JP2004232311A - 二重ガラス間仕切り装置 - Google Patents

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glass frame
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欣憲 陣出
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Abstract

【課題】ガラス枠体の両面側にガラスを嵌めた二重ガラス間仕切りであって、施工性がよく、上下に積み上げることも可能で外観的にも良好な二重間仕切り構造の提供。
【解決手段】ガラス枠体4は上桟5、下桟6、中桟8、及び両縦桟7,7を枠組して構成し、各桟の両面側にはガラス溝3,3が形成されて枠組される。そして、ガラス枠体4の内周に形成されるガラス溝3にはガラス1が嵌められるが、縦桟7,7には取外すことでガラス溝3,3の表面側が開口する補助部材9,9を着脱可能に取付けている。そして、ガラス枠体4はアジャスター装置14にて支持された巾木15に載置されると共に、上端は天井レール16と連結している。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はガラスを外側と内側に設けた二重ガラスの間仕切り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建物の大きな空間を適当な大きさに仕切る為の間仕切りが多用されているが、該間仕切りにも色々な形態があり、ガラスパネルを嵌めたガラス間仕切り装置が使用される場合がある。ガラス間仕切りは空間を仕切ることが出来ると共に、仕切られた隣の空間を見ることが出来る為に広く感じることで開放感が得られ、又空間が明るくなるなどの利点がある。
【0003】
特開平8−60767号に係る「ガラス間仕切り」は、支柱の前後にそれぞれガラスを装着したガラス枠を取付け、前後のガラス間に所定の間隔を設けた二重構造のガラス間仕切りであって、タッピング結合により四方組したガラス枠の両縦枠背面に枠取付けビースを固着し、該枠取付けビースを介して前記ガラス枠を支柱に取付けられるが、該支柱に取付けている枠支持金具(ツメ)に枠取付けビースを引っ掛ける構造となっている。
【0004】
ところで、上記の二重ガラス間仕切りはガラスを嵌めたガラス枠を支柱(スタッド)に枠支持金具を介して取付ける構造であり、工場にてガラス枠にガラスを嵌めて据付現場へ搬送しなくてはならず、搬送時及び取付け施工時にガラスが割れる場合が多い。又据付完成後にガラスが割れた場合に該ガラスだけの交換が困難である。
【0005】
一方、ガラス枠は枠支持金具を介して支柱に引っ掛ける構造である為に、複数のガラス枠を上下に積み上げる間仕切り形態とすることは出来ない。すなわち、上下ガラス枠間に隙間が発生し、ガラス間仕切りの外観が損なわれる。そして、ガラス枠を支柱の前後に取付けることで間には空間が形成される。しかし、四方に枠組した両面側のガラス枠間には隙間が残り、この隙間はガラスを通して外から見えてしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の二重ガラス間仕切りには上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこれら問題点であり、施工性がよく、上下に積み上げることも可能で外観的にも良好な二重間仕切り構造を提供する。
【0007】
【課題を解決する為の手段】
本発明に係る二重ガラス間仕切り構造は、両縦桟と上桟及び下桟によって四方枠組したガラス枠体を構成し、この枠組したガラス枠体の両面側にはガラスが嵌るガラス溝を設けている。該ガラス溝にはクッション材やガスケットを介してガラスが嵌められるが、このガラス枠体は起立するスタッドに側端が取付けられる。ガラス枠体は両側にスタッドを抱き込む空間が設けられ、スタッドにはネジ止めされる。
【0008】
一方、下桟は床レールに配置したアジャスター装置によって支持される巾木に載置され、上桟は天井レールに連結される。そして、上桟と下桟の間に中桟を設ける場合もあり、この中桟は両縦桟に両端がネジ止めされ、その為にガラスは上桟と中桟の間に嵌り、又中桟と下桟の間に嵌められる。従って、中桟の両面側にもガラスが嵌る溝が上下桟と同じように形成されている。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】
【実施例】
図1、図2は本発明に係る二重ガラス間仕切り装置を示す実施例であり、縦断面と横断面を表している。同図に示すように、ガラス1,1が両面側に嵌っていて、ガラス枠体との間に大きな段差を与えることなくほぼ面一な面を構成している。垂直に起立したスタッド2,2間にはガラス枠体が取付けられ、このガラス枠体の両面側に設けているガラス溝3,3にガラス1が嵌っている。
【0010】
図3はガラス枠体4を示しているが、ガラス枠体4は上桟5、下桟6、及び両縦桟7,7にて枠組され、そして上桟5と下桟6の間に2本の中桟8,8を取付けている。中桟8は縦桟側からネジ止めされているが、このように枠組されたガラス枠体4はガラス1を嵌めることなく据付られ、該ガラス枠体4が取付けられた状態で、最後にガラス1をガラス溝3に嵌めることが出来る。ここで、枠組されたガラス枠体4のガラス溝3にガラス1を嵌める為に、縦桟7,7は補助部材9を設けていて、これを取外すことで表面側を開口することが出来る構造としている。図4に補助部材9の取付け構造の拡大図を示しているように、ワンタッチ方式で着脱出来るように、2個のツメ10a,10bを備えて縦桟本体に係止可能な構造と成っている。従って、該補助部材9はワンタッチ操作で着脱することが出来る。
【0011】
