JP2004220489A - ネット家電機器の貸し出しシステム - Google Patents

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敏 辻村
Norihisa Matsumoto
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Abstract

【課題】顧客から貸し出し料金が支払われなかったり、貸し出し期間が過ぎたりした場合には貸し出ししているネット家電機器を使用できないようにするとともに、ネット家電機器の故障をいち早く把握し、メンテナンス費用を軽減する。
【解決手段】ネット家電機器コントローラ12が貸し出しされているネット家電機器群11の電源制御を行う電源制御信号送信手段43を持つことにより、貸し出し期間中で貸し出し料金が正しく支払われている間のみネット家電機器を使用可能にするネット家電機器の貸し出しシステムである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットや公衆回線などネットワークを通じて、貸し出ししたネット家電機器の制御や貸し出し情報などの管理を行う貸し出しサービス方法を実現したネット家電機器の貸し出しシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、貸し出し業者などで家電機器を貸し出し管理する場合は、貸し出し対象の家電機器に管理番号を付け、貸し出し先の顧客の住所、氏名などの情報と貸し出し期間の情報とともに書面やパソコンなどで管理している。そして、貸し出し料金については、貸し出し期間に応じて貸し出し料金が定められており、使用頻度については考慮されていないため、使用頻度の少ない顧客にとっては、割高感があった。
【0003】
一方、近年、家電機器が通信機能を持つようになったネット家電機器が出始めてきており、注目を集めている。このようなネット家電機器では、ネット家電機器と貸し出し業者のネット家電機器の貸し出し情報を管理するサーバとが直接通信することにより、ネット家電機器の貸し出し情報を管理し、ネット家電の貸し出し料金を算出することができるようになる。
【0004】
この種のネット家電機器の貸し出しシステムはネット家電機器自身が使用状況を検出して内部の記憶装置に記憶するとともに、インターネットに直接アクセスする機能を有し、貸し出し業者に設置されたネット家電機器貸し出し管理サーバがネット家電機器に記憶されているネット家電機器の使用状況の情報に直接アクセスし、ネット家電機器の使用状況を取得して、貸し出し料金の算出を行っている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
図2は、前記公報に記載された従来のネット家電の貸し出しシステムの概略を示すものである。図2において、21は顧客宅に設置されたネット家電機器群、22は貸し出し業者に設置されたネット家電機器貸し出し管理サーバ、23はネット家電機器群とネット家電機器貸し出し管理サーバとを結ぶインターネット、24はネット家電機器内の使用状況記憶手段、25はネット家電機器内のインターネット通信手段、26はネット家電機器貸し出しサーバ内の貸し出し料金算出手段である。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−352154号公報(第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構成では、貸し出し業者に設置されたネット家電機器貸し出し管理サーバからネット家電機器を制御できないため、顧客から貸し出し料金が支払われなかったり、貸し出し期間が過ぎたりした場合でも、貸し出し業者がネット家電機器を回収するまでは顧客はネット家電機器を使用し続けることができるという課題を有していた。
【0008】
また、貸し出ししているネット家電機器が故障した場合に、ネット家電機器がどのような故障を起こしているかの故障情報が貸し出し業者に送信されることが無いため、どんな故障の場合でも、貸し出し業者は、すべての故障に対応できる準備をして、顧客宅に修理に行かなければならないという課題を有していた。
【0009】
さらに、たとえネット家電機器の故障がネット家電機器を使用している顧客自身で対応可能なものであっても、顧客からの連絡を電話やインターネット等で受け付け、対応方法を伝える手間がかかるという課題を有していた。
【0010】
また、ネット家電機器自身がインターネットへのアクセス機能を有しているため、ネット家電機器のコストが大きくアップするとともに、ネット家電機器がネットワークにアクセスする手段を無線化しようとするとさらにコストが大きくアップするという課題を有していた。
【0011】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ネット家電機器自身のコストを大幅にアップさせること無く、貸し出し機器の使用頻度に応じて貸し出し料金を算出することができるとともに、貸し出ししたネット家電機器が貸し出し期間中で貸し出し料金が正しく支払われている間のみ使用可能にすることができるネット家電機器の貸し出しシステムを提供することを目的とする。
【0012】
