JP2004222779A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】入賞ラインの本数を増やすことで入賞に対する期待感を高めるとともに、変化に富んだ表示態様を行う。
【解決手段】第2液晶表示装置16a〜16dを、図中実線で示す初期位置から図中点線で示す最大3コマ移動可能とする。ゲームを開始すると、第1液晶表示装置15によるシンボル画像の流動表示及びシンボル画像の停止表示が行われる。その後、第2液晶表示装置16a〜16dのいずれかでシンボル画像の流動表示及び停止表示を行う場合や、シンボル画像の流動表示を行った第2液晶表示装置が移動する場合がある。第1液晶表示装置15の表示部15a〜15iで停止表示されたシンボル画像により入賞を得ることができない場合でも、第2液晶表示装置16a〜16dのいずれかで停止表示されたシンボル画像との組み合わせ、又は停止表示後の第2液晶表示装置の移動により組み合わされるシンボル画像によって入賞を得ることができる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流動表示するシンボルの停止表示を行った際に、予め設定された入賞ラインに停止するシンボルの組み合わせによって入賞の有無が決定される遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
遊技場に配設される遊技機には、ゲームの開始とともにシンボルの流動表示を開始して、所定時間後にシンボルの停止表示を行うものが公知である。このようなシンボルの流動表示及び停止表示を行う装置として、シンボル表示装置が挙げられる。このシンボル表示装置には、機械式のリールを用いたものや、液晶表示装置等の電子表示器を用いたものが一般に公知である。このうち、機械式のリールを用いたシンボル表示装置の場合、外周に複数のシンボルが配列された複数個のリールをライン状、又はマトリックス状等に配置し、ゲームの開始に合わせて各々のリールを対応して設けられたモータ等により回転させ、リールの前面に設けられた表示窓を介してシンボルの流動表示を行う。そして、回転しているリールをランダムに停止し、表示窓の後面に位置するシンボルの停止表示を行うようになっている。
【0003】
一方、液晶表示装置等の電子機器を用いたシンボル表示装置では、グラフィックデータとして記憶された複数のシンボル画像を順次流れるように表示させ、所定のシンボル画像を表示したところで、以降のシンボル画像への流動表示を停止する。これにより、擬似的なシンボルの流動表示及び停止表示を行うことができる。
【0004】
このようなシンボル表示装置を組み込んだ遊技機の場合、予め設定された入賞ライン上に停止したシンボル、又はシンボルの組み合わせによって、入賞の有無が決定され、入賞した場合にはその入賞に合わせたコインの払い出しが行われるようになっている。例えば、直線状に配列された3個のリール(擬似的に表示させる場合も含む)を用いた場合、各リールが停止すると表示窓からは各リール3個のシンボル、つまり計9個のシンボルが停止表示される。この場合、入賞の有無を判定する入賞ラインを、3個のシンボルを直線状に仮想的に繋げたラインとした場合、この3個のリールの場合には横3本斜め2本の合計5本の入賞ラインが設定される。そして、これら入賞ライン上に停止表示されるシンボルの組み合わせが所定のシンボルの組み合わせの場合に入賞となり、コインの払い出しが行われる。しかしながら、上記5本の入賞ラインでは、1個のリールを残して他の2個のリールを停止させた段階で入賞の有無が遊技者にわかりやすいため、入賞を期待する遊技者にとっては物足りないものとなる。
【0005】
一方、停止表示されるシンボルを3行3列のマトリクス状に配置した場合、リールを縦3個横3個の計9個配列することが考えられる。この場合、各リール1個のシンボルの停止表示を行うため、3リールを用いた場合の横3本斜め2本計5本の入賞ラインの他に、更に縦3本の入賞ラインが設定される。これにより、遊技者に対して入賞に対する期待感を与えることが可能となる。
【0006】
入賞ラインの本数を多くして入賞に対する期待感を遊技者に与える方法として、3行3列にシンボルを停止表示させる第1のシンボル表示装置の周縁に、所定数の第2のシンボル表示装置を設けることが、特願2002−136733号により考案されている。この場合、例えば3行3列にシンボルを停止表示させる第1のシンボル表示装置の周縁、且つ第1のシンボル表示装置の対角線上の延長上に各1個の第2のシンボル表示装置を配置する。これによれば、入賞ラインとして、第1のシンボル表示装置で設定された入賞ラインの他に、4本の斜めの入賞ラインを設定することが可能となり、遊技者に対して入賞に対する期待感を与えることが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記に記載したシンボル表示装置を組み込んだスロットマシン等の遊技機の場合、入賞ラインは固定されたものであり、ただ単に入賞ラインの本数を増やしただけでは、リーチ態様や当り態様に変化がないので、結果的に視覚的なアピール効果に乏しく、ゲームの興趣を盛り上げるという観点からは未だ不十分である。
【0008】
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、入賞ラインの数と位置を適宜変化させ、リーチ態様や当り態様を変化させることにより独特の興趣を遊技者に与えることができるようにした遊技機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、複数のシンボルによるシンボルの流動表示を行った後に、前記シンボルを正方形又は長方形のマトリクス状に停止表示させる第1のシンボル表示面と、前記第1のシンボル表示面の周縁に位置し、少なくとも1つのシンボルの停止表示を行う第2のシンボル表示面とを有するシンボル表示手段と、前記第2のシンボル表示面を前記第1のシンボル表示面の周縁に沿って移動させるシンボル表示面移動手段とを備え、シンボルの停止表示の際に入賞の有無の判定に用いられる入賞ラインを、前記第1のシンボル表示面に停止表示されたシンボルのうち、直線状に並んだ所定数のシンボルを組み合わせた入賞ラインの他に、前記シンボル表示面移動手段により第2のシンボル表示面が移動したか否かに関係なく、第2のシンボル表示面に停止表示されたシンボルと、前記第1のシンボル表示面に停止表示されるシンボルとが直線状に並んだ所定数のシンボルを組み合わせた入賞ラインから構成したものである。
【0010】
また、前記シンボル表示面移動手段は、前記第2のシンボル表示面を少なくとも上下方向又は左右方向の少なくともいずれか一方向に移動させることが好ましい。また、前記第2のシンボル表示面を、前記第1のシンボル表示面の周縁に複数個配置するとともに、これら複数個の第2のシンボル表示面のいずれか1つを、前記シンボル表示面移動手段を用いて前記第1のシンボル表示面の周縁に沿って移動させることが好ましい。
