JP2011186738A - 情報提供システム - Google Patents
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Abstract
【課題】機器の動作を監視制御することによって提供されるサービスに必要な追加機器に関する情報を容易に取得可能な情報提供システムを提供する。
【解決手段】所定のサービスを提供するアプリケーションを記憶するアプリケーション記憶部1g、アプリケーションを実行するアプリケーション実行部1h、各設置済機器X1の機器構成情報を収集する機器構成収集部1cを具備するコントローラ1と、機器の組み合わせと実行可能なアプリケーションとの対応関係であるアプリケーション対応情報を格納した対応情報記憶部3dを具備する外部サーバ3と、設置済機器X1のみを用いた場合には実行不可能な第1のアプリケーションを実行するため宅内に追加することが必要な機器である追加機器に関する追加機器情報を作成する追加情報作成部3gと、宅内に設置されて追加機器情報を提示する表示画面2dを具備する表示装置2とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】所定のサービスを提供するアプリケーションを記憶するアプリケーション記憶部1g、アプリケーションを実行するアプリケーション実行部1h、各設置済機器X1の機器構成情報を収集する機器構成収集部1cを具備するコントローラ1と、機器の組み合わせと実行可能なアプリケーションとの対応関係であるアプリケーション対応情報を格納した対応情報記憶部3dを具備する外部サーバ3と、設置済機器X1のみを用いた場合には実行不可能な第1のアプリケーションを実行するため宅内に追加することが必要な機器である追加機器に関する追加機器情報を作成する追加情報作成部3gと、宅内に設置されて追加機器情報を提示する表示画面2dを具備する表示装置2とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報提供システムに関するものである。
従来、宅内に設置されている1乃至複数の機器の動作を監視制御することによって所定のサービスを利用者に提供するホームネットワークシステムがある。例えば、コントローラが空調機器と人感センサの各動作を監視制御することによって、宅内に家人がいないときは空調機器の動作を停止させる、または省エネルギー動作に移行させることで、空調機器の消費電力を低減させる消費電力抑制サービスが利用者に提供される。このようなサービスは多種多様な内容が提供されている。
そこで、所定のサービスを利用者に提供するための多種多様なアプリケーションを外部サーバに格納しておき、コントローラが、外部サーバにアクセスして所望のサービスのアプリケーションを取得することで、利用者が希望するサービスを受けることができるシステムがある。
しかし、各サービスを利用するために必要な機器が宅内に設置されていなければ、当該サービスを受けることができないため、外部サーバは利用者が現在所有している機器のみを用いて利用可能なサービスを利用者に提示し、利用者は提示されたサービスから実際に利用するサービスを選択していた。(例えば、特許文献1,2参照)。
利用者は、宅内に現在設置している機器のみでは利用不可能であるサービスを受けようとする場合、当該サービスに必要な追加機器を宅内に新たに設ける必要がある。そこで利用者は、家電量販店等の店舗に赴いて店員に相談する、または店員が各家庭を訪問することで、利用者の希望するサービスに必要な追加機器を店員の経験やノウハウに基づいて選択し、利用者に購入をすすめていた。
しかしながら、サービスを受けるために必要な追加機器の選択は、店員の経験や知識に左右されるところが大きかった。さらに店員と相談する手間が必要となり、利用者にとっては面倒な手続が必要になっていた。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、機器の動作を監視制御することによって提供されるサービスに必要な追加機器に関する情報を容易に取得可能な情報提供システムを提供することにある。
上記課題を解決するために第1の発明の情報提供システムは、宅内に設置されている機器である1乃至複数の設置済機器の動作を監視制御することによって所定のサービスを利用者に提供するアプリケーションを記憶するアプリケーション記憶部、当該アプリケーション記憶部に記憶されているアプリケーションを実行するアプリケーション実行部、各設置済機器に関する機器構成情報を収集する機器構成収集部を具備するコントローラと、機器の組み合わせと当該組み合わせた機器を用いて実行可能なアプリケーションとの対応関係であるアプリケーション対応情報を格納した対応情報記憶部を具備して前記コントローラとの間でネットワークを介して通信を行う外部サーバと、前記機器構成情報と前記アプリケーション対応情報とに基づいて、設置済機器のみを用いた場合には実行不可能な第1のアプリケーションを実行するため宅内に追加することが必要な機器である追加機器に関する追加機器情報を作成する追加情報作成部と、宅内に設置されて前記追加機器情報を提示する情報提示部とを備えることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、前記追加情報作成部は、前記作成した追加機器情報に対応する第1のアプリケーションに関する第1のアプリケーション情報を作成し、前記情報提示部は第1のアプリケーション情報を提示することを特徴とする。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記第1のアプリケーションが複数ある場合、追加機器の数が少ない第1のアプリケーションの前記追加機器情報を優先して前記情報提示部に提示させる情報選択部を備えることを特徴とする。
第4の発明は、第1乃至第3いずれかの発明において、機器の価格に関する価格情報を記憶している価格記憶部を備え、前記第1のアプリケーションが複数ある場合、前記価格情報に基づいて、追加機器の価格の合計が安い第1のアプリケーションの前記追加機器情報を優先して前記情報提示部に提示させる情報選択部を備えることを特徴とする。
第5の発明は、第1乃至第4いずれかの発明において、利用者の行動に関する行動情報を検出する行動検出部と、当該検出した行動情報の履歴を記憶する行動情報記憶部と、当該行動情報の履歴に基づいて利用者の趣味または嗜好を推定する趣味嗜好推定部とを備え、前記推定した利用者の趣味または嗜好に対応する第1のアプリケーションの前記追加機器情報を前記情報提示部に提示させる情報選択部を備えることを特徴とする。
第6の発明は、第1乃至第5いずれかの発明において、提供されるサービスの種類を利用者が選択するサービス選択部を備え、当該選択されたサービスの種類に対応する第1のアプリケーションの前記追加機器情報を前記情報提示部に提示させる情報選択部を備えることを特徴とする。
第7の発明は、第1乃至第6いずれかの発明において、前記追加情報作成部は、前記アプリケーション記憶部に記憶しているアプリケーションの情報と前記機器構成情報と前記アプリケーション対応情報とに基づいて、設置済機器のみを用いた場合に実行可能な第2のアプリケーションのうち、前記アプリケーション記憶部に記憶されていない第2のアプリケーションに関する第2のアプリケーション情報を作成し、前記情報提示部は第2のアプリケーション情報を提示することを特徴とする。
第8の発明は、第1乃至第7いずれかの発明において、利用者に操作される操作部を備え、前記アプリケーション実行部が前記アプリケーション記憶部に格納されているアプリケーションを実行する場合、前記情報提示部は、当該アプリケーションの実行によって設置済機器に施される各操作のうち未承認の操作があれば、当該未承認の操作が発生する度に当該未承認の操作の可・不可を前記操作部によって入力することを利用者に要求する内容を提示し、前記アプリケーション実行部は、前記操作部の入力結果が操作可である場合は、前記未承認の操作を行ってこの操作を承認済とし、前記操作部の入力結果が操作不可である場合は、当該未承認の操作を行わないことを特徴とする。
