JP2004232703A - 一方向クラッチ機能を備えた転がり軸受 - Google Patents

一方向クラッチ機能を備えた転がり軸受 Download PDF

Info

Publication number
JP2004232703A
JP2004232703A JP2003020797A JP2003020797A JP2004232703A JP 2004232703 A JP2004232703 A JP 2004232703A JP 2003020797 A JP2003020797 A JP 2003020797A JP 2003020797 A JP2003020797 A JP 2003020797A JP 2004232703 A JP2004232703 A JP 2004232703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical rollers
outer ring
cylindrical
way clutch
pulley
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003020797A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshige Sakota
裕成 迫田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2003020797A priority Critical patent/JP2004232703A/ja
Publication of JP2004232703A publication Critical patent/JP2004232703A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

【課題】軸方向寸法が小さく、低コストで造れ、しかも大きなラジアル荷重を支承可能で、且つ、大きなトルクを伝達可能な構造を実現する。
【解決手段】プーリ11の内径側に支持した外輪16、16と、スリーブ12の外径側に支持した内輪20と、複数個の円筒ころ25、25とを備える。円周方向に隣り合う円筒ころ25、25同士の間に、円周方向両側面の形状を特殊にしたスペーサを配置する。上記プーリ11と上記スリーブ12とが所定方向に相対回転する場合には、上記各円筒ころ25、25が転がり、この相対回転を許容する。これに対して、逆方向に相対回転する傾向の場合には、上記各円筒ころ25、25がスキューし、上記プーリ11と上記スリーブ12との間で回転力を伝達自在とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明に係る一方向クラッチ機能を備えた転がり軸受は、所定方向の回転力のみを伝達するもので、例えばアイドリングストップ車用の動力伝達装置、或はオルタネータの回転軸に設ける従動プーリに組み込んだ状態で使用する。
【0002】
【従来の技術】
一方向クラッチを組み込んだアイドリングストップ車用の動力伝達装置として、特許文献1には、図10〜11に示す様な構造が記載されている。この従来構造の場合、エンジン1と変速機2との間に設けられ、このエンジン1のクランクシャフトと共に回転するフライホイール3の外周縁部に、リングギヤ4を設けている。そして、このリングギヤ4とピニオンギヤ5とを、常時噛合させている。このピニオンギヤ5の内径側には、このピニオンギヤ5を駆動する為のスタータモータ6の出力軸7の先端部(図10の左端部)を、このピニオンギヤ5に対し同心に挿入している。そして、このピニオンギヤ5の内周面と上記出力軸7の外周面との間に、一方向クラッチであるローラクラッチ8と、それぞれ1対ずつの、サポート軸受9、9及びシールリング10、10とを設けている。
【0003】
上述の様に構成する自動車用エンジンの起動装置によれば、停車に伴ってエンジンをアイドリングさせずに停止(アイドリングストップ)させた自動車を再発進させる為、クラッチペダル(或はアクセルペダル)を踏み込んでからエンジン1を再起動させるべくスタータモータ6を起動させるまでの間に、ピニオンギヤ5を前進させる必要がない。即ち、このピニオンギヤ5は、前記リングギヤ4と常時噛合したままであるから、自動車を再発進させる動作に基づいて生じる信号により上記スタータモータ6を起動さえすれば、上記ローラクラッチ8が接続状態となり、上記出力軸7からピニオンギヤ5に動力が伝達され、上記エンジン1の再起動を行なえる。この為、自動車を再発進させる為の動作を開始してから実際にエンジン1が再始動するまでの間に存在するタイムラグが小さくなって、運転者に違和感を与える事がなくなる。これに対して、エンジン1が再起動し、上記ピニオンギヤ5の回転速度が、前記出力軸7の回転速度よりも速くなると、上記ローラクラッチ8の接続が断たれ、起動した上記エンジン1の回転が上記スタータモータ6に伝わるのを防止する。従って、このスタータモータ6が上記エンジン1の運転に対する負荷になる事はない。尚、スタータモータ6の出力軸7とエンジン1のクランクシャフトとの間の動力伝達を無端ベルトにより行なう構造の場合も、上記出力軸7の端部に設けるプーリを、一方向クラッチ内蔵型とする事により、同様の作用・効果を得られる。
