JP2012051624A - 折畳式包装箱 - Google Patents

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Sekiya Matsuura
積弥 松浦
Makoto Ishitani
真 石谷
Sayaka Hara
早弥香 原
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Abstract

【課題】コンパクトに折り畳んだ状態を確実に維持でき、他の郵便物等の挟み込みを防止できるようにする。
【解決手段】前壁2から延びる内前板9の両側に折曲片11を連設し、蓋板5の先端から延びる蓋前片15の両側部に切込17を設け、蓋板5の中間部に両側に亘る方向の罫線18を入れ、解体に際し、蓋板5を開き、内前板9を跳ね上げ、前壁2と側壁3とを繋ぐ折込片6の斜罫線7に沿った折り曲げを伸ばして、前壁2を外側へ倒し、側壁3を内側へ倒して底壁1に重ねた状態で、底壁1と前壁2との境界の罫線、底壁1と後壁4との境界の罫線及び蓋板5の中間部の罫線18に沿って巻き込むように折り重ね、折曲片11を側方から巻き込むように折り曲げて切込17へ差し込み、折畳状態を維持する。
【選択図】図14

Description

この発明は、使用の前後に、扁平に折り畳むことができる包装箱に関するものである。
従来、下記特許文献1には、図23に示すように、折畳式の包装箱として、底壁51の周囲に前壁52、側壁53及び後壁54を連設して、後壁54から蓋板55を延出し、前壁52と側壁53とを繋ぐ折込片56を、底前部の角から延びる斜罫線57の一側で前壁52に貼り付け、側壁53と後壁54とを繋ぐ連結片58を折り重ねて後壁54に貼り付け、側壁53に底後部の角から延びる斜罫線59を入れたものが記載されている。
この包装箱は、折込片56の斜罫線57での折り曲げを伸ばし、側壁53を斜罫線59沿いに折り重ねて、前壁52を外側へ倒すと共に、側壁53及び後壁54を内側へ倒した折状態で、嵩張ることなく保管しておくことができる。
また、使用に際しては、側壁53の斜罫線59に沿った折り曲げを伸ばして、側壁53及び後壁54を起立させ、折込片56を斜罫線57沿いに折り重ねて、前壁52を起立させることにより、迅速に組み立てることができる。
実開昭47−32636号公報
ところで、例えば、通信販売で商品を顧客に配送するために使用した包装箱を、リサイクルの推進のため、業者宛に返送してもらう回収ルートが提案されている。
しかしながら、上記のような包装箱を、折畳状態でポストに投函すると、郵送の過程で他の郵便物が折り畳んだ包装箱の間に挟まって紛れてしまったり、包装箱の折り曲げが反発で復元してしまい、仕分けや配達作業に支障が生じるおそれがある。
そこで、この発明は、コンパクトに折り畳んだ状態を確実に維持でき、他の郵便物等の挟み込みを防止できるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、底壁の周囲に前壁、側壁及び後壁を連設して、後壁から蓋板を延出し、前壁と側壁とを繋ぐ折込片に斜折線を入れ、前壁及び側壁の起立に伴い、折込片を斜罫線沿いに折り重ねて組み立てる包装箱において、前壁の上端から延出されて内側下方へ向かう内前板の両側に、側壁の内面に沿う折曲片を連設し、前壁の両側部に切込を設け、解体に際し、蓋板を開き、内前板を跳ね上げ、折込片の折り曲げを伸ばして、前壁を外側へ倒し、側壁を内側へ倒して底壁に重ねた状態で、底壁と後壁との境界の罫線及び前壁と内前板との境界の罫線に沿って巻き込むように折り重ね、折曲片を側方から巻き込むように折り曲げて、切込へ差し込むことにより、折畳状態を維持することとしたのである。