第9の発明は、第1乃至第7いずれかの発明において、利用者に操作される操作部を備え、前記アプリケーション実行部が前記アプリケーション記憶部に格納されているアプリケーションを実行する前に、前記情報提示部は、当該アプリケーションの実行によって設置済機器に施される各操作のうち未承認の操作があれば、全ての未承認の操作の可・不可を前記操作部によって一括入力することを利用者に要求する内容を提示し、前記アプリケーション実行部は、前記操作部の入力結果が全ての未承認の操作について操作可である場合は、アプリケーションの実行による設置済機器の全操作を行って、前記未承認の操作を承認済とし、前記操作部の入力結果が1つ以上の未承認操作について操作不可である場合は、当該アプリケーションの実行による各操作のうち少なくとも当該未承認の操作を行わないことを特徴とする。
第10の発明は、第9の発明において、前記アプリケーションはテキスト情報であり、前記アプリケーション実行部は、前記アプリケーションをインタプリタ方式で実行することを特徴とする。
以上説明したように、本発明では、機器の動作を監視制御することによって提供されるサービスに必要な追加機器に関する情報を容易に取得することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本実施形態の情報提供システムの概略構成は図2に示される。1乃至複数の機器X1(図1では複数台)と、各機器X1と宅内ネットワークNT1を介して接続されているコントローラ1と、コントローラ1と宅内ネットワークNT1を介して接続されている表示装置2とを宅内に設置している。コントローラ1と機器X1および表示装置2とは互いにネットワーク通信が可能となる。なお、宅内ネットワークNT1は、有線ネットワークと無線ネットワークとのいずれで構成されてもよい。さらにコントローラ1は、図示しないルータ等を介してインターネットを含む広域情報通信網を構成する外部ネットワークNT2に接続している。外部ネットワークNT2にはコンピュータサーバからなる外部サーバ3が接続され、コントローラ1と外部サーバ3とは互いにネットワーク通信が可能となる、
図1は、コントローラ1、表示装置2、外部サーバ3の各ブロック構成を示す。
本実施形態の情報提供システムの概略構成は図2に示される。1乃至複数の機器X1(図1では複数台)と、各機器X1と宅内ネットワークNT1を介して接続されているコントローラ1と、コントローラ1と宅内ネットワークNT1を介して接続されている表示装置2とを宅内に設置している。コントローラ1と機器X1および表示装置2とは互いにネットワーク通信が可能となる。なお、宅内ネットワークNT1は、有線ネットワークと無線ネットワークとのいずれで構成されてもよい。さらにコントローラ1は、図示しないルータ等を介してインターネットを含む広域情報通信網を構成する外部ネットワークNT2に接続している。外部ネットワークNT2にはコンピュータサーバからなる外部サーバ3が接続され、コントローラ1と外部サーバ3とは互いにネットワーク通信が可能となる、
図1は、コントローラ1、表示装置2、外部サーバ3の各ブロック構成を示す。
コントローラ1は、宅内サーバを構成しており、通信ポート1aと、通信モジュール1bと、機器構成収集部1cと、機器構成記憶部1dと、ウェブサーバユニットWSとで構成され、宅内に設置される。
通信ポート1aは複数設けられており、各通信ポート1aには、宅内ネットワークNT1を介して機器X1、表示装置2が各々接続され、さらには外部ネットワークNT2を介して外部サーバ3が接続されている。通信モジュール1bは、コントローラ1が通信ポート1aを介してネットワークとの間で情報授受を行うインターフェース機能を有する。
機器構成収集部1cは、宅内ネットワークNT1に既に接続されている各機器X1(以降、設置済機器X1と称す)の機器構成情報を収集し、収集した機器構成情報を機器構成記憶部1dに格納する。機器構成情報とは、機器のカテゴリ(空調機器、照明機器、ウェブカメラ、温度センサ等)、機器の型番等のように設置済機器X1毎の情報である。図3は、機器構成記憶部1dに格納されている機器構成情報の構造例を示し、機器No.、機器カテゴリ、機器の型番が互いに対応付けられている。設置済機器X1が自器の機器構成情報を予め保持している場合、機器構成収集部1cは、通信ポート1aに接続している各設置済機器X1から宅内ネットワークNT1経由で機器構成情報を収集する。また機器構成収集部1cは、利用者の手動操作によって入力された各設置済機器X1の機器構成情報を機器構成記憶部1dに格納してもよい。すなわち、機器構成記憶部1dには、宅内に既に設置されている各設置済機器X1の機器構成情報が格納される。
ウェブサーバユニットWSは、ネットワーク通信部1eと、情報処理部1fと、アプリケーション記憶部1g(以降、アプリ記憶部1gと称す)と、アプリケーション実行部1h(以降、アプリ実行部1hと称す)とで構成される。
ネットワーク通信部1eは、通信モジュール1bを介して設置済機器X1、表示装置2、外部サーバ3とネットワーク通信を行う。アプリ記憶部1gは、1乃至複数の設置済機器X1の動作を監視制御することによって所定のサービスを利用者に提供するアプリケーションを記憶する。アプリ実行部1hは、アプリ記憶部1gに格納しているアプリケーションを実行することで、1乃至複数の設置済機器X1との間でネットワーク通信を行って所定のサービスを利用者に提供する。情報処理部1fは、コントローラ1の各部の動作を監視制御するとともに、各部から授受する情報を反映したウェブページを表示装置2に提供するウェブサーバ機能も有する。
表示装置2は、ネットワーク通信部2aと、情報処理部2bと、表示制御部2cと、表示画面2d(情報提示部)と、操作部2e(操作部)と、入力インターフェース2f(入力I/F2f)とで構成され、宅内に設置される。
ネットワーク通信部2aは、コントローラ1とネットワーク通信を行う。表示画面2dは、LCD等のモニタ画面で構成され、表示制御部2cによって表示制御される。操作部2eは、利用者によって操作されるキーボードおよびマウス、または表示画面2dのタッチパネル機能等によって構成され、利用者の操作によって入力された情報は、入力I/F2fを介して情報処理部2bに出力される。情報処理部2bは、各部から授受する情報に基づいて、表示装置2の各部の動作を監視制御する。
外部サーバ3は、通信ポート3aと、通信モジュール3bと、アプリケーション保存部3c(以降、アプリ保存部3cと称す)と、対応情報記憶部3dと、サービスサーバユニットSSとで構成され、宅外の例えば管理センター等に設置される。
通信ポート3aは、外部ネットワークNT2を介して宅内のコントローラ1が接続されている。通信モジュール3bは、外部サーバ3が通信ポート3aを介してネットワークとの間で情報授受を行うインターフェース機能を有する。
アプリ保存部3cは、所定のサービスを利用者に提供する複数のアプリケーションが予め格納されており、利用者は、アプリ保存部3cに格納されている複数のアプリケーションから所望のアプリケーションを取得して利用する。アプリケーション実行によって提供されるサービスには、例えば以下のようなものがある。
(1)アプリケーション1:空調機器と人感センサの各動作を監視制御することによって、宅内に家人がいないときは空調機器の動作を停止させる、または省エネルギー動作に移行させることで、空調機器の消費電力を低減させる消費電力抑制サービス
(2)アプリケーション2:空調機器と外気温を測定する温度センサの各動作を監視制御することによって、就寝時に外気を利用して快適性を維持しながら空調機器の消費電力を低減させる快適睡眠サービス