【0004】
又、図示は省略するが、オルタネータの回転軸の端部に、一方向クラッチを内蔵したプーリを組み込む事も、例えば特許文献2等に記載されている様に、従来から考えられ、一部で実施されている。この様な一方向クラッチ内蔵型プーリ装置の場合も、互いに間隔をあけて配置した1対の転がり軸受の間に、ローラクラッチ或はスプラグクラッチ等の一方向クラッチを配置している。この様な一方向クラッチ内蔵型プーリ装置の場合、上記プーリから上記回転軸への回転伝達を行なうのに対して、この回転軸からプーリへの回転伝達は行なわない。この為、このプーリに掛け渡した無端ベルトへの摩擦力の作用方向を一定にしてこの無端ベルトの耐久性向上を図れる。又、エンジンの回転速度が急減する場合には、オルタネータのロータを慣性により回転させ、このロータの回転速度が急に低下する事を防止する事で、このオルタネータの発電効率の向上を図れる。
【0005】
又、やはり図示は省略するが、特許文献3、4には、転がり軸受を構成する内輪と外輪とのうちの一方の軌道輪の周面に保持器を添設し、この保持器と他方の軌道輪の周面との間にくさび隙間を設けた構造が記載されている。この様な従来構造の場合には、上記内輪と外輪とが所定方向に相対回転する場合には各転動体が上記くさび隙間に食い込み、他方向に回転する場合にはこれら各転動体が上記内輪と外輪との相対回転を許容する。
更に、特許文献5、6には、内輪の外周面と外輪の内周面との間に、転がり軸受を構成する転動体と、一方向クラッチを構成するスプラグとを、円周方向に関して交互に配置した、一方向クラッチ内蔵型の転がり軸受が記載されている。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−297730号公報
【特許文献2】
特開2000−320650号公報
【特許文献3】
特開平9−25958号公報
【特許文献4】
特開平9−42325号公報
【特許文献5】
特開平9−96325号公報
【特許文献6】
特開2000−2271号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載された図10〜11に示した構造の場合、一方向クラッチであるローラクラッチ8を軸方向両側から挟む位置に1対のサポート軸受9、9を設ける為、軸方向寸法並びにコストが嵩む。特許文献2に記載されている、一方向クラッチ内蔵型プーリ装置も、同様の問題を有する。
【0008】
これに対して、特許文献3、4に記載された構造の場合には、部品点数が少ない為、軸方向寸法の短縮を図れる。又、コスト低減も図れる可能性はあるが、保持器を添設する軌道輪に特殊な溝加工を施すので、必ずしも十分なコスト低減を図れないものと考えられる。又、ラジアル荷重の支承に伴って上記軌道輪の溝部分に大きな応力が作用し、この軌道輪に亀裂等の損傷が発生し易くなるものと考えられる。更には、空転時(=外輪と内輪との相対回転時=オーバラン時)にも、上記軌道輪と保持器とが滑る為、空転時の抵抗が大きくなるだけでなく、空転時に発生する摩擦熱も多くなる。この為、上記特許文献3、4に記載された構造は、アイドリングストップ車用の動力伝達装置、或はオルタネータの回転軸に設ける従動プーリの様に、大きなラジアル荷重を支承する部分、空転の頻度及び空転速度が高くなる用途には使用できない。
【0009】
又、特許文献5、6に記載された発明の場合には、組み込める転動体及びスプラグの数が少なくなる。転動体の数が少なくなる事は支承可能なラジアル荷重の低減に繋がり、スプラグの数が少なくなる事は伝達可能なトルクの低減に繋がる。この為、上記特許文献5、6に記載された構造も、アイドリングストップ車用の動力伝達装置、或はオルタネータの回転軸に設ける従動プーリの様に、大きなラジアル荷重を支承したり、大きなトルクを伝達したりする必要がある用途には使用できない。
本発明の一方向クラッチ機能を備えた転がり軸受は、この様な事情に鑑みて、大きなラジアル荷重を支承したり、大きなトルクを伝達したりする必要がある用途でも使用可能で、しかも、仮に空転の頻度及び空転速度が高くなる場合でも、空転時の抵抗及び発熱を低く抑えられる構造を実現すべく発明したものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の一方向クラッチ機能を備えた転がり軸受は、内輪と、外輪と、複数個の円筒ころと、複数のスペーサとを備える。
このうちの内輪は、外周面に円筒状の内輪軌道を、この内輪軌道の軸方向一端部に径方向外方に全周に亙って突出する外向鍔部を、それぞれ設けている。
又、上記外輪は、内周面に円筒状の外輪軌道を、この外輪軌道の軸方向他端部に径方向内方に全周に亙って突出する内向鍔部をそれぞれ設け、上記内輪と同心に配置されている。
又、上記各円筒ころは、上記内輪軌道と上記外輪軌道との間に設けられている。
