JP2004217296A - 家庭用薄葉紙収納箱及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】積層された家庭用薄葉紙2…が内部に収納され、スリット31を有するフィルム3が上面に設けられた取出口11を被覆するように、内側の面に貼着され、前記スリットを通して内部の家庭用薄葉紙を取り出すことができる家庭用薄葉紙収納箱1において、前記スリットの長手方向の延長線およびその周囲の前記フィルム端部には、前記内面に貼着されていない非貼着部32が設けられており、前記フィルムの貼着部外周長さに対する前記非貼着部の割合が27〜45%であり、収納される家庭用薄葉紙の初期充填率が50〜56%である。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ティシューペーパー等の家庭用薄葉紙収納箱およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、家庭用薄葉紙の一つであるティシューペーパーを収納するティシューペーパー収納箱(以下、収納箱という。)には、収納箱の上面にティシューペーパーを取り出すための取出口が設けられている。通常、最初の使用時に、収納箱の上面に設けられたループ状のミシン目に沿って収納箱の一部を切り取ると、取出口が露出するようになっている(例えば、特許文献1など)。
【0003】
この取出口には、プラスチック製のフィルムが貼着され、取出口の全体を被覆している。このフィルムの中央部には直線状のスリットが設けられており、中身のティシューペーパーは、このスリットを通して外部へ引き出される。収納箱内部のティシューペーパーは2枚1組とされ、1組1組が継続して箱から取り出せるように交互に折り重ねられており、スリット6に保持されているティシューペーパー1組を外へ引き出したときに、次のティシューペーパー1組が収納箱1の内部からスリット6に保持される位置まで引き出される折り方となっている。即ち、フィルム5とスリット6は次のティシューペーパーを所定の位置に保持する役割も果たしている。
【0004】
しかし、このような収納箱1からティシューペーパーを引き出す時に、ティシューペーパーが破れる問題がある。
このような問題を解決するため、特許文献1記載の発明のように、スリットの両端部に開口部を設けるか、或いは直線状のスリット端点を起点として分岐したスリットを設けるようにしたものがある。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−130167号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1記載の発明のように、スリットの両端部に開口部を設けたり、直線状のスリット端点を起点として分岐したスリットを設ける場合には、製造時におけるスリット形成工程が従来の工程と異なるため、既存の設備の改造が必要となる。
【0007】
本発明の課題は、既存の設備の変更がなく、且つ家庭用薄葉紙を取り出す際のトラブルを低減した家庭用薄葉紙収納箱を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本課題を解決するため、本発明者が鋭意研究を重ねた結果、設備変更することなく、直線的なスリットのみで、家庭用薄葉紙を引き出す際のトラブルを低減した家庭用薄葉紙収納箱を開発するに至った。
【0009】
請求項1記載の発明は、例えば、図1〜4に示すように、積層された家庭用薄葉紙2…が内部に収納され、上面に設けられた取出口11を被覆するように、スリット31を有するフィルム3が内側の面に貼着され、前記スリットを通して内部の家庭用薄葉紙を取り出すことができる家庭用薄葉紙収納箱1において、
前記スリットの長手方向の延長線およびその周囲の前記フィルム端部には、前記内面に貼着されていない非貼着部32が設けられており、
前記フィルムの貼着部外周長さに対する前記非貼着部の割合が27〜45%であることを特徴とする。
【0010】