【0011】
また、前記第1のシンボル表示面は、少なくとも液晶パネル又は機械式リールのいずれかによってシンボルを表示することが好ましい。また、前記第2のシンボル表示面は、少なくとも液晶パネル又は機械式リールのいずれかによってシンボルを表示することが好ましい。
【0012】
また、前記シンボル表示面移動手段を、前記液晶パネル又は機械式リールを保持する保持部材と、この保持部材を所定方向に移動させるための駆動機構とから構成することが好ましい。また、前記駆動機構を、駆動用モータと、この駆動用モータの駆動軸に取り付けられた駆動側プーリと、駆動用モータが一端に取り付けられた固定部材の他端側に組み付けられた従動プーリと、これらプーリに巻き付けられるベルトから構成し、前記保持部材は前記ベルトに取り付けられることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1に本発明のスロットマシンの外観図を示す。スロットマシン2の中央には表示窓3が設けられている。表示窓3の下方にはスタートレバー4、1ベットボタン5、マックスベットボタン6、ペイアウトボタン7、コイン投入口8が設けられている。コインベットはコイン投入口8からメダルが投入されることで行われる。そして、ゲームの際に入賞を得た場合には、コイン払出し器89(図10参照)が駆動して、スロットマシン2の下部に設けられた受け皿9に払い出されるようになっている。なお、コインの投入には実際にコインをコイン投入口8から投入し、1ベットボタン又はマックスベットボタン6の操作でベットする他に、図示しないクレジットカウンタに精算されたコインを利用して1ベットボタン又はマックスベットボタン6の操作でベットすることも含む。
【0014】
図2に示すように、表示窓3の奧中央に第1液晶表示装置15が設けられている。この第1液晶表示装置15には、縦3列横3列の計9個の表示部15a〜15iが設けられ、それぞれの表示部15a〜15iでシンボル画像列「1」〜「9」、及び「0」を使用したシンボル画像の流動表示を行って、擬似的なリールの回転を表示することが可能となっている。これにより、第1液晶表示装置15の各表示部15a〜15iが第1シンボル表示面となる。なお、第1液晶表示装置15の構成は、上記に限定する必要はなく、縦3列横3列の計9個の液晶表示装置から構成し、各々の液晶表示装置で擬似的なリールの回転を表示させるようにしたり、横方向に3個の表示部を設けて、擬似的に3個のリールを表示させる等適宜配置してよい。また、第1液晶表示装置15の各表示部15a〜15iで流動表示及び停止表示させるシンボル画像列を「1,2,・・・・,9」及び「0」としたが、これに限定する必要はなく、スロットマシンのゲーム性を考慮して、文字、マーク、絵柄等から構成してもよい。
【0015】
第1液晶表示装置15の対角線の延長上には、第2液晶表示装置16a〜16dがそれぞれ設けられている。この第2液晶表示装置16a〜16dでは、シンボル画像列「1」〜「9」、「0」及び「★」を用いたシンボル画像の流動表示を行って、1個のリールの回転を擬似的に表示させ、停止表示の際には、1個のシンボル画像を表示させる。これにより、第2液晶表示装置16a〜16dの表示面が第2のシンボル表示面となる。これら第2液晶表示装置16a〜16dは、図中実線に示す初期位置から、図中点線で示す最大3コマ(第2液晶表示装置の大きさを1コマとする)分、それぞれ移動可能となっている。これら第2液晶表示装置16a〜16dのうち第2液晶表示装置16a,16cは左右方向に、第2液晶表示装置16b,16dは上下方向に移動する。なお、シンボル画像「★」は、入賞に関与しないシンボル画像とし、ゲームの開始の際にはシンボル画像「★」が表示されるものとする。なお、第1液晶表示装置15と同様に、第2液晶表示装置で流動表示及び停止表示させるシンボル画像は、上記形態に限定する必要はなく、スロットマシンのゲーム性を考慮して、文字、マーク、絵柄等から構成してもよい。
【0016】
これら液晶表示装置で設定される入賞ラインは、第1液晶表示装置15の表示部15a〜15iに停止表示されるシンボル画像を直線状に3個組み合わせた入賞ラインの他に、第1液晶表示装置15の表示部15a〜15iのいずれかに停止表示されるシンボル画像と、第2液晶表示装置16a〜16dで停止表示されるシンボル画像とを直線状に3個組み合わせた入賞ラインから構成される。なお、図3に示すように、第1液晶表示装置15の各表示部15a〜15iで停止表示されるシンボル画像を直線状に3個組み合わせた入賞ラインは、縦3本横3本斜め2本の計8本の入賞ライン17a〜17hとなる。
【0017】
一方、第1液晶表示装置15で停止表示されるシンボル画像と、第2液晶表示装置16a〜16dで停止表示されるシンボル画像とを直線的に3個組み合わせた入賞ラインは、以下のようになる。図4に示すように、第2液晶表示装置16aが初期位置(図中実線)にある場合、第1液晶表示装置15の斜め2個の表示部15a,15eに停止表示されるシンボル画像と、第2液晶表示装置16aに停止表示されるシンボル画像を組み合わせたラインが入賞ライン17iとなる。なお、他の第2液晶表示装置16b〜16dがそれぞれ初期位置にある場合も同様であるので、第2液晶表示装置16a〜16dが初期位置で停止している場合には、第1液晶表示装置15のみで有効となる8本の入賞ライン17a〜17hの他に、4本の入賞ライン17i〜17lの計12本が有効となる。
【0018】
図5に示すように、第2液晶表示装置16a〜16dの1つが初期位置から1〜3コマ移動する場合がある。例えば、第2液晶表示装置16dが1コマ(図5中符号A)まで移動する場合、上記した斜めの入賞ラインが無効となり、第1液晶表示装置15の表示部15g,15hに停止表示されるシンボル画像と第2液晶表示装置16のシンボル画像とからなる横の入賞ライン17mと、第1液晶表示装置15の表示部15d,15bに停止表示されるシンボル画像と第2液晶表示装置16dに停止表示されるシンボル画像からなる斜めの入賞ライン17nとの計2本の入賞ラインが有効となる。この場合、入賞ラインの本数は、上記2本の入賞ライン17m、17nの他に、第1液晶表示装置15での8本の入賞ライン17a〜17h、第1液晶表示装置15と初期位置にある第2液晶表示装置16a〜16cとからなる3本の入賞ライン17i,17j,17lの計13本となる。
【0019】
初期位置から2コマ分移動する(図5中符号B)と、上記した横の入賞ライン17mと斜めの入賞ライン17nとが無効となり、第1液晶表示装置15の表示部15d,15eに停止表示されるシンボル画像と、第2液晶表示装置16dに停止表示されるシンボル画像からなる横の入賞ライン17oが有効となる。これにより、この場合の入賞ラインの本数は、上記入賞ライン17oの他に、第1液晶表示装置15での8本の入賞ライン17a〜17h、第1液晶表示装置15と初期位置にある第2液晶表示装置16a〜16cとからなる3本の入賞ライン17i,17j,17lの計12本となる。
