JP2004222580A - 薬液散布用ノズル装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】支持棹等の構成部材の取り付け・取り外し、位置変更、傾斜角度の変更等を簡単容易に行うことができ、土壌の状態や使用薬液の種類等の様々な状況に応じて迅速かつ柔軟に対応することができるようにされた薬液散布用ノズル装置を提供する。
【解決手段】所定数のノズル(32)が並設された左右方向に伸びる支持棹(35)と、横梁部材(5)等に取付具(40)を介して左右方向及び前後方向の位置並びに上下方向の傾斜角度を調節可能に取り付けられた腕部材(37)と、該腕部材(37)に前記支持棹(35)を着脱可能に保持するための挟持機構(50)と、を備え、該挟持機構(50)は、前記支持棹(35)が乗せられる側面視溝形ないしU字状の受け部(52)と、該受け部(52)と協働して前記支持棹(35)を挟持するフック部(54)と、該フック部(54)を挟持方向に付勢する付勢部材(56)と、を有する。
【選択図】 図2
【解決手段】所定数のノズル(32)が並設された左右方向に伸びる支持棹(35)と、横梁部材(5)等に取付具(40)を介して左右方向及び前後方向の位置並びに上下方向の傾斜角度を調節可能に取り付けられた腕部材(37)と、該腕部材(37)に前記支持棹(35)を着脱可能に保持するための挟持機構(50)と、を備え、該挟持機構(50)は、前記支持棹(35)が乗せられる側面視溝形ないしU字状の受け部(52)と、該受け部(52)と協働して前記支持棹(35)を挟持するフック部(54)と、該フック部(54)を挟持方向に付勢する付勢部材(56)と、を有する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、耕耘機等に配備するのに好適な薬液散布用ノズル装置に係り、特に、所定数のノズルが並設された支持棹(ノズル管)の取り付け形態を改善した薬液散布用ノズル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、耕耘機に薬液散布用ノズル装置を設け、薬液が散布された直後の土壌を前記耕耘機(のロータリ爪)で掘り返して前記薬液を土壌に拡散混和することが行われている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
前記薬液散布用ノズル装置としては、例えば、前記耕耘機におけるロータリ爪の左右に配設された一対の側板間を橋絡する横梁部材に、左右一対の腕部材を前方に突出させた状態で取り付け、この腕部材の前端部に、多数のノズルが並設された支持棹(ノズル管)を固定保持させたものが知られている(例えば、特許文献3参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−135046号公報(第1〜5頁、図1〜図7)
【特許文献2】
実開平1−134465号公報(第1頁、図1〜図3)
【特許文献3】
特開2002−65005号公報(第1〜7頁、図1〜図4)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来の薬液散布用ノズル装置においては、前記支持棹(ノズル管)等は、ねじ部材等で完全に固定されるため、当該装置を前記耕耘機等に一旦組み付けた後においては、前記支持棹の位置や前記腕部材及び前記ノズルの傾斜角度(対地角度)等を変更するのに多大な手間がかかり、土壌の状態や使用薬液の種類等の様々な状況に応じて迅速かつ柔軟に対応することができないという問題があった。
【0006】
また、前記支持棹は、前記耕耘機をトラクタの後方にセッティングする際のトラブル(干渉等)を避けるため、必要に応じて容易に取り付け・取り外しできるようになすことが望まれるが、従来の薬液散布用ノズル装置では、取り付け・取り外しが容易には行えなかった。
【0007】
本発明は、前記した如くの問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、支持棹等の構成部材の取り付け・取り外し、位置変更、傾斜角度の変更等を簡単容易に行うことができ、土壌の状態や使用薬液の種類等の様々な状況に応じて迅速かつ柔軟に対応することができるようにされた薬液散布用ノズル装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成すべく、本発明に係る薬液散布用ノズル装置は、基本的には、所定数のノズルが並設された左右方向に伸びる支持棹と、固定側部材に取付具を介して前後方向の位置並びに上下方向の位置を調節可能に取り付けられた腕部材と、該腕部材に前記支持棹を着脱可能に保持するための挟持機構と、を備える。
