JP2004226010A - 貯湯式給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】浴水の追い焚きに必要とする追い焚き熱量を求める追い焚き熱量演算手段を配設させることで、維持費が安くしかも湯切れを防止する貯湯式給湯装置を実現する。
【解決手段】浴水追い焚き手段40には、熱交換器41の出入口温度情報を検出する第1、第2浴水温サーミスタ46、45が設けられるとともに、制御装置200は、第1、第2浴水温サーミスタ46、45により検出された温度情報に基づいて追い焚き熱量を求める追い焚き制御手段200aを有する。これにより、維持費が安くしかも湯切れを防止することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、加熱手段により加熱した給湯用の湯を貯える貯湯タンクを備える貯湯式給湯装置に関するものであり、特に貯えられた湯の熱量を用いて浴槽内の浴水を追い焚きに関する。
【0002】
【従来の技術】
ヒートポンプを構成する凝縮器に貯湯タンク内の給湯水を循環させて沸き上げて、この給湯水を貯湯タンク内に貯め、少なくとも浴槽に給湯可能に構成したこの種のヒートポンプ式の貯湯式給湯装置では、浴槽内の浴水を循環させて追い焚き可能に構成した追い焚き用熱交換器を貯湯タンク内に設け、この貯湯タンク内の給湯水の熱を浴水の追い焚きの熱源としている。
【0003】
しかも、上記追い焚き用熱交換器を二重管構造として、外管または内管のいずれか一方に浴槽内の浴水を循環させ、他方に上記給湯水の熱の他に、ガスまたは石油を燃料とした別体の熱源機で生成される温水を循環させる構成としている。これにより、貯湯タンク内の給湯水の熱量が低下したときや冬場などの外気温度の低いときにも、ヒートポンプを構成する凝縮器以外からの熱源装置によって、浴水の水温を高めることができるので能力不足がなく充分な追い焚きが実行できるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−22266号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の特許文献1によれば、浴水の追い焚きの熱源として、ヒートポンプを構成する凝縮器以外にガスまたは石油を燃料とした熱源装置を設けることは、給湯装置が複雑、かつ大掛かりとなるとともに、設備費および維持費が高くなる問題がある。
【0006】
そこで、貯湯タンク内に追い焚き用熱交換器を設けて貯湯タンク内の湯の熱量を利用する簡素な構成が望ましい。また、この種の貯湯式給湯装置は、概して一日当たりに消費する給湯対象個所への給湯および浴水の追い焚きのための必要熱量相当分の貯湯熱量を予め貯湯タンク1内に貯湯量として貯えている。
【0007】
ところが、浴水を追い焚きするときには、浴槽への湯張りなどによる多量の給湯水を出湯した後に実行されることが多い。このときの貯湯タンク内は、貯湯量が低下してくることで湯と水との境界をなす温度境界位置が追い焚き用熱交換器近傍に達すると、貯湯熱量が不十分となり追い焚き時間が非常に長くなることや給湯水の貯湯温度の低下による給湯水の湯切れを起こすなどの問題がある。
【0008】
また、上記特許文献1のほかにも浴水の追い焚き機能を備える貯湯式給湯装置として、電力料金が昼間より安い深夜電力を用いて、ヒートポンプからなる加熱手段を深夜時間帯に沸き上げ運転して貯湯タンク内に高温の給湯水を蓄えておく貯湯式給湯装置が知られている。
【0009】
ところで、深夜電力を用いる加熱手段では、沸き上げ運転した後のときに、給湯水の使用量が多くなってくると貯湯温度が低下してくる。つまり、貯湯温度が低下すると給湯および追い焚きするための必要熱量分が不足することがある。このときには、深夜時間帯以外の昼間時間帯による加熱手段の運転が課せられ電力の維持費が割高となる。また、所望する給湯温度による給湯水が得られず湯切れを起こすなどの問題がある。
【0010】
そこで、本発明の目的は、上記点に鑑みたものであり、浴水の追い焚きに必要とする追い焚き熱量を求める追い焚き熱量演算手段を配設させることで、維持費が安くしかも湯切れを防止する貯湯式給湯装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記、目的を達成するために、請求項1ないし請求項7に記載の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、内部に給湯用の湯を貯える貯湯タンク(1)と、この貯湯タンク(1)内の水を沸き上げ運転する加熱手段(2)と、貯湯タンク(1)内に熱交換器(41)を配設し、この熱交換器(41)に浴槽内の浴水を循環させて追い焚きする浴水追い焚き手段(40)と、この浴水追い焚き手段(40)および加熱手段(2)を制御する制御手段(200)とを備える貯湯式給湯装置において、