更に、上記各スペーサは、円周方向に隣り合う上記各円筒ころ同士の間に配置されている。
【0011】
そして、上記各スペーサの円周方向両面の形状を、上記外向、内向両鍔部と上記各円筒ころの軸方向両端面との擦れ合いに基づいて所定方向のスキューモーメントが発生した場合に、上記各円筒ころがスキューするのを防止してこれら各円筒ころの中心軸と上記内輪及び外輪の中心軸とを実質的に平行な状態に保ち、上記外向、内向両鍔部と上記各円筒ころの軸方向両端面との擦れ合いに基づいて上記所定方向とは逆方向のスキューモーメントが発生した場合に、上記各円筒ころがスキューして、これら各円筒ころの両端面が上記外向、内向両鍔部の側面に押し付けられるのを許容する形状としている。
【0012】
【作用】
上述の様に構成する本発明の一方向クラッチ機能を備えた転がり軸受は、外輪と内輪とが特定方向に相対回転した場合には、外向、内向両鍔部の側面と各円筒ころの軸方向両端面との摩擦に基づいてこれら各円筒ころに所定方向のスキューモーメントが加わる。この状態では、各スペーサが、各円筒ころがスキューするのを防止して、これら各円筒ころの中心軸と上記内輪及び外輪の中心軸とを実質的に平行な状態に保つ。この結果、これら各円筒ころは、内輪軌道と外輪軌道との間で転がり、内輪と外輪との相対回転を自在とする。
【0013】
これに対して、これら外輪と内輪とが上記特定方向とは反対の方向に相対回転する傾向になった場合には、外向、内向両鍔部の側面と各円筒ころの軸方向両端面との摩擦に基づいてこれら各円筒ころに、上記所定方向とは逆方向のスキューモーメントが加わる。この状態では、上記各円筒ころが、上記各スペーサに阻止される事なくスキューして、これら各円筒ころの中心軸と上記内輪及び外輪の中心軸とが非平行になる。この結果、これら各円筒ころの軸方向両端面の外周縁部が上記外向、内向両鍔部の側面に強く押し付けられて、上記内輪と外輪との相対回転を不能とする。この状態では、上記外輪と上記内輪との間で、上記特定方向と反対方向の回転力の伝達が可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1〜5は、本発明の実施の形態の第1例として、本発明を一方向クラッチ内蔵型プーリ装置に適用した場合に就いて示している。この為に本例の場合には、プーリ11の内径側に円筒状のスリーブ12を、このプーリ11と同心に配置している。このうちのプーリ11の外周面には、図示しない無端ベルトを掛け渡す為の係合溝を形成している。又、上記スリーブ12は、使用状態で図示しない回転軸の先端部に外嵌固定する。この回転軸は、スタータモータの回転駆動軸であったり、オルタネータの従動回転軸であったりする。
【0015】
上記プーリ11は、断面形状が略L字形で全体を円環状とし、外周面に上記係合溝を形成した主体13と、全体を円輪状に形成された蓋体14とから成り、これら主体13と蓋体14とを結合固定する事により、内径側が開口した断面コ字形に構成している。この様なプーリ11の内周面の軸方向中央部に設けた保持凹部15内に、それぞれ1対ずつの外輪16、16と予圧ばね17、17とを設けている。このうちの外輪16、16は、軸受鋼等の硬質金属製の板材を曲げ加工する事により、断面L字形で全体を円環状に形成している。そして、それぞれの内周面に外輪軌道18を、同じく軸方向外端部に径方向内方に向け直角に折れ曲がった内向鍔部19を、それぞれ設けている。それぞれがこの様に構成される上記各外輪16、16は、それぞれの内向鍔部19、19を互いに反対側(軸方向外側)に配置すると共に、互いに対向する軸方向内端縁同士の間に隙間を介在させた状態で、上記保持凹部15内に設置している。尚、上記各外輪16、16と上記主体13とは、軸方向の相対変位は可能であるが、回転方向の相対変位を不能に組み合わせる。この為に好ましくは、上記各外輪16、16の外周面と上記主体13の内周面との間に、スプライン係合部、キー係合部等の、相対回転阻止の為の係合部を設ける。又、上記各予圧ばね17、17は、請求項5に記載した予圧手段に相当するもので、上記各内向鍔部19、19の外側面と、上記保持凹部15の内側面との間に挟持して、上記両外輪16、16を、互いに近付き合う方向に、弾性的に押圧している。この様な予圧ばね17、17としては、波板ばね、皿板ばね等の板ばねが、好ましく使用できる。
【0016】
一方、上記スリーブ12の中間部には内輪20を、締り嵌めにより外嵌固定している。この内輪20は、軸受鋼等の硬質金属により、断面形状が山字形で全体を円環状としたもので、後述する内輪軌道23、23のそれぞれの軸方向一端部に相当する軸方向中央部に外向鍔部21を、全周に亙って形成している。又、上記内輪20の軸方向両端部には、それぞれ径方向外方に折れ曲がった受鍔部22、22を形成している。そして、上記内輪20の外周面のうちで、これら各受鍔部22、22の内側面と上記外向鍔部21の両側面との間部分を、それぞれ内輪軌道23、23としている。更に、上記各受鍔部22、22の外側面には、上記保持凹部15の開口部内側面の係止溝に係止したOリング24、24を、それぞれ全周に亙り摺接させて、この保持凹部15内に封入したグリース(好ましくはトラクショングリース)の漏洩防止と、この保持凹部15内への異物の進入防止とを図っている。
