JP2004221599A - 電磁放射拡散体および電磁放射拡散体を製作するための方法およびリソグラフィーシステム - Google Patents

電磁放射拡散体および電磁放射拡散体を製作するための方法およびリソグラフィーシステム Download PDF

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Abstract

【課題】極紫外線放射に有効に働く電磁放射拡散体。
【解決手段】第1および第2表面を有している基板を備え、該第1の表面は個々の格子ユニットの3次元のプロフィールを備えたストラクチャを有しており、該第1表面に形成されている反射性コーティングを備え、該反射性コーティングは前記ストラクチャに適合している、そういう形式の電磁放射拡散体の反射性コーティングに形成されている吸収性格子を備え、該吸収性格子はスペースを含んでおり、ここで該吸収性格子は電磁放射の第1の部分を吸収し、一方該スペースを通過する電磁放射の第2の部分は前記反射性コーティングによって拡散反射される。
【選択図】図1

Description

本発明は一般に、極短波長のホトリソグラフィーシステムに関し、かつ更に特定すれば、極紫外線(extreme ultraviolet=EUV)ホトリソグラフィーシステムにおける拡散反射する電磁放射に関する。
リソグラフィーは、基板の表面にフィーチャーを生成するために使用されるプロセスである。リソグラフィーはコンピュータチップを製造する技術においてよく知られているプロセスである。コンピュータチップ用に頻繁に使用される基板はシリコンまたは砒化ガリウムのような半導体材料である。リソグラフィーの期間、リソグラフィーツール内のステージ上に配置された半導体ウェハは、露光システムによってウェハの表面に投射されるイメージに露光される。露光システムは典型的には、ウェハ上に回路フィーチャーのイメージを投影するためのレチクル(マスクとも呼ばれる)を含んでいる。
レチクルは普通、半導体ウェハと光源との間に配置されている。レチクルは通例、リソグラフィーツール内のレチクルステージ上に位置しておりかつ典型的には、半導体チップ上に回路をプリントするためのホトマスクとして使用される。光源から出た光は、マスクを通って、それからイメージを縮小する一連のレンズを通って行く。それからこの小さなイメージは半導体ウェハ上に投射される。このプロセスはカメラで使用されるプロセス、つまり光を屈折させて写真フィルムにイメージを形成させるプロセスに類似している。
光は、リソグラフィープロセスにおいて不可欠な役割を演じしている。例えば、マイクロプロセッサの製造において、一層パワーの大きいマイクロプロセッサを製造するための1つのキーとなるのは、ホトリソグラフィープロセスで使用される光の波長を低減することである。波長が一層短くなれば、一層小さなデバイスの製造が可能になる。逆にデバイスが小さくなれば、単一のシリコンウェハ上にエッチングされるトランジスタおよびその他の回路エレメントの数は一層多くなり、一層パワー大で、一層高速なデバイスが製造されることになる。
しかしながら、波長を段々と短くするためにチップ製造業者は数多くの挑戦を強いられてきた。例えば、波長が短くなると、光を集束するためのガラス光学素子に光は一層沢山吸収されることになる。この現象の結果として、シリコンウェハに到達する光は幾らか消失することになり、シリコンウェハに作成される回路パターンの質が悪くなることになる。波長が約11〜14nmの極紫外線領域に近付くと、ガラス材料の吸収率は一層高くなる。この領域のホトリソグラフィー(いわゆる、Extreme Ultraviolet Lithography=EUVL)の場合、ガラスレンズはミラーに置き換えられ、かつ光学系は屈折形よりもむしろ反射形である。
EUV照射ビームの品質を測定するという問題はEUVLアプリケーションにおける永遠の問題である。シャリング・インターフェロメトリーの使用は光学系解析の1つの伝統的な方法である。屈折光学系にシャリング・インターフェロメトリーを使用することはよく知られてる。反射光学系の場合、この種のものをEUVLに使用すると、種々の問題が生じる可能性がある。例えば、波面診断のような所定のアプリケーションにおいて、シャリング・インターフェロメトリーはEUV範囲にある拡散光源を必要とする。伝統的な屈折光拡散体はこの種の短波長では動作しない。だから、EUVLシステムの極短波長で動作する反射形の電磁放射拡散体を構成することが望まれることになる。