また、基本形態が同様の包装箱において、前壁の上端から延出されて内側下方へ向かう内前板の両側に、側壁の内面に沿う折曲片を連設し、蓋板の先端から延びる蓋前片の両側部に切込を設け、蓋板の中間部に両側に亘る方向に延びる罫線を入れ、解体に際し、蓋板を開き、内前板を跳ね上げ、折込片の折り曲げを伸ばして、前壁を外側へ倒し、側壁を内側へ倒して底壁に重ねた状態で、底壁と前壁との境界の罫線、底壁と後壁との境界の罫線及び蓋板の中間部の罫線に沿って巻き込むように折り重ね、折曲片を側方から巻き込むように折り曲げて、切込へ差し込むことにより、折畳状態を維持することとしたのである。
さらに、基本形態が同様の包装箱において、蓋板の先端から延びる蓋前片の両側部及び蓋板の両側から延びる蓋側片の一方に差込片を、他方に切込を設け、底壁及び側壁の中間部に、両側に亘る方向及びその延長線上に延びる罫線を入れ、解体に際し、蓋板を開き、折込片の折り曲げを伸ばして、前壁を外側へ倒し、側壁を内側へ倒して底壁に重ねた状態で、底壁及び側壁の中間部の罫線、後壁と蓋板との境界の罫線及び蓋板と蓋前片との境界の罫線に沿って巻き込むように折り重ね、蓋側片を側方から巻き込むように折り曲げて、差込片を切込へ差し込むことにより、折畳状態を維持することとしたのである。
この発明に係る折畳式包装箱は、組み立てると、通常の包装箱と同様に使用でき、使用後には、扁平に解体し、前後方向及び側方から巻き込むように折り曲げて、コンパクトに折り畳んだ状態を確実に維持できるので、ポストへの投函が可能となる。また、折り重なった部分の間への他の郵便物の挟み込み等の事故を防止できる。
この発明に係る折畳式包装箱の第1実施形態のブランクを示す図 同上の組立状態を示す斜視図 同上の開蓋状態を示す斜視図 同上の折畳過程を示す斜視図 同上の折畳過程を示す斜視図 同上の折畳過程を示す斜視図 同上の折畳状態を示す斜視図 この発明に係る折畳式包装箱の第2実施形態のブランクを示す図 同上の組立状態を示す斜視図 同上の開蓋状態を示す斜視図 同上の折畳過程を示す斜視図 同上の折畳過程を示す斜視図 同上の折畳過程を示す斜視図 同上の折畳状態を示す斜視図 この発明に係る折畳式包装箱の第3実施形態のブランクを示す図 同上の組立状態を示す斜視図 同上の開蓋状態を示す斜視図 同上の折畳過程を示す斜視図 同上の折畳過程を示す斜視図 同上の折畳過程を示す斜視図 同上の折畳過程を示す斜視図 同上の折畳状態を示す斜視図 従来の折畳式包装箱の開蓋状態を示す斜視図
まず、この発明の第1実施形態を図1乃至図7に基づいて説明する。
この包装箱の段ボール製ブランクでは、長方形の底壁1の一方の長辺に前壁2が、両短辺に側壁3が、他方の長辺に後壁4がそれぞれ連設され、後壁4の頂部に蓋板5が連設されている。前壁2と側壁3とは折込片6で繋がれ、折込片6には、底前部の角から延びる斜罫線7が入れられている。斜罫線7は、一般の罫線とは逆方向へ折れ曲がる逆罫とされている。
前壁2の頂部には、頂板8、内前板9及び底重片10が順次連設され、底重片10の先端中央部には摘み10aが設けられている。内前板9の両側には折曲片11が連設され、折曲片11の先端には切込11aが、中間から内前板9寄りには2本の補助罫線11bが入れられている。内前板9と底重片10及び折曲片11との境界の罫線は、折曲抵抗を軽減するため断続的に切目を入れたリード罫とされている。
側壁3の先端には、蓋受片12が連設され、側壁3及び蓋受片12には、底後部の角から延びる斜罫線13が入れられている。斜罫線13は、一般の罫線とは逆方向へ折れ曲がる逆罫とされている。