(3)アプリケーション3:テレビとウェブカメラの各動作を監視制御することによって、家人の安否を判定する活動見守りサービス
(4)アプリケーション4:ネットワーク通信機能付きのテレビの動作を監視制御することによって、外出中に携帯電話等の携帯端末を用いて、テレビ番組の予約録画を行う番組予約サービス
対応情報記憶部3dは、アプリ保存部3cに格納している各アプリケーションと、当該アプリケーションを実行する(利用する)ために必要な機器との対応関係を示す対応情報が予め格納されている。図4は、対応情報の構造例を示しており、サービスを提供するアプリケーション毎に当該アプリケーションを実行するために必要な機器の組み合わせを対応付けている。例えば、消費電力抑制サービスには空調機器と人感センサとの組み合わせが必要機器に設定される。快適睡眠サービスには空調機器と温度センサとの組み合わせが必要機器に設定される。活動見守りサービスには、テレビとウェブカメラとの組み合わせが必要機器に設定される。番組予約サービスには、ネットワーク通信機能付きのテレビが必要機器に設定されている。
(1)アプリケーション1:空調機器と人感センサの各動作を監視制御することによって、宅内に家人がいないときは空調機器の動作を停止させる、または省エネルギー動作に移行させることで、空調機器の消費電力を低減させる消費電力抑制サービス
(2)アプリケーション2:空調機器と外気温を測定する温度センサの各動作を監視制御することによって、就寝時に外気を利用して快適性を維持しながら空調機器の消費電力を低減させる快適睡眠サービス
(3)アプリケーション3:テレビとウェブカメラの各動作を監視制御することによって、家人の安否を判定する活動見守りサービス
(4)アプリケーション4:ネットワーク通信機能付きのテレビの動作を監視制御することによって、外出中に携帯電話等の携帯端末を用いて、テレビ番組の予約録画を行う番組予約サービス
対応情報記憶部3dは、アプリ保存部3cに格納している各アプリケーションと、当該アプリケーションを実行する(利用する)ために必要な機器との対応関係を示す対応情報が予め格納されている。図4は、対応情報の構造例を示しており、サービスを提供するアプリケーション毎に当該アプリケーションを実行するために必要な機器の組み合わせを対応付けている。例えば、消費電力抑制サービスには空調機器と人感センサとの組み合わせが必要機器に設定される。快適睡眠サービスには空調機器と温度センサとの組み合わせが必要機器に設定される。活動見守りサービスには、テレビとウェブカメラとの組み合わせが必要機器に設定される。番組予約サービスには、ネットワーク通信機能付きのテレビが必要機器に設定されている。
サービスサーバユニットSSは、ネットワーク通信部3eと、情報処理部3fと、追加情報作成部3gとで構成される。ネットワーク通信部3eは、通信モジュール3bを介してコントローラ1とネットワーク通信を行う。追加情報作成部3gは、後述の追加機器情報を作成する。情報処理部3fは、各部から授受する情報に基づいて、外部サーバ3の各部の動作を監視制御する。
上記のように構成された情報提供システムでは、通常、コントローラ1のアプリ実行部1hが、アプリ記憶部1gに格納されたアプリケーションを実行する。アプリ実行部1hは、アプリケーションの実行によって、宅内ネットワークNT1上の設置済機器X1の監視制御を行い、消費電力抑制サービス、快適睡眠サービス、活動見守りサービス等の所定のサービスを利用者に提供している。
そして、利用者が表示装置2の操作部2eを操作して、外部サーバ3から新たなアプリケーションをコントローラ1にダウンロードし、新たなアプリケーションをアプリ記憶部1gに格納することで、新しいサービスを利用することができる。しかし、新たなアプリケーションを実行するために必要な機器の組み合わせが設置済機器X1になければ、このサービスを利用することができない。
そこで、本実施形態の情報提供システムでは、利用者が新たなアプリケーションを利用するために必要な追加機器を提示する処理を以下のように行う。
まず、利用者が表示装置2の操作部2eを操作することで、情報処理部2bが追加機器情報の取得要求をコントローラ1へ送信する。追加機器情報取得要求を受信したコントローラ1は図5のフローチャートに沿って動作し、さらに外部サーバ3は図6のフローチャートに沿って動作する。追加機器情報取得要求を受信したコントローラ1では、情報処理部1fが、設置済機器X1の機器構成情報(図3参照)を機器構成記憶部1dから読み出し(S1)、機器構成情報を付加した追加機器情報取得要求を外部サーバ3へ送信する(S2)。外部サーバ3が追加機器情報取得要求を受信すると(S11)、追加情報作成部3gは、対応情報記憶部3dから対応情報(図4参照)を読み出す(S12)。そして、追加情報作成部3gは、追加機器情報取得要求に付加された機器構成情報に基づいて現在の設置済機器X1を認識し、さらには対応情報に基づいて各アプリケーションを実行する(利用する)ために必要な機器を認識できる。したがって、現在の設置済機器X1のみを用いた場合には実行不可能なアプリケーション(第1のアプリケーション:以降、不可アプリケーションと称す)を判別することができる(S13)。そして不可アプリケーションがあれば、追加情報作成部3gは、不可アプリケーションの各々を実行するために宅内に追加することが必要な機器(以降、追加機器X2と称す)に関する追加機器情報を作成する(S14)。追加機器情報とは、追加機器X2のカテゴリ(空調機器、照明機器、ウェブカメラ、温度センサ等)、機器の型番等のように追加機器X2毎の情報であり、不可アプリケーション毎に作成される。そして、追加情報作成部3gは、作成した追加機器情報をコントローラ1へ送信する(S15)。また追加情報作成部3gは、不可アプリケーションがなければ処理を終了する。
コントローラ1は、外部サーバ3から追加機器情報を受信し(S4)、この追加機器情報を含むウェブページを作成して表示装置2へ転送する(S5)。表示装置2は、表示制御部2cによって表示画面2dに追加機器情報を含むウェブページを表示する。このウェブページには、不可アプリケーションの名称に各々対応して、当該不可アプリケーションに必要な追加機器X2の情報が表示される。
このように本実施形態では、外部サーバ3が、コントローラ2から取得した機器構成情報と自己が保持している対応情報とを照合して追加機器情報を作成する。この外部サーバ3で作成された追加機器情報は、コントローラ1を介して表示装置2が利用者に提示する。したがって表示装置2は、新しいサービスに必要な追加機器X2に関する追加機器情報を容易に取得できる。すなわち利用者は、現状の設置済機器X1のみを用いて新たなサービスを利用することができるか否かを認識でき、さらに新たなサービスを利用するために必要な追加機器X2の情報も容易に取得できる。したがって、ホームネットワークシステムに新サービスを追加する場合、必要な追加機器の選択を店員の経験や知識に左右されることなく、さらには店員と相談する手間が不要となり、利用者にとっては面倒な手続が不要となって、新サービスの導入が容易となる。
また、コントローラ1と表示装置2とは、別体構成、一体構成のいずれでもよい。
また、機器は、空調機器、照明機器、ウェブカメラ、各種センサ(温度センサ、人感センサ等)、パーソナルコンピュータ、テレビ、HDDレコーダ、冷蔵庫、電位レンジ、時計、健康器具等が挙げられる。
また、コントローラ1では、機器構成収集部1cが、設置済機器X1から機器構成情報を予め収集し、収集した機器構成情報を機器構成記憶部1dに格納している。そして、情報処理部1bは、追加機器情報取得要求を外部サーバ3へ送信する際に、機器構成情報を機器構成記憶部1dから読み出している。しかし、情報処理部1bが追加機器情報取得要求を外部サーバ3へ送信する度に、機器構成収集部1cが設置済機器X1から機器構成情報を収集してもよい。