【0009】
そして、前記挟持機構は、前記支持棹が乗せられる側面視溝形ないしU字状の受け部と、該受け部と協働して前記支持棹を挟持するフック部と、該フック部を挟持方向に付勢する付勢部材と、を有していることを特徴としている。
【0010】
より好ましい態様では、前記挟持機構の前記フック部は、上下方向に揺動可能でかつ前記支持棹に直交する方向に移動可能とされ、前記支持棹は、前記受け部と前記フック部とで、回動可能に保持されるとともに、任意の回動位置にて挟圧固定される。
【0011】
前記取付具は、好ましくは、前記固定側部材に締緩可能に取り付けられる緊締バンド部と、該緊締バンド部に固着され、前記腕部材が挿通せしめられる嵌挿穴が形成されるとともに、前記腕部材を任意の位置で固定保持するための固定ねじ部材が螺合せしめられた腕保持部材と、からなる。
他の好ましい態様では、前記支持棹の位置決めを行うための位置決め部材が設けられる。
【0012】
より具体的な好ましい態様では、耕耘機におけるロータリ爪の左右に配設された一対の側板間を橋絡する横梁部材に、左右一対の前記腕部材が取付具を介して前方に突出せしめられた状態で取り付けられ、前記左右一対の腕部材の前端部にそれぞれ前記挟持機構が設けられる。
【0013】
前記の如くの構成された本発明に係る薬液散布用ノズル装置の好ましい態様においては、ノズル管等の支持棹を腕部材から取り外すには、前記腕部材に設けられた挟持機構のフック部を付勢部材の付勢力に抗して反挟持方向に引っ張って受け部から離れる方向に回す等すればよく、また、前記支持棹を前記腕部材に取り付けるには、前記受け部に前記支持棹を乗せて前記フック部を前記支持棹に引っ掛けるようにして挟持すればよい。
【0014】
したがって、前記支持棹の取り付け・取り外しは、工具等が不要となり、極めて容易に行える。しかも、前記支持棹は、挟持機構により弾性的に挟圧されて固定保持されるので、前記支持棹に振動衝撃等の外力が加えられても簡単には外れないという利点も得られる。さらに、前記位置決め部材が設けられているので、挟持状態において前記支持棹を回動させることができるとともに、任意の回動位置(姿勢)にて挟圧固定でき、ノズルの傾斜角度(対地角度)を容易に変更することも可能となる。また、前記支持棹(ノズル)の左右方向の位置決めも容易に行える。
【0015】
また、前記腕部材は、固定側部材に取付具を介して前後方向の位置並びに上下方向の位置を調節可能に取り付けられるので、ノズルの左右方向及び前後方向の位置、並びに、前記腕部材の上下方向位置、言い換えれば、前記ノズルの地面からの高さ位置等も容易に変更することができる。
【0016】
このように、本発明に係る薬液散布用ノズル装置は、支持棹等の構成部材の取り付け・取り外し、位置変更、傾斜角度の変更等を簡単容易に行うことができ、土壌の状態や使用薬液の種類等の様々な状況に応じて迅速かつ柔軟に対応することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明に係る薬液散布用ノズル装置の一実施形態を備えた耕耘機の一例を示す左側面図である。図示実施形態の耕耘機1は、図示していない農業用トラクター後端の支持部に、連結機構7を介して上下動自在に連結された耕耘部2と、該耕耘部2による耕耘深さを可変とすべく、該耕耘部2と前記連結機構7との間に配在されて前記耕耘部2を地面Gから任意の高さ位置にて支承し得るようにされた左右一対のゲージホイール9、9と、を備える。
【0018】
前記耕耘部2は、ロータリ爪3と、該ロータリ爪3の左右に配在された左右一対の側板4、4と、該左右一対の側板4、4を連結する円筒管からなる横梁部材5等で構成されている。
【0019】
また、前記耕耘部2上には、前記横梁部材5に固着された左右一対の縦支持板部材17、17、及び箱形保持部材18からなる清水タンク保持部15が設けられ、この清水タンク保持部15の前記箱形保持部材18上に、直方体状の清水タンク20が搭載保持されている。
【0020】
前記清水タンク保持部15の左面側(図1の手前側)には、薬液タンク保持部22が設けられ、この薬液タンク保持部22に、薬液タンク25が若干後方に傾斜せしめられた姿勢で着脱可能に搭載保持されている。
【0021】
前記耕耘部2と前記清水タンク20及び前記薬液タンク25との間には、前記薬液タンク25内の薬液Kを前記清水タンク20内の清水Wにより希釈して、本実施形態の薬液散布用ノズル装置30に供給する、ポンプ82等を備えた薬液希釈供給機構80が配在されている。
【0022】