浴水追い焚き手段(40)には、熱交換器(41)の受熱量を求めるための温度情報および流量情報もしくは受熱情報を検出する熱量検出手段(45、46、48、49)が設けられるとともに、制御手段(200)は、熱量検出手段(45、46、48、49)により検出された温度情報および流量情報もしくは受熱情報に基づいて追い焚き熱量を求める追い焚き熱量演算手段(200a)を有することを特徴としている。
【0012】
請求項1に記載の発明によれば、この種の貯湯式給湯装置では、一日当たりに消費する給湯対象個所への給湯および浴水の追い焚きのための必要熱量相当分の貯湯熱量を予め貯湯タンク(1)内に貯湯量として貯えている。ところが、浴水を追い焚きするときは、概して浴槽への湯張りなどによる多量の給湯水を出湯した後に実行されることが多い。
【0013】
このときの貯湯タンク(1)内は、貯湯量が低下してくることで湯と水との境界をなす温度境界位置が熱交換器(41)近傍に達すると、貯湯熱量が不十分となり追い焚き時間が非常に長くなることや給湯水の湯温の低下による給湯水の湯切れを起こすなどの問題がある。
【0014】
そこで、本発明では、貯湯タンク(1)内に配設される熱交換器(41)の受熱量を求めるための温度情報および流量情報もしくは受熱情報を検出する熱量検出手段(45、46、48、49)を設けて、この熱量検出手段(45、46、48、49)により検出された温度情報および流量情報もしくは受熱情報に基づいて追い焚き熱量を求める追い焚き熱量演算手段(200a)を有することにより、追い焚き熱量が熱交換器(41)の受熱量から容易に求めることができるため、浴水を加熱するための熱量のほか、例えば、浴水を循環する配管からの漏洩熱量なども含めた精度の高い追い焚き熱量を求めることができる。
【0015】
従って、請求項6に記載の浴水を追い焚きする前日の深夜電力を用いる深夜時間帯に、追い焚き熱量演算手段(200a)により求められた追い焚き熱量相当分を貯湯タンク(1)内に蓄熱するように加熱手段(2)を沸き上げ運転させることにより、追い焚き中に給湯水の湯切れを起こすことなく確実に浴水の追い焚きが可能となる。さらに、消費する追い焚き熱量が深夜電力を用いて貯湯することが可能なため維持費が安くできる。
【0016】
請求項2に記載の発明では、熱量検出手段(45、46、48、49)は、熱交換器(41)の下流に設けられ、この熱交換器(41)の受熱情報を検出する熱量計(49)であって、追い焚き熱量演算手段(200a)は、浴水を追い焚きするときに、熱量計(49)より検出された受熱情報に基づいて求めることを特徴としている。
【0017】
請求項2に記載の発明によれば、熱交換器(41)の下流に熱量計(49)を設け、この熱量計(49)より検出された受熱情報に基づいて求めることにより、追い焚き熱量が容易に、かつ精度良く求めることができる。
【0018】
請求項3に記載の発明では、熱量検出手段(45、46、48、49)は、熱交換器(41)の上下流にそれぞれ設けられ、熱交換器(41)の出入口温度情報を検出する温度検出手段(45、46)であって、追い焚き熱量演算手段(200a)は、浴水を追い焚きするときに、温度検出手段(45、46)より検出された温度情報に基づいて求めることを特徴としている。
【0019】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1で述べた熱量計(49)の他に、温度検出手段(45、46)により検出された出入口温度情報に基づいて求めることにより、追い焚き熱量が容易に、かつ精度良く求めることができる。
【0020】
請求項4に記載の発明では、熱量検出手段(45、46、48、49)は、熱交換器(41)の上流もしくは下流に設けられ、熱交換器(41)を流通する流量情報を検出する流量検出手段(48)であって、追い焚き熱量演算手段(200a)は、浴水を追い焚きするときに、流量検出手段(48)より検出された流量情報に基づいて求めることを特徴としている。
【0021】
請求項4に記載の発明によれば、上述した熱量計(49)、温度検出手段(45、46)の他に、流量検出手段(48)により検出された流量情報に基づいて求めることにより、追い焚き熱量が容易に、かつ精度良く求めることができる。
【0022】