請求項1記載の発明によれば、フィルムの貼着部外周長さに対する非貼着部の割合が27〜45%であるため、取り出し抵抗が軽減されることとなって、設備変更することなく、家庭用薄葉紙を取り出す際のトラブルを低減させることができる。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の家庭用薄葉紙収納箱において、
収納される家庭用薄葉紙の初期充填率が50〜56%であることを特徴とする。
【0012】
請求項2記載の発明によれば、収納される家庭用薄葉紙の初期充填率が50〜56%であるので、請求項1記載の発明と同様の効果が得られる。
【0013】
請求項3記載の発明は、前記家庭用薄葉紙のシートの折り畳み軸方向の長さが200〜230mmであることを特徴とする。
【0014】
請求項3記載の発明によれば、家庭用薄葉紙のシートの折り畳み軸方向の長さが200〜230mmとされているので、ユーザの使い勝手を損なわず、家庭用薄葉紙を取り出す際のトラブルを低減させることができる。
【0015】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の家庭用薄葉紙収納箱において、
前記スリットは、当該家庭用薄葉紙収納箱を展開したときの長手方向に対して垂直な方向に設けられ、
収納される家庭用薄葉紙の長手方向と前記スリットの長手方向とが直交していることを特徴とする。
【0016】
請求項4記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、スリットは、当該家庭用薄葉紙収納箱を展開したときの長手方向に垂直な方向に設けられ、収納される家庭用薄葉紙の長手方向と前記スリットの長手方向とが直交しているので、フィルムの貼着がより効率的になって、生産性を向上させることができる。
【0017】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の家庭用薄葉紙収納箱において、
積層された家庭用薄葉紙束は、二つ折りされた状態で家庭用薄葉紙収納箱に収納されていることを特徴とする。
【0018】
請求項5記載の発明によれば、積層された家庭用薄葉紙束は、二つ折りされた状態で家庭用薄葉紙収納箱に収納されるタイプのものであっても、請求項4記載の発明と同様の効果が得られる。
【0019】
請求項6記載の発明は、家庭用薄葉紙収納箱の製造方法において、請求項1〜5の何れか一項に記載の家庭用薄葉紙収納箱を製造するにあたり、
家庭用薄葉紙収納箱基材における、組立後に前記上面となる面に設けられた前記取出口を被覆する前記フィルムを、前記フィルムの貼着部外周長さに対する前記非貼着部の割合が27〜45%となるように、内側の面に貼着するフィルム貼着工程と、
前記家庭用薄葉紙収納箱基材を家庭用薄葉紙収納箱に組み立てる組立工程と、
前記家庭用薄葉紙の長手方向と前記スリットの長手方向とが直交するように前記家庭用薄葉紙を初期充填率50〜56%で前記家庭用薄葉紙収納箱に充填する充填工程と、を備え、
前記フィルム貼着工程において、前記スリットが前記家庭用薄葉紙収納箱基材の長手方向に対して垂直な方向となるように、前記フィルムを前記家庭用薄葉紙収納箱基材に貼着することを特徴とする。
【0020】
請求項6記載の発明によれば、家庭用薄葉紙収納箱基材における、組立後に上面となる面に設けられた取出口を被覆するフィルムが、フィルムの貼着部外周長さに対する非貼着部の割合が27〜45%となるように内側の面に貼着される。このとき、スリットが家庭用薄葉紙収納箱基材の長手方向に対して垂直な方向となるように、フィルムが家庭用薄葉紙収納箱基材に貼着される。次いで、家庭用薄葉紙収納箱基材が家庭用薄葉紙収納箱に組み立てられ、家庭用薄葉紙の長手方向とスリットの長手方向とが直交するように家庭用薄葉紙が初期充填率50〜56%で家庭用薄葉紙収納箱に充填される。
従って、設備変更することなく、家庭用薄葉紙を取り出す際のトラブルを低減させることができる家庭用薄葉紙収納箱を製造することができる。
