JP2004223934A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2004223934A JP2003015688A JP2003015688A JP2004223934A JP 2004223934 A JP2004223934 A JP 2004223934A JP 2003015688 A JP2003015688 A JP 2003015688A JP 2003015688 A JP2003015688 A JP 2003015688A JP 2004223934 A JP2004223934 A JP 2004223934A
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Masashi Ooyumi
大弓  正志
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Abstract

【目的】走査速度の変動を補正し、画素の大きさ、画像濃度を一定に保つことができる画像形成装置を提供すること。
【構成】画像データに応じて変調された複数のレーザー光を生成するレーザーデバイスレーザーデバイスによって生成された複数のレーザー光を往復走査する走査ミラーと、走査光路の両端部に設けられた光検出器と、走査光によって潜像を形成する感光体と、感光体上に形成された潜像を現像する現像手段と、現像された像を転写媒体に転写する転写手段と、を含む画像形成装置において、前記光検出器によって検出された走査タイミングに基づいて走査面を露光し、走査面上での往復走査速度に応じて画像周波数を変調し、往路・復路での画像周波数の変調パターンを変更するように制御する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式の画像形成装置において、主走査方向の光走査は回転駆動されるポリゴンミラー又は往復動作するガルバノミラーにレーザー光を照射し、そのミラーによって走査される反射光を主走査方向と垂直方向に進行する感光体上に照射することで感光体上に画像を形成することが従来から行われてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
電子写真方式の画像形成装置において、ポリゴンミラーの回転駆動による走査では、比較的大きく高精度に作成されたポリゴンミラーを高速で回転駆動することが必要となるため、高コスト、寿命が比較的短い、騒音が大きい、消費電力が大きい等の問題が挙げられている。
【0004】
一方、ガルバノミラーの往復走査による走査においては、ガルバノミラーによる走査光の走査面上での走査速度を一定にすることが困難であるという問題がある。走査速度が一定にならないと、画素の大きさが変化し、感光体に与える光エネルギー量の変化による画像濃度の変化という問題となる。
【0005】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、走査速度の変動を補正し、画素の大きさ、画像濃度を一定に保つことができる画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、画像データに応じて変調された複数のレーザー光を生成するレーザーデバイスレーザーデバイスによって生成された複数のレーザー光を往復走査する走査ミラーと、走査光路の両端部に設けられた光検出器と、走査光によって潜像を形成する感光体と、感光体上に形成された潜像を現像する現像手段と、現像された像を転写媒体に転写する転写手段と、を含む画像形成装置において、前記光検出器によって検出された走査タイミングに基づいて走査面を露光し、走査面上での往復走査速度に応じて画像周波数を変調し、往路・復路での画像周波数の変調パターンを変更するように制御することを特徴とする。
【0007】
又、本発明は、画像データに応じて変調された複数のレーザー光を生成するレーザーデバイスと、レーザーデバイスによって生成された複数のレーザー光を往復走査する走査ミラー走査光路の両端部に設けられた光検出器と、走査光によって潜像を形成する感光体と、感光体上に形成された潜像を現像する現像手段と、現像された像を転写媒体に転写する転写手段と、を含む画像形成装置において、前記光検出器によって検出された走査タイミングに基づいて走査面を露光し、走査面上での往復走査速度に応じてレーザー光強度を変調し、往路・復路でのレーザー光強度の変調パターンを変更するように制御することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0009】
