JP2004233627A - 画像形成装置 - Google Patents

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卓也 河村
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浩嗣 土井
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Abstract

【課題】2D+ITBのカラープリントエンジンにおいて、FCOTの向上と機体のコンパクト化を行う。
【解決手段】最大用紙サイズ長以上の長さを有するITB、少なくとも3面以上の面を有する多角柱形状にITBを保持する手段、ITBの2つの面にそれぞれ、第一と第二の感光体を配し、上流側感光体の一次転写位置から二次転写位置までのITB周上の距離が、残りのITB長より短くなるように、感光体を配置することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式の複写機、プリンタに関し、特に、複数の感光体と中間転写体とを備え、小型、低価格、高速ファーストプリント、高速連続プリントを実現する画像形成装置に関する物である。
【0002】
【従来技術】
従来複数の感光体を用いた画像形成装置には、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色毎に感光体、および、現像器を含めた画像形成部を有し、各画像形成部で形成されたトナー画像を重ねあわせてフルカラー画像を生成するタンデム型のカラー画像形成装置が主流となっている。
【0003】
上述の画像形成装置は、単位時間あたりのプリント枚数を多く出来る一方で、画像形成部を複数持たなければならないことから、構成が複雑で、小型化、低価格化が困難であるといった問題を有している。
【0004】
そこで、上述の問題を解決する構成として、2つの感光体と1つの中間転写ベルトを備え、2つの感光体で第一色、第二色に対応したトナー画像を形成し、中間転写ベルトに各トナー画像を重ねて転写した後に、更に、それぞれの感光体で第三色、第四色のトナー画像を形成して、前述の中間転写ベルト上のトナー画像に更に重ねて転写し、以上のようにして得られたトナー画像を転写紙に転写、定着することで、フルカラー画像を得る提案もなされている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
図6は上述の従来例の構成を示しており、図中1a、1bは感光体、2a〜2dは現像器、3は中間転写ベルト、4は定着装置、5,6は転写紙が格納される転写紙カセットである。
【0006】
本方式の画像形成装置は、前述したタンデム型に比して比較的簡単な構成で、かつ、比較的低価格を実現できる構成でありながら、単位時間あたりのプリント枚数も1/2まで向上できるといった特徴を有している。
【0007】
また更に、2つの感光体に1つの中間転写ドラムを設けて、それぞれの感光体に複数色の重ねあわせによるトナー画像を形成し、該それぞれの感光体に形成されたトナー画像を中間転写ドラム上に重ねて転写することで特許文献1と同様の効果を高画質、長寿命で享受する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0008】
図7は上述における画像形成装置の構成図であり、図中7は上述の中間転写ドラムである。
【0009】
また、2つの感光体と1つの中間転写体、更に、4つの現像ユニットを備えた1つのロータリー式現像装置を備え、前記現像ユニットの2つが2つの感光体のそれぞれに対向してトナー像を形成するように構成し、装置の小型化を図る提案もなされている(例えば、特許文献3参照)。
【0010】
図8は上述における画像形成装置の構成図であり、図中8は上述のロータリー式現像装置である。
【0011】
また、1つの中間転写体を挟むように2つの感光体を配置し、それぞれの感光体に現像する二つの黒色現像装置を備える事で、白黒画像のプリント生産性を向上する提案もなされている(例えば、特許文献4参照)。
【0012】
図9に上述における構成図を示す。図中9は本提案において追加される現像装置であり、2a〜2dに示す現像装置のいずれかと同色のトナーでの画像形成を行う物である。
【0013】
【特許文献1】
特開平4−204871号公報
【特許文献2】
特開平8−123123号公報
【特許文献3】
特開2000−352854号公報
【特許文献4】
特開2000−338739号公報
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような従来の電子写真装置においては、以下のような問題を有していた。
【0015】
