JP2004220362A - 数値制御装置のインタロック診断表示方法 - Google Patents

数値制御装置のインタロック診断表示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004220362A
JP2004220362A JP2003007495A JP2003007495A JP2004220362A JP 2004220362 A JP2004220362 A JP 2004220362A JP 2003007495 A JP2003007495 A JP 2003007495A JP 2003007495 A JP2003007495 A JP 2003007495A JP 2004220362 A JP2004220362 A JP 2004220362A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ilk
diagnosis
interlock
condition
numerical control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003007495A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4085408B2 (ja
Inventor
Kunihiko Murakami
邦彦 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Horkos Corp
Original Assignee
Horkos Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Horkos Corp filed Critical Horkos Corp
Priority to JP2003007495A priority Critical patent/JP4085408B2/ja
Publication of JP2004220362A publication Critical patent/JP2004220362A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4085408B2 publication Critical patent/JP4085408B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Abstract

【課題】この発明は自動運転、ジョグ送り等の沢山の運転方法があり、数十のILK条件がある工作機械の数値制御装置の場合、運転前、運転中ILK状態が発生し機械が停止したときでも、表示されるILK診断を実行することにより機械に不慣れなオペレータが即座に容易に対応し高価な工作機械が遊ぶことがないようにし、またコストの削減を図り、また複数の子機、すなわち工作機械を制御している副数値制御装置についてもI/Oリンクインターフェイスにより同様の効果を得るようにした。
【解決手段】ILK診断するときに数十ある工作機械のILK条件を運転方法ごとにまとめている。選ばれた運転方法ごとにILK診断プログラムを実行してILK診断結果を表示装置に表示している。選ばれた運転方法のILK条件を解除されているか未解決か視覚的に区別して表示装置に表示している。複数の子機のILK診断もI/Oリンクで結合して行っている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
工作機械の制御の場合、数値制御装置のプログラマブル・コントローラ(PMC)から工作機械への制御よび工作機械からPMCへの制御を一般的にラダー回路で行っている。この制御の入出力が100から400ある場合がある。このように制御要素をラダー回路で組んでいる。このラダー回路で機械の誤作動で事故が発生しないように安全のためインタロック(以下、ILKという)条件が設定される。運転前にこのILK条件が全て解決しないと運転できない。ILK状態が発生したとき(機械が動作しないときをいう)に、熟練したオペレータでないとどのように対応したらよいかわからず、生産効率に支障きたす。こうしたNC工作機械の数値制御装置のインタロック診断表示方法に関する。
【0002】
【従来技術】
特開2001−282314号公報(特許文献)に示されるように、一連の自動運転時に行われる動作を個々の動作に分割した各個動作を行わせる操作ボタンを備え、この操作ボタンにより実行される動作の開始時に満足すべき条件である起動条件/運転条件を満たすかどうかを操作ボタンに視覚的に区別して表示するものがある。
【0003】
しかしながら、自動運転、ジョグ送り、手動ハンドル送り、自動扉、治具、軸制御、搬送などの沢山の運転方法があり、数十のILK条件がある工作機械の数値制御装置では、操作盤に数十の表示ランプを配置しなければならず、また盤内配線が増え操作盤が大きくなり、省スペース化ができない。またコスト的にも大幅アップとなる。
数十のILK条件の表示ランプが盤上にならぶとたとえば治具操作を行うときに関係のないILK状態のランプがあるので点滅の適/否が不慣れなオペレ−タは理解できず、熟練者を長時間待時しなければならずNC工作機械が遊ぶことになる等の不具合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来技術の不具合に鑑み、この発明は自動運転、ジョグ送り、手動ハンドル送り、自動扉、治具、軸制御、搬送などの沢山の運転方法があり、数十のILK条件がある工作機械の数値制御装置の場合、運転前、運転中ILK状態が発生し機械が停止したときでも表示装置に表示されるILK診断を実行することにより機械に不慣れなオペレータが即座に容易に対応し高価な工作機械が遊ぶことがないようにした。また省スペース、コスト削減、生産コストの削減という効果が得られる。