本実施形態の薬液散布用ノズル装置30は、図1に加えて図2、図3を参照すればよくわかるように、所定数のノズル32が並設された左右方向(Y)に伸びる支持棹としての円筒管からなるノズル管35と、固定側部材である前記横梁部材5の左右端近傍に取付具40を介して左右方向Y及び前後方向Xの位置並びに上下方向Pの傾斜角度(高さ)を調節可能に取り付けられた、円筒管からなる左右一対の腕部材37、37と、該腕部材37、37に前記ノズル管35を着脱可能に保持するための挟持機構50、50と、を備える。
【0023】
前記ノズル管35は、左右両端が塞がれており、その中央部に前記薬液稀釈供給機構80から図示されていないフレキシブルパイプを介して供給される稀釈薬液K’を前記各ノズル32に分配するようになっている。また、前記ノズル管35の左右両端近くの所定位置、つまり、前記挟持機構50の後述する受け部52に近接する位置には、前記ノズル管35の位置決めを行うための位置決め部材38、38が外嵌固定されている。
なお、位置決め部材38、38には、前記ノズル管35の上側面に沿って前記受け部52の中まで伸びる回り止め舌片38aが一体に形成されている。
【0024】
前記取付具40は、前記横梁部材5に締緩可能に取り付けられる上下一対の断面半円形の鍔付きバンド41A、41B及び該両バンド41A、41Bを互いに緊締連結する、ボルト・ナット部材43、43からなる緊締バンド部41と、該緊締バンド部41に溶接等で接合固定された腕保持部材45と、を備える。該腕保持部材45には、前記腕部材37が挿通せしめられる嵌挿穴46が形成されるとともに、前記腕部材37を任意の位置で固定保持するためのすり割り付き止めねじからなる固定ねじ部材48が螺合せしめられる雌ねじ部47が形成されており、前記固定ねじ部材48にはロックナット49が螺合せしめられている。
【0025】
したがって、前記腕部材37(及び前記支持棹35)は、前記取付具40の前記ボルト・ナット部材43を緩めることで、左右方向Yの位置及び上下方向Pの前記横梁部材5の軸線Oを中心とする傾斜角度を変更することができるとともに、前記固定ねじ部材48を緩めることで長手方向X(前後方向)の位置、言い換えれば、前方Fへの突出長を変更することができる。
【0026】
一方、前記挟持機構50は、図4、図5を参照すればよくわかるように、前記ノズル管35が乗せられる側面視溝形ないしU字状の前記受け部52と、該受け部52と協働して前記ノズル管35を挟持するフック部54と、該フック部54を後方R(挟持方向)に付勢する付勢部材としての引っ張りコイルばね56と、を有している。
【0027】
前記受け部52は、前方斜め上(管抜き方向Q)に向けて口を開いた姿勢で、前記腕部材37の前端部37a上面にボルト61、61で固定されたステー62の先端部に溶接等により接合されている。前記フック部54は、前記腕部材37の前端部37a側面に横向きに突設されたボルト53に外嵌固定された支軸55に、上下方向Pに揺動可能でかつ前記ノズル管35に直交する方向Xに移動可能に支持されている。
【0028】
より詳しくは、前記支軸55の前記フック部54側の端部には、面取り切欠部55aが形成され、前記支軸55における前記フック部54より外側には、座金67が外嵌されるとともに、抜け止め用のナット68が螺合せしめられている。前記フック部54の基端側には、上下方向Pの揺動並びに前記ノズル管35に直交する方向Xの移動を許容するガイド穴58が形成されている。このガイド穴58は、後端側の前記支軸55の直径と略等しい直径の円形状部58aと、前端側の前記面取り切欠部55aが嵌合せしめられる切欠円形状部58bとが連設された形状とされている。
【0029】
かかる構成とされた本実施形態の薬液散布用ノズル装置30においては、前記ノズル管35を前記腕部材37から取り外すには、まず、図4(C)に示される如くの、前記支軸55の前記面取り切欠部55aに前記ガイド穴58の前記切欠円形状部58bが嵌合せしめられている挟圧保持状態から、前記挟持機構50の前記フック部54を引っ張りコイルばね56の引っ張り力に抗して反挟持方向、つまり、前記腕部材35に沿って前方Fに引っ張る。これにより、図4(B)に示される如くに、前記フック部54が前方Fに移動して、その引っ掛け端部54aが前記ノズル管35より前方Fに引き出されるとともに、前記ガイド穴58の前記円形状部58aが前記支軸55の前記面取り切欠部55aの位置に来る。次いで、図4(A)に示される如くに、前記フック部54を上向きに揺動させると、前記引っ掛け端部54aが前記受け部52より後方に位置せしめられ、前記受け部52の上面開口が完全に開かれるので、前記ノズル管35を管抜き方向Qに引き出すことができる。
【0030】