1)図6に示した画像形成装置では、感光体を含む2つの画像形成部が、中間転写ベルトが形成する一つの面に並べられて配置される為、中間転写ベルトの前記面が長くなり、且つ、前記面が転写紙の搬送方向に対して平行に配されている為、転写紙の搬送経路の長くなり、結果、一枚目のプリント出力に時間がかかるといった問題がある。
【0016】
2)図6に示す画像形成装置では、同上にして中間転写ベルト全体の長さも長くなる為、前記中間転写ベルトの一回転に要する時間も長くなり、単位時間あたりのプリント枚数が少なく制限される(連続プリント速度が低下する)といった問題がある。
【0017】
3)図7に示した画像形成装置では、中間転写体が形成するトナー画像の最大サイズを確保する必要のある一方で、ドラム形状を構成している為、中間転写体が装置内で占める体積が大きくなり、小型化の障害となる。
【0018】
4)図8に示した画像形成装置では、一つのロータリー現像装置を用いて、2つの感光体にトナー画像形成を行う構成となっている為、一方の感光体でのトナー画像の形成が終了しても、他方の感光体でのトナー画像の形成を待つ必要があり、これによって更に単位時間あたりのプリント枚数を低下させるといった問題がある。
【0019】
5)更に、図8に示した画像形成装置では、2つの感光体とロータリー式現像装置、および、中間転写体とによって囲まれた狭いスペースに、トナー画像を形成する為の潜像形成手段を配置する必要があり、感光体への光の照射がLED等の小型な手段に限定される為、レーザとポリゴンミラーを用いる高速な照射手段を利用することが不可能であり、単位時間あたりのプリント枚数を多く出来ないといった問題がある。
【0020】
6)また更に、同上にして、感光体への光の照射手段を配置する為に、2つの感光体間距離を広くとろうとすると、中間転写ベルトが大型化し、該中間転写ベルトが1回転に要する時間が長くなり、単位時間あたりのプリント枚数を低下させるといった問題がある。
【0021】
7)図9に示した画像形成装置では、直線状に張られた無端状の中間転写ベルトを挟むように2つの感光体が配置されている為、2つの感光体を結ぶ中間転写ベルトの長さが長くなり、その結果4色のトナー画像を重ねあわせるのに時間がかかり、一枚目のプリント出力に時間がかかるといった問題がある。
【0022】
8)図6〜図9の画像形成装置においては、各感光体での画像形成は中間転写体上での画像位置が合うように各画像形成部の制御が行なわれる為、画像形成に用いられる高圧電源の制御もそれぞれのタイミングで行われ、これにより、画像形成に関わるソフト開発の負担が増大するばかりでなく、感光体の数に合わせて、必要になる高圧電源の数も増大し、小型化、低価格化の妨げになるといった問題がある。
【0023】
9)更に、同上にして、画像形成のタイミングが異なることにより、前述の高圧電源を含む画像形成に絡む駆動系のタイミングも異なる為、それぞれの駆動に伴なう電源電圧の変動や、機械的振動により、形成中の画像に帯び状の斑が出来るなど画像品質の低下を招く危険がある。また、前述の画像品質の低下を防ぐ為に装置の開発負担が増大するといった問題がある。
【0024】
本発明は、以上の点に着目して成されたもので、2D+ITBのカラープリントエンジンにおいて、FCOTの向上と機体のコンパクト化を行う画像形成装置を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上記課題を解決するために以下の手段を用いる。
【0026】
本発明の2本の感光ドラム+1本の中間転写ベルト(ITB)方式のカラープリントエンジンは、第1の形態として、ITBが転写用紙の最大サイズ長以上に構成されると共に、ITBを少なくとも3面以上の面を有する多角柱形状に保持し、かつITBの2つの面に、それぞれ第1と第2の感光ドラムを配し、上流側感光ドラムの一次転写の転写位置から二次転写の転写位置までのITB長が、残りのITB長よりも短くなるように前記上流の感光ドラムを配置することを特徴とする。
【0027】
また、第2の形態として、ITBが転写用紙の最大サイズ長以上に構成されると共に、ITBを少なくとも3面以上の面を有する多角柱形状に保持し、第1または第2の感光ドラムの少なくとも一方をITB多角柱の角にあたる位置に配し、他方を該角とは異なる角または、面にあたる位置に配し、かつ、上流側感光ドラムの一次転写の転写位置から二次転写の転写位置までのITB長が、残りのITB長よりも短くなるように前記上流の感光ドラムを配置することを特徴とする。
【0028】
更にこれを要約すれば、以下の構成に集約できる。
【0029】