【0021】
また、フィルム貼着工程において、スリットが家庭用薄葉紙収納箱基材の長手方向に対して垂直な方向となるように、フィルムが家庭用薄葉紙収納箱基材に貼着されるので、家庭用薄葉紙収納箱基材へフィルムを貼着する作業が効率化され、生産性を向上させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明に係る家庭用薄葉紙収納箱の実施の形態をティシューペーパー収納箱により説明する。
図1は、ティシューペーパー収納箱の構造を示す分解斜視図である。
【0023】
図1に示すティシューペーパー収納箱(以下、収納箱という。)1は、例えば、1辺が90〜130mm、高さが80〜150mmの略キュービック型の収納箱であり、この収納箱1内にティシューペーパー2…が積層されて収納される。
【0024】
収納箱1は、収納箱1の上面にティシューペーパー2…を取り出すための取出口11が設けられている。通常、最初の使用時に、収納箱1の上面に設けられたループ状のミシン目に沿って収納箱1の一部(蓋部12)を切り、残ったミシン目に沿って折り曲げると、取出口11が露出するようになっている。
この取出口11には、収納箱1の内側の面に1辺が90〜130mmの大きさのポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリビニールアルコールなどのプラスチック製のフィルム3が貼着され、このフィルム3は取出口11の全体を被覆している。
【0025】
収納箱1内部のティシューペーパー2…は、このフィルム3により外部のチリや埃から守られ衛生的に保たれる。また、このフィルム3の中央部には直線状のスリット31が設けられており、中身のティシューペーパー2は、このスリット31を通して外部へ引き出すことができるようになっている。
なお、スリット31の長さは、ティシューペーパー2を取り出しやすいようスリット直線上の取出口11の長さの80〜120%に設定する。また、取出口11のスリット直線上の長さは収納箱1の一辺の長さに対し、60〜90%になっている。
【0026】
フィルム3は、図2に示すように、略矩形で4辺がスリット31の両端延長線上及びその周辺部分を除いて収納箱1の裏面に貼着されている。即ち、スリット31の両端延長線上及びその周辺部分には、貼着されていない部分である非貼着部32が設けられている。
【0027】
フィルム3の貼着部33の外周長さに対する非貼着部32の割合は、27〜45%とされている。
下限を27%としたのは、これを下回ると貼着部33に拘束されて取り出し抵抗が高くなり過ぎるからであり、上限を45%としたのは、これを超えると非貼着部32が大きすぎてスリット位置が安定せず、スリット31から出たティシューペーパー2の見た目が悪いとともに、ホールド性に劣るためティシューが収納箱1内に落ち込み易いからである。
【0028】
また、図2の展開図に示すように、収納箱1は、展開すると、側面−上面−側面−底面が一列となり、フィルム4のスリット41は、展開された収納箱1の長手方向に対して垂直な方向に設けられている。
ティシューペーパー2の大きさは、シートの折り畳み軸方向の長さが200〜230mm、軸方向に対し垂直方向の長さが180〜230mmの範囲とされている。
【0029】
ここで、シートの折り畳み軸方向の長さの下限を200mmとしたのは、これを下回るとユーザの使い勝手が悪くなるからである。即ち、取り出し抵抗を下げるためには、ティシューペーパー1枚当たりの大きさは小さい方が好ましい。一方、ユーザの立場からすれば、小さいと使い勝手が悪くなるので、なるべくティシューペーパー1枚当たりの大きさは大きい方が好ましい。このような相反する事情を鑑み、極力ティシューペーパー1枚当たりの大きさを減らさないようにした結果、かかる下限値を規定するに至った。また、後述するように、200mmを下回ると、ティシューペーパーを取り出す際の取り出し抵抗の減少率が臨界域に達し、サイズの減少による効果が小さく、その意味においても200mmが下限値である。