本発明の課題は、EUVLシステムの波長のような、極短波長で有効である反射形の電磁放射拡散体を提供することである。
この課題は本発明によれば、請求項1に記載の構成、すなわち電磁放射拡散体であって、該電磁放射拡散体は第1および第2表面を有している基板を備え、該第1の表面は個々の格子ユニットの3次元のプロフィールを備えたストラクチャを有しており、該第1表面上に形成されている反射性コーティングを備え、該反射性コーティングは前記ストラクチャに適合しており、かつ該反射性コーティング上に形成されている吸収性格子を備え、該吸収性格子はスペースを含んでおり、ここで該吸収性格子は電磁放射の第1の部分を吸収し、一方該スペースを通過する電磁放射の第2の部分は前記反射性コーティングによって拡散反射される電磁放射拡散体によって解決される。
本発明の実施例は基板に製造される反射性電磁放射拡散体を有している。拡散体は個々の格子ユニットの3次元のプロフィールを有しているストラクチャを有しており、このストラクチャの上には高度に反射性のコーティングが形成されている。反射性コーティングは実質的にその下の3次元のプロフィールの形をしている。その場合吸収性格子は反射性コーティングの上に形成されている。格子内のスペースは、下方の、個々の格子ユニットの3次元プロフィールのために、入射する電磁放射を拡散することになる。吸収性格子はその上に入射する電磁放射の残りを吸収することになる。その場合格子は、反射性リソグラフィーシステムにおける波面評価および別の光学的な診断のために使用することができる特別なロンキールーリングになる。
電磁放射拡散体を制作するための方法が開示される。基板が用意され、その上に、個々の格子ユニットを有している3次元のプロフィールが製造される。それから反射性コーティングが実質的に自らが載っかっているプロフィールに適合するように3次元のプロフィール上に形成される。吸収性格子がこの反射性コーティング上に形成される。この吸収性格子により、ロンキーテストのように、入射する波面に対して実施されるべき光学的な診断が可能になる。
本発明の特徴および利点を以下の説明において述べるが、これらは説明から明らかになるだろうし、または本発明の実施によって学ぶこともできる。本発明の利点は構成によって実現および獲得されかつ記述される説明および特許請求の範囲並びに添付図面において特別に指摘される。
ここまでの一般的な説明および以下の詳細な説明は例示でありかつ注釈でありかつ請求されている発明の詳しい説明を行うために向けられているものである。
本発明の実施例を説明するために含まれている添付図面はこの明細書に組み入れられかつその一部をなし、本発明の実施例を図示しかつ説明とともに本発明の原理を説明するのに供するものである。全体を通して、同じコンポーネントには同じ参照番号が付され、最初の番号はエレメントが最初に現れる図を表している。次に本発明をこの添付図面に示されている本発明の実施例を参照して詳細に説明する。
図1には、代表的なホトリソグラフィックシステム100の部分が示されている。システム100はシステムテストコンフィギュレーションにおいて示されている。ソース105は照射光学素子110に電磁放射を発生する。例として示すEUV実施例において、照射光学素子は、非常に短いEUV波長のために反射形である。照射光学素子110は電磁放射を、レチクル面120に位置決めされているレチクルステージ(図示されていない)に集束する。レチクルステージ(図示されていない)はリソグラフィーの期間にレチクルを通常通り保持する。レチクル面120にマウントされるレチクルに代わって、ソースモジュール115がマウントされている。このことは初期のシステムセットアップに対して有利である。テストコンフィギュレーションは、リソグラフィーの期間に熱負荷による熱ひずみまたはエレメント運動の結果としてシステムケーパビリティが低減される場合にシステム診断をするのに有利である。