後壁4の両側には、貼着片14が連設され、蓋板5の先端には、蓋前片15が連設されている。前壁2の頂板8寄りの両側部には、円弧状の切込16が入れられている。
このようなブランクから包装箱を製造する際には、予め側壁3を内側へ折り曲げ、斜罫線13に沿って折り返した状態で、折込片6を、前壁2との境界から斜罫線7までの部分において前壁2の裏面に貼り付け、貼着片14を、側壁3の裏面の斜罫線13より後方の部分に貼り付けておく。
そして、この包装箱を使用する際には、図2に示すように、前壁2及び側壁3の起立に伴い、折込片6を斜罫線7沿いに折り重ねる。
次に、折曲片11を側壁3の内面に沿って折り曲げつつ、頂板8及び内前板9を、折込片6を巻き込むように内側へ折り曲げて、底重片10を底壁1の上面に重ねる。
その後、箱内に商品を収納し、蓋受片12を内側へ折り曲げ、蓋板5を閉じて、蓋前片15を内前板9の内側に沿って箱内に差し込む。
このように商品を包装して顧客へ配送し、図3に示すように、蓋板5を開いて箱内から商品を取り出した後、不要となった包装箱は、以下のようにして解体し、折畳状態として業者へ返送することができる。
その手順としては、まず、図4に示すように、摘み10aを摘んで、内前板9を跳ね上げ、折曲片11の内前板9からの折り曲げを伸ばし、斜罫線7に沿った折込片6の折り曲げを伸ばして、前壁2を外側へ倒すと共に、側壁3を斜罫線13に沿って折り込むように内側へ倒す。蓋前片15は、蓋板5の裏側に折り重ねておく。
次に、図5及び図6に示すように、側壁3を底壁1に重ねた状態で、底壁1と後壁4との境界の罫線及び前壁2と内前板9との境界の罫線に沿って巻き込むように折り曲げ、図7に示すように、表裏反転させた状態で、折曲片11を側方から巻き込むように折り曲げて、切込16へ差し込む。
このとき、折曲片11を補助罫線11bに沿って屈曲させると、折曲片11を切込16へ容易に差し込むことができ、その先端の切込11aを切込16の内端に係合させると、折曲片11を安定させることができる。
このように折り畳むと、段ボールの反発を抑制して、コンパクトに折り畳んだ状態を確実に維持でき、ポストへの投函が可能となる。また、折り重なった部分の間への他の郵便物の挟み込み等の事故を防止できる。
次に、この発明の第2実施形態を図8乃至図14に基づいて説明する。なお、上記第1実施形態の各部と対応する部分には、同一の符号を使用する。
この包装箱の段ボール製ブランクでは、長方形の底壁1の一方の長辺に前壁2が、両短辺に側壁3が、他方の長辺に後壁4がそれぞれ連設され、後壁4の頂部に蓋板5が連設されている。前壁2及び後壁4と側壁3とは折込片6で繋がれ、折込片6には、底前部の角から延びる斜罫線7が入れられている。斜罫線7は、一般の罫線とは逆方向へ折れ曲がる逆罫とされ、その中間部には、折曲抵抗を抑制するL字状の切目が入れられている。
前壁2の先端には、頂板8及び内前板9が順次連設され、内前板9の先端両側部には係止爪9aが、先端中央部には凹部9bがそれぞれ設けられている。また、底壁1と前壁2との境界には、両側部に係止穴1aが設けられている。
内前板9の両側には折曲片11が連設され、折曲片11の先端には切込11aが、中間から内前板9寄りには補助罫線11bが入れられている。内前板9と折曲片11との境界の罫線は、折曲抵抗を軽減するため断続的に切目を入れたリード罫とされている。
側壁3の先端には、蓋受片12が連設され、蓋板5の先端には、蓋前片15が連設されている。蓋前片15の先端両側部には、鉤状の切込17が入れられている。また、蓋板5の中間部には、両側に亘る方向に延びる罫線18が2本平行に入れられている。