【0020】
さらに、初期位置から3コマ分移動する(図5中符号C)と、第1液晶表示装置15の表示部15a,15bに停止表示されるシンボル画像と、第2液晶表示装置16に停止表示されるシンボル画像からなる横の入賞ライン17pと、第1液晶表示装置15の表示部15d,15hに停止表示されるシンボル画像と、第2液晶表示装置16で停止表示されるシンボル画像とからなる斜めの入賞ライン17qとの2本の入賞ラインが有効となる。これにより、この場合の入賞ラインの本数は、1コマ移動した場合と同様に、計13本となる。なお、上記記載は第2液晶表示装置16dが移動した場合の例を示したが、他の第2液晶表示装置16a〜16cのうち1つの第2液晶表示装置を移動させた場合も同様である。また、移動させる第2液晶表示装置16a〜16dの個数及び移動コマ数に応じて、第1液晶表示装置15と第2液晶表示装置16a〜16dとからなる入賞ラインの本数が変化する。
【0021】
例えば、図6に示すように、第2液晶表示装置16a〜16dのうち移動方向が直交する2つ(第2液晶表示装置16a,16dとする)がそれぞれ2コマ分移動すると、第1液晶表示装置15の表示部15b,15eのそれぞれで停止表示されたシンボル画像と、第2液晶表示装置16aで停止表示されたシンボル画像とを結んだ入賞ライン17rと、第2液晶表示装置16dが移動することにより有効となる入賞ライン17oの他に、これら液晶表示装置16a,16dで停止表示されたシンボル画像と、第1液晶表示装置15の表示部15dに停止表示されたシンボル画像とを組み合わせた入賞ライン17sが有効となる。これにより、この場合の入賞有効ラインの本数は、計13本となる。
【0022】
図7に示すように、第2液晶表示装置16a〜16dは、それぞれ移動機構20により所定量移動することが可能となっている。第2液晶表示装置16a〜16dのそれぞれが組み付けられる移動機構20の構成については同一であるため、以下では、第2液晶表示装置16aの移動機構のみについて説明し、組み付けの際に必要となるネジ、ナット等の部品は省略して説明する。図7〜図9に示すように、移動機構20は、第2液晶表示装置16を保持するキャリア21と、このキャリア21を移動させるための駆動部22とから構成される。
【0023】
キャリア21は、第1〜3取付板25〜27と、4個のホイール28及び圧接板30とから構成される。第1取付板25には、第2液晶表示装置16aが取り付けられる取付部25aを有しており、第3取付板27の前面に組み付けられる。また、第1取付板25の上部には舌片25bが設けられており、後述する初期位置検出用フォトインタラプタ(以下、PI)41、及び最大移動位置検出用PI42により初期位置に位置しているか、最大移動位置(3コマ分)に位置しているかを検知するために設けられる。
【0024】
第2取付板26はコの字形状をしており、端部を上にして、一端が第3取付板27の所定位置に組み付けられる。また、他端側の後面には、後述するベルト39を第2取付板26に圧接した状態で保持するための圧接板30が組み付けられる。
【0025】
第3取付板27の裏面側には、上2個下2個の計4個のホイール28が組み付けられる。なお、これらホイール28のうち上方2個のホイール28は、ガイドレール40のレール溝40aの底面に、下方2個のホイール28はガイドレール40のレール溝40bの底面にそれぞれ摺接しながら回転する。
【0026】
駆動部22は、保持部材35、ステッピングモータ36、駆動側プーリ37、従動側プーリ38、ベルト39、ガイドレール40、初期位置検出用フォトインタラプタ(以下、PI)41,最大位置検出用PI42から構成される。保持部材35は、断面が略コの字形状となっており、その所定位置に、ステッピングモータ36、従動側プーリ38、ガイドレール40、フォトインタラプタ41,42等が組み付けられた状態で、スロットマシン2の内部の所定位置に組み付けられる。ステッピングモータ36は、その駆動軸36aが保持部材35の上面の一端側に形成された開口35aに挿通された状態で保持部材35に組み付けられる。なお、ステッピングモータ36の駆動軸36aには駆動側プーリ37が組み付けられる。従動側プーリ38は軸部材43を介して保持部材35の上面の他方端部に形成された長穴35bに組み付けられる。なお、保持部材35に形成された長穴35bは、駆動側プーリ37及び従動側プーリ38のそれぞれにベルト39を巻き付ける場合に、保持部材35に仮止めされた軸部材43をスライドさせるために設けられている。
【0027】
ガイドレール40は保持部材35の前面に取り付けられる。このガイドレール35は、断面がH形状となっており、上面及び下面に設けられたレール溝40a,40bの底面をホイール28が摺動する。
【0028】
初期位置検出用PI41は取付け部材44を介して保持部材35の上面に組み付けられる。この初期位置検出用PI41は、第1取付板25に形成された舌片25bの有無で、初期位置に位置しているか否かを検知するために設けられ、キャリア21が初期位置まで移動したことを検出した場合に、ステッピングモータ36の駆動を停止させる。
【0029】
最大位置検出用PI42は、取付け部材45を介して保持部材35の上面に組み付けられる。最大位置検出用PI42は、初期位置検出用PI41と同様に、第1取付板25に形成された舌片25bの有無で、最大移動位置(3コマ移動した位置)に位置しているか否かを検知するために設けられ、キャリア21が初期位置から最大移動位置まで移動したことを検知した場合に、ステッピングモータ36の駆動を停止させる。
【0030】
図10は、このスロットマシン2の電気的構成を示す機能ブロック図である。なお、図の煩雑化を防止するため、第2液晶表示装置16aについてのみ記載するものとする。CPU50は、このスロットマシン2の作動をROM51に格納されたゲームプログラムにしたがって統括して管理しており、ゲームの進行とは無関係な操作信号入力に対してはこれを無効化するようになっている。コインセンサ52はコイン投入口8の奥に設けられ、適正なコインの投入を検知するごとにCPU50にコイン検知信号を入力する。そして、1ベットボタン5又はマックスベットボタン6が操作されると、ベット信号発生部54からベット信号が出力され、CPU50はベット信号発生部54からのベット信号をもとに、ベットされたコインの枚数をRAM53に一時記憶する。
【0031】
スタート信号発生部55はスタートレバー4の操作時にオンとなり、CPU50にゲームスタート信号を入力する。これを受けて、CPU50は乱数発生部56に抽選開始信号を出力する。乱数発生部56は乱数値のサンプリングを行った後に、サンプリングされた乱数値を第1停止シンボル決定部57及び流動表示決定部58に出力する。