また、コントローラ1が、機器構成情報を付加した追加機器情報取得要求を外部サーバ3へ送信するタイミングは、定期的(例えば1日1回)、表示装置2において新しいサービスの導入するメニュー画面を表示したとき等であってもよい。
また、コントローラ1が、追加情報作成部を備えてもよい。この場合、コントローラ1が追加機器情報取得要求を表示装置2から受信したときに、外部サーバ3から対応情報を取得し、機器構成情報および対応情報に基づいて追加機器情報を作成し、表示装置2に追加機器情報を表示させる。
また、機器構成情報とは、機器のカテゴリ、機器の型番以外に、設置場所、稼働状況等のように機器の運用状況に関する情報を付加してもよい。
また、表示装置3は、専用端末以外に、テレビ、携帯電話、パーソナルコンピュータ等を用いてもよい。
(実施形態2)
本実施形態の情報提供システムは、実施形態1と略同様の構成を備え、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態の情報提供システムは、実施形態1と略同様の構成を備え、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
実施形態1では、全ての不可アプリケーションの追加機器情報を表示している。しかし、本実施形態では、表示する不可アプリケーションを限定しており、外部サーバ3は図7に示すように、サービスサーバSSが情報選択部3hを備える。そして、追加情報作成部3gが複数の不可アプリケーションについて追加機器情報を作成した場合、情報選択部3hは、追加機器X2の数が少ない不可アプリケーションの追加機器情報を優先してコントローラ1へ送信する。
例えば、情報選択部3hは、複数の不可アプリケーションのうち、追加機器X2の数が最も少ない不可アプリケーションの追加機器情報を選択してコントローラ1へ送信する。または、情報選択部3hは、複数の不可アプリケーションのうち、追加機器X2の数が少ない順に所定数の不可アプリケーションの追加機器情報を選択してコントローラ1へ送信してもよい。したがって、表示装置2の表示画面2dには、追加機器X2の数が最も少ない不可アプリケーションの追加機器情報のみ、または追加機器X2の数が少ない順に所定数の不可アプリケーションの追加機器情報のみが限定して表示される。このとき、追加機器情報には追加機器数の情報も含まれ、表示画面2dには、不可アプリケーション毎の追加機器X2の台数も表示される。而して、利用者にとって追加機器X2の追加数が少なく、導入が容易な新サービスを、追加機器X2の情報とともに提案することができる。
また、情報選択部をコントローラ1に設けてもよい。この場合、コントローラ1において、外部サーバ3から受信した複数の不可アプリケーションの追加機器情報のうち、追加機器X2の数が少ない不可アプリケーションの追加機器情報を優先してウェブページに反映させる。
(実施形態3)
本実施形態の情報提供システムは、実施形態1と略同様の構成を備え、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態の情報提供システムは、実施形態1と略同様の構成を備え、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
実施形態1では、全ての不可アプリケーションの追加機器情報を表示している。しかし、本実施形態では、表示する不可アプリケーションを限定しており、外部サーバ3は図8に示すように、サービスサーバSSが情報選択部3h、価格記憶部3iを備える。
まず、価格記憶部3iには、機器の価格情報が格納されており、機器のカテゴリ、型番等の機器構成情報に当該機器の価格が対応付けられている。そして、追加情報作成部3gが複数の不可アプリケーションについて追加機器情報を作成した場合、情報選択部3hは、価格記憶部3iを参照して、追加機器X2の購入費用の合計が安い不可アプリケーションの追加機器情報を優先してコントローラ1へ送信する。
例えば、情報選択部3hは、複数の不可アプリケーションのうち、追加機器X2の合計価格が最も安い不可アプリケーションの追加機器情報を選択してコントローラ1へ送信する。または、情報選択部3hは、複数の不可アプリケーションのうち、追加機器X2の合計価格が安い順に所定数の不可アプリケーションの追加機器情報を選択してコントローラ1へ送信してもよい。したがって、表示装置2の表示画面2dには、追加機器X2の合計価格が最も安い不可アプリケーションの追加機器情報のみ、または追加機器X2の合計価格が安い順に所定数の不可アプリケーションの追加機器情報のみが限定して表示される。このとき、追加機器情報には追加機器X2の合計価格の情報も含まれ、表示画面2dには、不可アプリケーション毎の追加機器X2の合計価格も併せて表示される。而して、利用者にとって追加機器X2の導入コストが安く、導入が容易な新サービスを、追加機器X2の情報とともに提案することができる。
また、価格記憶部3iに格納している価格情報は、外部サーバ3が機器メーカや販売店のサーバに定期的にアクセスしてアップデートすることで、最新の情報に更新される。さらに、機器の価格は、同一機種でも販売店毎に異なる場合があり、1つの不可アプリケーションに対して、追加機器X2の合計価格の情報を複数表示してもよい。あるいは、1つの不可アプリケーションに対して、追加機器X2の合計価格の最も安い情報のみを表示してもよい。
また、情報選択部および価格記憶部をコントローラ1に設けてもよい。この場合、コントローラ1において、外部サーバ3から受信した複数の不可アプリケーションの追加機器情報のうち、追加機器X2の合計価格が安い不可アプリケーションの追加機器情報を優先してウェブページに反映させる。
(実施形態4)
本実施形態の情報提供システムは、実施形態1と略同様の構成を備え、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態の情報提供システムは、実施形態1と略同様の構成を備え、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
実施形態1では、全ての不可アプリケーションの追加機器情報を表示している。しかし、本実施形態では、表示する不可アプリケーションを限定しており、外部サーバ3は図9に示すように、サービスサーバSSが情報選択部3h、行動検出部3i、行動情報記憶部3j、趣味嗜好推定部3kを備える。
まず、行動検出部3iは、利用者の行動に関する行動情報を検出するものである。例えば、設置済機器X1の使用履歴をコントローラ1経由で取得する方法や、設置済機器X1以外に宅内に設置した人感センサ等のセンサ出力を取得する方法等によって、利用者の生活形態を表す行動情報を検出する。検出された行動情報の履歴は、行動情報記憶部3jに格納される。
趣味嗜好推定部3kは、行動情報記憶部3jに格納された行動情報の履歴に基づいて、利用者の趣味または嗜好を推定する。この推定処理は、似た行動情報を検出された他の利用者の趣味または嗜好を参考にしたり、または使用頻度の高い設置済機器X1と同分野の趣味または嗜好を有するものとみなすことで行われる。例えば、健康器具の使用頻度が高い利用者であれば、健康に興味があると推定する。また、利用者が、自分の趣味または嗜好を入力してもよい。
そして、追加情報作成部3gが複数の不可アプリケーションについて追加機器情報を作成した場合、情報選択部3hは、パターン推定部3kが推定した利用者の趣味または嗜好を参照して、利用者の趣味または嗜好に合致した不可アプリケーションの追加機器情報を優先してコントローラ1へ送信する。
例えば、情報選択部3hは、複数の不可アプリケーションのうち、利用者の趣味または嗜好に合致した不可アプリケーションの追加機器情報を選択してコントローラ1へ送信する。したがって、表示装置2の表示画面2dには、利用者の趣味または嗜好に合致した不可アプリケーションの追加機器情報のみが限定して表示される。而して、利用者の趣味または嗜好を反映するので、利用者に導入を促すことができる新サービスを、追加機器X2の情報とともに提案することができる。