また複数の子機、すなわち工作機械を制御している副数値制御装置についてもI/Oリンクインターフェイスにより同様の効果を得るようにした。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の課題解決の手段は、インタロック条件を格納したテーブルがあり、複数の運転方法のなかから診断したい運転方法が選択されると該当するインタロック条件をこのインタロック条件を格納したテーブルから読み出して表示装置に運転方法ごとに該当するインタロック条件を表示する構成とした。これにより機械に不慣れなオペレータが即座に容易に対応し高価な工作機械が遊ぶことがないようにした。省スペース、コスト削減、生産コストの削減という効果が得られる。
【0006】
第2の課題解決の手段はILK診断プログラムを内蔵し、運転方法を選択すると運転方法に対応したILK条件診断結果をILK状態とILK解除状態とを視覚的に区別して表示装置に表示する構成したので、どのILK条件が解除され、どのILK条件が解除されていないかすぐ判別できるので対応が機敏となる。
【0007】
第3の課題解決の手段は運転方法に該当するILK条件が表示装置に一覧表示される中からILK条件を選び、ラダー回路選択操作すると、サーチされたラダー回路が表示装置に表示される構成としたので、該当する運転状態における全てのILK条件の一覧表示の中からラダー回路が表示されるため不慣れなオペレータでもILK解除を早く実行できる。
【0008】
第4の課題解決の手段は、ILK診断を膨大なラダー回路ではなくマクロ変数で作成したテーブルを使用するILK診断プログラムを主ROMから読み出し、これをシステムプログラムで実行し、選ばれた運転方法のILK診断を行い、ILK条件と診断結果を表示装置に表示する構成としたので、PMCの負荷が軽くなり、工作機械のサイクルタイムが早くなる。
【0009】
第5の課題解決の手段は、複数の子機とした副数値制御装置があり、これらの副制御装置をI/Oリンクインターフェイスで結合し、主数値制御回路で個々に選択制御する構成としたので、子機も同様にILK診断できるため複数の子機にわたってトータル管理ができる。
【0010】
第6の課題解決の手段はMコードに関するILK条件のILK状態が解除されていないとき、Mコ―ドを入力すると、ラダー回路のMコード完了コイルを画面先頭に表示される構成としたので、該当するラダー回路を即座に見ることができるためILK解除に役立つ。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面とともに本発明による数値制御装置のILK診断表示方法の一つの実施例を説明する。図1は本発明の一つの実施例の数値制御装置を示す全体概略構成図、図2は数値制御装置の操作盤の外形図、図3は操作盤上にあるCRT/MDIユニットのキーボード図、図4は運転方法を選択する選択画面、図5は自動運転の運転方法「共通」のときのILK条件表示画面、図6は運転方法「自動運転」のときのILK条件表示画面、図7〜図11はILK診断のプログラムの実行を説明するフローチャート図、図12は表示装置に表示されるラダー回路図の例を示す図、図13はMコードによるサーチを行うときの選択画面、図14は副数値制御装置の自動運転診断画面、表1はILK診断に使用するマクロ変数の内容を示す図である。
【0012】
図1において、符号10で示すものは主数値制御装置であり、該主数値制御装置10は主CPU(プロセッサ)11、主ROM12、主RAM13、CRT/MDIユニット20、主不揮発性メモリ14、主サーボ制御回路15、主サーボアンプ16、PMC(プログラマブル・マシン・コントローラ)17、主バス18、主入出力手段19の機器により構成されている。前記CRT/MDIユニット20はさらにCRT制御回路21、表示装置22、キーボード23およびソフトキー24により構成されている。
【0013】
主ROM12、主RAM13、CRT制御回路21、キーボード23、ソフトキー24、主不揮発性メモリ14、主サーボ制御回路15、PMC17および主入出力手段19の前記各機器は前記主バス18を介して前記主CPU11に連結されている。また、前記CRT制御回路21と前記表示装置22とが連結され、前記主サーボ制御回路15と前記主サーボアンプ16とが連結され、主サーボアンプ16および前記PMC17はそれぞれNC工作機械50へ連結されている。
【0014】
符号30で示すものは第2数値制御装置であり、該第2数値制御装置30は第2CPU(プロセッサ)31、第2ROM32、第2RAM33、第2不揮発性メモリ34、第2サーボ制御回路35、第2サーボアンプ36、第2バス38および第2入出力手段39により構成されている。第2ROM32、第2RAM33、第2不揮発性メモリ34、第2サーボ制御回路35および第2入出力手段39の前記各機器は前記第2バス38を介して前記第2CPU31に連結され、前記第2サーボ制御回路35と前記第2サーボアンプ36とが連結されている。前記第2入出力手段39はI/Oリンク40を介して前記主数値制御装置10の前記主入出力手段19に連結され、前記第2サーボアンプ36は前記NC工作機械50へ連結されている。