また、本発明は、顧客に貸し出ししているネット家電機器が故障した場合に、その故障情報をいち早く把握し、顧客自身で対処が可能な場合には、自動的に顧客に対処方法を提示することにより、貸し出ししているネット家電機器の管理・サポートコストを削減することができるネット家電機器の貸し出しシステムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明のネット家電機器の貸し出しシステムは、ネット家電機器と双方向通信を行い、ネット家電機器の動作状態を監視したり、ネット家電機器の電源を制御したりし、ネット家電機器の動作状態や故障情報を記憶して、ネット家電機器貸し出し管理サーバに送信するネット家電機器コントローラと、ネット家電機器の動作状態や故障情報をネット家電機器コントローラに送信したり、ネット家電機器コントローラからの電源制御信号を受信し、ネット家電機器の電源制御を行うことのできるネット家電機器と、ネット家電機器コントローラからのネット家電機器の動作状態や故障情報を受信し、ネット家電機器の貸し出し料金の算出を行ったり、ネット家電機器の貸し出し期間に応じてネット家電機器の使用許可/不許可の信号をネット家電機器コントローラに送信するネット家電機器貸し出し管理サーバから構成されたものである。
【0014】
これによって、貸し出し業者に設置されたネット家電機器貸し出し管理サーバからネット家電機器の電源を制御できるようになり、顧客から貸し出し料金が支払われなかったり、貸し出し期間が過ぎたりした場合に、貸し出し業者がネット家電機器の電源をOFFにして、ネット家電機器を使用不可能な状態にすることができるようになる。
【0015】
また、貸し出ししているネット家電機器が故障した場合に、ネット家電機器がどのような故障を起こしているかの故障情報を貸し出し業者が把握することができ、故障状況に応じた対応をあらかじめ用意した上で修理に望むことができるようになる。
【0016】
さらに、ネット家電機器の故障がネット家電機器を使用している顧客自身で対応可能なものであった場合には、ネット家電機器コントローラの画面に対応方法を表示することにより、顧客自身が故障に対応することができ、貸し出し業者のメンテナンスサポート費用を軽減することができる。
【0017】
また、ネット家電機器の動作状態や故障情報をインターネットや公衆回線を通じて、貸し出し業者に設置されているネット家電機器貸し出し管理サーバに通信する機能はネット家電機器コントローラが持つことにより、ネット家電機器とネット家電機器コントローラとの間のネットワークは、特小無線などの安価な通信機器を使うことができるようになり、ネット家電機器自身のコストアップを押さえることができることとなる。
【0018】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、ネット家電機器を制御するネット家電機器コントローラと、貸し出し業者から顧客に貸し出しされたネット家電機器と、ネット家電機器の貸し出し業者に備えられたネット家電機器貸し出し管理サーバと、前記ネット家電機器コントローラと前記ネット家電機器貸し出し管理サーバとを相互に接続するネットワークを備えたネット家電機器の貸し出しシステムであって、
前記ネット家電機器コントローラは、複数の前記ネット家電機器と双方向通信を行う手段と、ネット家電機器の動作状態を監視する手段と、ネット家電機器の電源制御を行う信号を送信する手段と、ネット家電機器の動作状態を記憶する手段と、前記ネット家電機器貸し出し管理サーバに記憶しているネット家電機器の動作状態を送信する手段とを有し、前記ネット家電機器は、前記ネット家電コントローラと双方向通信を行う手段と、ネット家電コントローラにネット家電機器の動作状態を送信する手段と、ネット家電機器コントローラからの電源制御の信号を受信しネット家電機器の電源の制御を行う手段とを有し、前記ネット家電機器貸し出し管理サーバは、ネット家電機器コントローラから送られてくるネット家電機器の動作状態を受信する手段と、受信したネット家電機器の動作状態から、使用回数、使用時間に応じて貸し出し料金を算出する手段と、ネット家電機器コントローラに対して、貸し出ししているネット家電機器の使用許可/不許可の信号を送信する手段とを有する事により、ネット家電機器の動作状態を貸し出し業者が把握することができ、動作状態から使用回数や使用時間に応じた貸し出し料金を算出することが可能になるとともに、貸し出し業者がネット家電機器の電源制御を行うことが可能となり、貸し出し期間ではなく、貸し出ししているネット家電機器の使用回数や使用時間による課金ができ、かつ、貸し出し期間が過ぎた場合や、ネット家電機器を貸し出ししている顧客が貸し出し料金の支払いをしなかった場合に、ネット家電機器を使用できないようにすることができる。
【0019】
請求項2に記載の発明は、特に、請求項1に記載のネット家電機器貸し出し管理サーバがネット家電機器コントローラに対して送信するネット家電機器の使用許可信号に、ネット家電機器の使用許可期間の情報を含ませるものとすることにより、ネット家電機器コントローラはネット家電機器の使用期限をネット家電機器貸し出し管理サーバからの信号なしに判断することが可能となり、ネット家電機器コントローラとネット家電機器貸し出し管理サーバとの通信が切断されている場合でもネット家電機器の貸し出し期間が過ぎた時にネット家電機器を使用できないようにすることができる。
【0020】
請求項3に記載の発明は、特に、請求項1および請求項2に記載のネット家電機器を、ネット家電機器コントローラから定期的に送られてくるネット家電機器の電源制御を行う信号によって、一定時間使用可能状態が継続する手段を有することとし、ネット家電機器コントローラを、ネット家電機器コントローラから受信したネット家電機器の使用許可信号やその信号に含まれる使用許可期間の情報にしたがって、定期的にネット家電機器に対して使用許可信号を送信する手段を有することとすることにより、ネット家電機器はネット家電機器コントローラからの使用許可信号を定期的に受信している間だけ使用することが可能となり、ネット家電機器とネット家電機器コントローラとの通信が切断された場合には、ネット家電機器を使用できないようにすることができる。