テストコンフィギュレーションにおいて、ソースモジュール115に配置されている、本発明の電磁放射拡散体150はレチクル面120に位置決めされている。投影光学素子130は電磁放射拡散体150から反射された拡散電磁放射を捕捉しかつこの反射をウェハ面135に結像する。投影光学素子130は、中間の瞳面126を備えている入射瞳122および出射瞳124を含んでいることができる。センサモジュール140はウェハ面に配置されている。レチクルが普通は透過性であるディープ紫外線または可視光線のような比較的長い波長で動作するホトリソグラフィックシステムとは異なって、EUVシステムでは電磁放射拡散体150が反射性であることが特筆されるべきである。
本発明の実施例において、吸収性の格子が重畳されている電磁放射拡散体150は特殊なロンキー格子として機能することができる。ロンキーテストは光学系をテストするよく知られている方法である。ロンキーテストにおいて、収差を突き止めるためのテストが行われている光学系の焦点に光ビームが送られる。回折格子(ロンキー格子)焦点の近傍に光軸に対して垂直方向に配置されていて、入射ビームを複数の次数の回折光に分ける。回折された複数の次数の光は、お互いに無関係に伝搬し、かつ瞳中継レンズ(反射系におけるミラー)によって集光される。このレンズはテスト中物体の出射瞳の像を観測面に形成する。テストコンフィギュレーションの実施例において、観測面はウェハ面135のすぐ後ろに位置決めされている。
図2には、本発明の実施例によれば電磁放射拡散体150においてインプリメンテーションすることができるロンキー形状の格子210が示されている。図3AおよびBには、シャリングインターフェロメトリーが光学系100のような光学系に、ロンキーテストを実施するようにインプリメンテーションされているときの所望の結果が示されている。
図2に示されているように、有利な実施例において、ロンキー格子210は3.2μm幅でかつ6.4μm毎に繰り返される(例えば格子周期d=6.4μm)。格子210は、ウェハ面135においてセンサモジュール140に配置されているシャリング格子と共役である。ソースモジュール115上のロンキー形状格子210は投影光学素子130によってウェハ面135における類似のシャリング格子に結像される。図3Aに示されているように、一方の格子の、他方の格子に対する相対的なアライメントのために、波面における誤差の勾配に比例している強度のフリンジを有するインターフェログラム310が生成される。格子の相対的な動きが時間依存の位相ステップド・シャリングインターフェログラムを発生する。この種の動きはレチクルおよびウェハステージの1つまたは両方のコンピュータ制御によって実施することができる。結果生じる干渉パターン310は、図3Bに示されているように、フリンジ視感度関数320を有している。頂上は、フリンジコントラストが最高であるところの領域を表している。例えば、J.C.Wyant,“White Light Extended Source Shearing Interferometer”(Applied Optics, vol.13,no.1, January 1974, pp. 200〜202)が参考になる。回折次数は光線の路長によって突き止められる。例えば、1次の最大値において、それぞれの光線の路長はその隣接する光線の路長からプラスまたはマイナス1波長だけ相異している。3次の最大値において、それぞれの光線の路長はその隣接する光線の路長からプラスまたはマイナス3波長だけ相異している。
波面を測定するために、レチクルステージがウェハステージに対して相対的にずらされるかまたはウェハステージがレチクルステージに対して相対的にずらされて、位相ステッピングを行って、制御される方法で干渉パターン310が変わっていくようにする。その場合センサモジュール140の下方またはセンサモジュール上のCCD検出器(図示されていない)が伝送される放射を受信しかつ測定する。それからソースモジュール115をレチクルステージによって動かし、光路に異なった回折格子を置いて、ソースモジュール格子210の直交配向を用いて波面を測定することができる。このような観測から、光学系をテストする診断を実施することができる。
