、前記開口部が形成された絶縁膜上にTiN膜を形成する工程と、成膜時の温度を段階的に上昇させながら、前記TiN膜上にタングステン膜を形成する工程と、前記タングステン膜および前記TiN膜をエッチングして前記絶縁膜を露出させることにより、前記開口部に埋め込まれたタングステンプラグを形成する工程と、前記タングステンプラグに接続された配線層を前記絶縁膜上に形成する工程とを備えることを特徴とする。
【0017】
これにより、TiN膜が露出した段階では、タングステン膜形成時に用いられるWF6系ガスの活性化を抑制しつつ、タングステン膜を形成することが可能となるとともに、TiN膜がタングステン膜で完全に覆われた段階では、WF6系ガスの活性を増加させて、タングステン膜を形成することが可能となる。
このため、WF6系ガスによるTiN膜の腐食を抑制しつつ、タングステン膜形成時のデポレートを向上させることが可能となり、スループットを向上させることを可能としつつ、タングステン膜がシリコンと反応することを防止して、タングステンプラグの高抵抗化を防止することが可能となる。
【0018】
また、本発明の一態様に係る半導体装置の製造方法によれば、ゲート絶縁膜を介してゲート電極を半導体ウェハ上に形成する工程と、前記ゲート電極が形成された半導体ウェハ上に絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート電極を露出させる開口部を前記絶縁膜に形成する工程と、前記開口部が形成された絶縁膜上にTiN膜を形成する工程と、前記半導体ウェハの搬送順序に従って段階的に高くなるようにN個のデポステージの温度を設定する工程と、前記N個のデポステージが設けられた処理チャンバ内に前記TiN膜が形成された半導体ウェハを搬入する工程と、前記N個のデポステージ上を移動させながら、前記TiN膜が形成された半導体ウェハ上にタングステン膜を形成する工程と、前記N個のデポステージ上でタングステン膜が形成された半導体ウェハを前記処理チャンバから搬出する工程と、前記タングステン膜および前記TiN膜をエッチングして前記絶縁膜を露出させることにより、前記開口部に埋め込まれたタングステンプラグを形成する工程と、前記タングステンプラグに接続された配線層を前記絶縁膜上に形成する工程とを備えることを特徴とする。
【0019】
これにより、複数のデポステージ間でウェハを移動させることで、各デポステージの温度を一定に維持したまま、半導体ウェハの温度を段階的に上昇させることが可能となる。
このため、スループットの低下を抑制しつつ、タングステン膜形成時の温度を段階的に上昇させることが可能となるともに、WF6系ガスによるTiN膜の腐食を抑制しつつ、タングステン膜形成時のデポレートを向上させることが可能となり、スループットを向上させることを可能としつつ、タングステン膜がシリコンと反応することを防止して、タングステンプラグの高抵抗化を防止することが可能となる。
【0020】
また、本発明の一態様に係る半導体装置の製造方法によれば、前記タングステン膜の形成に使用されるガスは、WF6/SiH4/H2/Ar系ガスであることを特徴とする
これにより、開口部内に効率よく埋め込むことを可能としつつ、低抵抗タングステン膜を形成することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係る成膜装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る成膜装置の概略構成を示す平面図である。
【0022】
図1において、成膜装置には、ロードロック室1および処理チャンバ4が設けられ、ロードロック室1と処理チャンバ4とはゲートバルブGBを介して連結されている。
ここで、ロードロック室1には、複数のウェハWを収納するウェハカセットWK1〜WK3が設けられるとともに、ウェハカセットWK1〜WK3と処理チャンバ1との間でウェハWの搬送を行うロボットアーム3が設けられ、ロボットアーム3には、ウェハWを保持するウェハ保持部2が設けられている。
【0023】
一方、処理チャンバ4には、複数のウェハWを載置するウェハ載置台5が設けられ、ウェハ載置台5には、トランスファーステージTSおよびデポステージDS1〜DS5が設けられるとともに、トランスファーステージTSおよび各デポステージDS1〜DS5にウェハWを順次搬送するトランスファーホイール6が設けられている。
【0024】
ここで、トランスファーステージTSは、処理チャンバ4内の手前に設けられ、ロボットアーム3により受け渡されるウェハWを一時的に載置する。また、デポステージDS1〜DS5は、各デポステージDS1〜DS5にウェハWを順次搬送させて成膜処理を段階的に行わせる。
また、各デポステージDS1〜DS5およびトランスファーステージTSには、各デポステージDS1〜DS5およびトランスファーステージTSを独立して加熱するヒータH1〜H6がそれぞれ設けられ、ヒータH1〜H5には、各ヒータH1〜H5の温度を個別に制御する温度制御部7が接続されている。そして、温度制御部7は、ウェハWの搬送順序に従って各デポステージDS1〜DS5の温度が段階的に高くなるように、ヒータH1〜H5の温度を制御することができる。
