JP2006182453A - 家庭用薄葉紙収納箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】 取出口にフィルムを設けなくとも、ティッシューペーパーの保持性及び取出性のよいティッシューペーパー収納箱を提供することである。
【解決手段】 家庭用薄葉紙が内部に収納され、上面の蓋部が破断用切目線に沿って切り取り可能に構成された家庭用薄葉紙収納箱において、前記破断用切目線は、前記家庭用薄葉紙収納箱の短手方向で互いに対向し前記蓋部の前記短手方向両端を区画する第一の切目線部分と、前記家庭用薄葉紙収納箱の長手方向で互いに対向し前記蓋部の前記長手方向両端を区画する第二の切目線部分とから構成され、前記第一の切目線部分はその前記長手方向中央が対向相手の前記第一の切目線部分に向けて円弧状に張り出すように形成され、前記第一の切目線部分同士の前記短手方向の最小隙間の幅は5mm以上であり、前記蓋部を切り取って形成される前記切取口の縁が連続してループ状をなしている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ティッシューペーパー等の家庭用薄葉紙を収納する家庭用薄葉紙収納箱に関するものである。
従来、家庭用薄葉紙の一つであるティッシューペーパーを収納するティッシューペーパー収納箱(以下、収納箱という。)には、収納箱の上面にティッシューペーパーを取り出すための取出口が設けられている。この取出口には、プラスチック製のフィルムが貼付され、取出口の全体を被覆している。このフィルムの中央部には直線状のスリットが設けられており、中身のティッシューペーパーは、このスリットを通して外部へ引き出される。このフィルムとスリットは次のティッシューペーパーを所定の位置に保持する役割を果たしている。
しかし、フィルムを貼付するには、手間とコストがかかることに加え、環境上の理由によりフィルムと紙を分別回収する必要があるという問題があった。
そこで、かかる問題を解決するため、収納箱の頂壁の中央部にティッシューペーパー取出孔を設ける一方、フィルムを貼付せずにティッシューペーパー取出孔の両端部にティッシューペーパーの端部を挟み込んで抑止しうるフラップ状の抑止板部を設けた収納箱が提案されている(例えば、特許文献1)。
実開昭63−144492号公報
しかしながら、上記実用新案文献1記載の収納箱の場合、ティッシューペーパーの両端部をフラップ状の抑止板部で挟むことによりティッシューペーパーを保持していたため、抑止板部の抑止力や取出口の開口面積に依存され、ティッシューペーパーの保持性が安定しないという問題点があった。
本発明の課題は、取出口にフィルムを設けなくとも、家庭用薄葉紙の保持性及び取出性のよい家庭用薄葉紙収納箱を提供することである。
本課題を解決するため、本発明者が鋭意研究を重ねた結果、家庭用薄葉紙の取出口にフィルムを設けなくとも、取出口に突出させた羽部の形状と間隙を調整することにより家庭用薄葉紙を好適に保持しつつ、容易に取り出すことができる家庭用薄葉紙収納箱を開発するに至った。
請求項1に記載の発明は、例えば、図1、2、4に示すように、交互に折り畳まれて積層された家庭用薄葉紙(例えば、ティッシュペーパー2)が内部に収納され、上面(1a)の蓋部(12,120)が破断用切目線(12b,S)に沿って切り取り可能に構成され、該蓋部を切り取って形成される切取口(11,110)を通して内部の家庭用薄葉紙を取り出すことができるように構成された略直方体状で上面長方形の家庭用薄葉紙収納箱(例えば、ティッシューペーパー収納箱1)において、前記破断用切目線は、前記家庭用薄葉紙収納箱の短手方向で互いに対向し前記蓋部の前記短手方向両端を区画する第一の切目線部分と、前記家庭用薄葉紙収納箱の長手方向で互いに対向し前記蓋部の前記長手方向両端を区画する第二の切目線部分とから構成され、前記第一の切目線部分はその前記長手方向中央が対向相手の前記第一の切目線部分に向けて円弧状に張り出すように形成され、前記第一の切目線部分同士の前記短手方向の最小隙間の幅は5mm以上であり、前記蓋部を切り取って形成される前記切取口の縁が連続してループ状をなす、ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の家庭用薄葉紙収納箱において、前記蓋部(12,120)の前記長手方向両側に該長手方向外側に向けて張り出す円弧状部分が形成されるように前記第二の切目線部分が形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の家庭用薄葉紙収納箱において