波面におけるファセットの出現は、EUVLシステムのような極短波長の環境において、反射形照射光学素子の独特な特性のために生じる可能性がある1つの問題である。例えば、波面は入射瞳122でファセットされる可能性がある。使用の光源に依存して、ファセットは「暗い領域に取り囲まれた照射ピークの分配されたアレイ」になることになる。例えば、大きなボリュームのソースの場合、ほぼ等しく大きな暗い空間によって分離されている大きなファセットが生じる傾向がある。ソースボリュームを小さくすると、照射されるファセットの、間にある暗い領域に対する相対的サイズも小さくなる。いずれの場合にも、ファセットは瞳を介して等しく分布している。波面測定学およびシャリングインターフェロメトリーの分野の当業者には、このようなファセットされた波面はシャリングインターフェログラム310に対して不都合に作用することは分かっている。センサモジュール140での光強度は不均一ということになる。このようなファセットは、補正されない場合には、インターフェログラム310に伝搬し、かつフリンジ視感度関数320のSN比(signal-to-noise=SNR)に影響を及ぼすことになる。これはシャリングインターフェロメトリープロセスに対する不都合な効果を発揮することになる。
ファセットされる波面の問題はレチクル面に拡散反射体(拡散体)を使用することによって克服することができる。拡散電磁放射は、それが波面に等しく分配されるように再配向または散乱される放射である。従って、本発明により電磁放射拡散体を用いて光を再配向または拡散することで入射瞳は、たとえ照射系がファセットされた波面を生成していても均質に充填されることになる。入射側の照射系がテスト下の投影光学素子の開口数(numerical number=NA)より低い開口数を有している場合、拡散反射は適正な瞳充填をまだ保証するはずである。その場合効果的にも、本発明は照射源のNAをシャリングインターフェロメーターの要求に整合する。
図4のA)には、本発明の電磁放射拡散体の1実施例の断面図460が示されている。図4のB)は個々の格子ユニット450の上面図470である。個々の格子ユニットの3次元のプロフィールを有しているストラクチャ400が基板410の表面に製造される。個々の格子ユニット450(階段とも称される)は、基板410の零基板面420に関して所定の範囲にわたって変化する高さを有している。1つの実施例において、高さは製造の前にランダムに選択され、それから電子ビームリソグラフィーのようなテクノロジーを使用して基板400に形成される。周知のアルゴリズムを使用して、それぞれの格子ユニット450のランダムな高さプロフィールの数学的に突き止めるまたは計算することができる。頂上および谷プロフィールを形成するランダムに選択された階段高さはランダマイズド・ストラクチャ400によって図示されている。この有利な実施例において説明されているように、ランダマイズド・ストラクチャ400は、3次元格子、またはスクエアのそれぞれが高さまたは深さについてランダムにまたは前以て選択されたアルゴリズムに従って変化するチェッカーボードに似せて作ることができる。基板410上に形成されているこの制御されたストラクチャ400が電磁放射拡散体の基礎を形成している。
有利な実施例において、個々の階段450の高さ範囲は零基板面420から近似的にプラスまたはマイナス25nmである。従って最も低い階段から最も高い階段までの高さの範囲は近似的に50nmである。それぞれ個々の階段450の面積は近似的に100nm×100nmである。図5に示されているように、拡散体プレート500の面積は近似的に400μm×400μmである。有利な実施例の特有のストラクチャはEUVLシステムの短い波長に対して一意的である。比較的長い波長では、実施例のストラクチャは完全に滑らかに現れ、かつ入射電磁放射を拡散しないことになる。
特別重要な2つのパラメータは拡散される電磁放射の波長、および要求される角拡散の量である。これらは、個々の階段450の平均面積、並びにストラクチャの3次元のプロフィールにおけるランダム化された変化を制御する確率分布を決定する。これらのパラメータに依存して、当業者であれば、この明細書が扱っている技術分野で知られた技術を使用して種々異なった3次元格子形状のストラクチャをいくつか設計することができるのである。