また、情報選択部、行動検出部、行動情報記憶部、趣味嗜好推定部をコントローラ1に設けてもよい。この場合、コントローラ1において、外部サーバ3から受信した複数の不可アプリケーションの追加機器情報のうち、利用者の趣味または嗜好に合致した不可アプリケーションの追加機器情報を優先してウェブページに反映させる。
(実施形態5)
本実施形態の情報提供システムは、実施形態1と略同様の構成を備え、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態の情報提供システムは、実施形態1と略同様の構成を備え、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
実施形態1では、全ての不可アプリケーションの追加機器情報を表示している。しかし、本実施形態では、表示する不可アプリケーションを限定しており、表示装置2の操作部2eは、図10(a)に示すようにサービス選択部2gを備え、外部サーバ3は図10(b)に示すように、サービスサーバSSが情報選択部3hを備える。
まず利用者は、表示装置2の操作部2eを操作して、表示画面2dに図11のメニュー画面を表示させる。メニュー画面には、本システムの各種機能に対応する機能ボタンBaが表示され、サービス追加ボタンBa1も表示されている。利用者がこのサービス追加ボタンBa1を押下すると、情報処理部2bは、サービス追加要求信号をコントローラ1へ送信する。サービス追加要求信号を受信したコントローラ1は、情報処理部1fが機能選択画面を表示装置2へ送信し、表示装置2の表示画面2dには図12に示す機能選択画面が表示される。機能選択画面は、サービスの種類を分類した複数の機能選択ボタンBbが表示され、この機能選択ボタンBbがサービス選択部2gを構成する。機能選択ボタンBbは、例えば「省エネ」、「セキュリティ」、「コミュニケーション」、「エンターテイメント」のようにサービスの種類毎に設けられる。上記消費電力抑制サービスおよび快適睡眠サービスは、サービス種類「省エネ」に属し、上記活動見守りサービスは、サービス種類「セキュリティ」に属し、上記番組予約サービスは、サービス種類「エンターテイメント」に属する。
そして、利用者がいずれかの機能選択ボタンBbを押下することで、情報処理部2bは、押下された機能選択ボタンBbに対応するサービス選択情報を付加した追加機器情報取得要求をコントローラ1へ送信する。追加機器情報取得要求を受信したコントローラ1では、情報処理部1fが、設置済機器X1の機器構成情報(図3参照)を機器構成記憶部1dから読み出し、機器構成情報を付加した追加機器情報取得要求を外部サーバ3へ送信する。外部サーバ3が追加機器情報取得要求を受信すると、追加情報作成部3gは、追加機器情報取得要求に付加された機器構成情報に基づいて現在の設置済機器X1を認識できる。さらには対応情報記憶部3dから読み出した対応情報(図4参照)に基づいて各アプリケーションを実行する(利用する)ために必要な機器を認識できる。したがって、現在の設置済機器X1のみを用いた場合には実行不可能な不可アプリケーションを判別することができる。
そして、追加情報作成部3gが複数の不可アプリケーションについて追加機器情報を作成した場合、情報選択部3hは、追加機器情報取得要求に付加されたサービス選択情報に合致する不可アプリケーションの追加機器情報を優先してコントローラ1へ送信する。
例えば、サービス選択情報が「省エネ」の場合、情報選択部3hは、複数の不可アプリケーションのうち、サービスの種類が「省エネ」に合致する消費電力抑制サービス、快適睡眠サービス等の追加機器情報を選択してコントローラ1へ送信する。また、サービス選択情報が「セキュリティ」の場合、情報選択部3hは、複数の不可アプリケーションのうち、サービスの種類が「セキュリティ」に合致する活動見守りサービス等の追加機器情報を選択してコントローラ1へ送信する。また、サービス選択情報が「エンターテイメント」の場合、情報選択部3hは、複数の不可アプリケーションのうち、サービスの種類が「セキュリティ」に合致する番組予約サービス等の追加機器情報を選択してコントローラ1へ送信する。したがって、表示装置2の表示画面2dには、利用者が選択した種類のサービスを提供する不可アプリケーションの追加機器情報のみが限定して表示される。このとき、追加機器情報には選択したサービス種類の情報も含まれ、表示画面2dには、不可アプリケーションのサービス種類も併せて表示される。而して、要求するサービスの種類を利用者に選択させるので、利用者が求める新サービスを利用するために必要な追加機器X2を提案することができる。
また、情報選択部をコントローラ1に設けてもよい。この場合、コントローラ1において、外部サーバ3から受信した複数の不可アプリケーションの追加機器情報のうち、サービス選択情報に合致する不可アプリケーションの追加機器情報を優先してウェブページに反映させる。
(実施形態6)
本実施形態の情報提供システムは、実施形態1と略同様の構成を備え、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態の情報提供システムは、実施形態1と略同様の構成を備え、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態の外部サーバ3の追加情報作成部3gは、不可アプリケーションの各々について作成した追加機器情報に、当該不可アプリケーションのサービス内容に関する不可アプリケーション情報(第1のアプリケーション情報)を付加する。
したがって、表示装置2の表示画面2dには、図13に示すように、不可アプリケーションの追加機器情報J1に加えて、当該不可アプリケーションのサービス内容J2も併せて表示する。このように、新サービスを利用するために必要な追加機器X2の情報だけでなく、新サービスの詳細を利用者に提示することで、利用者が新サービスによる利点を容易に理解できるので、利用者に対して新サービスの導入を促すことができる。
さらに、コントローラ1の情報処理部1fは、機器構成情報が付加された追加機器情報取得要求を外部サーバ3へ送信する際に、アプリ記憶部1gに格納しているアプリケーションの情報を併せて送信してもよい。この場合、外部サーバ3の追加情報作成部3gは、追加機器情報取得要求に付加された機器構成情報に基づいて現在の設置済機器X1を認識し、さらには対応情報に基づいて各アプリケーションを実行する(利用する)ために必要な機器を認識できる。したがって、現在の設置済機器X1のみを用いて実行可能なアプリケーション(第2のアプリケーション:以降、可アプリケーションと称す)を判別することもできる。そして追加情報作成部3gは、可アプリケーションのうち、アプリ記憶部1gに格納しているアプリケーションを除いた可アプリケーションのサービス内容に関する可アプリケーション情報(第2のアプリケーション情報)を作成する。この可アプリケーション情報はコントローラ1へ送信され、ウェブページに反映されて表示装置3に表示可能となる。
したがって、表示装置2の表示画面2dには、図14に示すように、可アプリケーションのサービス内容J3が表示される。このように、現在の設置済機器X1で利用できる新サービスの詳細を利用者に提示することで、機器の追加を行う必要のない新サービスの導入を利用者に提案することができる。
(実施形態7)
本実施形態の情報提供システムは、実施形態1と略同様の構成を備え、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態の情報提供システムは、実施形態1と略同様の構成を備え、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