(1)2本の感光ドラム+1本の中間転写ベルト(ITB)を有するカラープリントエンジンにおいて、転写用紙の最大サイズ長以上に構成されたITBと、ITBを少なくとも3面以上の面を有する多角柱形状に保持するITB保持手段を有し、ITBの2つの面に、それぞれ第1と第2の感光ドラムを配し、上流側感光ドラムの一次転写の転写位置から二次転写の転写位置までのITB長が、残りのITB長よりも短くなるように前記上流の感光ドラムを配置することを特徴とする画像形成装置。
【0030】
(2)前記ITBを少なくとも3面以上の面を有する多角柱形状に保持するITB保持手段が、ITBを、3面を有する三角柱状に保持することを特徴とする前記(1)記載の画像形成装置。
【0031】
(3)前記ITBを少なくとも3面以上の面を有する多角柱形状に保持するITB保持手段が、ITBを、4面を有する四角柱状に保持することを特徴とする前記(1)記載の画像形成装置。
【0032】
(4)2本の感光ドラム+1本の中間転写ベルト(ITB)を有するカラープリントエンジンにおいて、転写用紙の最大サイズ長以上に構成されたITBと、ITBを少なくとも3面以上の面を有する多角柱形状に保持するITB保持手段を有し、第1または第2の感光ドラムの少なくとも一方をITB多角柱の角にあたる位置に配し、他方を該角とは異なる角または、面にあたる位置に配し、かつ、上流側感光ドラムの一次転写の転写位置から二次転写の転写位置までのITB長が、残りのITB長よりも短くなるように前記上流の感光ドラムを配置することを特徴とした画像形成装置。
【0033】
【作用】
本発明によって、2D+ITB方式のカラープリントエンジンにおいて、エンジンサイズのコンパクト化とFCOTの向上が達成される。
【0034】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0035】
図1は本実施例の画像処理装置の構成を表す図である。1001は中間転写体ベルト(ITB)である。ITBは、画像処理装置がプリント出来る最大用紙サイズよりITB回転方向に長いベルト長を有しており、これによってITB上で、4色の各トナー画像を重畳して作像し、カラー画像を形成することが可能である。
【0036】
図1において、ITBは、時計周りに回転する。1002〜1004はITB保持ローラであり、図1の例では三角柱型にITBを保持している。1006はレジストローラであり、用紙搬送と画像作像の同期を取っている。1007はレジ前ローラ、1008は給紙搬送部である。給紙搬送部から給紙された用紙は、レジ前ローラによって、停止中のレジストローラに突き当てられる。その後、レジストローラとレジ前ローラによって、作像中の画像と同期するように用紙は、1028の二次転写ローラへ搬送される。1011と1021は感光ドラムである。1012と1022は前露光部であり、感光ドラムの余分な電荷を除電する。1013と1023は一次帯電器であり、感光ドラムを一様に帯電する。1014と1024は露光装置である。露光装置はレーザまたはLED等からなり、画像信号に応じて発光することにより、感光ドラム上に潜像を露光する。
【0037】
1015と1025は、現像ロータリーであり、2色分の現像ユニットを内包している。10151は、第一色で、例えばM(マゼンタ)現像器である、10152は、第三色で、例えばC(シアン)現像器である。現像ロータリー1015は、まず第一色を現像する時に、第一色現像ユニット10151を感光ドラムに相対させ、次に第三色を現像する時に半回転し、第三色現像ユニット10152を感光ドラムに相対させる。
【0038】
10251は、第二色で、例えばY(イエロー)現像器である、10252は、第四色で、例えばBk(ブラック)現像器である。現像ロータリー1025は、まず第二色を現像する時に、第二色現像ユニット10251を感光ドラムに相対させ、次に第四色を現像する時に半回転し、第四色現像ユニット10252を感光ドラムに相対させる。
【0039】
1016と1026は、一次転写ローラであり、感光ドラム上のトナー像をITB上に一次転写する。1017と1027は、クリーナーであり、一次転写後に感光ドラム上に残った残留トナーを除去する。
【0040】
1011〜1017と1021〜1027は、それぞれ1組の作像ユニットを構成する。1011〜1017で構成される作像ユニットを第1作像ユニット、1021〜1027で構成される作像ユニットを第2作像ユニットとする。
【0041】