【0032】
第1停止シンボル決定部57は、第1液晶表示装置15の各表示部15a〜15iに停止表示させるシンボル画像を、第1停止シンボル決定テーブル59を用いて決定するために設けられる。第1停止シンボル決定テーブル59は、シンボル画像に対して乱数値が振り分けられたテーブルデータから構成されている。なお、テーブルデータの個数は、第1液晶表示装置15の表示部の個数分設けられている。そして、この第1停止シンボル決定テーブル59を用いて決定されたシンボル画像に割り当てられた先頭アドレスが、CPU50を介してRAM53に一時記憶される。
【0033】
流動表示決定部58は、流動表示決定テーブル60を用いて、第2液晶表示装置16によるシンボル画像の流動表示を行うか否かを決定し、さらにシンボル画像の流動表示を行う場合には、第2液晶表示装置16のいずれかで行うかを決定する。そして、シンボル画像の流動表示を行う場合に、乱数値及び流動表示を行う第2液晶表示装置16に割り当てられた設定値を、CPU50を介してRAM53に一時記憶する。同時に、これら値を第2停止シンボル決定部61及び移動表示決定部62に出力する。
【0034】
第2停止シンボル決定部61は、流動表示決定部58で第2液晶表示装置16のいずれかで流動表示を行うことが決定された場合に、流動表示決定部58から出力された乱数値及び流動表示を行う第2液晶表示装置16に割り当てられた設定値と第2停止シンボル決定テーブル63とから、停止表示させるシンボル画像を決定する。なお、第2停止シンボル決定テーブル63には、第2液晶表示装置16のそれぞれに対応するシンボル画像と、シンボル画像のそれぞれに振り分けられた乱数値とから構成されたテーブルデータから構成されている。そして、第2停止シンボル決定部61で決定された停止表示させるシンボル画像に割り当てられた先頭アドレスが、CPU50を介してRAM53に一時記憶される。
【0035】
移動表示決定部62は、シンボル画像の流動表示を行う第2液晶表示装置16を移動させるか否か、又移動させる場合には移動コマ数を移動決定テーブル64を用いて決定する。移動決定テーブル64は、移動コマ数のそれぞれに乱数値の振り分けが行われたテーブルデータから構成され、このテーブルデータが第2液晶表示装置16a〜16dのそれぞれに対応して設けられている。なお、移動表示決定部62で決定された結果は、RAM53に一時記憶される。
【0036】
停止させるシンボル画像等が決定されると同時に、CPU30は表示制御IC70を作動させる。表示制御IC70は、シンボル画像データメモリ71からそれぞれの表示部ごとにシンボル画像のグラフィックデータを読み込み、表示部ごとにグラフィックデータを第1液晶表示装置15に入力する。これにより、それぞれの表示部にはシンボル画像が繰り返し流動表示される。なお、シンボル画像データメモリ71には、第1液晶表示装置15の各表示部15a〜15iにそれぞれに対応したシンボル画像列と、その先頭アドレスとが記憶されている。
【0037】
また、表示制御IC70は、第1液晶表示装置15の各表示部のグラフィックデータを入力するときに、シンボル画像ごとに割り当てられている先頭アドレスをCPU50に出力しているので、CPU50では、入力される先頭アドレスを監視することにより、現在表示されているシンボル画像を識別することが可能となる。そして、RAM53に一時記憶された停止表示させるシンボル画像の先頭アドレスと、入力された表示シンボル画像の先頭アドレスとが一致した場合に、CPU50は、表示制御IC70に停止信号を出力し、シンボル画像の停止表示を行う。
【0038】
第1液晶表示装置15におけるシンボル画像の停止表示が実行されたことを受けて、CPU50は表示制御IC75を作動させる。なお、表示制御IC75は、シンボル画像データメモリ76からシンボル画像列のグラフィックデータを読み込み、液晶表示パネル16に入力する。これにより、第2液晶表示装置16には、シンボル画像列を構成している個々のシンボル画像が流れるように繰り返し移動表示される。そして、RAM53に記憶されたシンボル画像の先頭アドレスと、表示させるシンボル画像の先頭アドレスとが一致した場合に、シンボル画像の流動表示を停止させる。
【0039】
モータ制御部80は、移動表示決定部62で移動機構20を作動させることが決定された場合に、ドライバ81を介してステッピングモータ36を所定ステップ数分駆動させる。なお、初期位置検出用PI41と最大位置検出用PI42間のステップ数は予め分かっているから、カウンタ82によりカウントされたステップ数を監視することで第2液晶表示装置16を所定量移動させることができる。なお、ステッピングモータ36を駆動させた場合には、後述する入賞判定部85で第1液晶表示装置にて停止表示されたシンボル画像と、第2液晶表示装置にて停止表示されたシンボル画像とを用いた入賞判定後に、ステッピングモータ36を逆方向に駆動させ、第2液晶表示装置16を初期位置まで移動させる。
【0040】
入賞判定部85は、第1液晶表示装置15及び第2液晶表示装置16のそれぞれで停止表示されたシンボル画像の先頭アドレスを用いて、入賞となるシンボル画像の組み合わせがあるか否かを判定する。そして、入賞となるシンボル画像の組み合わせがある場合には、CPU50に入賞となるシンボル画像の先頭アドレスを出力する。ROM51には、入賞の種類と配当枚数とがデータテーブル化された配当テーブルと、ベット数と、それに対応する払出し倍率とからなる倍率テーブルとが記憶されており、入賞判定部85からの入賞信号に基づいた配当枚数を決定する。また、CPU50はRAM53に記憶されたベット数から払出し倍率を決定た後に、配当枚数と払出し倍率とから払い出し枚数を算出する。そして、コイン払出し器89を作動させ、算出された払い出し枚数分のコインを受け皿9に払い出す。
【0041】
次に、このようにして構成されたスロットマシンの作用を、図11のフローチャートを基に説明する。所定枚数のコインをコイン投入口8から投入した後に、1ベットボタン5又はマックスベットボタン6を操作し、コインベットを行う。その後、スタートレバー4の操作を行うと、CPU50は乱数発生部56を作動させ、乱数値のサンプリングを開始させる。そして、1つの乱数値をサンプリングした後に、その乱数値を第1停止シンボル決定部57、流動表示決定部58に出力する。
【0042】
第1停止シンボル決定部57に乱数値が入力されると、第1停止シンボル決定テーブル59を参照して、第1液晶表示装置15の各表示部15a〜15iに停止表示させるシンボル画像を決定し、RAM53に停止表示させるシンボル画像の先頭アドレスを記憶する。
【0043】
