JP2004227123A - 磁気記録媒体および真偽判定方法 - Google Patents

磁気記録媒体および真偽判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】偽造、変造が極めて困難な磁気記録媒体と、この磁気記録媒体を真正と判定できる真偽判定方法を提供する。
【解決手段】磁気記録媒体を、磁化発現温度以上の温度で強磁性材料となり、磁化発現温度未満の温度で非磁性材料となる自発磁化発現材料を含有した自発磁化発現材料層を基材上に備えたものとし、被判定媒体が、上記の磁化発現温度未満の温度における磁気読み取りで自発磁化発現材料層の存在が検出されず、かつ、磁化発現温度以上の温度における磁気読み取りで自発磁化発現材料層の存在が検出される場合に、これを上記の真正の磁気記録媒体であると判定する。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気記録媒体と真偽判定方法に係り、特に自発磁化発現材料を用いることにより偽造防止性が格段に向上した磁気記録媒体と、この磁気記録媒体を真正と判定できる真偽判定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特公平7−56670号公報
【特許文献2】特開平5−69688号公報
従来より、例えば、プリペイドカードやクレジットカード等のカード類、証券類等の偽造防止のために、磁性層に所望の磁気データを高い記録密度で書込み、外部から簡単には磁気データを読み出せないようにすることが行われていた。
しかし、磁性層の特性上、記録された磁気データの書き換え、消去が自在であるため偽造、変造が可能であった。
このような偽造、変造を防止するため、磁性層への情報記録とは別に、バーコードにより固定情報を記録し、この情報を光学的あるいは磁気的に読み取ることが行われている(特許文献1)。また、磁性層とともにホログラム層や回折格子層を設け、光学的に読み取ることによって偽造を防止することが行われている(特許文献2)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、バーコードやホログラム層、回折格子層は目視により存在が認識でき、また、バーコードを磁性インキで形成し、これを隠蔽しても、磁気ヘッドの読み取りで容易に存在が判明してしまい、従来の磁気記録媒体における偽造防止性は未だ不十分なものであった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、偽造、変造が極めて困難な磁気記録媒体と、この磁気記録媒体を真正と判定できる真偽判定方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明の磁気記録媒体は、基材と、該基材上に形成された自発磁化発現材料層を少なくとも備え、該自発磁化発現材料層は磁化発現温度以上の温度で強磁性材料となり、磁化発現温度未満の温度で非磁性材料となる自発磁化発現材料を含有するような構成とした。
本発明の他の態様として、前記自発磁化発現材料層は自発磁化発現材料として少なくともFe−Rh合金粉体を含有するような構成とした。
本発明の他の態様として、前記自発磁化発現材料は磁化発現温度が40〜60℃の範囲内にあるような構成とした。
本発明の他の態様として、前記基材の少なくとも一方の面に硬磁性層を備えるような構成とした。
本発明の他の態様として、前記自発磁化発現材料層は前記硬磁性層上に設けられているような構成とした。
本発明の他の態様として、前記硬磁性層は前記自発磁化発現材料層上に設けられているような構成とした。
本発明の他の態様として、前記自発磁化発現材料層はパターニングされているような構成とした。
【0005】
本発明の他の態様として、前記自発磁化発現材料層はバーコード状にパターニングされているような構成、前記硬磁性層はバーコード状にパターニングされており、バーコード状にパターニングされた前記自発磁化発現材料層と前記硬磁性層とが組み合わされてバーコードが形成されているような構成、前記基材上に非磁性インキにより非磁性バーコードパターンが設けられており、バーコード状にパターニングされた前記自発磁化発現材料層と前記非磁性バーコードパターンとが組み合わされてバーコードが形成されているような構成、前記基材上に非磁性インキにより非磁性バーコードパターンが設けられており、前記硬磁性層はバーコード状にパターニングされており、バーコード状にパターニングされた前記自発磁化発現材料層と前記非磁性バーコードパターンと前記硬磁性層とが組み合わされてバーコードが形成されているような構成とした。
【0006】
本発明の真偽判定方法は、上記の磁気記録媒体を真正の磁気記録媒体とする真偽判定方法であって、前記磁化発現温度未満の温度における磁気読み取りで前記自発磁化発現材料層の存在が検出されず、かつ、前記磁化発現温度以上の温度における磁気読み取りで前記自発磁化発現材料層の存在が検出される場合に、被判定媒体を真正の磁気記録媒体と判定するような構成とした。
