JP2004225968A - 冷蔵庫 - Google Patents

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真一 平井
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Abstract

【課題】ドアを閉じたままでも、外部から容易に庫内を目視して確認するようにし、節電効果を高めることができるようにする。
【解決手段】ドア3に庫内6と庫外60とを連通する窓穴12を設け、この窓穴12に庫内6を透視することが可能となるように半透明の反射膜を塗布してなるマジックミラーで形成された透視窓11,20を取り付け、ドア3閉時、照明ランプ10が非点灯状態にあるときは、透視窓11,20を通して庫内6を透視できないが、照明ランプ10が点灯状態にあるときには、透視窓11,20を介して庫内6を透視することができるようにした。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷蔵庫のドアを開かなくても、庫内の照明ランプが点灯することにより、透視窓を通して庫内の貯蔵食物等の在庫状況を視認して確認把握できるようにした冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、冷蔵庫は、図8,図9に示されるように、冷蔵庫本体01に開閉自在に設けられたドア02は、ドア表面をスチール03(鋼板)で形成し、その裏側に断熱材04を設け、庫内側の面に食品類を収容するトレー05が設けられた構造のものである。このようなドア02構造の冷蔵庫にあっては、ドア02を開けない限り、庫内の食品等の在庫状況を目視することができない。そのため、在庫状況を確認する場合には、その都度ドアを開けなければならず、庫内の冷気が外部に放出され、庫内温度を保つのが困難となるばかりか、食品も腐敗しやすくなる問題がある。それを回避するため、例えば、特開平11−108542号公報のものがある。この特開平11−108542号公報のものは、冷蔵庫本体前面の開口部を開閉する透明性または半透明性のプラスチック材で形成したカバー体を、ドア裏側に開閉自在に設けたもので、庫内を確認する場合には、ドアを開け、カバー体で開口部を閉じた状態にして、庫内冷気が外部へ逃げ出さないようにしながら、庫内が確認でき、これにより、消費電力のロスを回避するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開平11−108542号公報のものにあっては、庫内を確認するとき、その都度ドアを開く操作をしなければ庫内を覗くことができないため、めんどうなドア開閉操作を必要とし、操作性を悪くするという問題がある。
また、冷蔵庫のドアに窓穴を設けたものとして、例えば特開2001−248961号公報があるが、このものでは、窓穴を通して、液体を貯蔵する容器の液体残量を確認することができるだけのものであり、庫内の食品等のストックの状態をドアを閉じた状態で外部から確認できるものでない。
【0004】
本発明は、上記問題点に鑑みて工夫されたものであり、冷蔵庫の庫内を確認する場合に、その都度ドアを開いて庫内の状況を確認するものでなく、ドアを閉じたままでも、外部から容易に庫内を目視して確認するようにし、節電効果を高めることができるようにした冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明においては、次のような構成を採ることした。すなわち、請求項1記載の発明に係る冷蔵庫は、冷蔵庫本体前面の開口部を、開閉自在となるように設けられたドア、および前記冷蔵庫本体の庫内に配設された照明ランプを備えた冷蔵庫であって、前記ドアに前記庫内と庫外とを連通する窓穴を設け、この窓穴に庫内を透視することが可能となるように半透明の反射膜を塗布してなるマジックミラーで形成された透視窓を取り付け、前記ドア閉時、前記照明ランプが非点灯状態にあるときは、前記透視窓を通して庫内を透視できないが、前記照明ランプが点灯状態にあるときには、前記透視窓を介して庫内を透視することができるようにしたことを特徴とする。
【0006】