【0021】
請求項4に記載の発明は、特に、請求項1から請求項3に記載のネット家電機器を、ネット家電機器の動作状態に加えて、ネット家電機器コントローラにネット家電機器の故障情報を送信する手段を有することとし、ネット家電機器コントローラを、ネット家電機器貸し出し管理サーバにネット家電機器から受信したネット家電機器の故障情報を送信する手段を有することとし、ネット家電機器貸し出し管理サーバを、ネット家電機器コントローラから受信したネット家電機器の故障情報の内容にしたがって故障への対処方法を提示する手段とを有することとすることにより、貸し出し業者は、貸し出ししているネット家電機器の故障情報を把握することが可能となり、ネット家電機器の故障状態に応じた対応をあらかじめ用意した上で修理に望むことができる。
【0022】
請求項5に記載の発明は、特に、請求項4に記載のネット家電コントローラを、情報を表示するための表示画面を有することとし、ネット家電機器コントローラに故障対処方法を送信する手段を有することとし、前記ネット家電コントローラはネット家電機器貸し出し管理サーバから故障対処方法を受信し、前記表示画面に表示し、顧客自身に故障への対処を促す故障対処方法表示手段を有することとすることにより、ネット家電機器の設置の調整など顧客自身で対応することにより、故障通知が起こらないようにすることができるネット家電機器の故障への対処方法をネット家電機器コントローラの表示画面に表示することが可能となり、貸し出し業者のメンテナンスサポート費用を軽減することができる。
【0023】
請求項6に記載の発明は、特に、請求項1から請求項5に記載のネット家電機器とネット家電機器コントローラとの間の双方向通信を、無線によって行われることとすることにより、ネット家電機器とネット家電コントローラとの間の配線が不要となりネット家電機器の設置場所を自由に決定することができる。
【0024】
請求項7に記載の発明は、特に、請求項6に記載のネット家電機器を、ネット家電機器の動作状態が変化したり故障が発生したりした時にネット家電機器コントローラに対してその動作状態や故障情報を即座に送信する手段を有しすることとし、ネット家電機器コントローラを、ネット家電機器の動作状態や故障情報を定期的に監視する手段を有するものとすることにより、ネット家電機器の動作状態が変化したり、ネット家電機器で故障が発生したときには即座にネット家電機器コントローラに通信されるとともに、ネット家電機器コントローラからも定期的にネット家電機器の動作状態や故障情報をポーリングすることとなり、もし、電波状態が悪いなどの原因により一時的にネット家電機器からネット家電機器コントローラへの動作業態の変化や故障発生の無線での通信が失敗した場合にも、貸し出し業者はネット家電機器コントローラを通じてネット家電機器の動作状態や故障情報を一定時間以内に把握し、貸し出し料金の算出に大きな影響を及ぼさないようにすることができる。
【0025】
【実施例】
以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0026】
(実施例1)
図1は、本発明の第1の実施例におけるネット家電機器の貸し出しシステムの概略図を示すものである。
【0027】
図1において、11はネット家電機器コントローラ12との双方向通信機能を有したネット家電機器群である。ここでネット家電とは、洗濯機、電子レンジ、冷蔵庫、エアコンなどの白物家電機器にネットワークにアクセスして通信するための機能を付加したものである。12はネット家電機器群11との双方向通信機能を有し、インターネットや公衆回線を通じて貸し出し業者に設置されたネット家電機器貸し出し管理サーバ13と通信を行うことができるネット家電機器コントローラである。13はネット家電機器コントローラ12から送信されたネット家電機器群11の動作状態によって貸し出し料金を算出すると共に、顧客に貸し出ししているネット家電機器群11の使用許可/不許可信号をネット家電機器コントローラ12に送信することにより貸し出し期間だけ顧客がネット家電機器群11を使用できるようにするネット家電機器貸し出し管理サーバである。14はネット家電機器コントローラ12とネット家電機器貸し出し管理サーバ13とを相互に接続するインターネットや公衆電話回線等のネットワークである。
【0028】
図3は実施例1におけるネット家電機器群11の構成図である。
【0029】
図3において、31はネット家電機器コントローラ12と双方向通信を行うための手段、32は顧客に貸し出ししているネット家電機器の動作状態をネット家電機器コントローラ12に送信する手段、33はネット家電機器の電源の制御を行う手段、34はネット家電機器の本体機能を実現する手段である。
【0030】
図4は実施例1におけるネット家電機器コントローラ12の構成図である。
【0031】
図4において、41はネット家電機器群11と双方向通信を行う手段、42はネット家電機器群11から受信したネット家電機器の動作状態を監視する手段、43はネット家電機器群11に対して電源の制御信号を送信する手段、44はネット家電機器群11の動作状態を監視する手段42がネット家電機器の動作状態の変化を検知したときにこの内容を記憶する動作状態の記憶する手段、45はネット家電機器貸し出し管理サーバ43に対して、インターネットや公衆回線などのネットワークを通じて、ネット家電の動作状態の記憶手段44に記憶されているネット家電機器群11の動作状態の情報を送信する手段、46はインターネットや公衆回線などのネットワークにアクセスする手段である。
【0032】
図5は実施例1におけるネット家電機器貸し出し管理サーバ13の構成図である。