【0017】
更に、上記各内輪軌道23、23と前記外輪軌道18との間には、それぞれ複数個ずつの円筒ころ25、25とスペーサ26、26とを、円周方向に関して交互に配置している。このうちの円筒ころ25、25は、一般的な円筒ころ軸受を構成する円筒ころと同様のものである。この様な円筒ころ25、25は、それぞれの外周面(転動面)を上記各内輪軌道23、23と上記外輪軌道18とに転がり接触させて、前記各外輪16、16と上記内輪20との相対回転を許容する役目を有する他、カムクラッチのカムとして機能し、これら各外輪16、16と内輪20との相対回転を阻止する役目も有する。上記各円筒ころ25、25が何れの役目を果たすかは、上記スペーサ26、26の形状との関係で、上各外輪16、16と上記内輪20とが相対回転する方向により定まる。
【0018】
この為に本例の場合には、上記各スペーサ26、26の円周方向両面のうち、片側面(図3、5の下面)に第一支承面27と第一凹部28とを、他側面(図3、5の上面)に第二支承面29と第二凹部30とを、それぞれ設けている。又、上記各外輪16、16及び上記内輪20の軸方向に関して、上記各スペーサ26、26の両端面は、この軸方向に対し直角方向に存在する平面とし、これら両端面を、前記各内向鍔部19、19の内側面及び前記外向鍔部21の両側面に、摺接若しくは近接対向させている。従って、上記各スペーサ26、26は、上記各円筒ころ25、25から作用する力に拘らず、図3、5に示した姿勢に保たれる。
【0019】
この様な各スペーサ26、26の円周方向両面に形成した上記各支承面27、29及び上記各凹部28、30のうちの第一支承面27は、上記各スペーサ26、26の片側面の軸方向片半部(図3、5の左半部)に、第二支承面29は上記各スペーサ26、26の他側面の軸方向他半部(図3、5の右半部)に、それぞれ設けたもので、それぞれ上記内輪20及び上記各外輪16、16の中心軸と平行である。又、上記内輪20及び外輪16、16の周方向に関して隣り合う各スペーサ26、26の、上記第一支承面27と上記第二支承面29との間隔Dが、上記各円筒ころ25、25の外径dよりも僅かに大きい程度になる様に、これら各円筒ころ25、25の外径d、及び、上記内輪20及び外輪16、16の周方向に関する上記各スペーサ26、26の長さLを、上記各円筒ころ25、25のピッチ円直径等との関係で規制している。この様な上記第一、第二各支承面27、29は、前記外向、内向両鍔部21、19と上記各円筒ころ25、25の軸方向両端面との擦れ合いに基づいて所定方向(図3に矢印αで示した、図3、5の時計方向)のスキューモーメントが発生した場合に、上記各円筒ころ25、25の転動面と係合する。そして、これら各円筒ころ25、25がスキューするのを防止して、これら各円筒ころ25、25の中心軸と上記内輪20及び上記各外輪16、16の中心軸とを実質的に(転動自在な程度に)平行な状態に保つ。
【0020】
一方、前記第一、第二各凹部28、30のうちの第一凹部28は、上記各スペーサ26、26の片側面の軸方向他半部(図3、5の右半部)を、この片側面の軸方向片半部に形成した上記第一支承面27よりも円周方向(図3、5の上方)に凹ませて成る。又、上記第二凹部30は、上記各スペーサ26、26の他側面の軸方向片半部(図3、5の左半部)を、この他側面の軸方向他半部に形成した上記第二支承面29よりも円周方向(図3、5の下方)に凹ませて成る。この様な第一、第二各凹部28、30の存在に基づき、上記外向、内向両鍔部21、19と上記各円筒ころ25、25の軸方向両端面との擦れ合いに基づいて上記所定方向とは逆方向(図5に矢印βで示した、図3、5の反時計方向)のスキューモーメントが発生した場合に、上記各円筒ころ25、25がスキューする事を許容する。そして、これら各円筒ころ25、25の両端面が上記外向、内向両鍔部21、19の側面に押し付けられるのを許容する。
【0021】
上述の様に構成する本例の一方向クラッチ機能を備えた転がり軸受は、前記各外輪16、16を相対回転不能に内嵌支持した前記プーリ11と、前記内輪20を外嵌固定した前記スリーブ12とが特定方向に相対回転した場合には、このスリーブ12と上記プーリ11との間で回転伝達を行なわない。この場合には、図3に示す様に、前記内向鍔部19が同図の上から下に、前記外向鍔部21が同図の下から上に、互いに相対変位する。これら各鍔部19、21の互いに対向する側面と上記各円筒ころ25、25の軸方向両端面とは、前記予圧ばね17の弾力に基づいて擦れ合っている。従って、上記図3に示した状態では、上記各鍔部19、21の側面と上記各円筒ころ25、25の軸方向両端面との摩擦に基づいて、これら各円筒ころ25、25に、図3に矢印αで示した様に、同図の時計方向のスキューモーメントが加わる。この状態では、前記各スペーサ26、26の第一、第二両支承面27、29が、上記各円筒ころ25、25の転動面の軸方向及び径方向反対側2個所位置に係合して、これら各円筒ころ25、25がスキューするのを防止する。