本発明の他の態様として、前記磁気読み取りは、交流励磁の磁気ヘッド、または、直流バイアスをかけた磁気ヘッドを使用するような構成とした。
【0007】
このような本発明では、磁化発現温度以上の温度でのみ磁気読み取りにより存在の検出が可能であるという自発磁化発現材料層の特性を利用して、偽造、変造が極めて困難な磁気記録媒体が可能となり、また、上記の特性が正確な真偽判定方法を可能とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態を説明するためのカード形状の磁気記録媒体の平面図であり、図2は、図1のA−A断面矢視図である。図1および図2において、本発明の磁気記録媒体1は、基材2と、この基材2の一方の面2aに設けられた自発磁化発現材料層3と、基材2の他方の面2bに設けられた硬磁性層4とを備えている。
【0009】
本発明の磁気記録媒体1を構成する基材2は、基材として要求される耐熱性、強度、剛性等を考慮して、ナイロン、セルロースジアセテート、セルローストリアセテート、塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリイミド、ポリカーボネート等の樹脂、生分解性樹脂、銅、アルミニウム等の金属、紙、含浸紙等の材料の中から適宜選択した材料の単独あるいは組み合わせた複合体により構成することができる。このような基材2の厚さは、0.005mm〜5mm程度とすることができる。
【0010】
本発明の磁気記録媒体1を構成する自発磁化発現材料層3は、磁化発現温度以上の温度で強磁性材料となり、磁化発現温度未満の温度で非磁性材料となる自発磁化発現材料を含有するものである。使用する自発磁化発現材料は、磁化発現温度が0〜120℃の範囲内、好ましくは40〜80℃の範囲内、更に好ましくは40〜60℃の範囲内にあることが望ましい。磁化発現温度が0℃未満である、常温での使用状態で磁化が発現して強磁性材料となってしまい、偽造防止効果が得られず、また120℃を超えると、磁気読み取り時に基材等の変形が生じ易く好ましくない。このような自発磁化発現材料としては、Fe−Rh合金等を挙げることができる。
【0011】
自発磁化発現材料層3は、樹脂バインダ中に上記の自発磁化発現材料を含有した組成物を用いて形成することができる。この場合、自発磁化発現材料層3の厚みは1〜5μm程度、自発磁化発現材料の含有量は20〜50重量%程度の範囲内で設定することができる。尚、樹脂バインダ(あるいはインキビヒクル)としては、ブチラール樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、セルロース樹脂、アクリル樹脂、スチレン/マレイン酸共重合体樹脂等が用いられ、必要に応じてニトリルゴム等のゴム系樹脂あるいはウレタンエラストマー等が添加される。また、耐熱性を考慮して、ポリアミド、ポリイミド、ポリエーテルサルホン等のガラス転移温度(Tg)の高い樹脂、あるいは硬化反応によりTgが上昇する系を用いることができる。上記のような樹脂あるいはインキビヒクル中に自発磁化発現材料が分散されてなる分散物中に、必要に応じて界面活性剤、シランカップリング剤、可塑剤、ワックス、シリコーンオイル、カーボン等の顔料を添加してもよい。
また、自発磁化発現材料層3は、上記の自発磁化発現材料を原料物質として真空蒸着法、スパッタリング法、メッキ法等により形成してもよく、この場合、厚みは0.05〜1μm程度の範囲内で設定することができる。
【0012】
本発明の磁気記録媒体1を構成する硬磁性層4は、通常、硬磁性材料と樹脂バインダを含有する。硬磁性材料としては、例えば、γ−Fe、Co被着γ−Fe、Fe、Fe、Fe−Cr、Fe−Co、Co−Cr、Co−Ni、Baフェライト、Srフェライト、CrO等の磁性微粒子が挙げられる。また、樹脂バインダは上述の樹脂バインダを用いることができる。
硬磁性層4は、上記の硬磁性材料そのものを用いて、真空蒸着法、スパッタリング法、メッキ法等により形成することもできる。
【0013】
上述の本発明の磁気記録媒体1では、自発磁化発現材料層3は基材2の一方の面2a上にストライプ形状で設けられているが、本発明では、自発磁化発現材料層3の形成位置、形状は図1に示されるものに限定されるものではなく、基材2の全面に形成されてもよく、また、バーコード状等の所定の形状にパターニングされてもよい。
【0014】
図3は、パターニングされた自発磁化発現材料層3の一例を示す図である。図3において、自発磁化発現材料層3はバーコード状にパターニングされており、これと、バーコード状にパターニングされた硬磁性層4、バーコード状にパターニングされた非磁性層(例えば、墨インキ層)5とが組み合わされてバーコード7が形成されている。図示例では、右側から順に自発磁化発現材料層3、非磁性層5、硬磁性層4の各バーが繰り返えされてバーコード7が構成されているが、これに限定されるものではない。また、バーコード状にパターニングされた自発磁化発現材料層3とバーコード状にパターニングされた硬磁性層4とが組み合わされてバーコード7が形成されてもよく、あるいは、バーコード状にパターニングされた自発磁化発現材料層3とバーコード状にパターニングされた非磁性層5とが組み合わされてバーコード7が形成されてもよい。