【0025】
例えば、処理チャンバ4内において、デポステージDS1→デポステージDS2→デポステージDS3→デポステージDS4→デポステージDS5の順序でウェハWの搬送が行われるとすると、トランスファーステージTSの温度が350℃程度に設定され、各デポステージDS1〜DS5の温度が400℃、415℃、430℃、445℃、460℃程度にそれぞれ設定された状態で、各デポステージDS1〜DS5上でウェハWの成膜処理を行うことができる。
【0026】
そして、ロボットアーム3は、ウェハカセットWK1〜WK3からウェハWを取り出し、ウェハ保持部2でウェハWを保持しながら、処理チャンバ4内にウェハWを搬入し、トランスファーステージTS上に載置する。
そして、トランスファーステージTS上に載置されたウェハWは、ウェハWの温度が所定温度になるまで、トランスファーステージTS上で待機させられる。
【0027】
そして、トランスファーステージTS上に載置されたウェハWが所定温度に達すると、トランスファーステージTSおよび各デポステージDS1〜DS5上に載置されているウェハWは、トランスファーステージTSおよび各デポステージDS1〜DS5に設けられているピンにより持ち上げられる。
そして、トランスファーステージTSおよび各デポステージDS1〜DS5上に載置されているウェハWがピンにより持ち上げられると、トランスファーホイール6が回転して、ウェハW下に挿入される。そして、トランスファーホイール6がウェハW下に挿入されると、トランスファーステージTSおよび各デポステージDS1〜DS5に設けられているピンが降下して、トランスファーステージTSおよび各デポステージDS1〜DS5上に載置されていたウェハWがトランスファーホイール6上に載置される。
【0028】
そして、トランスファーステージTSおよび各デポステージDS1〜DS5上に載置されていたウェハWがトランスファーホイール6上に載置されると、トランスファーホイール6は60度だけ回転する。そして、ウェハWが載置されたトランスファーホイール6が60度だけ回転すると、トランスファーステージTSおよび各デポステージDS1〜DS5に設けられているピンが再び上昇し、トランスファーホイール6に載置されているウェハWは、トランスファーステージTSおよび各デポステージDS1〜DS5に設けられているピンにより持ち上げられる。
【0029】
そして、トランスファーステージTSおよび各デポステージDS1〜DS5上に載置されているウェハWがピンにより持ち上げられると、トランスファーホイール6が回転して、トランスファーホイール6がウェハW下から抜き出される。そして、トランスファーホイール6がウェハW下から抜き出されると、トランスファーステージTSおよび各デポステージDS1〜DS5に設けられているピンが降下して、トランスファーステージTS上に載置されていたウェハWは、デポステージDS1上に載置されるとともに、各デポステージDS1〜DS4上に載置されていたウェハWはデポステージDS2〜DS5にそれぞれ移され、デポステージDS5上に載置されていたウェハWはトランスファーステージTSに戻される。
【0030】
そして、トランスファーステージTSに戻されたウェハWは、ロボットアーム3により処理チャンバ4から搬出されるとともに、各デポステージDS1〜DS5上に搬送されたウェハWは、各デポステージDS1〜DS5上で成膜処理がそれぞれ行われる。ここで、ウェハW上にタングステンを成膜する場合、WF6/SiH4/H2/Ar系ガスを用いることができる。
【0031】
これにより、複数のデポステージDS1〜DS5間でウェハWを移動させることで、各デポステージDS1〜DS5の温度を一定に維持したまま、ウェハWの温度を段階的に上昇させることが可能となるとともに、成膜時の膜質の均一性を維持しつつ、複数のウェハWの成膜を一括して行うことが可能となる。
このため、スループットの低下を抑制しつつ、成膜時の温度を段階的に上昇させることが可能となるともに、下地層への影響を抑制しつつ、デポレートを向上させることが可能となり、成膜時の膜質劣化を抑制しつつ、スループットを向上させることが可能となる。
【0032】
図2、図3は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図2(a)において、半導体基板11の熱酸化を行うことにより、半導体基板11上にゲート絶縁膜12を形成する。そして、CVDなどの方法により、ゲート絶縁膜12が形成された半導体基板11上に多結晶シリコン層を形成し、フォトリソグラフィー技術およびドライエッチング技術を用いて、多結晶シリコン層のパターニングを行うことにより、ゲート絶縁膜12上にゲート電極13を形成する。そして、ゲート電極13をマスクとして、As、P、Bなどの不純物を半導体基板11内にイオン注入することにより、ソース/ドレイン層14a、14bをゲート電極13の両側に形成する。