このようなブランクから包装箱を製造する際には、予め側壁3を内側へ折り曲げて、折込片6を、前壁2との境界から斜罫線7までの部分において前壁2及び後壁4の裏面に貼り付けておく。
そして、この包装箱を使用する際には、図9に示すように、前壁2、側壁3及び後壁4の起立に伴い、折込片6を斜罫線7沿いに折り重ねる。
次に、折曲片11を側壁3の内面に沿って折り曲げつつ、頂板8及び内前板9を、折込片6を巻き込むように内側へ折り曲げて、係止爪9aを係止穴1aに係合させる。
その後、箱内に商品を収納し、蓋受片12を内側へ折り曲げ、蓋板5を閉じて、蓋前片15を内前板9の内側に沿って箱内に差し込む。
このように商品を包装して顧客へ配送し、図10に示すように、蓋板5を開いて箱内から商品を取り出した後、不要となった包装箱は、以下のようにして解体し、折畳状態として業者へ返送することができる。
その手順としては、まず、図11に示すように、凹部9bに指を掛け、係止爪9aと係止穴1aとの係合を解除して、内前板9を跳ね上げ、折曲片11の内前板9からの折り曲げを伸ばし、斜罫線7に沿った折込片6の折り曲げを伸ばして、前壁2を外側へ倒すとと共に、側壁3を内側へ倒す。
次に、図12及び図13に示すように、側壁3を底壁1に重ねた状態で、底壁1と前壁2との境界の罫線及び底壁1と後壁4との境界の罫線に沿って順次巻き込むように折り重ね、さらに、図14に示すように、蓋板5の中間部の罫線18に沿って巻き込むように折り重ね、折曲片11を側方から巻き込むように折り曲げて、切込17へ差し込む。
このとき、折曲片11を補助罫線11bに沿って屈曲させると、折曲片11を切込17へ容易に差し込むことができ、その先端の切込11aを切込17の内端に係合させると、折曲片11を安定させることができる。
このように折り畳むと、段ボールの反発を抑制して、コンパクトに折り畳んだ状態を確実に維持でき、ポストへの投函が可能となる。また、折り重なった部分の間への他の郵便物の挟み込み等の事故を防止できる。
次に、この発明の第3実施形態を図15乃至図22に基づいて説明する。なお、上記第1及び第2実施形態の各部と対応する部分には、同一の符号を使用する。
この包装箱の段ボール製ブランクでは、長方形の底壁1の一方の長辺に前壁2が、両短辺に側壁3が、他方の長辺に後壁4がそれぞれ連設され、後壁4の頂部に蓋板5が連設されている。前壁2と側壁3とは折込片6で繋がれ、折込片6には、底前部の角から延びる斜罫線7が入れられている。斜罫線7は、一般の罫線とは逆方向へ折れ曲がる逆罫とされている。
前壁2の頂部には、頂板8、内前板9及び底重片10が順次連設され、底重片10の先端中央部には摘み10aが設けられている。内前板9と底重片10との境界の罫線は、折曲抵抗を軽減するため断続的に切目を入れたリード罫とされている。
側壁3には、底後部の角から延びる斜罫線13が入れられ、斜罫線13は、一般の罫線とは逆方向へ折れ曲がる逆罫とされている。
後壁4の両側には、貼着片14が連設され、その基端の罫線14aは、折曲抵抗を軽減し、かつ、容易に切断できるように、断続的に切目を入れたリード罫とされている。
蓋板5の先端には、蓋前片15が連設され、蓋板5の両側には、蓋側片19が連設されている。蓋前片15及び蓋側片19には、それぞれ蓋板5との境界に平行な罫線15a,19aが入れられている。
蓋前片15の先端寄り両側部には、差込片20が設けられ、差込片20の基端には、内方向が蓋前片15の先端側へ向かうように斜め方向に延びる補助罫線20aと、その内端に臨む凹部20bとが入れられている。また、蓋側片19の前端部には、スロット状の切込21が設けられている。