所定のサービスを利用者に提供するアプリケーションは、当該アプリケーションを利用するために必要な機器の組み合わせがある。しかし、設置済機器X1が具備している機能(サポート機能)が不足している場合には、機能制限を設けたアプリケーションを外部サーバ3のアプリ保存部3cから取得してコントローラ1のアプリ記憶部1gに格納している場合がある。
図15は、本実施形態のコントローラ1の機器構成記憶部1dに格納されている機器構成情報の構造例を示し、機器No.、機器カテゴリ、機器の型番、機器のサポート機能、設置場所、稼働状況が互いに対応付けられている。
図16は、本実施形態の外部サーバ3の対応情報記憶部3dに格納されている対応情報の構造例を示し、サービス種類毎にサービスを分類し、各サービスを提供するためのアプリケーションを実行するために必要な機器の組み合わせを対応付けている。さらに、各機器が必ず具備していなければならない必須機能、各機器が具備しておいたほうがよい推奨機能が各サービスに対応付けられている。さらに、各サービスの内容説明も各サービスに対応付けられている。
そして設置済機器X1が必須機能、推奨機能ともに具備している場合、コントローラ1は、機能制限されていないアプリケーションをアプリ記憶部1gに格納し、機能制限されていないサービスを利用者に提供することができる。しかし、設置済機器X1が必須機能を具備しているが、推奨機能を具備していない場合、コントローラ1は、機能制限されたアプリケーションをアプリ記憶部1gに格納しており、利用者には、機能制限されたサービスが提供される。
そこで、本実施形態では、機能制限されたアプリケーションを、機能制限されていないアプリケーションに変更するために必要な追加機器X2を提示する。
まず、利用者が表示装置2の操作部2eを操作することで、情報処理部2bが追加機器情報の取得要求をコントローラ1へ送信する。追加機器情報取得要求を受信したコントローラ1では、情報処理部1fが、設置済機器X1の機器構成情報(図15参照)を機器構成記憶部1dから読み出し、機器構成情報を付加した追加機器情報取得要求を外部サーバ3へ送信する。外部サーバ3が追加機器情報取得要求を受信すると、追加情報作成部3gは、対応情報記憶部3dから対応情報(図16参照)を読み出す。そして、追加情報作成部3gは、追加機器情報取得要求に付加された機器構成情報に基づいて現在の設置済機器X1、および設置済機器X1のサポート機能を認識できる。さらには対応情報に基づいて各アプリケーションを実行する(利用する)ために必要な機器、および機器の必須機能、推奨機能を認識できる。したがって、現在の設置済機器X1のサポート機能が必須機能を満たすが、推奨機能を満たしていないアプリケーションがあった場合、このアプリケーションを機能制限なしで実行するために宅内に追加することが必要な追加機器X2に関する追加機器情報を作成する。この追加機器情報は、追加機器X2のカテゴリ(空調機器、照明機器、ウェブカメラ、温度センサ等)、機器の型番以外に、当該アプリケーションを制限なしで実行するための推奨機能が含まれる。そして、追加情報作成部3gは、作成した追加機器情報をコントローラ1へ送信する。
コントローラ1は、外部サーバ3から追加機器情報を受信し、この追加機器情報を含むウェブページを作成して表示装置2へ転送する。表示装置2は、表示制御部2cによって表示画面2dに追加機器情報を含むウェブページを表示する。このウェブページは、図17に示すように、機能制限なしアプリケーションのサービス内容J4と、機能制限なしアプリケーションを実行するための追加機器情報J5とを表示する。
このように本実施形態では、機能制限されたアプリケーションを、機能制限なしのアプリケーションに変更するために必要なサポート機能を具備した追加機器X2を利用者に提示できる。したがって、アプリケーションの機能制限解除を利用者に促すことができる。
(実施形態8)
実施形態1乃至7の情報提供システムにおける各構成は、互いに組み合わせることが可能である。例えば表示装置2の表示画面2dに、不可アプリケーションに関する情報(図13参照)、可アプリケーションに関する情報(図14参照)、アプリケーションの機能制限を解除するための情報(図17参照)が、択一的に表示されるものとする。利用者は、これらの情報を見て利用したいサービスがあれば、必要に応じて追加機器X2の購入を行う(但し、可アプリケーションの利用時には追加機器は不要)。そして、表示装置2の操作部2eを操作することによって、利用したいサービスのアプリケーションを外部サーバ3のアプリ保存部3cから取得して、コントローラ2のアプリ記憶部1gに格納する。
実施形態1乃至7の情報提供システムにおける各構成は、互いに組み合わせることが可能である。例えば表示装置2の表示画面2dに、不可アプリケーションに関する情報(図13参照)、可アプリケーションに関する情報(図14参照)、アプリケーションの機能制限を解除するための情報(図17参照)が、択一的に表示されるものとする。利用者は、これらの情報を見て利用したいサービスがあれば、必要に応じて追加機器X2の購入を行う(但し、可アプリケーションの利用時には追加機器は不要)。そして、表示装置2の操作部2eを操作することによって、利用したいサービスのアプリケーションを外部サーバ3のアプリ保存部3cから取得して、コントローラ2のアプリ記憶部1gに格納する。
そして、アプリ実行部1hがアプリ記憶部1gに格納されているアプリケーションを実行して、利用者にサービスを提供する場合、以下のような処理が行われる。
まず、アプリケーションは認証情報を含んでおり、この認証情報は、当該アプリケーションが利用者によって承認済か否かを示し、承認済であれば「0」、未承認であれば「1」が設定されるフラグで構成されている。
そしてアプリ実行部1hは、実行を開始したアプリケーションの認証情報の状態を判定し、認証済のアプリケーションであれば(フラグ「0」)、当該アプリケーションの実行を継続して利用者にサービスを提供する。しかし、最初に実行するアプリケーションであれば、認証情報は未承認であり(フラグ「1」)、情報処理部1fは、利用者に当該アプリケーションの実行の可・不可を入力させる認証画面のウェブページを表示装置2へ送信する。
表示装置2は、表示画面2dに認証画面を表示する。利用者の操作部2eによる入力が「実行可」であれば、表示装置2からコントローラ1へ承認信号が送信され、コントローラ1のアプリ実行部1hは、アプリケーションの実行を継続する。実行が継続されたアプリケーションは、認証情報を「1」から「0」に切り換えて、以後の実行時には上記認証処理を行わない。一方、利用者の操作部2eによる入力が「実行不可」であれば、表示装置2からコントローラ1へ未承認信号が送信され、コントローラ1のアプリ実行部1hは、アプリケーションの実行を中断する。実行が中段されたアプリケーションは、認証情報が「1」のままであり、以後の実行時にも上記認証処理を再び行う。
このように、アプリケーションを実行するときは、利用者の承認があった場合のみ当該アプリケーションを実行するので、外部サーバ3から取得したアプリケーションを利用者の同意のもとで安全に実行することができる。
(実施形態9)
本実施形態は、アプリケーションの承認処理が実施形態8とは異なるものであり、コントローラ1に実装されたOS(Operating System)において、アプリ実行部1hによるアプリケーションの実行時に動的リンクが行われる場合を例示する。
本実施形態は、アプリケーションの承認処理が実施形態8とは異なるものであり、コントローラ1に実装されたOS(Operating System)において、アプリ実行部1hによるアプリケーションの実行時に動的リンクが行われる場合を例示する。