格子内に配置された頂上および谷プロフィールを有しているマルチレベルの表面400の製造は種々の方法を介して実現することができる。ストラクチャ400は基板410の上表面(すなわち第1表面)に直接形成することができる。例えば、一連のパターンおよびエッチングステップが行われ、その際階段の高さはエッチング時間によって制御される。このような方法を使用して、N回のパターンおよびエッチングステップを使用して2個のレベルを生成することが可能である。択一選択的に、第1の基板410に1つまたは複数の層を形成することができ、かつストラクチャ400は1つまたは複数の層に形成することができる。良好な相対的なエッチング選択特性を有している2つの材料から成っている多層をまずデポジットすることによって自然のエッチング深度コントロールを行うことができる。デポジットされる多層における層の数は、最終的なストラクチャにおける所望のレベルの数より大きいかそれに等しくすべきであり、かつ個々の層の厚さは所望の階段高さ変化に整合されるべきである。多層の使用を表している製造の1つの方法例はUS.Pat.N0.6392792B1 to Naulleau に開示されている。
有利な製造方法では、マルチレベルプロフィールパターンをホトレジストに直接書き込むことを含んでいる単一のパターン化ステップが使用される。この場合ホトレジストはランダマイズド・ストラクチャ400に対する安定した基板として役に立つ。理想的なレジスト材料は、反射性コーティングからの所望しない散乱を低減するために非常にスムーズである。例えば、水素シルセスキオキサン(hydrogen silsesquiozane=HSQ)ホトレジストは1nm rmsより低い実現可能な粗度を有している。HSQは、Dow Corming, Inc., of Midland, Michigan によって作られている。
ストラクチャ400の3次元のプロフィールの上に、高度な反射性のコーティング430が蒸着またはその他の周知の技術で形成される。このコーティングは、モリブデン/シリコン(MoSi)のようなEUV範囲において電磁放射を反射する材料から形成されていてよい。MoSiは周知のマグネトロンスパッタリング技術を使用してデポジットされてよい。反射性のコーティング430は実質的に、ストラクチャ400の頂上および谷プロフィールの形状に適合しており、つまりストラクチャの上にコーティングが載っている。その場合入射電磁放射はこの表面で拡散放射されることになる。当該技術分野の者には、反射性コーティング430のためにストラクチャ400の3次元のプロフィールはある程度平滑化されることになるのは明らかである。
それから吸収性のコーティング440が反射性コーティング430の一部の上に形成されて光学格子505が形成される。吸収性のコーティング440の厚みに依存して、それは下方の反射性コーティング430の形状に適合することになる。しかし、反射性コーティング430に関連して上に述べた平滑化作用は吸収性格子440にとって関係がない。というのは、図5に示されているように比較的大きなフィーチャーサイズだからである。
図5に示されているように、吸収性のコーティング440は格子、またはストライプ形状パターンの形で適用され、かつ反射性コーティング430の所定の部分上にだけ存在している。格子によってカバーされている、反射性コーティング430の部分は、光学格子505の所望の特性に依存している。図4のA)に示されている断面図460には、吸収性格子505によってカバーされている拡散体の部分が示されている。普通使用されている吸収性の材料はシリコン窒化物で、これはその上に入射する電磁放射の吸収に対して十分な厚さで形成されている。