また、前記ノズル管35を前記腕部材37に取り付けるには、図4(A)に示される如くに、前記フック部54を上方に揺動させた状態で、前記受け部52に前記ノズル管35を乗せて、図4(B)、(C)に示される如くに、前記フック部54を倒し、前記引っ張りコイルばね56で後方Rへ引っ張らせて前記ノズル管35に引っ掛けるようにして挟持すればよい。
【0031】
したがって、前記ノズル管35の取り付け・取り外しは、工具等が不要となり、極めて容易に行える。しかも、前記ノズル管35は、前記挟持機構50(の引っ張りコイルばね56)により弾性的に挟圧されて固定保持されるので、前記ノズル管35に振動衝撃等の外力が加えられても簡単には外れないという利点も得られ、さらに、挟持状態において、前記位置決め部材38の固着を緩めて、前記回り止め舌片38aを前記受け部52に係合せしめたまま前記ノズル管35を前後方向Sに回動させることにより、任意の回動位置(姿勢)にて挟圧固定できるので、前記ノズル32の傾斜角度(対地角度)を容易に変更することも可能となる。
【0032】
また、前記位置決め部材38、38の左右方向Yの固着位置を変更することにより、前記ノズル管35(前記ノズル32)の左右方向Yの位置決めも容易に行える。
【0033】
また、前記腕部材37は、前記横梁部材5に前記取付具40を介して左右方向Y及び前後方向Xの位置並びに上下方向Pの傾斜角度を調節可能に取り付けられるので、前記ノズル32の左右方向Y及び前後方向Xの位置、並びに、前記腕部材37の傾斜角度、言い換えれば、前記ノズル32の地面Gからの高さ位置H等も容易に変更することができる。
【0034】
このように、本実施形態の薬液散布用ノズル装置30は、ノズル管35等の構成部材の取り付け・取り外し、位置変更、傾斜角度の変更等を簡単容易に行うことができ、土壌の状態や使用薬液の種類等の様々な状況に応じて迅速かつ柔軟に対応することができる。
【0035】
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の精神を逸脱しない範囲で、設計において、種々の変更ができるものである。
例えば、前記フック部54のばね係止部54aや前記支軸55の位置等を適宜に設定してオーバーデッドセンター式位置保持構成として、手放しでも図4(A)の状態が維持できる様にせしめれば、作業が一層容易となり、好適である。
【0036】
【発明の効果】
以上の説明から理解されるように、本発明の薬液散布用ノズル装置は、支持棹等の構成部材の取り付け・取り外し、位置変更、傾斜角度の変更等を簡単容易に行うことができ、土壌の状態や使用薬液の種類等の様々な状況に応じて迅速かつ柔軟に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薬液散布用ノズル装置の一実施形態を備えた耕耘機の一例を示す左側面図。
【図2】図1に示される薬液散布用ノズル装置の要部拡大左側面図。
【図3】図1に示される薬液散布用ノズル装置の概略平面図。
【図4】(A)〜(C)は、図1に示される薬液散布用ノズル装置における挟持機構の構成及び支持棹(ノズル管)の取り付け・取り外し操作の説明に供される図。
【図5】図4(C)のV矢視図。
【符号の説明】
1 耕耘機
3 ロータリ爪
4 側板
5 横梁部材(固定側部材)
30 薬液散布用ノズル装置
32 ノズル
35 ノズル管(支持棹)
37 腕部材
38 位置決め部材
40 取付具
41 緊締バンド部
45 腕保持部材
46 嵌挿穴
48 固定ねじ部材
50 挟持機構
52 受け部
54 フック部
56 引っ張りコイルばね(付勢部材)
X 前後方向
Y 左右方向
P 上下方向
【発明の属する技術分野】
本発明は、耕耘機等に配備するのに好適な薬液散布用ノズル装置に係り、特に、所定数のノズルが並設された支持棹(ノズル管)の取り付け形態を改善した薬液散布用ノズル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、耕耘機に薬液散布用ノズル装置を設け、薬液が散布された直後の土壌を前記耕耘機(のロータリ爪)で掘り返して前記薬液を土壌に拡散混和することが行われている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
前記薬液散布用ノズル装置としては、例えば、前記耕耘機におけるロータリ爪の左右に配設された一対の側板間を橋絡する横梁部材に、左右一対の腕部材を前方に突出させた状態で取り付け、この腕部材の前端部に、多数のノズルが並設された支持棹(ノズル管)を固定保持させたものが知られている(例えば、特許文献3参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−135046号公報(第1〜5頁、図1〜図7)