【0015】
また、本発明の磁気記録媒体は、図4に示されるように、基材2の一方の面2aに設けられた硬磁性層4上に自発磁化発現材料層3を備えるものであってもよい。さらに、図5に示されるように、基材2の一方の面2aに設けられた自発磁化発現材料層3を覆うように硬磁性層4が設けられたものであってもよい。
【0016】
次に、本発明の真偽判定方法について、図3に示されるようなバーコードを有する本発明の磁気記録媒体1を例として説明する。
まず、図3に示される自発磁化発現材料層3のバーコードパターンを含むバーコード7上を、磁化発現温度未満の温度で読取用の磁気ヘッドを図3の矢印a方向に走査させて磁気読み取りを行う。磁化発現温度未満の温度では、自発磁化発現材料層3に含有される自発磁化発現材料が非磁性状態であり、得られる磁気出力信号はバーコード状にパターニングされた硬磁性層4からのみである。したがって、出力信号は図6(A)に示されるようなものとなり、自発磁化発現材料層3の存在は検出されない。すなわち、通常の磁気読み取りでは自発磁化発現材料層3の存在を認識することができず、非磁性インキ(墨インキ)によるバーコードと同様の認識がなされる。
【0017】
次いで、磁化発現温度以上の温度で同じく磁気読み取りを行う。磁化発現温度以上の温度では、自発磁化発現材料層3に含有される自発磁化発現材料が強磁性状態となり、得られる磁気出力信号は自発磁化発現材料層3と硬磁性層4の双方からとなり、その出力信号は図6(B)に示されるようなものとなる。したがって、自発磁化発現材料層3の存在が検出される。
このように磁化発現温度未満の温度における磁気読み取りで自発磁化発現材料層3の存在が検出されず、かつ、磁化発現温度以上の温度における磁気読み取りで自発磁化発現材料層3の存在が検出される場合に、被判定媒体を真正の磁気記録媒体であると判定するので、正確な真偽判定が可能となる。
【0018】
磁気読み取りは、交流励磁の磁気ヘッド、あるいは、直流バイアスをかけた磁気ヘッドを使用して行うことができる。また、磁化発現温度以上の温度における磁気読み取りは、赤外線照射、加熱ローラー等による加熱手段、レーザー照射等により自発磁化発現材料層3(バーコード7)を所定温度に加熱して行うことができる。
尚、磁化発現温度未満の温度における磁気読み取りと、磁化発現温度以上の温度における磁気読み取りは、いずれが先であってもよい。
【0019】
さらに、バーコード7を光学読み取りすることにより、図6(C)に示されるように、自発磁化発現材料層3、硬磁性層4、非磁性層5の各バーに対応した読み取り信号が得られる。したがって、磁化発現温度未満の温度、および、磁化発現温度以上の温度におけるバーコード7の磁気読み取りに加えて、バーコード7を光学読み取りすることにより、更に情報量を多くすることができ、真偽判定の精度をより向上させることができる。
【0020】
【実施例】
次に、具体的な実施例を示して本発明をさらに詳細に説明する。
下記組成の自発磁化発現材料層用のインキ、硬磁性層用のインキ、非磁性層用のインキを調製した。尚、自発磁化発現材料層用のインキに含有させた自発磁化発現材料の磁化発現温度は50℃であり、強磁性材料となった状態での保磁力は20Oeである。
【0021】
自発磁化発現材料層用のインキ
・FE−Rh合金 … 40重量部
・ウレタン樹脂 … 16重量部
・トルエン … 16重量部
・メチルエチルケトン … 15重量部
・メチルイソブチルケトン … 15重量部
・イソシアネート系硬化剤 … 2重量部
【0022】
硬磁性層用のインキ
・γ−Fe … 36重量部
・ウレタン樹脂 … 16重量部
・トルエン … 20重量部
・メチルエチルケトン … 15重量部
・メチルイソブチルケトン … 15重量部
・イソシアネート系硬化剤 … 2重量部
【0023】
非磁性層用のインキ
・カーボン顔料 … 30重量部
・透明メジウム … 30重量部
・トルエン … 20重量部
・メチルエチルケトン … 20重量部
【0024】
次に、基材として厚み250μmのPET製のカード基材を準備し、このカード基材の一方の面に上記の自発磁化発現材料層用のインキ、硬磁性層用のインキ、非磁性層用のインキを用いて、スクリーン印刷により図3に示されるようなバーコードを形成した。バーコードを構成する各バーの幅は1mm、各バーのピッチは1mmとし、厚みは1.5μmとした。これにより、本発明の磁気記録媒体を得た。
【0025】
この磁気記録媒体のバーコード上を、室温(20℃)にて交流電圧(5kHz)をかけながら読み取り用の磁気ヘッドを一定速度で走査させて読み取りを行った。その結果、バーコード状にパターニングされた硬磁性層からの磁気出力信号のみが得られた。
次に、加熱ロールを使用して磁気記録媒体を70℃に加熱し、この状態で上記と同様に磁気読み取りを行った。その結果、バーコード状にパターニングされた自発磁化発現材料層と硬磁性層の双方からの磁気出力信号が得られた。