【0015】
前記主ROM12にはシステムプログラムおよびILK診断プログラムが格納されている。前記主RAM13にはSRAM等が使用され、各種データ、入出力信号が格納され、ILK診断を行うプログラムで使用するワークのなかで電源断時に保持する必要がないものが格納されている。前記主不揮発性メモリ14には図示されていないバッテリによりバックアップされたCMOSが使用され、電源断後も保持すべきパラメータ、ピッチ誤差補正量、工具補正量等、ILK診断プログラムで使用するILK条件のテーブルが格納されている。前記PMC17にはシーケンスプログラムが格納されている。第2ROM32には副数値制御装置30のシステムプログラム、第2不揮発性メモリ34にはパラメータが格納されている。第2RAM33はSRAM等が使用され、演算処理に使われる。
【0016】
前記主数値制御装置10において、前記主CPU11は前記主ROM12に格納されているシステムプログラムにより主数値制御装置10を制御する。前記CRT/MDIユニット20において、前記CRT制御回路21はディジタル信号を表示用信号に変換し、前記表示装置22へ出力する。該表示装置22としてはCRTあるいは液晶表示装置が使用される。該表示装置22には、その画面で受けられる作業またはデータ、インタロック診断における運転方法の種類別のインタロック条件が表示される。画面の下に配置された前記キーボード23によりインタロック診断における運転方法の種類を選択する。前記キーボード23はアドレスキー、数値キー等により構成され、これらのキーによりデータを入力する。また、前記CRT/MDIユニット20は、前記キーボード23により、副数値制御装置30のILK診断を行うときは、たとえば図3の画面で「βアンプ1」の「自動」の項目をキーボード23のカーソルキーで選ぶと主ROMに格納されたILK診断プログラムが実行され、前記I/Oリンク40を介して副数値制御装置30のILK診断が行われた結果が表示装置22に示される。診断結果を表示する。
【0017】
前記PMC17は前記主バス18を介して前記NC工作機械50の機能信号等を入力され、シーケンス・プログラムで処理し、制御信号を出力してNC工作機械50を制御する。また、前記PMC17は前記NC工作機械50から現在の状態信号を入力され、シーケンス・プログラムで処理し、前記主バス18を介して前記主CPU11へ必要な信号を出力する。前記主サーボ制御回路15は前記主CPU11から軸の移動指令信号を入力され、軸制御の制御信号を前記主サーボアンプ16へ出力し、主サーボアンプ16は制御信号を出力して前記NC工作機械50の図示しない主サーボモータを駆動する。
【0018】
前記第2数値制御装置30において、前記第2CPU31は、前記主数値制御装置10と同様に、前記第2ROM32に格納されているシステムプログラムにより第2数値制御装置30を制御する。前記第2入出力手段39は前記I/Oリンク40を介して前記主数値制御装置10の前記主入出力手段19と連結されている。すなわち、前記第2数値制御装置30は前記I/Oリンク40を介して主数値制御装置10からCRT/MDIユニット20と連結されている。前記CRT/MDIユニット20へ現在の信号が監視されており、図3でβアンプ1の副数値制御装置30の運転方法(自動)が選択されると上述のようにILK条件・診断結果が表示される。複数値制御装置30が複数ある場合、たとえば3台あるときは、図3に示す選択画面から「βアンプ1」〜「βアンプ3」そして運転方法のなかから選択する。前記第2サーボ制御回路35は前記第2CPU31から軸の移動指令信号を入力され、軸制御の制御信号を前記第2サーボアンプ36へ出力し、第2サーボアンプ36は制御信号を出力して前記NC工作機械50の図示しない第2サーボモータを駆動する。
【0019】
なお、図1では、前記主数値制御装置10に副数値制御装置である前記第2数値制御装置30の1台が前記I/Oリンク40を介して連結された場合を示しているが、副数値制御装置は1台に限定されるものではなく、第2数値制御装置30と同様に構成される複数台の副数値制御装置がI/Oリンク40を介して主数値制御装置10へ連結されることも可能である。
【0020】
以上のように構成された数値制御装置において、一つの例として主数値制御装置10の自動運転のILK診断を行うときは、図2に示すCRT/MDIユニット20のキーボード23にある「カスタムキー」を押すと図4に示す運転状態を選択する画面が表示装置22に表示される。主数値制御装置10が選択された画面になっている。キーボード23の方向カーソルキーで運転方法を選択するため画面から「自動」を選び、画面右下にある「選択」表示に該当するソフトキー24を押す。運転方法が選択されると主不揮発性メモリ14に格納されているILK条件のテーブルから自動運転に関するILK条件が読み出され、主ROM12に格納されているILK診断を行うプログラムが実行され、このILK条件の診断を実行した結果をILK状態とILK解除状態に視覚的に区分して表示装置に表示する。たとえば色表示、反転表示、フラグ表示等があり視覚的に区別できればよい。たとえば、全ての運転方法に共通するILK条件を表示したほうがよい場合がある。図4の数値制御装置の選択画面で運転方法「共通」を選択すると図5に示すように「共通」に関するILK条件がILK状態とILK解除状態に視覚的に区分して表示装置に表示される。このように診断すると、全運転に共通するILK状態が一挙に解決されるので、効率的であり生産効率がアップする。