まず、アプリケーションの認証情報の構造例を図18(a)に示す。機器X11は電力量計、機器X12はリレー端末とし、当該アプリケーションによる各機器への操作1をデータ参照(監視要求の送信)、操作2をデータ書込み(制御要求の送信)とする。この認証情報では、アプリケーションによる各機器の操作(各機器への監視要求または制御要求の送信であり、以降、アプリケーション操作と称す)毎に認証状態がフラグで設定されている。認証情報の初期状態(未承認)は、図18(a)に示すように、機器X12の操作2にのみ不許可(フラグ「1」)が設定され、他の操作は許可(フラグ「0」)が設定されている。
そして、図19(a)のフローチャートに示すように、アプリ実行部1hは、アプリケーション操作が発生する度に、当該アプリケーション操作が承認済であるか否かを、当該アプリケーションの認証情報に基づいて判定する(S21)。図18(a)において許可されているアプリケーション操作(フラグ「0」の操作)が発生した場合、承認済のアプリケーション操作であるとして、当該アプリケーション操作を実行する(S23)。
しかし、図18(a)において許可されていないアプリケーション操作(フラグ「1」の操作)が発生した場合、未承認のアプリケーション操作であるとして、リンク時に内部情報アクセスライブラリを未承認のものに差し替える(S22)。
図19(b)のフローチャートは、上記ステップS22における処理の詳細であり、まず情報処理部1fは、内部情報アクセス関数を呼び出す(S31)。そして、当該アプリケーション操作の可・不可を利用者に入力させる認証画面のウェブページを表示装置2に対して送信し、利用者に対して警告表示を行う(S32)。この警告表示は、例えば「Aサービスのアプリケーションが、電力量計のデータをリセットしようとしています。許可しますか?」と表示画面2dに表示される。すなわち、アプリケーションの実行によって発生するアプリケーション操作の可否を利用者に判断させており、アプリケーションの実行によって機器への未承認操作(未承認の制御要求または監視要求の送信)が発生する度に、警告表示がなされる。
そして、アプリ実行部1hは利用者による承認の有無を判定しており(S33)、利用者の操作部2eによる入力が「実行可」であれば、表示装置2からコントローラ1へ承認信号が送信される。アプリ実行部1hは、認証情報(図18(a)参照)内の該当するアプリケーション操作のフラグ「1」をフラグ「0」に切り換えて、図18(b)に示す認証情報に再設定して(S34)、当該承認されたアプリケーション操作を実行する(S35)。実行されたアプリケーション操作は、認証情報(図18(b)参照)の状態が承認済となっているため、以後の実行時には上記認証処理のステップS21において、当該アプリケーション操作は承認済であると判定されて上記認証処理を行わない。一方、利用者の操作部2eによる入力が「実行不可」であれば、表示装置2からコントローラ1へ未承認信号が送信され、コントローラ1のアプリ実行部1hは、当該アプリケーション操作を実行しない。この未承認によってアプリケーション操作が実行されなかったことは、コントローラ1から表示装置2へ通知され、表示画面2dに表示される(S36)。実行されなかったアプリケーション操作は、認証情報の状態が未承認(図18(a)参照)であり、以後の実行時にも上記認証処理を再び行う。
このように、アプリケーションを実行するときは、未承認のアプリケーション操作が発生する度に認証処理を行い、利用者の承認があったアプリケーション操作のみを実行するので、外部サーバ3から取得したアプリケーションを利用者の同意のもとで安全に実行することができる。
(実施形態10)
本実施形態では、アプリケーションの承認処理について実施形態8,9とは別の形態を説明する。
本実施形態では、アプリケーションの承認処理について実施形態8,9とは別の形態を説明する。
本実施形態のアプリケーションはテキスト情報で作成された実行ファイルであり、アプリ実行部1hは、アプリケーションをインタプリタ方式で実行する。そして、アプリ実行部1hがアプリ記憶部1gに格納されているアプリケーションを実行して、利用者にサービスを提供する場合、図20のフローチャートに示す処理が行われる。
まず、アプリ実行部1hは、実行を開始したアプリケーションの全アプリケーション操作が承認済であるか否かを、当該アプリケーションの認証情報に基づいて判定する(S41)。そして、全アプリケーション操作が承認済であれば、当該アプリケーションは承認済であるとして実行する(S47)。
しかし、アプリケーションが承認済でない場合、アプリ実行部1hは、当該アプリケーションの実行ファイルから外部関数参照情報(アプリケーション操作に用いられる外部関数のリスト)を得る(S42)。さらに、アプリ実行部1hは、実行が禁止されている外部関数の情報である禁止関数リストと、実行時に承認が必要な外部関数の情報である要承認関数リストとを予め記憶している。
そして、アプリ実行部1hは、外部関数参照情報内に禁止関数があるか否かを判定する(S43)。外部関数参照情報内に禁止関数がある場合、アプリ実行部1hは、当該アプリケーションは不正なものであると判断して実行を中断し、情報処理部1fは表示装置2に不正アプリケーションであることを通知する(S48)。表示装置2では、表示画面2dに不正アプリケーションである旨を表示する。したがって、不正なアプリケーションの実行を防止できる。
一方、外部関数参照情報内に禁止関数がない場合、アプリ実行部1hは、当該アプリケーションは正規なものであると判断し、次に外部関数参照情報内に未承認の要承認関数があるか否かを判定する(S44)。外部関数参照情報内に未承認の要承認関数がある場合、アプリ実行部1hは、外部関数参照情報内の全ての未承認の要承認関数によるアプリケーション操作の可・不可を利用者に入力させる認証画面のウェブページを表示装置2に対して送信し、利用者に対して警告表示を行う(S45)。この警告表示は、例えば「Aサービスのアプリケーションには、電力量計のデータをリセットする操作があります。許可しますか?」と、要承認関数毎に表示画面2dに表示される。すなわち、アプリケーションの実行によって発生する全ての未承認のアプリケーション操作の可否を、事前に一括して利用者に判断させている。
本実施形態では、アプリケーションの実行前に実行ファイルをテキスト検索して、当該アプリケーションにおいて使用する全ての外部関数を取得し、使用する全ての外部関数に対して未承認の要承認関数の有無を予め判定している。すなわち、未承認の要承認関数を実行することによって発生する全てのアプリケーション操作に対してステップS45で警告表示を行い、未承認の全てのアプリケーション操作に対する認証処理を事前に一括して行うことができる。したがって、アプリケーションを実行して数時間後に発生するアプリケーション操作であっても、事前に全てのアプリケーション操作を許可できる。而して、アプリケーションを遅滞なく実行させることができる。
そして、アプリ実行部1hは利用者による承認の有無を判定しており(S46)、利用者の操作部2eによる入力が全ての未承認関数に対して「実行可」であれば、表示装置2からコントローラ1へ承認信号が送信される。アプリ実行部1hは、当該承認されたアプリケーションを実行する(S47)。実行されたアプリケーション操作は、認証情報の状態が承認済となっているため、以後の実行時には上記認証処理のステップS41において、当該アプリケーション操作は承認済であると判定されて上記認証処理を行わない。一方、利用者の操作部2eによる入力が「実行不可」に設定された未承認関数があれば、表示装置2からコントローラ1へ未承認信号が送信され、コントローラ1のアプリ実行部1hは、当該アプリケーションを実行しない。実行されなかったアプリケーションは、認証情報の状態が未承認(全てのアプリケーション操作に対して承認されていない)であり、以後の実行時にも上記認証処理を再び行う。
なお、利用者の操作部2eによる入力が「実行不可」に設定された未承認関数が1つ以上あれば、表示装置2からコントローラ1へ当該「実行不可」に設定された未承認関数の情報が送信されてもよい。この場合、コントローラ1のアプリ実行部1hは、当該アプリケーションを実行する際に、「実行不可」に設定された未承認関数を実行せず、他の承認済の外部関数のみを実行する。