【0022】
この結果、これら各円筒ころ25、25の中心軸と上記内輪20及び上記各外輪16、16の中心軸とが実質的に平行な状態に保たれて、上記各円筒ころ25、25は、前記内輪軌道23、23と前記外輪軌道18、18との間で転がる(転動する)。そして、上記内輪20と上記各外輪16、16との相対変位、延ては上記スリーブ12と上記プーリ11との相対回転を自在とする(空転させる)。上記各スペーサ26、26は、一般的な円筒ころ軸受に組み込まれるセパレータに代えて組み込まれるものであるから、上記各円筒ころ25、25の数は十分に確保できる。従って、空転時に加わるラジアル荷重が大きくても、十分にこのラジアル荷重を支承できる。
【0023】
これに対して、これらスリーブ12とプーリ11とが、延ては上記内輪20と上記各外輪16、16とが、上記特定方向とは反対の方向に相対回転する傾向になった場合には、上記スリーブ12と上記プーリ11との間で回転伝達を行なう。この場合には、図5に示す様に、上記内向鍔部19が同図の下から上に、上記外向鍔部21が同図の上から下に、互いに相対変位する。そして、これら各鍔部19、21の側面と上記各円筒ころ25、25の軸方向両端面との摩擦に基づいて、これら各円筒ころ25、25に、図5に矢印βで示した様に、同図の反時計方向のスキューモーメントが加わる。この状態では、前記各スペーサ26、26の第一、第二両凹部28、30が、上記各円筒ころ25、25がスキューするのを許容する。そして、これら各円筒ころ25、25の軸方向両端面の外周縁部が上記外向、内向両鍔部21、19の側面(先端縁を含む)に強く押し付けられる。この結果、上記各円筒ころ25、25が上記外向、内向両鍔部21、19同士の間で、カムクラッチを構成するカムの如く突っ張り、上記内輪20と上記各外輪16、16との相対回転を不能とする。この状態では、これら内輪20と各外輪16、16との間、延ては上記スリーブ12と上記プーリ11との間で、上記特定方向の反対方向の回転力の伝達が可能になる。前述した様に、上記各円筒ころ25、25の数は十分に確保でき、しかも、総ての円筒ころ25、25が、上記回転力の伝達に寄与する。従って、十分に大きな回転力(トルク)の伝達が可能になる。
【0024】
尚、円周方向に隣り合うスペーサ26、26の円周方向両側面に形成して互いに対向する第一、第二各支承面27、29及び第一、第二各凹部28、30を円周方向に見た場合に、これら第一凹部28と第二凹部30とが軸方向に関してその一部同士が重畳(オーバラップ)する事は差し支えない。これに対して、上記第一支承面27と上記第二支承面29とが重畳する事は好ましくない。この理由は、図5に示す様なスキューモーメントが作用した場合に、上記各円筒ころ25、25を確実にスキューさせる為である。
【0025】
又、上記第一、第二各支承面27、29の、内輪20及び外輪16、16の径方向の形状に関しては、特に限定しない。上記各支承面27、29を、図示の様な平面状とする他、上記各円筒ころ25、25の外周面に倣う、部分円弧状の凹面としても良い。要は、上記各支承面27、29の形状は、一般的な円筒ころ軸受に組み込まれる保持器を構成する柱部の円周方向両側面或はセパレータの円周方向両側面と同様の形状とする事が好ましい。
【0026】
又、上記各円筒ころ25、25の軸方向端面には、一般的な円筒ころ軸受用の円筒ころと同様に、クラウニングを施す事もできる。この場合に於いて、例えば上記各円筒ころ25、25の両端面に同じクラウニングを施す場合に、その曲率半径Rを、上記各円筒ころ25、25の軸方向長さLの1/2よりも大きく(R>L/2)する。上記曲率半径Rを、この範囲で適切に規制すれば、上記各円筒ころ25、25がスキューした場合に、これら各円筒ころ25、25の両端面を前記外向、内向両鍔部21、19の側面に向け確実に押し付けると共に、スキューに伴って押し付け部の摩擦力を増大させ、トルクを伝達する為のロック状態を確実に実現できる。
【0027】
更に、図示の例では、それぞれの両側面に第一、第二各支承面27、29及び第一、第二各凹部28、30を有する上記各スペーサ26、26を、互いに独立したセパレータとした場合に就いて示している。これに対して、図示はしないが、各スペーサを、保持器の柱部とする事もできる。この場合には、これら各スペーサの両端部を、互いに平行に配置された1対のリム部に結合する。
【0028】
次に、図6は、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合には、複列に配列した円筒ころ25、25に対して、一体型の外輪16aを使用している。この為に、この外輪16aの、後述する外輪軌道18a、18aのそれぞれの軸方向他端部に相当する軸方向両端部を径方向内方に折り曲げて、それぞれ内向鍔部19a、19aを構成し、上記外輪16aの中間部内周面でこれら両内向鍔部19a、19a同士の間部分の軸方向両側を、それぞれ外輪軌道18a、18aとしている。この様な外輪16aは、プーリ11の保持凹部15内に、締り嵌めにより内嵌固定している。