、前記長手方向における前記切取口の最大長さ部分が該長手方向外側に向けて円弧状に張り出すように前記第二の切目線部分が形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3いずれか一項に記載の発明において、前記長手方向における前記切取口の最大長さが前記家庭用薄葉紙収納箱の長さの60%以上となるように前記第二の切目線部分が形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4いずれか一項に記載の家庭用薄葉紙収納箱において、前記蓋部には、指を挿入して該蓋部を取り除くための指穴(15)が設けられていることを特徴とする。
請求項1から5に記載の発明によれば、切取口の長手方向中央部における短手方向の隙間寸法は5mm以上となるので、家庭用薄葉紙の取出性がよく、また、円弧状に形成された左右の縁に家庭用薄葉紙が保持されることとなって、切取口にフィルムを設けなくても済むことになる。
また、切取口を閉塞するための蓋部が設けられているので、使用前は取出口が蓋された状態となることとなって、外部からゴミ等の侵入を防止することができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、家庭用薄葉紙収納箱の長手方向の長さに対する切取口の長手方向の最大長さの割合が60%以上であるので、取出性に優れたものとなる。
また、請求項5に記載の発明によれば、指を挿入可能な指穴が設けられているので、指穴に指を入れて蓋部を破断用切目線に沿って切り取ることができることとなって、蓋部の切り取りが容易となる。
以下、図を参照して本発明に係る家庭用薄葉紙収納箱の実施の形態をティッシューペーパー収納箱により説明する。
図1は、ティッシューペーパー収納箱の構造を示す分解斜視図である。
図1に示すティッシューペーパー収納箱(以下、収納箱という。)1は、例えば、長手方向の長さ(A)が160〜250mm、短手方向の長さ(B)が100〜120mm、高さ(C)が50〜120mmの略直方体状に形成された収納箱であり、この収納箱1内にティッシューペーパー2…が積層されて収納される。
収納箱1は、収納箱1の上面1aにティッシューペーパー2…を取り出すための取出口11が設けられている。通常、最初の使用時に、収納箱1の上面1aに設けられたループ状の破断用切目線(S)に沿って収納箱1の一部である蓋部12を切り取ることにより、切取口が開口して取出口11が形成されるようになっている。この場合、破断用切目線(S)はループ状となっているため、蓋部12を破断用切目線(S)に沿って切り取ると、切取口の縁も連続してループ状をなすことになる。なお、破断用切目線(S)は、収納箱1の短手方向で互いに対向し蓋部12の該短手方向両端を区画する第一の切目線部分と、収納箱1の長手方向で互いに対向し蓋部の該長手方向両端を区画する第二の切目線部分とから構成されている。
取出口11の対向する二つの長手縁部11a、11aには、他方に向かって突出する一対の羽部13、13が形成されている。羽部13の自由端部13a側は全体に亘って円弧状となっている。各々の羽部13の自由端部13aは、第一の切目線部分によって区画され、蓋部12を切り取った際に切取口の縁の一部を構成する。
また、羽部13の付け根部13bには、直線状の折目用線13cが設けられている。この折目用線13cは、付け根部13bに沿って押圧部材(図示省略)を型押しして形成した線状のくぼみであり、例えば、0.3mm程度くぼんでいる。
この折目用線13cを設けることにより、羽部13の起立を容易にするとともに、羽部13を起立させた場合、羽部13の自重による傾倒モーメントと付け根部13bの剛性による復元モーメントのバランスが取り易く、羽部13が起立状態を保ち易くなって、羽部による家庭用薄葉紙の保持性が向上する。
なお、取出口11は羽部13を起立させない状態では、蓋部12を切り取って形成される切取口に等しい。しかし、羽部13を起立させた場合には、取出口11が拡がり切取口よりも大きくなる。
この羽部13における長手縁部11aからの突出長さは、ティッシューペーパー2…が羽部13に保持される程度であればよく、5mm以上あることが望ましい。また、上限は特に限定されず、ティッシューペーパー2…の大きさや収納箱1の短手方向の長さ及び取出口11の大きさにより適宜決めて良い。
図2に示す一対の羽部13、13間の間隙(a)は、5mm以上とする。ここで、間隙(a)の下限を5mmとしたのは、これを下回ると、ティッシューペーパー2…を取り出す際の取出抵抗値が上昇して片手でスムーズにティッシューペーパー2…を取り出すことができないからである。また、上限は特に規定しないが、広すぎるとゴミや埃が収納箱1の内部に侵入し易くなるため、なるべく狭い方が好ましい。