流動表示決定部58に乱数値が入力されると、流動表示決定テーブル60を参照して、第2液晶表示装置16a〜16dでシンボル画像の流動表示を実行させるか否かを、シンボル画像の流動表示を実行させる場合には、第2液晶表示装置16a〜16dのいずれかでシンボル画像の流動表示を行うかを決定する。この場合、第2液晶表示装置16a〜16dによるシンボル画像の流動表示を行うか否かに関係なく、その決定結果をRAM53に記憶する。また、第2液晶表示装置16a〜16dのいずれかでシンボル画像の流動表示を行う場合には、シンボル画像の流動表示を行う第2液晶表示装置に対応して設けられた設定値と乱数値とを、第2停止シンボル決定部61及び移動表示決定部62へ出力する。
【0044】
シンボル画像の流動表示を行う第2液晶表示装置に対応して設けられた設定値と乱数値とが入力されると、第2停止シンボル決定部61は、これら値と第2停止シンボル決定テーブル63とから、停止表示させるシンボル画像を決定し、決定されたシンボル画像の先頭アドレスをRAM53に記憶させる。同様にして、移動表示決定部62は、これら値と移動決定テーブル64とから、シンボル画像の流動表示を行う第2液晶表示装置を移動させるか否かを、また、移動させる場合に、何コマ移動させるか決定し、決定された結果をRAM53に記憶する。
【0045】
第1液晶表示装置15の各表示部15a〜15i及び第2液晶表示装置16で停止表示させるシンボル画像が決定されると、CPU50は表示制御用IC70を作動させ、シンボル画像データメモリ71から第1液晶表示装置15の表示部15a〜15iごとのシンボル画像のグラフィックデータを読み込み、表示部ごとにグラフィックデータを入力する。これにより、図12に示すように、第1表示装置15の各表示部15a〜15iにおいて、シンボル画像の流動表示が行われる。その後、図13に示すように、CPU50は、ランダムなタイミングで、且つRAM53に記憶された各表示部で停止表示させるシンボル画像の先頭アドレスと、表示制御IC70から出力された各表示部に表示させたシンボル画像の先頭アドレスとが一致した場合に、該当するシンボル画像を停止表示させる。
【0046】
シンボル画像の停止表示が第1液晶表示装置15の表示部15a〜15iの全てで行われると、CPU50はRAM53を参照する。そして、第2液晶表示装置16a〜16dのいずれかによるシンボル画像の流動表示を行う場合に、該当する第2液晶表示装置を作動させシンボル画像の流動表示を行う。そして、ランダムなタイミングで、且つ該当するシンボル画像となる場合に第2液晶表示装置におけるシンボル画像の停止表示を行う。
【0047】
シンボル画像の停止表示が行われると、CPU50は流動表示を行った第2液晶表示装置を移動させるか否かを実行するためにRAM53を参照する。そして、移動させる場合に、CPU50はモータ制御部80を作動させ、ステッピングモータ36を駆動させる。なお、初期位置から最大移動位置(この場合3コマ)までのステップ数は予め分かっているので、決定された移動コマ数分のステップ数をドライバ81に入力することで、第2液晶表示装置が決定されたコマ数移動する。
【0048】
CPU50は、第2液晶表示装置の移動後に入賞判定部85を作動させ、第1液晶表示装置15の各表示部15a〜15i及び第2液晶表示装置16a〜16dで停止表示されたシンボル画像と、そのときに有効となる入賞ラインとから入賞の有無を判定する。そして、有効となる入賞ライン上に入賞となるシンボル画像の組み合わせがある場合に、ROM51に記憶された配当テーブルを参照して、入賞に対するコインの配当枚数を決定する。また、CPU50はRAM53に記憶されたコインのベット枚数と、ROM51に記憶された払出し倍率テーブルとから払い出し倍率を決定し、配当枚数と払出し倍率とからコインの払い出し枚数を決定し、コイン払出し器89を作動させて、決定された払い出し枚数分のコインを受け皿9に払い出す。なお、第2液晶表示装置16a〜16dのいずれかによるシンボル画像の流動表示を行わない場合には、第1液晶表示装置15の各表示部15a〜15iにおいてシンボル画像の停止表示が行われた場合に入賞判定を行う。同様にして、第2液晶表示装置16a〜16dのいずれかによる流動表示のみを行う場合には、第2液晶表示装置によるシンボルの停止表示を行った後に入賞判定を行う。なお、第2液晶表示装置16a〜16dのいずれかによるシンボル画像の流動表示及び停止表示を行った場合には、入賞の有無の判定が終了した後にシンボル画像「★」を表示させる。また、第2液晶表示装置16a〜16dのいずれかを移動させた場合には、初期位置に移動させる。
【0049】
例えば、図12及び図13に示すように、第2液晶表示装置16a〜16dによるシンボル画像の流動表示を行わない場合には、第1液晶表示装置15の各表示部15a〜15iでシンボル画像の流動表示が行われ、ランダムなタイミングでシンボル画像の停止表示が行われる。図14に示すように、例えば斜めの入賞ライン17hに、シンボル画像「2」が揃った場合入賞となる。なお、他の入賞ライン上で同一のシンボル画像が揃った場合も同様に入賞となる。なお、図15の場合は、入賞ライン上に同一のシンボル画像が揃わないので入賞を得ることができない。なお、図13以降では図の煩雑さを防ぐために、入賞を得た場合の図面についてのみ入賞ラインを記載するものとする。
【0050】
また、図16及び図17は、第2液晶表示装置16dでシンボル画像の流動表示のみを行う場合の例を示す説明図である。第1シンボル表示装置15の各表示部15a〜15iでシンボル画像の流動表示及び停止表示が行われた場合、第1液晶表示装置15の各表示部15a〜15iで有効となる入賞ライン上には入賞となるシンボル画像の組み合わせはないので、入賞を得ることはできない。その後、第2液晶表示装置16dによるシンボル画像の流動表示が行われ、第2液晶表示装置16dで停止表示されたシンボル画像が「2」となる場合に、入賞ライン17k上に、同一のシンボル画像であるシンボル画像「2」が揃うので入賞となる。なお、図18に示すように、第2液晶表示装置16dでの停止表示されたシンボル画像が、シンボル画像「2」以外となる場合は入賞を得ることはできない。これにより、第1液晶表示装置の各表示部で停止表示されたシンボル画像で入賞を得ることができない場合でも、第2液晶表示装置によるシンボル画像の流動表示及び停止表示を行う場合もあるので、入賞に対する期待感を与えることができる。
【0051】