【0021】
インタロック条件に関するラダー回路を表示する場合は、表示装置22の画面において、まず運転方法の種類別のインタロック条件を表示し、その中からラダー回路を表示するインタロック条件を選択し、ラダー回路表示用ソフトキー24を押すことにより、PMC17のラダー回路をサーチして表示する。たとえば図5の運転方法「共通」のILK条件項目08のラダー回路を表示するときは、キーボード23の方向カーソルキーで「08」を選びソフトキー24の「回路」を押すと図12に示すようなラダー回路が表示される。
【0022】
Mコードを入力して該当ラダー回路を表示したいときは、キーボード23の「カスタムキー」を押して図4の選択画面を読み出し、図左上の「Mサーチ」をキーボード23の方向カーソルキー選び、ソフトキー24の「選択」を押すと図13に示す画面が表示装置22に表示される。キーボード23から数字「19」と入力すると画面の左下の「NUM=」の左に「19」が表示される。キーボード23にある「INPUT」キーを押す「Mコード完了コイル:M019」と入力が表示される。画面右下のソフトキー24「選択」を選ぶと図12に示すようなラダー回路が表示装置22に表示される。
【0023】
主入出力手段19のラダー回路の見方を説明する。と図4の選択画面でβアンプ1の自動運転を選ぶと図14に示す副数値制御装置のILK診断結果が表示される。ILK条件の項目「02AUTOモード選択」をキーボード23の方向カーソルキーで「02」を選びソフトキー24の「回路」を押すと図12に示すようなラダー回路が表示される。
【0024】
運転方法の種類によりインタロック条件が異なる事例としては、例えば、インタロック条件の「+軸方向インタロック(ILK)」の場合、自動運転では、軸の移動中において、+軸方向インタロックの信号がオンの場合は移動方向に関係なく「+軸方向インタロック(ILK)」がインタロック要因となるが、ジョグ送り運転では、+軸方向に移動中で+軸方向インタロックの信号がオンの場合には移動方向が関係し+方向のとき」と訂正する。
【0025】
【表1】
Figure 2004220362
【0026】
【実施例】
本発明による数値制御装置のインタロック診断表示方法の実施事例について、以下に説明する。予め、『運転方法の種類には自動運転、ジョグ送り運転、手動ハンドル送り、ジグ等沢山ある。運転方法が選ばれるとその運転方法に関するILK条件の数だけ表1に示すテーブルが作成される。詳しくは後述するが表1(ILK診断に使用するマクロ変数の内容を示す図である。)の内容は一つのマイクロ変数の内容でILK条件の項目が格納されている主ROMのアドレス、検出条件、検出のデータ・アドレス等を含む。テーブルはマクロ変数領域を使用し1個のインタロック条件につき複数個のマクロ変数を使用する。このマクロ変数領域は電源断で消えずに保持する。オペレータがインタロック状態で現在の運転方法の種類を選択することにより、システムソフトは選択された運転方法の種類におけるすべてのインタロック条件をテーブルから取出し画面に表示する。さらに、それらのインタロック条件の中で、現在インタロック状態であるものとインタロック解除状態であるものとを視覚的に区別して表示する。従って、オペレータは選択された運転方法におけるインタロックの要因を視覚的に容易に確認することができる。
【0027】
テーブルの構成例は下記のとおりである。すなわち、この実施例ではインタロック条件1個につきマクロ変数3箇を使用する場合について記述する。3箇のマクロ変数#xxxxx、#xxxxx+1、#xxxxx+2の内容は下記のとおりである。
#xxxxx :コントロールフラグとインタロック条件表示ストリングの格納アドレス
#xxxxx+1:第1の要素
#xxxxx+2:第2の要素
また、#xxxxxの詳細な内容は表1のとおりである。表1において、ビット#0〜#13にインタロック条件名称表示ストリングのアドレスを格納している。ビット#14〜#25はコントロールフラグであり、本インタロック条件が現在、インタロック状態かインタロック解除状態かを検出するための手段を格納している。
【0028】
第1の要素#xxxxx+1の詳細な構成は下記のとおりである。
10000の単位:入出力信号の信号名称
1の単位 :入出力信号のアドレス
#xxxxx+1にはインタロック条件における主要因の入出力信号の信号名称G、Y、R等とアドレスが格納される。入出力信号がビットか1バイトか2バイトかの判断は#xxxxxのコントロールフラグのビット#24〜#25による。ラダー回路サーチが指令されると#xxxxx+1に格納されている入出力信号をサーチする。
【0029】
第2の要素#xxxxx+2には入出力信号のアドレスまたは定数が格納される。アドレスか定数かの判断は#xxxxxのコントロールフラグのビット#16による。第2の要素#xxxxx+2の詳細な構成は下記のとおりである。
第2の要素#xxxxx+2が入出力信号のアドレスの場合
10000の単位:入出力信号の信号名称
1の単位 :入出力信号のアドレス
第2の要素#xxxxx+2が定数の場合
10000の単位:第1の要素のANDをとる値(コントロールフラグのビット#22=1の場合)
1の単位 :定数
【0030】