請求項1記載の冷蔵庫は、透視窓に、例えば水銀等の反射膜を半透明となるように塗布してマジックミラーに形成し、これをドアに設けられた窓穴に取り付けているため、ドア閉時において、庫内の照明ランプが消灯している場合には、庫内は見えないが、照明ランプが点灯状態にあるときには、庫内が照明されて明るくなっているので、透視窓を通して外部から目視して確認できるようになる。このため、透視窓の有するマジックミラーの効果により、ドアを開けなくても、庫内の食品等の在庫状況を見ることができるため、庫内の温度を一定に維持でき、冷凍機の過剰運転により生じる消費電力の無駄を円滑に回避する共に、食品類の痛みを阻止できるようになる。
【0007】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の構成を前提にして、前記透視窓は、第1の板ガラスと第2の板ガラスとを並列に配列した複層ガラスで形成すると共に、少なくとも前記第1の板ガラスまたは前記第2の板ガラスのいずれか一方の板ガラスを前記マジックミラーで形成し、さらに前記第1、第2の板ガラス間に形成される空間を、断熱空間層に形成した構成を採ることとしている。
【0008】
この請求項2記載の発明によれば、複層ガラスを形成する透視窓の第1の板ガラスと、第2の板ガラスとの間の空間を、断熱空間層に形成しているため、断熱空間層の断熱効果により、庫内と外部との間の温度差に起因する透視窓への水滴付着や曇り等の結露現象が生じるのを防止し、庫内に収納されている食品類の在庫管理を円滑に行えるようになる。
【0009】
また、請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の冷蔵庫に係り、前記透明窓の第2の板ガラスに、第3の板ガラスを、空間を存して並列に配列して3層構造にし、前記第1の板ガラスと中間に位置する第2の板ガラスとの間に存する第1空間に、不活性ガスを充填させた不活性ガス層を形成し、前記第2の板ガラスと前記第3の板ガラスとの間に存する空間を、真空状態となる真空層に形成し、さらに前記第1の板ガラス、前記第2の板ガラスおよび前記第3の板ガラスのうち少なくともいずれか一の板ガラスを前記ミラーガラスに形成されたことを特徴とする。
【0010】
この請求項3記載の発明によれば、透視窓を、第1、第2、第3の板ガラスでなる3枚の板ガラスを並列して配置した3層構造に形成して、各板ガラスの間に存する第1空間に、例えばアルゴンガス等の不活性ガスを封入した不活性ガス層を形成し、第2空間を真空層に形成し、しかも3枚の板ガラスのうち、少なくともいずれか一の板ガラスをマジックミラーで形成しているため、より一層庫内と外部との間の断熱効果を高めることができ、透視窓への結露を低減でき、庫内の透視を円滑に行えるようになる。
【0011】
また、請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の冷蔵庫に係り、前記照明ランプは、前記ドアまたはドアハンドルに設けたスイッチにより、点消灯操作されるスイッチ回路を設けた構成を採っている。
【0012】
この請求項4に記載の発明によれば、スイッチ回路に設けられる照明ランプの点消灯を行うスイッチが、ドアまたはドアハンドルに設けているので、外部からのスイッチ操作により、簡便に庫内の確認操作を行えるようになる。
【0013】
また、請求項5記載の発明は、冷蔵庫であって、冷蔵庫本体の開口部に設けられたドア、同ドアの一部に形成された窓穴、同窓穴に設置された透視窓、同透視窓に形成されたマジックミラー、および前記冷蔵庫本体の庫内に配設された照明ランプを備え、前記照明ランプが点灯したときに前記透明窓を介して庫内を透視することができるようにしたことを特徴とする。
【0014】
この請求項5記載の発明によれば、透視窓に、例えば水銀等の反射膜を半透明となるように塗布してマジックミラーに形成し、これをドアに設けられた窓穴に取り付けているため、ドア閉時において、庫内の照明ランプが消灯している場合には、庫内は見えないが、照明ランプが点灯状態にあるときには、庫内が照明されて明るいため、透視窓を通して外部から目視して確認できるようになる。このため、透視窓の有するマジックミラーの効果により、ドアを開けなくても、庫内の食品等の在庫状況を一目して判断できるため、庫内の温度を一定に維持でき、冷凍機の過剰運転により生じる消費電力の無駄を円滑に回避する共に、食品類の痛みを阻止できるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下において、本発明の実施の形態を、図1乃至図4に基づき詳述する。符号1は上下3段に食品等を収納庫を有する冷蔵庫の本体を示し、冷蔵庫本体1の前面の上段には、冷凍庫用の上段用ドア2,中段の開口部には冷蔵庫本体1に開閉可能に設けられた中段用ドア3(以下単に「ドア」という)、下段の開口部には引き出し方式の下段用ドア4が設けられている。