図5には、吸収性格子440が重ねられている拡散体プレート500のマクロストラクチャが示されている。1つまたは複数の拡散体プレート500をソースモジュール115上にマウントして電磁放射拡散体150を作ることができる。互いに直交配向されている吸収性格子505を備えている2つの別個の拡散体プレート500が示されている。1つの実施例において、吸収性格子505は近似的に3.2μm幅でありかつ近似的にそれぞれ6.4μmで繰り返され、このようにして格子間に3.2μm幅の反射性のスペースが形成される。択一的な実施例において、吸収性格子505は近似的に6.4μmの幅を有しており、近似的にそれぞれ12.8μmで繰り返され、このようにして格子505間に6.4μm幅の反射性のスペースが形成される。当業者には、格子のサイズおよび周期性は実施されるべきテストの特別な要求に依存していることが分かるはずである。例えば、格子のサイズは特別なテストによって要求される光波面分割(shear)の量によって決定することができる。本発明の精神および範囲を超えない範囲で、種々様々なサイズの格子を作ることができる。
吸収性格子505は典型的には、ランダマイズド・ストラクチャ400に対して対角線に配向されておりかつ典型的には拡散体プレート500領域に全体にわたって延在している。図示されているように、吸収性格子505の間に反射性の領域があり、これら領域が、下方に存在しているランダマイズド・ストラクチャ400の頂上および谷プロフィールのために電磁放射を拡散反射する。格子のサイズおよび配向は電磁放射の波長に依存しているのみならず、当業者には明らかであるように、シャリングインターフェロメトリーに使用される別のパラメータにも依存している。
ここまで説明してきたことの最終的な結果は、EUV波長で作用する、巧みに設計された(engineered)反射性電磁放射拡散体150である。拡散体プレート500の上に吸収性格子505が置かれており、これがEUVLのような、極短波長のリソグラフィックシステムの光学的な解析に使用される特有のロンキー・ルーリングとして動作する。図1に戻って、ソース105からの電磁放射はソースモジュール115に対して設けられている。ソースモジュール115が、1つまたは複数の拡散体プレート500を含んでいる電磁放射拡散体150を有している。電磁放射は照射光学素子130に向かって拡散反射され、かつ吸収性格子505の像は、ファセットなしに、例えばシャリングインターフェロメトリーを使用する波面解析のためにセンサモジュール140に出現することになる。従って所望のインターフェログラム310を種々様々な光学的な診断のために使用することができる。
択一的な実施例において、吸収性格子505を省略してもよい。この実施例において、反射性コーティング430を備えたストラクチャ400の格子形状の頂上および谷プロフィールは、EUV光の拡散ソースが必要とされるところに使用されることになる電磁放射拡散体として動作するのである。
図6には、本発明の電磁放射拡散体プレート500を作成する方法が示されている(ステップ610〜630)。拡散体プレート500は基板の上に形成される。典型的には、この基板はシリコンまたはガリウム窒化物のような半導体材料である。
ステップ610において、個々の格子ユニットを有している3次元ストラクチャが基板上に製造される。上述したように、マルチレベルの表面は当業者にはよく知られている種々様々な手段によって実現することができる。例えば、多層基板上での一意連のパターンおよびエッチングステップを使用してもいいし、ホトレジストの単一層にマルチレベルのプロフィールを直接書き込むこともできる。1つの実施例において、個別の格子ユニットの高さは約50nmの前以て決められている範囲にわたってランダムに選択される。ランダムな高さ選択に対する特別なアルゴリズムは拡散反射されるべき放射の波長に依存している。波長が短くなれば成る程、個々の格子ユニットの高さに対して使用することができる範囲は短くなる。EUV放射が拡散される有利な実施例において、個々の格子ユニットの高さに対して前以て決められている範囲は50nmである。関連分野の技術者には、上で説明してきた判断基準に合致するアルゴリズムを生成することはできるはずである。
ステップ620において、個々の格子ユニットの3次元のプロフィールにわたって反射性コーティングが形成される。反射性コーティングは実質的に、上に該コーティングが施されている個々の格子ユニットの3次元のプロフィールの形状に適合している。EUV放射に対して、反射性コーティングはモリブデンシリコン(MoSi)であってよい。MoSiは、マグネトロンスパッタリングのような周知の技術を使用して頂上および谷プロフィール上にデポジットされる。