【0033】
図5において、51はネット家電機器コントローラ12から送られてくるネット家電機器群の動作状態の情報を受信する手段、52は受信したネット家電機器群の動作状態から、使用回数や使用時間に応じてネット家電機器群の貸し出し料金を算出する手段、53はネット家電機器コントローラ12に対してネット家電機器の使用許可/不許可の信号を送信する手段、54はインターネットや公衆回線などのネットワークにアクセスする手段である。
【0034】
以上のように構成されたネット家電機器の貸し出しシステムについて、以下その動作、作用を説明する。
【0035】
まず、ネット家電機器を貸し出ししようとする顧客は、貸し出し業者に対して、ネット家電機器群11の貸し出し申し込みを行う。貸し出し業者は、顧客からのネット家電機器群11の貸し出し申し込みを受け付けた時点で、ネット家電機器貸し出し管理サーバ13に貸し出しされるネット家電機器群11の情報、顧客の住所や電話番号などの顧客情報とともに、ネット家電機器の使用開始日、使用終了日などの貸し出し期間の情報を入力する。
【0036】
顧客は貸し出し業者より、貸し出ししたいネット家電機器群11とネット家電機器コントローラ12の貸し出しを受け、自宅に設置する。
【0037】
ネット家電機器貸し出し管理サーバは、顧客に貸し出したネット家電機器群11の使用開始日になると、ネット家電機器コントローラ12に対し、使用許可/不許可信号送信手段53によりネット家電機器の使用許可信号を送信する。ネット家電機器コントローラ12は、ネット家電機器貸し出し管理サーバ13からネット家電機器群11の使用許可信号を受信すると、電源制御信号送信手段43を使い、双方向通信手段41を通じて、ネット家電機器群11に電源ONの信号を送信する。
【0038】
ネット家電機器群11は、双方向通信手段31を通じてネット家電機器コントローラ12からの電源ONの信号を受信すると、電源制御手段33の状態を電源ON可能状態にし、本体機能実現手段34が機能するようになる。ここで、本体機能実現手段34とは、例えばネット洗濯機の場合には、洗濯を行う機能であり、ネット冷蔵庫の場合には、冷蔵庫の電源が入って庫内が冷却される機能のことである。
【0039】
顧客がネット家電機器群11を使用すると、動作状態送信手段32が双方向通信手段31を通じて、ネット家電機器コントローラ12に、自己の動作状態の情報を送信する。ネット家電機器コントローラ12は、動作状態監視手段42がネット家電機器群11から送られてくる動作状態情報を監視しており、受信した動作状態の変化に応じて、ネット家電機器群11の使用回数や使用時間などの動作状態情報を動作状態記憶手段44に記憶する。例えば、ネット家電洗濯機の場合、ネット洗濯機内の動作状態送信手段は、ネット洗濯機が洗濯を開始したことと洗濯が終了したことを自己の動作状態としてネット家電機器コントローラ12に送信する。ネット家電機器コントローラ12では、ネット洗濯機から送られてくるネット洗濯機の洗濯開始情報と洗濯終了情報から、顧客が洗濯を行った回数をカウントし、動作状態記憶手段44にネット洗濯機の使用回数として記憶する。また、ネットエアコンの場合、ネットエアコン内の動作状態送信手段は、ネットエアコンがONになったことと、OFFになったことを自己の動作状態としてネット家電機器コントローラ12に送信する。ネット家電機器コントローラ12では、ネットエアコンから送られてくるネットエアコンのON/OFFの情報から、顧客がネットエアコンを使用していた時間を算出し、動作状態記憶手段44にネットエアコンの使用時間として記憶する。
【0040】
ネット家電コントローラ12は、動作状態情報送信手段45が、動作状態記憶手段44に記憶されているネット家電機器群11の動作状態情報を読み出し、ネットワークアクセス手段46を通して、ネット家電機器貸し出し管理サーバ13にネット家電機器の動作状態情報を送信する。ネット家電機器貸し出し管理サーバ13はネットワークアクセス手段54を通して、ネット家電機器コントローラ12からネット家電機器群11の動作状態情報を受信すると、動作状態情報を貸し出し料金算出手段52に送る。貸し出し料金算出手段は、受け取ったネット家電機器11の動作状態情報に含まれる使用回数や使用時間に応じて、顧客に請求する貸し出し料金を算出する。
【0041】
ネット家電機器貸し出し管理サーバは、顧客に貸し出したネット家電機器群11の使用終了日になると、ネット家電機器コントローラ12に対し、使用許可/不許可信号送信手段53によりネット家電機器の使用不許可信号を送信する。ネット家電機器コントローラ12は、ネット家電機器貸し出し管理サーバ13からネット家電機器群11の使用不許可信号を受信すると、電源制御信号送信手段43を使い、双方向通信手段41を通じて、ネット家電機器群11に電源OFFの信号を送信する。
【0042】
ネット家電機器群11は、双方向通信手段31を通じてネット家電機器コントローラ12からの電源OFFの信号を受信すると、電源制御手段33の状態を電源ON不可能状態にし、本体機能実現手段34が機能しないようになる。
【0043】