さらに、底壁1及び側壁3の中間部には、両側に亘る方向及びその延長線上に延びる罫線22が入れられてる。
このようなブランクから包装箱を製造する際には、予め側壁3を内側へ折り曲げて、斜罫線13に沿って折り返した状態で、折込片6を、前壁2との境界から斜罫線7までの部分において前壁2の裏面に貼り付け、貼着片14を、側壁3の裏面の斜罫線13より後方の部分に貼り付けておく。
そして、この包装箱を使用する際には、図16に示すように、前壁2及び側壁3の起立に伴い、折込片6を斜罫線7沿いに折り重ねる。
次に、頂板8及び内前板9を、折込片6を巻き込むように内側へ折り曲げて、底重片10を底壁1の上面に重ねる。
その後、箱内に商品を収納し、蓋板5を閉じて、蓋前片15及び蓋側片19を、それぞれ内前板9及び側壁3の内側に沿って箱内に差し込む。
このように商品を包装して顧客へ配送し、図17に示すように、蓋板5を開いて箱内から商品を取り出した後、不要となった包装箱は、以下のようにして解体し、折畳状態として業者へ返送することができる。
その手順としては、まず、図18に示すように、摘み10aを摘んで、内前板9を跳ね上げ、貼着片14の基端の罫線14aを切断し、斜罫線7に沿った折込片6の折り曲げを伸ばして、図19に示すように、前壁2を外側へ倒し、側壁3を内側へ倒して底壁1に重ね、内前板9を前壁2との境界の罫線に沿って折り重ねる。また、蓋前片15及び蓋側片19を外側へ倒しておく。
次に、図20及び図21に示すように、底壁1及び側壁3の中間部の罫線22に沿って折り重ね、後壁4と蓋板5との境界の罫線に沿って巻き込むように折り重ねる。
その後、図22に示すように、蓋側片19を蓋板5との境界の罫線及び罫線19aに沿って側方から巻き込むように折り曲げ、蓋前片15を蓋板5との境界の罫線及び罫線15aに沿って折り重ね、差込片20を切込21へ差し込む。
このとき、差込片20を補助罫線20aに沿って屈曲させると、差込片20を切込21へ容易に差し込むことができ、凹部20bを切込21の端縁に係合させると、差込片20を切込21から抜け止めすることができる。
このように折り畳むと、段ボールの反発を抑制して、コンパクトに折り畳んだ状態を確実に維持でき、ポストへの投函が可能となる。また、折り重なった部分の間への他の郵便物の挟み込み等の事故を防止できる。
なお、この実施形態では、蓋前片15に差込片20を、蓋側片19に切込21をそれぞれ設けたものを例示したが、これとは逆に、蓋前片15に切込21を、蓋側片19に差込片20をそれぞれ設けるようにしてもよい。
ところで、上記第1及び第3実施形態では、内前片9の先端に連設した底重片10を底壁1に重ね、第2実施形態では、内前板9の先端に設けた係止爪9aを底壁1の係止穴1aに係合させて、内前板9の迫り出しを防止するようにしたが、これらの実施形態には、いずれの迫出防止手段を適用してもよい。
また、上記第1及び第3実施形態では、貼着片14を貼り付けて側壁3と後壁4とを連結し、第2実施形態では、折込片6により側壁3と後壁4とを連結しているが、これらの実施形態では、いずれの構成により側壁3と後壁4とを連結してもよい。また、貼着片14を後壁4から延出して側壁3に貼り付けているが、貼着片14は、側壁3から延出して後壁4に貼り付けるようにしてもよい。
1 底壁
1a 係止穴
2 前壁
3 側壁
4 後壁
5 蓋板
6 折込片
7 斜罫線
8 頂板
9 内前板
9a 係止爪
9b 凹部
10 底重片
10a 摘み
11 折曲片
11a 切込
11b 補助罫線