カラー画像の作像において、まず第1作像ユニットで第1色の画像がITB上に作像される。次にITBの回転に応じて、第2作像ユニットで第2色の画像が、ITB上の第1色の画像に重畳するように作像される。さらにITBが回転すると、第1作像ユニットにおいて、第3色の画像が、第1色第2色の画像の上にさらに重畳して作像される。さらにITBが回転すると第2作像ユニットにおいて、第4色の画像が、第1色第2色第3色の画像の上にさらに重畳して作像される。このようにしてITB上に作成されたカラートナー画像が、二次転写ローラ1028によって用紙に転写される。二次転写後の用紙は、搬送ベルト1009によって、定着器1010に搬送され、定着される。定着後の用紙は、排紙フラッパ1029によって、外排紙ローラ1030か、反転ローラ1031のどちらかに送られる。外排紙ローラ1030に送られた用紙は機外に排出され、プリント出力が得られる。反転ローラ1031へ送られた用紙は、そこで反転して表裏を逆転させて、両面搬送路1032へ送られる。両面搬送路1032へ送られた用紙は、給紙搬送部1008に合流し、裏面へのプリントが実行される。
【0042】
図2に、本実施例におけるITBと2つの作像ユニットの位置関係を示す。
【0043】
2001はITBである。2002は、第1の作像ユニットであり、2003は第2の作像ユニットである。2004はITBから用紙にトナー画像が転写される二次転写位置を表している。2005は第1の作像ユニットから、ITBにトナー画像が転写される第1の一次転写位置を表している。2006は第2の作像ユニットから、ITBにトナー画像が転写される第2の一次転写位置を表している。ITB回転方向に、第1の一次転写位置2005から第2の一次転写位置2006まで、ITB周上を至る長さをL1とする。第2の一次転写位置2006から二次転写位置2004まで、ITB周上を至る長さをL2とする。ITB回転方向に、二次転写位置2004から第1の一次転写位置2005に、ITB周上を至る長さをL3とする。今、L1+L2+L3はITBの全周長である。ITBの全周長は、本発明の画像処理装置がプリントできる最大カラー画像サイズの長さ以上確保されている。ここで、本発明の画像処理装置は、(L1+L2)<L3となるようにITBを張り、2つの作像ユニットを配置することを特徴とする。
【0044】
図3に本発明における画像処理装置の作像と転写のタイミングを示す。3001、3002、3002、3004は、各色画像の一次転写開始を表している。3005はITBから用紙への二次転写開始を表している。2Dプリントエンジンで、4色カラー画像を作像するには、ITBを2回転させる必要がある。しかし、図3に示すように、ITB2回転目の一次転写は、二次転写と並行して実行できるので、第1色の一次転写開始から二次転写開始までの時間は、ITB1周+(L1+L2)となる。すなわち、L1+L2が短ければ、短い程、二次転写の開始は早くなり、結果FCOTを向上させることが可能となる。本実施の形態の画像処理装置は、ITBを三角柱上に張り、その最長辺を除く、2つの辺に対する位置に第1と第2の作像ユニットを、それぞれ配置することにより、2つの作像ユニットを効率良く配置するスペースを確保すると共に、(L1+L2)<L3として、L1+L2を短くし、FCOTの向上を達成している。
【0045】
(実施例2)
以下、本発明の第2の実施例について、図を用いて説明する。第2の実施例において、第1の実施例と同様の形態をとる部分は、適時省略して説明する。第2の実施例における画像処理装置の全体構成図は、第1の実施例の全体構成図である図1と、ITBの張り方と作像ユニットの配置が図4のように異なるだけなので省略する。
【0046】
図4において、4001は、ITBである。4002〜4005は、ITB保持ローラであり、ITBは四角柱状に保持されている。4006は第1の作像ユニットであり、4007は第2の作像ユニットである。4008は、第1の一次転写位置である。4009は第2の一次転写位置である。ITB保持ローラ4002は、二次転写位置でもある。図4に示すように、ITBを四角柱状に保持することによっても、L1+L2<L3として、FCOTを向上させることが可能である。
【0047】
(実施例3)
以下、本発明の第3の実施例について、図を用いて説明する。第3の実施例において、第1の実施例と同様の形態をとる部分は、適時省略して説明する。第3の実施例における画像処理装置の全体構成図は、第1の実施例の全体構成図である図1と、ITBの張り方と作像ユニットの配置が図5のように異なるだけなので省略する。
【0048】
図5において、5001は、ITBである。5002〜5004は、ITB保持ローラであり、ITBは三角柱状に保持されている。5005は第1の作像ユニットであり、5006は第2の作像ユニットである。ITB保持ローラ5003は、第1の一次転写位置でもある。5007は第2の一次転写位置である。ITB保持ローラ5002は二次転写位置でもある。図5に示すように、ITBを3つ以上の頂点を有する多角形状の断面を有するように張った場合に、ITBの多角形の辺ではなく、頂点にあたる位置に一次転写位置を配置しても、L1+L2<L3として、FCOTを向上させることが可能である。第3の実施例のメリットは、ITB保持ローラと一次転写の加圧ローラを同じものに出来るので、コスト削減効果があることである。