以上のように、本実施例においては、ネット家電機器群11と双方向通信を行い、ネット家電機器群11の動作状態を監視したり、ネット家電機器群11の電源を制御したりし、ネット家電機器群11の動作状態を記憶して、ネット家電機器貸し出し管理サーバ13に送信するネット家電機器コントローラ12と、ネット家電機器群11の動作状態をネット家電機器コントローラ12に送信したり、ネット家電機器コントローラ12からの電源制御信号を受信し、ネット家電機器の電源制御を行うことのできるネット家電機器群11と、ネット家電機器コントローラ12からのネット家電機器群11の動作状態を受信し、ネット家電機器群11の貸し出し料金の算出を行ったり、ネット家電機器群11の貸し出し期間に応じてネット家電機器群11の使用許可/不許可の信号をネット家電機器コントローラ12に送信するネット家電機器貸し出し管理サーバ13により構成することにより、ネット家電機器群11の使用回数や使用時間の情報に応じて貸し出し料金を算出することが可能になると共に貸し出し業者に設置されたネット家電機器貸し出し管理サーバ13からネット家電機器群11の電源を制御することが可能となり、顧客は、自分の使用状況に応じた貸し出し料金の支払いをすることができるとともに、貸し出し業者は顧客から貸し出し料金が支払われなかったり、貸し出し期間が過ぎたりした場合に、貸し出し業者がネット家電機器の電源をOFFにして、ネット家電機器を使用不可能な状態することができる。
【0044】
また、本実施例のネット家電機器貸し出し管理サーバ13は、ネット家電機器コントローラ12に対して送信するネット家電機器群11の使用許可信号にネット家電機器群11の使用許可期間の情報を含めて送信してもよい。この場合、ネット家電機器コントローラ12は、ネット家電機器貸し出し管理サーバ13からネット家電機器群11の使用許可信号を受信すると、電源制御信号送信手段43が、ネット家電機器群11に電源ONの信号を送信すると共に、ネット家電機器群11の使用許可期間を記憶する。そして、使用許可期間が経過すると、ネット家電機器コントローラ12の電源制御信号送信手段43は、ネット家電機器群11に対して電源OFFの信号を送信する。これにより、特にネット家電機器コントローラ12がネット家電機器貸し出し管理サーバ13からのネット家電群11の使用不許可信号を受信しなくても、貸し出しされているネット家電機器群11の使用許可期間を過ぎた場合には、ネット家電機器群11に対して電源OFFの信号を送信することとなり、顧客が貸し出し料金を支払わなかったり、貸し出し期間が過ぎたりしたにもかかわらず、ネット家電機器群11を使いつづけるためにネット家電機器コントローラ13をネットワークから切り離しても、貸し出しされているネット家電機器群11は使用できなくすることができる。
【0045】
なお、ここでは、ネット家電機器を貸し出ししようとする顧客の情報や貸し出しされるネット家電機器群11の情報、貸し出し期間の情報などは貸し出し業者が手作業でネット家電機器貸し出し管理サーバ13に入力するものとしたが、貸し出し業者が開設するインターネット上のホームページに、顧客がアクセスして、ネット家電機器群11の貸し出し申し込みをするものでもよい。
【0046】
(実施例2)
図6は本発明の第2の実施例のネット家電機器の貸し出しシステムにおけるネット家電機器11の構成図である。
【0047】
図6において、31はネット家電機器コントローラ12と双方向通信を行うための手段、32は顧客に貸し出ししているネット家電機器の動作状態をネット家電機器コントローラ12に送信する手段、61はネット家電機器コントローラから定期的に送られてくるネット家電機器の電源制御を行う信号によって、一定時間使用可能状態を継続させる期限付き電源制御手段、34はネット家電機器の本体機能を実現する手段であり、実施例1の構成と異なるところは電源制御手段33を一定時間使用可能状態を継続させる期限付き電源制御手段61とした点である。
【0048】
図7は本発明の第2の実施例のネット家電機器の貸し出しシステムにおけるネット家電機器コントローラ12の構成図である。
【0049】
図7において、41はネット家電機器群11と双方向通信を行う手段、42はネット家電機器群11から受信したネット家電機器の動作状態を監視する手段、71はネット家電機器群11に対して定期的に電源の制御信号を送信する手段、44はネット家電機器の動作状態を監視する手段42がネット家電機器の動作状態の変化を検知したときにこの内容を記憶する動作状態の記憶する手段、45はネット家電機器貸し出し管理サーバ43に対して、インターネットや公衆回線などのネットワークを通じて、ネット家電の動作状態の記憶手段44に記憶されているネット家電機器群11の動作状態の情報を送信する手段、46はインターネットや公衆回線などのネットワークにアクセスする手段であり、実施例1の構成と異なるところは電源制御信号送信手段43を定期的に電源の制御信号を送信する定期電源制御信号送信手段71とした点である。
【0050】
以上のように構成されたネット家電機器の貸し出しシステムについて、以下実施例1との違う部分について、その動作、作用を説明する。
【0051】
本実施例のネット家電機器貸し出し管理サーバ13は、ネット家電機器コントローラ12に対して送信するネット家電機器群11の使用許可信号にネット家電機器群11の使用許可期間の情報を含めて送信する。ネット家電機器コントローラ12は、ネット家電機器貸し出し管理サーバ13からネット家電機器群11の使用許可信号を受信すると、定期電源制御信号送信手段71が、ネット家電機器群11に電源ONの信号を送信すると共に、ネット家電機器群11の使用許可期間を記憶する。そして、使用許可期間が経過するまで、一定時間ごとにネット家電機器群11に電源ONの信号の送信を繰り返す。
【0052】
ネット家電機器群11は、双方向通信手段31を通じてネット家電機器コントローラ12からの電源ONの信号を受信すると、期限付き電源制御手段61の状態を一定時間電源ON可能状態にし、本体機能実現手段34が機能するようになる。期限付き電源制御手段61は一定時間が経過すると期限付き電源制御手段61の状態を電源ON不可能状態にし、本体機能実現手段34が機能しないようになる。
【0053】