【0030】
また、シートの折り畳み軸方向長さの上限を230mmとしたのは、これを超えると取り出し抵抗が高くなって、使い初めの段階での取り出しトラブルが発生する可能性が高まるからである。なお、シートの折り畳み軸方向長さの最も好ましい範囲は210〜220mmである。この範囲では、充填率を適度に維持しつつ、使い初めの取り出しトラブル発生の可能性をより早い段階で軽減することができるからである。
【0031】
このティシューペーパー2…は、2枚が1組とされ、1組1組が継続して箱から取り出せるように交互に折り重ねられており、スリット31に保持されているティシューペーパー1組を外へ引き出したときに、次のティシューペーパー1組が収納箱1の内部からスリット31に保持される位置まで引き出される折り方となっている。
【0032】
また、積層されたティシューペーパー2…の束2aは、幅方向に沿って二つ折りにされた状態で収納箱1内に収納されている。そして、初期段階におけるティシューペーパー2…の充填率は、50〜56%とされている。
ここで、初期段階におけるティシューペーパー2…の充填率の下限を50%としたのは、これを下回るとティシューペーパー2…の枚数が減るか、或いはティシューペーパー1枚当たりの大きさが小さくなってしまうからである。即ち、取り出し抵抗を下げるためには、初期段階におけるティシューペーパー2…の充填率は低い方が好ましい。一方、充填率を低くするため、収納箱1の大きさを大きくしたのでは嵩張るため商品価値が低くなる。よって、収納箱1を大きくせず、取り出し抵抗を小さくしようとした結果、かかる下限値を規定するに至った。
【0033】
また、初期段階におけるティシューペーパー2…の充填率の上限を56%としたのは、これを超えると取り出し抵抗が高くなって、使い初めの段階での取り出しトラブルが発生する可能性が高まるからである。なお、初期段階におけるティシューペーパー2…の充填率の上限を53%とするとより好ましい。充填率がより低くなるため、使い初めの取り出しトラブル発生の可能性をより早い段階で軽減することができるからである。
【0034】
次に、上記したティシューペーパー収納箱の製造方法について説明する。
まず、図2に示すようなティシューペーパー収納箱基材1aを製造する。このとき、組立後上面となる面に、取出口11を形成するためのミシン目を入れる。
次いで、ティシューペーパー収納箱基材11aにおいて、組立後上面となる面に設けられた取出口11を被覆するフィルム3を貼着する(フィルム貼着工程)。
かかるフィルム3には予めスリット31が設けられ、このスリット31がティシューペーパー収納箱基材1aの長手方向に対して垂直な方向となるように、フィルム3をティシューペーパー収納箱基材1aに貼着する。また、フィルム3の端部には、ティシューペーパー収納箱基材1aに貼着されない非貼着部32が設けられ、貼着部33の外周長さに対する非貼着部32の割合が27〜45%となるように、内側の面に貼着する。
【0035】
次いで、図1に示すように、ティシューペーパー収納箱基材1aを、一側面のみ開くようにして収納箱1に組み立てる(組立工程)。
次いで、開放面から、ティシューペーパー2…の長手方向とスリット31の長手方向とが直交するようにティシューペーパー2…を初期充填率50〜56%で収納箱1に充填し(充填工程)、開放面を閉じる。
【0036】
以上説明した本発明にかかるティシューペーパー収納箱およびその製造方法によれば、フィルム3の貼着部33の外周長さに対する非貼着部32の割合が27〜45%であり、収納されるティシューペーパー2…の初期充填率が50〜56%であるので、取り出し抵抗が軽減されることとなって、設備変更することなく、ティシューペーパー2…を取り出す際のトラブルを低減させることができる。
【0037】
また、ティシューペーパー2…のシートの折り畳み軸方向の長さが200〜230mmとされているので、ユーザの使い勝手を損なわず、ティシューペーパー2…を取り出す際のトラブルを低減させることができる。