<実施の形態1>
図2は本発明に係る画像形成装置の一例であるフルカラープリンタ301の要部構成図である。ここでは、例としてカラープリンタとして説明を行うが、プリンタ301はモノクロ、カラーの区別は問わない。
【0010】
像担持体としての感光体ドラム(以下、単に「感光体」と言う)1は、図示しないモータで矢印Aの方向に回転できるように設けられている。感光体1の周囲には、一次帯電器7、露光装置8、現像ユニット13、転写装置10、クリーナ装置12が配置されている。
【0011】
前記現像ユニット13は、フルカラー現像のための4台の現像装置13Y,13M,13C,13Kから成る。42は現像ユニットの回転を行うモータ、43は現像ユニットの位置固定のロック機構を動作させるソレノイドである。60は回転現像器13の位置検知を行う回転現像器HPセンサである。現像装置13Y,13M,13C,13Kは、感光体1上の潜像をそれぞれY,M,C,Kのトナーで現像する。各色のトナーを現像する際には、位置固定ソレノイド42をオンして機械的なロック機構を解除し、モータ42の駆動によって現像ユニット13を矢印R方向に回転させ、現像ユニット13に敷設された図示しない位置検出フラグを回転現像器HPセンサで検出することで現像ユニットの基準位置を検出した上で、所定の回転位置まで回転させることで当該色の現像装置が感光体1に当接するように位置合わせされる。
【0012】
感光体1上に現像された各色のトナー像は、転写装置10によって中間転写体としてのベルト2に順次転写されて、4色のトナー像が重ね合わされる。ベルト2は、ローラ17,18,19に張架されている。これらのうち、ローラ17は、図示しない駆動源に結合されてベルト2を駆動する駆動ローラとして機能し、ローラ18は、ベルト2の張力を調節するテンションローラとして機能し、ローラ19は、2次転写装置としての転写ローラ21のバックアップローラとして機能する。ベルト2を挟んでローラ17と対向する位置にはベルトクリーナ22が当接/離間可能に設けられていて、2次転写後のベルト2上の残留トナーがクリーナブレードで掻き落とされる。
【0013】
記録紙カセット23内に配置された記録紙は、リフタモータ40の動作により、ピックアップローラ24に当接する位置まで引き上げられる。記録紙カセット23からピックアップローラ24で搬送路に引き出された記録紙は、ローラ対25,26によってニップ部、つまり2次転写装置21とベルト2との当接部に給送される。ベルト2上に形成されたトナー像は、このニップ部で記録紙上に転写され、定着装置5で熱定着されて装置外へ排出される。両面形成動作の場合、フラッパ32を動作させ、搬送ローラ27の方向へ記録紙を搬送する。搬送ローラ28でフラッパ33を越えるまで搬送を行った後、搬送ローラ28を逆回転するとともにフラッパ33を動作させることで、記録紙を搬送ローラ29方向へ搬送し、搬送ローラ30,31で搬送することで、記録紙カセットからの搬送路に合流させることによって1面目とは反対の面に画像形成を可能とする。
【0014】
上記構成によるカラープリンタでは、次のようにして画像が形成される。先ず、帯電装置7に電圧を印加して感光体1の表面を予定の帯電部電位で一様にマイナス帯電させる。続いて、帯電された感光体1上の画像部分が予定の露光部電位になるようにレーザースキャナから成る露光装置8で露光を行い潜像が形成される。露光装置8は、画像制御部38で生成される画像信号に基づいて露光をオン・オフすることにより、画像に対応した潜像を形成する。
【0015】
上記カラープリンタの画像形成タイミングは、ベルト2上の所定位置を基準とする信号ITOPを基準に制御されている。ベルト2は、駆動ローラ17、テンションローラ18、バックアップローラ19から成るローラ類に掛け渡されていて、テンションローラ18によって所定の張力が与えられている。駆動ローラ17及びローラ19の間には、基準位置を検知する反射型位置センサ36が配置されている。
【0016】
現像装置13Y等の現像ローラには各色毎に予め設定された現像バイアスが印加されており、前記潜像は該現像ローラの位置を通過時にトナーで現像され、トナー像として可視化される。トナー像は転写装置10でベルト2に転写され、更に2次転写装置21で記録紙に転写された後、定着装置5に送給される。フルカラープリント時はベルト1上で4色のトナーが重ね合わされた後、記録紙に転写される。感光体1上に残留したトナーは、クリーナ装置12で除去・回収され、最後に、感光体1は除電装置(不図示)で一様に0ボルト付近まで除電されて次の画像形成サイクルに備える。