【0049】
【発明の効果】
以上、説明してきたように、本発明によって、2D+ITB方式のカラープリントエンジンにおいて、エンジンサイズのコンパクト化とFCOTの向上が達成される。また、第3の実施例においては、ローラの数を減らして、コストの削減も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の全体構成図である。
【図2】第1の実施例におけるITBと2つの一次転写位置と二次転写位置の配置図である。
【図3】本発明における一次転写、二次転写のタイミングを表す図である。
【図4】第2の実施例におけるITBと2つの一次転写位置と二次転写位置の配置図である。
【図5】第3の実施例におけるITBと2つの一次転写位置と二次転写位置の配置図である。
【図6】従来の画像形成装置を示す概略構成図である。
【図7】従来の画像形成装置を示す概略構成図である。
【図8】従来の画像形成装置を示す概略構成図である。
【図9】従来の画像形成装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1a,1b 感光体
2a〜2d 現像器
3 中間転写体
4 定着器
5,6 転写紙カセット
7 中間転写ドラム
8 回転現像装置
9 追加現像器
1001 中間転写体ベルト(ITB)
1002〜1004 ITB保持ローラ
1006 レジストローラ
1007 レジ前ローラ、
1008 給紙搬送部
1028 二次転写ローラ
1011、1021 感光ドラム
1012、1022 前露光部
1013、1023 一次帯電器
1014、1024 露光装置
1015、1025 現像ロータリー
1025 現像ロータリー
1016、1026 一次転写ローラ
1017、1027 クリーナー
1028 二次転写ローラ
1009 搬送ベルト
1010 定着器
1030 外排紙ローラ
1031 反転ローラ
1032 両面搬送路
1008 給紙搬送部

Claims (4)

  1. 2本の感光ドラム+1本の中間転写ベルト(ITB)を有するカラープリントエンジンにおいて、転写用紙の最大サイズ長以上に構成されたITBと、ITBを少なくとも3面以上の面を有する多角柱形状に保持するITB保持手段を有し、ITBの2つの面に、それぞれ第1と第2の感光ドラムを配し、上流側感光ドラムの一次転写の転写位置から二次転写の転写位置までのITB長が、残りのITB長よりも短くなるように前記上流の感光ドラムを配置することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ITBを少なくとも3面以上の面を有する多角柱形状に保持するITB保持手段が、ITBを、3面を有する三角柱状に保持することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記ITBを少なくとも3面以上の面を有する多角柱形状に保持するITB保持手段が、ITBを、4面を有する四角柱状に保持することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 2本の感光ドラム+1本の中間転写ベルト(ITB)を有するカラープリントエンジンにおいて、転写用紙の最大サイズ長以上に構成されたITBと、ITBを少なくとも3面以上の面を有する多角柱形状に保持するITB保持手段を有し、第1または第2の感光ドラムの少なくとも一方をITB多角柱の角にあたる位置に配し、他方を該角とは異なる角または、面にあたる位置に配し、かつ、上流側感光ドラムの一次転写の転写位置から二次転写の転写位置までのITB長が、残りのITB長よりも短くなるように前記上流の感光ドラムを配置することを特徴とした画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7940419B2 (en) 2005-05-30 2011-05-10 Ricoh Company, Limited Image forming method and apparatus for effectively positioning an image forming member

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US7940419B2 (en) 2005-05-30 2011-05-10 Ricoh Company, Limited Image forming method and apparatus for effectively positioning an image forming member

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