以上のように、本実施例においては、ネット家電機器コントローラ13が定期的にネット家電機器群11に対して電源のON信号を送りつづける構成とすることにより、ネット家電機器群11がネット家電機器コントローラ12からの電源のON信号を一定時間受信しない場合には、ネット家電機器群11が使用不可能な状態となり、顧客が貸し出し料金を支払わなかったり、貸し出し期間が過ぎたりしたにもかかわらず、ネット家電機器群11を使いつづけるためにネット家電機器コントローラ13とネット家電機器群11との通信を切り離しても、貸し出しされているネット家電機器群11は使用できなくすることができる。
【0054】
(実施例3)
図8は本発明の第3の実施例のネット家電機器の貸し出しシステムにおけるネット家電機器11の構成図である。
【0055】
図8において、31はネット家電機器コントローラ12と双方向通信を行うための手段、32は顧客に貸し出ししているネット家電機器の動作状態をネット家電機器コントローラ12に送信する手段、33はネット家電機器の電源の制御を行う手段、34はネット家電機器の本体機能を実現する手段、81はネット家電機器コントローラ12にネット家電機器の故障情報を送信する手段であり、実施例1の構成と異なるところは故障情報送信手段81を設けた点である。
【0056】
図9は本発明の第3の実施例のネット家電機器の貸し出しシステムにおけるネット家電機器コントローラ12の構成図である。
【0057】
図9において、41はネット家電機器群11と双方向通信を行う手段、42はネット家電機器群11から受信したネット家電機器の動作状態を監視する手段、43はネット家電機器群11に対して電源の制御信号を送信する手段、44はネット家電機器の動作状態を監視する手段42がネット家電機器の動作状態の変化を検知したときにこの内容を記憶する動作状態の記憶する手段、45はネット家電機器貸し出し管理サーバ43に対して、インターネットや公衆回線などのネットワークを通じて、ネット家電の動作状態の記憶手段44に記憶されているネット家電機器群11の動作状態の情報を送信する手段、46はインターネットや公衆回線などのネットワークにアクセスする手段、91はネット家電機器貸し出し管理サーバ13にネット家電機器群11から受信したネット家電機器の故障情報を送信する手段、92は顧客に対して情報を表示するための表示画面、93はネット家電貸し出し管理サーバから故障対処方法を受信し表示画面92に表示するための故障対処方法表示手段であり、実施例1の構成と異なるところは故障情報送信手段91と表示画面92と故障対処方法表示手段93を設けた点である。
【0058】
図10は本発明の第3の実施例のネット家電機器の貸し出しシステムにおけるネット家電機器コントローラ12の構成図である。
【0059】
図10において、51はネット家電機器コントローラ12から送られてくるネット家電機器群の動作状態の情報を受信する手段、52は受信したネット家電機器群の動作状態から、使用回数や使用時間に応じてネット家電機器群の貸し出し料金を算出する手段、53はネット家電機器コントローラ12に対してネット家電機器の使用許可/不許可の信号を送信する手段、54はインターネットや公衆回線などのネットワークにアクセスする手段、101はネット家電機器コントローラ12から受信したネット家電機器の故障情報の内容にしたがって故障への対処方法を提示する手段、102は故障対処方法が顧客自身が対処することにより解決する場合には、ネット家電機器コントローラ12に故障対処方法を送信する手段であり、実施例1の構成と異なるところは故障対処方法提示手段101と故障対処方法送信手段102を設けた点である。
【0060】
以上のように構成されたネット家電機器の貸し出しシステムについて、以下実施例1との違う部分について、その動作、作用を説明する。
【0061】
ネット家電機器で故障が発生すると、故障情報送信手段81が双方向通信手段31を通じて、ネット家電機器コントローラ12に、自己の故障情報を送信する。ネット家電機器コントローラ12は、故障情報送信手段91がネット家電機器群11から送られてくる故障情報を受信するとネットワークアクセス手段46を通じて、ネット家電貸し出し管理サーバに送信する。
【0062】
ネット家電貸し出し管理サーバ13は、ネットワークアクセス手段54を通じてネット家電機器の故障情報を受信すると、故障対処方法提示手段101が、故障情報に応じて貸し出し業者に故障への対処方法を提示すると共に、故障への対処が顧客自身で対応可能な場合には、故障対処方法送信手段102がネットワークアクセス手段54を通じて、ネット家電機器コントローラ12に故障対処方法を送信する。
【0063】
ネット家電機器コントローラ12は、ネット家電機器貸し出し管理サーバ13から故障対処方法を受信すると故障対処方法表示手段93が表示画面92に受信した故障対処方法を表示する。
【0064】
例えば、ネット家電貸し出し管理サーバ13にネット洗濯機から洗濯層の回転が不均一であるという故障情報が送られてきた場合、故障対処方法提示手段101は対処方法としてネット洗濯機を水平に設置するということを提示する。また、この対処方法は、顧客自身での対処が可能なので、ネット家電機器コントローラ12に送信し、ネット家電機器コントローラ12の表示画面92に表示される。顧客はネット家電機器コントローラ12の表示画面92に表示されたネット洗濯機を水平に設置しなおすとうい対処方法を見て、ネット洗濯機の設置をやり直すことになる。
【0065】
以上のように、本実施例においては、ネット家電機器が自己の故障情報をネット家電機器コントローラ12に送り、ネット家電機器コントローラ12はそれをネット家電機器貸し出し管理サーバに送る。そして、ネット家電機器貸し出し管理サーバでは、その故障情報に応じた対処方法を貸し出し業者に提示するとともに、顧客宅に設置されたネット家電機器コントローラ12の表示画面92に表示することとなり、貸し出し業者のメンテナンスサポート費用を軽減することができる。