【0017】
図1に本発明の概要を表すブロック図を示す。
【0018】
図1において、1は感光体、38は画像制御回路、82は面発光型のマルチレーザー、84はガルバノミラーであり、82〜84は露光装置8に含まれるものである。88は光検出器1、89は光検出器2であり、画像形成領域外の走査光路上に配置される。画像制御回路38にはスキャナやネットワークに接続された図示しないI/F部から画像データが送出される。本系では、N個のレーザー発光部が1チップ上に配置された面発光マルチレーザー82を露光光源として用いるため、画像データもNライン分の信号が並列的に接続される。
【0019】
面発光レーザーでは、従来の端面発光の素子とは異なり、半導体積層面上にレーザーを形成することから、多数のレーザーを1チップ上に形成することが可能となっている。面発光マルチレーザー82によって生成されたN本のレーザー光は図示しない光学系を通って、往復走査されるガルバノミラー84に照射される。往復走査されるガルバノミラーで反射されたレーザー光は感光体1上を主走査方向に走査され、感光体上に潜像を形成する。
【0020】
そして、画像形成領域外の走査光路に配置された88は光検出器1、89は光検出器2に走査光が通ったときには、検出信号S1,S2が生成され、画像形成部38に入力される。画像制御回路38は、光検出器88,89からの検出信号S1,S2に基づいて画像形成タイミングを形成し、走査タイミングに同期した画像データを露光するように制御を行う。
【0021】
ここで、光検出器88で検出されるレーザー1がその他のレーザーに対して、往路の走査で最も先行することになるレーザーであり、光検出器89で検出されるレーザーNがその他のレーザーに対して、復路の走査で最も先行することになるレーザーであるように配置される。
【0022】
画像制御回路38内のブロック図を図4に示す。
【0023】
831はタイミング生成部、832は所定のアドレスアクセスすることで予め記憶されたデータを出力するルックアップテーブル(LUT)である。834は周波数変調を行う周波数変調器、835〜837はPWM変調器、838〜840はレーザー駆動回路である。
【0024】
図5にタイミング生成部831のブロック図を示す。
【0025】
850は論理和、851は2bitカウンタ、852はカウンタである。CLKは画像信号の基準となるCLK信号であり、CLK−AはCLKと同一の信号あるいはCLKを所定の分周比で分周した信号である。
【0026】
画像制御部38に検出信号S1,S2は論理和されて同期信号S0となる。S02bitカウンタ851のCLK入力に接続される。2bitカウンタ851の出力Q0はカウンタ852のクリア入力(CR)に入力される。2bitカウンタ851の出力Q1はバンク信号Bとして出力される。カウンタ852の出力Qとバンク信号BはLUT832のアドレスADに入力される。ここで、バンク信号Bはカウンタ出力Qよりも上位のbitに入力される。LUT832の出力データDTは周波数変調器834のデータ入力Dへ入力される。
【0027】
ここで、LUTには、走査速度の変動を補正するようなプロファイルとなる周波数変調パターンが予め書き込まれているものである。そして、LUTの上位バンクには往路の走査速度の変動を補正するようなプロファイルとなる周波数変調パターン、LUTの下位バンクには復路の走査速度の変動を補正するようなプロファイルとなる周波数変調パターンとなっている。周波数変調器834は、入力される画像CLKに対して入力されたデータ値に応じた周波数変調を行う。835〜837は入力された画像データをCLK毎にPWM変調するPWM変調器、838〜840はPWM変調された信号に基づき各レーザーを駆動するレーザー駆動回路である。
【0028】
動作タイミングチャートを図6に示す。ここで、レーザー1が光検出器88側から走査する走査の基準ラインであり、レーザーNが光検出器89側から走査する走査の基準ラインである。
【0029】
画像形成領域外で光検出(BeamDetect)用にレーザー1を点灯(BD点灯)する。それにより、レーザー1からの走査光が光検出器88を走査することで、検出信号S1が生成され、画像形成及び走査タイミング生成の基準信号となる。逆側の画像領域外では光検出(BeamDetect)用にレーザーNを点灯(BD点灯)する。それにより、レーザーNからの走査光が光検出器89を走査することで、検出信号S2が生成され、画像形成及び走査タイミング生成の基準信号となる。検出信号S1,S2は論理和を取ることで検出信号S0となる。検出信号S0は2bitカウンタのCLKに入力され、ダウンカウンタ動作が行われ、Q0,Q1を出力する。