【特許文献2】
実開平1−134465号公報(第1頁、図1〜図3)
【特許文献3】
特開2002−65005号公報(第1〜7頁、図1〜図4)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来の薬液散布用ノズル装置においては、前記支持棹(ノズル管)等は、ねじ部材等で完全に固定されるため、当該装置を前記耕耘機等に一旦組み付けた後においては、前記支持棹の位置や前記腕部材及び前記ノズルの傾斜角度(対地角度)等を変更するのに多大な手間がかかり、土壌の状態や使用薬液の種類等の様々な状況に応じて迅速かつ柔軟に対応することができないという問題があった。
【0006】
また、前記支持棹は、前記耕耘機をトラクタの後方にセッティングする際のトラブル(干渉等)を避けるため、必要に応じて容易に取り付け・取り外しできるようになすことが望まれるが、従来の薬液散布用ノズル装置では、取り付け・取り外しが容易には行えなかった。
【0007】
本発明は、前記した如くの問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、支持棹等の構成部材の取り付け・取り外し、位置変更、傾斜角度の変更等を簡単容易に行うことができ、土壌の状態や使用薬液の種類等の様々な状況に応じて迅速かつ柔軟に対応することができるようにされた薬液散布用ノズル装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成すべく、本発明に係る薬液散布用ノズル装置は、基本的には、所定数のノズルが並設された左右方向に伸びる支持棹と、固定側部材に取付具を介して前後方向の位置並びに上下方向の位置を調節可能に取り付けられた腕部材と、該腕部材に前記支持棹を着脱可能に保持するための挟持機構と、を備える。
【0009】
そして、前記挟持機構は、前記支持棹が乗せられる側面視溝形ないしU字状の受け部と、該受け部と協働して前記支持棹を挟持するフック部と、該フック部を挟持方向に付勢する付勢部材と、を有していることを特徴としている。
【0010】
より好ましい態様では、前記挟持機構の前記フック部は、上下方向に揺動可能でかつ前記支持棹に直交する方向に移動可能とされ、前記支持棹は、前記受け部と前記フック部とで、回動可能に保持されるとともに、任意の回動位置にて挟圧固定される。
【0011】
前記取付具は、好ましくは、前記固定側部材に締緩可能に取り付けられる緊締バンド部と、該緊締バンド部に固着され、前記腕部材が挿通せしめられる嵌挿穴が形成されるとともに、前記腕部材を任意の位置で固定保持するための固定ねじ部材が螺合せしめられた腕保持部材と、からなる。
他の好ましい態様では、前記支持棹の位置決めを行うための位置決め部材が設けられる。
【0012】
より具体的な好ましい態様では、耕耘機におけるロータリ爪の左右に配設された一対の側板間を橋絡する横梁部材に、左右一対の前記腕部材が取付具を介して前方に突出せしめられた状態で取り付けられ、前記左右一対の腕部材の前端部にそれぞれ前記挟持機構が設けられる。
【0013】
前記の如くの構成された本発明に係る薬液散布用ノズル装置の好ましい態様においては、ノズル管等の支持棹を腕部材から取り外すには、前記腕部材に設けられた挟持機構のフック部を付勢部材の付勢力に抗して反挟持方向に引っ張って受け部から離れる方向に回す等すればよく、また、前記支持棹を前記腕部材に取り付けるには、前記受け部に前記支持棹を乗せて前記フック部を前記支持棹に引っ掛けるようにして挟持すればよい。
【0014】
したがって、前記支持棹の取り付け・取り外しは、工具等が不要となり、極めて容易に行える。しかも、前記支持棹は、挟持機構により弾性的に挟圧されて固定保持されるので、前記支持棹に振動衝撃等の外力が加えられても簡単には外れないという利点も得られる。さらに、前記位置決め部材が設けられているので、挟持状態において前記支持棹を回動させることができるとともに、任意の回動位置(姿勢)にて挟圧固定でき、ノズルの傾斜角度(対地角度)を容易に変更することも可能となる。また、前記支持棹(ノズル)の左右方向の位置決めも容易に行える。
【0015】
また、前記腕部材は、固定側部材に取付具を介して前後方向の位置並びに上下方向の位置を調節可能に取り付けられるので、ノズルの左右方向及び前後方向の位置、並びに、前記腕部材の上下方向位置、言い換えれば、前記ノズルの地面からの高さ位置等も容易に変更することができる。
【0016】