また、取出口11の短手縁部11b、11bは円弧状になっている。この取出口11の短手縁部11b、11bは、第二の切目線部分によって区画され、蓋部12を切り取った際に切取口の縁の一部を構成する。
蓋部12は、切取口と同一の形状を有し、羽部13の長手方向に沿って延出する延出部14を備えている。この延出部14には、ループ状の破断用切目線12bが設けられ、この破断用切目線12bの内部に指を当てて力を加えると、破断用切目線12bの内部が収納箱1の内側に折れ曲がり、指を挿入可能な指穴15が形成されるようになっている。
ここで、延出部14の幅(D)は、20mm以上とする。20mm以上とした理由は、20mm程度ないと指穴15が設けられないからである。
ティッシューペーパー2は、その折り畳み軸方向の長さが100〜245mmとなっている。
このティッシューペーパー2…は、2枚が1組とされ、1組1組が継続して箱から取り出せるように交互に折り畳まれており、一方の羽部13に保持されているティッシューペーパー1組を外へ引き出したときに、次のティッシューペーパー1組が収納箱1の内部から他方の羽部13に保持される位置まで引き出される折り方となっている。つまり、ティッシューペーパー2…は、一組毎取り出す際、各羽部13に交互に保持される。
次に、取出口11の大きさは以下のように規定する。
取出口11の長手方向の長さは収納箱1の長手方向の長さに対して60%以上となるようにする。下限を60%と規定したのは、60%を下回ると、ティッシューペーパー2…の折り畳み軸方向の端部と取出口11の短手縁部11bとの接触抵抗が高くなり過ぎてティッシューペーパー2…の取り出し性が悪くなるからである。また、ティッシューペーパー2…の取り出し性の観点からは、取出口11の長手方向の長さは長い方が好ましいため、上限は、家庭用薄葉紙収納箱1の長手方向の長さと同じでよいが、デザイン的な観点からは、87%程度が望ましい。
以下、本発明の実施例及び比較例について説明する。
[実施例1〜4]
(ティッシューペーパー収納箱等)
収納箱1の寸法:250×115×50mm、羽部13の突出長さ:15〜16.5mm、とし、取出口11の長手方向の長さ(L)、収納箱1の幅(A)に対する取出口11の長手方向の長さ(L)の割合(α)、羽部13、13間の最小間隙(a)とした場合、取出口の寸法:L=160mm、α=64%、a=8mm(実施例1)、L=160mm、α=64%、a=5mm(実施例2)、L=150mm、α=60%、a=5mm(実施例3)、L=140mm、α=56%、a=5mm(実施例4)の試料にて実験を行った。
(ティッシューペーパーの寸法等)
寸法:197×229mm、坪量:11.0g/m2、枚数:200W、ティッシュー
ペーパー収納箱1への充填率:96%、密度:0.3g/cm3、ティッシューペーパー
2…の充填方法:ポップアップ式に折り畳んで積層したティッシューペーパー2…の束を充填した。
(取り出し抵抗の測定方法)
電子天秤上に427gの鉄板を置き、この鉄板にティッシューペーパー2…を収納したティッシューペーパー収納箱1を接着した。そして、上面よりティッシューペーパー2を1枚づつ取り出した。このときの取り出し抵抗(gf)を電子天秤の値により測定した。測定した結果を表1に示す。
なお、この測定方法において、取り出し抵抗が100gf以下であれば、片手で無理なくティッシューペーパー2…を取り出すことができるレベルである。
[比較例1]
(ティッシューペーパー収納箱等)
比較例2のティッシューペーパー収納箱200の平面図を図3に示す。
図3に示すティッシューペーパー収納箱(以下収納箱という。)200は、羽部213が取出口211の一方の長手縁部211aから他方の長手縁部211bにのみ突出して設けられている場合である。羽部213の自由端部213aは全体に亘って円弧形状を有している。また、蓋部212には、長手方向に延出した延出部214が設けられている。
図3に示す収納箱200の寸法:250×115×50mm、羽部213の突出長さ:20mmとし、取出口211の長手方向の長さ(L)、収納箱200の長手方向の長さ(A)に対する取出口211の長手方向の長さ(L)の割合(α)、羽部213の頂点と他方の長手縁部211bとの間の取出口211における間隙(a)とした場合、取出口の寸法:L=160mm、α=64%、a=10mm(比較例1−1)、L=180mm、α=72%、a=8mm(比較例1−2)、L=180mm、α=72%、a=5mm(比較例1−3)の試料にて実験を行った。