【0030】
光検出用にレーザー1を点灯した状態で走査が開始されることで、S1がHレベルになり、Q0がHレベルとなることでカウンタ852はクリアされる。その次にミラーが折り返し、再度S1がHレベルになる往路走査開始のタイミングでクリアが解除された後、カウンタ852はアップカウント動作を行いCNT−Qを出力する。このとき、バンク信号Q1=BはHレベルであることから、LUTのアドレスには10,11,12…と続くアドレス値が入力され、それに従いアドレスにはデータ値D10,D11,D12…D1Mが出力される。このデータ値は往路の走査速度の変動を補正するようなプロファイルとなる周波数変調パターンに対応したデータとなっているものである。このデータ値に応じて周波数変調が行われ、往路の走査速度の変動を補正するようなプロファイルとなる周波数変調パターンF10,F11,F12…F1Mが生成され、その画像クロック周波数に基づいて画像形成が行われる。
【0031】
このように往路の主走査が行われた後、逆側の画像形成領域外でレーザーNからの走査光が光検出器89を走査することで、検出信号S2が生成されることでS2がHレベルになり、Q0がHレベルとなることでカウンタ852はクリアされる。その次にミラーが折り返し、再度S1がHレベルになる往路走査開始のタイミングでクリアが解除された後、カウンタ852はアップカウント動作を行いCNT−Qを出力する。
【0032】
このとき、バンク信号Q1=BはLレベルであることから、LUTのアドレスには00,01,02…と続くアドレス値が入力され、それに従いアドレスにはデータ値D00,D01,D02…が出力される。このデータ値は復路の走査速度の変動を補正するようなプロファイルとなる周波数変調パターンに対応したデータとなっているものである。このデータ値に応じて周波数変調が行われ、復路の走査速度の変動を補正するようなプロファイルとなる周波数変調パターンF00,F01,F02…F0Mが生成され、その画像クロック周波数に基づいて画像形成が行われる。
【0033】
このように走査することによる感光体上の走査イメージを図3に示す。(a)は画像CLK周波数を一定とした場合であり、(a−1)に主走査の走査速度、(a−2)に形成される画素の主走査幅を示す。ガルバノミラーの走査特性により、主走査の走査速度は必ずしも一定にはならずに、所定のプロファイルを示すことになる。それにより、形成される画素の主走査幅は、走査速度に応じた変化をすることになる。
【0034】
(b)は本発明で述べてきた画像CLK周波数を制御した場合であり、(b−1)に主走査の走査速度、(b−2)に形成される画素の主走査幅、(b−0)に主走査の走査速度を補正する画像CLK周波数のパターンを示す。ガルバノミラーの走査特性により、主走査の走査速度は必ずしも一定にはならずに、所定のプロファイルを示すことになる。その主走査の走査速度を補正するように画像CLK周波数のパターンが(b−0)のように設定される。これにより、形成される画素の主走査幅は、一定を保ったままとなる。
【0035】
<実施の形態2>
走査速度が走査ライン内で一定でない場合、画素当りの照射光量も変化するため、同じデータによる露光を行っても、画像濃度が異なることになる。その解消のための実施の形態を以下に示す。
【0036】
画像形成装置301は実施の形態1と同様に構成される。画像制御回路38内のブロック図を図7に示す。
【0037】
831はタイミング生成部、832は所定のアドレスアクセスすることで予め記憶されたデータを出力するルックアップテーブル(LUT1)である。834は周波数変調を行う周波数変調器、835〜837はPWM変調器、838〜840はレーザー駆動回路である。860は所定のアドレスアクセスすることで予め記憶されたデータを出力するルックアップテーブル(LUT2)でり、861はD/Aコンバータである。図5にタイミング生成部831は実施の形態1と同様に構成される。
【0038】
タイミング生成部からの出力Q及びバンク信号Bは、LUT832及びLUT860のアドレスADに入力される。ここで、バンク信号Bはカウンタ出力Qよりも上位のbitに入力される。LUT832の出力データDTは、周波数変調器834のデータ入力Dへ入力される。ここで、LUT832には、走査速度の変動を補正するようなプロファイルとなる周波数変調パターンが予め書き込まれているものである。そして、LUTの上位バンクには往路の走査速度の変動を補正するようなプロファイルとなる周波数変調パターン、LUTの下位バンクには復路の走査速度の変動を補正するようなプロファイルとなる周波数変調パターンとなっている。