このように、本発明に係る薬液散布用ノズル装置は、支持棹等の構成部材の取り付け・取り外し、位置変更、傾斜角度の変更等を簡単容易に行うことができ、土壌の状態や使用薬液の種類等の様々な状況に応じて迅速かつ柔軟に対応することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明に係る薬液散布用ノズル装置の一実施形態を備えた耕耘機の一例を示す左側面図である。図示実施形態の耕耘機1は、図示していない農業用トラクター後端の支持部に、連結機構7を介して上下動自在に連結された耕耘部2と、該耕耘部2による耕耘深さを可変とすべく、該耕耘部2と前記連結機構7との間に配在されて前記耕耘部2を地面Gから任意の高さ位置にて支承し得るようにされた左右一対のゲージホイール9、9と、を備える。
【0018】
前記耕耘部2は、ロータリ爪3と、該ロータリ爪3の左右に配在された左右一対の側板4、4と、該左右一対の側板4、4を連結する円筒管からなる横梁部材5等で構成されている。
【0019】
また、前記耕耘部2上には、前記横梁部材5に固着された左右一対の縦支持板部材17、17、及び箱形保持部材18からなる清水タンク保持部15が設けられ、この清水タンク保持部15の前記箱形保持部材18上に、直方体状の清水タンク20が搭載保持されている。
【0020】
前記清水タンク保持部15の左面側(図1の手前側)には、薬液タンク保持部22が設けられ、この薬液タンク保持部22に、薬液タンク25が若干後方に傾斜せしめられた姿勢で着脱可能に搭載保持されている。
【0021】
前記耕耘部2と前記清水タンク20及び前記薬液タンク25との間には、前記薬液タンク25内の薬液Kを前記清水タンク20内の清水Wにより希釈して、本実施形態の薬液散布用ノズル装置30に供給する、ポンプ82等を備えた薬液希釈供給機構80が配在されている。
【0022】
本実施形態の薬液散布用ノズル装置30は、図1に加えて図2、図3を参照すればよくわかるように、所定数のノズル32が並設された左右方向(Y)に伸びる支持棹としての円筒管からなるノズル管35と、固定側部材である前記横梁部材5の左右端近傍に取付具40を介して左右方向Y及び前後方向Xの位置並びに上下方向Pの傾斜角度(高さ)を調節可能に取り付けられた、円筒管からなる左右一対の腕部材37、37と、該腕部材37、37に前記ノズル管35を着脱可能に保持するための挟持機構50、50と、を備える。
【0023】
前記ノズル管35は、左右両端が塞がれており、その中央部に前記薬液稀釈供給機構80から図示されていないフレキシブルパイプを介して供給される稀釈薬液K’を前記各ノズル32に分配するようになっている。また、前記ノズル管35の左右両端近くの所定位置、つまり、前記挟持機構50の後述する受け部52に近接する位置には、前記ノズル管35の位置決めを行うための位置決め部材38、38が外嵌固定されている。
なお、位置決め部材38、38には、前記ノズル管35の上側面に沿って前記受け部52の中まで伸びる回り止め舌片38aが一体に形成されている。
【0024】
前記取付具40は、前記横梁部材5に締緩可能に取り付けられる上下一対の断面半円形の鍔付きバンド41A、41B及び該両バンド41A、41Bを互いに緊締連結する、ボルト・ナット部材43、43からなる緊締バンド部41と、該緊締バンド部41に溶接等で接合固定された腕保持部材45と、を備える。該腕保持部材45には、前記腕部材37が挿通せしめられる嵌挿穴46が形成されるとともに、前記腕部材37を任意の位置で固定保持するためのすり割り付き止めねじからなる固定ねじ部材48が螺合せしめられる雌ねじ部47が形成されており、前記固定ねじ部材48にはロックナット49が螺合せしめられている。
【0025】
したがって、前記腕部材37(及び前記支持棹35)は、前記取付具40の前記ボルト・ナット部材43を緩めることで、左右方向Yの位置及び上下方向Pの前記横梁部材5の軸線Oを中心とする傾斜角度を変更することができるとともに、前記固定ねじ部材48を緩めることで長手方向X(前後方向)の位置、言い換えれば、前方Fへの突出長を変更することができる。
【0026】
一方、前記挟持機構50は、図4、図5を参照すればよくわかるように、前記ノズル管35が乗せられる側面視溝形ないしU字状の前記受け部52と、該受け部52と協働して前記ノズル管35を挟持するフック部54と、該フック部54を後方R(挟持方向)に付勢する付勢部材としての引っ張りコイルばね56と、を有している。
【0027】
前記受け部52は、前方斜め上(管抜き方向Q)に向けて口を開いた姿勢で、前記腕部材37の前端部37a上面にボルト61、61で固定されたステー62の先端部に溶接等により接合されている。前記フック部54は、前記腕部材37の前端部37a側面に横向きに突設されたボルト53に外嵌固定された支軸55に、上下方向Pに揺動可能でかつ前記ノズル管35に直交する方向Xに移動可能に支持されている。