図6の表示画面において、主数値制御装置10の自動運転のILK診断結果が示されている。ここではILK条件のILK解除状態されておれば反転状態、未解決のILK状態であれば反転がされず表示される。たとえばILK条件の「02.MDI/メモリモード 選択」は解除され、「04.主軸速度到達オン」が未解決であることが確認できる。ILK条件をILK解除状態とILK状態に視覚的に区分して一覧表示すると全体のILK条件の実態が把握しやすく、運転できるまでの作業が把握しやすい。また不慣れなオペレータでも容易に対応できる。つぎにこのようにILK条件を診断する方法について説明する。」
【0031】
つぎに、図7〜図11に示す実施形態のフローチャートに沿って2番目のインタロック条件「MDI/メモリーモード選択」および4番目のインタロック条件「主軸速度到達オン」における図4の表示処理を説明する。まず、カーソルは01番にあるとする。2番目のインタロック条件「MDI/メモリーモード選択」のインタロック条件テーブルには予め以下の値が設定されている。
#10590=2*16777216+256*16384+6252
#10591=71*10000+43
#10592=7*10000+1
【0032】
2番目のインタロック条件「MDI/メモリーモード選択」の場合、実施形態のフローチャートのステップS2において上記の値が入力される。ステップS3においてカーソル番号は01であり条件番号は02でありカーソル番号と条件番号が等しくないので通常表示にて条件番号02を表示する。第1の要素の入出力信号の信号サイズは1バイト(#10590のコントロールフラグのビット#24〜#25=2)であり、ステップS6からステップS8へ移る。入出力信号の名称はG(#10591の10000の単位)で入出力信号のアドレスは43(#10591の1の単位)であり、ステップS8においてG43の現在の値を1バイト分#100へ取込む。現在はメモリーモードが選択されており、#100へ1が取込まれる。
【0033】
第2の要素は定数(#10590のコントロールフラグのビット#16=0)であり、ステップS10からステップS15へ移る。第2の要素の定数の1(#10592の1の単位)をステップS15において#101へ取込む。ステップS16において第1の要素の読込みデータのANDをとり(#10590のコントロールフラグのビット#22=1)、ステップS17において#100と7(第2の要素の10000の単位)のANDをとり、結果を#100へ格納する。ステップS18において第1の要素のANDをとる値(第2の要素の10000の単位)を除いた値を#101へ再格納する。コントロールフラグのビット#17、#18、#19、#23、#15および#20はすべて0であり、その間の処理をすべてスキップしてステップS32へ移る。
【0034】
ステップS32において、#100と#101とはともに1で等しく、ステップS33において2番目のインタロック条件「MDI/メモリーモードの選択」を反転表示する。#10590の表示ストリング格納アドレス6252に「MDI/メモリーモードの選択」の表示ストリングが格納されている。これにより現在メモリーモードが選択されており2番目のインタロック条件は満足されていることがわかる。ステップS38において条件番号NをN+1としてつぎの条件番号をセットする。ステップS39において条件番号Nが条件個数(運転方法の種類によって異なる)を超えたかどうかを判定し、超えた場合はステップS40へ移り終了となる。超えていない場合はステップS2に戻り、つぎの条件番号の表示処理を行う。
【0035】
つぎに、4番目のインタロック条件「主軸速度到達オン」の表示処理を説明する。4番目のインタロック条件「主軸速度到達オン」のインタロック条件テーブルには予め以下の値が設定されている。
#10596=0*16777216+36*16384+6254
#10597=71*10000+294
#10598=70*10000+26
【0036】
4番目のインタロックイ条件「主軸速度到達オン」の場合、実施形態のフローチャートのステップS2において上記の値が入力される。ステップS3においてカーソル番号は01であり条件番号は04でありカーソル番号と条件番号が等しくないので通常表示にて条件番号04を表示する。第1の要素の入出力信号の信号サイズはビット(#10596のコントロールフラグのビット#24〜#25=0)であり、ステップS6からステップS7へ移る。入出力信号の名称はG(#10597の10000の単位)で入出力信号のアドレスは294(#10597の1の単位)であり、ステップS7においてG29.4の現在の値を1ビット分#100へ取込む。現在では主軸速度到達オフであり、#100へ0が取込まれる。
【0037】
第2の要素はアドレス(#10596のコントロールフラグのビット#16=1)であり、ステップS10からステップS11へ移る。第2の要素の入出力信号の信号サイズはビット(#10596のコントロールフラグのビット#24〜#25=0)であり、ステップS11からステップS12へ移る。入出力信号の名称はF(#10598の10000の単位)であり、入出力信号のアドレスは26(#10598の1の単位)であり、ステップS12において切削中信号F2.6の現在の値を1ビット分#101へ取込む。現在は切削中であり、#101へ1が取込まれる。#10596のコントロールフラグのビット#19=1により、ステップS23からステップS24へ移る。ステップS24およびステップS25において#100=0かつ#101≠0であることにより、ステップS34において4番目のインタロック条件「主軸速度到達オン」を通常表示する。