更に、スリット31は、当該ティシューペーパー収納箱1を展開したときの長手方向に垂直な方向に設けられ、収納されるティシューペーパー2…の長手方向とスリット31の長手方向とが直交しているので、フィルム3の貼着がより効率的になって、生産性を向上させることができる。
【0038】
また、ティシューペーパー収納箱基材1aにおける、組立後に上面となる面に設けられた取出口を被覆するフィルム3の貼着部33の外周長さに対する非貼着部32の割合が27〜45%となるように内側の面に貼着される。このとき、スリット31がティシューペーパー収納箱基材1aの長手方向に対して垂直な方向となるように、フィルム3がティシューペーパー収納箱基材1aに貼着される。次いで、ティシューペーパー収納箱基材1aがティシューペーパー収納箱1に組み立てられ、ティシューペーパー2…の長手方向とスリット31の長手方向とが直交するようにティシューペーパー2…が初期充填率50〜56%でティシューペーパー収納箱1に充填される。
従って、設備変更することなく、ティシューペーパー2…を取り出す際のトラブルを低減させることができるティシューペーパー収納箱1を製造することができる。
【0039】
また、フィルム貼着工程において、スリット31がティシューペーパー収納箱基材1aの長手方向に対して垂直な方向となるように、フィルム3がティシューペーパー収納箱基材1aに貼着されるので、家庭用薄葉紙収納箱基材1aへフィルム3を貼着する作業が効率化され、生産性を向上させることができる。
【0040】
以上、ティシューペーパーを例にとり説明を行ったが、本発明はこれに限るものではなく、収納する対象が家庭用薄葉紙であれば、ボックス入りトイレットペーパーや、キッチンペーパー、クッキングペーパーなどの収納箱であってもよい。
また、家庭用薄葉紙は、2枚1組に限らず、3枚1組、4枚1組としても良い。
また、積層されたティシューペーパー束2aは、二つ折りされた状態でティシューペーパー収納箱1に収納されるタイプのもので説明したが、二つ折りにされずそのままティシューペーパー収納箱に収納されるタイプであってもよい。
【0041】
【実施例】
以下、本発明の実施例及び比較例について説明する。
[実施例1ー1、1−2、比較例1−1、1−2]
(ティシューペーパー収納箱、フィルムの寸法等)
ティシューペーパー収納箱の寸法:110×110×120mm、フィルムの寸法:100×100mm、スリット長さ:80mm、貼着部外周長さ:3600mm、非貼着部の長さ:0mm(比較例1−1)、20×2mm(比較例1−2)、50×2mm(実施例1−1)、80×2mm(実施例1−2)
【0042】
(ティシューペーパーの寸法等)
寸法:200×210mm、坪量:15.5g/m2、枚数:70W、ティシューペーパー収納箱への充填率:50.6%、密度:62.8kg/m3、ティシューペーパーの充填方法:積層したティシューペーパーの束を幅方向に沿って二つ折りにし、スリットとティシューペーパーの長手方向とが直交するようにしてティシューペーパー収納箱に充填した。
【0043】
(取り出し抵抗の測定方法)
電子天秤上に427gの鉄板を置き、この鉄板にティシューペーパーを収納したティシューペーパー収納箱を接着した。そして、上面よりティシューペーパーを1枚づつ取り出した。このとき、フィルムによる取り出し抵抗(gf)を電子天秤の値により測定した。測定した結果を表1に示す。
なお、この測定方法において、取り出し抵抗が100gf以下であれば、片手で無理なくティシューペーパーを取り出すことができるレベルである。
【0044】
[実施例2−1、2−2、比較例2−1、2−2]
以下、実施例1と同一部分の記載は省略した。
(ティシューペーパー収納箱、フィルムの寸法等)
非貼着部の長さ:0mm(比較例2−1)、20×2mm(比較例2−2)、50×2mm(実施例2−1)、80×2mm(実施例2−2)
(ティシューペーパーの寸法等)
寸法:200×220mm、ティシューペーパー収納箱への充填率:53%、密度:65.8kg/m3
(取り出し抵抗の測定方法)