【0028】
より詳しくは、前記支軸55の前記フック部54側の端部には、面取り切欠部55aが形成され、前記支軸55における前記フック部54より外側には、座金67が外嵌されるとともに、抜け止め用のナット68が螺合せしめられている。前記フック部54の基端側には、上下方向Pの揺動並びに前記ノズル管35に直交する方向Xの移動を許容するガイド穴58が形成されている。このガイド穴58は、後端側の前記支軸55の直径と略等しい直径の円形状部58aと、前端側の前記面取り切欠部55aが嵌合せしめられる切欠円形状部58bとが連設された形状とされている。
【0029】
かかる構成とされた本実施形態の薬液散布用ノズル装置30においては、前記ノズル管35を前記腕部材37から取り外すには、まず、図4(C)に示される如くの、前記支軸55の前記面取り切欠部55aに前記ガイド穴58の前記切欠円形状部58bが嵌合せしめられている挟圧保持状態から、前記挟持機構50の前記フック部54を引っ張りコイルばね56の引っ張り力に抗して反挟持方向、つまり、前記腕部材35に沿って前方Fに引っ張る。これにより、図4(B)に示される如くに、前記フック部54が前方Fに移動して、その引っ掛け端部54aが前記ノズル管35より前方Fに引き出されるとともに、前記ガイド穴58の前記円形状部58aが前記支軸55の前記面取り切欠部55aの位置に来る。次いで、図4(A)に示される如くに、前記フック部54を上向きに揺動させると、前記引っ掛け端部54aが前記受け部52より後方に位置せしめられ、前記受け部52の上面開口が完全に開かれるので、前記ノズル管35を管抜き方向Qに引き出すことができる。
【0030】
また、前記ノズル管35を前記腕部材37に取り付けるには、図4(A)に示される如くに、前記フック部54を上方に揺動させた状態で、前記受け部52に前記ノズル管35を乗せて、図4(B)、(C)に示される如くに、前記フック部54を倒し、前記引っ張りコイルばね56で後方Rへ引っ張らせて前記ノズル管35に引っ掛けるようにして挟持すればよい。
【0031】
したがって、前記ノズル管35の取り付け・取り外しは、工具等が不要となり、極めて容易に行える。しかも、前記ノズル管35は、前記挟持機構50(の引っ張りコイルばね56)により弾性的に挟圧されて固定保持されるので、前記ノズル管35に振動衝撃等の外力が加えられても簡単には外れないという利点も得られ、さらに、挟持状態において、前記位置決め部材38の固着を緩めて、前記回り止め舌片38aを前記受け部52に係合せしめたまま前記ノズル管35を前後方向Sに回動させることにより、任意の回動位置(姿勢)にて挟圧固定できるので、前記ノズル32の傾斜角度(対地角度)を容易に変更することも可能となる。
【0032】
また、前記位置決め部材38、38の左右方向Yの固着位置を変更することにより、前記ノズル管35(前記ノズル32)の左右方向Yの位置決めも容易に行える。
【0033】
また、前記腕部材37は、前記横梁部材5に前記取付具40を介して左右方向Y及び前後方向Xの位置並びに上下方向Pの傾斜角度を調節可能に取り付けられるので、前記ノズル32の左右方向Y及び前後方向Xの位置、並びに、前記腕部材37の傾斜角度、言い換えれば、前記ノズル32の地面Gからの高さ位置H等も容易に変更することができる。
【0034】
このように、本実施形態の薬液散布用ノズル装置30は、ノズル管35等の構成部材の取り付け・取り外し、位置変更、傾斜角度の変更等を簡単容易に行うことができ、土壌の状態や使用薬液の種類等の様々な状況に応じて迅速かつ柔軟に対応することができる。
【0035】
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の精神を逸脱しない範囲で、設計において、種々の変更ができるものである。
例えば、前記フック部54のばね係止部54aや前記支軸55の位置等を適宜に設定してオーバーデッドセンター式位置保持構成として、手放しでも図4(A)の状態が維持できる様にせしめれば、作業が一層容易となり、好適である。
【0036】
【発明の効果】
以上の説明から理解されるように、本発明の薬液散布用ノズル装置は、支持棹等の構成部材の取り付け・取り外し、位置変更、傾斜角度の変更等を簡単容易に行うことができ、土壌の状態や使用薬液の種類等の様々な状況に応じて迅速かつ柔軟に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薬液散布用ノズル装置の一実施形態を備えた耕耘機の一例を示す左側面図。