請求項5に記載の発明では、熱量検出手段(45、46、48、49)は、熱交換器(41)を流通する浴水温を検出する温度検出手段(46)であって、追い焚き熱量演算手段(200a)は、浴水を追い焚きするときに、温度検出手段(46)より検出された浴水温および追い焚き設定温度に基づいて求めることを特徴としている。
【0023】
請求項5に記載の発明によれば、また、温度検出手段(46)より検出された浴水温および追い焚き設定温度に基づいて求めることにより、追い焚き熱量が容易に求めることができる。
【0024】
請求項6に記載の発明では、加熱手段(2)は、電源に深夜電力を用いて貯湯タンク(1)内の水を沸き上げ運転する加熱手段であって、制御手段(200)は、浴水を追い焚きする前日の深夜時間帯に、追い焚き熱量演算手段(200a)により求められた追い焚き熱量相当分を貯湯タンク(1)内に蓄熱するように加熱手段(2)を沸き上げ運転させることを特徴としている。
【0025】
請求項6に記載の発明によれば、追い焚き熱量演算手段(200a)により求められた追い焚き熱量相当分を貯湯タンク(1)内に蓄熱するように加熱手段(2)を沸き上げ運転させることにより、追い焚き中に給湯水の湯切れを起こすことなく確実に浴水の追い焚きが可能となる。
【0026】
また、追い焚き熱量相当分を貯湯タンク(1)内に蓄熱することにより、深夜時間帯以外において加熱手段(2)が作動することがないのでランニングコストの低減が図れる。
【0027】
請求項7に記載の発明では、加熱手段(2)は、ヒートポンプサイクルからなるヒートポンプユニット(2)であって、冷媒が二酸化炭素であることを特徴としている。
【0028】
請求項7に記載の発明によれば、冷媒に二酸化炭素を用いることで、超臨界ヒートポンプサイクルを形成できる。これによれば、フロン系の冷媒を用いる一般的なヒートポンプサイクルよりも高温(例えば、80〜90℃程度)の給湯水を沸き上げることができるため追い焚き時間を短縮できる。
【0029】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0030】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を適用した第1実施形態の貯湯式給湯装置を図1および図2に基づいて説明する。図1は、貯湯式給湯装置の全体構成を示す模式図である。本実施形態の貯湯式給湯装置は、図1に示すように、1は耐食性に優れた金属製(例えば、ステンレス製)の貯湯タンクであり、外周部に図示しない断熱材が配置されており、高温の給湯用の湯を長時間に渡って保温することができるようになっている。貯湯タンク1は縦長形状であり、その底面には導入口11が設けられ、この導入口11には貯湯タンク1内および後述する混合弁16に水道水を導入する給水経路である導入管12が接続されている。
【0031】
また、この導入管12には、導入管12を流れる水道水の水温を検出する図示しない給水サーミスタ、および導入される水道水の水圧が所定圧となるように調節するとともに、断水などにおける湯の逆流を防止する図示しない減圧逆止弁が設けられている。
【0032】
なお、給水サーミスタは導入管12を流れる水道水の温度情報を後述する制御装置200に出力するようになっている。そして、導入管12の途中には給水分岐点12aが設けられ、この給水分岐点12aと後述する混合弁16とはバイパス経路である給水配管15により繋がれている。
【0033】
一方、貯湯タンク1の最上部には導出口13が設けられ、導出口13には貯湯タンク1内の湯を導出するための給湯経路である導出管14が接続されている。導出管14の経路途中には逃がし弁53が配設された排出配管52を接続しており、貯湯タンク1内の圧力が所定圧以上に上昇した場合には、貯湯タンク1内の湯を外部に排出して、貯湯タンク1等にダメージを与えないようになっている。
【0034】
16は混合手段である混合弁であり、導出管14と給水配管15との合流点に配置されている。そして、混合弁16は開口面積比(導出管14に連通する湯側の開度と給水配管15に連通する水側の開度の比率)を調節することにより、導出管14からの湯と給水配管15からの水道水との混合比を調節できるようになっている。
【0035】
なお、混合弁16はサーボモータ等の駆動源により弁体を駆動して各経路の開度を調節する電動弁であり、後述する制御装置200からの制御信号により作動するとともに、作動状態を制御装置200に出力するようになっている。
【0036】