実施例1と同様の方法により、ティシューペーパーの取り出し抵抗(gf)を測定した。その測定した結果を表1に示す。
【0045】
[実施例3−1、3−2、比較例3−1、3−2]
以下、実施例1と同一部分の記載は省略した。
(ティシューペーパー収納箱、フィルムの寸法等)
非貼着部の長さ:0mm(比較例3−1)、20×2mm(比較例3−2)、50×2mm(実施例3−1)、80×2mm(実施例3−2)
(ティシューペーパーの寸法等)
寸法:200×230mm、ティシューペーパー収納箱への充填率:56%、密度:65.8kg/m3
(取り出し抵抗の測定方法)
実施例1と同様の方法により、ティシューペーパーの取り出し抵抗(gf)を測定した。その測定した結果を表1に示す。
【0046】
[比較例0]
以下、実施例1と同一部分の記載は省略した。
(ティシューペーパー収納箱、フィルムの寸法等)
非貼着部の長さ:0mm
(ティシューペーパーの寸法等)
寸法:200×200mm、ティシューペーパー収納箱への充填率:48%、密度:59.8kg/m3
(取り出し抵抗の測定方法)
実施例1と同様の方法により、ティシューペーパーの取り出し抵抗(gf)を測定した。その測定した結果を表1に示す。
【0047】
【表1】
【0048】
[評価]
(ティシューペーパーのサイズの影響)
表1及び図3に示すように、シートの折り畳み軸方向の長さが200mmでは、ティシューペーパーを取り出していくと途中から臨界域に達し、取り出し抵抗の差がなくなる。つまり、200mmより小さくしても取り出し抵抗を減少させる効果は少ない。
【0049】
(非貼着部の影響)
表1に示すように、非貼着部32を設けていない場合(比較例0、比較例1−1、比較例2−1、比較例3−1)には、取り出し抵抗が、5枚目の時点でも100gfを超える。
これに対して、非貼着部32が50×2mmを超える場合(実施例1−1、1−2、実施例2−1、2−2、実施例3−1、3−2)、5枚目までには、取り出し抵抗が100gfを下回り、トラブルが発生することなく、ティシューペーパー2…を取り出すことができる。特に、非貼着部32が50×2mmを超える場合、即ち、貼着部33の外周長さに対する非貼着部32の割合が45%以上となると、取り出し抵抗が低くなる。図4に示すように、非貼着部32が20×2mm(11%)から50×2mm(27%)にかけて、取り出し抵抗が急激に低くなり、50×2mm(27%)を超えるとほぼ一定の値となる。
【0050】
また、特に、シートの折り畳み軸方向の長さが210mmの場合、ティシューペーパー2…の取り出しが2枚目から取り出し抵抗が100gfを下回ることとなって、更に良好である。
【0051】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、フィルムの貼着部外周長さに対する非貼着部の割合が27〜45%であるため、取り出し抵抗が軽減されることとなって、設備変更することなく、家庭用薄葉紙を取り出す際のトラブルを低減させることができる。
【0052】
請求項2記載の発明によれば、収納される家庭用薄葉紙の初期充填率が50〜56%であり、請求項1記載の発明と同様の効果が得られる。
【0053】
請求項3記載の発明によれば、家庭用薄葉紙のシートの折り畳み軸方向の長さが200〜230mmとされているので、ユーザの使い勝手を損なわず、家庭用薄葉紙を取り出す際のトラブルを低減させることができる。
【0054】
請求項4記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、スリットは、当該家庭用薄葉紙収納箱を展開したときの長手方向に垂直な方向に設けられ、収納される家庭用薄葉紙の長手方向と前記スリットの長手方向とが直交しているので、フィルムの貼着がより効率的になって、生産性を向上させることができる。
【0055】
請求項5記載の発明によれば、積層された家庭用薄葉紙束は、二つ折りされた状態で家庭用薄葉紙収納箱に収納されるタイプのものであっても、請求項4記載の発明と同様の効果が得られる。