ドア3は、図2に示されるように、前面を鋼板を板金加工した前面パネル5で覆われ、庫内6側の内面パネル7との間に、適宜の断熱素材を充填した断熱層部8が形成されている。庫内6には、庫内を照明する照明ランプ10(図4参照)が設けられると共に、例えば上下4段の食品棚が設けられる。ドア3には、この食品棚の段数に対応し、これら食品棚の状況を外部60からのぞけるように、庫内6と外部とを連通する窓穴9が上下4段に設けられている。そして、これらの窓穴9に、透視窓11が例えば合成樹脂材でなる気水密性を保持するパッキン材12(図3参照)を介してはめ込むようにして取り付けられる。なお、13は内面パネル7に設けられた食品類を載置するトレー(図2参照)を、14はドアハンドル(図1、図4参照)を示す。
【0016】
また、透視窓11は、庫内6に面する側の第1の板ガラス11aと、外部60に面する第2の板ガラス11bとをスペーサ11cを介して並列に配列して複層ガラスになるようにユニット化し、その中間に空間Sが形成されるようにする。この空間Sは、断熱空間層として形成され、例えば、空気が充満される空気層、真空状態の真空層、あるいはアルゴンガスを封入した不活性ガス層等として形成されるものである。
【0017】
また、第1の板ガラス11aまたは第2の板ガラス11bの少なくともいずれか一方の板ガラスの表面には、例えば水銀等の反射膜を塗布して半透明となるようにしたマジックミラーが形成され、庫内6の照明ランプ10が点灯しない状態では、庫内6を外部60から透視できず、照明ランプ10が点灯して庫内6が明るい状態の場合には、外部60から庫内6を透視窓11を通して透視して視認できるようになっているものである。このように形成される透視窓11は、ドア3に形成された4個の各窓穴9にパッキン材12を介して装着され、ドア3閉時において、庫内6と外部60との遮断が行われることとなる。
【0018】
次に、庫内6に設けられる照明ランプ10を、点消灯するスイッチ回路15を、図4に基づいて説明する。このスイッチ回路13は、冷蔵庫本体1が備える電源部16に、照明ランプ10、およびピンPで回動するようにドアハンドル14の裏側に設けられたスイッチ手段17が直列に接続されているものである。スイッチ手段17は、引き金式の可動スイッチ端子17aと、可動スイッチ端子17aに断接される固定スイッチ端子17bと、可動スイッチ端子17aを通常時は個体スイッチ端子11bから非導通状態に付勢するスプリング17cとで形成される。こうして、ドアハンドル14を把持したその手指で、可動スイッチ端子17aをスプリング17cのばね反力に抗して矢印A方向に回動して操作力を付与すると、固定スイッチ端子17bに電気接触し、スイッチ回路10に電源部16の電流が導通して、照明ランプ10が点灯するように形成される。この照明ランプ10は、ドア3を開いたときに点灯する庫内ランプと兼用させてもよいが、個別に設けた態様にしてもよいものである。
【0019】
本実施の形態は上記構成を有するため、ドア3を閉じた状態で、庫内6の食品類の在庫を確認する場合には、ドアハンドル14を握り、その裏側に取り付けた可動スイッチ端子17aを固定スイッチ端子17bに電気接続させる。これにより、スイッチ回路15に電源部16からの電流が流れ、照明ランプ10が点灯する。可動スイッチ端子17aが電気接続され続ける間は、照明ランプ10が点灯し続けることとなる。そのため、庫内6は照明ランプ10で明るく照明された状態となり、透視窓11を介して外部60から庫内6を透視して視認することができ、内部を確認することができる。
このため、ドア3を開かなくても、庫内6を確認できるので、それだけ庫内6の温度を一定に保持でき、消費電力に要するコストを低減でき、ひいては食品類の腐敗を良好に回避できるなどの効果がある。
【0020】
上記実施の形態では、透視窓11のスペーサ11cを図3の縦断面において略平行に指向するように設けたが、この代わりに図5に示されるように、外部60から庫内6に向かうに応じて末広がり状に傾斜するスペーサ11c1を設けてもよい。これにより、外部60から庫内6を視認する視界が拡がるため、庫内6の確認作業を容易に行えることとなる。
【0021】