【0039】
周波数変調器834は、入力される画像CLKに対して入力されたデータ値に応じた周波数変調を行う。LUT860には、走査速度の変動を補正するようなプロファイルとなるレーザー強度変調パターンが予め書き込まれているものである。そして、LUTの上位バンクには往路の走査速度の変動を補正するようなプロファイルとなるレーザー強度変調パターン、LUTの下位バンクには復路の走査速度の変動を補正するようなプロファイルとなるレーザー強度変調パターンとなっている。
【0040】
D/Aコンバータ861は、入力されるCLK−Aに同期して入力されたデータ値に応じたアナログ値の生成を行う。835〜837は入力された画像データをCLK毎にPWM変調するPWM変調器、838〜840はPWM変調された信号に基づき各レーザーをPWM変調するとともに入力されたアナログ値に応じたレーザー光量でレーザーを駆動するレーザー駆動回路である。
【0041】
動作タイミングチャートを図6に示す。ここで、画像周波数の変調については実施の形態1と同様の動作を行う。
【0042】
レーザー1が光検出器88側から走査する走査の基準ラインであり、レーザーNが光検出器89側から走査する走査の基準ラインである。画像形成領域外で光検出(BeamDetect)用にレーザー1を点灯(BD点灯)する。それにより、レーザー1からの走査光が光検出器88を走査することで検出信号S1が生成され、画像形成及び走査タイミング生成の基準信号となる。逆側の画像領域外では光検出(BeamDetect)用にレーザーNを点灯(BD点灯)する。それにより、レーザーNからの走査光が光検出器89を走査することで検出信号S2が生成され、画像形成及び走査タイミング生成の基準信号となる。検出信号S1,S1は論理和を取ることで検出信号S0となる。検出信号S0は2bitカウンタのCLKに入力され、ダウンカウンタ動作が行われ、Q0,Q1を出力する。
【0043】
光検出用にレーザー1を点灯した状態で走査が開始されることで、S1がHレベルになり、Q0がHレベルとなることでカウンタ852はクリアされる。その次にミラーが折り返し、再度S1がHレベルになる往路走査開始のタイミングでクリアが解除された後、カウンタ852はアップカウント動作を行いCNT−Qを出力する。このとき、バンク信号Q1=BはHレベルであることから、LUT2(860)のアドレスには10,11,12…と続くアドレス値が入力され、それに従いアドレスにはデータ値D210,D211,D212…D21Mが出力される。このデータ値は往路の走査速度の変動を補正するようなプロファイルとなるレーザー強度パターンに対応したデータとなっているものである。このデータ値に応じてD/A変換が行われ、往路の走査速度の変動を補正するようなプロファイルとなるレーザー強度パターンに比例したアナログ値A10,A11,A12…A1Mが生成され、そのアナログ値に基づいてレーザー強度変調されて画像形成が行われる。
【0044】
このように往路の主走査が行われた後、逆側の画像形成領域外でレーザーNからの走査光が光検出器89を走査することで、検出信号S2が生成されることでS2がHレベルになり、Q0がHレベルとなることでカウンタ852はクリアされる。
【0045】
その次にミラーが折り返し、再度S1がHレベルになる往路走査開始のタイミングでクリアが解除された後、カウンタ852はアップカウント動作を行いCNT−Qを出力する。このとき、バンク信号Q1=BはLレベルであることから、LUT2(860)のアドレスには00,01,02…と続くアドレス値が入力され、それに従いアドレスにはデータ値D200,D201,D202…が出力される。このデータ値は復路の走査速度の変動を補正するようなプロファイルとなるレーザー強度パターンに対応したデータとなっているものである。このデータ値に応じてD/A変換が行われ、往路の走査速度の変動を補正するようなプロファイルとなるレーザー強度パターンに比例したアナログ値A00,A01,A02…A0Mが生成され、そのアナログ値に基づいてレーザー強度変調されて画像形成が行われる。
【0046】
このように走査することによる感光体上の走査イメージを図9に示す。(a)はレーザー光量を一定とした場合であり、(a−1)に主走査の走査速度、(a−2)に形成される画素当りの照射光量を示す。ガルバノミラーの走査特性により、主走査の走査速度は必ずしも一定にはならずに、所定のプロファイルを示すことになる。それにより、形成される画素の主走査幅は、走査速度に応じた変化をすることになる。