特開平8−60767号に係るガラス間仕切りの場合、ガラス固定枠は係合段部にそれぞれ係合辺を弾発係合させ、形材を取付けた際にガラス枠の内周に連続するガラス装着溝が形成される。ガラスはこのガラス装着溝内にパッキンを介して嵌められ、パッキンの形状及び厚さを適宜選定することで厚さの異なるガラスを装着できるが、ガラス枠を組み立てると同時にガラスが組み付けられる構造であり、後でガラスだけをガラス溝に嵌めることは出来ない。
【0012】
本発明のガラス枠体4はガラス溝3にゴム等の弾性体11とガスケット12を介してガラス1を取付ける構造と成っている為に、ガラス枠体4を枠組みし、これを据付した後で該ガラス1をガラス溝3に嵌めることが出来る。すなわち、ガラス溝3の内側に弾性体11を設けてガラス1を嵌め、該ガラス1が外れないようにガスケット12を取付けている。又、下桟6のガラス溝3及び中桟8のガラス溝3にはガラス1が載る弾性体11を設けている。
【0013】
ところで、床面には床レール12が敷設・固定され、この床レール13に配置されているアジャスター装置14に載って巾木15が所定の高さに支えられている。巾木15は同図に示すように、門形断面をした長尺材であって、床レール13及びアジャスター装置14を被覆している。そして、該巾木15の上に前記ガラス枠体4が載置され、ガラス枠体4の上端は天井レール16と連結している。天井レール16は天井に取着された門形断面の長尺材であり、この天井レール16はガラス枠体4の上桟5の開口に嵌って連結している。
【0014】
一方、ガラス枠体4の両側は垂直に起立するスタッド2,2に取付けられている。ガラス枠体4の縦桟7,7はその外側が開口していて、該開口17,17にスタッド2,2が嵌入し、縦桟外側に設けている止着片18,18をネジ止めしている。このネジ止め構造は金属製間仕切りパネルをスタッドに取付ける場合に使用される方法である。
【0015】
そして、壁面にはコ形断面の長尺材から成る壁レール19が垂直に起立して取付けられていて、ガラス枠体4の側端部はこの壁レール19に嵌っている。壁レールはレール本体20と補助レール21の2ピース構造とし、ガラス枠体4を据付た後で、補助レール21はレール本体20にネジ止めにて取付けられ、ガラス枠体4の側端を挟み込むことでガラス枠体4と壁面間に発生する隙間をカバーしている。又、同図では二重ガラス間仕切り装置に対して垂直を成して別のガラス間仕切りが連結した構造と成っているが、本発明と直接関係するものではない。
【0016】
このように、ガラス枠体4を所定の位置に据付した状態でガラス1が取付けられる訳で、ガラス1の取付けに際しては縦桟7に設けている補助部材9を取外して行われる。そして、ガラス1がガラス溝3に嵌ってから上記補助部材9が取付けられる。以上述べたように、本発明の二重ガラス間仕切り装置は、両縦桟と上下桟及び中桟にて枠組みしたガラス枠体の内周両面側にガラス溝を形成し、このガラス溝にガラスを嵌めたものであり、次のような効果を得ることが出来る。
【0017】
【発明の効果】
本発明の二重ガラス間仕切り装置は、ガラス枠体の両面側にガラス溝を形成していて、このガラス溝にガラスを嵌めて構成している為に、ガラス枠体の両縦桟及び上下桟の表面との間に大きな段差を残さない。従って、ガラス面とほぼ面一となって外観的に良好なガラス間仕切りとなる。そして、ガラス間仕切りは巾木に載置されると共に上端は天井レールと連結し、又両スタッドに両側端が固定されて据付完了後にガラスを嵌めることが出来る。
【0018】
ガラス取付けに際しては縦桟に設けている補助部材を外した状態で行われるが、間仕切り据付業者を必要とせず、ガラス業者単独で作業することが可能であって、作業性が向上し、そしてガラス枠体を据付ける時にはガラスが嵌っていない為に、軽くて取り扱い易く、しかもガラスが割れるといったこともない。
【0019】
一方、ガラス枠体は上下桟と両縦桟及び必要に応じて中桟を枠組みして構成したもので、両スタッド間に一体構造として嵌るガラス枠体の強度・剛性は高く、その結果、二重ガラス間仕切り装置の強度も向上する。そして、両スタッド間に取付けられるガラス枠体は一体構造である為に、すなわち両面側に夫々取付けられるような従来構造とは異なり、ガラス枠体の突合せ構造とした従来の二重ガラス間仕切りのごとき隙間を間に発生しない。さらに、ガラス枠体の上・下桟の間に中桟を設けることで複数枚のガラスを取付けることが出来、この場合に上下ガラス間に隙間を発生して概観が損なわれるといった問題もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】二重ガラス間仕切りの縦断面。
【図2】二重ガラス間仕切りの横断面。
【図3】ガラス枠体の正面図。
【図4】縦桟に設けている補助部材の取付け構造。
【符号の説明】
1 ガラス
2 スタッド
3 ガラス溝
4 ガラス枠体
5 上桟
6 下桟
7 縦桟
8 中桟
9 補助部材
10 ツメ
11 弾性体
12 ガスケット
13 床レール
14 アジャスター装置
15 巾木
16 天井レール
17 開口
18 止着片
19 壁レール
20 レール本体
21 補助レール

Claims (3)

  1. ガラス枠体の両面側にガラスを嵌めた二重ガラス間仕切りにおいて、上記ガラス枠体は上桟、下桟、及び両縦桟を枠組して構成し、各桟の両面側にはガラス溝が形成されて枠組されたガラス枠体の内周にはガラス溝が設けられ、そして縦桟には取外すことでガラス溝の表面側が開口する補助部材を着脱可能に取付け、このガラス枠体は床レールに配置したアジャスターによって支持された巾木に載置されると共に、上端は天井レールと連結し、両側はスタッドに固定したことを特徴とする二重ガラス間仕切り装置。
  2. ガラス枠体の片側を壁レールに挟み込んだ請求項1記載の二重ガラス間仕切り装置。
  3. 上記上桟と下桟の間にガラス溝を上下側に形成した中桟を取付けた請求項1記載の二重ガラス間仕切り装置。
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