【0038】
#10596の表示ストリング格納アドレス6254に「主軸速度到達オン」の表示ストリングが格納されている。これにより4番目のインタロック条件の「主軸速度到達オン」は満足されていないことがわかる。第1の要素のサイズはビットであり、ステップS35の判定後、ステップS38へ移り、ステップS38において条件番号NをN+1としてつぎの条件番号をセットする。ステップS39において条件番号Nが条件個数(運転方法の種類によって異なる)を超えたかどうか判定し、超えた場合はステップS40へ移り終了となる。超えていない場合はステップS2に戻り、つぎの条件番号の表示処理を行う。
【0039】
つぎに、4番目のインタロック条件の「主軸速度到達オン」が満足されていない原因をラダー回路で調べる。下カーソルキーを押すことにより4番目のインタロック条件を選択する。条件番号の04が点滅した状態でソフトキー表示の[回路]を押す。その結果、図7(インタロック条件「主軸速度到達オン」とは無関係の事例)に示すように第1の要素が出力コイルとなる回路をサーチして表示する。これにより4番目のインタロック条件の「主軸速度到達オン」が満足されない原因を容易に追求することが可能である。
【0040】
上述のようにPMCに格納した膨大なラダー回路を使用しないで、マクロ変数で作成したILK状態を検出するためのPMC17・工作機械の入出力信号を含むデータテーブルを使用している主ROMに格納したILK診断プログラムを実行し選ばれた運転方法のILK診断を行っているので、PMCの負荷が軽くなり数値制御装置の作動速度が速くなり、また表示速度が速くなる。したがって工作機械のサイクルタイムが速くなる。
【0041】
【発明の効果】
本発明による数値制御装置のILK診断表示方法は以上のように構成されていることにより、以下のような効果をえる。
(1)インタロック条件を格納したテーブルがあり、複数の運転方法のなかから診断したい運転方法が選択されると該当するインタロック条件をこのインタロック条件を格納したテーブルから読み出して表示装置に運転方法ごとに該当するインタロック条件を表示する構成とした。これにより機械に不慣れなオペレータが即座に容易に対応でき高価なNC工作機械が遊ぶことがないようにした。省スペース、コスト削減、生産コストの削減という効果が得られる。
(2)ILK診断プログラムを内蔵し、運転方法を選択すると運転方法に対応したILK条件診断結果をILK状態とILK解除状態とを視覚的に区別して表示装置に表示する構成したので、どのILK条件が解除され、どのILK条件が解除されていないかすぐ判別できるので対応が機敏となる。
(3)運転方法に該当するILK条件が表示器に一覧表示される中からILK条件を選び、ラダー回路選択操作すると、サーチされたラダー回路が表示器に表示される構成としたので、該当する運転状態における全てのILK条件の一覧表示のなかから最短のラダー回路が表示されるからILK条件の解除を早く実行できる。
(4)ILK診断を膨大なラダー回路ではなく、マクロ変数で作成したILK診断プログラムを主ROMから読み出し、これをシステムプログラムで実行して選ばれた運転方法のILK診断を行い、ILK条件と診断結果を表示装置に表示するようにしているので、PMCの負荷が軽くなり、表示が速くなる。
(5)複数の子機とした副数値制御装置があり、これらの数値制御装置をI/Oリンクインターフェイスで結合し、主数値制御回路で個々に選択制御する構成としたので、子機も同様にILK診断できるため複数の子機にわたってトータル管理ができる。
(6)Mコ―ドを入力すると、該当するMコードの完了コイルを表示画面先頭に位置させるラダー回路を表示させる構成としたので、ILK条件にかかわらず直接該当するMコードのラダー回路が表示されるのでILK解除に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施例の数値制御装置を示す全体概略構成図
【図2】数値制御装置の操作盤の外形図
【図3】操作盤上にあるCRT/MDIユニットのキーボード図
【図4】運転方法を選択する選択画面
【図5】自動運転の運転方法「共通」のときのILK条件表示画面
【図6】運転方法「自動運転」のときのILK条件表示画面
【図7】ILK診断のプログラムの実行を説明するフローチャート図
【図8】ILK診断のプログラムの実行を説明するフローチャート図
【図9】ILK診断のプログラムの実行を説明するフローチャート図
【図10】ILK診断のプログラムの実行を説明するフローチャート図
【図11】ILK診断のプログラムの実行を説明するフローチャート図
【図12】表示装置に表示されるラダー回路図の例を示す図
【図13】Mコードによるサーチを行うときの選択画面
【図14】副数値制御装置の自動運転診断画面
【符号の説明】
10 主数値制御装置
11 主CPU(プロセッサ)
12 主ROM
13 主RAM
14 主不揮発性メモリ
15 主サーボ制御回路
16 主サーボアンプ
17 PMC(プログラマブル・マシン・コントローラ)
18 主バス
19 主入出力手段
20 CRT/MDIユニット
21 CRT制御回路
22 表示装置
23 キーボード
24 ソフトキー
30 副数値制御装置
31 第2CPU(プロセッサ)
32 第2ROM
33 第2RAM
34 第2不揮発性メモリ
35 第2サーボ制御回路
36 第2サーボアンプ
38 第2バス
39 第2入出力手段
40 I/Oリンク
50 工作機械