また、図19〜図21は、第2液晶表示装置16dでシンボル画像の流動表示を行い、その後第2液晶表示装置16dを移動させる場合の例を示す説明図である。例えば第1液晶表示装置15の各表示部15a〜15iでシンボル画像の停止表示を行った場合に、入賞ライン上に同一のシンボル画像が揃うことはないので、この状態では入賞とはならない。その後、第2液晶表示装置15dによるシンボル画像の流動表示及び停止表示された場合、シンボル画像「1」が停止表示される。この場合も、入賞を得ることはできない。しかし、流動表示を行った第2液晶表示装置16dが1コマ移動すると、入賞ライン17nに同一のシンボル画像であるシンボル画像「1」が揃うことになるので入賞となる。なお、第2液晶表示装置16dが2コマ又は3コマのいずれかの場合には、同一の入賞ライン上には、同一のシンボル画像が揃わないので入賞を得ることができない。また、図22及び図23に示すように、第2液晶表示装置16dで停止表示されたシンボル画像がシンボル画像「1」以外の場合には、入賞ライン上に同一のシンボル画像が揃うことはないので、入賞を得ることはできない。これにより、シンボル画像の流動表示及び停止表示を行った第2液晶表示装置が移動するので、表示態様が変化するので、遊技者に新たな遊技性を与えることができる。
【0052】
図24〜図26に示すように、第2液晶表示装置16a,16dの流動表示を行い、これら第2液晶表示装置16a,16dを移動させる場合の例を示す説明図である。第1液晶表示装置15で設定された入賞ライン上には、同一のシンボル画像が揃わないので入賞を得ることはできないのでハズレである。その後、第2液晶表示装置16a,16dによるシンボル画像の流動表示を行って、ランダムなタイミングで停止表示させる。この場合、流動表示を行った第2液晶表示装置16aと、第1液晶表示装置15の表示部15a,15eとからなる入賞ライン上では入賞を得ることができない。同様に、流動表示を行った第2液晶表示装置16dと、第1液晶表示装置15の表示部15e,15gとからなる入賞ライン上でも、それぞれ同一となるシンボル画像が揃わないので入賞を得ることはない。
【0053】
その後、第2液晶表示装置16a,16dがそれぞれ2コマ移動して停止した場合には、第2液晶表示装置16a,16dと、第1液晶表示装置15の表示部15aを繋いだ入賞ライン17s上に同一のシンボル画像である、シンボル画像「7」が揃うので、入賞を得ることができる。なお、第2液晶表示装置16a,16dで停止表示されたシンボル画像が「7」以外となり、それぞれ2コマ移動した場合や、停止表示されたシンボル画像が「7」で、移動コマ数が2コマ以外の場合にはそれぞれハズレとなり、入賞を得ることができない。
【0054】
図27及び図28に示すように、第2液晶表示装置16a,16dによるシンボル画像の流動表示を行った後に停止表示を行い、且つこれら第2液晶表示装置16a,16dを移動させる場合の例を示す説明図である。例えば第2液晶表示装置16aで停止表示されたシンボル画像が「1」、第2液晶表示装置16dで停止表示されたシンボル画像が「7」となる場合がある。このままでは入賞ライン上に同一のシンボル画像が揃うことがないので、入賞を得ることはできない。そして、例えば第2液晶表示装置16aが3コマ移動し、第2液晶表示装置16dが2コマ移動した場合に、第2液晶表示装置16aと、第1液晶表示装置15の表示部15a,15dを繋いだ入賞ライン17t上に同一のシンボル画像「1」が揃うので、入賞を得ることが可能となる。なお、シンボルの流動表示を行う第2液晶表示装置の個数が3個、又は4個の場合でも同様である。これにより、第2液晶表示装置によるシンボル画像の流動表示及び停止表示、又はその後に行われる流動表示を行った第2液晶表示装置の移動により、入賞ラインの本数が変化するので、遊技者に対して入賞に対する期待感を高めることが可能となる。また、その他に、変化に富んだ表示態様によりゲームに対する興趣を遊技者に与えることができる。
【0055】
本実施形態では、3×3の計9個の表示部を有する第1液晶表示装置を用いたシンボル画像の表示を、第1のシンボル表示面としたが、これに限定する必要はなく、例えば3個の機械式リールをライン状に配置したり、3×3の計9個の機械式リールをマトリクス状に配置して行わせる計9個のシンボルの表示を第1のシンボル表示面としてもよい。また、第1のシンボル表示面にシンボルを表示させる表示装置として、LCD等の発光素子を用いたドットマトリックス方式の表示装置、或いは7セグメント方式の表示装置や、ブラウン管や、有機EL素子を用いた表示装置を挙げることができる。
【0056】
また、第2液晶表示装置を用いたシンボル画像の表示を、第2のシンボル表示面としたが、これに限定する必要はなく、上記第1のシンボル表示面と同様に、機械式のリールのシンボルの表示を第2のシンボル表示面としてもよい。また、第2のシンボル表示面にシンボルを表示させる表示装置として、LCD等の発光素子を用いたドットマトリックス方式の表示装置、7セグメント方式の表示装置や、ブラウン管や、有機EL素子を用いた表示装置が挙げられる。また、第2のシンボル表示面に、機械式のリールを用いてシンボル画像の表示を行う場合には、機械式のリールの前面外周にLED等の発光素子を配置して、シンボルの流動表示中や、リールの移動する前、又は移動中又は移動後に点灯させてもよい。
【0057】
本実施形態では、第1のシンボル表示面では、第1液晶表示装置によるシンボル画像の表示を行い、第2のシンボル表示面では、第1の液晶表示装置とは異なる第2の液晶表示装置によってシンボル画像の表示を行ったが、これに限定することはなく、例えば、図29に示すように、例えば液晶表示装置やブラウン管等の表示装置85の表示面に、第1表示面86と第2表示面87とを設けて、これら表示面でシンボル画像の流動表示及び停止表示を行うようにしてもよい。なお、この場合、第2表示面87の移動表示は、ROMに記憶されたプログラムと、画像データとにより行われる。
【0058】
本実施形態では、第2液晶表示装置の初期位置を、第1液晶表示装置の対角線上に各1個の計4個配置したが、これに限定する必要はなく、例えば第2液晶表示装置を左右、又は上下に1個づつ配置したり等、ゲーム性等を考慮して、第2のシンボル表示装置の配置場所及び個数は適宜設けることが可能である。
【0059】
本実施形態では、第1液晶表示装置の各表示部におけるシンボル画像の停止表示が行われた後に、第2液晶表示装置によるシンボル画像の流動表示、及び流動表示させた第2液晶表示装置の移動を行うようにしたが、これに限定する必要はなく、第1液晶表示装置によるシンボル画像の流動表示を行う前に、第2液晶表示装置を移動させたり、第1液晶表示装置によるシンボル画像の流動表示中に移動させる等、適宜設定することが可能である。また、第2液晶表示装置におけるシンボル画像の流動表示、シンボル画像の流動表示を行った第2液晶表示装置の移動の順番は、本実施形態に限定する必要はなく、例えば、先にシンボル画像の流動表示を行う第2液晶表示装置を移動させた後に、シンボル画像の流動表示を行うようにしてもよい。
【0060】
本実施形態では、第2のシンボル表示装置である第2液晶表示装置の移動方向を左右方向、又は上下方向のいずれか1方向のみとしたが、これに限定する必要はなく、左右方向及び上下方向の2方向に移動できるようにしたり、第2液晶表示装置のそれぞれが、第1液晶表示装置の周縁に沿って1周移動できるようにしてもよい。。