混合弁16の出口側には、混合湯経路である配管17aとその配管17bから分岐した配管17bが接続されている。一方の配管17aは、下流端に図示しない給湯水栓、シャワー水栓等へ混合された給湯水を導く配管であり、他方の配管17bは後述する浴水追い焚き手段40に繋がれている。そして、配管17aには、混合された給湯水の温度を検出する図示しない給湯サーミスタと混合された給湯水の流量を検出する図示しない流量カウンタとが設けられている。そして、これらの給湯サーミスタ(図示せず)は配管17a内に流れる給水の温度情報および流量カウンタ(図示せず)は配管17b内の流量情報を後述する制御装置200に出力するようになっている。
【0037】
なお、図示しない流量カウンタが配管17a内の水の流れを検出したときには、給湯水栓、シャワー水栓等のいずれかで湯が使用されようとしているということである。このとき制御装置200は、給湯設定温度に応じて、まず上述した給水サーミスタ(図示しない)からの温度情報と後述する出湯サーミスタ32からの温度情報とから混合弁16の開口面積比を概略調節し、その後給湯サーミスタ(図示せず)からの温度情報に基づいて給湯温度が設定温度となるように混合弁16の開口面積比を微細制御するようになっている。
【0038】
また、貯湯タンク1の下部には、貯湯タンク1内の水を吸入するための吸入口18が設けられ、貯湯タンク1の上部には、貯湯タンク1内に湯を吐出する吐出口19が設けられている。吸入口18と吐出口19とは循環回路20で接続されており、循環回路20の一部はヒートポンプユニット2内に配置されている。
【0039】
循環回路20のヒートポンプユニット2内に配置された部分には、図示しない熱交換器が設けられており、吸入口18から吸入した貯湯タンク1内の水を高温冷媒との熱交換により加熱し、吐出口19から貯湯タンク1内に戻すことにより貯湯タンク1内の水を沸き上げることができるようになっている。
【0040】
なお、本実施形態の加熱手段であるヒートポンプユニット2は、図示しない圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器などのヒートポンプサイクルを構成する冷媒機能部品からなる超臨界ヒートポンプであり、電源に深夜時間帯の深夜電力を用いて貯湯タンク1内の水を沸き上げて貯湯させるようにしている。
【0041】
超臨界ヒートポンプとは、高圧側の冷媒圧力が冷媒の臨界圧力以上となるヒートポンプサイクルを言い、例えば、二酸化炭素、エチレン、エタン、酸化窒素などを冷媒とするヒートポンプサイクルである。
【0042】
因みに、超臨界ヒートポンプによれば、一般的なヒートポンプサイクルよりも高温(例えば、85℃〜90℃程度)の給湯水を沸き上げることができる。また、ヒートポンプユニット2は後述する制御装置200からの制御信号により作動するとともに、作動状態を制御装置200に出力するようになっている。
【0043】
次に、貯湯タンク1の上部外壁面には、貯湯タンク1内上部の水温を検出する出湯サーミスタ32が設けられており、導出口13から導出される水の温度情報を後述する制御装置200に出力するようになっている。
【0044】
また、貯湯タンク1の外壁面には複数の(本例では6つの)水位サーミスタ33が縦方向にほぼ等間隔に配置され、貯湯タンク1内に満たされた水の各水位レベルでの温度情報を後述する制御装置200に出力するようになっている。従って、後述する制御装置200は、水位サーミスタ33からの温度情報に基づいて、貯湯タンク1内上方の沸き上げられた湯と貯湯タンク1内下方の沸き上げられる前の水との温度境界位置を検出できるようになっている。
【0045】
次に、浴水追い焚き手段40は、熱交換器41、循環ポンプ43、三方弁47および浴槽3内の浴水を熱交換器41に循環させて浴槽3内に戻す浴水循環水経路42から構成されている。熱交換器41は、貯湯タンク1内の上方に配設され、浴水を加熱するための熱交換器であって、ヒートポンプユニット2により沸き上げられた湯を熱源としている。
【0046】
循環ポンプ43は電動ポンプであり、後述する制御装置200により制御され、ハウジング内のインペラを回転させることにより浴水を浴槽3から熱交換器41に圧送して浴槽3内に戻すために用いられている。三方弁47は、後述する制御装置200により制御され、浴槽3内の浴水を熱交換器41に流通する流れ方向(図中に示す矢印a)と、熱交換器41を迂回する流れ方向(図中に示す矢印b)とのいずれか一方に切り換えるための三方弁である。
【0047】
また、浴水循環水経路42の上流側には、浴槽3内に湯張りされた浴水の湯量、言い換えれば、浴槽3内の浴水の水位レベルを求めるための水圧を検出する水圧スイッチ44が設けられている。この水圧スイッチ44は、浴槽3内の浴水の流量情報として後述する制御装置200に出力されるように構成している。
【0048】
循環ポンプ43の下流側には、浴水循環水経路42を循環する浴水の浴水温を検出する温度検出手段である第1浴水温サーミスタ46が設けられている。さらに、熱交換器41の下流側に、この熱交換器41を流通した後の浴水温を検出する温度検出手段である第2浴水温サーミスタ45が設けられている。因みに、本実施形態では、第1浴水温サーミスタ46により検出された浴水温が熱交換器41の往き温度(T1)であって、一方の第2浴水温サーミスタ45により検出された浴水温が熱交換器41の戻り温度(T2)である。
【0049】
そして、これらの第1、第2浴水温サーミスタ46、45は浴槽3内の浴水の温度情報として後述する制御装置200に出力するようになっている。なお、第1、第2浴水温サーミスタ46、45は本発明の熱量検出手段である。
【0050】
次に、配管17bは浴槽3内へのお湯張り、差し湯、たし湯するための混合湯が流れる配管であって浴水循環水経路42に繋げられている。そして、この配管17bには、湯張り弁51および図示しない流量カウンタが設けられている。
【0051】
この湯張り弁51は、後述する制御装置200により制御され、配管17bに流れる混合湯を開閉する電磁弁である。図示しない流量カウンタは配管17b内の流量情報を後述する制御装置200に出力するようになっている。
【0052】
次に、200は制御手段である制御装置であり、各サーミスタ32、33、45、46からの温度情報、流量カウンタ(図示しない)からの流量情報、水圧スイッチ44からの流量情報および図示しない操作盤に設けられた操作スイッチからの操作信号等に基づいて、ヒートポンプユニット2、混合弁16、循環ポンプ43、三方弁47、および湯張り弁51等を制御するように構成されている。
【0053】
また、制御装置200には、マイクロコンピュータを主体として構成され、内蔵のROM(図示せず)には、予め設定された本発明による追い焚き熱量演算手段である追い焚き制御手段200aが設けられており、この追い焚き制御手段200aによりヒートポンプユニット2および浴水追い焚き手段40を制御して浴槽3内の浴水を追い焚きするようにしている。
【0054】
なお、図示しない操作盤には、操作スイッチとして、電源スイッチ、給湯設定温度スイッチ、湯張りスイッチ、湯張り設定温度スイッチ、追い焚きスイッチ、追い焚き設定温度スイッチなどが設けられている。また、図示しない操作盤は、浴室内や台所等の湯を使用する場所の近傍に設置され、操作盤以外は、屋外等の適所に設置されている。
【0055】
次に、上記構成による貯湯式給湯装置の作動について説明する。まず、図示しない電源スイッチがオンされると、制御装置200は、ヒートポンプユニット2を制御させて通常の温調給湯制御を行なう。この温調給湯制御が実行されると、制御装置200は、貯湯タンク1に設けられた各サーミスタ32、33からの温度情報等や、図示しない操作盤により設定された時刻情報(例えば、深夜時間帯)等に基づいて、適宜ヒートポンプサイクル2を作動させ貯湯タンク1内の水を加熱して高温(例えば85℃の湯)の給湯水を貯えておく。
【0056】
そして、貯えられた高温の給湯水を水と混合させて台所、洗面所、浴槽3などの給湯対象個所に給湯するとともに、給湯水の熱量を用いて浴水を追い焚きするものである。ところで、貯湯式給湯装置の作動は、給湯の用途に供するときと、浴水を追い焚きするときでは制御装置200および各構成部品の作動が異なるため、給湯の用途に供する一例として、浴槽3内に湯張りするときと、浴水を追い焚きするときの作動について述べる。
【0057】
まず、浴槽3内に給湯水を湯張りするときには、湯張りスイッチ(図示せず)を操作することにより、制御装置200は、湯張り弁51を開弁させるとともに、湯張り設定温度に応じて、給水サーミスタ(図示せず)からの温度情報と出湯サーミスタ32からの温度情報とから混合弁16の開口面積比を概略調節し、その後第1浴水温サーミスタ46からの温度情報に基づいて出湯温度が湯張り設定温度となるように混合弁16の開口面積比を微細制御する。
【0058】
これにより、貯湯タンク1内の高温の給湯水と給水配管15からの水との混合された混合湯が配管17bおよび浴水循環水経路42を介して浴槽3内に出湯する。そして、浴槽3内の浴水の水位が予め設定した水位レベルに達すると、この水位レベルを水圧スイッチ44が検出することにより湯張り弁51を閉弁させて所定量の湯張りが完了するものである。なお、流量カウンタ(図示せず)は、湯張り弁51が開弁している間のときの浴槽3内に出湯した湯量が検出されている。
【0059】
この湯張りにより、貯湯タンク1内は、上部から高温の給湯水が導出されることにより、導入管12より水道水が貯湯タンク1の下方に導入される。従って、温度境界位置が貯湯タンク1内上方に移動する。つまり、給湯の用途に供するときには、順次温度境界位置が上方に変動するとともに、貯湯タンク1内の貯湯量が低下していく。
【0060】
次に、浴水を追い焚きするときの作動を図2に基づいて説明する。図2は、制御装置200の追い焚き制御手段200aの制御処理を示すフローチャートである。まず、スタートによりデータ処理用メモリー(RAM)の記憶内容などの初期化を行う。そして、ステップ201にて、追い焚きスイッチ(図示せず)が操作しているか否かを判定する。追い焚きスイッチ(図示せず)が操作しておれば、ステップ202にて、三方弁47の流れ方向をb方向(図1参照)に切り換えるとともに循環ポンプ43を作動させる。これにより、浴槽3内の浴水が熱交換器41を迂回して循環水経路42を循環する。
【0061】
そして、次のステップ203にて、所定時間後に浴水の往き温度(T1)が追い焚き設定温度より低いか否かを判定する。ここで、YESであれば、ステップ204に移行し、三方弁47の流れ方向をa方向(図1参照)に切り換えることで追い焚き温度制御を開始する。これにより、浴水が熱交換器41に流通されて加熱される。
【0062】
そして、次のステップ205にて追い焚き温度制御を開始した直後の温度情報、つまり、熱交換器41の往き温度(T1)および熱交換器41の戻り温度(T2)を読み込んで記憶しておく。そして、次のステップ206にて往き温度(T1)が追い焚き設定温度に達したか否かを判定するまでは、所定時間毎に上記温度情報を読み込みこんで記憶することを継続させる。
【0063】
そして、次のステップ206の判定手段において、往き温度(T1)が追い焚き設定温度に達したときには、次のステップ207に移行して三方弁47の流れ方向をb方向(図1参照)に切り換える。なお、ステップ206において、往き温度(T1)が追い焚き設定温度に達したと判定したときが追い焚き温度制御が終了したものである。
【0064】
そして、次のステップ208では、ステップ205において、記憶された温度情報(T2−T1)および予め循環ポンプ43の仕様値から求めた所定の流量値(Gr)に基づいて追い焚き熱量(Q)を求めるとともに、求めた追い焚き熱量(Q)を記憶するものである。因みに本実施形態では、この追い焚き熱量(Q)を下記、数式(1)よって求めた。
【0065】
【数式1】Q=(T2−T1)×Gr
ここで、T2およびT1は、追い焚き制御を開始した直後の温度情報(T1、T2)と、追い焚き制御が終了した直前の温度情報(T1、T2)から平均値を求めたものである。この追い焚き熱量(Q)は、熱交換器41が貯湯タンク1内の貯湯熱量から受熱した受熱量である。
【0066】
なお、その後、暫くして往き温度(T1)が低下して追い焚き設定温度よりも下回ると再びステップ203の判定により追い焚き温度制御が開始され、ステップ204〜ステップ208が繰り返されて次の追い焚き熱量(Q)が求められる。従って、ステップ208では、先に求めた追い焚き熱量(Q)に今回の追い焚き熱量(Q)が加算されて記憶されるようになっている。
【0067】
そして、追い焚きスイッチ(図示せず)が停止操作されることにより、ステップ201において、NOと判定されてステップ209にて循環ポンプ43が停止されるとともに、ステップ210において累計された追い焚き累計熱量(QT)が記憶するようにしている。これにより、追い焚きスイッチ(図示せず)を操作して浴水を追い焚きしたときの追い焚き累計熱量(QT)が記憶されている。
【0068】
ところで、本実施形態のヒートポンプユニット2は、浴水を追い焚きする前日の深夜時間帯に稼動させて給湯の用途に供する必要給湯熱量と、追い焚きするために必要とする追い焚き熱量とを見込んで貯湯タンク1内に貯湯熱量として貯える貯湯式給湯装置においては、追い焚きに消費する一日あたりの追い焚き熱量を求めて記憶させることにより、その後の深夜時間帯に作動するヒートポンプユニット2の沸き上げ運転において、上記求められた一日あたりの追い焚き熱量相当分を沸き上げるように制御することが可能となる。
【0069】
なお、本実施形態では、ステップ208において、T2およびT1が追い焚き制御を開始した直後の温度情報(T1、T2)と、追い焚き制御が終了した直前の温度情報(T1、T2)から平均値から求めたが、これに限らず、温度情報(T1、T2)を時間あたりの変化量を積分などによって求めて平均値を算出しても良い。これによれば、精度の高い追い焚き熱量(Q)が求めることができる。
【0070】