Claims (6)

  1. 複数の運転方法により運転される工作機械の数値制御装置のインタロック診断方法において、インタロック条件を格納したテーブルを有し、複数の運転方法の中からインタロック診断したい運転方法が選択されると該当するインタロック条件がこのインタロック条件を格納したテーブルから読み出され、表示装置に運転方法ごとに該当するインタロック条件を表示することによりインタロック診断を行うことを特徴とする数値制御装置のインタロック診断表示方法。
  2. ILK診断プログラムを内蔵し、運転方法を選択すると運転方法に対応したILK条件診断結果をILK状態とILK解除状態とを視覚的に区分して表示装置に表示する構成したことを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置のインタロック診断表示方法。
  3. 運転方法に該当するILK条件が表示装置に一覧表示される中からILK条件を選び、ラダー回路選択操作すると、サーチされたラダー回路が表示装置に表示される構成としたことを特徴とする請求項1および請求項2に記載の数値制御装置のインタロック診断表示方法。
  4. マクロ変数で作成したテーブルを使用するILK診断プログラムを主ROMから読み出し、これをシステムプログラムで実行して選ばれた運転方法のILK診断を行い、ILK条件と診断結果を表示装置に表示する構成を特徴とする請求項1ないし請求項3に記載の数値制御装置のインタロック診断表示方法。
  5. 複数の子機とした副数値制御装置があり、これらのNC制御装置をI/Oリンクインターフェイスで結合し、主数値制御回路で個々に選択制御する構成としたことを特徴とする請求項1ないし請求項4に記載の数値制御装置のインタロック診断表示方法。
  6. Mコ―ドを入力すると、該当するMコードの完了コイルを表示画面先頭に位置させるラダー回路を表示させる構成としたことを特徴とする請求項1ないし請求項5に記載の数値制御装置のインタロック診断表示方法。
JP2003007495A 2003-01-15 2003-01-15 数値制御装置のインタロック診断表示方法 Expired - Fee Related JP4085408B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003007495A JP4085408B2 (ja) 2003-01-15 2003-01-15 数値制御装置のインタロック診断表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003007495A JP4085408B2 (ja) 2003-01-15 2003-01-15 数値制御装置のインタロック診断表示方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004220362A true JP2004220362A (ja) 2004-08-05
JP4085408B2 JP4085408B2 (ja) 2008-05-14