【0061】
本実施形態では、所定数のシンボルを直線的に組み合わせた入賞ラインに同一のシンボルが揃った場合に入賞としたが、これに限定する必要はなく、例えば同一のシンボルが4個固まって揃った場合に停止表示された場合に入賞とする等、入賞についても適宜設定することが可能である。この場合、例えば第2液晶表示装置の移動方向を左右方向及び上下方向の2方向に移動可能とすることで新たな入賞態様を用いることも可能である。
【0062】
本実施形態では、入賞ラインのいずれかに同一のシンボル画像が揃った場合の入賞のみの記載しかしていないが、複数の入賞ラインのそれぞれで同一のシンボル画像が揃った場合も入賞とし、それぞれの入賞についてのコインの払い出しを行うようにすることも可能である。
【0063】
本実施形態では、第2のシンボル表示装置で、シンボル画像の流動表示及び停止表示を行った場合、入賞判定後にシンボル画像「★」を停止表示させるようにしたが、これに限定する必要はなく、流動表示後の停止表示されたシンボル画像を次のゲームに使用するようにしてもよい。また、流動表示を行った第2液晶表示装置を移動させた場合に、入賞判定後に初期位置まで移動させたが、これに限定する必要はなく、移動した位置を保持した状態で、次ゲームを行うようにする等適宜設定することが可能である。
【0064】
本実施形態では、ベットボタン、スタートレバーの順で操作を行った場合に、第1液晶表示装置によるシンボル画像の流動表示を行うようにしたが、これに限定する必要はなく、例えばベットボタンを備えていない場合には、コインの投入で自動的にコインベットを行い、その後、スタートレバーの操作とともに第1液晶表示装置によるシンボル画像の流動表示を行うにする等、第1液晶表示装置によりシンボル画像の流動表示の開始時期は限定されないものとする。また、シンボル画像の停止表示を自動的に行うようにしたが、これに限定する必要はなく、シンボル画像の流動表示を停止させる操作ボタンを設けてもよい。
【0065】
本実施形態では、第1液晶表示装置の各表示部、及び第2液晶表示装置(流動表示を行う場合)の停止表示時のシンボル画像を決定し、全てのシンボル画像の停止表示が行われた場合に、停止表示されたシンボル画像の組み合わせに応じて入賞判定を行うようにしたが、これに限定する必要はなく、例えばスタートレバーの操作時に、予め入賞の有無を決定し、この入賞の有無の判定結果に基づいたシンボルの組み合わせを表示するようにしてもよい。
【0066】
本実施形態では、リーチ時や入賞時には、照明や音声などによる演出については省略したが、これら演出を行うことでゲームの際のアピール度を増すことが可能となる。
【0067】
本実施形態では、移動機構をキャリアと駆動部とから構成し、駆動部をステッピングモータの他に、プーリ、ベルトからなるベルト駆動方式としたが、これに限定する必要はなく、複数のギヤを用いたギヤ機構や、カムやリンクを用いたリンク機構、ソレノイドを用いた機構、スプライン機構等を用いた駆動部から構成してもよい。
【0068】
本実施形態では、遊技機として、スロットマシンの例を取り上げたが、これに限定する必要はなく、例えばパチンコ機や、他の遊技機の例でも同様である。図30に示すように、パチンコ機90の場合には、遊技盤91のほぼ中央に形成された表示窓92の後面に、本実施形態と同様の第1のシンボル表示装置である第1液晶表示装置93、第2のシンボル表示装置である第2液晶表示装置94a〜94dを組み込む。これら液晶表示装置が組み込まれたパチンコ機でゲームを行った場合には、例えば遊技盤91に設けられた入賞口95のうち特定の入賞口に遊技球が入賞した場合等の特定条件が成立した場合に、第1液晶表示装置93によるシンボル画像の流動表示及び停止表示を行う。
【0069】
第1液晶表示装置93によるシンボル画像の停止表示を行った後には、第2液晶表示装置94a〜94dのいずれかによるシンボル画像の流動表示及び停止表示が行われる場合や、シンボル画像の流動表示を行った第2液晶表示装置の移動が図示しない移動機構により行われる場合がある。そして、最終的に有効となる入賞ライン上に停止するシンボル画像が同一のシンボル画像である場合に入賞となり、大当たり状態となる。大当たり状態になると、アタッカ96が所定時間開いた後に閉じる動作が所定回数行われるので、このアタッカ96に遊技球が入賞した際には大量の景品球を得ることが可能となる。これにより、第2のシンボル表示装置である第2液晶表示装置94a〜94dのいずれかによるシンボル画像の流動表示時及び停止表示を行う場合や、その第2液晶表示装置を移動させる場合には入賞ラインの本数が変化するので、入賞に対する期待感を遊技者に与えることができる。また、変化に富む表示態様の表示を行うことにより新たな興趣を遊技者に与えることができる。
【0070】
なお、パチンコ機の場合には、特定条件が成立した場合に、当たりか否かの抽選を行って、この抽選結果に基づいて第1シンボル表示装置93に停止表示させるシンボル画像と、シンボル画像を流動表示させる第2液晶表示装置で停止表示させるシンボル画像及び停止表示を行った第2液晶表示装置を移動させるか否かとが決定された後に第1シンボル表示装置93によるシンボル画像の流動表示が開始されるものとする。
【0071】
【発明の効果】
以上のように、本発明の遊技機によれば、複数のシンボルによるシンボルの流動表示を行った後に、前記シンボルを正方形又は長方形のマトリクス状に停止表示させる第1のシンボル表示面と、前記第1のシンボル表示面の周縁に位置し、少なくとも1つのシンボルの停止表示を行う第2のシンボル表示面とを有するシンボル表示手段と、前記第2のシンボル表示面を前記第1のシンボル表示面の周縁に沿って移動させるシンボル表示面移動手段とを備え、シンボルの停止表示の際に入賞の有無の判定に用いられる入賞ラインを、前記第1のシンボル表示面に停止表示されたシンボルのうち、直線状に並んだ所定数のシンボルを組み合わせた入賞ラインの他に、前記シンボル表示面移動手段により第2のシンボル表示面が移動したか否かに関係なく、第2のシンボル表示面に停止表示されたシンボルと、前記第1のシンボル表示面に停止表示されるシンボルとが直線状に並んだ所定数のシンボルを組み合わせた入賞ラインから構成したので、入賞ラインの数を多様化することができるとともに、入賞に対する期待感を持続させることができる。
【0072】
また、前記シンボル表示面移動手段は、前記第2のシンボル表示面を少なくとも上下方向又は左右方向の少なくともいずれか一方向に移動させることで、リーチ時や入賞時の表示態様を多様化させることができる。また、前記第2のシンボル表示面を、前記第1のシンボル表示面の周縁に複数個配置するとともに、これら複数個の第2のシンボル表示面のいずれか1つを、前記シンボル表示面移動手段を用いて前記第1のシンボル表示面の周縁に沿って移動させることが可能となるので、表示態様の変化や意外性を加味した遊技機を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したスロットマシンの外観を示す正面図である。