(ティッシューペーパーの寸法等)
実施例1〜4と同様のティッシューペーパーを使用した。
(取り出し抵抗の測定方法)
実施例1〜4と同様の方法により測定した。
Figure 2006182453
[評価]
(取出口と羽部の形状の影響)
表1に示すように、図3に示す羽部213が1枚の収納箱200の場合には、収納箱200の長手方向の長さ(A)に対する取出口211の長手方向の長さ(L)の割合(α)を72%としても取り出し抵抗値が100gf以上となる(比較例1−2、比較例1−3参照)。これに対し、図1に示す一対の羽部213を有する収納箱1の場合には、収納箱1の幅(A)に対する取出口11の長手方向の長さ(L)の割合(α)が60%以上あれば、取り出し抵抗値が100gf以下である。
また、収納箱200では、α=64%において、間隔(a)を10mmとした場合であっても、取り出し抵抗値が100gfを超えるが、収納箱1では、α=64%の場合、間隔(a)が5mmであれば、取り出し抵抗値が100gfを下回ることができる。
(取出口の長手方向の長さと間隙幅の影響)
表1に示すように、収納箱1の長手方向の長さ(A)に対する取出口11の長手方向の長さの割合(α)が60%を下回ると、1枚目の取り出し抵抗値が100gfを超えてしまう。
また、収納箱1の長手方向の長さ(A)に対する取出口11の長手方向の長さの割合(α)が60%以上で、且つ間隙(a)が5mm以上であれば、取り出し抵抗値が1枚目から100gf以下となる。
以上により、収納箱1のように、取出口11の長手縁部11aの両方から、一対の羽部13を突出させることによって、収納箱200のように一方の長手縁部211aのみから羽部213を突出させる場合と比べて、隙間(a)を狭くしてもティッシューペーパー2の取り出し抵抗値を低くすることができるという結果が得られた。
また、取り出し抵抗値を最初から100gf以下にするためには、収納箱1の長手方向の長さ(A)に対する取出口11の長手方向の長さ(L)の割合(α)を60%以上にし、且つ間隙(a)を5mm以上にしなければならないという結果が得られた。
以上説明した本発明に係るティッシューペーパー収納箱1において、ティッシューペーパー収納箱1の長手方向の長さ(A)に対する取出口11の長手方向の長さ(L)の割合が60%以上であり、取出口11の長手縁部11a、11aから取出口11側に突出する一対の羽部13の角が面取りされ、羽部13、13間の最小隙間(a)が5mm以上とされているものでは、羽部13間に挟まれたティッシューペーパー2…が羽部13に適度の保持力によって保持されることとなって、取出口11にフィルムを設けなくとも、ティッシューペーパー2…の保持性及び取出性のよいティッシューペーパー収納箱1を提供することができる。
即ち、ティッシューペーパー2…は交互に折り畳まれているので、ティッシューペーパー2…を取り出す毎に左右の羽部13、13にティッシューペーパー2…が交互に保持されることとなって、ティッシューペーパー2…を効果的に保持することができるとともに、一対の羽部13、13間の最小隙間の幅を5mm以上とすることで、取出性の向上も図れる。
特に、羽部13の自由端部13aの形状が全体に亘って円弧状であるため、ティッシューペーパー2…を取り出す時に羽部13にティッシューペーパー2…が引っかかることなくスムーズに取り出すことができる。
また、蓋部12が設けられ、蓋部12には、取出口11と羽部13、13の自由端部13aの形状に沿って破断用切目線(S)が設けられているので、使用前は取出口11が蓋部された状態となることとなって、外部からゴミ等の侵入を防止することができる。
また、蓋部12は、一方の長手縁部11a側に、その長手方向に沿って延出する幅20mm以上の延出部14に、指を挿入可能な指穴15が設けられているので、指穴15に指を入れて蓋部12を破断用切目線12bに沿って切り取ることができることとなって、蓋部12の切り取りが容易となる。
[変形例]
図4は、取出口の変形例を示したティッシューペーパー収納箱の平面図である。
なお、図1の収納箱1と同じ部分については同一の符号を付して、説明を省略する。
図4に示すティッシューペーパー収納箱(以下、収納箱という。)100の蓋部120に設けられた延出部140には、指穴150用の破断用切目線120bが形成されていて、蓋部120の切り取りが容易にできるようになっている。この場合の破断用切目線120bは、収納箱100の短手方向で互いに対向し蓋部120の該短手方向両端を区画する第一の切目線部分と、収納箱100の長手方向で互いに対向し蓋部の該長手方向両端を区画する第二の切目線部分とから構成されている。