【0029】
これに対して、スリーブ12の中間部外周面には1対の内輪20a、20aを、このスリーブ12に対する相対回転を不能に、且つ軸方向の変位を可能にした状態で、外嵌支持している。本例の場合、上記各内輪20a、20aは、軸方向一端部を径方向外方に直角に折り曲げて外向鍔部21aとして成り、断面L字形で全体が円環状である。又、それぞれの外周面でこの外向鍔部21aから外れた部分を、内輪軌道23aとしている。この様な各内輪20a、20aは、それぞれの外向鍔部21a、21a同士を、互いの間に予圧ばね17aを挟持した状態で対向させている。そして、上記各内輪20a、20aの内輪軌道23a、23aと、上記外輪16aの外輪軌道18a、18aとの間に、それぞれ複数個ずつの円筒ころ25、25とスペーサ26、26(図2、3、5参照)とを配置している。
【0030】
この様な本例の構造の場合も、上記プーリ11と上記スリーブ12とが所定方向に相対回転する場合には、図6(A)に示す様に上記各円筒ころ25、25の中心軸と上記各内輪20a、20a及び外輪16aの中心軸とを実質的に平行な状態に保つ。そして、上記プーリ11と上記スリーブ12との相対回転を許容する。これに対して、上記プーリ11と上記スリーブ12とが上記所定方向と反対方向に相対回転する傾向になった場合には、上記外向、内向両鍔部21a、19aと上記各円筒ころ25、25の軸方向両端面との擦れ合いに基づいて、図6(B)に示す様に、これら各円筒ころ25、25がスキューし、これら各円筒ころ25、25の両端面を上記外向、内向両鍔部21a、19aの側面に押し付けて、上記プーリ11と上記スリーブ12との間での回転力の伝達を自在とする。
尚、本例の場合には、グリースの漏洩防止及び異物進入防止の為のOリング24a、24aを、上記プーリ11の内周面と上記スリーブ12の外周面との間に設けている。
【0031】
次に、図7は、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例の場合には、外輪16bの内周面に設けた外輪軌道18bと内輪20bの外周面に設けた内輪軌道23bとの間に、それぞれ複数個ずつの円筒ころ25とスペーサ26(図2、3、5参照)とを、円周方向に関して交互に、軸方向に関して単列に配置している。そして、上記各円筒ころ25の軸方向両端面を、上記内輪20bの軸方向一端部に形成した外向鍔部21bと、上記外輪16bの軸方向他端部に形成し内向鍔部19bとに対向させている。そして、この外輪16bの軸方向一端部に形成した受鍔部31の内側面と上記外向鍔部21bの外側面との間に予圧ばね17bを設けて、上記各円筒ころ25の軸方向両端面と、上記外向鍔部21b及び上記内向鍔部19bの内側面との当接部に予圧を付与している。上記予圧ばね17bの軸方向両端面のうちの少なくとも一方の面と、上記受鍔部31の内側面と上記外向鍔部21bの外側面とのうちの少なくとも一方の面との間には、ポリアミド樹脂、PTFE等、滑り易い材料製の滑り層を設けて、上記外向鍔部21bと上記受鍔部31との相対回転を自在とする。
【0032】
この様な本例の構造の場合も、上記外輪16bを内嵌したプーリ11と、上記内輪20bを外嵌したスリーブ12とが所定方向に相対回転する場合には、図7(A)に示す様に上記各円筒ころ25の中心軸と上記内輪20b及び外輪16bの中心軸とを実質的に平行な状態に保ち、上記プーリ11と上記スリーブ12との相対回転を許容する。これに対して、上記プーリ11と上記スリーブ12とが上記所定方向と反対方向に相対回転する傾向になった場合には、図7(B)に示す様に、上記各円筒ころ25の両端面を上記外向、内向両鍔部21b、19bの側面に押し付けて、上記プーリ11と上記スリーブ12との間での回転力の伝達を自在とする。
【0033】
次に、図8〜9は、本発明の実施の形態の第4〜5例を示している。これら各例の場合には、内輪20c、20dの軸方向一端部に形成した外向鍔部21c、21dの外側面と、保持凹部15の内側面との間に、スラスト玉軸受32(図8に示した第4例の場合)又はスラストころ軸受33(図9に示した第5例の場合)等のスラスト転がり軸受を設けている。これらスラスト玉軸受32又はスラストころ軸受33等のスラスト転がり軸受には、上記外向鍔部21c、21dの弾性変形に基づいて予圧を付与し、この予圧に基づいて、各円筒ころ25の軸方向両端面と、上記外向鍔部21b及び外輪16cの軸方向他端部に形成した内向鍔部19bの内側面との当接部に予圧を付与している。この様な本例の場合、上述した第3例の予圧ばね17b(図7参照)を、上記スラスト玉軸受32又はスラストころ軸受33等のスラスト転がり軸受に変える事により、プーリ11とスリーブ12とが相対回転する際の抵抗を小さく抑える様にしている。
【0034】
【発明の効果】