【0066】
(実施例4)
図11は本発明の第4の実施例のネット家電機器の貸し出しシステムにおけるネット家電機器11の構成図である。
【0067】
図11において、111はネット家電機器コントローラ12と無線により双方向通信を行うための手段、112はネット家電機器の動作状態が変化したり故障が発生したりした時にネット家電機器コントローラに対してネット家電機器の動作状態や故障情報を即座に送信する手段、33はネット家電機器の電源の制御を行う手段、34はネット家電機器の本体機能を実現する手段であり、実施例1の構成と異なるところは、双方向通信手段31が双方向無線通信手段111になり、動作状態送信手段32が即時動作状態送信手段111にかわっている点ある。
【0068】
図12は本発明の第4の実施例のネット家電機器の貸し出しシステムにおけるネット家電機器コントローラ12の構成図である。
【0069】
図9において、121はネット家電機器群11と無線により双方向通信を行う手段、122はネット家電機器群11の動作状態や故障情報を定期的に監視する定期状態監視手段、43はネット家電機器群11に対して電源の制御信号を送信する手段、44はネット家電機器の動作状態を監視する手段42がネット家電機器の動作状態の変化を検知したときにこの内容を記憶する動作状態の記憶する手段、45はネット家電機器貸し出し管理サーバ43に対して、インターネットや公衆回線などのネットワークを通じて、ネット家電の動作状態の記憶手段44に記憶されているネット家電機器群11の動作状態の情報を送信する手段、46はインターネットや公衆回線などのネットワークにアクセスする手段であり、実施例1の構成と異なるところは双方向通信手段41が双方向無線通信手段121になり、ネット家電機器の動作状態送信手段32が定期状態監視手段122にかわった点である。
【0070】
以上のように構成されたネット家電機器の貸し出しシステムについて、以下実施例1との違う部分について、その動作、作用を説明する。
【0071】
本実施例では、ネット家電機器群11とネット家電機器コントローラ12とは無線により双方向通信を行う。無線により、通信を行う場合、電波障害などの影響で、通信を100%保証することができない。ネット家電機器群11は、自身の状態が変化したり、故障が発生したりした場合には、即時動作状態送信手段112により、即座にネット家電機器コントローラ12に動作状態を通知する。
【0072】
無線通信の電波状態が良好な場合は、ネット家電機器コントローラ12はネット家電機器群11からの動作状態の情報を即座に受け取り、動作状態記憶手段に動作状態を記憶することができるが、電波状態が悪い場合には、ネット家電機器の動作状態の変化や故障発生を把握することができない。
【0073】
ネット家電機器コントローラ12は定期状態監視手段122により定期的にネット家電機器群11の状態を監視しており、定期的に把握したネット家電機器の動作状態や故障情報を動作状態記憶手段44に記憶する。
【0074】
以上のように、本実施例においては、ネット家電機器コントローラ12は定期動作状態監視手段122によりネット家電機器群11の動作状態や故障状態を監視することにより、無線通信の障害が起こって、ネット家電機器群11とネット家電機器コントローラ12との間の通信が一時的に不可能になっても一定時間後にはネット家電機器群11の最新の状態を把握することとなり、無線通信障害が一時的に起こってもネット家電機器群11の貸し出し料金の算出に大きく影響せず、また、故障情報も把握することができる。
【0075】
なお、貸し出しの形態はレンタルでもリースでも構わない。
【0076】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、貸し出し期間ではなく、貸し出ししているネット家電機器の使用回数や使用時間による課金ができ、かつ、貸し出し期間が過ぎた場合や、ネット家電機器を貸し出ししている顧客が貸し出し料金の支払いをしなかった場合に、ネット家電機器を使用できないようにすることができる。
【0077】
また、ネット家電機器の故障に対して、設置の調整など顧客自身で対応することが可能となり、貸し出し業者のメンテナンスサポート費用を軽減することができる。
【0078】
さらに、ネット家電機器群とネット家電機器コントローラとの通信を無線にした場合に、電波状態が悪いなどの原因により一時的に通信が失敗しても、貸し出し業者はネット家電機器の動作状態や故障情報を一定時間以内に把握し、貸し出し料金の算出に大きな影響を及ぼさないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるネット家電機器の貸し出しシステムの概略図
【図2】従来のネット家電機器の貸し出しシステムの概略図
【図3】本発明の実施例1におけるネット家電機器の構成図
【図4】本発明の実施例1におけるネット家電機器コントローラの構成図
【図5】本発明の実施例1におけるネット家電機器貸し出し管理サーバの構成図
【図6】本発明の実施例2におけるネット家電機器の構成図
【図7】本発明の実施例2におけるネット家電機器コントローラの構成図
【図8】本発明の実施例3におけるネット家電機器の構成図
【図9】本発明の実施例3におけるネット家電機器コントローラの構成図
【図10】本発明の実施例3におけるネット家電機器貸し出し管理サーバの構成図
【図11】本発明の実施例4におけるネット家電機器の構成図
【図12】本発明の実施例4におけるネット家電機器コントローラの構成図
【符号の説明】