最終的に、ステップ63において、吸収性格子が、反射性コーティング上に、有利には3次元の格子の対角線に沿って形成される。吸収性格子の次元は、実施されるべき光学的な診断の特別な要求に従って変わってくる可能性がある。EUVシャリングインターフェロメトリーの有利な実施例において、格子の吸収部分は近似的に3.2μm幅でありかつ近似的に6.4μmずつ繰り返される。シリコン窒化物は吸収性のコーティングに対する一般的な材料である。
上の説明は専ら、反射性光学エレメントが典型的には使用されるEUVリソグラフィーシステムに基づいて行われたが、反射性エレメントに代わって使用される適当な透過/屈折性コンポーネントを有しているリソグラフィーシステムで使用される別の波長に対しても同じように使用可能であることは勿論である。
添付の各請求項に定義されている本発明の精神および範囲を逸脱しない限りには、ここに示された形態および詳細に種々の変化を加えることができるのは勿論である。すなわち、本発明の幅および範囲は上に説明した実施例のいずれにも制限されるものではなく、特許請求範囲に記載の事項およびそれに等価なものによってのみ定められるべきものである。
本発明の実施例による拡散体を有しているホトリソグラフィックシステムの部分の概略図 ロンキー光学格子の例の略図 所望のシャリングインターフェロメトリー結果の略図 無作為化された頂上および谷構造の2つの横断面図 シャリングインターフェロメトリー用の格子を備えた電磁放射拡散体プレートの実施例の略図 本発明の拡散体を作成するための方法のフローチャート
符号の説明
100 ホトリソグラフィックシステム
105 ソース
110 照射光学素子
115 ソースモジュール
120 レチクル面
130 投影光学素子
140 センサモジュール
150 電磁放射拡散体
210 ロンキー格子
310 シャリングインターフェログラム
320 フリンジ視感度関数
400 ランダマイズド・ストラクチャ
410 基板
420 零基板面
430 反射性コーティング
440 吸収性コーティング
450 格子ユニットないしステップ
500 拡散体プレート
505 光学格子

Claims (27)

  1. 電磁放射拡散体であって、該電磁放射拡散体は
    第1および第2表面を有している基板を備え、該第1の表面は個々の格子ユニットの3次元のプロフィールを備えたストラクチャを有しており、
    該第1表面上に形成されている反射性コーティングを備え、該反射性コーティングは前記ストラクチャに適合しており、かつ
    該反射性コーティング上に形成されている吸収性格子を備え、該吸収性格子はスペースを含んでおり、ここで該吸収性格子は電磁放射の第1の部分を吸収し、一方該スペースを通過する電磁放射の第2の部分は前記反射性コーティングによって拡散反射される
    電磁放射拡散体。
  2. 前記個々の格子ユニットは前以て決められている範囲にわたってランダムに選択された高さを有している
    請求項1記載の電磁放射拡散体。
  3. 前記前以て決められている範囲は近似的に50nmである
    請求項2記載の電磁放射拡散体。
  4. 前記個々の格子ユニットはそれぞれ、近似的に100nm×100nmの面積を有している
    請求項2記載の電磁放射拡散体。
  5. 前記吸収性格子は前記個々の格子ユニットに対して対角線に配向されている
    請求項2記載の電磁放射拡散体。
  6. 前記吸収性格子は近似的に3.2μm幅でありかつ近似的に6.4μm毎に繰り返される
    請求項5記載の電磁放射拡散体。
  7. 電磁放射拡散体であって、該電磁放射拡散体は
    第1および第2表面を有している基板を備え、該第1の表面は個々の格子ユニットの3次元のプロフィールを備えたストラクチャを有しており、
    該第1表面上に形成されている反射性コーティングを備え、該反射性コーティングは前記ストラクチャに適合しておりかつ極紫外線放射を拡散放射し、かつ
    該反射性コーティング上に形成されている吸収性格子を備え、ここで該吸収性格子は電磁放射の第1の部分を吸収し、一方前記吸収性格子間のスペースを通過する電磁放射の第2の部分は前記反射性コーティングによって拡散反射される