12 蓋受片
13 斜罫線
14 貼着片
14a 罫線
15 蓋前片
15a 罫線
16 切込
17 切込
18 罫線
19 蓋側片
19a 罫線
20 差込片
20a 補助罫線
20b 凹部
21 切込
22 罫線

Claims (3)

  1. 底壁(1)の周囲に前壁(2)、側壁(3)及び後壁(4)を連設して、後壁(4)から蓋板(5)を延出し、前壁(2)と側壁(3)とを繋ぐ折込片(6)に斜折線(7)を入れ、前壁(2)及び側壁(3)の起立に伴い、折込片(6)を斜罫線(7)沿いに折り重ねて組み立てる包装箱において、
    前壁(2)の上端から延出されて内側下方へ向かう内前板(9)の両側に、側壁(3)の内面に沿う折曲片(11)を連設し、前壁(2)の両側部に切込(16)を設け、解体に際し、蓋板(5)を開き、内前板(9)を跳ね上げ、折込片(6)の折り曲げを伸ばして、前壁(2)を外側へ倒し、側壁(3)を内側へ倒して底壁(1)に重ねた状態で、底壁(1)と後壁(4)との境界の罫線及び前壁(2)と内前板(9)との境界の罫線に沿って巻き込むように折り重ね、折曲片(11)を側方から巻き込むように折り曲げて、切込(16)へ差し込むことにより、折畳状態を維持することを特徴とする折畳式包装箱。
  2. 底壁(1)の周囲に前壁(2)、側壁(3)及び後壁(4)を連設して、後壁(4)から蓋板(5)を延出し、前壁(2)と側壁(3)とを繋ぐ折込片(6)に斜折線(7)を入れ、前壁(2)及び側壁(3)の起立に伴い、折込片(6)を斜罫線(7)沿いに折り重ねて組み立てる包装箱において、
    前壁(2)の上端から延出されて内側下方へ向かう内前板(9)の両側に、側壁(3)の内面に沿う折曲片(11)を連設し、蓋板(5)の先端から延びる蓋前片(15)の両側部に切込(17)を設け、蓋板(5)の中間部に両側に亘る方向に延びる罫線(18)を入れ、解体に際し、蓋板(5)を開き、内前板(9)を跳ね上げ、折込片(6)の折り曲げを伸ばして、前壁(2)を外側へ倒し、側壁(3)を内側へ倒して底壁(1)に重ねた状態で、底壁(1)と前壁(2)との境界の罫線、底壁(1)と後壁(4)との境界の罫線及び蓋板(5)の中間部の罫線(18)に沿って巻き込むように折り重ね、折曲片(11)を側方から巻き込むように折り曲げて、切込(17)へ差し込むことにより、折畳状態を維持することを特徴とする折畳式包装箱。
  3. 底壁(1)の周囲に前壁(2)、側壁(3)及び後壁(4)を連設して、後壁(4)から蓋板(5)を延出し、前壁(2)と側壁(3)とを繋ぐ折込片(6)に斜折線(7)を入れ、前壁(2)及び側壁(3)の起立に伴い、折込片(6)を斜罫線(7)沿いに折り重ねて組み立てる包装箱において、
    蓋板(5)の先端から延びる蓋前片(15)の両側部及び蓋板(5)の両側から延びる蓋側片(19)の一方に差込片(20)を、他方に切込(21)を設け、底壁(1)及び側壁(3)の中間部に、両側に亘る方向及びその延長線上に延びる罫線(22)を入れ、解体に際し、蓋板(5)を開き、折込片(6)の折り曲げを伸ばして、前壁(2)を外側へ倒し、側壁(3)を内側へ倒して底壁(1)に重ねた状態で、底壁(1)及び側壁(3)の中間部の罫線(22)、後壁(4)と蓋板(5)との境界の罫線及び蓋板(5)と蓋前片(15)との境界の罫線に沿って巻き込むように折り重ね、蓋側片(19)を側方から巻き込むように折り曲げて、差込片(20)を切込(21)へ差し込むことにより、折畳状態を維持することを特徴とする折畳式包装箱。
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