【図2】表示窓を示す斜視図である。
【図3】第1液晶表示装置の各表示部で設定される入賞ラインを示す説明図である。
【図4】第2液晶表示装置が初期位置にある場合に、第1液晶表示装置の表示部と第2液晶表示装置との組み合わせで有効となる入賞ラインを示す説明図である。
【図5】第2液晶表示装置を移動させた場合に、第1液晶表示装置と第2液晶表示装置との組み合わせで有効となる入賞ラインを示す説明図である。
【図6】第2液晶表示装置を2個移動させた場合に有効となる入賞ラインを示す説明図である。
【図7】第2液晶表示装置及びその移動機構の構成を示す正面図である。
【図8】キャリアの構成を示す説明図である。
【図9】駆動部の構成を示す説明図である。
【図10】スロットマシンの電気的構成を示す機能ブロック図である。
【図11】ゲームの流れを示すフローチャートである。
【図12】第1液晶表示装置によるシンボル画像の流動表示を示す説明図である。
【図13】第1液晶表示装置によるシンボル画像の停止表示をランダムなタイミングで行う場合の説明図である。
【図14】第1液晶表示装置の表示部全てでシンボル画像の停止表示されたときに入賞となるシンボル画像の停止表示を示す説明図である。
【図15】第1液晶表示装置の表示部でシンボル画像の停止表示を行った場合にハズレとなるシンボル画像の停止表示を示す説明図である。
【図16】第1液晶表示装置の表示部でシンボル画像の停止表示を行った後に、第2液晶表示装置によるシンボル画像の流動表示を行う場合の説明図である。
【図17】第2液晶表示装置によるシンボル画像の流動表示及び停止表示を行ったときに入賞となるシンボル画像の停止表示を示す説明図である。
【図18】第2液晶表示装置によるシンボル画像の流動表示及び停止表示を行ったときにハズレとなるシンボル画像の停止表示を示す説明図である。
【図19】第1液晶表示装置の表示部でシンボル画像の停止表示を行った後に、第2液晶表示装置によるシンボル画像の流動表示を行う場合の説明図である。
【図20】第2液晶表示装置によるシンボル画像の流動表示及び停止表示を行った場合に、ハズレとなるシンボル画像の停止表示を示す説明図である。
【図21】停止表示した第2液晶表示装置を移動させたときに、入賞となる場合を示す説明図である。
【図22】第2液晶表示装置によるシンボル画像の流動表示及び停止表示を行ったときに、ハズレとなる場合を示す説明図である。
【図23】停止表示した第2液晶表示装置を移動させた場合に、ハズレとなる場合を示す説明図である。
【図24】2個の第2液晶表示装置によるシンボル画像の流動表示を行う場合を示す説明図である。
【図25】2個の第2液晶表示装置によるシンボル画像の停止表示を行ったときにハズレとなるシンボル画像の停止表示を示す説明図である。
【図26】流動表示及び停止表示を行った第2液晶表示装置を移動させた場合に、入賞となる場合を示す説明図である。
【図27】2個の第2液晶表示装置によるシンボル画像の停止表示を行ったときにハズレとなるシンボル画像の停止表示を示す説明図である。
【図28】流動表示及び停止表示を行った第2液晶表示装置を移動させた場合に、入賞となる場合を示す説明図である。
【図29】1つの表示装置で第1表示面と第2表示面とを設けた場合の説明図である。
【図30】パチンコ機の場合の実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
2 スロットマシン
3 表示窓
15 第1液晶表示装置
16a、16b、16c、16d 第2液晶表示装置
17a〜17t 入賞ライン
20 移動機構
21 キャリア
22 駆動部
50 CPU
51 ROM
52 RAM
56 乱数発生部
57 第1停止シンボル決定部
58 流動表示決定部
61 第2停止シンボル決定部
62 移動表示決定部

Claims (7)

  1. 複数のシンボルによるシンボルの流動表示を行った後に、前記シンボルを正方形又は長方形のマトリクス状に停止表示させる第1のシンボル表示面と、前記第1のシンボル表示面の周縁に位置し、少なくとも1つのシンボルの停止表示を行う第2のシンボル表示面とを有するシンボル表示手段と、
    前記第2のシンボル表示面を前記第1のシンボル表示面の周縁に沿って移動させるシンボル表示面移動手段とを備え、
    シンボルの停止表示の際に入賞の有無の判定に用いられる入賞ラインを、前記第1のシンボル表示面に停止表示されたシンボルのうち、直線状に並んだ所定数のシンボルを組み合わせた入賞ラインの他に、前記シンボル表示面移動手段により第2のシンボル表示面が移動したか否かに関係なく、第2のシンボル表示面に停止表示されたシンボルと、前記第1のシンボル表示面に停止表示されるシンボルとが直線状に並んだ所定数のシンボルを組み合わせた入賞ラインから構成したことを特徴とする遊技機。
  2. 前記シンボル表示面移動手段は、前記第2のシンボル表示面を少なくとも上下方向又は左右方向の少なくともいずれか一方向に移動させることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記第2のシンボル表示面を、前記第1のシンボル表示面の周縁に複数個配置するとともに、これら複数個の第2のシンボル表示面のいずれか1つを、前記シンボル表示面移動手段を用いて前記第1のシンボル表示面の周縁に沿って移動させることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 前記第1のシンボル表示面は、少なくとも液晶パネル又は機械式リールのいずれかによってシンボルを表示することを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の遊技機。
  5. 前記第2のシンボル表示面は、少なくとも液晶パネル又は機械式リールのいずれかによってシンボルを表示することを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の遊技機。
  6. 前記シンボル表示面移動手段を、前記液晶パネル又は機械式リールを保持する保持部材と、この保持部材を所定方向に移動させるための駆動機構とから構成することを特徴とする請求項4又は5記載の遊技機。
  7. 前記駆動機構を、駆動用モータと、この駆動用モータの駆動軸に取り付けられた駆動側プーリと、駆動用モータが一端に取り付けられた固定部材の他端側に組み付けられた従動プーリと、これらプーリに巻き付けられるベルトから構成し、前記保持部材は前記ベルトに取り付けられることを特徴とする請求項6記載の遊技機。
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