【0047】
(b)は本発明で述べてきた画像CLK周波数を制御した場合であり、(b−1)に主走査の走査速度、(b−2)に形成される画素当りの照射光量、(b−0)に主走査の走査速度を補正するレーザー光量のパターンを示す。ガルバノミラーの走査特性により、主走査の走査速度は必ずしも一定にはならず、所定のプロファイルを示すことになる。その主走査の走査速度を補正するようにレーザー光量のパターンが(b−0)のように設定される。これにより、形成される画素の主走査幅は、一定を保ったままとになる。このとき、往路・復路の補正パターンは対照的に設定されることで、通常の往復するミラーの速度特性の補正には好適となる。
【0048】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、走査面上での往復走査速度に応じて画像周波数を変調し、往路・復路での画像周波数の変調パターンを変更するように制御することによって、走査速度の変動を補正し、画素の大きさ、画像濃度を一定に保つことができる。
【0049】
又、走査面上での往復走査速度に応じてレーザー光強度を変調し、往路・復路でのレーザー光強度の変調パターンを変更するように制御することによって、画像濃度を一定に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロック図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置の構成図である。
【図3】本発明の実施の形態1による走査のイメージ図である。
【図4】本発明の実施の形態1の画像制御回路のブロック図である。
【図5】タイミング生成回路のブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態1のタイミングチャートである。
【図7】本発明の実施の形態2の画像制御回路のブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態2のタイミングチャートである。
【図9】本発明の実施の形態2による走査のイメージ図である。
【符号の説明】
1 感光体
8 走査装置
38 画像制御回路
82 面発光マルチレーザー
84 ガルバノミラー
88,89 光検出器

Claims (5)

  1. 画像データに応じて変調された複数のレーザー光を生成するレーザーデバイスレーザーデバイスによって生成された複数のレーザー光を往復走査する走査ミラーと、走査光路の両端部に設けられた光検出器と、走査光によって潜像を形成する感光体と、感光体上に形成された潜像を現像する現像手段と、現像された像を転写媒体に転写する転写手段と、を含む画像形成装置において、
    前記光検出器によって検出された走査タイミングに基づいて走査面を露光し、走査面上での往復走査速度に応じて画像周波数を変調し、往路・復路での画像周波数の変調パターンを変更するように制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 走査面上に形成される画素の大きさが概略等しくなるように画像周波数の変調パターンを生成することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 往路・復路での画像周波数の変調パターンを対称的に生成することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 走査される複数のレーザー光の中で、走査方向に対して最も先行するレーザー光を光検出器によって検出するように光検出器を配置することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 画像データに応じて変調された複数のレーザー光を生成するレーザーデバイスと、レーザーデバイスによって生成された複数のレーザー光を往復走査する走査ミラー走査光路の両端部に設けられた光検出器と、走査光によって潜像を形成する感光体と、感光体上に形成された潜像を現像する現像手段と、現像された像を転写媒体に転写する転写手段と、を含む画像形成装置において、
    前記光検出器によって検出された走査タイミングに基づいて走査面を露光し、走査面上での往復走査速度に応じてレーザー光強度を変調し、往路・復路でのレーザー光強度の変調パターンを変更するように制御することを特徴とする画像形成装置。
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