また、上記実施の形態では、透視窓11を第1の板ガラス11aと、第2の板ガラス11bとでなる2枚の板ガラスを使用して形成したが、この代わりに図6に示すように、庫内側に第1の板ガラス20a、中間の第2の板ガラス20b、および外部60側に配列した第3の板ガラス20cとを、それぞれスペーサ20d、20eを介して並列に配列してなる3層構造の複層ガラスでなる透視窓20の態様で形成することも可能である。そして、第1の板ガラス20aと第2の板ガラス20bとの間に形成される空間S1(第1空間)を、例えばアルゴンガス等の不活性ガスを封入した不活性ガス層に、第2の板ガラス20bと第3の板ガラス20cとの間の存する空間S2(第2空間)を真空層に形成するようにして、断熱空間層を形成してもよい。勿論、この場合、空間S1を真空層に、空間S2を不活性ガス層に形成してもよく、また、いずれの空間S1,S2をもただの空気層に形成してもよく、さらには、空間S1,S2を、不活性ガス層、真空層、あるいは空気層の適宜の組み合わせで形成するようにしてもよいものである。
【0022】
また、図6に示される各ガラス20a、20b、20cのミラーガラス処理は、少なくともいずれか一の板ガラスに、ミラーガラス処理を施せばよいものである。
【0023】
また、上記実施の形態では、スイッチ回路15に設けられるスイッチ手段17を可動スイッチ端子17aを押し続けている間だけ、電源部16の電流が導通するように形成したが、この代わりに、図7に示すようなスイッチ回路21に形成することもできる。すなわち、スイッチ回路21は、電源部16に接続される制御部21a、制御部21aからの出力信号により駆動され、照明ランプ10に導通する時間をカウントするタイマ回路21b、タイマ回路21bでカウントされる時間だけ導通して点灯する照明ランプ10、および冷蔵庫本体(ドア3を含む)のいずれかに設置した例えばフェザータッチ式等の照明スイッチ21cで構成されるものである。
【0024】
このようなスイッチ回路21の構成により、照明スイッチ21cをオンすると、その信号が制御部21aに入力され、制御部21aで照明スイッチ21cが投入されたことを受けて、タイマ回路21bを駆動する。タイマ回路21bでは、照明ランプ10を点灯させる所定時間のカウントを開始する。その開始信号を受けて照明ランプ10に電源部16からの電流が導通され、点灯する。タイマ回路21bが、所定時間経過したことを検知したとき、照明ランプ10への電流供給は遮断され、照明ランプ10は消灯する。したがって、照明ランプ10が点灯している間だけ、庫内6を外部60から確認することができる。このため、上記実施の形態のように、可動スイッチ端子17aを押し続けるような煩わしさを回避でき、庫内確認操作をそれだけ容易に行える効果を有する。
【0025】
また、上記実施の形態では、透視窓11を中段のドア3に設けた場合について説明したが、勿論、上段用ドア2あるいは下段用ドア4に設けてもよく、また、透視窓11の数も4個に限定されず、ドア3の中央部に窓穴12を一個だけ形成し、そこに一個の透視窓を取り付けるようにした構成であってもよい。
【0026】
【発明の効果】
上記したように、請求項1記載の冷蔵庫によれば、透視窓に、例えば水銀等の反射膜を半透明となるように塗布してマジックミラーに形成し、これをドアに設けられた窓穴に取り付けているため、ドア閉時において、庫内の照明ランプが消灯している場合には、庫内は見えないが、照明ランプが点灯状態にあるときには、庫内が照明された状態を透視窓を通して外部から目視して確認できるようになる。このため、透視窓の有するマジックミラーの効果により、ドアを開けなくても、庫内の食品等の在庫状況を見ることができるため、庫内の温度を一定に維持でき、冷凍機の過剰運転により生じる消費電力の無駄を円滑に回避する共に、食品類の痛みを阻止できる効果を奏する。
【0027】
また、この請求項2記載の発明によれば、複層ガラスを形成する透視窓の第1の板ガラスと、第2の板ガラスとの間の空間を、断熱空間層に形成しているため、断熱空間層の断熱効果により、庫内と外部との間の温度差に起因する透視窓への水滴付着や曇り等の結露現象が生じるのを防止し、庫内に収納されている食品類の在庫管理を円滑に行える効果を奏する。
【0028】
また、この請求項3記載の発明によれば、透視窓を、第1、第2、第3の板ガラスでなる3枚の板ガラスを並列して配置した3層構造に形成して、各板ガラスの間に存する第1空間に、例えばアルゴンガス等の不活性ガスを封入した不活性ガス層を形成し、第2空間を真空層に形成し、しかも3枚の板ガラスのうち、少なくともいずれか一の板ガラスをマジックミラーで形成しているため、より一層庫内と外部との間の断熱効果を高めることができ、透視窓への結露を低減でき、庫内の透視を円滑に行える効果を奏する。