    電磁放射拡散体。
  8. 前記個々の格子ユニットは前以て決められている範囲にわたってランダムに選択された高さを有している
    請求項7記載の電磁放射拡散体。
  9. 前記前以て決められている範囲は近似的に50nmである
    請求項8記載の電磁放射拡散体。
  10. 前記個々の格子ユニットはそれぞれ、近似的に100nm×100nmの面積を有している
    請求項8記載の電磁放射拡散体。
  11. 前記吸収性格子は前記個々の格子ユニットに対して対角線に配向されている
    請求項7記載の電磁放射拡散体。
  12. 前記吸収性格子は近似的に3.2μm幅でありかつ近似的に6.4μm毎に繰り返される
    請求項7記載の電磁放射拡散体。
  13. 基板上に電磁放射拡散体を製作するための方法であって、
    (a) 基板の第1表面に個々の格子ユニットの3次元のプロフィールを製造し、
    (b) 該3次元のプロフィールに適合している反射性コーティングを該3次元のプロフィール上に形成し、
    (c) 該反射性コーティング上に吸収性格子を形成する
    ことを有している方法。
  14. 前記個々の格子ユニットに対する高さをランダムに選択し、かつ
    該ランダムに選択された高さに応じて前記個々の格子ユニットを製造する
    ことを更に有している
    請求項13記載の方法。
  15. 前記ランダムに選択するステップは、個々の格子ユニットの高さを、該高さが0から近似的に50nmの範囲にあるようにランダムに選択する
    請求項14記載の方法。
  16. 近似的に100nm×100nmの面積を有している個々の格子ユニットを製造する
    ことを有している
    請求項14記載の方法。
  17. 前記吸収性格子を前記個々の格子ユニットに対して対角線に配向する
    ことを有している
    請求項13記載の方法。
  18. 吸収性格子を形成する前記ステップは、前記反射性コーティングに近似的に3.2μm幅の吸収性格子部分を形成しかつ該吸収性格子部分近似的に6.4μm毎に繰り返される
    請求項13記載の方法。
  19. リソグラフィーシステムであって、
    電磁放射源を備え、
    第1の光学面に位置決めされている電磁放射拡散体を備え、該拡散体は個々の格子ユニットの3次元のプロフィールを備えている基板を有しており、該格子ユニットは前記基板に適合している反射性コーティングによって被覆されており、ここで該反射性コーティングは更に前記電磁放射の第1部分を吸収する吸収性格子によって被覆されており、一方該吸収性格子間のスペースを通過する電磁放射の第2の部分は前記反射性コーティングによって拡散反射され、かつ
    第2の光学面に位置決めされている電磁放射センサを備え、ここで前記拡散体に入射する電磁放射は拡散反射されかつ該センサによって受信される
    リソグラフィーシステム。
  20. 前記電磁放射源は極紫外線放射源である
    請求項19記載のリソグラフィーシステム。
  21. 前記第1光学面はレチクル面である
    請求項19記載のリソグラフィーシステム。
  22. 前記第2の光学面はウェハ面である
    請求項19記載のリソグラフィーシステム。
  23. 前記個々の格子ユニットは前以て決められている範囲にランダムに選択された高さを有している
    請求項19記載のリソグラフィーシステム。
  24. 前以て決められている範囲は50nmである
    請求項23記載のリソグラフィーシステム。
  25. 前記個々の格子ユニットは近似的に100nm×100nmの面積を有している
    請求項23記載のリソグラフィーシステム。
  26. 前記個々の格子ユニットは前記個々の格子ユニットに対して対角線に配向されている
    請求項19記載のリソグラフィーシステム。
  27. 吸収性格子は近似的に3.2μm幅であり、近似的にそれぞれ6.4μm毎に繰り返される
    請求項19記載のリソグラフィーシステム。
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