以上の第1実施形態の貯湯式給湯装置によれば、この種の貯湯式給湯装置では、一日当たりに消費する給湯対象個所への給湯および浴水の追い焚きのための必要熱量相当分の貯湯熱量を予め貯湯タンク1内に貯湯量として貯えている。ところが、浴水を追い焚きするときは、概して浴槽への湯張りなどによる多量の給湯水を出湯した後に実行されることが多い。
【0071】
このときの貯湯タンク1内は、貯湯量が低下してくることで湯と水との境界をなす温度境界位置が熱交換器41近傍に達すると、貯湯熱量が不十分となり追い焚き時間が非常に長くなることや給湯水の湯温の低下による給湯水の湯切れを起こすなどの問題がある。
【0072】
そこで、本発明では、貯湯タンク1内に配設される熱交換器41の受熱量を求めるための第1浴水温サーミスタ46と第2浴水温サーミスタ45とを設けて、この第1、第2浴水温サーミスタ46、45により温度情報(T1、T2)および流量情報(Gr)に基づいて追い焚き熱量(Q)を求める追い焚き熱量演算手段である追い焚き制御手段200aを有することにより、追い焚き熱量(Q)が熱交換器(41)の受熱量から容易に求めることができる。
【0073】
従って、追い焚き制御手段200aにより求められた追い焚き熱量相当分を予めこの求められた追い焚き熱量を見込んで深夜時間帯に貯湯タンク1内に蓄熱するようにヒートポンプユニット2を沸き上げ運転させることにより、追い焚き中に給湯水の湯切れを起こすことなく確実に浴水の追い焚きが可能となる。さらに、消費する追い焚き熱量が深夜電力を用いて貯湯することが可能なため維持費が安くできる。
【0074】
また、上記追い焚き熱量相当分を貯湯タンク1内に蓄熱することにより、深夜時間帯以外においてヒートポンプユニット2が作動することがないのでランニングコストの低減が図れる。
【0075】
また、ヒートポンプユニット2の冷媒に二酸化炭素を用いることで、超臨界ヒートポンプサイクルを形成できる。これによれば、フロン系の冷媒を用いる一般的なヒートポンプサイクルよりも高温(例えば、80〜90℃程度)の給湯水を沸き上げることができるため追い焚き時間を短縮できる。
【0076】
なお、第1、第2浴水温サーミスタ46、45は、できるだけ熱交換器41の近傍に設けることで、浴水を循環する配管からの漏洩熱量なども含めた精度の高い追い焚き熱量を求めることができる。
【0077】
(第2実施形態)
以上の第1実施形態では、追い焚き熱量(Q)を求めるために熱交換器41への往き温度(T1)を検出する第1浴水温サーミスタ46および戻り温度(T2)を検出する第2浴水温サーミスタ45を設けたが、これに限らず、熱交換器41を流通した後の浴水の受熱量を検出する熱量計を設けても良い。
【0078】
具体的には、図3に示すように、浴水循環経路42において、熱交換器41の下流に、第1実施形態では第2浴水温サーミスタ45が設けられた部位に熱量検出手段である熱量計49を設けたものである。なお、第1実施形態と同様の構成は同一の符合を付して説明は省略する。以上の構成によれば、熱交換器41を流通した直後の浴水循環水経路42を流れる浴水の熱量を熱量計49により直接検出できるので精度の高い追い焚き熱量(Q)が容易に求めることができる。
【0079】
(他の実施形態)
以上の第1実施形態では、追い焚き熱量(Q)を求めるための流量情報を循環ポンプ43の仕様値から求めた所定の流量値(Gr)と設定したが、図4に示すように、浴水循環水経路42の循環ポンプ43の下流に、浴水循環水経路42を流れる流量を検出する熱量検出手段である流量検出手段48を設け、流量検出手段48より検出された流量情報に基づいて追い焚き熱量(Q)を求めても良い。
【0080】
これによれば、流量情報の検出が第1実施形態よりも精度が高いので、精度の高い追い焚き熱量(Q)が容易に求めることができる。
【0081】
また、以上の実施形態では、追い焚き熱量(Q)を求めるための熱量検出手段である第2浴水温サーミスタ45、熱量計49または流量検出手段48などを浴水循環水経路42に設けたが、水圧センサ44より検出される流量情報および追い焚き開始時に第1浴水温サーミスタ46より検出される往き温度(T1)と追い焚き設定温度とに基づいて追い焚き熱量(Q)を演算しても良い。
【0082】
因みに、Q=(設定温度―追い焚き開始時T1)×浴水量により求めることができる。なお、このときには、配管などの漏洩熱量を係数として加算することにより精度の高い追い焚き熱量(Q)を求めることができる。以上の構成によれば、追い焚き熱量(Q)を求めるための熱量検出手段が最小限となるため部品点数を増加しなくても良い。
【0083】