本発明の一方向クラッチ機能を備えた転がり軸受は、以上に述べた通り構成され作用するので、大きなラジアル荷重を支承したり、大きなトルクを伝達したりする必要がある用途でも使用可能である。しかも、仮に空転の頻度及び空転速度が高くなる場合でも、空転時の抵抗及び発熱を低く抑えられる。この為、アイドリングストップ車用の動力伝達装置、或はオルタネータの回転軸に設ける従動プーリとして使用する、一方向内蔵型プーリ装置の小型・軽量化と、低コスト化とを図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を、空転時の状態で示す断面図。
【図2】一部を省略して示す、図1のA−A断面図。
【図3】同じくB−B断面図。
【図4】本発明の実施の形態の第1例を、動力伝達時の状態で示す断面図。
【図5】一部を省略して示す、図4のC−C断面図。
【図6】本発明の実施の形態の第2例を、空転時とロック時との状態で示す部分断面図。
【図7】同第3例を示す、図6と同様の図。
【図8】同第4例を示す、図6と同様の図。
【図9】同第5例を示す、図6と同様の図。
【図10】従来構造の1例を示す断面図。
【図11】同じく部分拡大断面図。
【符号の説明】
1 エンジン
2 変速機
3 フライホイール
4 リングギヤ
5 ピニオンギヤ
6 スタータモータ
7 出力軸
8 ローラクラッチ
9 サポート軸受
10 シールリング
11 プーリ
12 スリーブ
13 主体
14 蓋体
15 保持凹部
16、16a、16b、16c 外輪
17、17a、17b 予圧ばね
18、18a、18b 外輪軌道
19、19a、19b 内向鍔部
20、20a、20b、20c、20d 内輪
21、21a、21b、21c、21d 外向鍔部
22 受鍔部
23、23a、23b 内輪軌道
24、24a Oリング
25 円筒ころ
26 スペーサ
27 第一支承面
28 第一凹部
29 第二支承面
30 第二凹部
31 受鍔部
32 スラスト玉軸受
33 スラストころ軸受

Claims (5)

  1. 外周面に円筒状の内輪軌道を、この内輪軌道の軸方向一端部に径方向外方に全周に亙って突出する外向鍔部を、それぞれ設けた内輪と、内周面に円筒状の外輪軌道を、この外輪軌道の軸方向他端部に径方向内方に全周に亙って突出する内向鍔部をそれぞれ設け、上記内輪と同心に配置された外輪と、上記内輪軌道と上記外輪軌道との間に設けられた複数個の円筒ころと、円周方向に隣り合うこれら各円筒ころ同士の間に配置された複数のスペーサとを備え、これら各スペーサの円周方向両面の形状を、上記外向、内向両鍔部と上記各円筒ころの軸方向両端面との擦れ合いに基づいて所定方向のスキューモーメントが発生した場合に、上記各円筒ころがスキューするのを防止してこれら各円筒ころの中心軸と上記内輪及び外輪の中心軸とを実質的に平行な状態に保ち、上記外向、内向両鍔部と上記各円筒ころの軸方向両端面との擦れ合いに基づいて上記所定方向とは逆方向のスキューモーメントが発生した場合に、上記各円筒ころがスキューして、これら各円筒ころの両端面が上記外向、内向両鍔部の側面に押し付けられるのを許容する形状とした一方向クラッチ機能を備えた転がり軸受。
  2. 各スペーサの円周方向両側面のうち、片側面はその軸方向片半部が内輪及び外輪の中心軸と平行で軸方向他半部がこの軸方向片半部よりも円周方向に凹んだ面であり、他側面はその軸方向他半部が内輪及び外輪の中心軸と平行で軸方向片半部がこの軸方向他半部よりも円周方向に凹んだ面である、請求項1に記載した一方向クラッチ機能を備えた転がり軸受。
  3. 各スペーサが、互いに独立したセパレータである、請求項1〜2の何れかに記載した一方向クラッチ機能を備えた転がり軸受。
  4. 各スペーサが保持器の柱部であり、これら各スペーサの両端部が互いに平行に配置された1対のリム部に結合されている、請求項1〜2の何れかに記載した一方向クラッチ機能を備えた転がり軸受。
  5. 外向、内向両鍔部の側面を各円筒ころの軸方向両端面に弾性的に押圧する為の予圧手段を設けた、請求項1〜4の何れかに記載した一方向クラッチ機能を備えた転がり軸受。
JP2003020797A 2003-01-29 2003-01-29 一方向クラッチ機能を備えた転がり軸受 Pending JP2004232703A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003020797A JP2004232703A (ja) 2003-01-29 2003-01-29 一方向クラッチ機能を備えた転がり軸受

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003020797A JP2004232703A (ja) 2003-01-29 2003-01-29 一方向クラッチ機能を備えた転がり軸受

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004232703A true JP2004232703A (ja) 2004-08-19

Family