そして、蓋部120を破断用切目線Sに沿って切り取ることにより、切取口が開口して取出口110が形成されるようになっている。取出口110における長手縁部110aからは取出口中央に向かって突出する一対の羽部130、130が設けられている。そして、羽部130、130間の最小間隙(a)は、5mm以上となっている。また、取出口110の長手方向の長さ(L)は収納箱100の長手方向の長さ(A)に対して60%以上となるようにされている。
また、羽部130の付け根部130bには、取出口の短手方向外側に向けて円弧状の折目用線130cが設けられている。この折目用線130cは、付け根部130bに沿って押圧部材(図示省略)を型押しして形成した円弧状のくぼみであり、例えば、0.3mm程度窪んでいる。
この折目用線130cを設けることにより、羽部130の付け根部130bに取出口の短手方向外側に向けて円弧状の折目用線130cが設けてあるため、羽部130を起立させた場合、羽部130の自重による傾倒モーメントより付け根部130bの剛性による復元モーメントが大きくなり、ティッシューペーパー2…を取出後、羽部130が元の状態に戻り易くなって、次のティッシューペーパー2…が保持され易い。
このような形状の取出口110であっても、図1に示す収納箱1と同等のティッシューペーパーの保持性及び取り出し性を有する。
以上、ティッシューペーパーを例にとり説明を行ったが、本発明はこれに限るものではなく、収納する対象が家庭用薄葉紙であれば、ボックス入りトイレットペーパーや、キッチンペーパー、クッキングペーパーなどの収納箱であってもよい。
また、家庭用薄葉紙は、2枚1組に限らず、3枚1組、4枚1組としても良い。
また、羽部13の形状は、円弧形状のみならず、角が面取りされて丸くなった形状のものであれば、どのような形状のものであってもよい。
本発明の一実施形態を示すティッシューペーパー収納箱の分解斜視図である。 図1のティッシューペーパー収納箱の上面図である。 比較例のティッシューペーパー収納箱の分解斜視図である。 本発明の他の実施形態を示すティッシューペーパー収納箱の上面図である。
符号の説明
1、100 ティッシューペーパー収納箱(家庭用薄葉紙収納箱)
2、200 ティッシューペーパー(家庭用薄葉紙)
11、110 取出口
12、120 蓋部
13、130 羽部
13b、130b 折目用線
14、140 延出部
15、150 指穴

Claims (5)

  1. 交互に折り畳まれて積層された家庭用薄葉紙が内部に収納され、上面の蓋部が破断用切目線に沿って切り取り可能に構成され、該蓋部を切り取って形成される切取口を通して内部の家庭用薄葉紙を取り出すことができるように構成された略直方体状で上面長方形の家庭用薄葉紙収納箱において、
    前記破断用切目線は、前記家庭用薄葉紙収納箱の短手方向で互いに対向し前記蓋部の前記短手方向両端を区画する第一の切目線部分と、前記家庭用薄葉紙収納箱の長手方向で互いに対向し前記蓋部の前記長手方向両端を区画する第二の切目線部分とから構成され、前記第一の切目線部分はその前記長手方向中央が対向相手の前記第一の切目線部分に向けて円弧状に張り出すように形成され、前記第一の切目線部分同士の前記短手方向の最小隙間の幅は5mm以上であり、前記蓋部を切り取って形成される前記切取口の縁が連続してループ状をなす、
    ことを特徴とする家庭用薄葉紙収納箱。
  2. 前記蓋部の前記長手方向両側に該長手方向外側に向けて張り出す円弧状部分が形成されるように前記第二の切目線部分が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の家庭用薄葉紙収納箱。
  3. 前記長手方向における前記切取口の最大長さ部分が該長手方向外側に向けて円弧状に張り出すように前記第二の切目線部分が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の家庭用薄葉紙収納箱。
  4. 前記長手方向における前記切取口の最大長さが前記家庭用薄葉紙収納箱の長さの60%以上となるように前記第二の切目線部分が形成されていることを特徴とする請求項1から3いずれか一項に記載の家庭用薄葉紙収納箱。
  5. 前記蓋部には、指を挿入して該蓋部を取り除くための指穴が設けられていることを特徴とする請求項1から4いずれか一項に記載の家庭用薄葉紙収納箱。
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