また、以上の実施形態では、本発明を圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器などのヒートポンプサイクルを構成する冷媒機能部品からなる超臨界ヒートポンプからなるヒートポンプユニット2に適用したが、これに限らず、一般のヒートポンプサイクルを構成する加熱手段に適用しても良い。さらに、貯湯タンク1内に電気ヒータが配設され、深夜電力を用いて給湯水を蓄える電気温水器に適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における貯湯式給湯装置の全体構成を示す模式図である。
【図2】本発明の第1実施形態における制御装置200の追い焚き制御手段の制御処理を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施形態における貯湯式給湯装置の全体構成を示す模式図である。
【図4】他の実施形態における貯湯式給湯装置の全体構成を示す模式図である。
【符号の説明】
1…貯湯タンク
2…ヒートポンプユニット(加熱手段)
40…浴水追い焚き手段
41…熱交換器
45…第2浴水温サーミスタ(熱量検出手段、温度検出手段)
46…第1浴水温サーミスタ(熱量検出手段、温度検出手段)
48…流量検出手段(熱量検出手段)
49…熱量計(熱量検出手段)
200…制御装置(制御手段)
200a…追い焚き制御手段(追い焚き熱量演算手段

Claims (7)

  1. 内部に給湯用の湯を貯える貯湯タンク(1)と、
    前記貯湯タンク(1)内の水を沸き上げ運転する加熱手段(2)と、
    前記貯湯タンク(1)内に熱交換器(41)を配設し、前記熱交換器(41)に浴槽内の浴水を循環させて追い焚きする浴水追い焚き手段(40)と、
    前記浴水追い焚き手段(40)および前記加熱手段(2)を制御する制御手段(200)とを備える貯湯式給湯装置において、
    前記浴水追い焚き手段(40)には、前記熱交換器(41)の受熱量を求めるための温度情報および流量情報もしくは受熱情報を検出する熱量検出手段(45、46、48、49)が設けられるとともに、前記制御手段(200)は、前記熱量検出手段(45、46、48、49)により検出された温度情報および流量情報もしくは受熱情報に基づいて追い焚き熱量を求める追い焚き熱量演算手段(200a)を有することを特徴とする貯湯式給湯装置。
  2. 前記熱量検出手段(45、46、48、49)は、前記熱交換器(41)の下流に設けられ、前記熱交換器(41)の受熱情報を検出する熱量計(49)であって、前記追い焚き熱量演算手段(200a)は、浴水を追い焚きするときに、前記熱量計(49)より検出された受熱情報に基づいて求めることを特徴とする請求項1に記載の貯湯式給湯装置。
  3. 前記熱量検出手段(45、46、48、49)は、前記熱交換器(41)の上下流にそれぞれ設けられ、前記熱交換器(41)の出入口温度情報を検出する温度検出手段(45、46)であって、前記追い焚き熱量演算手段(200a)は、浴水を追い焚きするときに、前記温度検出手段(45、46)より検出された温度情報に基づいて求めることを特徴とする請求項1に記載の貯湯式給湯装置。
  4. 前記熱量検出手段(45、46、48、49)は、前記熱交換器(41)の上流もしくは下流に設けられ、前記熱交換器(41)を流通する流量情報を検出する流量検出手段(48)であって、前記追い焚き熱量演算手段(200a)は、浴水を追い焚きするときに、前記流量検出手段(48)より検出された流量情報に基づいて求めることを特徴とする請求項1に記載の貯湯式給湯装置。
  5. 前記熱量検出手段(45、46、48、49)は、前記熱交換器(41)を流通する浴水温を検出する温度検出手段(46)であって、前記追い焚き熱量演算手段(200a)は、浴水を追い焚きするときに、前記温度検出手段(46)より検出された浴水温および追い焚き設定温度に基づいて求めることを特徴とする請求項1に記載の貯湯式給湯装置。
  6. 前記加熱手段(2)は、電源に深夜電力を用いて前記貯湯タンク(1)内の水を沸き上げ運転する装置であって、前記制御手段(200)は、浴水を追い焚きする前日の深夜時間帯に、前記追い焚き熱量演算手段(200a)により求められた追い焚き熱量相当分を前記貯湯タンク(1)内に蓄熱するように前記加熱手段(2)を沸き上げ運転させることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の貯湯式給湯装置。
  7. 前記加熱手段(2)は、ヒートポンプサイクルからなるヒートポンプユニット(2)であって、冷媒が二酸化炭素であることを特徴とする請求項6に記載の貯湯式給湯装置。
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