【0026】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、自発磁化発現材料層は、磁化発現温度以上の温度でのみ、磁気読み取りにより存在の検出が可能であり、磁化発現温度未満の温度(室温)での磁気読み取りでは、自発磁化発現材料層の存在を認識することができず、これにより、本発明の磁気記録媒体は偽造、変造が極めて困難であり、また、このような自発磁化発現材料層の特性を利用して、被判定媒体に対する磁化発現温度未満の温度における磁気読み取りで自発磁化発現材料層の存在が検出されず、かつ、磁化発現温度以上の温度における磁気読み取りで自発磁化発現材料層の存在が検出される場合に、被判定媒体を上記の真正の磁気記録媒体であると判定するので、正確な真偽判定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を説明するためのカード形状の磁気記録媒体の平面図である。
【図2】図1に示される磁気記録媒体のA−A断面矢視図である。
【図3】パターニングされた自発磁化発現材料層の一例を示す図である。
【図4】本発明の他の実施形態を説明するためのカード形状の磁気記録媒体の断面構成図である。
【図5】本発明の他の実施形態を説明するためのカード形状の磁気記録媒体の断面構成図である。
【図6】図3に示されるバーコードに対して磁気読み取り、光学読み取りを行って得られる出力信号の例を示す図であり、図6(A)は磁化発現温度未満の温度における磁気読み取りの場合であり、図6(B)は磁化発現温度以上の温度における磁気読み取りの場合であり、図6(C)は光学読み取りの場合である。
【符号の説明】
1…磁気記録媒体
2…基材
3…自発磁化発現材料層
4…硬磁性層
5…非磁性バーコードパターン(非磁性層)
7…バーコード

Claims (13)

  1. 基材と、該基材上に形成された自発磁化発現材料層を少なくとも備え、該自発磁化発現材料層は磁化発現温度以上の温度で強磁性材料となり、磁化発現温度未満の温度で非磁性材料となる自発磁化発現材料を含有することを特徴とする磁気記録媒体。
  2. 前記自発磁化発現材料層は自発磁化発現材料として少なくともFe−Rh合金粉体を含有することを特徴とする請求項1に記載の磁気記録媒体。
  3. 前記自発磁化発現材料は磁化発現温度が40〜60℃の範囲内にあることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の磁気記録媒体。
  4. 前記基材の少なくとも一方の面に硬磁性層を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の磁気記録媒体。
  5. 前記自発磁化発現材料層は前記硬磁性層上に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の磁気記録媒体。
  6. 前記硬磁性層は前記自発磁化発現材料層上に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の磁気記録媒体。
  7. 前記自発磁化発現材料層はパターニングされていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の磁気記録媒体。
  8. 前記自発磁化発現材料層はバーコード状にパターニングされていることを特徴とする請求項7に記載の磁気記録媒体。
  9. 前記硬磁性層はバーコード状にパターニングされており、バーコード状にパターニングされた前記自発磁化発現材料層と前記硬磁性層とが組み合わされてバーコードが形成されていることを特徴とする請求項8に記載の磁気記録媒体。
  10. 前記基材上に非磁性インキにより非磁性バーコードパターンが設けられており、バーコード状にパターニングされた前記自発磁化発現材料層と前記非磁性バーコードパターンとが組み合わされてバーコードが形成されていることを特徴とする請求項8に記載の磁気記録媒体。
  11. 前記基材上に非磁性インキにより非磁性バーコードパターンが設けられており、前記硬磁性層はバーコード状にパターニングされており、バーコード状にパターニングされた前記自発磁化発現材料層と前記非磁性バーコードパターンと前記硬磁性層とが組み合わされてバーコードが形成されていることを特徴とする請求項8に記載の磁気記録媒体。
  12. 請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の磁気記録媒体を真正の磁気記録媒体とする真偽判定方法において、
    前記磁化発現温度未満の温度における磁気読み取りで前記自発磁化発現材料層の存在が検出されず、かつ、前記磁化発現温度以上の温度における磁気読み取りで前記自発磁化発現材料層の存在が検出される場合に、被判定媒体を真正の磁気記録媒体と判定することを特徴とする真偽判定方法。
  13. 前記磁気読み取りは、交流励磁の磁気ヘッド、または、直流バイアスをかけた磁気ヘッドを使用することを特徴とする請求項12に記載の真偽判定方法。
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