ID=32950331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003020797A Pending JP2004232703A (ja) 2003-01-29 2003-01-29 一方向クラッチ機能を備えた転がり軸受

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004232703A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009287611A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Jtekt Corp 回動付勢機構及びプーリ装置
US8715123B2 (en) 2008-05-27 2014-05-06 Jtekt Corporation Rotation urging mechanism and pulley device
KR101968247B1 (ko) * 2018-03-12 2019-04-12 유병수 복층 원웨이 클러치 베어링

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009287611A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Jtekt Corp 回動付勢機構及びプーリ装置
US8715123B2 (en) 2008-05-27 2014-05-06 Jtekt Corporation Rotation urging mechanism and pulley device
KR101968247B1 (ko) * 2018-03-12 2019-04-12 유병수 복층 원웨이 클러치 베어링

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2003067128A1 (ja) エンジン始動用ローラクラッチ内蔵型回転伝達装置
US20160169302A1 (en) Pulley device with embedded unidirectional clutch
WO2006001337A1 (ja) 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP2000297860A (ja) オルタネータ用ローラクラッチ内蔵型プーリ装置
WO2014030484A1 (ja) サポート軸受付きローラクラッチ
US6488135B1 (en) Rotation transmitting device incorporating one-way clutch
JP2000240461A (ja) オルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置とオルタネータ駆動用無端ベルトの鳴き防止方法
US10072627B2 (en) Torque transfer unit for an engine starting system
JP2001271853A (ja) 一方向クラッチ内蔵型回転伝達装置
JP5169794B2 (ja) クラッチ機構付増速装置
JP2004232703A (ja) 一方向クラッチ機能を備えた転がり軸受
JP2004144252A (ja) 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP4158556B2 (ja) 動力伝達装置
JP4161740B2 (ja) 一方向クラッチユニット
JP2004316873A (ja) 一方向クラッチ内蔵型転がり軸受及び一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP2000328959A (ja) オルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP2000291782A (ja) オルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP2007040376A (ja) 一方向クラッチおよび一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP2007162814A (ja) 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP2003113924A (ja) 一方向クラッチ付きプーリユニット
JP2000283267A (ja) オルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP2003156075A (ja) 一方向クラッチ付きプーリユニット
JP5112722B2 (ja) 一方向クラッチ
JP2005337428A (ja) クラッチ内蔵型プーリユニット
JP2005337427A (ja) クラッチ内蔵型プーリユニット