【図2】図1に示される薬液散布用ノズル装置の要部拡大左側面図。
【図3】図1に示される薬液散布用ノズル装置の概略平面図。
【図4】(A)〜(C)は、図1に示される薬液散布用ノズル装置における挟持機構の構成及び支持棹(ノズル管)の取り付け・取り外し操作の説明に供される図。
【図5】図4(C)のV矢視図。
【符号の説明】
1 耕耘機
3 ロータリ爪
4 側板
5 横梁部材(固定側部材)
30 薬液散布用ノズル装置
32 ノズル
35 ノズル管(支持棹)
37 腕部材
38 位置決め部材
40 取付具
41 緊締バンド部
45 腕保持部材
46 嵌挿穴
48 固定ねじ部材
50 挟持機構
52 受け部
54 フック部
56 引っ張りコイルばね(付勢部材)
X 前後方向
Y 左右方向
P 上下方向
Claims (5)
- 所定数のノズル(32)が並設された左右方向に伸びる支持棹(35)と、固定側部材(5)に取付具(40)を介して前後方向(X)の位置並びに上下方向(P)の位置を調節可能に取り付けられた腕部材(37)と、該腕部材(37)に前記支持棹(35)を着脱可能に保持するための挟持機構(50)と、を備え、該挟持機構(50)は、前記支持棹(35)が乗せられる側面視溝形ないしU字状の受け部(52)と、該受け部(52)と協働して前記支持棹(35)を挟持するフック部(54)と、該フック部(54)を挟持方向に付勢する付勢部材(56)と、を有していることを特徴とする薬液散布用ノズル装置。
- 前記挟持機構(50)の前記フック部(54)は、上下方向(P)に揺動可能でかつ前記支持棹(35)に直交する方向(X)に移動可能とされ、前記支持棹(35)は、前記受け部(52)と前記フック部(54)とで、回動可能に保持されるとともに、任意の回動位置にて挟圧固定されることを特徴とする請求項1に記載の薬液散布用ノズル装置。
- 前記取付具(40)は、前記固定側部材(5)に締緩可能に取り付けられる緊締バンド部(41)と、該緊締バンド部(41)に固着され、前記腕部材(37)が挿通せしめられる嵌挿穴(46)が形成されるとともに、前記腕部材(37)を任意の位置で固定保持するための固定ねじ部材(48)が螺合せしめられた腕保持部材(45)と、からなっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の薬液散布用ノズル装置。
- 前記支持棹(35)の位置決めを行うための位置決め部材(38、38)が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の薬液散布用ノズル装置。
- 耕耘機(1)におけるロータリ爪(3)の左右に配設された一対の側板(4、4)間を橋絡する横梁部材(5)に、左右一対の前記腕部材(37、37)が前記取付具(40)を介して前方に突出せしめられた状態で取り付けられ、前記左右一対の腕部材(37、37)の前端部にそれぞれ前記挟持機構(50)が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の薬液散布用ノズル装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003013741A JP2004222580A (ja) | 2003-01-22 | 2003-01-22 | 薬液散布用ノズル装置 |
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JP2004222580A true JP2004222580A (ja) | 2004-08-12 |
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ID=32901992
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015181401A (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-22 | ヤンマー株式会社 | ロータリ耕耘装置 |
JP2016017582A (ja) * | 2014-07-09 | 2016-02-01 | 岩谷産業株式会社 | 吸引装置、吸引方法 |
CN108669047A (zh) * | 2018-05-16 | 2018-10-19 | 西南大学 | 一种多模式双向喷药装置 |
-
2003
- 2003-01-22 JP JP2003013741A patent/JP2004222580A/ja active Pending
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