【0029】
また、この請求項4に記載の発明によれば、スイッチ回路に設けられる照明ランプの点消灯を行うスイッチが、ドアまたはドアハンドルに設けられているので、外部からのスイッチ操作により、簡便に庫内の確認操作を行える効果を奏する。
【0030】
また、この請求項5記載の発明によれば、透視窓に、例えば水銀等の反射膜を半透明となるように塗布してマジックミラーに形成し、これをドアに設けられた窓穴に取り付けているため、ドア閉時において、庫内の照明ランプが消灯している場合には、庫内は見えないが、照明ランプが点灯状態にあるときには、庫内が照明された状態を透視窓を通して外部から目視して確認できるようになる。このため、透視窓の有するマジックミラーの効果により、ドアを開けなくても、庫内の食品等の在庫状況を見ることができるため、庫内の温度を一定に維持でき、冷凍機の過剰運転により生じる消費電力の無駄を円滑に回避する共に、食品類の痛みを阻止できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る冷蔵庫の正面図である。
【図2】図1のII−II線における矢視拡大縦断面図である。
【図3】図2の丸部における部分拡大縦断面図である。
【図4】照明ランプを含むスイッチ回路図である。
【図5】上記実施の形態における透視窓の変形例の部分縦断面図である。
【図6】上記実施の形態における透視窓の別の変形例の部分縦断面図である。
【図7】スイッチ回路の変形例におけるスイッチ回路図である。
【図8】従来のものの冷蔵庫の外観斜視図である。
【図9】上記従来のものにおけるドアの縦断面図である。
【符号の説明】
1…冷蔵庫本体
3…ドア(中段用ドア)
6…庫内
10…照明ランプ
11…透視窓
11a…第1の板ガラス
11b…第2の板ガラス
14…ドアハンドル
17…スイッチ手段
17a…可動スイッチ端子
17b…固定スイッチ端子
12…パッキン
20…透視窓
20a…第1の板ガラス
20b…第2の板ガラス
20c…第3の板ガラス
60…外部
S…空間
S1…第1空間
S2…第2空間

Claims (5)

  1. 冷蔵庫本体前面の開口部を、開閉自在となるように設けられたドア、および前記冷蔵庫本体の庫内に配設された照明ランプを備えた冷蔵庫であって、前記ドアに前記庫内と庫外とを連通する窓穴を設け、この窓穴に庫内を透視することが可能となるように半透明の反射膜を塗布してなるマジックミラーで形成された透視窓を取り付け、前記ドア閉時、前記照明ランプが非点灯状態にあるときは、前記透視窓を通して庫内を透視できないが、前記照明ランプが点灯状態にあるときには、前記透視窓を介して庫内を透視することができるようにしたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記透視窓は、第1の板ガラスと第2の板ガラスとを並列に配列した複層ガラスで形成すると共に、少なくとも前記第1の板ガラスまたは前記第2の板ガラスのいずれか一方の板ガラスを前記マジックミラーで形成し、さらに前記第1、第2の板ガラス間に形成される空間を、断熱空間層に形成したことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記透明窓の第2の板ガラスに、第3の板ガラスを、空間を存して並列に配列して3層構造にし、前記断熱空間層のうち、前記第1の板ガラスと中間に位置する第2の板ガラスとの間に存する第1空間を、不活性ガスを充填させた不活性ガス層に、また、前記第2の板ガラスと前記第3の板ガラスとの間に存する空間を、真空状態となる真空層にそれぞれ形成し、さらに、前記第1の板ガラス、前記第2の板ガラスおよび前記第3の板ガラスのうち、少なくともいずれか一の板ガラスを前記ミラーガラスに形成されたことを特徴とする請求項1または2記載の冷蔵庫。
  4. 前記照明ランプは、前記ドアまたはドアハンドルに設けたスイッチにより、点消灯操作されるスイッチ回路を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 冷蔵庫本体の開口部に設けられたドア、同ドアの一部に形成された窓穴、同窓穴に設置された透視窓、同透視窓に形成されたマジックミラー、および前記冷蔵庫本体の庫内に配設された照明ランプを備え、前記照明ランプが点灯したときに前記透明窓を介して庫内を透視することができるようにしたことを特徴とする冷蔵庫。
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