【0056】
請求項6記載の発明によれば、家庭用薄葉紙収納箱基材における、組立後に上面となる面に設けられた取出口を被覆するフィルムの貼着部外周長さに対する非貼着部の割合が27〜45%となるように内側の面に貼着される。このとき、スリットが家庭用薄葉紙収納箱基材の長手方向に対して垂直な方向となるように、フィルムが家庭用薄葉紙収納箱基材に貼着される。次いで、家庭用薄葉紙収納箱基材が家庭用薄葉紙収納箱に組み立てられ、家庭用薄葉紙の長手方向とスリットの長手方向とが直交するように家庭用薄葉紙が初期充填率50〜56%で家庭用薄葉紙収納箱に充填される。
従って、設備変更することなく、家庭用薄葉紙を取り出す際のトラブルを低減させることができる家庭用薄葉紙収納箱を製造することができる。
また、フィルム貼着工程において、スリットが家庭用薄葉紙収納箱基材の長手方向に対して垂直な方向となるように、フィルムが家庭用薄葉紙収納箱基材に貼着されるので、家庭用薄葉紙収納箱基材へフィルムを貼着する作業が効率化され、生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すティシューペーパー収納箱の分解斜視図である。
【図2】図1のティシューペーパー収納箱を展開して示した展開図である。
【図3】シートサイズの取り出し抵抗への影響を示した図である。
【図4】1枚目の取り出し抵抗に対する非貼着部の影響を示した図である。
【符号の説明】
1 ティシューペーパー収納箱
1a ティシューペーパー収納箱基材
2 ティシューペーパー
2a ティシューペーパーの束
3 フィルム
11 取出口
31 スリット
32 非貼着部
33 貼着部
Claims (6)
- 積層された家庭用薄葉紙が内部に収納され、上面に設けられた取出口を被覆するように、スリットを有するフィルムが内側の面に貼着され、前記スリットを通して内部の家庭用薄葉紙を取り出すことができる家庭用薄葉紙収納箱において、
前記スリットの長手方向の延長線およびその周囲の前記フィルム端部には、前記収納箱に貼着されていない非貼着部が設けられており、
前記フィルムの貼着部外周長さに対する前記非貼着部の割合が27〜45%であることを特徴とする家庭用薄葉紙収納箱。 - 請求項1記載の家庭用薄葉紙収納箱において、
収納される家庭用薄葉紙の初期充填率が50〜56%であることを特徴とする家庭用薄葉紙収納箱。 - 請求項1又は2記載の家庭用薄葉紙収納箱において、
前記家庭用薄葉紙のシートの折り畳み軸方向の長さが200〜230mmであることを特徴とする家庭用薄葉紙収納箱。 - 請求項1〜3の何れか一項に記載の家庭用薄葉紙収納箱において、
前記スリットは、当該家庭用薄葉紙収納箱を展開したときの長手方向に対して垂直な方向に設けられ、
収納される家庭用薄葉紙の長手方向と前記スリットの長手方向とが直交していることを特徴とする家庭用薄葉紙収納箱。 - 請求項4記載の家庭用薄葉紙収納箱において、
積層された家庭用薄葉紙の束は、二つ折りされた状態で家庭用薄葉紙収納箱に収納されていることを特徴とする家庭用薄葉紙収納箱。 - 請求項1〜5の何れか一項に記載の箱入り家庭用薄葉紙収納箱を製造するにあたり、
家庭用薄葉紙収納箱基材における、組立後に前記上面となる面に設けられた前記取出口を被覆する前記フィルムを、貼着部外周の長さに対する前記非貼着部の割合が27〜45%となるように、内側の面に貼着するフィルム貼着工程と、
前記家庭用薄葉紙収納箱基材を家庭用薄葉紙収納箱に組み立てる組立工程と、
前記家庭用薄葉紙の長手方向と前記スリットの長手方向とが直交するように前記家庭用薄葉紙を初期充填率50〜56%で前記家庭用薄葉紙収納箱に充填する充填工程と、を備え、
前記フィルム貼着工程において、前記スリットが前記家庭用薄葉紙収納箱基材の長手方向に対して垂直な方向となるように、前記フィルムを前記家庭用薄葉紙収納箱基材に貼着することを特徴とする家庭用薄葉紙収納箱の製造方法。
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