【0033】
次に、図2(b)に示すように、CVDなどの方法により、ゲート電極13が形成された半導体基板11上に絶縁膜15を堆積する。そして、フォトリソグラフィー技術およびドライエッチング技術を用いて、絶縁膜15のパターニングを行うことにより、ゲート電極13を露出させる開口部15aを絶縁膜15に形成する。
【0034】
次に、図2(c)に示すように、スパッタリングなどの方法により、開口部15aが形成された絶縁膜15およびゲート電極13上にTiN膜16を形成する。
次に、図2(d)に示すように、CVDなどの方法により、タングステン膜17をTiN膜16上に形成する。なお、TiN膜16上にタングステン膜17を形成する場合、例えば、WF6/SiH4/H2/Ar系ガスを用いることができる。
【0035】
また、タングステン膜17は、例えば、成膜時の温度を5段階に上昇させながら形成された第1層目タングステン層17a、第2層目タングステン層17b、第3層目タングステン層17c、第4層目タングステン層17dおよび第5層目タングステン層17eから構成することができる。
すなわち、タングステン膜17全体の厚みがDとすると、タングステン膜175は、厚みがD/5の第1層目タングステン層17a、厚みがD/5の第2層目タングステン層17b、厚みがD/5の第3層目タングステン層17c、厚みがD/5の第4層目タングステン層17dおよび厚みがD/5の第5層目タングステン層17eから構成することができる。
【0036】
これにより、TiN膜16が露出した段階では、タングステン膜17の形成時に用いられるWF6系ガスの活性化を抑制しつつ、タングステン膜17を形成することが可能となるとともに、タングステン膜17によるTiN膜16の被覆が進むに従って、WF6系ガスの活性を増加させて、タングステン膜17を形成することが可能となる。
【0037】
このため、WF6系ガスによるTiN膜16の腐食を抑制しつつ、タングステン膜17形成時のデポレートを向上させることが可能となり、スループットを向上させることを可能としつつ、タングステン膜17がゲート電極13と反応することを防止して、図3のタングステンプラグ17´の高抵抗化を防止することが可能となる。
【0038】
例えば、図1の成膜装置によりタングステン膜17を成膜する場合、図2(c)のTiN膜16が形成されたウェハWは、ウェハカセットWK1〜WK3に収容される。そして、ウェハカセットWK1〜WK3に収容されたウェハWは、ロボットアーム3によりトランスファーステージTSに搬送され、トランスファーステージTSに搬送されたウェハWは、トランスファーホイール6により、各デポステージDS1〜DS5に搬送されながら、タングステン膜17が成膜される。
【0039】
すなわち、第1層目タングステン層17aがデポステージDS1上で積層され、第1層目タングステン層17aがデポステージDS1上で積層されると、第1層目タングステン層17aが積層されたウェハWがデポステージDS2上に搬送され、第2層目タングステン層17bがデポステージDS2上で積層される。そして、第2層目タングステン層17bがデポステージDS2上で積層されると、第2層目タングステン層17bが積層されたウェハWがデポステージDS3上に搬送され、第3層目タングステン層17cがデポステージDS3上で積層される。そして、第3層目タングステン層17cがデポステージDS3上で積層されると、第3層目タングステン層17cが積層されたウェハWがデポステージDS4上に搬送され、第4層目タングステン層17dがデポステージDS4上で積層される。そして、第4層目タングステン層17dがデポステージDS4上で積層されると、第4層目タングステン層17dが積層されたウェハWがデポステージDS5上に搬送され、第5層目タングステン層17eがデポステージDS5上で積層される。そして、第5層目タングステン層17eがデポステージDS5上で積層されると、第5層目タングステン層17eが積層されたウェハWがトランスファーステージTS上に搬送され、ロボットアーム3により処理チャンバ4から搬出される。
【0040】
次に、図3(a)に示すように、エッチングまたはCMP(chemicalmechanical polishing:化学的機械的研磨)などの方法を用いて、タングステン膜17を薄膜化することにより、絶縁膜15の表面を露出させ、絶縁膜15の開口部15aに埋め込まれたタングステンプラグ17´を形成する。
【0041】
次に、図3(b)に示すように、タングステンプラグ17´が埋め込まれた絶縁膜15上にAlなどの金属膜を形成し、フォトリソグラフィー技術およびドライエッチング技術を用いて、金属膜のパターニングを行うことにより、タングステンプラグ17´に接続された配線層18を形成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係る成膜装置の概略構成を示す平面図。
【図2】一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図。
【図3】一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図。
【図4】半導体装置の構成を示す断面図。
【図5】従来の半導体装置の製造方法を示す断面図。
【符号の説明】
1 ロードロック室、2 ウェハ保持部、3 ロボットアーム、W ウェハ、WK1〜WK3 ウェハカセット、4 処理チャンバ、5 ウェハ載置台、6 トランスファーホイール、7 温度制御部、GB ゲートバルブ、TS トランスファーステージ、DS1〜DS5 デポステージ、H1〜H5 ヒータ、11半導体基板、12 ゲート絶縁膜、13 ゲート電極、14a、14b ソース/ドレイン層、15 絶縁膜、15a 開口部、16 TiN膜、17 タングステン膜、17a 第1層目タングステン層、17b 第2層目タングステン層、17c 第3層目タングステン層、17d 第4層目タングステン層、17e 第5層目タングステン層、17´ タングステンプラグ、18 配線層
Claims (7)
- 成膜処理を行う処理チャンバと、
前記処理チャンバ内に設けられ、成膜処理を段階的に行わせる複数のデポステージと、
前記デポステージ間の搬送順序に従って温度が高くなるように、前記デポステージの温度を制御する温度制御手段とを備えることを特徴とする成膜装置。 - 成膜処理を行う処理チャンバと、
前記処理チャンバに連結されたロードロック室と、
前記ロードロック室に設けられたウェハカセットと、
前記ロードロック室内に設けられ、前記ウェハカセットと前記処理チャンバとの間でウェハの受け渡しを行う受け渡しロボットと、
前記処理チャンバ内に設けられ、前記成膜処理を段階的に行わせる複数のデポ
ステージと、
前記処理チャンバ内の手前に設けられ、前記受け渡しロボットにより受け渡されるウェハを一時的に載置するトランスファーステージと、
前記デポステージを個別に加熱するヒータと、
前記デポステージ間の搬送順序に従って温度が高くなるように、前記ヒータの温度を制御する温度制御手段とを備えることを特徴とする成膜装置。 - ウェハの搬送順序に従って段階的に高くなるようにN(Nは2以上の整数)個のデポステージの温度を設定する工程と、
前記N個のデポステージが設けられた処理チャンバ内にウェハを搬入する工程と、
前記N個のデポステージ上を移動させながら、前記処理チャンバに搬入されたウェハの成膜処理を行う工程と、
前記N個のデポステージ上で成膜処理されたウェハを前記処理チャンバから搬出する工程とを備えることを特徴とする成膜方法。 - 複数のデポステージ上でタングステン膜を段階的に成膜する成膜方法において、
前記デポステージ間のウェハの搬送順序に従って温度が高くなるように、前記デポステージの温度を設定することを特徴とする成膜方法。 - ゲート絶縁膜を介してゲート電極を半導体基板上に形成する工程と、
前記ゲート電極が形成された半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、
前記ゲート電極を露出させる開口部を前記絶縁膜に形成する工程と、
前記開口部が形成された絶縁膜上にTiN膜を形成する工程と、
成膜時の温度を段階的に上昇させながら、前記TiN膜上にタングステン膜を形成する工程と、
前記タングステン膜および前記TiN膜をエッチングして前記絶縁膜を露出させることにより、前記開口部に埋め込まれたタングステンプラグを形成する工程と、
前記タングステンプラグに接続された配線層を前記絶縁膜上に形成する工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - ゲート絶縁膜を介してゲート電極を半導体ウェハ上に形成する工程と、
前記ゲート電極が形成された半導体ウェハ上に絶縁膜を形成する工程と、
前記ゲート電極を露出させる開口部を前記絶縁膜に形成する工程と、
前記開口部が形成された絶縁膜上にTiN膜を形成する工程と、
前記半導体ウェハの搬送順序に従って段階的に高くなるようにN個のデポステージの温度を設定する工程と、
前記N個のデポステージが設けられた処理チャンバ内に前記TiN膜が形成された半導体ウェハを搬入する工程と、
前記N個のデポステージ上を移動させながら、前記TiN膜が形成された半導体ウェハ上にタングステン膜を形成する工程と、
前記N個のデポステージ上でタングステン膜が形成された半導体ウェハを前記処理チャンバから搬出する工程と、
前記タングステン膜および前記TiN膜をエッチングして前記絶縁膜を露出させることにより、前記開口部に埋め込まれたタングステンプラグを形成する工程と、
前記タングステンプラグに接続された配線層を前記絶縁膜上に形成する工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記タングステン膜の形成に使用されるガスは、WF6/SiH4/H2/Ar系ガスであることを特徴とする請求項5または6記載の半導体装置の製造方法。
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