11 ネット家電機器群
12 ネット家電機器コントローラ
13 ネット家電機器貸し出し管理サーバ
14 インターネットや公衆電話回線等のネットワーク
21 顧客宅に設置されたネット家電機器群
22 貸し出し業者に設置されたネット家電機器貸し出し管理サーバ
23 ネット家電機器群とネット家電機器貸し出し管理サーバとを結ぶインターネット
24 ネット家電機器内の使用状況記憶手段
25 ネット家電機器内のインターネット通信手段
26 ネット家電機器貸し出しサーバ内の貸し出し料金算出手段
31 ネット家電機器コントローラとの双方向通信手段
32 ネット家電機器の動作状態送信手段
33 ネット家電機器の電源制御手段
34 ネット家電機器の本体機能実現手段
41 ネット家電機器群との双方向通信手段
42 ネット家電機器群の動作状態監視手段
43 ネット家電機器群に対する電源制御信号送信手段
44 ネット家電機器の動作状態記憶手段
45 ネット家電機器貸し出し管理サーバへのネット家電機器群の動作状態情報送信手段
46 ネットワークアクセス手段
51 ネット家電機器群の動作状態情報受信手段
52 ネット家電機器群の貸し出し料金算出手段
53 ネット家電機器の使用許可/不許可信号送信手段
54 ネットワークアクセス手段
61 期限付き電源制御手段
71 定期電源制御信号送信手段
81 故障情報送信手段
91 故障情報送信手段
92 表示画面
93 故障対処方法表示手段
101 故障対処方法提示手段
102 故障対処方法送信手段
111 双方向無線通信手段
112 即時動作状態送信手段
121 双方向無線通信手段
122 定期状態監視手段

Claims (7)

  1. ネット家電機器を制御するネット家電機器コントローラと、貸し出し業者から顧客に貸し出されたネット家電機器と、ネット家電機器の貸し出し業者に備えられたネット家電機器貸し出し管理サーバと、前記ネット家電機器コントローラと前記ネット家電機器貸し出し管理サーバとを相互に接続するネットワークを備えたネット家電機器の貸し出しシステムであって、前記ネット家電機器コントローラは、複数の前記ネット家電機器と双方向通信を行う手段と、前記ネット家電機器の動作状態を監視する手段と、前記ネット家電機器の電源制御を行う信号を送信する手段と、前記ネット家電機器の動作状態を記憶する手段と、前記ネット家電機器貸し出し管理サーバに記憶しているネット家電機器の動作状態を送信する手段とを有し、前記ネット家電機器は、前記ネット家電コントローラと双方向通信を行う手段と、前記ネット家電コントローラにネット家電機器の動作状態を送信する手段と、前記ネット家電機器コントローラからの電源制御の信号を受信しネット家電機器の電源の制御を行う手段とを有し、 前記ネット家電機器貸し出し管理サーバは、前記ネット家電機器コントローラから送られてくるネット家電機器の動作状態を受信する手段と、受信したネット家電機器の動作状態から使用回数、使用時間に応じて貸し出し料金を算出する手段と、前記ネット家電機器コントローラに対して貸し出ししているネット家電機器の使用許可/不許可の信号を送信する手段とを有する事を特徴とするネット家電機器の貸し出しシステム。
  2. ネット家電機器貸し出し管理サーバがネット家電機器コントローラに対して送信するネット家電機器の使用許可信号には、前記ネット家電機器の使用許可期間の情報も含まれていることを特徴とした請求項1に記載のネット家電機器の貸し出しシステム。
  3. ネット家電機器は、ネット家電機器コントローラから定期的に送られてくるネット家電機器の電源制御を行う信号によって一定時間使用可能状態が継続する手段を有し、前記ネット家電機器コントローラは、ネット家電機器コントローラから受信したネット家電機器の使用許可信号やその信号に含まれる使用許可期間の情報にしたがって、定期的に前記ネット家電機器に対して使用許可信号を送信する手段を有することを特徴とした請求項1および請求項2記載のネット家電機器の貸し出しシステム。
  4. ネット家電機器は、前記ネット家電機器の動作状態に加えて、ネット家電機器コントローラにネット家電機器の故障情報を送信する手段を有し、前記ネット家電機器コントローラは、ネット家電機器貸し出し管理サーバにネット家電機器から受信したネット家電機器の故障情報を送信する手段を有し、
    前記ネット家電機器貸し出し管理サーバは、前記ネット家電機器コントローラから受信したネット家電機器の故障情報の内容にしたがって故障への対処方法を提示する手段とを有することを特徴とした請求項1から請求項3に記載のネット家電貸し出しシステム。
  5. ネット家電コントローラは情報を表示するための表示画面を有し、ネット家電機器貸し出し管理サーバはネット家電機器コントローラに故障対処方法を送信する手段を有し、前記ネット家電コントローラは、ネット家電機器貸し出し管理サーバから故障対処方法を受信し前記表示画面に表示し、顧客自身に故障への対処を促す故障対処方法表示手段を有することを特徴とした請求項4に記載のネット家電貸し出しシステム。
  6. ネット家電機器とネット家電機器コントローラとの間の双方向通信は、無線によって行われることを特徴とした請求項1から請求項5に記載のネット家電貸し出しシステム。
  7. ネット家電機器は動作状態が変化したり故障が発生したりした時にネット家電機器コントローラに対して前記ネット家電機器の動作状態や故障情報を送信する手段を有し、前記ネット家電機器コントローラは、ネット家電機器の動作状態や故障情報を定期的に監視する手段を有することを特徴とした請求項6に記載のネット家電貸し出しシステム。
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