また、アプリ実行部1hは、CPUの命令を直接実行するのではなく、命令を逐次解釈して実行するインタプリタ方式を用いて、テキスト情報の実行ファイルからなるアプリケーションを実行している。CPUの命令を直接実行する方式では、外部関数参照情報を得る場合に、非常に多くのリソースを必要とする。しかし、インタプリタ方式を用いて、テキスト情報の実行ファイルを実行する本実施形態では、実行ファイルをテキスト検索することによって外部関数参照情報を精度よく得ることができる。一般にインタプリタ方式の実行速度は遅いが、速度を要求される部分ではプラットフォーム側でAPI(Application Program Interface)として供給することで解決可能である。またアプリケーションが、標準的なテキスト、インタプリタ技術、例えばHTML、CSS、Java(登録商標)scriptで記載されるなら、高度な知識や開発環境を持たない個人、団体でもアプリケーションを作成することができる。
1 コントローラ
1c 機器構成収集部
1d 機器構成記憶部
1f 情報処理部
1g アプリケーション記憶部
1h アプリケーション実行部
2 表示装置
2b 情報処理部
2d 表示画面(情報提示部)
2e 操作部
3 外部サーバ
3c アプリケーション保存部
3d 対応情報記憶部
3f 情報処理部
3g 追加情報作成部
X1 設置済機器
1c 機器構成収集部
1d 機器構成記憶部
1f 情報処理部
1g アプリケーション記憶部
1h アプリケーション実行部
2 表示装置
2b 情報処理部
2d 表示画面(情報提示部)
2e 操作部
3 外部サーバ
3c アプリケーション保存部
3d 対応情報記憶部
3f 情報処理部
3g 追加情報作成部
X1 設置済機器
Claims (10)
- 宅内に設置されている機器である1乃至複数の設置済機器の動作を監視制御することによって所定のサービスを利用者に提供するアプリケーションを記憶するアプリケーション記憶部、当該アプリケーション記憶部に記憶されているアプリケーションを実行するアプリケーション実行部、各設置済機器に関する機器構成情報を収集する機器構成収集部を具備するコントローラと、
機器の組み合わせと当該組み合わせた機器を用いて実行可能なアプリケーションとの対応関係であるアプリケーション対応情報を格納した対応情報記憶部を具備して前記コントローラとの間でネットワークを介して通信を行う外部サーバと、
前記機器構成情報と前記アプリケーション対応情報とに基づいて、設置済機器のみを用いた場合には実行不可能な第1のアプリケーションを実行するため宅内に追加することが必要な機器である追加機器に関する追加機器情報を作成する追加情報作成部と、
宅内に設置されて前記追加機器情報を提示する情報提示部と
を備えることを特徴とする情報提供システム。 - 前記追加情報作成部は、前記作成した追加機器情報に対応する第1のアプリケーションに関する第1のアプリケーション情報を作成し、前記情報提示部は第1のアプリケーション情報を提示することを特徴とする請求項1記載の情報提供システム。
- 前記第1のアプリケーションが複数ある場合、追加機器の数が少ない第1のアプリケーションの前記追加機器情報を優先して前記情報提示部に提示させる情報選択部を備えることを特徴とする請求項1または2記載の情報提供システム。
- 機器の価格に関する価格情報を記憶している価格記憶部を備え、
前記第1のアプリケーションが複数ある場合、前記価格情報に基づいて、追加機器の価格の合計が安い第1のアプリケーションの前記追加機器情報を優先して前記情報提示部に提示させる情報選択部を備える
ことを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の情報提供システム。 - 利用者の行動に関する行動情報を検出する行動検出部と、
当該検出した行動情報の履歴を記憶する行動情報記憶部と、
当該行動情報の履歴に基づいて利用者の趣味または嗜好を推定する趣味嗜好推定部とを備え、
前記推定した利用者の趣味または嗜好に対応する第1のアプリケーションの前記追加機器情報を前記情報提示部に提示させる情報選択部を備える
ことを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の情報提供システム。 - 提供されるサービスの種類を利用者が選択するサービス選択部を備え、
当該選択されたサービスの種類に対応する第1のアプリケーションの前記追加機器情報を前記情報提示部に提示させる情報選択部を備える
ことを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の情報提供システム。 - 前記追加情報作成部は、前記アプリケーション記憶部に記憶しているアプリケーションの情報と前記機器構成情報と前記アプリケーション対応情報とに基づいて、設置済機器のみを用いた場合に実行可能な第2のアプリケーションのうち、前記アプリケーション記憶部に記憶されていない第2のアプリケーションに関する第2のアプリケーション情報を作成し、前記情報提示部は第2のアプリケーション情報を提示することを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載の情報提供システム。
- 利用者に操作される操作部を備え、
前記アプリケーション実行部が前記アプリケーション記憶部に格納されているアプリケーションを実行する場合、前記情報提示部は、当該アプリケーションの実行によって設置済機器に施される各操作のうち未承認の操作があれば、当該未承認の操作が発生する度に当該未承認の操作の可・不可を前記操作部によって入力することを利用者に要求する内容を提示し、
前記アプリケーション実行部は、前記操作部の入力結果が操作可である場合は、前記未承認の操作を行ってこの操作を承認済とし、前記操作部の入力結果が操作不可である場合は、当該未承認の操作を行わない
ことを特徴とする請求項1乃至7いずれか記載の情報提供システム。 - 利用者に操作される操作部を備え、
前記アプリケーション実行部が前記アプリケーション記憶部に格納されているアプリケーションを実行する前に、前記情報提示部は、当該アプリケーションの実行によって設置済機器に施される各操作のうち未承認の操作があれば、全ての未承認の操作の可・不可を前記操作部によって一括入力することを利用者に要求する内容を提示し、
前記アプリケーション実行部は、前記操作部の入力結果が全ての未承認の操作について操作可である場合は、アプリケーションの実行による設置済機器の全操作を行って、前記未承認の操作を承認済とし、前記操作部の入力結果が1つ以上の未承認操作について操作不可である場合は、当該アプリケーションの実行による各操作のうち少なくとも当該未承認の操作を行わない
ことを特徴とする請求項1乃至7いずれか記載の情報提供システム。 - 前記アプリケーションはテキスト情報であり、前記アプリケーション実行部は、前記アプリケーションをインタプリタ方式で実行することを特徴とする請求項9記載の情報提供システム。
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JP2010050732A JP2011186738A (ja) | 2010-03-08 | 2010-03-08 | 情報提供システム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
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- 2010-03-08 JP JP2010050732A patent/JP2011186738A/ja not_active Withdrawn
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