Family

ID=32897579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003007495A Expired - Fee Related JP4085408B2 (ja) 2003-01-15 2003-01-15 数値制御装置のインタロック診断表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4085408B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110843529A (zh) * 2019-10-10 2020-02-28 珠海格力电器股份有限公司 高压互锁故障自诊断电路、控制方法及新能源汽车

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110843529A (zh) * 2019-10-10 2020-02-28 珠海格力电器股份有限公司 高压互锁故障自诊断电路、控制方法及新能源汽车

Also Published As

Publication number Publication date
JP4085408B2 (ja) 2008-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3476484B2 (ja) 制御装置における操作履歴表示装置
JP2007219830A (ja) 数値制御装置
JP4097670B2 (ja) 工作機械におけるモニタ装置
JP2006297671A (ja) 射出成形機の画面表示制御装置
CN111610754B (zh) 画面制作装置和画面制作系统
JP3994090B2 (ja) 数値制御装置
JP2014002449A (ja) 仮想操作盤を表示する数値制御装置
JP2008176579A (ja) 機械の制御装置
JP4977488B2 (ja) 射出成形機
JP2004220362A (ja) 数値制御装置のインタロック診断表示方法
JP5346840B2 (ja) 射出成形機の段取支援方法及び装置
JPH0413725B2 (ja)
JP4091631B2 (ja) 機械の信号処理装置
JP2003061388A (ja) 電動機駆動装置のパラメータ設定方法及び電動機駆動装置
JP3079973U (ja) 機械モニター画面の構成
JP5152488B2 (ja) 作業機械の動作制御装置
JP3873773B2 (ja) 数値制御装置及び数値制御方法
JPH09258808A (ja) モーションコントローラプログラミング方式
WO2022269816A9 (ja) 数値制御装置、画面作成システム、及び数値制御装置が読み取り可能な命令を記憶する記憶媒体
JP2796532B2 (ja) 対話型数値制御装置のデータ入出力装置
JP2007210146A (ja) 射出成形機のデータ保存方法
JP2008191802A (ja) Ncプログラム編集装置、ncプログラム編集制御プログラム及びncプログラム編集制御用記録媒体
JPH077966A (ja) インバータ装置
JP2796498B2 (ja) 対話型数値制御装置のデータ入出力装置
EP1993012A2 (en) Numerical controller with function to add display screens

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050809

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060509

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070724

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070925

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080208

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees